JPH11235911A - 車両空調システムのファンモータ駆動制御装置 - Google Patents

車両空調システムのファンモータ駆動制御装置

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JPH11235911A
JPH11235911A JP10037516A JP3751698A JPH11235911A JP H11235911 A JPH11235911 A JP H11235911A JP 10037516 A JP10037516 A JP 10037516A JP 3751698 A JP3751698 A JP 3751698A JP H11235911 A JPH11235911 A JP H11235911A
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pwm
fan motor
ignition
air conditioning
voltage
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JP10037516A
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English (en)
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Hideki Sunaga
英樹 須永
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Calsonic Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00828Ventilators, e.g. speed control

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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル制御により、回路構成が単純で、消
費電力が低減され、回路発振が起こり難いというアナロ
グ制御にはないメリットが達成されると共に、イグニッ
ション電圧の変動に対する出力の安定化を達成するイグ
ニッション補正処理とデューティ比の変動に対する出力
の安定化を達成するPWM特性補正処理のプログラムソ
フトが簡単な論理で作成される車両空調システムのファ
ンモータ駆動制御装置を提供すること。 【解決手段】 空調コントロールユニット1に内蔵され
ているCPU5にPWM出力ポート5aを設け、ファン
モータ駆動制御回路を、電解コンデンサC4〜C12に
よるフィルタ回路14を有し、空調コントロールユニッ
ト1からのPWM信号でファンモータ3を直接駆動制御
するPWMモジュール2とし、CPU5に、イグニッシ
ョン補正処理部51とPWM特性補正処理部52を設
け、イグニッション補正処理後にPWM特性補正処理を
実行するプログラムソフトとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調コントロール
ユニットにて決められた目標風量を得るファンモータの
駆動制御を行なう車両空調システムのファンモータ駆動
制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、PWM(Pulse Width Modulatio
n;パルス幅変調)駆動制御方式による車両空調システ
ムのファンモータ駆動制御装置としては、特開平7−2
76968号公報や特開平7−300011号公報に記
載の装置が知られている。
【0003】この従来装置の駆動回路であるPWMモジ
ュールには、電解コンデンサによるフィルタ回路がモー
タ両端の間に挿入され、モータへのデューティ出力波形
をフィルタ回路によりなまらせ、ファンモータの駆動電
圧を安定させる。
【0004】そして、このPWM駆動制御方式の場合、
パワートランジスタの入力に適用すると、スイッチのO
N/OFF制御に置き換えることができ、アナログ制御
方式に比べて消費電力を著しく低減できる効果をもたら
す。また、アナログ回路に比べて回路構成を簡単にする
ことができるし、回路発振の問題を少なくなるという長
所を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駆動制御方式による車両空調システムのファンモータ駆
動制御装置にあっては、モータ両端の間に挿入されるフ
ィルタ回路により、デューティ比に対してファンモータ
の駆動電圧が比例的に変化しない非線形特性となり、デ
ューティ比の変動に対する出力の安定化を図るにはPW
Mデューティ比に比例してモータ駆動電圧が変化するよ
うに特性補正をする必要がある。
【0006】一方、駆動電源であるイグニッション電圧
が例えば9V〜16Vの範囲で変動する時、イグニッシ
ョン電圧変動にしたがってファンモータの両端子間の駆
動電圧も変動するため、イグニッション電圧変動に対し
モータ駆動電圧を安定に保つにはイグニッション電圧デ
ータに基づいてPWMデューティ比をイグニッション補
正する必要がある。
【0007】そこで、回路構成が単純で、回路発振が起
こり難いというデジタル制御のメリットを生かすため、
PWM特性補正処理とイグニッション補正処理を共にC
PUでのプログラムソフトにより実行する場合を考える
と、PWM特性補正処理を先に行ない、その後、イグニ
ッション補正処理を行なうと、イグニッション補正処理
が複雑になり、バグ(コンピュータの誤動作)の発生が
多くなるという問題がある。すなわち、PWM特性は一
次関数によりあらわすことも近似することもできない非
線形特性であるため、イグニッション補正処理にてデュ
ーティ比が変更されると、変更前と変更後のデューティ
比でのPWM特性も変わり、複雑なマップ等を用いてP
WM特性補正を含めたイグニッション補正処理を行なわ
なければならない。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、デジタ
ル制御により、回路構成が単純で、消費電力が低減さ
れ、回路発振が起こり難いというアナログ制御にはない
メリットが達成されると共に、イグニッション電圧の変
動に対する出力の安定化を達成するイグニッション補正
処理とデューティ比の変動に対する出力の安定化を達成
するPWM特性補正処理のプログラムソフトが簡単な論
理で作成される車両空調システムのファンモータ駆動制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(解決手段1)上記課題
の解決手段1(請求項1)は、ファンスイッチやセンサ
等からの入力情報と、設定されている風量制御プログラ
ムとにより空調コントロールユニットにて目標風量を決
め、決められた目標風量を得る制御指令をファンモータ
駆動制御回路に出力してファンモータを駆動する車両空
調システムのファンモータ駆動制御装置において、前記
空調コントロールユニットに内蔵されているCPUに、
一定周期で出力されるパルス幅を目標風量に応じて変調
させたPWM出力を得るPWM出力ポートを設け、前記
ファンモータ駆動制御回路を、MOSトランジスタを有
し、空調コントロールユニットからのPWM信号でファ
ンモータが直接駆動制御されるPWMモジュールとし、
前記PWMモジュールに、ファンモータの両端に挿入さ
れる電解コンデンサによるフィルタ回路を設け、前記C
PUに、イグニッション電圧が変動してもファンモータ
の両端電圧が変化しないようにイグニッション電圧デー
タに基づいてPWMデューティ比演算値を補正するイグ
ニッション補正処理手段と、PWMデューティ比に比例
してモータ駆動電圧が変化するようにPWMデューティ
比IGN補正値を非線形のデューティ出力特性に基づい
て補正するPWM特性補正処理手段を設け、イグニッシ
ョン補正処理後にPWM特性補正処理を実行するプログ
ラムソフトとしたことを特徴とする。
【0010】(解決手段2)上記課題の解決手段2(請
求項2)は、請求項1記載の車両空調システムのファン
モータ駆動制御装置において、前記CPUに、イグニッ
ション電圧検出値をフィルタ処理してイグニッション電
圧データとするイグニッションデータフィルタ処理手段
を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1は
請求項1,請求項2に記載の発明に対応する車両空調シ
ステムのファンモータ駆動制御装置である。
【0012】まず、構成を説明する。
【0013】図1は実施の形態1の車両空調システムの
ファンモータ駆動制御装置を示す全体システム図であ
る。
【0014】図1において、1は空調コントロールユニ
ット、2はPWMモジュール(ファンモータ駆動制御回
路)、3はファンモータ、4はハーネス、5はCPU、
6は波形増幅回路、7はサージ保護回路、8はカットO
FF回路、9は分圧回路、10はサージ保護回路、11
は温度ヒューズ、12は駆動回路、13はMOSトラン
ジスタ、14はフィルタ回路、15は出力ゲート、16
は入力ゲート、17,18はモータ端子ゲート、19は
イグニッション電源ゲート、20はアースゲートであ
る。
【0015】[空調コントロールユニットの構成につい
て]前記空調コントロールユニット1では、図外のファ
ンスイッチやセンサ等からの入力情報と、設定されてい
る風量制御プログラムとにより目標風量を決め、決めら
れた目標風量を得るPWM信号(制御指令)をハーネス
4を介してPWMモジュール2に出力する。
【0016】前記CPU5は、空調コントロールユニッ
ト1に内蔵されていて、可聴域より高い周波数(18k
Hz以上で、例えば、20kHz)による一定周期で出
力されるパルス幅を目標風量に応じて変調させたPWM
出力を得るPWM出力ポート5aと、カットOFF出力
を得るカットOFF出力ポート5bと、イグニッション
電圧のAD入力を得るAD入力ポート5cが設けられて
いる。このCPU5には、イグニッション電圧IGNが
変動してもファンモータ3の両端電圧が変化しないよう
にPWMデューティ比演算値VFOをPWMデューティ比
IGN補正値VF1とするイグニッション補正処理部51
(イグニッション補正処理手段)と、PWMデューティ
比に比例してモータ駆動電圧が変化するようにPWMデ
ューティ比IGN補正値VF1をPWMデューティ比特性
補正値VF2としこれをPWM出力とするPWM特性補正
処理部52(PWM特性補正処理手段)と、イグニッシ
ョン電圧AD値ADIGN をフィルタ処理してイグニッショ
ン補正処理において用いられるイグニッション電圧デー
タIGNDATA を得るIGNデータフィルタ処理部53(イ
グニッションデータフィルタ処理手段)と、がプログラ
ムソフトとして組み込まれている。
【0017】前記CPU5のPWM出力ポート5aと出
力ゲート15との間には、トランジスタTR1によるオ
ープンコレクタ回路で構成され、PWM出力波形を増幅
する波形増幅回路6と、ダイオードD1,D2とコンデ
ンサC1によるサージ保護回路7とが設けられている。
【0018】前記CPU5のカットOFF出力ポート5
bとトランジスタTR1のベース側との間には、トラン
ジスタTR2と抵抗R2とコンデンサC2によるカット
OFF回路8が設けられている。
【0019】前記CPU5のAD入力ポート5cには、
イグニッション電圧VIGN(8〜15.4V)を0〜
5Vに分圧する抵抗R3,R4による分圧回路9と、ダ
イオードD3とコンデンサC3によるサージ保護回路1
0が接続されている。尚、分圧回路9とサージ保護回路
10は、請求項のイグニッション電圧入力回路に相当す
る。
【0020】[PWMモジュールの構成について]前記
PWMモジュール2は、温度ヒューズ11,駆動回路1
2,MOSトランジスタ23,フィルタ回路14により
構成され、空調コントロールユニット1からのPWM信
号をハーネス4を介して入力し、ファンモータ3をPW
M信号により直接駆動する。
【0021】前記駆動回路12には、MOSトランジス
タ13の前段にハーネス4でなまった信号波形を整形す
る波形整形用トタンジスタTR3が設けられ、また、空
調コントロールユニット1とPWMモジュール2との間
が低い電圧(6V)にて駆動されるようにバイアス抵抗
R6,R7,R8が設けられている。尚、抵抗R5,R
9はMOSドライブ用のバイアス抵抗である。
【0022】前記MOSトランジスタ13は、空調コン
トロールユニット1からのPWM信号に基づく電圧をゲ
ートに印加し、このゲート電圧によりソースからドレイ
ンに向かう電子の通路(チャンネル)の幅を変化させ、
ドレイン電流を制御する。尚、D4はサージキラー用ダ
イオードである。
【0023】前記フィルタ回路14は、ファンモータ3
の両端に挿入される電解コンデンサC4〜C12とコイ
ルL1により構成され、ファンモータ3の駆動電圧を安
定させる。
【0024】尚、図1において、IGNは9〜16Vの
バッテリーイグニッション電圧であり、VIGNは8〜
15.4Vの逆接保護のダイオードを経過したイグニッ
ション電圧であり、VDDは4.5〜5.2Vの空調コ
ントロールユニット電源である。
【0025】次に、作用を説明する。
【0026】[PWM駆動について]PWM(パルス幅
変調)駆動とは、入力指令値により、周期は一定で出力
するパルス幅のデューティ・サイクル(パルス幅のHi
ghとLowの比)を変化させる駆動方式のことであ
る。
【0027】すなわち、のこぎり波と入力指令値の信号
波を直接加え合わせた場合、電圧波形でみるPWMのパ
ルス幅は、図2に示すように、のこぎり波と信号波とが
交差する幅となり、信号波の大きさに比例している。
【0028】ここで、入力指令値は、手動操作により風
量を1速,2速,3速というように切り換えるファンス
イッチや吸込温度センサ等からのセンサ信号やミックス
ドア開度信号を入力情報と、予め設定されている風量制
御プログラムとにより、入力条件に最適の目標風量を決
めた時の決められた目標風量を得る値である。
【0029】[消費電力について]PWM駆動方式と従
来のアナログ駆動方式との消費電力を比較すると、PW
M駆動方式の場合、PWM制御をパワートランジスタの
入力に適用すると、スイッチのON/OFF制御に置き
換えることができる。一方、アナログ駆動方式の場合、
モータ停止時以外は常にスイッチがONである制御に置
き換えることができる。
【0030】よって、図3に示すように、PWM駆動方
式はアナログ駆動方式に比べて消費電力を著しく低減で
きる効果をもたらす。例えば、モータ端子間電圧が7V
程度の時に、PWM駆動方式では消費電力が10W以下
であるのに対し、アナログ駆動方式では消費電力が60
W程度となり、約50Wの大幅な消費電力の差となって
あらわれる。
【0031】[ファンモータ駆動制御作用について]フ
ァンモータ3の駆動制御では、空調コントロールユニッ
ト1に内蔵されているCPU5のPWM出力ポート5a
から可聴域より高い周波数(20kHz)による一定周
期でPWM出力が出力され、このPWM出力が波形増幅
回路6にて増幅されてPWM信号となり、サージ保護回
路7を経過して出力ゲート15からハーネス4に送出さ
れる。ハーネス4からのPWM信号は、駆動回路12に
おいてMOSトランジスタ13のゲートに印加するゲー
ト電圧に変換され、このゲート電圧によりMOSトラン
ジスタ13のドレイン電流が制御され、ファンモータ3
がPWM信号のデューティ比に応じたモータ端子間電圧
により駆動される。
【0032】ここで、PWMモジュール2のMOSトラ
ンジスタ13の前段には、ハーネス4から送られてきた
PWM出力波形を整形する波形整形用トランジスタTR
3が設けられているため、ハーネス4でなまった信号波
形が空調コントロールユニット1でのPWM信号波形の
ように整然とした形に戻され、MOSトランジスタ13
のゲートに規定の電圧レベルを持つゲート電圧を印加す
ることができる。
【0033】また、PWMモジュール1にバイアス抵抗
R6,R7,R8を設け、空調コントロールユニット1
とPWMモジュール2とを接続するハーネス4が5Vと
いう低い電圧にて駆動されるようにしたため、PWM出
力を20kHzの高周波数にしたことに伴い、その高調
波がラジオ周波数の領域に入り、ラジオノイズが発生す
ることを防止できる。
【0034】さらに、PWMモジュール2に、ファンモ
ータ3の両端に挿入される電解コンデンサC4〜C12
とコイルL1によるフィルタ回路14が設けられている
ため、ファンモータ3の端子間電圧の変動を抑えるフィ
ルタ作用により、ファンモータ3の駆動電圧を安定させ
ることができる。
【0035】[ファンモータ駆動制御作動について]図
4はCPU5で実行されるファンモータ駆動制御作動の
流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについ
て説明する。
【0036】ステップ60では、イグニッションスイッ
チをOFFからONにしたかどうかが判断され、YES
との判断時にステップ62へ進み、NOとの判断時にス
テップ61へ進む。
【0037】ステップ61では、空調システムがOFF
かどうかが判断され、YESとの判断時にステップ62
へ進み、NOとの判断時にステップ63へ進む。
【0038】ステップ62では、制御系の自己診断時か
どうかが判断され、YESとの判断時にステップ72へ
進み、NOとの判断時にステップ63へ進む。
【0039】ステップ63では、制御開始条件が整って
いる時には、PWMデータ演算処理が行なわれる。この
PWMデータ演算処理では、風量制御プログラムにより
入力条件に最適の目標風量を得るPWMデューティ比演
算値VFOが求められる。
【0040】ステップ64では、ステップ63で求めら
れたPWMデューティ比演算値VFOが上限値以上かどう
かが判断され、YESの時にはステップ65においてデ
ューティ比MAX値(100%)が演算値VFOとしてセ
ットされる。
【0041】ステップ66では、ステップ63で求めら
れたPWMデューティ比演算値VFOが下限値以下かどう
かが判断され、YESの時にはステップ67においてデ
ューティ比MIN値(0%)が演算値VFOとしてセット
される。
【0042】ステップ68では、イグニッション電圧I
GNが変動(約9V〜約16Vの範囲)してもファンモ
ータ3の両端電圧が変化しないようにPWMデューティ
比演算値VFOを補正(PWMデューティ比IGN補正値
VF1)するイグニッション補正処理が実行される。
【0043】ステップ69では、PWMデューティ比に
比例してモータ駆動電圧が変化するようにPWMデュー
ティ比IGN補正値VF1をPWMデューティ比特性補正
値VF2とするPWM特性補正処理が実行される。
【0044】ステップ70では、ファンモータ3への出
力ON時か出力OFF時かが判断され、通常のファン出
力ON時には、ステップ71にてファン出力ON時の処
理が行なわれ、低水温起動時等のファン出力OFF時に
は、ステップ72にてファン出力OFF時の処理が行な
われる。
【0045】ステップ73では、イグニッション電圧A
D値ADIGN をフィルタ処理してイグニッション補正処理
において用いられるイグニッション電圧データIGNDATA
とするIGNデータフィルタ処理が実行される。
【0046】[IGNデータフィルタ処理について]上
記ステップ73で実行されるIGNデータフィルタ処理
について、図5に示すフローチャートにより説明する。
【0047】ステップ90では、イグニッションスイッ
チをOFFからONにしたかどうかが判断され、YES
との判断時にステップ91へ進み、NOとの判断時にス
テップ92へ進む。
【0048】ステップ91では、イグニッションスイッ
チをOFFからONにした時点のイグニッション電圧A
D値ADIGN が初期のイグニッション電圧データIGNDATA
としてセットされる。
【0049】ステップ92では、入力されたイグニッシ
ョン電圧AD値ADIGN とメモリ値であるイグニッション
電圧データIGNDATA との大小関係が比較される。
【0050】ステップ93では、ADIGN >IGNDATA の
時、IGNDATA +1→IGNDATA とするデータインクリメン
トが行なわれる。
【0051】ステップ94では、ADIGN <IGNDATA の
時、IGNDATA −1→IGNDATA とするデータデクリメント
が行なわれる。
【0052】尚、0V〜5VのAD値には0bit〜2
55bitのIGNDATA が対応し、1回のフィルタ処理周
期では、1bitのIGNDATA の変化に抑えられる。ま
た、ADIGN =IGNDATA の時にはイグニッション電圧デー
タIGNDATA はそのままで増減させない。
【0053】このように、イグニッション電圧入力回路
である分圧回路9とサージ保護回路10がサイズ的に小
型となるようにフィルタ定数を小さくしながら、イグニ
ッション電圧AD値ADIGN をフィルタ処理してイグニッ
ション電圧データIGNDATA とするIGNデータフィルタ
処理を実行することで、入力ノイズによる出力変動(チ
ャタリング)が抑制される。
【0054】[イグニッション補正処理について]上記
ステップ68で実行されるイグニッション補正処理につ
いて、図6により説明する。
【0055】IGNDATA をフィルタ処理されたイグニッシ
ョン電圧データ、KIGNをイグニッション基準電圧、VFO
をPWMデューティ比演算値とした時、PWMデューテ
ィ比IGN補正値VF1は下記の式にて求められる。
【0056】 VF1=(KIGN/IGNDATA )*VFO … 例えば、図6(イ) に示すように、IGNDATA が16Vで、
KIGNが12Vで、VFOが40%である時、上記の式に
より、VF1は30%となる。つまり、イグニッション電
圧が基準電圧より高い時には、電圧差によるデューティ
比分だけPWMデューティ比演算値VFOより低い値にて
ファンモータ3が駆動される。
【0057】また、図6(ロ) に示すように、IGNDATA が
10Vで、KIGNが12Vで、VFOが40%である時、上
記の式により、VF1は48%となる。つまり、イグニ
ッション電圧が基準電圧より低い時には、電圧差による
デューティ比分だけPWMデューティ比演算値VFOより
高い値にてファンモータ3が駆動される。
【0058】このように、イグニッション電圧IGNを
監視しながらPWMデューティ比演算値VFOをイグニッ
ション基準電圧KIGNに対するPWMデューティ比IGN
補正値VF1に補正することで、イグニッション電圧IG
Nの変動に対してファンモータ3への出力の安定化が達
成される。また、CPU5に組み込まれたプログラムソ
フトによりイグニッション補正処理を行なうようにして
いるため、ハード構成によるイグニッション補正回路と
する場合のように、回路構成を複雑にすることも閉回路
により回路発振を起こり易くすることもない。
【0059】[PWM特性補正処理について]上記ステ
ップ89で実行されるPWM特性補正処理について、図
7及び図8により説明する。
【0060】図7(イ) はPWM特性補正処理作動の流れ
を示すフローチャートであり、ステップ80では、処理
データであるPWMデューティ比IGN補正値VF1が読
み込まれ、ステップ81では、予め設定されているプロ
グラミングマップMが読み込まれ、ステップ82では、
PWMデューティ比IGN補正値VF1とプログラミング
マップMによりPWMデューティ比特性補正値VF2が演
算される。
【0061】ここで、プログラミングマップMは、図7
(ロ) に示すように、大容量の電解コンデンサC4〜C1
2によるフィルタ回路14が設けられたPWMモジュー
ル2を有するシステムで、デューティ出力に対しファン
モータ3が駆動される電圧を実験的に割り出してデュー
ティ出力特性(図8の実線特性)を作成し、このデュー
ティ出力特性の近似式をIGN補正値VF1を区分した領
域毎に設定したものである。
【0062】また、デューティ出力特性ついては、ファ
ンモータ3の駆動電圧を安定させるために大容量の電解
コンデンサC4〜C12によるフィルタ回路14をモー
タ両端の間に挿入に伴い波形をなまらせる作用が効き過
ぎることになり、図6の実線特性に示すように、デュー
ティ出力に対してファンモータ3の駆動電圧が比例的に
変化しない特性となり、特に、駆動電圧が低い領域と高
い領域において比例特性との差が顕著となる。
【0063】よって、処理データであるPWMデューテ
ィ比IGN補正値VF1をそのままCPU5からのPWM
出力をすると、IGN補正値VF1とファンモータ3の駆
動電圧とが比例関係とはならず、IGN補正値VF1が変
動した場合にファンモータ出力が不安定となるのに対
し、PWMデューティ比IGN補正値VF1をPWMデュ
ーティ比特性補正値VF2に補正することで、特性補正値
VF2とファンモータ3の駆動電圧とはほぼ比例関係を保
つことができ、PWMデューティ比演算値VFOが変動し
た場合にファンモータ出力を安定化させることができ
る。
【0064】次に、効果を説明する。
【0065】実施の形態1の車両空調システムのファン
モータ駆動制御装置では、下記の効果を併せて達成する
ことができる。
【0066】(1) デジタル回路であるため、空調コント
ロールユニット1側の回路構成が単純となり、従来のア
ナログ回路に比べて設計が容易となる。
【0067】(2) PWM駆動方式によるデジタル制御で
あるため、アナログ駆動方式に比べて消費電力を著しく
低減される。つまり、省エネとなる上、MOSトランジ
スタ13の熱発生が小さくなり、放熱板であるヒートシ
ンクの小型化、MOSトランジスタ13の小型化、それ
に伴い装置コストの低減が可能となる。
【0068】(3) 空調コントロールユニット1とPWM
モジュール2とは、PWM信号を送る一本のハーネス4
のみで接続され、両者1,2間に閉回路が構成されない
ため、回路の発振が起こり難くなり、回路のチューニン
グが容易となる。
【0069】(4) PWM出力ポート5aからのPWM出
力を、可聴域より高い20kHzの周波数によるパルス
幅変調出力としたため、オンオフのスイッチ動作するM
OSトランジスタ13のスイッチング音が可聴域から外
れて聴こえることがない。
【0070】(5) CPU5に、イグニッション電圧AD
値ADIGN をフィルタ処理してイグニッション電圧データ
IGNDATA とするIGNデータフィルタ処理部53を設け
たため、回路構成を複雑にすることなく、入力ノイズに
よる出力変動の抑制を達成できる。
【0071】(6) CPU5に、イグニッション電圧IG
Nが変動してもファンモータ3の両端電圧が変化しない
ようにPWMデューティ比演算値VF0を補正してPWM
デューティ比IGN補正値VF1とするイグニッション補
正処理部51を設けたため、回路構成を複雑にすること
も回路発振を起こり易くすることもなく、イグニッショ
ン電圧IGNの変動に対する出力の安定化が達成され
る。
【0072】(7) PWMモジュール2に、ファンモータ
3の両端に挿入される大容量の電解コンデンサC4〜C
12によるフィルタ回路14を設けると共に、CPU5
に、PWMデューティ比に比例してモータ駆動電圧が変
化するようにPWMデューティ比IGN補正値VF1を補
正してPWM出力ポート5aからのPWM出力とするP
WM特性補正処理部52を設けたため、PWMデューテ
ィ比演算値VFOの変動に対する出力の安定化とラジオノ
イズの削減との両立が図られる。
【0073】(8) CPU5に、イグニッション補正処理
部51と、PWM特性補正処理部52を設け、イグニッ
ション補正処理部51によるイグニッション補正処理後
にPWM特性補正処理部52によるPWM特性補正処理
を実行するプログラムソフトとしたため、PWM特性補
正処理後にイグニッション補正処理を実行する場合に比
べ、両補正処理のプログラムソフトを簡単な論理で作成
することができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、ファン
スイッチやセンサ等からの入力情報と、設定されている
風量制御プログラムとにより空調コントロールユニット
にて目標風量を決め、決められた目標風量を得る制御指
令をファンモータ駆動制御回路に出力してファンモータ
を駆動する車両空調システムのファンモータ駆動制御装
置において、空調コントロールユニットに内蔵されてい
るCPUに、一定周期で出力されるパルス幅を目標風量
に応じて変調させたPWM出力を得るPWM出力ポート
を設け、ファンモータ駆動制御回路を、MOSトランジ
スタを有し、空調コントロールユニットからのPWM信
号でファンモータが直接駆動制御されるPWMモジュー
ルとし、PWMモジュールに、ファンモータの両端に挿
入される電解コンデンサによるフィルタ回路を設け、C
PUに、イグニッション電圧が変動してもファンモータ
の両端電圧が変化しないようにイグニッション電圧デー
タに基づいてPWMデューティ比演算値を補正するイグ
ニッション補正処理手段と、PWMデューティ比に比例
してモータ駆動電圧が変化するようにPWMデューティ
比IGN補正値を非線形のデューティ出力特性に基づい
て補正するPWM特性補正処理手段を設け、イグニッシ
ョン補正処理後にPWM特性補正処理を実行するプログ
ラムソフトとしたため、デジタル制御により、回路構成
が単純で、消費電力が低減され、回路発振が起こり難い
というアナログ制御にはないメリットが達成されると共
に、イグニッション電圧の変動に対する出力の安定化を
達成するイグニッション補正処理とデューティ比の変動
に対する出力の安定化を達成するPWM特性補正処理の
プログラムソフトが簡単な論理で作成される車両空調シ
ステムのファンモータ駆動制御装置を提供することがで
きるという効果が得られる。
【0075】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の車両空調システムのファンモータ駆動制御装置に
おいて、CPUに、イグニッション電圧検出値をフィル
タ処理してイグニッション電圧データとするイグニッシ
ョンデータフィルタ処理手段を設けたため、請求項1記
載の発明の効果に加え、外部設定のフィルタ回路とする
場合に比べ、回路構成を複雑にすることなく、入力ノイ
ズによる出力変動の抑制を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の車両空調システムのファンモー
タ駆動制御装置を示す全体システム図である。
【図2】実施の形態1の車両空調システムのファンモー
タ駆動制御装置のPWM信号の電圧波形の作り方を示す
図である。
【図3】実施の形態1の車両空調システムのファンモー
タ駆動制御装置によるPWM駆動方式と従来のアナログ
駆動方式とでの消費電力の比較特性図である。
【図4】実施の形態1の装置の空調コントロールユニッ
トのCPUで実行されるファンモータ駆動制御作動の流
れを示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1の装置の空調コントロールユニッ
トのCPUで実行されるイグニッションデータフィルタ
処理作動の流れを示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1の装置の空調コントロールユニッ
トのCPUで実行されるイグニッション補正処理作用の
説明図である。
【図7】実施の形態1の装置の空調コントロールユニッ
トのCPUで実行されるPWM特性補正処理を説明する
ためのフローチャートとプログラミングマップを示す図
である。
【図8】PWMモジュールに電解コンデンサによるフィ
ルタ回路を設けた場合のデューティ比とファン出力比と
の関係を示すファン出力特性図である。
【符号の説明】
1 空調コントロールユニット 2 PWMモジュール(ファンモータ駆動制御回路) 3 ファンモータ 4 ハーネス 5 CPU 51 イグニッション補正処理部(イグニッション補正
処理手段) 52 PWM特性補正処理部(PWM特性補正処理手
段) 53 IGNデータフィルタ処理部(イグニッションデ
ータフィルタ処理手段) 6 波形増幅回路 7 サージ保護回路 8 カットOFF回路 9 分圧回路 10 サージ保護回路 11 温度ヒューズ 12 駆動回路 13 MOSトランジスタ 14 フィルタ回路 15 出力ゲート 16 入力ゲート 17,18 モータ端子ゲート 19 イグニッション電源ゲート 20 アースゲート TR3 波形整形用トランジスタ R6,R7,R8 バイアス抵抗 C4〜C12 電解コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンスイッチやセンサ等からの入力情
    報と、設定されている風量制御プログラムとにより空調
    コントロールユニット(1) にて目標風量を決め、決めら
    れた目標風量を得る制御指令をファンモータ駆動制御回
    路に出力してファンモータ(3) を駆動する車両空調シス
    テムのファンモータ駆動制御装置において、 前記空調コントロールユニット(1) に内蔵されているC
    PU(5) に、一定周期で出力されるパルス幅を目標風量
    に応じて変調させたPWM出力を得るPWM出力ポート
    (5a)を設け、 前記ファンモータ駆動制御回路を、MOSトランジスタ
    (13)を有し、空調コントロールユニット(1) からのPW
    M信号でファンモータ(3) が直接駆動制御されるPWM
    モジュール(2) とし、 前記PWMモジュール(2) に、ファンモータ(3) の両端
    に挿入される電解コンデンサ(C4)〜(C12) によるフィル
    タ回路(14)を設け、 前記CPU(5) に、イグニッション電圧が変動してもフ
    ァンモータ(3) の両端電圧が変化しないようにイグニッ
    ション電圧データに基づいてPWMデューティ比演算値
    を補正するイグニッション補正処理手段(51)と、PWM
    デューティ比に比例してモータ駆動電圧が変化するよう
    にPWMデューティ比IGN補正値を非線形のデューテ
    ィ出力特性に基づいて補正するPWM特性補正処理手段
    (52)を設け、イグニッション補正処理後にPWM特性補
    正処理を実行するプログラムソフトとしたことを特徴と
    する車両空調システムのファンモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両空調システムのファ
    ンモータ駆動制御装置において、 前記CPU(5) に、イグニッション電圧検出値をフィル
    タ処理してイグニッション電圧データとするイグニッシ
    ョンデータフィルタ処理手段(53)を設けたことを特徴と
    する車両空調システムのファンモータ駆動制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070109541A (ko) * 2006-05-11 2007-11-15 한국델파이주식회사 차량용 자동온도 조절장치의 배터리 전압에 따른 블로워모터의 속도 제어방법
JP2008543251A (ja) * 2005-05-25 2008-11-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 直流電圧電源網から給電される電動機の制御方法

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