JPH11236191A - 自動昇降物干方式並びにその方式における昇降ポール及び搬送カート - Google Patents
自動昇降物干方式並びにその方式における昇降ポール及び搬送カートInfo
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- JPH11236191A JPH11236191A JP5570098A JP5570098A JPH11236191A JP H11236191 A JPH11236191 A JP H11236191A JP 5570098 A JP5570098 A JP 5570098A JP 5570098 A JP5570098 A JP 5570098A JP H11236191 A JPH11236191 A JP H11236191A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣類等の物干しにおいて、老齢者、身体障害
者にも操作が容易で安全性のあるものとする。 【解決手段】 昇降ポール（１）には昇降リフター
（３）とカートホルダー（７）を具え、このカートホル
ダー（７）に支持される搬送カート（２）の支柱（１
５）（１５’）は、昇降ハンガー（１４）を支持部（１
７）を介して支承し、スイッチ（１０）と昇降電源スイ
ッチ（４）により昇降ハンガー（１４）を昇降リフター
（３）とともに昇降して、衣類の物干しの操作を容易
に、かつ安全性を確保して行うことができる。
者にも操作が容易で安全性のあるものとする。 【解決手段】 昇降ポール（１）には昇降リフター
（３）とカートホルダー（７）を具え、このカートホル
ダー（７）に支持される搬送カート（２）の支柱（１
５）（１５’）は、昇降ハンガー（１４）を支持部（１
７）を介して支承し、スイッチ（１０）と昇降電源スイ
ッチ（４）により昇降ハンガー（１４）を昇降リフター
（３）とともに昇降して、衣類の物干しの操作を容易
に、かつ安全性を確保して行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯機より搬送
して容易に衣類等の物干しができる自動物干方式に関す
る。
して容易に衣類等の物干しができる自動物干方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗濯機で洗濯を完了した衣類等を
干すためにベランダ等の屋外の物干場に運搬するには、
洗濯籠に洗濯の完了した衣類を収容の上、運ぶ必要があ
るが、特に高齢者、身体障害者の場合、屈伸、運搬を安
定した姿勢で行うには極めて困難である。そこで、搬送
カート等を用いることが考えられるが、これにより屋外
の物干し場に運んでも上記衣類等を物干竿に干すことが
困難である上、高齢者にとりカート自体も大きく操作が
容易ではない。
干すためにベランダ等の屋外の物干場に運搬するには、
洗濯籠に洗濯の完了した衣類を収容の上、運ぶ必要があ
るが、特に高齢者、身体障害者の場合、屈伸、運搬を安
定した姿勢で行うには極めて困難である。そこで、搬送
カート等を用いることが考えられるが、これにより屋外
の物干し場に運んでも上記衣類等を物干竿に干すことが
困難である上、高齢者にとりカート自体も大きく操作が
容易ではない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記従来
のものの問題点を改善するものであり、軽量で小型の搬
送カートを自動的に昇降できる昇降ポールと組合せるこ
とにより高齢者、身体障害者等においても物干しが安全
容易となり、その上、これら一連の作業により外で充分
日光浴が楽しめることとなるものである。
のものの問題点を改善するものであり、軽量で小型の搬
送カートを自動的に昇降できる昇降ポールと組合せるこ
とにより高齢者、身体障害者等においても物干しが安全
容易となり、その上、これら一連の作業により外で充分
日光浴が楽しめることとなるものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのために定位置に固定
する昇降ポールと上記昇降ポールと一体に結合する移動
自在の搬送カートよりなり、昇降ポールには昇降する昇
降リフターとカートホルダーを具え、上記搬送カート
は、取り外し自在の昇降ハンガーを支承し、これに衣類
等を吊下げ、上記カートホルダーに支持されて昇降ポー
ルのスイッチに当接し、次いで、昇降ポールの昇降電源
スイッチを押圧して昇降リフターを下降させ、昇降ポー
ルの昇降リフターに搬送カートの昇降ハンガーを取付
け、上記昇降リフターにより昇降ポールの所定位置まで
上昇させた後、この昇降ハンガーを停止させ、収納時、
昇降リフターとともに昇降ハンガーを昇降ポールに沿い
下降させ、搬送カート上に移し、この搬送カートを収納
場所まで移動させてなる方式である。
する昇降ポールと上記昇降ポールと一体に結合する移動
自在の搬送カートよりなり、昇降ポールには昇降する昇
降リフターとカートホルダーを具え、上記搬送カート
は、取り外し自在の昇降ハンガーを支承し、これに衣類
等を吊下げ、上記カートホルダーに支持されて昇降ポー
ルのスイッチに当接し、次いで、昇降ポールの昇降電源
スイッチを押圧して昇降リフターを下降させ、昇降ポー
ルの昇降リフターに搬送カートの昇降ハンガーを取付
け、上記昇降リフターにより昇降ポールの所定位置まで
上昇させた後、この昇降ハンガーを停止させ、収納時、
昇降リフターとともに昇降ハンガーを昇降ポールに沿い
下降させ、搬送カート上に移し、この搬送カートを収納
場所まで移動させてなる方式である。
【０００５】更には、昇降ポールに昇降リフターを上下
に作動する動力源をもち、搬送カートの一方の支柱を支
持するカートホルダーを具え、上記搬送カートの一方の
支柱と昇降ポールとの当接により動力源に入力するスイ
ッチを設け、このスイッチと別に昇降電源スイッチを設
けるとともに、入力スイッチと昇降電源スイッチの入力
により、昇降する昇降リフターをもち、この昇降リフタ
ーには搬送カートの昇降ハンガーに係合する係合部とこ
の係合を指令するハンガースイッチを設けてなる昇降ポ
ールである。
に作動する動力源をもち、搬送カートの一方の支柱を支
持するカートホルダーを具え、上記搬送カートの一方の
支柱と昇降ポールとの当接により動力源に入力するスイ
ッチを設け、このスイッチと別に昇降電源スイッチを設
けるとともに、入力スイッチと昇降電源スイッチの入力
により、昇降する昇降リフターをもち、この昇降リフタ
ーには搬送カートの昇降ハンガーに係合する係合部とこ
の係合を指令するハンガースイッチを設けてなる昇降ポ
ールである。
【０００６】また 、直立する支柱には昇降ハンガーを
支承する支持部を設け、この支持部上に昇降ハンガーが
取り外しができるように支承され、支柱下部には車輪等
の移動手段を具え、かつ昇降ポールに当接する側の支柱
には昇降ポールの対向位置にスイッチ入力部を設けてな
る搬送カートである。
支承する支持部を設け、この支持部上に昇降ハンガーが
取り外しができるように支承され、支柱下部には車輪等
の移動手段を具え、かつ昇降ポールに当接する側の支柱
には昇降ポールの対向位置にスイッチ入力部を設けてな
る搬送カートである。
【０００７】
【発明の実施の形態】この発明は上記のように構成され
るから、実施に当り、直立する支柱上に昇降ポールに対
して左右方向に拡開する昇降ハンガーを設けることによ
り多くの衣類を吊下げることができ、また、これは昇降
ポールに設ける昇降リフターに係止されることにより、
昇降リフターの所定位置まで上昇して衣類等の乾燥が容
易となる。そして、これらの作動は、昇降ポールの下部
に設けられる搬送カートに当接する入力スイッチと昇降
電源スイッチの両方のスイッチの同時入力によりなされ
るから、誤って作動して障害を受けることがなく、老齢
者、身体障害者等においても安全を確保することができ
る。なお、昇降ハンガーは適宜吊下げ用クリップ等を設
けており、左右方向に拡開するものであるが、これは支
持部の伸縮とともに必ずしも要件ではない。
るから、実施に当り、直立する支柱上に昇降ポールに対
して左右方向に拡開する昇降ハンガーを設けることによ
り多くの衣類を吊下げることができ、また、これは昇降
ポールに設ける昇降リフターに係止されることにより、
昇降リフターの所定位置まで上昇して衣類等の乾燥が容
易となる。そして、これらの作動は、昇降ポールの下部
に設けられる搬送カートに当接する入力スイッチと昇降
電源スイッチの両方のスイッチの同時入力によりなされ
るから、誤って作動して障害を受けることがなく、老齢
者、身体障害者等においても安全を確保することができ
る。なお、昇降ハンガーは適宜吊下げ用クリップ等を設
けており、左右方向に拡開するものであるが、これは支
持部の伸縮とともに必ずしも要件ではない。
【０００８】その上、搬送カートの支柱の他方には手押
しグリッパーを設けてあるから、これを押して所定位置
まで容易に搬送することができ、この手押しグリッパー
の柄部の適宜部分を軸着することにより折畳むようにす
れば、昇降ハンガーを左右、上下に縮小するとともに不
使用時更に収納に便利なものとなる。なお、搬送カート
の車輪は弾性あるいは大径とすることにより床による振
動を緩和でき、凹凸の障害物があっても容易に移動でき
るものとなる。動力内蔵部は小型バッテリーを搭載して
もよいが、ベランダ等に設けられる屋外コンセントに連
結できるソケットにすることもできる。車輪に代え、無
限軌道あるいは摩擦の少ない板体を取付けることによ
り、より移動を簡単にすることもできる。
しグリッパーを設けてあるから、これを押して所定位置
まで容易に搬送することができ、この手押しグリッパー
の柄部の適宜部分を軸着することにより折畳むようにす
れば、昇降ハンガーを左右、上下に縮小するとともに不
使用時更に収納に便利なものとなる。なお、搬送カート
の車輪は弾性あるいは大径とすることにより床による振
動を緩和でき、凹凸の障害物があっても容易に移動でき
るものとなる。動力内蔵部は小型バッテリーを搭載して
もよいが、ベランダ等に設けられる屋外コンセントに連
結できるソケットにすることもできる。車輪に代え、無
限軌道あるいは摩擦の少ない板体を取付けることによ
り、より移動を簡単にすることもできる。
【０００９】昇降ポールの動力内蔵部側面と平行にカー
トガイドを取付け、昇降ポールと搬送カートの結合を正
確に位置付けすることができ、また、昇降ポール側の車
輪を定位置に停止させるためのストッパーを設け、昇降
ポールと搬送カートの結合をより確実に固定することが
できる。
トガイドを取付け、昇降ポールと搬送カートの結合を正
確に位置付けすることができ、また、昇降ポール側の車
輪を定位置に停止させるためのストッパーを設け、昇降
ポールと搬送カートの結合をより確実に固定することが
できる。
【００１０】
【実施例】この発明を実施例により更に詳細に説明す
る。（１）は昇降ポールであり、この昇降ポール（１）
はベランダ等の定位置に固定され、下部に動力内蔵部
（８）を収容し、動力内蔵部（８）より駆動を受けた無
端ロープは昇降ポール（１）内を上下方向に移動し、こ
れに連結する昇降リフター（３）を昇降ポール（１）の
一側面に沿い昇降させる。昇降リフター（３）上にはハ
ンガースイッチ（５）を具え、搬送カート（２）の支持
部（１７）上に支承される昇降ハンガー（１４）と昇降
リフター（３）との係合を指令する。同様に昇降ポール
（１）には下方にカートホルダー（７）を搬送カート
（２）の一方の支柱（１５）に向け突出する。このカー
トホルダー（７）により昇降ポール（１）に搬送カート
（２）が当接する際、一方の支柱（１５’）の側面を保
持して固定する。なお、支持部（１７）は上下に伸縮す
ることにより衣類の吊下げを容易にできる。
る。（１）は昇降ポールであり、この昇降ポール（１）
はベランダ等の定位置に固定され、下部に動力内蔵部
（８）を収容し、動力内蔵部（８）より駆動を受けた無
端ロープは昇降ポール（１）内を上下方向に移動し、こ
れに連結する昇降リフター（３）を昇降ポール（１）の
一側面に沿い昇降させる。昇降リフター（３）上にはハ
ンガースイッチ（５）を具え、搬送カート（２）の支持
部（１７）上に支承される昇降ハンガー（１４）と昇降
リフター（３）との係合を指令する。同様に昇降ポール
（１）には下方にカートホルダー（７）を搬送カート
（２）の一方の支柱（１５）に向け突出する。このカー
トホルダー（７）により昇降ポール（１）に搬送カート
（２）が当接する際、一方の支柱（１５’）の側面を保
持して固定する。なお、支持部（１７）は上下に伸縮す
ることにより衣類の吊下げを容易にできる。
【００１１】昇降ポール（１）には、昇降電源スイッチ
（４）を設け（必要に応じ、昇降時の区別をする。）、
側面に人力により昇降リフター（３）を昇降できるよう
に昇降ハンドル（６）を設け、昇降スイッチ（４）のオ
ン、オフ以外にも昇降リフター（３）を作動できるよう
にする。スイッチ（１０）は搬送カート（２）の一方の
支柱（１５’）の昇降ポール（１）への当接面の対向位
置に突出して設ける。したがって、支柱（１５’）の当
接時（搬送カートと昇降ポールの結合時）動力源に入力
し、これと昇降電源スイッチ（４）の同時入力により安
全性を確保して昇降リフター（３）は昇降することとな
る。なお、スイッチ（１０）は図９に示すように搬送カ
ート（２）の一方の支柱（１５’）に突出体（１０’）
を設け、これに対向して昇降ポール（１）にその側面と
面一かそれより凹入して設けることもできる。こうする
ことにより誤ってスイッチ（１０）面に触れ、作動する
ことを防止できる。
（４）を設け（必要に応じ、昇降時の区別をする。）、
側面に人力により昇降リフター（３）を昇降できるよう
に昇降ハンドル（６）を設け、昇降スイッチ（４）のオ
ン、オフ以外にも昇降リフター（３）を作動できるよう
にする。スイッチ（１０）は搬送カート（２）の一方の
支柱（１５’）の昇降ポール（１）への当接面の対向位
置に突出して設ける。したがって、支柱（１５’）の当
接時（搬送カートと昇降ポールの結合時）動力源に入力
し、これと昇降電源スイッチ（４）の同時入力により安
全性を確保して昇降リフター（３）は昇降することとな
る。なお、スイッチ（１０）は図９に示すように搬送カ
ート（２）の一方の支柱（１５’）に突出体（１０’）
を設け、これに対向して昇降ポール（１）にその側面と
面一かそれより凹入して設けることもできる。こうする
ことにより誤ってスイッチ（１０）面に触れ、作動する
ことを防止できる。
【００１２】この実施例の搬送カート（２）は直立する
２本の支柱（１５）．（１５’）よりなり、両支柱（１
５）．（１５’）の上部に支持部（１７）を介して昇降
ハンガー（１４）を支承する。昇降ハンガー（１４）は
昇降ポール（１）に対して左右に拡開するように、支持
部（１７）は上下方向に伸縮できるようにされ、かつ、
左右に拡開される腕杆には衣類を吊下げるためのクリッ
プ、フック等が取付けられる。また、一方の支柱（１
５’）には昇降ポール（１）のスイッチ（１０）に対向
し、他方の支柱（１５）には軸着部（１３）により回動
自在とした柄部（１２）を取り付け、この上部に手押し
グリッパー（１１）を設けてなり、搬送カート（２）の
作動時、軸着部（１３）より直立させてこれを押すこと
により移動できることとなる。車輪（１６）は支柱（１
５）．（１５’）を連結する底部に４個取り付け、搬送
カート（２）を安定して支持する。カートガイド（９）
は昇降ポール（１）の底面より搬送カート（２）に向け
突出して設け、車輪（１６）の両側を案内して搬送カー
ト（２）を昇降ポール（１）に対して正確に位置づけす
る。ストッパー（１８）は昇降ポール（１）に当接する
搬送カート（２）が後退することのないように停止させ
るためのものである。
２本の支柱（１５）．（１５’）よりなり、両支柱（１
５）．（１５’）の上部に支持部（１７）を介して昇降
ハンガー（１４）を支承する。昇降ハンガー（１４）は
昇降ポール（１）に対して左右に拡開するように、支持
部（１７）は上下方向に伸縮できるようにされ、かつ、
左右に拡開される腕杆には衣類を吊下げるためのクリッ
プ、フック等が取付けられる。また、一方の支柱（１
５’）には昇降ポール（１）のスイッチ（１０）に対向
し、他方の支柱（１５）には軸着部（１３）により回動
自在とした柄部（１２）を取り付け、この上部に手押し
グリッパー（１１）を設けてなり、搬送カート（２）の
作動時、軸着部（１３）より直立させてこれを押すこと
により移動できることとなる。車輪（１６）は支柱（１
５）．（１５’）を連結する底部に４個取り付け、搬送
カート（２）を安定して支持する。カートガイド（９）
は昇降ポール（１）の底面より搬送カート（２）に向け
突出して設け、車輪（１６）の両側を案内して搬送カー
ト（２）を昇降ポール（１）に対して正確に位置づけす
る。ストッパー（１８）は昇降ポール（１）に当接する
搬送カート（２）が後退することのないように停止させ
るためのものである。
【００１３】この発明の実施例は上記の構成をもつか
ら、まず、洗濯機等により洗濯の終了した洗濯物である
衣類等を取り出し、かご（１９）などに一時的に保管の
上、あらかじめ昇降ハンガー（１４）を左右方向に拡開
した搬送カート（２）に適宜間隔で吊下げ、手押しグリ
ッパー（１１）を折畳み位置より伸長し、これを把持し
て屋外方向に搬送する。車輪（１６）は大径にすること
により容易に移動でき、ベランダ等の屋外の所定位置に
固定される昇降ポール（１）に当接する。次いで、搬送
カート（２）の一方の支柱（１５’）を昇降ポール
（１）の下方に突出するカートホルダー（７）に挟持さ
せ、カートガイド（９）とストッパー（１８）により固
定し支柱（１５’）をストッパ−（１０）に当接させて
動力源に入力するよう作動する。
ら、まず、洗濯機等により洗濯の終了した洗濯物である
衣類等を取り出し、かご（１９）などに一時的に保管の
上、あらかじめ昇降ハンガー（１４）を左右方向に拡開
した搬送カート（２）に適宜間隔で吊下げ、手押しグリ
ッパー（１１）を折畳み位置より伸長し、これを把持し
て屋外方向に搬送する。車輪（１６）は大径にすること
により容易に移動でき、ベランダ等の屋外の所定位置に
固定される昇降ポール（１）に当接する。次いで、搬送
カート（２）の一方の支柱（１５’）を昇降ポール
（１）の下方に突出するカートホルダー（７）に挟持さ
せ、カートガイド（９）とストッパー（１８）により固
定し支柱（１５’）をストッパ−（１０）に当接させて
動力源に入力するよう作動する。
【００１４】この状態で、昇降電源スイッチ（４）を押
して昇降リフター（３）の下降を指令し、昇降リフター
（３）は下降して搬送カート（２）の昇降ハンガー（１
４）と昇降リフター（３）は当接する。ここで、昇降リ
フター（３）上のハンガースイッチ（５）を入れると昇
降ハンガー（１４）と昇降リフター（３）は係合部（２
０）において係合し、昇降電源スイッチ（４）の上昇ス
イッチを入れることにより昇降リフター（３）は上昇
し、昇降ポール（１）の所定位置まで上昇し、停止す
る。これで衣類等の物干しは完了し、衣類等の乾燥後
は、上記と逆に昇降電源スイッチ（４）と昇降リフター
（３）上のハンガースイッチ（５）を押すことにより、
昇降リフター（３）との係合を解き昇降ハンガー（１
４）は搬送カート（２）の支柱（１５）に支承された状
態となり、手押しグリッパー（１１）を押して屋内に容
易に移動することができる。
して昇降リフター（３）の下降を指令し、昇降リフター
（３）は下降して搬送カート（２）の昇降ハンガー（１
４）と昇降リフター（３）は当接する。ここで、昇降リ
フター（３）上のハンガースイッチ（５）を入れると昇
降ハンガー（１４）と昇降リフター（３）は係合部（２
０）において係合し、昇降電源スイッチ（４）の上昇ス
イッチを入れることにより昇降リフター（３）は上昇
し、昇降ポール（１）の所定位置まで上昇し、停止す
る。これで衣類等の物干しは完了し、衣類等の乾燥後
は、上記と逆に昇降電源スイッチ（４）と昇降リフター
（３）上のハンガースイッチ（５）を押すことにより、
昇降リフター（３）との係合を解き昇降ハンガー（１
４）は搬送カート（２）の支柱（１５）に支承された状
態となり、手押しグリッパー（１１）を押して屋内に容
易に移動することができる。
【００１５】屋内に移送される衣類等を昇降ハンガー
（１４）より取り外し、収納するとともに、搬送カート
（２）の昇降ハンガー（１４）を左右方向いずれも縮小
し、支持部（１７）も縮小して折りたたみ、手押しグリ
ッパ−（１１）をも下方に旋回して折りたたむと、どの
場所にも収納できるほどの容積となるから、カートの収
納も場所をとらずに行うことができる。
（１４）より取り外し、収納するとともに、搬送カート
（２）の昇降ハンガー（１４）を左右方向いずれも縮小
し、支持部（１７）も縮小して折りたたみ、手押しグリ
ッパ−（１１）をも下方に旋回して折りたたむと、どの
場所にも収納できるほどの容積となるから、カートの収
納も場所をとらずに行うことができる。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上のとおりの構成を具え
るので、特に老齢者、身体障害者により屋外における物
干が容易になるとともに、充分安全性を確保でき、気分
転換をも図れ、極めて顕著な効果をもつものである。
るので、特に老齢者、身体障害者により屋外における物
干が容易になるとともに、充分安全性を確保でき、気分
転換をも図れ、極めて顕著な効果をもつものである。
【図１】この発明の実施例の斜視図である。
【図２】この発明の実施例の正面図である。
【図３】この発明の側面図（平面図を含む）である。
【図４】この発明の実施例の昇降ポールの正面図であ
る。
る。
【図５】この発明の実施例の昇降ポールの側面図（平面
図を含む）である。
図を含む）である。
【図６】この発明の実施例の搬送カート正面である。
【図７】この発明の実施例の搬送カートの平面図であ
る。
る。
【図８】この発明の実施例の搬送カートの側面図であ
る。
る。
【図９】この発明の実施例における搬送カートの昇降ポ
ールの当接時の状態を示す図である。
ールの当接時の状態を示す図である。
１ 昇降ポール ２ 搬送カート ３ 昇降リフター ４ 昇降電源スイッチ ５ ハンガースイッチ ６ 昇降ハンドル ７ カートホルダー ８ 動力内蔵部 ９ カートガイド １０ スイッチ １０’ 突出体 １１ 手押しグリッパー １２ 柄部 １３ 軸着部 １４ 昇降ハンガー １５，１５’ 支柱 １６ 車輪 １７ 支持部 １８ ストッパー １９ かご ２０ 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｄ０６Ｆ 57/02 Ｄ０６Ｆ 57/08 Ｚ 57/08 57/12 Ｄ 57/12 95/00 95/00 Ｂ６２Ｂ 3/00 Ｄ
Claims (3)
- 【請求項１】 定位置に固定する昇降ポールと上記昇降
ポールと一体に結合する移動自在の搬送カートよりな
り、昇降ポールには昇降する昇降リフターとカートホル
ダーを具え、上記搬送カートは、取り外し自在の昇降ハ
ンガーを支承し、この昇降ハンガーに衣類を吊下げ、上
記カートホルダーに支持されて、昇降ポールのスイッチ
に当接し、次いで、昇降ポールの昇降電源スイッチを押
圧して昇降リフターを下降させ、昇降ポールの昇降リフ
ターに搬送カートの昇降ハンガーを取付け、上記昇降リ
フターにより昇降ハンガーを昇降ポールの所定位置まで
上昇させた後、この昇降ハンガーを停止させ、収納時、
昇降リフターとともに昇降ハンガーを昇降ポールに沿い
下降させ、搬送カート上に移し、この搬送カートを収納
場所まで移動させてなる自動昇降物干方式。 - 【請求項２】 昇降ポールに昇降リフターを上下に作動
する動力源をもち、搬送カートの一方の支柱を支持する
カートホルダーを具え、上記搬送カートの一方の支柱と
昇降ポールとの当接により動力源に入力するスイッチを
設け、更に、昇降電源スイッチを設けるとともに上記ス
イッチと昇降電源スイッチの入力により昇降する昇降リ
フターを具え、この昇降リフターには搬送カートの昇降
ハンガーに係合する係合部ととこの係合を指令するハン
ガースイッチを設けてなる自動昇降物干方式における昇
降ポール。 - 【請求項３】 直立する支柱には昇降ハンガーを支承す
る支持部を設け、この支持部上に昇降ハンガーを取り外
しできるように支承し、支柱下部には車輪等の移動手段
を具え、かつ、昇降ポールに当接する側の支柱には昇降
ポールのスイッチの対向位置にスイッチ入力部を設けて
なる自動昇降物干方式における搬送カート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5570098A JPH11236191A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動昇降物干方式並びにその方式における昇降ポール及び搬送カート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5570098A JPH11236191A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動昇降物干方式並びにその方式における昇降ポール及び搬送カート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236191A true JPH11236191A (ja) | 1999-08-31 |
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ID=13006182
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5570098A Withdrawn JPH11236191A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動昇降物干方式並びにその方式における昇降ポール及び搬送カート |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236191A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2388019A (en) * | 2002-04-29 | 2003-11-05 | Gill Thornalley | Garment trolley |
| WO2006122992A3 (es) * | 2005-05-19 | 2007-09-20 | Tecnologia En Sist S De Elevac | Elevador |
| WO2010071381A3 (ko) * | 2008-12-19 | 2010-09-30 | 세창인스트루먼트 (주) | 공간의 효율적 사용이 가능한 빨래건조기구 |
| CN106873418A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-20 | 深圳市赛亿科技开发有限公司 | 一种用于智能升降式晾衣架的控制方法及装置 |
| CN107098225A (zh) * | 2017-05-17 | 2017-08-29 | 国网山东省电力公司潍坊供电公司 | 多功能地线存储车 |
| JP2018126354A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社プレックス | 布類投入機および布類展開装置 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP5570098A patent/JPH11236191A/ja not_active Withdrawn
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| CN102308043A (zh) * | 2008-12-19 | 2012-01-04 | 世昌工具(株) | 允许有效利用空间的衣物晾干装置 |
| JP2018126354A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社プレックス | 布類投入機および布類展開装置 |
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