JPH11236855A - 液体燃料の気化装置 - Google Patents

液体燃料の気化装置

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JPH11236855A
JPH11236855A JP10038712A JP3871298A JPH11236855A JP H11236855 A JPH11236855 A JP H11236855A JP 10038712 A JP10038712 A JP 10038712A JP 3871298 A JP3871298 A JP 3871298A JP H11236855 A JPH11236855 A JP H11236855A
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JP
Japan
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fuel
surge drum
liquid fuel
pressure
liquid
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JP10038712A
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English (en)
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Isao Harada
勲 原田
Hiroshi Suefusa
博 末房
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不活性ガスによるサージドラム内燃料を加圧
することを不要として装置が簡単化かつ低コスト化さ
れ、燃料ポンプの吸入側圧力を上昇せしめキャビテーシ
ョンの発生を防止した液体燃料の気化装置を提供する。 【解決手段】 燃料ポンプによりこれよりも高位にある
サージドラム内の液体燃料を、液体燃料管を通して気化
器に送るように構成された液体燃料の気化装置におい
て、上記燃料ポンプ出口から分岐されたミニマムフロー
配管に接続され、上記燃料ポンプ出口の液体燃料の一部
が導入されるとともに、上記サージドラムに接続される
フラッシュタンクと、同フラッシュタンク内の圧力を、
上記サージドラム内の液体燃料温度に対応させて制御す
る圧力制御弁と、上記フラッシュタンク内の燃料ガスを
液体燃料タンクに戻す燃料ガス戻り管とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン用燃料
の気化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、ガスタービン用液体燃料を気化
して燃料ガスを生成するガスタービン燃料気化装置の従
来の1例を示す系統図である。図2において、1は液体
燃料が収容される液体燃料タンク、2は燃料移送ポン
プ、7はサージドラム、13は液体燃料を加熱して気化
するための気化器、8は上記サージドラム7に溜められ
た液体燃料を上記気化器13に移送する燃料ポンプであ
る。
【0003】33は上記液体燃料タンク1とサージドラ
ム7とを接続する液体燃料管、34は上記サージドラム
7の底部と上記気化器13とを接続する液体燃料管であ
り、上記液体燃料管33に上記燃料移送ポンプが設けら
れ、上記液体燃料管34に上記燃料ポンプ8が設けられ
ている。6は上記サージドラム7の液面レベルを検出す
るサージドラムレベルトランスミッタ、5は上記液体燃
料管33に設けられて上記サージドラム7の液面レベル
を制御するサージドラムレベル制御弁であり、同制御弁
5は上記サージドラムレベルトランスミッタ6からの液
面レベル検出信号により作動するようになっている。
【0004】12は上記気化器13内の液面レベルを検
出する気化器レベルトランスミッタ、11は上記液体燃
料管34に設けられて、上記気化器13の液面レベルを
制御する気化器レベル制御弁であり、同制御弁11は上
記気化器レベルトランスミッタ12からの液面レベル検
出信号により作動するようになっている。
【0005】10は燃料ポンプミニマムフロー配管で、
上記液体燃料管34の燃料ポンプ8の下流側(出口側)
から分岐されて上記サージドラム7の上部(気相部)に
接続されている。9は同配管10を開閉する燃料ポンプ
ミニマムフロー制御弁である。
【0006】16は上記気化器13の燃料ガス出口に接
続された燃料ガス主配管で、上記気化器13で気化され
た燃料ガスが同配管16を通ってガスタービン(図示省
略)に供給されるようになっている。14は同燃料ガス
主配管16の開度を調整して燃料ガス圧力を制御する燃
料ガス圧力制御弁、15は燃料ガス主配管16の燃料ガ
スの圧力を検出する燃料ガス圧力トランスミッタであ
り、同燃料ガス圧力制御弁14は同トランスミッタ15
のガス圧力検出信号を受けて上記燃料ガス主配管16の
開度即ち燃料ガス圧力を制御するようになっている。4
は燃料移送ポンプミニマムフロー配管、3は同配管4を
開閉する燃料移送ポンプミニマムフロー制御弁である。
【0007】36は上記サージドラム7内に加圧用の窒
素ガスを供給するための窒素ガス供給管、17は上記サ
ージドラム7内のガス圧力を調整する(加圧側)圧力制
御弁である。また、37は上記サージドラム7内のガス
を抜き出すためのガス抜出管、18は該ガス抜出管37
に設けられて、上記サージドラム7内のガス圧力(減圧
側)を調整する圧力制御弁である。また43は上記サー
ジドラム7のガス抜き管である。
【0008】上記気化装置の稼働時において、液体燃料
タンク1内に収容された液体燃料は、燃料移送ポンプ2
によって、液体燃料管33内をサージドラム7内に送ら
れる。上記サージドラム7内の上部には窒素ガス供給管
36を通して加圧された窒素ガスが供給され、サージド
ラム7内の液体燃料を加圧することにより、燃料ポンプ
8の吸込側のキャビテーションを防止している。上記サ
ージドラム7内における窒素ガスの圧力は、窒素ガス供
給管36に設けられた圧力制御弁17及びガス抜出管3
7に設けられた圧力制御弁18の開度によって所定の高
圧に調整される。
【0009】上記燃料ポンプ8に対しては、上記のよう
にして圧力が所要の高圧に調整されたサージドラム7が
ヘッドタンクの機能をなしており、サージドラム7内の
高圧の液体燃料は、上記燃料ポンプ8によって液体燃料
管34内を気化器13に送られる。上記気化器13には
加熱蒸気供給元(図示省略)から蒸気管31を通って加
熱蒸気が供給されており、同気化器13内においては、
上記液体燃料を上記加熱蒸気により加熱してこれを気化
し、燃料ガスを生成する。上記加熱後の低温蒸気は蒸気
管32から系外に排出される。上記気化器13にて生成
された燃料ガスは燃料ガス主配管16を通ってガスター
ビン(図示省略)に送られる。この燃料ガス圧力は燃料
ガス圧力調整弁14の開度を調整することにより制御さ
れる。
【0010】上記サージドラム7内の液面レベルは、サ
ージドラムレベルトランスミッタ6により検出されてサ
ージドラムレベル制御弁5に伝送され、同制御弁5は、
上記検出信号に基づきその開度を調整する。また、上記
燃料ポンプ8出口の液体燃料の一部は燃料ポンプミニマ
ムフロー配管10を通ってサージドラム7へ戻される。
また、上記気化器13における液面レベルは、気化器液
面レベルトランスミッタ12で検出されて上記気化器レ
ベル制御弁11に伝送され、同制御弁11の開度を調整
することにより制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2に示される従来の
ガスタービン燃料の気化装置においては、燃料ポンプ8
内で高圧に加圧され、加温された液体燃料の一部が燃料
ポンプ8の吐出側から燃料ポンプミニマムフロー配管1
0を通って、同サージドラム7内に戻り、フラッシュ膨
張することにより気泡が発生し、これが燃料ポンプ8に
吸入されキャビテーションが発生するのを防止するた
め、上記燃料ポンプ8のヘッドタンクの機能を有するサ
ージドラム7内を窒素ガス等の不活性ガスで所定の圧力
に加圧している。
【0012】このように、上記従来のものにあっては、
サージドラム7内加圧用の窒素ガス等不活性ガスの供給
源を常時装備する必要があり、このため装置が大型化す
るとともにコスト高となる。また、かかる不活性ガスの
供給設備を有しないプラントにおいては上記気化装置の
設置が不可能となる。
【0013】本発明の目的は、不活性ガスによるサージ
ドラム内燃料を加圧することを不要として、装置が簡単
化かつ低コスト化されるとともに、燃料ポンプの吸入側
圧力を上昇せしめキャビテーションの発生を防止した液
体燃料の気化装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その要旨とする手段は、液体燃料タンク
内に収容された液体燃料をサージドラム内に移送し、同
サージドラムよりも低位にある燃料ポンプにより同サー
ジドラム内の液体燃料を、液体燃料管を通して同液体燃
料をガス化する気化器に送るように構成された液体燃料
の気化装置において、上記燃料ポンプ出口の液体燃料管
から分岐されたミニマムフロー配管と、同ミニマムフロ
ー配管に接続され上記燃料ポンプ出口の液体燃料の一部
が導入されるとともに、上記サージドラムに接続される
フラッシュタンクと、同フラッシュタンク内の圧力を上
記サージドラム内の液体燃料温度に対応させて制御する
圧力制御弁と、上記フラッシュタンク内の燃料ガスを上
記液体燃料タンクに戻す燃料ガス戻り管とを備えたこと
を特徴とする液体燃料の気化装置にある。
【0015】上記手段によれば、圧力制御弁により、フ
ラッシュタンクからサージドラムに戻される液体燃料の
圧力、温度はサージドラム内の圧力、温度と同一に保持
されることとなり、サージドラム内においてはフラッシ
ュ膨張の発生は無く、従って、サージドラムから燃料ポ
ンプの吸入側に送られる液体燃料中に上記フラッシュ膨
張に伴う気泡の発生も無い。これにより、かかる気泡に
よる燃料ポンプのキャビテーションの発生が防止され
る。
【0016】よって上記手段によれば、従来のもののよ
うな不活性ガスの供給設備を不要とすることとなり、装
置が簡単化されるとともに、コストが低減され、かかる
低コストの装置で以って上記キャビテーションの発生を
防止できる。
【0017】また余剰燃料ガスを従来のもののように大
気放出することなく、液体燃料タンクに回収することが
可能となり、燃料の節減が実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図1を参照して本発明の実施
形態につき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に
係るガスタービン用液体燃料気化装置の系統図である。
【0019】図1において、1は液体燃料が収容される
液体燃料タンク、2は燃料移送ポンプ、7はサージドラ
ム、13は液体燃料を加熱して気化するための気化器、
8は上記サージドラム7に溜められた液体燃料を上記気
化器13に移送する燃料ポンプである。33は上記液体
燃料タンク1とサージドラム7とを接続する液体燃料
管、34は上記サージドラム7の底部と上記気化器13
とを接続する液体燃料管であり、上記液体燃料管33に
上記燃料移送ポンプが設けられ、上記液体燃料管34に
上記燃料ポンプ8が設けられている。
【0020】6は上記サージドラム7の液面レベルを検
出するサージドラムレベルトランスミッタ、5は上記液
体燃料管33に設けられて上記サージドラム7の液面レ
ベルを制御するサージドラムレベル制御弁であり、同制
御弁5は上記サージドラムレベルトランスミッタ6から
の液面レベル検出信号により作動するようになってい
る。12は上記気化器13内の液面レベルを検出する気
化器レベルトランスミッタ、11は上記液体燃料管34
に設けられて、上記気化器13の液面レベルを制御する
気化器レベル制御弁であり、同制御弁11は上記気化器
レベルトランスミッタ12からの液面レベル検出信号に
より作動するようになっている。
【0021】16は上記気化器13の燃料ガス出口に接
続された燃料ガス主配管で、上記気化器13で気化され
た燃料ガスが同配管16を通ってガスタービン(図示省
略)に供給されるようになっている。14は同燃料ガス
主配管16開度を調整して燃料ガス圧力を制御する燃料
ガス圧力制御弁、15は燃料ガス主配管16の燃料ガス
の圧力を検出する燃料ガス圧力トランスミッタであり、
同燃料ガス圧力制御弁14は同トランスミッタ15のガ
ス圧力検出信号を受けて上記燃料ガス主配管16の開度
即ち燃料ガス圧力を制御するようになっている。4は燃
料移送ポンプミニマムフロー配管、3は同配管4を開閉
する燃料移送ポンプミニマムフロー制御弁である。また
43は上記サージドラム7のガス抜き管である。以上の
構成は図2に示す従来のものと同様である。
【0022】本発明の実施形態においては、図2に示す
従来技術における窒素ガスの供給装置を廃止し、代わり
に次のような構成を採っている。即ち、図1において2
0はフラッシュタンクであり、その入口には上記液体燃
料管34の燃料ポンプ8の下流側(出口側)から分岐さ
れた燃料ポンプミニマムフロー配管10が接続されてい
る。9は同配管10を開閉する燃料ポンプミニマムフロ
ー制御弁である。
【0023】41は上記フラッシュタンク20の下部
(液体貯溜部)と上記サージドラム7とを接続する液体
燃料管、35は上記フラッシュタンク20の上部(気相
部)と上記液体燃料タンク1とを接続する燃料ガス戻り
管である。21は上記燃料ガス戻り管35に設けられた
フラッシュタンク圧力制御弁で、上記サージドラム7内
の液体温度を検出するサージドラム液温計測トランスミ
ッタ22からの液温検出信号が回線42を介して伝送さ
れている。
【0024】上記のように構成された液体燃料の気化装
置の稼働時において、液体燃料タンク1内に収容された
液体燃料は、燃料移送ポンプ2によって液体燃料管33
内をサージドラム7内に送られる。上記サージドラム7
は、燃料ポンプ8の吸入側のヘッドタンクの機能をなし
ており、同サージドラム7内の液面レベルは、サージド
ラムレベルトランスミッタ6により検出されてサージド
ラムレベル制御弁5に伝送され、同制御弁5は、上記検
出信号に基づきその開度を調整する。
【0025】上記サージドラム7内に導入された液体燃
料はフラッシュタンク20内に生じる圧力に保持されて
燃料ポンプ8に送られ、同燃料ポンプ8によって液体燃
料管34内を気化器13に送られる。
【0026】上記気化器13には加熱蒸気供給元(図示
省略)から蒸気管31を通って加熱蒸気が供給されてお
り、同気化器13内においては、上記液体燃料を上記加
熱蒸気により加熱してこれを気化し、燃料ガスを生成す
る。上記加熱後の低温蒸気は蒸気管32から系外に排出
される。
【0027】また、上記気化器13における液面レベル
は、気化器液面レベルトランスミッタ12で検出されて
上記気化器レベル制御弁11に伝送され、同制御弁11
の開度を調整することにより制御される。上記気化器1
3にて生成された燃料ガスは燃料ガス主配管16を通っ
てガスタービン(図示省略)に送られる。この燃料ガス
圧力は燃料ガス圧力調整弁14の開度を調整することに
より制御される。
【0028】上記フラッシュタンク20には、上記燃料
ポンプ8出口の液体燃料の一部が燃料ポンプミニマムフ
ロー配管10を経て導入される。一方、上記サージドラ
ム7内の液体燃料の温度はサージドラム液温計測トラン
スミッタ22により検出されてフラッシュタンク圧力制
御弁21に伝送されている。そして同フラッシュタンク
圧力制御弁21においては、上記サージドラム内の液体
燃料温度の検出信号に基づきフラッシュタンク20内の
圧力を、サージドラム7内の上記液体燃料温度に相当す
る飽和圧力に制御する。
【0029】これにより、フラッシュタンク20から液
体燃料管41を通ってサージドラム7に戻される液体燃
料温度及び圧力は、サージドラム7内の液体燃料の温度
及び圧力と同一となり、サージドラム7内においてはフ
ラッシュ膨張は発生しない。従って、サージドラム7か
ら燃料ポンプ8の吸入側に送られる液体燃料中に上記フ
ラッシュ膨張に伴う気泡の発生が回避され、かかる気泡
による燃料ポンプ8のキャビテーションの発生が防止さ
れる。上記フラッシュタンク20にて液体燃料から分離
された燃料ガスは燃料ガス戻り管35を通って液体燃料
タンク1に戻される。
【0030】これにより、図2に示す従来のもののよう
に窒素ガス等の不活性ガスをサージドラム7に供給する
ことを必要とせずに、サージドラム7内でのフラッシュ
膨張及びこれに伴うキャビテーションの発生を回避する
ことができる。
【0031】また上記不活性ガスの使用が廃止できるの
で、図2に示す従来技術のようにサージドラム7からフ
レアスタック40を通して大気に放出していた余剰燃料
ガスを液体燃料タンク10に回収することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、圧力制御弁によりフラッシュタンクか
らサージドラムに戻される液体燃料の圧力、温度をサー
ジドラム内の圧力、温度と同一になるように制御するの
で、サージドラム内におけるフラッシュ膨張及び同フラ
ッシュ膨張に伴う気泡の発生が回避される。これにより
燃料ポンプのキャビテーションの発生を防止することが
できる。
【0033】また、本発明によれば,従来のもののよう
な不活性ガスの供給設備が不要となって、装置が簡単化
されるとともにコストが低減され、かかる簡単低コスト
の装置で以って上記キャビテーションの発生を確実に防
止することができる。
【0034】またフラッシュタンクにおける余剰燃料ガ
スを従来のもののように大気放出することなく、液体燃
料タンクに戻すので、燃料の節減がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るガスタービン用液体燃
料気化装置の系統図。
【図2】従来例を示す図1応当図。
【符号の説明】
1 液体燃料タンク 2 燃料移送ポンプ 5 サージドラムレベル制御弁 7 サージドラム 8 燃料ポンプ 10 燃料ポンプミニマムフロー配管 11 気化器レベル制御弁 13 気化器 14 燃料ガス圧力制御弁 16 燃料ガス主配管 20 フラッシュタンク 21 フラッシュタンク圧力制御弁 33,34 液体燃料管 35 燃料ガス戻り管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料タンク内に収容された液体燃料
    をサージドラム内に移送し、同サージドラムよりも低位
    にある燃料ポンプにより同サージドラム内の液体燃料
    を、液体燃料管を通して同液体燃料をガス化する気化器
    に送るように構成された液体燃料の気化装置において、
    上記燃料ポンプ出口の液体燃料管から分岐されたミニマ
    ムフロー配管と、同ミニマムフロー配管に接続され上記
    燃料ポンプ出口の液体燃料の一部が導入されるととも
    に、上記サージドラムに接続されるフラッシュタンク
    と、同フラッシュタンク内の圧力を上記サージドラム内
    の液体燃料温度に対応させて制御する圧力制御弁と、上
    記フラッシュタンク内の燃料ガスを上記液体燃料タンク
    に戻す燃料ガス戻り管とを備えたことを特徴とする液体
    燃料の気化装置。
JP10038712A 1998-02-20 1998-02-20 液体燃料の気化装置 Withdrawn JPH11236855A (ja)

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