JPH11236251A - 複層ガラスの製造方法および装置 - Google Patents

複層ガラスの製造方法および装置

Info

Publication number
JPH11236251A
JPH11236251A JP10043536A JP4353698A JPH11236251A JP H11236251 A JPH11236251 A JP H11236251A JP 10043536 A JP10043536 A JP 10043536A JP 4353698 A JP4353698 A JP 4353698A JP H11236251 A JPH11236251 A JP H11236251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plates
die
glass
stage
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10043536A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Okino
直毅 沖野
Yuichi Onabeda
裕一 女部田
Yoshitaka Matsuyama
祥孝 松山
Masao Ito
昌男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP10043536A priority Critical patent/JPH11236251A/ja
Publication of JPH11236251A publication Critical patent/JPH11236251A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚のガラス板の大小に関係なく2枚のガラ
ス板を所定の間隔を保持して確実に移動させる。 【解決手段】 移動手段20,27の上にガラス板1,
2の下辺を載せ、案内手段7によりガラス板1,2相互
間に所定の間隔を保持するように平行に支持し、ガラス
板1,2を移動手段20,27により移動させ、ガラス
板1,2と相対移動するダイ6によりガラス板1,2間
の周縁部に樹脂材料を吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層ガラスの製造
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2枚のガラスの相互間に、ス
ペーサにより囲まれた中空層を形成し、この中空層に乾
燥ガスを封入することにより、高い断熱性と遮音性とを
備え、かつ曇りの発生を防止できる複層ガラスを製造す
ることが考えられている。
【0003】複層ガラスの製造方法としては、2枚のガ
ラス板を、両者間に所定の間隔が保持されるように支持
しながら樹脂材料を吐出するダイと相対移動させ、前記
2枚のガラス板間の周縁部に樹脂材料を吐出して樹脂製
スペーサを成形する方法が提案されている。
【0004】従来の複層ガラスを製造する方法として
は、特開平7−17748号がある。特開平7−177
48号に記載の発明は、矩形の2枚のガラス板の平行な
2辺の相互間に位置決めコロを配置することにより2枚
のガラス板の相互間隔を保持させ、この状態において、
2枚のガラス板とダイとを相対移動させて位置決めコロ
が配置されていない平行な他の2辺の相互間にダイを用
いて樹脂材料を押出すことによりスペーサを成形し、つ
ぎに前記位置決めコロを取外して該位置決めコロが配置
してあった2辺の相互間にダイを用いて樹脂材料を押出
すことによりスペーサを成形するようにしている。な
お、このとき、2枚のガラス板は略水平状態で取扱うこ
とを基本としている。
【0005】しかし、前記特開平7−17748号に記
載の発明では、2枚のガラス板の周縁部の平行な2辺に
スペーサを成形した後に、他の2辺にスペーサを成形す
るようにしているために、スペーサに4箇所の接続部が
存在することになる。このようにスペーサに多数の接続
部が存在すると、中空層の気密性が損われる頻度か高ま
り、気密性が確保されない場合には、中空層内部に湿気
が侵入することにより曇りを生じる問題があり、また断
熱性、遮音性も低下する問題がある。また、前記したよ
うに2枚のガラス板を水平状態で取扱うために、位置決
めコロなどにより間隔を保持する必要があるが、ガラス
板には常に撓みの問題が伴う。したがって、前記したよ
うにガラス板を水平な状態で取扱うようにしている特開
平7−17748号に記載の方法では、2枚のガラス板
間に所定の間隔を保持した状態でガラス板間の周縁部に
樹脂材料を吐出してスペーサを成形するものには不向き
と言える。
【0006】このために、2枚のガラス板を鉛直に立て
た状態でガラス板間の周縁部に樹脂材料を吐出してスペ
ーサを成形する方法が考えられている。
【0007】図16は、2枚のガラス板を鉛直に立てた
状態で取扱うようにした複層ガラスの製造方法の一例を
示す側面図、図17は、図16を左方から見た正面斜視
図であって、2枚のガラス板1,2は、その対向する面
とは反対側の面を吸着支持枠3に備えられた複数の吸着
パッド4によって吸着され、さらに2枚のガラス板1,
2の間に所定の間隔が保たれるようにしてローラ5上に
略鉛直に保持されるようになっており、前記吸着支持枠
3は支持脚3aが図示しない案内装置に沿って走行する
ことにより、前記ガラス板1,2を相互間に所定の間隔
を保持しながらガラス板面と平行かつ水平方向に移動す
るようになっている。
【0008】ガラス板1,2の縁部には、樹脂材料を吐
出するダイ6が臨むようになっている。図15は、ダイ
6の拡大側面図であって、ダイ6にはガラス板挿入部8
が形成されてガラス板1,2の縁部が入るようになって
おり、ガラス板1,2の対向する面とは反対側の面に、
ダイ6に設けてあるガラス板押さえ具9が当接するよう
になっている。
【0009】ダイ6のガラス板挿入部8における中央部
には、ガラス板押さえ具9に当接したガラス板1,2相
互間の縁部に向けて開口した樹脂吐出口10が設けてあ
って、この樹脂吐出口10には樹脂流路11が連通して
いる。このダイ6は、図16に示すようにスイベルジョ
イント12を備えた樹脂供給管13を介して図示しない
押出機に接続されていて、樹脂流路11には押出機から
樹脂材料が供給されるようになっている。そしてダイ6
は、鉛直に設けてある図示しないリニヤレールに沿っ
て、駆動モータなどにより鉛直に上下移動できるように
なっている。さらにダイ6は、図示しない回転モータな
どによりダイ6の軸線を中心として90度ずつ回転でき
るようになっている(図15)。
【0010】図17において吸着支持枠3を左方へ移動
させ、ガラス板1,2の右側の鉛直縁部がダイ6の下側
を通過するようにした後、ダイ6を下降させ、ダイ6の
ガラス板挿入部8(図15)のガラス板押さえ具9にガ
ラス板1,2の右側の鉛直縁部を支持させた状態で、樹
脂吐出口10から樹脂材料を吐出しながらダイ6を上昇
させると、ガラス板1,2の右側の鉛直縁部の間に樹脂
材料が注入される。
【0011】ダイ6がガラス板1,2の右側の鉛直縁部
の上端まで上昇すると、ダイ6の上昇を止めるとともに
反時計方向に90度回転し、吸着支持枠3とともにガラ
ス板1,2を右方へ移動させながら樹脂吐出口10から
樹脂材料を吐出すると、ガラス板1,2の上縁部の間に
樹脂材料が注入される。
【0012】このようにダイ6がガラス板1,2の縁部
に沿うようにガラス板1,2とダイ6とを相対移動さ
せ、ダイ6がガラス板1,2の角隅部に到達するとダイ
6を90度回転させることにより、2枚のガラス板1,
2間の周縁部に樹脂材料を注入して、樹脂製のスペーサ
が成形された複層ガラスを製造することができる。
【0013】このようにすると、ガラス板1,2間の周
縁部に一筆書きによる連続した樹脂材料の注入を行うこ
とができるので、ただ一つの接続部を有するスペーサを
成形することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した複層
ガラスの製造方法では、ガラス板1,2が大きい場合に
は大型の吸着支持枠3を必要とし、また図17に二点鎖
線で示すようにガラス板1,2が小さい場合には、ガラ
ス板1,2を吸着支持する吸着パッド4の数が少なくな
ってガラス板1,2の確実な保持ができなくなる問題が
あり、さらに、ダイ6と支持脚3aの動きが干渉すると
いう問題がある。また、上記したように吸着支持枠3に
よるガラス板1,2の間隔保持と移動の両方を1つの装
置で行わせる方式ではガラス板1,2の間隔、位置の精
度を出すことが困難であった。
【0015】本発明は、このような問題を解消し、ガラ
ス板の大小に関係なく2枚のガラス板を所定の間隔を精
度良く保持して確実に移動させることができ、ダイとの
干渉を生じることもない複層ガラスの製造方法および装
置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2枚のガラス板を両者間に所定の間隔が保持されるよう
に支持しながら、所定の断面形状で樹脂材料を吐出する
ダイと前記2枚のガラス板とをダイが2枚のガラス板間
の周縁部に沿うように相対移動させ、前記ダイから樹脂
材料を吐出して前記2枚のガラス板間の周縁部に樹脂製
スペーサを成形する複層ガラスの製造方法において、ガ
ラス板を水平方向に移動させる移動手段の上に前記2枚
のガラス板の下縁を載置し、前記2枚のガラス板のそれ
ぞれの対向しない側の面を案内手段に当接させて前記2
枚のガラス板を概略鉛直状態に支持し、樹脂製スペーサ
の成形前および/または成形中に前記所定の間隔を保持
しながら、前記移動手段の駆動により2枚のガラス板を
ガラス板面に平行かつ水平方向に移動させることを特徴
とする複層ガラスの製造方法、に係るものである。
【0017】請求項2記載の発明は、前記相対移動は、
樹脂スペーサの成形前に初めに2枚のガラス板が配置さ
れる第1ステージと次に前記2枚のガラス板が移送され
る第2ステージとの間に2枚のガラス板をガラス板面に
平行かつ水平方向に往復させる移動(A)と、第1ステ
ージと第2ステージとの間に配されたダイの鉛直方向の
移動(B)とからなり、移動(A)と移動(B)とを交
互に2回行うことにより2枚のガラス板間の周縁部の全
周にスペーサを成形するものであって、前記案内手段に
より第1ステージで前記2枚のガラス板間の間隔を保持
し、第1ステージと第2ステージとの間の移動時に前記
周縁部のうちのガラス板の水平辺にスペーサを成形し、
第1または第2ステージに2枚のガラス板が停止して滞
在しているときに前記ダイを移動させて前記周縁部のう
ちのガラス板の鉛直辺にスペーサを成形することを特徴
とする請求項1記載の複層ガラスの製造方法、に係るも
のである。
【0018】請求項3記載の発明は、間に所定の間隔が
保持されるように2枚のガラス板を概略鉛直に支持する
案内手段と、前記2枚のガラス板の下縁を支持して該ガ
ラス板をガラス板面に平行かつ水平方向に移動させる移
動手段と、鉛直方向に移動して前記2枚のガラス板間に
所定の断面形状で樹脂材料を吐出するダイとを有し、前
記2枚のガラス板とダイとを相対移動させながらダイか
ら樹脂材料を吐出して前記2枚のガラス板間の周縁部に
スペーサを形成するようにしたことを特徴とする複層ガ
ラスの製造装置、に係るものである。
【0019】請求項4記載の発明は、樹脂スペーサの成
形前に初めに2枚のガラス板が配置される第1ステージ
と次にガラス板が移送される第2ステージとを有し、前
記案内手段は第1ステージに備えられており、前記ダイ
は第1ステージと第2ステージとの間に配されているこ
とを特徴とする請求項3記載の複層ガラスの製造装置、
に係るものである。
【0020】請求項1〜4記載の発明によれば、ガラス
板を水平方向に移動させ移動手段の上に2枚のガラス板
の下縁を載置し、かつガラス板のそれぞれの対向しない
側の面を案内手段に当接させて2枚のガラス板間に所要
の間隔を保持した状態で概略鉛直状態に支持し、前記2
枚のガラス板の水平方向の移動とダイの上下方向の移動
とによる相対移動を行って、ダイから樹脂材料を吐出す
ることにより2枚のガラス板間の周縁部に樹脂製スペー
サを成形するようにしているので、ガラス板を鉛直に立
てた状態で取扱うことができ、よってガラス板が撓む問
題を防止できる。
【0021】さらに、2枚のガラス板の周縁部に樹脂材
料を連続した一筆書きに注入することができるので、製
造された複層ガラスには1箇所のみの接続部を有するス
ペーサを成形できるので、中空層の気密性の確保が容易
になる。
【0022】また、ガラス板の移動は移動手段で行い、
ガラス板の間隔保持は案内手段で行うようにしているの
で、従来のようにガラス板の間隔保持と移動とを1つの
装置で同時に行う方法に比して装置構成を簡略化できる
とともに、ガラス板の間隔保持と移動とを同時に行う装
置がダイ緩衝するような問題を生じることがない。しか
もガラス板の間隔保持と移動とを分けて行うことによ
り、ガラス板の大小に関係なく正確に間隔を保持して確
実に移動することができる。
【0023】前記の案内手段として、2枚のガラス板の
それぞれの対向しない側の面に当接する支持ローラと、
それぞれのガラス板が支持ローラに当接するようにガラ
ス板面を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、2
枚のガラス板の一方の対向しない側の面を傾斜状態に支
持する受けローラと、2枚のガラス板の他方の対向しな
い側の面に当接するように傾斜配置された支持ローラお
よびガラス板が支持ローラに当接するようにガラス板面
を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、または2
枚のガラス板の対向しない側の面を支持するベルトコン
ベヤと、ガラス板がベルトコンベヤに当接するようにガ
ラス板面を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、
を用いることによって、簡単な構成の案内手段にて2枚
のガラス板を所要の間隔に確実に保持することができ
る。
【0024】また、前記の移動手段としてコンベヤ装置
を用いることによって、簡単な構成の移動手段によりガ
ラス板を確実に移動できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の方法を実施する装
置を図面を参照しつつ説明する。
【0026】図4は、本発明の方法を実施する装置の一
例を示す斜視図であって、第1ステージS1において、
水平方向に長い吸引ボックス17,17が上方と下方と
に設けてあって、これらの吸引ボックス17,17の向
こう側にも、間隔をおいて水平方向に長い吸引ボックス
18,18が対称的に上方と下方とに設けられている。
吸引ボックス17,18の図4における右端側には、鉛
直方向に長い吸引ボックス19,19が、間隔をおいて
対称的に設けられている。そして上記吸引ボックス1
7,18,19は案内手段7の一部を構成している。吸
引ボックス18,19の下方には、図示しない駆動装置
によって正逆転可能な複数の移動用ローラ20aが、吸
引ボックス17,18の長手方向に水平に並ぶように設
けられていて移動手段20を構成している。そして間隔
をおいて対称的に設けてある吸引ボックス17,18,
19の間では、後述するように2枚のガラス板1,2が
移動されるようになっている。
【0027】図3は、案内手段7の一部を構成する吸引
ボックス18と、移動手段20の構成例を示す斜視図で
あって、吸引ボックス18は、長手方向に並ぶ多数の室
に区画されている。区画された各室の表面側には、ガラ
ス板1,2(図1参照)の表面に向いて開口している吸
引口21が設けられており、区画された各室の背面側に
は細い吸引ダクト22が取り付けられていて、各吸引ダ
クト22は、吸引ファン23によって吸引されている吸
引チャンバ24に接続されている。
【0028】吸引ダクト22が細いのは、吸引ボックス
18の区画された各室ごとに吸引抵抗を与えて圧損を大
きくするためで、太い吸引ダクト22を使用して、その
中に絞りを設けてもよい。
【0029】吸引ボックス18に区画された各室の上面
と下面には、支持ローラ25が吸引ボックス18の表面
から若干突出するようにして、水平に回転自在に取り付
けられており、上記吸引ボックス18と前記支持ローラ
25とによって案内手段7が構成されている。
【0030】他の吸引ボックス17にも同様に、図1に
示すようにガラス板1,2の表面に向いた吸引口21
と、吸引ダクト22、吸引ボックス17の表面から若干
突出する支持ローラ25とが取り付けられて案内手段7
を構成している。また図示は省略するが、図4の鉛直方
向に長い吸引ボックス19も長手方向に並ぶ多数の室に
区画されていて、区画された各室の表面側には、ガラス
板1,2の表面に向いて開口している吸引口が設けられ
ており、区画された各室は吸引抵抗が与えられて吸引フ
ァンにより吸引されるようになっている。吸引ボックス
19に支持ローラ25が備えられている。
【0031】上述した吸引ボックス17,18,19
は、一定の位置に固定的に設けたものである。
【0032】図4に示した鉛直方向に長い吸引ボックス
19の右側には、図15で説明したダイ6が位置してい
る。このダイ6は図示しないリニヤレールに沿って上下
に移動でき、また90度ずつ回転できるようになってお
り、押出機から樹脂材料16が供給されて樹脂材料を所
定形状で吐出するようになっている。
【0033】図4のダイ6の右側の第2ステージS2
は、ダイ6を間において吸引ボックス19,19と対峙
するように、鉛直方向に長い吸引ボックス26,26が
設けられている。吸引ボックス26も吸引ボックス19
と同様に一定の位置に固定的に設けたもので、長手方向
に並ぶ多数の室に区画されている。区画された各室の表
面側には、ガラス板1,2の表面に向いて開口している
吸引口が設けられており、区画された各室は吸引抵抗が
与えられて吸引ファンにより吸引されるようになってい
る。吸引ボックス26にも支持ローラ25が備えられて
いる。
【0034】吸引ボックス26,26の下方から右方に
亘る位置には、ベルトコンベヤ27aによる第1の移動
手段27が水平に設けられている。この移動手段27は
補助的な駆動装置を備えていて、後述するように上に載
ったガラス板1,2を吸着チャックにより移動させる第
2の移動手段28(図4)の搬送力を補助するようにな
っている。
【0035】ベルトコンベヤ27aのさらに下方には、
移動手段28が設けられている。移動手段28は、左右
に長い支持枠体28aを備えており、支持枠体28aの
上面には、左右に長いリニアガイド29が取り付けられ
ている。そしてこのリニアガイド29に沿って移動する
ように、コ字状の吸引枠体30が載置されている。吸引
枠体30には左右に長いボールネジ杆31が螺合してい
て、サーボモータ32でボールネジ杆31を回転する
と、吸引枠体30はリニアガイド29に沿って左右に移
動するようになっている。
【0036】吸引枠体30の内部は、図示しない吸引フ
ァンで吸引されるようになっており、吸引枠体30の左
上方には、吸引枠体30の内部と連通している1対の吸
着チャック33が、ベルトコンベヤ27aの上に載った
ガラス板1,2の下部位置を挟むように取り付けられて
おり、この吸着チャック33は吸引ボックス19,26
の下部を移動できるように設けられている。そして吸着
チャック33には、ガラス板1,2の表面に向いた吸引
口が設けられている。
【0037】上記構成によれば、案内手段7により2枚
のガラス板1,2を概略鉛直にかつ相互間に所定の間隔
を保って支持しつつ、移動手段28により前記2枚のガ
ラス板,2の下縁を支持して該ガラス板1,2をガラス
板面に平行かつ水平方向に第1ステージS1と第2ステ
ージS2との間で移動させることができ、鉛直方向に移
動するダイ6と2枚のガラス板1,2とを相対移動させ
ながらダイ6から樹脂材料16を吐出すると、前記2枚
のガラス板1,2間の周縁部にスペーサを成形すること
ができる。
【0038】ガラス板1,2を所定の間隔を保持して平
行に保った状態で移動させる別の方法としては、図2に
示すように上面と下面に支持ローラ25を備えた吸引ボ
ックス17は一方のガラス板1側のみに設け、他方のガ
ラス板2側には、支持板などからなる支持材34に多数
の回転自在な受けローラ35を一平面に並ぶように取り
付け、移動用ローラ20a上に載置された他方のガラス
板2が受けローラ35に立て掛けられるようにしてい
る。この場合、受けローラ35で支持されているガラス
板2がガラス板1の方に倒れないようにするため、支持
材34の上側が図2の右側に傾くようにたとえば5度程
度傾け、ガラス板1を支持する吸引ボックス17も、同
じ角度でガラス板1が傾いて2枚のガラス板1,2が平
行になるように、位置を調整しておく。
【0039】次に、上述した図1〜図4に示す装置を使
用して複層ガラスを製造する方法を説明する。
【0040】間隔をおいて設けられている水平方向に長
い吸引ボックス17,18の間に、図1、図5に示すよ
うに2枚のガラス板1,2を移動用ローラ20a上に載
せながら挿入する。吸引ボックス17,18の間に挿入
された2枚のガラス板1,2のうち、一方のガラス板1
は図1左側の吸引ボックス17に吸引され、左側の支持
ローラ25に当接して鉛直に支持される。吸引ボックス
17,18の間に挿入された2枚のガラス板1,2のう
ち、他方のガラス板2は図1の右側の吸引ボックス18
に吸引され、右側の支持ローラ25に当接して鉛直に支
持される。そしてこれら2枚のガラス板1,2は、支持
ローラ25により正確に所定の間隔を保持した状態で平
行に保たれ、移動用ローラ20aの回転駆動により支持
ローラ25に案内されながら図5の右方へ移動する。
【0041】この時のガラス板1,2の位置により、図
3に示すように多数の室に区画されている吸引ボックス
17,18は、ガラス板1,2の表面に対面しているも
のと対面していないものとが存在するようになるが、区
画された各室は細い吸引ダクト22または絞りにより圧
損が大きくなるように吸引抵抗が与えられているので、
ガラス板1,2の表面に対面していない吸引ボックス1
7,18の吸引口21のみから空気を吸引することはな
く、全ての吸引ボックス17,18の吸引口21からほ
ぼ満遍なく空気が吸引されるようになるため、ガラス板
1,2は確実に吸引ボックス17,18に吸引されて両
側の支持ローラ25に当接する。
【0042】移動用ローラ20aの上で平行に保たれた
状態で図5の右方へ移動するガラス板1,2の進路に
は、図5に示す出没可能なストッパ36を突出させてお
いて、2枚のガラス板1,2の右側の鉛直縁が揃うよう
にする。そして2枚のガラス板1,2の右側の鉛直縁が
揃った後、ストッパ36を退没させると、右側の鉛直縁
が揃った2枚のガラス板1,2はさらに移動用ローラ2
0aの回転駆動により図5の右方へ所要の位置まで移動
する。
【0043】この時、図5に示すようにサーボモータ3
2を作動させて吸引枠体30を支持枠体28aの左方へ
移動し、吸着チャック33で移動されてきたガラス板
1,2の下側右端の隅部を吸着する(図6)。さらに、
図5の実線位置のダイ6を破線位置まで下降させ、ダイ
6を図15の樹脂吐出口10がガラス板1,2の右側の
鉛直縁の方を向くように回転させ、サーボモータ32を
作動して、ガラス板1,2の右側の鉛直縁とダイ6との
位置を調整した後、樹脂吐出口10(図15参照)から
樹脂材料16を吐出させてダイ6を図6に示すように上
方に移動すると、ガラス板1,2の右側の鉛直縁の間に
樹脂材料16が注入される。
【0044】ガラス板1,2の右側の鉛直縁の上端まで
ダイ6が上昇すると、ダイ6の上昇を停止するとともに
反時計方向に90度回転させて、ダイ6を図15の樹脂
吐出口10がガラス板1,2の上縁を向くようにする。
さらに移動用ローラ20aを駆動するとともにサーボモ
ータ32を作動させて吸引枠体30を支持枠体28aの
右方へ移動すると、図7に示すようにダイ6はガラス板
1,2の上縁の間に樹脂材料16を注入する。このと
き、吸引枠体30を支持枠体28aの右方へ移動するこ
とにより、ガラス板1,2は移動用ローラ20a上から
補助的に駆動されるベルトコンベヤ27a上に移し替え
られる。上記におけるガラス板1,2の移動は移動用ロ
ーラ20aおよびベルトコンベヤ27aの駆動力の助け
を借りるが、ガラス板1,2の移動速度と移動停止の位
置は、移動手段28のサーボモータ32にて駆動される
吸着チャック33によってもっぱら制御される。
【0045】ダイ6が図7のガラス板1,2の上縁の左
端に移動すると、ガラス板1,2の移動を停止し、ダイ
6を図15の樹脂吐出口10がガラス板1,2の左側の
鉛直縁の方を向くように反時計方向に90度回転させ
る。ダイ6の樹脂吐出口10から樹脂材料16を吐出し
つつダイ6を下降すると、図8に示すようにガラス板
1,2の左側の鉛直縁の間に樹脂材料16が注入され
る。この際、鉛直方向に長い吸引ボックス26が2枚の
ガラス板1,2の右側の鉛直縁の間を所定間隔に保持す
るようになる。
【0046】ダイ6がガラス板1,2の下縁まで下降す
るとダイ6の下降を停止するとともにダイ6を反時計方
向に90度回転し、サーボモータ32を作動させて吸引
枠体30を支持枠体28aの左方へ移動するとともに移
動用ローラ20aを逆回転させると、吸着チャック33
は図9に示すようにガラス板1,2をベルトコンベヤ2
7aの上から移動用ローラ20aの上に移し替え、ダイ
6はガラス板1,2の下縁の間に樹脂材料16を注入す
る。
【0047】さらにガラス板1,2が移動用ローラ20
a上に移り替った時点で、吸着チャック33の吸着を解
除し、サーボモータ32の駆動により吸引枠体30を支
持枠体28aの右側に移動して図10に示すように吸着
チャック33を退避させる。これにより、吸着チャック
33とダイ6とを干渉させることなく、所定の間隔を保
持した2枚のガラス板1,2の全周縁部に樹脂材料16
を連続して一筆書きに注入して、複層ガラスの製造が終
了する。このようにして製造された複層ガラスは、1箇
所のみの接続部を有するスペーサを成形できる。
【0048】複層ガラスの製造が終了すると、ダイ6が
上昇されて図5の状態に復帰し、さらに製造された複層
ガラスは図11に示すように移動用ローラ20aおよび
ベルトコンベヤ27aの駆動により図11の右方向に搬
出される。
【0049】図14は、本発明の方法に使用する装置の
他の例を示す斜視図、図12は、図14のXII−XI
I方向の縦断側面図である。図12、図14に示した装
置が前記図1、図4に示した装置と異なる点は、ガラス
板1,2の対向する面とは反対側の面に当接するように
した水平方向に長いベルトコンベヤ37,38を対峙さ
せて配置している点である。ベルトコンベヤ37,38
は、上下方向に3段設けてあり、該ベルトコンベヤ3
7,38のそれぞれの上下間には、図1と同様の吸引ボ
ックス17,18が設けてあり、該吸引ボックス17,
18は、ガラス板1,2の対向する面とは反対側の面に
対して僅かな隙間を保持して配置されている。
【0050】図12、図14の装置では、前記ベルトコ
ンベヤ37,38と吸引ボックス17,18とにより案
内手段7が構成されており、したがって、図1、図4に
示した装置の吸引ボックス17,18に備えられた支持
ローラ25は有していない。
【0051】上述したベルトコンベヤ37,38は、ワ
イヤ入りアイアンラバーなどの伸びない基材の表面に単
泡の発泡樹脂を貼り付けたものを使用し、表面の発泡孔
が吸着性能を発揮するようになっている。
【0052】また、図13はガラス板1,2を所定の間
隔を保持して平行に保った状態で移動させる別の方法を
示したものであり、図13に示す方法では、ベルトコン
ベヤ37と吸引ボックス17とを一方のガラス板1側の
みに設け、他方のガラス板2側には、支持板などからな
る支持材34に多数の回転自在な受けローラ35を一平
面に並ぶように取り付け、移動用ローラ20a上に載置
した他方のガラス板2が受けローラ35に立て掛けられ
るようにしている。この場合、受けローラ35で支持さ
れているガラス板2がガラス板1の方に倒れないように
するため、支持材34の上側が図13の右側に傾くよう
にたとえば5度程度傾け、ガラス板1を支持する吸引ボ
ックス17も、同じ角度でガラス板1が傾いて2枚のガ
ラス板1,2が平行になるように、位置を調整してお
く。
【0053】上記図12〜図14図に示す装置を使用し
て複層ガラスを製造するには、前記図5〜図11に示し
た方法と同じ方法によって製造することができる。
【0054】上記各例においては第1ステージS1に、
図4では支持ローラ25を備えた吸引ボックス17,1
8による案内手段7、図2では受けローラ35によって
ガラス板2を傾斜状態に受けるようにした案内手段7、
図14ではベルトコンベヤ37,38と吸引ボックス1
7,18による案内手段7、図13では受けローラ35
を備えてガラス板2を傾斜状態に受けるようにした案内
手段7を設けた場合について説明したが、上記案内手段
7は第2ステージS2に設けることもできる。
【0055】また、ガラス板1,2の移動手段20,2
7は、移動用ローラ20aあるいはベルトコンベヤ27
aなどのコンベヤ装置を用いたり、それらを組合わせて
用いてもよい。さらに、移動手段28を設けることなし
に第1ステージS1と第2ステージS2との間のガラス板
1,2の移動を移動手段20,27によって行わせるよ
うにしてもよく、さらにはガラス板1,2を後方から押
して動かすようにしても良い。
【0056】また、ガラス板1,2間の周縁部にダイ6
にて樹脂材料16を吐出する順序は、図5〜図11に示
した順序に限定されることなく種々の順序で実施するこ
とができること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更し得ること、等は勿論である。
【0057】
【発明の効果】請求項1〜4記載の発明によれば、2枚
のガラス板の下縁を水平方向に移動する移動手段の上に
載置し、かつガラス板のそれぞれの対向しない側の面を
案内手段に当接させて2枚のガラス板間に所要の間隔を
保持した状態で概略鉛直状態に支持し、前記2枚のガラ
ス板の水平方向の移動とダイの上下方向の移動とによる
相対移動を行って、ダイから樹脂材料を吐出することに
より2枚のガラス板間の周縁部に樹脂製スペーサを成形
するようにしているので、ガラス板を鉛直に立てた状態
で取扱うことができ、よってガラス板が撓む問題を防止
できる効果がある。
【0058】さらに、2枚のガラス板の周縁部に樹脂材
料を連続した一筆書きに注入することができるので、製
造された複層ガラスには1箇所のみの接続部を有するス
ペーサを成形できるので、中空層の気密性の確保が容易
になるという効果がある。
【0059】また、ガラス板の移動は移動手段で行い、
ガラス板の間隔保持は案内手段で行うようにしているの
で、従来のようにガラス板の間隔保持と移動とを1つの
装置で同時に行う方法に比して装置構成を簡略化できる
とともに、ガラス板の間隔保持と移動とを同時に行う装
置がダイと干渉するような問題を生じることがなく、し
かもガラス板の間隔保持と移動とを分けて行うことによ
り、ガラス板の大小に関係なく正確に間隔を保持して確
実に移動することができる効果がある。
【0060】前記の案内手段として、2枚のガラス板の
それぞれの対向しない側の面に当接する支持ローラと、
それぞれのガラス板が支持ローラに当接するようにガラ
ス板面を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、2
枚のガラス板の一方の対向しない側の面を傾斜状態に支
持する受けローラと、2枚のガラス板の他方の対向しな
い側の面に当接するように傾斜配置された支持ローラお
よびガラス板が支持ローラに当接するようにガラス板面
を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、または2
枚のガラス板の対向しない側の面を支持するベルトコン
ベヤと、ガラス板がベルトコンベヤに当接するようにガ
ラス板面を吸引する吸引ボックスとで構成されるもの、
を用いることによって、簡単な構成の案内手段にて2枚
のガラス板を所要の間隔に確実に保持することができ
る。
【0061】また、前記の移動手段としてコンベヤ装置
を用いることによって、簡単な構成の移動手段によりガ
ラス板を確実に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるガラス板支持状態の一例を示す
縦断側面図である。
【図2】本発明におけるガラス板支持状態の他の例を示
す縦断側面図である。
【図3】本発明に使用する吸引ボックスと移動用手段の
一例の斜視図である。
【図4】本発明における装置の一例の全体斜視図であ
る。
【図5】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図6】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図7】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図8】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図9】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図10】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図11】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図12】本発明におけるガラス板支持状態の他の例を
示す図14のXII−XII方向の縦断側面図である。
【図13】本発明におけるガラス板支持状態のさらに他
の例を示す縦断側面図である。
【図14】本発明における装置の他の例の全体斜視図で
ある。
【図15】樹脂材料を吐出するダイの拡大側面図であ
る。
【図16】従来提案されている複層ガラスの製造方法の
一例を示す側面図である。
【図17】図16を左方から見た正面斜視図である。
【符号の説明】
1,2 ガラス板 6 ダイ 7 案内手段 16 樹脂材料 17,18,19,26 吸引ボックス 20 移動手段 20a移動用ローラ 25 支持ローラ 27 移動手段 28 移動手段 35 受けローラ 37,38 ベルトコンベヤ S1 第1ステージ S2 第2ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昌男 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガラス板を両者間に所定の間隔が
    保持されるように支持しながら、所定の断面形状で樹脂
    材料を吐出するダイと前記2枚のガラス板とをダイが2
    枚のガラス板間の周縁部に沿うように相対移動させ、前
    記ダイから樹脂材料を吐出して前記2枚のガラス板間の
    周縁部に樹脂製スペーサを成形する複層ガラスの製造方
    法において、ガラス板を水平方向に移動させる移動手段
    の上に前記2枚のガラス板の下縁を載置し、前記2枚の
    ガラス板のそれぞれの対向しない側の面を案内手段に当
    接させて前記2枚のガラス板を概略鉛直状態に支持し、
    樹脂製スペーサの成形前および/または成形中に前記所
    定の間隔を保持しながら、前記移動手段の駆動により2
    枚のガラス板をガラス板面に平行かつ水平方向に移動さ
    せることを特徴とする複層ガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記相対移動は、樹脂スペーサの成形前
    に初めに2枚のガラス板が配置される第1ステージと次
    に前記2枚のガラス板が移送される第2ステージとの間
    に2枚のガラス板をガラス板面に平行かつ水平方向に往
    復させる移動(A)と、第1ステージと第2ステージと
    の間に配されたダイの鉛直方向の移動(B)とからな
    り、移動(A)と移動(B)とを交互に2回行うことに
    より2枚のガラス板間の周縁部の全周にスペーサを成形
    するものであって、前記案内手段により第1ステージで
    前記2枚のガラス板間の間隔を保持し、第1ステージと
    第2ステージとの間の移動時に前記周縁部のうちのガラ
    ス板の水平辺にスペーサを成形し、第1または第2ステ
    ージに2枚のガラス板が停止して滞在しているときに前
    記ダイを移動させて前記周縁部のうちのガラス板の鉛直
    辺にスペーサを成形することを特徴とする請求項1記載
    の複層ガラスの製造方法。
  3. 【請求項3】 間に所定の間隔が保持されるように2枚
    のガラス板を概略鉛直に支持する案内手段と、前記2枚
    のガラス板の下縁を支持して該ガラス板をガラス板面に
    平行かつ水平方向に移動させる移動手段と、鉛直方向に
    移動して前記2枚のガラス板間に所定の断面形状で樹脂
    材料を吐出するダイとを有し、前記2枚のガラス板とダ
    イとを相対移動させながらダイから樹脂材料を吐出して
    前記2枚のガラス板間の周縁部にスペーサを形成するよ
    うにしたことを特徴とする複層ガラスの製造装置。
  4. 【請求項4】 樹脂スペーサの成形前に初めに2枚のガ
    ラス板が配置される第1ステージと次にガラス板が移送
    される第2ステージとを有し、前記案内手段は第1ステ
    ージに備えられており、前記ダイは第1ステージと第2
    ステージとの間に配されていることを特徴とする請求項
    3記載の複層ガラスの製造装置。
JP10043536A 1998-02-25 1998-02-25 複層ガラスの製造方法および装置 Withdrawn JPH11236251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10043536A JPH11236251A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 複層ガラスの製造方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10043536A JPH11236251A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 複層ガラスの製造方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11236251A true JPH11236251A (ja) 1999-08-31

Family

ID=12666471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10043536A Withdrawn JPH11236251A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 複層ガラスの製造方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11236251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037409B1 (ko) 2009-12-31 2011-05-30 김백두 유리 사이의 간격 다양화가 용이한 3중 복층 유리
WO2021126607A1 (en) * 2019-12-18 2021-06-24 Corning Incorporated An apparatus and a method for manufacturing a multi-pane glass unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037409B1 (ko) 2009-12-31 2011-05-30 김백두 유리 사이의 간격 다양화가 용이한 3중 복층 유리
WO2021126607A1 (en) * 2019-12-18 2021-06-24 Corning Incorporated An apparatus and a method for manufacturing a multi-pane glass unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7785432B2 (en) Method for positioning sheets of glass in a vertical assembly and press device for insulating glass panes
US4909874A (en) Method and apparatus for producing gas-containing insulating glass assemblies
JPH05508609A (ja) 空気以外の気体を充填した絶縁合わせガラス板を組み立てる方法と装置
US4356614A (en) Method for the production of compound plates, particularly compound glass panes
KR20180127424A (ko) 두 대향 변이 굽은 변인 3d유리에 사용되는 필름 접착 장치 및 필름 접착 방법
US8632648B2 (en) Method and device for the assembly of insulating glass panes that are filled with a gas different from air
US20150007433A1 (en) Device and method for assembling insulating glass panes
TW202023969A (zh) 玻璃熱彎上下料機
JPH11236251A (ja) 複層ガラスの製造方法および装置
CA1082901A (en) Apparatus and method for the assembly of glass sheets
EP0389706B1 (en) Method and apparatus for producing gas-containing insulating glass assemblies
JPH11236250A (ja) 複層ガラスの製造方法および装置
JP2009154526A (ja) 複層ガラスパネルのグレージングガスケット成形方法及び装置
US8196635B2 (en) Device for assembling insulating glass panes that are filled with a gas which is different from air
EP1236698A1 (en) Method and device for producing double glazing unit
JPH09278470A (ja) 液晶ガラス板の切断装置
JP4096391B2 (ja) 複層ガラスの製造方法およびその装置
KR101138688B1 (ko) 판유리의 가장자리 샌딩 가공 장치
JP3905616B2 (ja) フィルム張付装置
JP2536432Y2 (ja) 複層ガラスの製造装置
CN216659067U (zh) 桶型结构成型装置及具有双桶型结构的盒型生产线
JPH0711468Y2 (ja) トレー搬送装置
JP6487823B2 (ja) 化粧板貼付体製造装置
JP3885322B2 (ja) 複層ガラスの製造方法
JPH0736911Y2 (ja) タイル素地の整列装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070815

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20071010