JPH11236250A - 複層ガラスの製造方法および装置 - Google Patents

複層ガラスの製造方法および装置

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JPH11236250A
JPH11236250A JP10043535A JP4353598A JPH11236250A JP H11236250 A JPH11236250 A JP H11236250A JP 10043535 A JP10043535 A JP 10043535A JP 4353598 A JP4353598 A JP 4353598A JP H11236250 A JPH11236250 A JP H11236250A
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glass plates
die
suction
glass
resin material
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直毅 沖野
Yuichi Onabeda
裕一 女部田
Yoshitaka Matsuyama
祥孝 松山
Haruki Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイと相対移動する2枚のガラス板間の周縁
部に樹脂材料を吐出する際に、2枚のガラス板の移動を
精度良く行う。 【解決手段】 保持手段7により相互間に所定の間隔を
保持させた2枚のガラス板1,2を案内手段20,27
により移動させ、吸着式押し引き手段28にて第1ステ
ージS1と第2ステージS2との間での移動を制御し、上
下動するダイ6にてガラス板1,2間の周縁部に樹脂材
料を吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層ガラスの製造
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2枚のガラスの相互間に、ス
ペーサにより囲まれた中空層を形成し、この中空層に乾
燥ガスを封入することにより、高い断熱性と遮音性を備
え、かつ曇りの発生を防止できる複層ガラスを製造する
ことが考えられている。
【0003】複層ガラスの製造方法としては、2枚のガ
ラス板を、両者間に所定の間隔が保持されるように支持
しながら樹脂材料を吐出するダイと相対移動させ、前記
2枚のガラス板間の周縁部に樹脂材料を吐出して樹脂製
スペーサを成形する方法が提案されている。
【0004】従来の複層ガラスを製造する方法として
は、特開平7−17748号がある。特開平7−177
48号に記載の発明は、矩形の2枚のガラス板の平行な
2辺の相互間に位置決めコロを配置することにより2枚
のガラス板の相互間隔を保持させ、この状態において、
2枚のガラス板とダイとを相対移動させて位置決めコロ
が配置されていない平行な他の2辺の相互間にダイを用
いて樹脂材料を押出すことによりスペーサ成形し、つぎ
に前記位置決めコロを取外して該位置決めコロが配置し
てあった2辺の相互間にダイを用いて樹脂材料を押出す
ことによりスペーサを成形するようにしている。なお、
このとき、2枚のガラス板は略水平状態で取扱うことを
基本としている。
【0005】しかし、前記特開平7−17748号に記
載の発明では、2枚のガラス板の周縁部の平行な2辺に
スペーサを成形した後に、他の平行な2辺にスペーサを
成形するようにしているために、スペーサに4箇所の接
続部が存在することになる。このようにスペーサに多数
の接続部が存在すると、中空層の気密性が損われる頻度
か高まることになり、気密性が確保されなかった場合に
は、中空層内部に湿気が侵入することにより曇りを生じ
る問題が生じ、また断熱性、遮音性にも悪影響を及ぼす
ことになる。
【0006】また、前記したように2枚のガラス板を水
平状態で取扱うために、位置決めコロなどにより間隔を
保持する必要があるが、水平に支持されたガラス板には
常に撓みの問題が伴う。したがって、前記したようにガ
ラス板を水平な状態で取扱うようにしている特開平7−
17748号に記載の発明では、2枚のガラス板間に所
定の間隔を保持した状態でガラス板間の周縁部に樹脂材
料を吐出してスペーサを成形するものには不向きと言え
る。
【0007】このために、2枚のガラス板を鉛直に立て
た状態でガラス板間の周縁部に樹脂材料を吐出してスペ
ーサを成形する方法が考えられている。
【0008】図16は、2枚のガラス板を鉛直に立てた
状態で取扱うようにした複層ガラスの製造方法の一例を
示す側面図、図17は、図16を左方から見た正面斜視
図である。2枚のガラス板1,2は、その対向する面と
は反対側の面を吸着支持枠3に備えられた複数の吸着パ
ッド4によって吸着され、ガラス板間に所定の間隔が保
たれるようにしてローラ5上に概略鉛直に保持されるよ
うになっており、前記吸着支持枠3は支持脚3aが図示
しない案内装置に沿って走行することにより、前記ガラ
ス板1,2を相互間に所定の間隔を保持しながらガラス
板面と平行かつ水平方向に移動するようになっている。
【0009】ガラス板1,2の縁部には、樹脂材料を吐
出するダイ6が臨むようになっている。図15は、ダイ
6の拡大側面図であって、ダイ6にはガラス板挿入部8
が形成されてガラス板1,2の縁部が入るようになって
おり、ガラス板1,2の対向する面とは反対側の面に、
ダイ6に設けてあるガラス板押さえ具9が当接するよう
になっている。
【0010】ダイ6のガラス板挿入部8における中央部
には、ガラス板押さえ具9に当接したガラス板1,2相
互間の縁部に向けて開口した樹脂吐出口10が設けてあ
って、この樹脂吐出口10には樹脂流路11が連通して
いる。このダイ6は、図16に示すようにスイベルジョ
イント12を備えた樹脂供給管13を介して図示しない
押出機に接続されていて、樹脂流路11には押出機から
樹脂材料が供給されるようになっている。そしてダイ6
は、鉛直に設けてある図示しないリニヤレールに沿っ
て、駆動モータなどにより鉛直に上下移動できるように
なっている。さらにダイ6は、図示しない回転モータな
どによりダイ6の軸線を中心として90度ずつ回転でき
るようになっている(図15)。
【0011】図17において吸着支持枠3を左方へ移動
させ、ガラス板1,2の右側の鉛直縁部がダイ6の下側
を通過するようにした後、ダイ6を下降させ、ダイ6の
ガラス板挿入部8(図15)のガラス板押さえ具9にガ
ラス板1,2の右側の鉛直縁部を支持させた状態で、樹
脂吐出口10から樹脂材料を吐出しながらダイ6を上昇
させると、ガラス板1,2の右側の鉛直縁部の間に樹脂
材料が注入される。
【0012】ダイ6がガラス板1,2の右側の鉛直縁部
の上端まで上昇すると、ダイ6の上昇を止めると共に反
時計方向に90度回転し、吸着支持枠3とともにガラス
板1,2を右方へ移動させながら樹脂吐出口10から樹
脂材料を吐出すると、ガラス板1,2の上縁部の間に樹
脂材料が注入される。
【0013】このようにダイ6がガラス板1,2の縁部
に沿うようにガラス板1,2とダイ6とを相対移動さ
せ、ダイ6がガラス板1,2の角隅部に到達するとダイ
6を90度回転させることにより、2枚のガラス板1,
2間の周縁部に樹脂材料を注入して、樹脂製のスペーサ
が成形された複層ガラスを製造することができる。
【0014】このようにすると、ガラス板1,2間の周
縁部に一筆書きによる連続した樹脂材料の注入を行うこ
とができるので、周方向にただ一つの接続部を有するス
ペーサを成形することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した複層
ガラスの製造方法では、ガラス板1,2が大きい場合に
は大型の吸着支持枠3を必要とし、また図17に二点鎖
線で示すようにガラス板1,2が小さい場合には、ガラ
ス板1,2を吸着支持する吸着パッド4の数が少なくな
ってガラス板1,2の確実な保持ができなくなる問題が
ある。
【0016】さらに、ダイ6と支持脚3aの動きが干渉
するという問題がある。また、上記したように吸着支持
枠3によるガラス板1,2の間隔保持と移動の両方を1
つの装置で行わせる方式ではガラス板1,2の間隔保持
の精度、およびガラス板1,2の移動位置の精度を出す
ことが困難であった。
【0017】本発明は、このような問題を解消し、2枚
のガラス板を所定の間隔を保持して移動させるとき、ダ
イとの干渉を生じることなしに、ガラス板の移動位置を
精度良く調節できる複層ガラスの製造方法および装置を
提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2枚のガラス板を両者間に所定の間隔が保持されるよう
に支持しながら所定の断面形状で樹脂材料を吐出するダ
イと前記2枚のガラス板とをダイが2枚のガラス板間の
周縁部に沿うように相対移動させ、前記ダイから樹脂材
料を吐出して前記2枚のガラス板間の周縁部に樹脂製ス
ペーサを成形する複層ガラスの製造方法であって、ガラ
ス板面と平行かつ水平方向に案内する案内手段の上に前
記2枚のガラス板の下縁を載置し、前記2枚のガラス板
のそれぞれの対向しない側の面を保持手段に当接させて
前記2枚のガラス板を概略鉛直状態に支持し、樹脂製ス
ペーサの成形前および/または成形中に前記所定の間隔
を保持しながら、前記案内手段上に載置したガラス板を
吸着式押し引き手段によりガラス板面に平行かつ水平方
向にダイ前側の第1ステージとダイ後側の第2ステージ
との間で移動し位置決めすることを特徴とする複層ガラ
スの製造方法、に係るものである。
【0019】請求項2記載の発明は、2枚のガラス板を
両者間に所定の間隔が保持されるように支持しながら所
定の断面形状で樹脂材料を吐出するダイと前記2枚のガ
ラス板とをダイが2枚のガラス板間の周縁部に沿うよう
に相対移動させ、前記ダイから樹脂材料を吐出して前記
2枚のガラス板間の周縁部に樹脂製スペーサを成形する
複層ガラスの製造装置であって、間に所定の間隔が保持
されるように2枚のガラス板を概略鉛直に支持する保持
手段と、前記2枚のガラス板の下縁を支持して該ガラス
板をガラス板面に平行かつ水平方向に移動させる案内手
段と、鉛直方向に移動可能で前記2枚のガラス板間の周
縁部に所定の断面形状で樹脂材料を吐出するダイと、前
記2枚のガラス板をダイの前側と後側との間で押し引き
移動させる吸着式押し引き手段とを備え、吸着式押し引
き手段は、案内手段の下部にガラス板の移動方向と平行
に設けたリニアガイドと、該リニアガイドに沿って移動
する吸引枠体と、2枚のガラス板の対向する面とは反対
側の面を吸着するように対向して取り付けられた吸着チ
ャックとからなることを特徴とする複層ガラスの製造装
置、に係るものである。
【0020】請求項3記載の発明は、吸着チャックはガ
ラス板の下縁近傍を吸着するようになっていることを特
徴とする請求項2記載の複層ガラスの製造装置、に係る
ものである。
【0021】請求項1および2記載の発明によれば、保
持手段によって相互間に所要の間隔を保持するように保
持した2枚のガラス板を案内手段の上に載置してガラス
板面と平行かつ水平方向に移動させるようにし、ダイの
上下方向移動とガラス板の水平方向移動の相対移動を行
いつつダイから樹脂材料を吐出して2枚のガラス板間の
周縁部に樹脂製スペーサを成形するときに、ガラス板を
ダイ前側の第1ステージとダイ後側の第2ステージとの
間で移動させる制御が、吸着式押し引き手段によって行
われるので、ガラス板の移動速度と停止位置の制御を精
度良く行うことができて、ガラス板間の周縁部に良好な
形状のスペーサを安定して成形できる。
【0022】また、ガラス板を鉛直に立てた状態で取扱
うことができるので、ガラス板が撓む問題を防止でき、
さらに、2枚のガラス板の周縁部に樹脂材料を連続した
一筆書きに注入することができるので、製造された複層
ガラスには1箇所のみの接続部を有するスペーサを精度
良く成形できるので、中空層の気密性の確保が容易にな
る。
【0023】また、ガラス板の移動は案内手段で行い、
ガラス板の間隔保持は保持手段で行い、ガラス板の移動
速度と停止位置の制御は吸着式押し引き手段で行うよう
に作業を分担させているので、従来のようにガラス板の
間隔保持と移動とを1つの装置で同時に行う方法に比し
て装置構成を簡素化することができるとともに、各手段
によってガラス板の位置制御などを精度良く確実に行う
ことができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、吸着式押し
引き装置の吸着チャックはガラス板の下縁近傍を吸着す
るようにしているので、吸着式押し引き装置の吸着チャ
ックは保持手段等と干渉することなく第1ステージと第
2ステージとの間を移動できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の方法を実施する装
置を図面を参照しつつ説明する。
【0026】図1は、本発明の方法を実施する装置の一
例を示す全体斜視図であって、第1ステージS1におい
て、水平方向に長い吸引ボックス17,17が上方と下
方とに設けてあって、これらの吸引ボックス17,17
の向こう側にも、間隔をおいて水平方向に長い吸引ボッ
クス18,18が対称的に上方と下方とに設けられてい
る。吸引ボックス17,18の図1における右端側に
は、鉛直方向に長い吸引ボックス19,19が、間隔を
おいて対称的に設けられている。そして上記吸引ボック
ス17,18,19は保持手段7の一部を構成してい
る。吸引ボックス18,19の下方には、図示しない駆
動装置によって正逆転可能な複数の移動用ローラ20a
が、吸引ボックス17,18の長手方向に水平に並ぶよ
うに設けられていて案内手段20を構成している。そし
て間隔をおいて対称的に設けてある吸引ボックス17,
18,19の間では、後述するように2枚のガラス板
1,2が移動されるようになっている。
【0027】図3は、保持手段7の一部を構成する吸引
ボックス18と、案内手段20の構成例を示す斜視図で
あって、吸引ボックス18は、長手方向に並ぶ多数の室
に区画されていて、区画された各室の表面側には、ガラ
ス板1,2(図2参照)の表面に向いて開口している吸
引口21が設けられており、区画された各室の背面側に
は細い吸引ダクト22が取り付けられていて、各吸引ダ
クト22は、吸引ファン23によって吸引されている吸
引チャンバ24に接続されている。
【0028】吸引ダクト22が細いのは、吸引ボックス
18の区画された各室ごとに吸引抵抗を与えて圧損を大
きくするためで、太い吸引ダクト22を使用して、その
中に絞りを設けてもよい。
【0029】吸引ボックス18に区画された各室の上面
と下面には、支持ローラ25が吸引ボックス18の表面
から若干突出するようにして、水平に回転自在に取り付
けられており、上記吸引ボックス18と前記支持ローラ
25とによって保持手段7が構成されている。
【0030】他の吸引ボックス17にも同様に、図2に
示すようにガラス板1,2の表面に向いた吸引口21
と、吸引ダクト22、吸引ボックス17の表面から若干
突出する支持ローラ25とが取り付けられて保持手段7
を構成している。また図示は省略するが、図1の鉛直方
向に長い吸引ボックス19も長手方向に並ぶ多数の室に
区画されていて、区画された各室の表面側には、ガラス
板1,2の表面に向いて開口している吸引口が設けられ
ており、区画された各室は吸引抵抗が与えられて吸引フ
ァンにより吸引されるようになっている。また吸引ボッ
クス19にも支持ローラ25が取り付けられている。
【0031】上述した吸引ボックス17,18,19
は、一定の位置に固定的に設けたものである。
【0032】図1に示した鉛直方向に長い吸引ボックス
19の右側には、図15で説明したダイ6が位置してい
る。このダイ6は図示しないリニヤレールに沿って上下
に移動でき、また90度ずつ回転できるようになってお
り、押出機から樹脂材料が供給されて樹脂材料を所定形
状で吐出するようになっている。
【0033】図1のダイ6の右側の第2ステージS2
は、ダイ6を間において吸引ボックス19,19と対峙
するように、鉛直方向に長い吸引ボックス26,26が
設けられている。吸引ボックス26も吸引ボックス19
と同様に一定の位置に固定的に設けたもので、長手方向
に並ぶ多数の室に区画されている。区画された各室の表
面側には、ガラス板1,2の表面に向いて開口している
吸引口が設けられており、区画された各室は吸引抵抗が
与えられて吸引ファンにより吸引されるようになってい
る。また吸引ボックス26にも支持ローラ25が取り付
けられている。
【0034】吸引ボックス26,26の下方から右方に
亘る位置には、ベルトコンベヤ27aによる案内手段2
7が水平に設けられている。この案内手段27は補助的
な駆動装置を備えていて、後述するように上に載ったガ
ラス板1,2を吸着チャック33により移動させる吸着
式押し引き手段28(図1)の搬送力を補助するように
なっている。
【0035】ベルトコンベヤ27aのさらに下方には、
吸着式押し引き手段28が設けられている。
【0036】吸着式押し引き手段28は、左右に長い支
持枠体28aを備えており、支持枠体28aの上面に
は、左右に長いリニアガイド29が取り付けられてい
る。そしてこのリニアガイド29に沿って移動するよう
に、コ字状の吸引枠体30が載置されている。吸引枠体
30には左右に長いボールネジ杆31が螺合していて、
サーボモータ32でボールネジ杆31を回転すると、吸
引枠体30はリニアガイド29に沿って左右に移動する
ようになっている。
【0037】吸引枠体30の内部は、図示しない吸引フ
ァンで吸引されるようになっており、吸引枠体30の左
上方には、吸引枠体30の内部と連通している1対の吸
着チャック33が、ベルトコンベヤ27aの上に載った
ガラス板1,2の下部位置を挟むように取り付けられて
おり、この吸着チャック33は吸引ボックス19,26
の下部を移動できるように設けられている。そして吸着
チャック33には、ガラス板1,2の表面に向いた吸引
口が設けられている。
【0038】上記構成によれば、保持手段7により2枚
のガラス板1,2を概略鉛直にかつ相互間に所定の間隔
を保って支持しつつ、案内手段20,27上に載置され
たガラス板1,2を、着式押し引き手段28によりガラ
ス板面に平行かつ水平方向に第1ステージS1と第2ス
テージS2との間で移動させることができ、鉛直方向に
移動するダイ6と2枚のガラス板1,2とを相対移動さ
せながらダイ6から樹脂材料を吐出すると、前記2枚の
ガラス板1,2間の周縁部にスペーサを成形することが
できる。
【0039】このとき、ガラス板1,2の移動は、案内
手段20,27の駆動によって行うことができるが、第
1ステージS1と第2ステージS2との間でのガラス板
1,2の移動時は、案内手段20,27を駆動しつつ吸
着式押し引き手段28を駆動して、吸着式押し引き手段
28によりガラス板1,2の移動速度と停止位置とを制
御するようにしている。
【0040】ガラス板1,2を所定の間隔を保持して平
行に保った状態で移動させる別の方法としては、図4に
示すように上面と下面に支持ローラ25を備えた吸引ボ
ックス17は一方のガラス板1側のみに設け、他方のガ
ラス板2側には、支持板などからなる支持材34に多数
の回転自在な受けローラ35を一平面に並ぶように取り
付け、移動用ローラ20a上に載置された他方のガラス
板2が受けローラ35に立て掛けられるようにしてい
る。この場合、受けローラ35で支持されているガラス
板2がガラス板1の方に倒れないようにするため、支持
材34の上側が図4の右側に傾くようにたとえば5度程
度傾け、ガラス板1を支持する吸引ボックス17も、同
じ角度でガラス板1が傾いて2枚のガラス板1,2が平
行になるように、位置を調整しておく。
【0041】次に、上述した図1〜図4に示す装置を使
用して複層ガラスを製造する方法を説明する。
【0042】間隔をおいて設けられている水平方向に長
い吸引ボックス17,18の間に、図1、図5に示すよ
うに2枚のガラス板1,2を移動用ローラ20a上に載
せながら挿入する。吸引ボックス17,18の間に挿入
された2枚のガラス板1,2のうち、一方のガラス板1
は図1左側の吸引ボックス17に吸引され、左側の支持
ローラ25に当接して鉛直に支持される。吸引ボックス
17,18の間に挿入された2枚のガラス板1,2のう
ち、他方のガラス板2は図1の右側の吸引ボックス18
に吸引され、右側の支持ローラ25に当接して鉛直に支
持される。そしてこれら2枚のガラス板1,2は、支持
ローラ25により正確に所定の間隔を保持した状態で平
行に保たれ、移動用ローラ20aの回転駆動により支持
ローラ25に案内されながら図5の右方へ移動する。
【0043】この時のガラス板1,2の位置により、図
3に示すように多数の室に区画されている吸引ボックス
17,18は、ガラス板1,2の表面に対面しているも
のと対面していないものとが存在するようになるが、区
画された各室は細い吸引ダクト22または絞りにより圧
損が大きくなるように吸引抵抗が与えられているので、
ガラス板1,2の表面に対面していない吸引ボックス1
7,18の吸引口21のみから空気を吸引することはな
く、全ての吸引ボックス17,18の吸引口21からほ
ぼ満遍なく空気が吸引されるようになるため、ガラス板
1,2は確実に吸引ボックス17,18に吸引されて両
側の支持ローラ25に当接する。
【0044】移動用ローラ20aの上で平行に保たれた
状態で図5の右方へ移動するガラス板1,2の進路に
は、図5に示す出没可能なストッパ36を突出させてお
いて、2枚のガラス板1,2の右側の鉛直縁が揃うよう
にする。そして2枚のガラス板1,2の右側の鉛直縁が
揃った後、ストッパ36を退没させると、右側の鉛直縁
が揃った2枚のガラス板1,2はさらに移動用ローラ2
0aの回転駆動により図5の右方へ所要の位置まで移動
する。
【0045】この時、図5に示吸着式押し引き手段28
のサーボモータ32を作動させて吸引枠体30を支持枠
体28aの左方へ移動し、移動されてきたガラス板1,
2の下側右端の隅部を吸着チャック33で吸着する(図
6)。さらに、図5の実線位置のダイ6を破線位置まで
下降させ、ダイ6を図15の樹脂吐出口10がガラス板
1,2の右側の鉛直縁の方を向くように回転させ、サー
ボモータ32を作動して、ガラス板1,2の右側の鉛直
縁とダイ6との位置を調整した後、樹脂吐出口10(図
15参照)から樹脂材料16を吐出させてダイ6を図6
に示すように上方に移動すると、ガラス板1,2の右側
の鉛直縁の間に樹脂材料16が注入される。前記ストッ
パ36による停止位置が精度良く設定できる場合には、
前記吸着式押し引き手段28によるガラス板1,2の位
置の調整は省略することができる。
【0046】ガラス板1,2の右側の鉛直縁の上端まで
ダイ6が上昇すると、ダイ6の上昇を停止すると共に反
時計方向に90度回転させて、ダイ6を図15の樹脂吐
出口10がガラス板1,2の上縁を向くようにする。
【0047】つづいて移動用ローラ20aを駆動すると
ともに、サーボモータ32を作動させて吸引枠体30を
支持枠体28aの右方へ所定速度で移動すると、図7に
示すようにダイ6はガラス板1,2の上縁の間に樹脂材
料16を注入する。このとき、ガラス板1,2は移動用
ローラ20a上から補助的に駆動されるベルトコンベヤ
27a上に移し替えられる。上記におけるガラス板1,
2の移動は移動用ローラ20aおよびベルトコンベヤ2
7aの駆動力の助けを借りるが、ガラス板1,2の移動
速度は、吸着式押し引き手段28のサーボモータ32に
て駆動される吸着チャック33によってもっぱら制御さ
れる。
【0048】ダイ6が図7のガラス板1,2の上縁の左
端に移動すると、移動用ローラ20aおよびベルトコン
ベヤ27aの駆動を停止し、かつサーボモータ32の駆
動を停止することによってガラス板1,2の移動を精度
良く停止させる。つづいてダイ6を図15の樹脂吐出口
10がガラス板1,2の左側の鉛直縁の方を向くように
反時計方向に90度回転させる。ダイ6の樹脂吐出口1
0から樹脂材料を吐出しつつダイ6を下降すると、図8
に示すようにガラス板1,2の左側の鉛直縁の間に樹脂
材料16が注入される。この際、鉛直方向に長い吸引ボ
ックス26が2枚のガラス板1,2の右側の鉛直縁の間
を所定間隔に保持するようになる。
【0049】ダイ6がガラス板1,2の下縁まで下降す
ると、ダイ6の下降を停止すると共にダイ6を反時計方
向に90度回転し、移動用ローラ20aを逆回転させる
とともにサーボモータ32を作動させて吸引枠体30を
支持枠体28aの左方へ所定の速度で移動させる。これ
により図9に示すようにガラス板1,2はベルトコンベ
ヤ27aの上から移動用ローラ20aの上に移し替えら
れ、ダイ6はガラス板1,2の下縁の間に樹脂材料16
を注入する。
【0050】さらにガラス板1,2が移動用ローラ20
a上に移り替り、ダイ6がガラス板1,2の右側の鉛直
縁に達した時点で、移動用ローラ20aおよびサーボモ
ータ32の駆動を停止し、吸着チャック33の吸着を解
除した後、サーボモータ32の駆動により吸引枠体30
を支持枠体28aの右側に移動して、図10に示すよう
に吸着チャック33を退避させる。これにより、吸着チ
ャック33とダイ6とを干渉させることなく、所定の間
隔を保持した2枚のガラス板1,2の全周縁部に樹脂材
料16を連続して一筆書きに注入して、複層ガラスの製
造が終了する。このようにして製造された複層ガラス
は、1箇所のみに接続部を有するスペーサが成形される
ことになる。
【0051】複層ガラスの製造が終了すると、ダイ6が
上昇されて図5の状態に復帰し、さらに製造された複層
ガラスは図11に示すように移動用ローラ20aおよび
ベルトコンベヤ27aの駆動により図11の右方向に搬
出される。
【0052】ガラス板1,2の移動と位置決めを、例え
ば前記したような移動用ローラ20aやベルトコンベヤ
27aなどのコンベヤ装置のみにて行うようにした場合
には、ガラス板1,2とコンベヤ装置との間のスリップ
によってガラス板1,2の位置決め精度を保持すること
が困難となる場合がある。このように位置決め精度が保
持できない場合には、ダイ6との位置関係が狂ってしま
うために安定したスペーサの成形ができないことにな
る。
【0053】これに対して、前記したようにガラス板
1,2の移動は移動用ローラ20aおよびベルトコンベ
ヤ27aの駆動力によって行うが、ガラス板1,2の移
動速度と停止位置の制御は、もっぱら吸着式押し引き手
段28によって行うようにしており、しかも吸着式押し
引き手段28は、サーボモータ32により駆動されるボ
ールネジ杆31によって吸引枠体30とともに吸着チャ
ック33を移動させるようにしているので、吸着チャッ
ク33が吸着されたガラス板1,2は設定された速度で
移動され、所定位置に精度良く停止させられるようにな
る。したがってガラス板1,2間の周縁部に安定してス
ペーサを成形することができる。
【0054】図12は、前記ガラス板支持状態の他の例
を有する装置の全体斜視図、図13は、図12のガラス
板支持状態を示す縦断側面図である。図12、図13に
示した装置が前記図1、図2に示した装置と異なる点
は、ガラス板1,2の対向する面とは反対側の面に当接
するようにした水平方向に長いベルトコンベヤ37,3
8を対峙させて配置している点である。ベルトコンベヤ
37,38は、上下方向に3段設けてあり、該ベルトコ
ンベヤ37,38のそれぞれの上下間には、図1と同様
の吸引ボックス17,18が設けてあり、該吸引ボック
ス17,18は、ガラス板1,2の対向する面とは反対
側の面に対して僅かな隙間を保持して配置されている。
【0055】図12、図13の装置では、前記ベルトコ
ンベヤ37,38と吸引ボックス17,18とにより保
持手段7を構成しており、したがって、図1、図2に示
した装置の吸引ボックス17,18に備えられた支持ロ
ーラ25は有していない。
【0056】上述したベルトコンベヤ37,38は、ワ
イヤ入りアイアンラバーなどの伸びない基材の表面に単
泡の発泡樹脂を貼り付けたものを使用し、表面の発泡孔
が吸着性能を発揮するようになっている。
【0057】また、図14はガラス板1,2を所定の間
隔を保持して平行に保った状態で移動させる別の方法を
示したものであり、図13に示す方法では、ベルトコン
ベヤ37と吸引ボックス17とを一方のガラス板1側の
みに設け、他方のガラス板2側には、支持板などからな
る支持材34に多数の回転自在な受けローラ35を一平
面に並ぶように取り付け、移動用ローラ20a上に載置
した他方のガラス板2が受けローラ35に立て掛けられ
るようにしている。この場合、受けローラ35で支持さ
れているガラス板2がガラス板1の方に倒れないように
するため、支持材34の上側が図13の右側に傾くよう
にたとえば5度程度傾け、ガラス板1を支持する吸引ボ
ックス17も、同じ角度でガラス板1が傾いて2枚のガ
ラス板1,2が平行になるように、位置を調整してお
く。
【0058】上記図12〜図14図に示す装置を使用し
て複層ガラスを製造するには、前記図5〜図11に示し
た方法と同じ方法によって製造することができる。
【0059】上記各例においては第1ステージS1に、
図1では支持ローラ25を備えた吸引ボックス17,1
8による保持手段7、図4では受けローラ35によって
一方のガラス板2を傾斜状態に受けるようにした保持手
段7、図12ではベルトコンベヤ37,38と吸引ボッ
クス17,18による保持手段7、図14では受けロー
ラ35を備えて一方のガラス板2を傾斜状態に受けるよ
うにした保持手段7を設けた場合について説明したが、
上記保持手段7は第2ステージS2にも設けることがで
きる。
【0060】ガラス板1,2の案内手段20,27は、
移動用ローラ20aあるいはベルトコンベヤ27aなど
のコンベヤ装置を用いたり、それらを組合わせて用いる
ようにしてもよい。また、ガラス板1,2間の周縁部に
ダイ6にて樹脂材料を吐出する順序は、図5〜図11に
示した順序に限定されることなく種々の順序で実施する
ことができること、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更し得ること、等は勿論である。
【0061】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
保持手段によって相互間に所要の間隔を保持するように
保持した2枚のガラス板を案内手段の上に載置してガラ
ス板面と平行かつ水平方向に移動させるようにし、ダイ
の上下方向移動とガラス板の水平方向移動の相対移動を
行いつつダイから樹脂材料を吐出して2枚のガラス板間
の周縁部に樹脂製スペーサを成形するときに、ガラス板
をダイ前側の第1ステージとダイ後側の第2ステージと
の間で移動させる制御が、吸着式押し引き手段によって
行われるので、ガラス板の移動速度と停止位置の制御を
精度良く行うことができて、ガラス板間の周縁部に良好
な形状のスペーサを安定して成形できる効果がある。
【0062】また、ガラス板を鉛直に立てた状態で取扱
うことができるので、ガラス板が撓む問題を防止でき、
さらに、2枚のガラス板の周縁部に樹脂材料を連続した
一筆書きに注入することができるので、製造された複層
ガラスには1箇所のみの接続部を有するスペーサを精度
良く成形できるので、中空層の気密性の確保が容易にな
るという効果がある。
【0063】また、ガラス板の移動は案内手段で行い、
ガラス板の間隔保持は保持手段で行い、ガラス板の移動
速度と停止位置の制御は吸着式押し引き手段で行うよう
に作業を分担させているので、従来のようにガラス板の
間隔保持と移動とを1つの装置で同時に行う方法に比し
て装置構成を簡素化することができるとともに、各手段
によってガラス板の位置制御などを精度良く確実に行う
ことができる効果がある。
【0064】請求項3記載の発明によれば、吸着式押し
引き装置の吸着チャックはガラス板の下縁近傍を吸着す
るようにしているので、吸着式押し引き装置の吸着チャ
ックは保持手段等と干渉することなく第1ステージと第
2ステージとの間を移動できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における装置の一例の全体斜視図であ
る。
【図2】本発明におけるガラス板支持状態の一例を示す
縦断側面図である。
【図3】本発明に使用する吸引ボックスと案内手段の一
例の斜視図である。
【図4】本発明におけるガラス板支持状態の他の例を示
す縦断側面図である。
【図5】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図6】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図7】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図8】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図9】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図10】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図11】本発明における工程の一例を示す正面図であ
る。
【図12】本発明における装置の他の例の全体斜視図で
ある。
【図13】本発明におけるガラス板支持状態の他の例を
示す縦断側面図である。
【図14】本発明におけるガラス板支持状態のさらに他
の例を示す縦断側面図である。
【図15】樹脂材料を吐出するダイの拡大側面図であ
る。
【図16】従来提案されている複層ガラスの製造方法の
一例を示す側面図である。
【図17】図16を左方から見た正面斜視図である。
【符号の説明】
1,2 ガラス板 6 ダイ 7 保持手段 20,27 案内手段 28 吸着式押し引き手段 29 リニアガイド 30 吸引枠体 31 ボールネジ杆 33 吸着チャック S1 第1ステージ S2 第2ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 陽樹 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガラス板を両者間に所定の間隔が
    保持されるように支持しながら所定の断面形状で樹脂材
    料を吐出するダイと前記2枚のガラス板とをダイが2枚
    のガラス板間の周縁部に沿うように相対移動させ、前記
    ダイから樹脂材料を吐出して前記2枚のガラス板間の周
    縁部に樹脂製スペーサを成形する複層ガラスの製造方法
    であって、ガラス板面と平行かつ水平方向に案内する案
    内手段の上に前記2枚のガラス板の下縁を載置し、前記
    2枚のガラス板のそれぞれの対向しない側の面を保持手
    段に当接させて前記2枚のガラス板を概略鉛直状態に支
    持し、樹脂製スペーサの成形前および/または成形中に
    前記所定の間隔を保持しながら、前記案内手段上に載置
    したガラス板を吸着式押し引き手段によりガラス板面に
    平行かつ水平方向にダイ前側の第1ステージとダイ後側
    の第2ステージとの間で移動し位置決めすることを特徴
    とする複層ガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】 2枚のガラス板を両者間に所定の間隔が
    保持されるように支持しながら所定の断面形状で樹脂材
    料を吐出するダイと前記2枚のガラス板とをダイが2枚
    のガラス板間の周縁部に沿うように相対移動させ、前記
    ダイから樹脂材料を吐出して前記2枚のガラス板間の周
    縁部に樹脂製スペーサを成形する複層ガラスの製造装置
    であって、間に所定の間隔が保持されるように2枚のガ
    ラス板を概略鉛直に支持する保持手段と、前記2枚のガ
    ラス板の下縁を支持して該ガラス板をガラス板面に平行
    かつ水平方向に移動させる案内手段と、鉛直方向に移動
    可能で前記2枚のガラス板間の周縁部に所定の断面形状
    で樹脂材料を吐出するダイと、前記2枚のガラス板をダ
    イの前側と後側との間で押し引き移動させる吸着式押し
    引き手段とを備え、吸着式押し引き手段は、案内手段の
    下部にガラス板の移動方向と平行に設けたリニアガイド
    と、該リニアガイドに沿って移動する吸引枠体と、2枚
    のガラス板の対向する面とは反対側の面を吸着するよう
    に対向して取り付けられた吸着チャックとからなること
    を特徴とする複層ガラスの製造装置。
  3. 【請求項3】 吸着チャックはガラス板の下縁近傍を吸
    着するようになっていることを特徴とする請求項2記載
    の複層ガラスの製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080783A (ja) * 2006-08-29 2008-04-10 Sekisui Chem Co Ltd 多層構造体の製造方法及び製造装置、断熱採光材の製造方法
CN112319001A (zh) * 2020-11-03 2021-02-05 合肥市共创玻璃工艺有限公司 一种应用于隔音玻璃生产的双层玻璃定位合片装置

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