JPH11235705A - ストランドの集積装置 - Google Patents

ストランドの集積装置

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Publication number
JPH11235705A
JPH11235705A JP3888498A JP3888498A JPH11235705A JP H11235705 A JPH11235705 A JP H11235705A JP 3888498 A JP3888498 A JP 3888498A JP 3888498 A JP3888498 A JP 3888498A JP H11235705 A JPH11235705 A JP H11235705A
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JP
Japan
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conveyor
strand
strands
conveyer
side end
Prior art date
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Application number
JP3888498A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakatani
好孝 中谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡潔な構成であり、ストランドを所定の状態で
効率よく集積する。 【解決手段】集積コンベア11上には、搬送方向がほぼ
等しくなった投入コンベア12が配置されており、ほぼ
等しい長さになった複数のストランド31が、投入コン
ベア12の搬入側端部上に、それぞれの長手方向が投入
コンベア12の搬送方向に沿った状態で順次投入され
て、搬出側端部に搬送される。投入コンベア12の搬出
側の端部は左右方向に揺動されており、投入コンベア1
2から順次搬出されるストランド31は、ストランド方
向矯正機構19によって、それぞれの長手方向が集積コ
ンベア11の搬送方向に沿った状態に矯正されて、集積
コンベア11上に搬送方向と直交する方向に沿って順次
移載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、原木やベ
ニヤを繊維方向に沿って切断して得られるスティック材
等のストランドによって、木質系複合材を製造する際
に、それぞれのストランドを長手方向に沿った状態で、
適当な面積および厚さに集積するために使用されるスト
ランドの集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅等に使用される木質系の構造材は、
金属系の構造材と同様に、重要な建築材料であり、機械
的な強度を保証するための構造計算の対象となる。この
ような木質系構造材は、通常、原木を所定の大きさに切
断して使用されている。しかしながら、大きな体積の木
質系構造材を得るためには、原木が大木になるまで長期
にわたって育成しなければならず、最近では、このよう
な大木が減少しているために、原木を切断して得られる
良質の木質系構造材の供給が減少している。このような
問題を解決するために、原木を切断した状態で直接使用
される木質系構造材に替わって、大木に成長する前の原
木を細分化して得られる木材片(エレメント)を再構築
した木質系の再構成材が活用されるようになっている。
【0003】木質系の再構成材は、いわゆるエンジニア
リングウッドと呼ばれており、原木を切断した状態で直
接使用される木質系構成材のように、節等の欠陥が存在
せず、均質な強度とすることができるために、安定した
性能が得られる。
【0004】木質系再構成材には、原木を繊維方向に沿
って切断して得られる複数本のストランドを、繊維方向
に沿って揃えた状態で加圧して熱硬化性樹脂によって一
体化した木質系複合材がある。このような木質系複合材
は、木材繊維が長くなっているほど、曲げ強度が高くな
り、また、ストランドを平行な状態で均一に分配するこ
とによって、安定した強度を得ることができる。
【0005】特公平7−20603号公報には、木質系
複合材とされるストランドを、搬送方向とは直交する方
向に横送りするベルトコンベアによって順次搬送し、搬
送される各ストランドを、軸方向に移動可能になった回
転ドラム、搬送方向とは直交する方向に往復動するベル
トコンベア、あるいは、ストランドを搬送方向に沿った
状態で搬送するベルトコンベアの搬送タイミングに同期
して、各ストランドを横方向に搬出する搬出機構によっ
て、各ストランドを長手方向にずらせた状態で集積する
構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ベルトコンベアによっ
て横送りされるストランドを、回転ドラムの周面上に、
軸方向にずらせた状態で保持する構成では、ストランド
の集積効率を向上させるためには、回転ドラムを高速で
回転させなければならない。しかし、回転ドラムを高速
で回転させると、ストランドを周面に保持することが容
易でなく、ストランドが軸方向にずれた所定の状態に効
率よく集積することができないおそれがある。
【0007】また、ベルトコンベアによって横送りされ
るストランドを、全体にわたって幅方向に往復移動する
ベルトコンベアによって、長手方向にずらせる構成で
は、ベルトコンベア全体を往復移動させるための大型の
機構が必要になるという問題がある。
【0008】さらに、ベルトコンベア上のストランド
を、搬送タイミングに同期して側方に搬出する構成で
も、各ストランドを側方に搬出させる機構が複雑になる
という問題がある。
【0009】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、簡潔な構成であって、しかも、ス
トランドを効率よく集積することができるストランドの
集積装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のストランドの集
積装置は、ほぼ等しい長さになった複数のストランド
を、それぞれの長手方向が搬送方向にほぼ沿った状態で
順次搬送するようになっており、搬出側の端部が、搬入
側の端部を支点として左右方向に揺動されるようになっ
た投入コンベアと、左右方向に揺動される投入コンベア
の搬出側端部から順次搬出されるストランドが、それぞ
れの長手方向を搬送方向に沿った状態で順次搬送方向と
直交する方向に沿って移載されるように、投入コンベア
の下方に配置された集積コンベアと、を具備することを
特徴とする。
【0011】前記投入コンベアの左右方向の振れ角度が
10°以下になっている。前記投入コンベアの搬出側端
部には、集積コンベアに順次移載されるストランドの長
手方向が、集積コンベアの搬送方向に順次平行になるよ
うに各ストランドの方向を矯正するストランド方向矯正
機構が設けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のストランドの集積装置の
実施の形態の一例を、ストランド製造装置とともに示す
概略側面図である。本発明のストランドの集積装置10
は、ストランド製造装置20によって平板から得られる
ストランドを、それぞれの長手方向が同じ方向に揃った
状態で、適当な面積および厚さを有する平板状に集積す
るようになっている。
【0014】ストランド製造装置20には、例えば、幅
が1.2m、長さが1.0mの平板30が、木材繊維方
向を搬送方向と直交する状態で供給されている。供給さ
れる平板30は、コーター21によって、表面に熱硬化
性樹脂が塗布された後に、ピンチローラ22によって保
持された状態で、ロータリーカッター23に供給されて
いる。ロータリーカッター23は、供給される平板30
を、搬送方向と直交した木材繊維の方向に、順次、切断
して、例えば長さが1.2mのストランド31を順次形
成している。
【0015】ロータリーカッター23によって形成され
るストランド31は、長手方向を搬送方向に直交した状
態で、ロータリーカッター23の下方に配置された搬送
コンベア25に、ガイド24によって案内されている。
そして、搬送コンベア25に供給された各ストランド3
1は、それぞれの長手方向を、搬送方向と直交した状態
で、順次、第1選別機26に供給されている。
【0016】搬送コンベア25に連続して配置された第
1選別機26は、搬入側端部が下方に位置するように傾
斜した選別コンベア26aと、この選別コンベア26a
の下方に水平に配置された回収コンベア26bとを有し
ている。第1選別コンベア26aは、幅方向に所定の間
隔をあけて配置された一対の搬送ベルトを有しており、
搬送方向と直交状態となった各ストランド31の各端部
が、それぞれの搬送ベルトによって支持された状態で搬
送されるようになっている。従って、両搬送ベルトの間
隔よりも短くなったストランド31は、選別コンベア2
6の下方に配置された回収コンベア26b上にガイド2
6cを介して落下し、回収コンベア26bによって回収
される。
【0017】このようにして、第1選別機26によっ
て、所定の長さになった各ストランド31は第2選別機
27に供給されている。第2選別機27も、第1選別機
26と同様に、一対の搬送ベルトを有する選別コンベア
27aによって各ストランド31が選別されるようにな
っており、選別コンベア27aから落下するストランド
31が、ガイド27cを通って、回収コンベア27bに
落下し、回収コンベア27bによって回収される。この
選別コンベア27aにおける各搬送ベルトの間隔は、第
1選別機における選別コンベア26aの両搬送ベルトの
間隔よりも大きくなっており、従って、ストランド31
は、第1選別機における選別コンベア26aによって選
別された長さよりもさらに長い所定の長さ以上のものだ
けが選別されている。
【0018】選別コンベア27aにて所定の長さに選別
されたストランド31は、搬入コンベア28に搬送され
ており、この搬入コンベア28によって、それぞれの長
手方向を搬送方向と直交した横送り状態で、本発明のス
トランドの集積装置10に供給されている。
【0019】図2は、本発明のストランドの集積装置1
0の概略平面図である。このストランドの集積装置10
は、搬入コンベア28の下方にて、搬入コンベア28の
搬送方向とは直交した水平な状態であって搬送方向が矢
印Aで示す方向になった集積コンベア11と、この集積
コンベア11の上方にて、集積コンベア11の搬送方向
に沿ってほぼ水平に配置された投入コンベア12とを有
している。投入コンベア12の搬送方向は、集積コンベ
ア11の搬送方向に等しくなっており、集積コンベア1
1の搬送方向上流側における幅方向中央部に、搬入コン
ベア28から横送り状態で搬出される各ストランド31
が順次投入される搬入側端部が位置している。
【0020】図3は、集積装置10の投入コンベア12
における搬入側端部を示す正面図である。集積コンベア
11は、例えば、周回移動する無端帯状の搬送マット1
1bが架台11aによって水平に支持されている。架台
11aには、搬送マット11bの各側縁部上に垂直に位
置するように、一対の搬送ガイド11cが、それぞれ長
手方向に沿って設けられている。
【0021】搬入コンベア28の搬出側端部に近接した
集積コンベア11の上方には、支持集積コンベア11の
幅方向に沿って直線状に延びる支持ビーム13が水平に
架設されている。この支持ビーム13における搬送マッ
ト11aの幅方向中央部に対応した中央部には、垂直に
なった回動ピン14の上端部が、軸回りに回転可能に取
り付けられており、この回動ピン14の下端部に、投入
コンベア12の搬入側端部を支持する支持具15が取り
付けられている。支持具15は、回動ピン14の下端部
に、上面部15aが水平に取り付けられており、この上
面部15aの各側縁部には、下方に向かって垂直に垂下
した側面部15bが、それぞれ設けられている。そし
て、支持具15における各側面部15bの下部間に、投
入コンベア12の搬入側端部に位置する従動プーリ12
aが水平な状態で回転可能に支持されている。
【0022】図4は、投入コンベア12における搬出側
端部を示す正面図、図5は、その搬出側端部を示す断面
図である。投入コンベア12の搬出側端部には、駆動プ
ーリ12bが水平に設けられており、この駆動プーリ1
2bと、搬入側端部に配置された従動プーリ12aとに
わたって、搬送ベルト12cが巻き掛けられている。駆
動プーリ12bは、水平な上面部16aの各側縁部から
それぞれ下方に向かって垂直に垂下して一対の側面部1
6bを有する支持具16の各側面部16bの下部間に、
回転可能に支持されている。駆動プーリ12bは、支持
具16における一方の側面部に取り付けられた駆動モー
ター12dによって回転されるようになっており、駆動
プーリ12bによって、搬送ベルト12cの搬送面が、
集積コンベア11の搬送マット11bの搬送方向と同方
向に周回移動される。
【0023】搬送ベルト12の各側縁部上には、垂直な
搬送ガイド12eが、長手方向に沿って搬送ベルト12
の全長にわたって設けられている。
【0024】投入コンベア12の搬出側端部上には、集
積コンベア11の幅方向に沿って直線状に延びるスライ
ドレール17aが水平に架設されており、このスライド
レール17aには、垂下した状態のスライダー17bが
スライド可能に支持されている。スライダー17bの下
面は水平になっており、その水平な下面中央部に、垂直
な連結ピン17cが、垂下した状態で回動可能に取り付
けられている。そして、連結ピン17cの下端部に、投
入コンベア12の搬出側端部を支持する支持具16の上
面部16aが取り付けられている。
【0025】スライドレール17aの下方には、ボール
ネジ17dが、スライドレール17aとは平行な水平状
態に架設されている。また、スライダー17bの上面に
は、ボールネジ17dにネジ結合したナット部材17e
が取り付けられており、ボールネジ17dの一方の端部
には、ボールネジを正転および逆転させるトラバース用
モーター17fが取り付けられている。トラバース用モ
ーター17fの正転および逆転によって、ボールネジ1
7dは正転および逆転され、これにより、ナット部材1
7eは、ボールネジ17dの長手方向に沿って往復移動
されて、スライダー17bがスライドレール17aに沿
って往復移動する。その結果、スライダー17bに対し
て回動可能に支持されている支持具16によって支持さ
れた投入コンベア12の搬出側の端部が、支持具15に
よって回動可能に支持された投入コンベア12の搬入側
端部を支点として左右方向に揺動される。
【0026】投入コンベア12における搬出側の端部
は、集積コンベア11における搬送マット11bの幅方
向のほぼ全長にわたって往復移動するようになってお
り、また、投入コンベア12の搬出側端部における左右
方向の振れ角度は10°以下とされている。従って、投
入コンベア12の長さLおよび集積コンベア11におけ
る搬送マット11bの幅方向寸法Wは、 tan-1(W/2L)≦
5を満足するように、それぞれ設定される。
【0027】投入コンベア12の搬出側端部を支持する
支持具16には、投入コンベア12上を搬送されるスト
ランド31を、集積コンベア11における搬送マット1
1bの搬送方向に揃えるストランド方向矯正機構19が
設けられている。図6は、ストランド方向矯正機構19
の平面図である。図5および図6に示すように、ストラ
ンド方向矯正機構19は、投入コンベア12における搬
出側端部の下方にて支持具16における各側面部16b
の下端部間に架設された支持板19aと、この支持板1
9aに対して左右方向に揺動可能に連結された水平な揺
動板19bとを有している。
【0028】支持板19aには、投入コンベア12の搬
送方向下流側の端部中央に、垂直な回動ピン19cが回
動可能に支持されており、回動ピン19cの上部には、
水平な揺動板19bの搬送方向上流側端部中央部が、回
動ピン19cと一体的に回転するように取り付けられて
いる。従って、回動ピン19cが正転および逆転される
ことによって、揺動板19bは、投入コンベア12の左
右の幅方向に揺動される。
【0029】回動ピン19cの下端部は、支持板19a
の下方に延出しており、その下端部に、ウォームホイー
ル19dが嵌合状態で一体的に取り付けられている。支
持板19aの下面には、このウォームホイール19dに
噛み合う直線状のウォーム19eが、正転および逆転可
能に取り付けられており、ウォーム19eに、支持板1
9aの下面に取り付けられた正転および逆転可能な揺動
用モーター19fが連結されている。
【0030】従って、揺動用モーター19fが正転する
ことによって、揺動板19bは、投入コンベア12の搬
送方向に対して右方向に揺動され、反対に、揺動用モー
ター19fが逆転することによって、揺動板19bは、
投入コンベア12の搬送方向に対して左方向に揺動され
る。揺動用モーター19fは、投入コンベア12の搬出
側の端部を左右方向に揺動させるトラバース用モーター
17dの正転および逆転に同期して正転および逆転され
て、揺動板19bが、集積コンベア11に対して、常
に、集積コンベア11の搬送方向に沿った所定の姿勢に
なるように、投入コンベア12の搬出側端部の揺動に同
期して揺動される。
【0031】揺動板19b上には、投入コンベア12に
近接して、集積コンベア11の幅方向に平行になった方
向矯正ローラー19gが回転可能に配置されており、ま
た、この方向矯正ローラー19gに対して投入コンベア
12の遠方側先端部に、方向矯正ローラー19gとはそ
れぞれが平行になった上下一対のピンチローラー19h
がそれぞれ回転可能に配置されている。各ピンチローラ
ー19hは、それぞれ弾性体で構成されており、相互に
圧接された状態になっている。
【0032】方向矯正ローラー19gの周面には、周方
向に沿った複数の溝部が、軸方向に等しい間隔をあけて
設けられており、揺動板19b上における方向矯正ロー
ラー19gと各ピンチローラー19hとの間に配置され
た搬出用駆動モーター19mによって、投入コンベア1
2の搬出側端部に位置する駆動プーリ12bと同方向に
回転駆動されるようになっている。また、搬出用駆動モ
ーター19mは、下側に位置するピンチローラー19h
を、方向矯正ローラー19gと同方向に回転駆動するよ
うになっている。そして、下側のピンチローラー19h
の回転が、上側のピンチローラー19hに伝達されて、
上側のピンチローラー19hが下側のピンチローラー1
9hとは反対方向に回転されるようになっている。
【0033】このような構成のストランドの集積装置1
0では、ストランド製造装置20によって順次搬送され
るストランド31を集積する場合には、集積コンベア1
1の搬送マット11bが、所定の速度で周回移動され、
また、投入コンベア12の搬送ベルト12cも、駆動モ
ーター12dの駆動によって、所定の速度で周回移動さ
れる。そして、投入コンベア12の搬出側端部を左右方
向に揺動させるトラバース用モーター17fが正転駆動
と逆転駆動とが連続して繰り返されることにより、ボー
ルネジ17dの正転および逆転が連続して繰り返され、
投入コンベア12の搬出側端部が、連続して左右方向に
揺動される。
【0034】さらに、投入コンベア12の搬出側端部に
設けられたストランド方向矯正機構19の揺動用モータ
ー19fが、トラバース用モーター17fに同期して正
転および逆転駆動されて、揺動板19bは、投入コンベ
ア12の搬出側端部の揺動にもかかわらず、常時、集積
コンベア11の搬送方向に沿った状態とされ、揺動板1
9b上の方向矯正用コンベア19gおよび上下一対のピ
ンチローラー19hが、常に、集積コンベア11の幅方
向に沿った状態とされている。そして、ストランド方向
矯正機構19に設けられた搬出用駆動モーター19mも
駆動されて、方向矯正用コンベア19gおよび上下一対
のピンチローラー19hが所定方向にそれぞれ回転され
る。
【0035】このような状態で、ストランド製造装置2
0における搬入コンベア28によって、所定の長さにな
ったストランド31が、長手方向を搬送方向と直交した
横送り状態で搬送されて、搬出側端部が左右方向に揺動
されている投入コンベア12の搬入側端部上に、それぞ
れの長手方向を投入コンベア12の搬送方向にほぼ沿っ
た状態で順次移載される。周回移動している投入コンベ
ア12の搬送ベルト12c上に移載されたストランド3
1は、左右方向に揺動されている搬出側端部にまで、そ
れぞれの長手方向が投入コンベア12の搬送方向に沿っ
た状態で、順次、搬送される。
【0036】左右方向に揺動している投入コンベア12
の搬出側端部に順次搬送される各ストランド31は、投
入コンベア12の搬出側端部からストランド方向矯正機
構19の方向矯正ローラー19g上に搬送される。
【0037】このとき、ストランド方向矯正機構19の
方向矯正ローラー19gは、投入コンベア12を左右方
向への揺動にもかかわらず、常に、集積コンベア11の
幅方向に沿った状態になっているために、左右方向に揺
動した投入コンベア12の搬出側端部から、集積コンベ
ア11の搬送方向に対して若干傾斜した状態で搬出され
る各ストランド31は、方向矯正ローラー19gの周面
に設けられた溝部に案内されて、集積コンベア11の搬
送方向と平行な状態に方向が矯正される。そして、集積
コンベア11の搬送方向と平行な状態となった各ストラ
ンド31は、上下一対のピンチローラー19h間に供給
されて、両ピンチローラー19hの間を通って、集積コ
ンベア11上に移載される。
【0038】このように、左右方向に揺動している投入
コンベア12の搬出側端部から搬出される各ストランド
31は、集積コンベア11の搬送方向に平行になるよう
に長手方向を矯正された状態で、周回移動している集積
コンベア11の搬送マット11b上に順次、集積コンベ
ア11の幅方向に沿って移載されるために、それぞれの
長手方向が搬送方向に沿った各ストランド31は、集積
コンベア11の搬送マット11b上に、搬送方向および
幅方向に順次ずれた状態で集積される。
【0039】このようにして、各ストランド31が、集
積コンベア11上に、搬送方向および幅方向にずれた状
態で集積されると、集積された各ストランド31は、集
積コンベア11によって次の工程に搬送される。そし
て、次工程にて、集積された各ストランド31が加圧状
態で加熱されることにより、各ストランド31に塗布さ
れた熱硬化性樹脂によって一体化され、木質系複合材と
される。
【0040】
【発明の効果】本発明のストランドの集積装置は、この
ように、投入コンベアの搬出側端部を左右方向に揺動さ
せるという簡潔な構成によって、集積コンベア上に各ス
トランドを、それぞれの長手方向が集積コンベアの搬送
方向に沿った状態で効率よく集積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストランドの集積装置の実施の形態の
一例を、ストランド製造装置とともに示す概略側面図で
ある。
【図2】その集積装置の概略平面図である。
【図3】その集積装置に設けられた投入コンベアの搬入
側端部を示す正面図である。
【図4】その集積装置に設けられた投入コンベアの搬出
側端部を示す正面図である。
【図5】その投入コンベアの搬出側端部の断面図であ
る。
【図6】その投入コンベアの搬出側端部に設けられたス
トランド方向矯正機構の平面図である。
【符号の説明】 10 ストランドの集積装置 11 集積コンベア 12 投入コンベア 12a 従動プーリ 12b 駆動プーリ 12c 搬送ベルト 12d 駆動モーター 15 支持具 17d ボールネジ 17e ナット部材 17f トラバース用モーター 19 ストランド方向起用性機構 19a 支持板 19b 揺動板 19c 回動ピン 19d ウォームホイール 19e ウォーム 19f 揺動用モーター 19g 方向矯正用ローラー 19h ピンチローラー 19m 搬出用駆動モーター 20 ストランド製造装置 31 ストランド(スティック材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ等しい長さになった複数のストラン
    ドを、それぞれの長手方向が搬送方向にほぼ沿った状態
    で順次搬送するようになっており、搬出側の端部が、搬
    入側の端部を支点として左右方向に揺動されるようにな
    った投入コンベアと、 左右方向に揺動される投入コンベアの搬出側端部から順
    次搬出されるストランドが、それぞれの長手方向を搬送
    方向に沿った状態で順次搬送方向と直交する方向に沿っ
    て移載されるように、投入コンベアの下方に配置された
    集積コンベアと、 を具備することを特徴とするストランドの集積装置。
  2. 【請求項2】 前記投入コンベアの左右方向の振れ角度
    が10°以下になっている請求項1に記載のストランド
    の集積装置。
  3. 【請求項3】 前記投入コンベアの搬出側端部には、集
    積コンベアに順次移載されるストランドの長手方向が、
    集積コンベアの搬送方向に順次平行になるように各スト
    ランドの方向を矯正するストランド方向矯正機構が設け
    られている請求項1に記載のストランドの集積装置。
JP3888498A 1998-02-20 1998-02-20 ストランドの集積装置 Pending JPH11235705A (ja)

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