JPH11236320A - 頭髪洗浄剤組成物 - Google Patents
頭髪洗浄剤組成物Info
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- JPH11236320A JPH11236320A JP4037798A JP4037798A JPH11236320A JP H11236320 A JPH11236320 A JP H11236320A JP 4037798 A JP4037798 A JP 4037798A JP 4037798 A JP4037798 A JP 4037798A JP H11236320 A JPH11236320 A JP H11236320A
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- Japan
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- component
- cationized
- amino acid
- hair
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低刺激性であり、洗浄時およびすすぎ時のきし
み感の無さおよび洗浄後のコンディショニング効果に優
れ、リンス、トリートメント等のコンディショニング効
果を損なわない頭髪洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】Ｎ−アシル酸性アミノ酸塩および／または
Ｎ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）および特定のカチ
オン化セルロース（成分Ｂ）および他のカチオン化高分
子（成分Ｃ）を併用する。
み感の無さおよび洗浄後のコンディショニング効果に優
れ、リンス、トリートメント等のコンディショニング効
果を損なわない頭髪洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】Ｎ−アシル酸性アミノ酸塩および／または
Ｎ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）および特定のカチ
オン化セルロース（成分Ｂ）および他のカチオン化高分
子（成分Ｃ）を併用する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪洗浄剤組成
物、さらに詳しくはＮ−アシル酸性アミノ酸塩および／
またはＮ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）および特定
のカチオン化セルロース（成分Ｂ）および他のカチオン
化高分子（成分Ｃ）を有効成分として含有する頭髪洗浄
剤組成物に関する。
物、さらに詳しくはＮ−アシル酸性アミノ酸塩および／
またはＮ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）および特定
のカチオン化セルロース（成分Ｂ）および他のカチオン
化高分子（成分Ｃ）を有効成分として含有する頭髪洗浄
剤組成物に関する。
【０００２】本発明の頭髪洗浄剤組成物は、低刺激性で
あり、洗浄時およびすすぎ時のきしみ感の無さおよび洗
浄後のコンディショニング効果に優れ、リンス、トリー
トメント等のコンディショニング効果を損なわない頭髪
洗浄剤組成物である。
あり、洗浄時およびすすぎ時のきしみ感の無さおよび洗
浄後のコンディショニング効果に優れ、リンス、トリー
トメント等のコンディショニング効果を損なわない頭髪
洗浄剤組成物である。
【０００３】
【従来の技術】頭髪洗浄剤組成物にはアニオン界面活性
剤が洗浄成分として配合される。これらの中で最も汎用
されるのがラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキ
ルエーテル硫酸塩である。これらは洗浄力、起泡力にお
いて優れるものの、洗浄時およびすすぎ時の指通りが悪
く、きしみ感が強く、洗浄後の頭髪の滑らかさが失われ
てぱさぱさした硬い感触となり、指通りが悪くなり、ま
た脱脂力が強すぎ、皮膚および眼粘膜に対する刺激性が
高いという問題点があった。
剤が洗浄成分として配合される。これらの中で最も汎用
されるのがラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキ
ルエーテル硫酸塩である。これらは洗浄力、起泡力にお
いて優れるものの、洗浄時およびすすぎ時の指通りが悪
く、きしみ感が強く、洗浄後の頭髪の滑らかさが失われ
てぱさぱさした硬い感触となり、指通りが悪くなり、ま
た脱脂力が強すぎ、皮膚および眼粘膜に対する刺激性が
高いという問題点があった。
【０００４】低刺激性のアニオン界面活性剤としてはＮ
−アシル酸性アミノ酸塩およびＮ−アシル中性アミノ酸
塩が汎用される。これらは低刺激性ではあるが、洗浄時
およびすすぎ時の指通りがやや悪く、きしみ感が強く、
また洗浄後の頭髪の滑らかさが失われ、ぱさぱさした硬
い感触となり、櫛通りが悪くなる等の問題点があった。
−アシル酸性アミノ酸塩およびＮ−アシル中性アミノ酸
塩が汎用される。これらは低刺激性ではあるが、洗浄時
およびすすぎ時の指通りがやや悪く、きしみ感が強く、
また洗浄後の頭髪の滑らかさが失われ、ぱさぱさした硬
い感触となり、櫛通りが悪くなる等の問題点があった。
【０００５】この様な不都合を解消するためにカチオン
化セルロース、カチオン化グァーガム等のカチオン化高
分子が汎用される。これらはコンディショニング効果に
優れるものの、効果を充分に発揮させるために配合する
と、すすぎ時および洗浄後に頭髪がごわつく、およびリ
ンス、トリートメントの効果を損なうという問題点があ
った。
化セルロース、カチオン化グァーガム等のカチオン化高
分子が汎用される。これらはコンディショニング効果に
優れるものの、効果を充分に発揮させるために配合する
と、すすぎ時および洗浄後に頭髪がごわつく、およびリ
ンス、トリートメントの効果を損なうという問題点があ
った。
【０００６】また、リンス、トリートメントの効果を損
いにくいカチオン化高分子として塩化Ｏ-［２-ヒドロキ
シ-３-（ラウリルジメチルアンモニオ）プロピル］ヒド
ロキシエチルセルロース等が知られているが、これらは
コンディショニング効果が不充分であった。
いにくいカチオン化高分子として塩化Ｏ-［２-ヒドロキ
シ-３-（ラウリルジメチルアンモニオ）プロピル］ヒド
ロキシエチルセルロース等が知られているが、これらは
コンディショニング効果が不充分であった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低刺
激性であり、洗浄時およびすすぎ時のきしみ感の無さお
よび洗浄後のコンディショニング効果に優れ、リンス、
トリートメント等のコンディショニング効果を損なわな
い頭髪洗浄剤組成物を提供することにある。
激性であり、洗浄時およびすすぎ時のきしみ感の無さお
よび洗浄後のコンディショニング効果に優れ、リンス、
トリートメント等のコンディショニング効果を損なわな
い頭髪洗浄剤組成物を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる実状
に鑑み鋭意研究した結果、Ｎ−アシル酸性アミノ酸塩お
よび／またはＮ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）およ
び特定のカチオン化セルロース（成分Ｂ）および他のカ
チオン化高分子（成分Ｃ）を併用することにより上記目
的が達成されることを見出し、このような知見に基づい
て本発明を完成した。
に鑑み鋭意研究した結果、Ｎ−アシル酸性アミノ酸塩お
よび／またはＮ−アシル中性アミノ酸塩（成分Ａ）およ
び特定のカチオン化セルロース（成分Ｂ）および他のカ
チオン化高分子（成分Ｃ）を併用することにより上記目
的が達成されることを見出し、このような知見に基づい
て本発明を完成した。
【０００９】即ち、本発明は、Ｎ−アシル酸性アミノ酸
塩およびＮ−アシル中性アミノ酸塩から選ばれる１種以
上（成分Ａ）、および下記一般式（１）で表されるカチ
オン化セルロース（成分Ｂ）、および他のカチオン化高
分子（成分Ｃ）を含有することを特徴とする頭髪洗浄剤
組成物に関する。
塩およびＮ−アシル中性アミノ酸塩から選ばれる１種以
上（成分Ａ）、および下記一般式（１）で表されるカチ
オン化セルロース（成分Ｂ）、および他のカチオン化高
分子（成分Ｃ）を含有することを特徴とする頭髪洗浄剤
組成物に関する。
【００１０】
【化４】
【００１１】［上記一般式（１）中、Ｒ1およびＲ2は炭
素原子数８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基また
はアルケニル基あるいは水素を表し、Ｒ3は炭素原子数
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、ｘは１０〜３０００の整数を表し、そし
てｙは１〜１０の整数を表す。］
素原子数８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基また
はアルケニル基あるいは水素を表し、Ｒ3は炭素原子数
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、ｘは１０〜３０００の整数を表し、そし
てｙは１〜１０の整数を表す。］
【００１２】また、本発明は成分Ａ、成分Ｂおよび成分
Ｃに加えて下記一般式（２）および（３）で表される界
面活性剤から選ばれる１種以上（成分Ｄ）を含有するこ
とを特徴とする頭髪洗浄剤組成物にも関する。
Ｃに加えて下記一般式（２）および（３）で表される界
面活性剤から選ばれる１種以上（成分Ｄ）を含有するこ
とを特徴とする頭髪洗浄剤組成物にも関する。
【００１３】
【化５】
【００１４】［上記一般式（２）中、Ｒ4は炭素原子数
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、Ｍ1は水素、アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属を表し、そしてｐは１〜３の整数を表す。］
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、Ｍ1は水素、アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属を表し、そしてｐは１〜３の整数を表す。］
【００１５】
【化６】
【００１６】［上記一般式（３）中、Ｒ5は炭素原子数
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、Ｍ2およびＭ3は各々独立に水素、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属を表し、ｑは１〜３の整
数を表し、そしてｒは０〜２の整数を表す。］
８〜２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケ
ニル基を表し、Ｍ2およびＭ3は各々独立に水素、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属を表し、ｑは１〜３の整
数を表し、そしてｒは０〜２の整数を表す。］
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【００１８】本発明に用いられる成分ＡのＮ−アシルア
ミノ酸塩は、例えば、高級脂肪酸クロライドとアミノ酸
とのアシル化反応を行い中和することにより容易に製造
することができる。
ミノ酸塩は、例えば、高級脂肪酸クロライドとアミノ酸
とのアシル化反応を行い中和することにより容易に製造
することができる。
【００１９】Ｎ−アシル酸性または中性アミノ酸のアシ
ル基の炭素原子数は８〜２２であり、該アシル基はこの
範囲内の鎖長の異なるものの混合物であってもよい。ま
た、アミノ酸の種類としては、グルタミン酸、アスパラ
ギン酸、アラニン、β−アラニン、スレオニン、グリシ
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン等が挙げられ、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニンおよ
びβ−アラニンが好ましく、より好ましくはグルタミン
酸、グリシンおよびアラニンであり、さらに好ましくは
グルタミン酸およびアラニンであり、特に好ましくはグ
ルタミン酸である。これらはＤ体、Ｌ体およびＤＬ体の
いずれも使用することができる。
ル基の炭素原子数は８〜２２であり、該アシル基はこの
範囲内の鎖長の異なるものの混合物であってもよい。ま
た、アミノ酸の種類としては、グルタミン酸、アスパラ
ギン酸、アラニン、β−アラニン、スレオニン、グリシ
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン等が挙げられ、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニンおよ
びβ−アラニンが好ましく、より好ましくはグルタミン
酸、グリシンおよびアラニンであり、さらに好ましくは
グルタミン酸およびアラニンであり、特に好ましくはグ
ルタミン酸である。これらはＤ体、Ｌ体およびＤＬ体の
いずれも使用することができる。
【００２０】また、上記Ｎ−アシルアミノ酸の塩として
は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アン
モニウム塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩、
リジン塩等が挙げられ、好ましくはナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩であ
り、より好ましくはカリウム塩、トリエタノールアミン
塩であり、さらに好ましくはトリエタノールアミン塩で
ある。
は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アン
モニウム塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩、
リジン塩等が挙げられ、好ましくはナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩であ
り、より好ましくはカリウム塩、トリエタノールアミン
塩であり、さらに好ましくはトリエタノールアミン塩で
ある。
【００２１】本発明に用いられる成分Ｂのカチオン化セ
ルロースの例としては塩化Ｏ-［２-ヒドロキシ-３-（ラ
ウリルジメチルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチ
ルセルロース、塩化Ｏ-［２-ヒドロキシ-３-（ジラウリ
ルメチルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセル
ロース等が挙げられ、市販品の例としてはアマコール社
の「クウォータリーソフトポリマーＬＭ−２００」等が
挙げられる。
ルロースの例としては塩化Ｏ-［２-ヒドロキシ-３-（ラ
ウリルジメチルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチ
ルセルロース、塩化Ｏ-［２-ヒドロキシ-３-（ジラウリ
ルメチルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセル
ロース等が挙げられ、市販品の例としてはアマコール社
の「クウォータリーソフトポリマーＬＭ−２００」等が
挙げられる。
【００２２】本発明に用いられる成分Ｃのカチオン化高
分子としては塩化Ｏ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメ
チルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセルロー
ス、塩化Ｏ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアン
モニオ）プロピル］グァーガム等のカチオン化グァーガ
ム、塩化Ｎ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアン
モニオ）プロピル］加水分解シルク等のカチオン化加水
分解蛋白、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリ
ルアミド共重合体等のアクリル系高分子等が挙げられ、
分子量およびカチオン化度の異なるものが多数市販され
ている。市販品の例としてはアマコール社の「ポリマー
ＪＲ−４００」、「ポリマーＬＭ−４００」、「ポリマ
ーＪＲ−３０Ｍ」、ライオン（株）の「レオガードＧ
Ｐ」、「リポフローＭＮ」、Ｍｅｙｈａｌｌ社の「ジャ
ガーＣ−１３−Ｓ」、成和化成（株）の「プロモイスＷ
−４２Ｑ」等が挙げられる。これらの中で、塩化Ｏ−
［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアンモニオ）プロ
ピル］ヒドロキシエチルセルロースおよびカチオン化グ
ァーガムが好ましく、さらに好ましくは、塩化Ｏ−［２
−ヒドロキシ−３−（トリメチルアンモニオ）プロピ
ル］ヒドロキシエチルセルロースである。
分子としては塩化Ｏ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメ
チルアンモニオ）プロピル］ヒドロキシエチルセルロー
ス、塩化Ｏ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアン
モニオ）プロピル］グァーガム等のカチオン化グァーガ
ム、塩化Ｎ−［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアン
モニオ）プロピル］加水分解シルク等のカチオン化加水
分解蛋白、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリ
ルアミド共重合体等のアクリル系高分子等が挙げられ、
分子量およびカチオン化度の異なるものが多数市販され
ている。市販品の例としてはアマコール社の「ポリマー
ＪＲ−４００」、「ポリマーＬＭ−４００」、「ポリマ
ーＪＲ−３０Ｍ」、ライオン（株）の「レオガードＧ
Ｐ」、「リポフローＭＮ」、Ｍｅｙｈａｌｌ社の「ジャ
ガーＣ−１３−Ｓ」、成和化成（株）の「プロモイスＷ
−４２Ｑ」等が挙げられる。これらの中で、塩化Ｏ−
［２−ヒドロキシ−３−（トリメチルアンモニオ）プロ
ピル］ヒドロキシエチルセルロースおよびカチオン化グ
ァーガムが好ましく、さらに好ましくは、塩化Ｏ−［２
−ヒドロキシ−３−（トリメチルアンモニオ）プロピ
ル］ヒドロキシエチルセルロースである。
【００２３】本発明の頭髪洗浄剤組成物におけるＮ−ア
シル酸性アミノ酸塩および／またはＮ−アシル中性アミ
ノ酸塩（成分Ａ）の配合量は特に制限されないが、洗浄
剤組成物全量の、好ましくは１〜３０重量％、より好ま
しくは５〜２０重量％、さらに好ましくは１０〜１８重
量％、特に好ましくは１２〜１５重量％である。１重量
％未満では泡立ちが不充分の場合がある。
シル酸性アミノ酸塩および／またはＮ−アシル中性アミ
ノ酸塩（成分Ａ）の配合量は特に制限されないが、洗浄
剤組成物全量の、好ましくは１〜３０重量％、より好ま
しくは５〜２０重量％、さらに好ましくは１０〜１８重
量％、特に好ましくは１２〜１５重量％である。１重量
％未満では泡立ちが不充分の場合がある。
【００２４】本発明の頭髪洗浄剤組成物における一般式
（１）で表されるカチオン化セルロース（成分Ｂ）の配
合量は、洗浄剤組成物全量の、０．０１〜３重量％が好
ましく、より好ましくは０．０５〜１重量％、さらに好
ましくは０．１〜０．３重量％である。０．０１重量％
未満では、リンスおよびトリートメントのコンディショ
ニング効果を損なう場合があり、３重量％を越えると髪
にごわつき感が生じる場合がある。
（１）で表されるカチオン化セルロース（成分Ｂ）の配
合量は、洗浄剤組成物全量の、０．０１〜３重量％が好
ましく、より好ましくは０．０５〜１重量％、さらに好
ましくは０．１〜０．３重量％である。０．０１重量％
未満では、リンスおよびトリートメントのコンディショ
ニング効果を損なう場合があり、３重量％を越えると髪
にごわつき感が生じる場合がある。
【００２５】本発明の頭髪洗浄剤組成物における他のカ
チオン化高分子（成分Ｃ）の配合量は、洗浄剤組成物全
量の、通常０．０１〜３重量％であり、好ましくは０．
１〜１重量％、より好ましくは０．１〜０．８重量％、
さらに好ましくは０．１５〜０．５重量％、特に好まし
くは０．２〜０．４重量％である。０．０１重量％未満
では洗髪時およびすすぎ時のきしみ感が強く、３重量％
を越えるとすすぎ時および洗浄後にごわつき感が生じ、
さらにリンスおよびトリートメントのコンディショニン
グ効果を損なう場合がある。
チオン化高分子（成分Ｃ）の配合量は、洗浄剤組成物全
量の、通常０．０１〜３重量％であり、好ましくは０．
１〜１重量％、より好ましくは０．１〜０．８重量％、
さらに好ましくは０．１５〜０．５重量％、特に好まし
くは０．２〜０．４重量％である。０．０１重量％未満
では洗髪時およびすすぎ時のきしみ感が強く、３重量％
を越えるとすすぎ時および洗浄後にごわつき感が生じ、
さらにリンスおよびトリートメントのコンディショニン
グ効果を損なう場合がある。
【００２６】また、成分Ｂの配合量と成分Ｃの配合量の
合計は、洗浄剤組成物全量の、０．１〜５重量％が好ま
しく、より好ましくは０．２〜３重量％であり、さらに
好ましくは０．３〜１重量％である。
合計は、洗浄剤組成物全量の、０．１〜５重量％が好ま
しく、より好ましくは０．２〜３重量％であり、さらに
好ましくは０．３〜１重量％である。
【００２７】成分Ｂと成分Ｃの配合量の比（重量比）は
（成分Ｂ）／（成分Ｃ）＝１０／１〜１／１０が好まし
く、より好ましくは２／１〜１／５であり、さらに好ま
しくは１／１〜１／４であり、特に好ましくは１／２〜
１／３である。
（成分Ｂ）／（成分Ｃ）＝１０／１〜１／１０が好まし
く、より好ましくは２／１〜１／５であり、さらに好ま
しくは１／１〜１／４であり、特に好ましくは１／２〜
１／３である。
【００２８】また、一般式（２）または（３）で表され
る界面活性剤（成分Ｄ）を併用することにより、洗髪
時、すすぎ時および洗髪後の指通りを改善することが出
来る。
る界面活性剤（成分Ｄ）を併用することにより、洗髪
時、すすぎ時および洗髪後の指通りを改善することが出
来る。
【００２９】一般式（２）で表される界面活性剤の例と
しては、ラウリルアミノプロピオン酸、ラウリルアミノ
プロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。
しては、ラウリルアミノプロピオン酸、ラウリルアミノ
プロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。
【００３０】一般式（３）で表される界面活性剤の例と
しては、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム等が
挙げられる。
しては、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム等が
挙げられる。
【００３１】一般式（３）で表される界面活性剤の方
が、一般式（２）で表される界面活性剤より好ましい。
が、一般式（２）で表される界面活性剤より好ましい。
【００３２】成分Ａと成分Ｄの比（重量比）は、１／１
０〜１０／１が好ましく、より好ましくは１／１〜５／
１である。
０〜１０／１が好ましく、より好ましくは１／１〜５／
１である。
【００３３】本発明の頭髪洗浄剤組成物は、シャンプ
ー、リンスインシャンプー、コンディショニングシャン
プー等として使用することができる。
ー、リンスインシャンプー、コンディショニングシャン
プー等として使用することができる。
【００３４】本発明の頭髪洗浄剤組成物において、本発
明の効果を阻害しない範囲において他の界面活性剤を併
用することもできる。
明の効果を阻害しない範囲において他の界面活性剤を併
用することもできる。
【００３５】界面活性剤の例としては、アルキル硫酸
塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸
塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキル
スルホコハク酸およびその誘導体の塩、アルキルザルコ
シンおよびその誘導体の塩、Ｎ-アルキル-Ｎ-メチル-β
-アラニン塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸塩、長鎖脂肪酸エチルエステルスルホン酸
塩、高級脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤；カルボベタ
イン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性
剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスル
ホベタイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型
両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イ
ミダゾリン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤；レシ
チン誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホル
ムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンス
テロールおよびその誘導体、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンラノリンおよびその誘導体、ポリオ
キシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アルカ
ノールアミド、シュガーエステル類、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸エステル、ポリオキシ
エチレングリセリルピログルタミン酸エステルのノニオ
ン界面活性剤；４級アンモニウム塩、アミドアミン類、
Ｎ-アシルアルギニンエステル塩、Ｎ-［３-アルキルオ
キシ-２-ヒドロキシプロピル］-Ｌ-アルギニン塩等のカ
チオン界面活性剤が挙げられる。なお、アニオン界面活
性剤の塩としてはナトリウム、マグネシウム、カリウ
ム、アンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、アルギニン、リジン塩等が挙げられる。
塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸
塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキル
スルホコハク酸およびその誘導体の塩、アルキルザルコ
シンおよびその誘導体の塩、Ｎ-アルキル-Ｎ-メチル-β
-アラニン塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸塩、長鎖脂肪酸エチルエステルスルホン酸
塩、高級脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤；カルボベタ
イン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性
剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスル
ホベタイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型
両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イ
ミダゾリン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤；レシ
チン誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホル
ムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンス
テロールおよびその誘導体、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンラノリンおよびその誘導体、ポリオ
キシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アルカ
ノールアミド、シュガーエステル類、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸エステル、ポリオキシ
エチレングリセリルピログルタミン酸エステルのノニオ
ン界面活性剤；４級アンモニウム塩、アミドアミン類、
Ｎ-アシルアルギニンエステル塩、Ｎ-［３-アルキルオ
キシ-２-ヒドロキシプロピル］-Ｌ-アルギニン塩等のカ
チオン界面活性剤が挙げられる。なお、アニオン界面活
性剤の塩としてはナトリウム、マグネシウム、カリウ
ム、アンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、アルギニン、リジン塩等が挙げられる。
【００３６】なお、上記の界面活性剤の他にも、本発明
の効果を阻害しない範囲で通常使用される各種添加剤を
添加することができる。例としては、蝋類、植物油、動
物系油脂、天然系油脂誘導体、鉱物系油脂、低級および
高級脂肪酸エステル、Ｎ-アシルグルタミン酸エステル
等の合成系油脂、シリコーン化合物、高分子物質、アル
コール類、多価アルコール、抽出物、アミノ酸、核酸、
ビタミン、酵素、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、抗酸化
剤、紫外線吸収剤、キレート剤、制汗剤、酸化染料、ｐ
Ｈ調整剤、パール化剤、湿潤剤等の化粧品原料基準、化
粧品種別配合成分規格、医薬部外品原料規格、日本薬局
方、食品添加物公定書記載の原料等が挙げられる。
の効果を阻害しない範囲で通常使用される各種添加剤を
添加することができる。例としては、蝋類、植物油、動
物系油脂、天然系油脂誘導体、鉱物系油脂、低級および
高級脂肪酸エステル、Ｎ-アシルグルタミン酸エステル
等の合成系油脂、シリコーン化合物、高分子物質、アル
コール類、多価アルコール、抽出物、アミノ酸、核酸、
ビタミン、酵素、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、抗酸化
剤、紫外線吸収剤、キレート剤、制汗剤、酸化染料、ｐ
Ｈ調整剤、パール化剤、湿潤剤等の化粧品原料基準、化
粧品種別配合成分規格、医薬部外品原料規格、日本薬局
方、食品添加物公定書記載の原料等が挙げられる。
【００３７】
【実施例】次に、試験例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら試験例における実施例に限
定されるものではない。
説明するが、本発明はこれら試験例における実施例に限
定されるものではない。
【００３８】試験例１ 下記第１表に示す組成（有姿重量％表示、総量１００
％）のシャンプーを調製し（比較例５点及び実施例５
点）、専門パネラー５名によりこれらシャンプーを使用
させ、さらに市販のリンスを用いてリンスした。この際
に、（ａ）洗浄時のきしみ感の弱さ、（ｂ）すすぎ時の
きしみ感の弱さ、（ｃ）すすぎ時の指通り、（ｄ）洗浄
後のコンディショニング性、（ｅ）洗浄後の指通り、そ
して（ｆ）リンス後のコンディショニング性について官
能評価を行った。
％）のシャンプーを調製し（比較例５点及び実施例５
点）、専門パネラー５名によりこれらシャンプーを使用
させ、さらに市販のリンスを用いてリンスした。この際
に、（ａ）洗浄時のきしみ感の弱さ、（ｂ）すすぎ時の
きしみ感の弱さ、（ｃ）すすぎ時の指通り、（ｄ）洗浄
後のコンディショニング性、（ｅ）洗浄後の指通り、そ
して（ｆ）リンス後のコンディショニング性について官
能評価を行った。
【００３９】なお、評価は以下に示す基準により行い、
平均値が４．５以上の場合を非常に良好（◎）、３．５
〜４．４の場合を良好（○）、２．５〜３．４の場合を
普通（△）、そして２．４以下の場合を不良（×）とし
て行った。
平均値が４．５以上の場合を非常に良好（◎）、３．５
〜４．４の場合を良好（○）、２．５〜３．４の場合を
普通（△）、そして２．４以下の場合を不良（×）とし
て行った。
【００４０】＜評価基準＞ （ａ）洗浄時のきしみ感の弱さ ５：きしみ感が弱い ４：ややきしみ感が弱い ３：普通 ２：ややきしみ感が強い １：きしみ感が強い （ｂ）すすぎ時のきしみ感の弱さ ５：きしみ感が弱い ４：ややきしみ感が弱い ３：普通 ２：ややきしみ感が強い １：きしみ感が強い （ｃ）すすぎ時の指通り ５：指通りが良い ４：やや指通りが良い ３：普通 ２：やや指通りが悪い １：指通りが悪い （ｄ）洗浄後のコンディショニング性 ５：コンディショニング効果がある ４：ややコンディショニング効果がある ３：普通 ２：ややコンディショニング効果がない １：コンディショニング効果がない （ｅ）洗浄後の指通り ５：指通りが良い ４：やや指通りが良い ３：普通 ２：やや指通りが悪い １：指通りが悪い （ｆ）リンス後のコンディショニング性 ５：コンディショニング効果がある ４：ややコンディショニング効果がある ３：普通 ２：ややコンディショニング効果がない １：コンディショニング効果がない
【００４１】
【表１】
【００４２】
【発明の効果】本発明によれば、低刺激性であり、洗浄
時およびすすぎ時のきしみ感の無さおよび洗浄後のコン
ディショニング効果に優れ、リンス、トリートメント等
のコンディショニング効果を損なわない頭髪洗浄剤組成
物を容易に得ることが出来る。
時およびすすぎ時のきしみ感の無さおよび洗浄後のコン
ディショニング効果に優れ、リンス、トリートメント等
のコンディショニング効果を損なわない頭髪洗浄剤組成
物を容易に得ることが出来る。
Claims (3)
- 【請求項１】Ｎ−アシル酸性アミノ酸塩およびＮ−アシ
ル中性アミノ酸塩から選ばれる１種以上（成分Ａ）、お
よび下記一般式（１）で表されるカチオン化セルロース
（成分Ｂ）、および他のカチオン化高分子から選ばれる
１種以上（成分Ｃ）を含有することを特徴とする頭髪洗
浄剤組成物。 【化１】 ［上記一般式（１）中、Ｒ1およびＲ2は炭素原子数８〜
２２の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル
基あるいは水素を表し、Ｒ3は炭素原子数８〜２２の直
鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表
し、ｘは１０〜３０００の整数を表し、そしてｙは１〜
１０の整数を表す。］ - 【請求項２】成分Ｃのカチオン化高分子が塩化Ｏ−［２
−ヒドロキシ−３−（トリメチルアンモニオ）プロピ
ル］ヒドロキシエチルセルロースおよび／またはカチオ
ン化グァーガムであることを特徴とする請求項１記載の
頭髪洗浄剤組成物。 - 【請求項３】成分Ａ、成分Ｂおよび成分Ｃに加えて下記
一般式（２）および（３）で表される界面活性剤から選
ばれる１種以上（成分Ｄ）を含有することを特徴とする
請求項１または２記載の頭髪洗浄剤組成物。 【化２】 ［上記一般式（２）中、Ｒ4は炭素原子数８〜２２の直
鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表
し、Ｍ1は水素、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
を表し、そしてｐは１〜３の整数を表す。］ 【化３】 ［上記一般式（３）中、Ｒ5は炭素原子数８〜２２の直
鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表
し、Ｍ2およびＭ3は各々独立に水素、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属を表し、ｑは１〜３の整数を表し、
そしてｒは０〜２の整数を表す。］
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037798A JPH11236320A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 頭髪洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037798A JPH11236320A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 頭髪洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236320A true JPH11236320A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12578967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4037798A Pending JPH11236320A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 頭髪洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236320A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015221762A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | 川研ファインケミカル株式会社 | 毛髪も含めた全身用固形洗浄剤組成物 |
| JP2017524690A (ja) * | 2014-08-13 | 2017-08-31 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | シャンプー組成物 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP4037798A patent/JPH11236320A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015221762A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | 川研ファインケミカル株式会社 | 毛髪も含めた全身用固形洗浄剤組成物 |
| JP2017524690A (ja) * | 2014-08-13 | 2017-08-31 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | シャンプー組成物 |
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