JPH11235320A - 生体情報計測装置 - Google Patents

生体情報計測装置

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JPH11235320A
JPH11235320A JP10040675A JP4067598A JPH11235320A JP H11235320 A JPH11235320 A JP H11235320A JP 10040675 A JP10040675 A JP 10040675A JP 4067598 A JP4067598 A JP 4067598A JP H11235320 A JPH11235320 A JP H11235320A
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JP
Japan
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light
living body
biological information
support
light emitting
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JP10040675A
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Inventor
Yutaka Kondo
豊 近藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生体へ与える圧迫感を最小限としながらも、測
定精度を向上させる。 【解決手段】反射型光学センサであって脈拍数を検出す
る脈波センサユニット100と、このセンサユニットを
内蔵するハウジング10と、ハウジング10を生体に固
定するリストバンド20とを有する生体情報計測装置を
改良する。ハウジング10の裏蓋12に形成された凸部
130には、移動可能にアース用端子140,141が
取り付けられている。アース用端子140,141は、
導体製のスプリング152を介して、脈波センサユニッ
ト100の回路基板101の必要箇所に接続されてい
る。装置を生体に装着すると、アース用端子140,1
41はスプリング152により常に生体に接触し、回路
基板101の必要箇所の接地が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に脈拍数等
の生体情報を計測することができる生体情報計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】生体の脈拍数等の情報を得るため、発光
体からの光を生体に照射し、生体からの反射光をフォト
センサで受光することにより、脈拍に対応する反射光の
変動を計測する技術がすでに実施されている。かかる技
術においては、発光体、フォトセンサ、またはそのフォ
トセンサの出力した電気信号を変換および増幅する回路
を接地させている。この接地は、生体にアース用端子を
接触させることにより行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の接地されるべき
箇所と生体との間の浮遊静電容量は低く、かつ安定して
いるのが望ましい。しかし、従来は、測定の間、常にア
ース用端子を生体に密着させることが難しかったため、
浮遊静電容量が高くなったり、変動したりすることがあ
った。特に、筋肉が発達している部位に対して測定を行
う場合に、生体が運動している時には、アース用端子と
生体とが離れる可能性が大きかった。また、特に、皮膚
表面の層が厚いなどの理由により、生体からの反射光の
変動が小さい場合には、フォトセンサの出力信号のレベ
ルが小さいため、相対的に浮遊静電容量の影響が大きく
なり、測定精度の低下をもたらしていた。
【0004】アース用端子を常に生体に密着させるに
は、これが付属している装置を生体に強い保持力でバン
ドなどにより押し付けるという方策も採りうるが、その
場合には、必然的にバンドが生体を圧迫する力が強くな
り、生体が広い範囲にわたって高い圧迫感を感じ取るた
め、長時間の使用が難しい。特に、皮膚表面の凹凸が多
い部位に対して測定を行う場合には、かなりの力で押圧
しなければならない。
【0005】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、生体へ与える圧迫感を最小限としながらも、
測定精度を向上させることができる生体情報計測装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る生体情報計測装置は、生体の検出部位
に光を照射する発光手段と、前記発光手段が照射した光
に係る前記生体からの反射光を受光して受光量に応じた
生体情報信号を生成する生体情報検出手段と、前記生体
情報検出手段の生成した前記生体情報信号を増幅または
変換する回路と、前記発光手段、前記生体情報検出手段
および前記回路を支持する支持体と、前記支持体に連結
され、前記支持体を前記生体に固定する固定手段と、前
記発光手段、前記生体情報検出手段および前記回路の少
なくとも一つに電気的に接続されていると共に、前記支
持体に移動可能に支持されて前記生体に対向させられた
アース用端子と、前記固定手段により前記支持体が前記
生体に固定されているときに、前記アース用端子を前記
生体に向けて常に付勢する付勢手段とを備えることを特
徴とする。
【0007】また、本発明の生体情報計測装置は、別の
観点からいえば、生体の検出部位に光を照射する発光体
と、前記発光体が照射した光に係る前記生体からの反射
光を受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する受
光体と、前記受光手段の生成した前記生体情報信号を増
幅または変換する回路と、前記発光体、前記受光体およ
び前記回路を支持する支持体と、前記支持体に連結さ
れ、前記検出部位の付近の前記生体の周囲に巻回され
て、前記支持体を前記生体に固定する巻回体と、前記発
光体、前記受光体および前記回路の少なくとも一つに電
気的に接続されていると共に、前記支持体に移動可能に
支持されて前記生体に対向させられたアース用端子と、
前記巻回体により前記支持体が前記生体に固定されてい
るときに、前記アース用端子を前記生体に向けて常に付
勢するスプリングとを備えることを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、支持体が生体に固定さ
れているときに、移動可能に支持されたアース用端子は
常に付勢手段またはスプリングにより生体に向けて付勢
される。つまり必要な箇所が常に接地されるので、浮遊
静電容量の影響は常に最小限になる。従って、従来より
も測定精度が向上する。この接地を確保するのは、支持
体に支持された付勢手段またはスプリングであるので、
生体を圧迫する範囲は狭く、生体が感じ取る圧迫感も最
小限となり、長期間の測定にも生体が耐えることが可能
である。
【0009】前記支持体には、前記生体に固定されると
きに、前記生体に向けられる面に凸部が形成されてお
り、前記凸部には前記発光手段および前記生体情報検出
手段を保護すると共に、前記発光手段から前記生体を経
て前記生体情報検出手段に至る光の進行を確保する透光
体と、前記アース用端子が取り付けられており、前記透
光体と前記アース用端子は前記凸部よりも前記生体側に
突出させられているようにしてもよい。これによれば、
アース用端子が支持体の凸部よりも生体側に突出する。
従って、アース用端子と生体との密着性が向上し、測定
精度がさらに向上する。しかも、透光体が支持体の凸部
よりも生体側に突出するので、透光体と生体との密着性
も向上し、外光が生体情報検出手段に影響を与えるのも
削減できる。
【0010】また、本発明に係る生体情報計測装置は、
生体の検出部位に光を照射する発光手段と、前記発光手
段が照射した光に係る前記生体からの反射光を受光して
受光量に応じた生体情報信号を生成する生体情報検出手
段と、前記生体情報検出手段の生成した前記生体情報信
号を増幅または変換する回路と、前記発光手段、前記生
体情報検出手段および前記回路を支持する支持体と、前
記支持体に連結され、前記支持体を前記生体に固定する
固定手段と、前記発光手段、前記生体情報検出手段およ
び前記回路の少なくとも一つに電気的に接続されている
と共に、前記支持体に支持されて前記生体に対向させら
れたアース用端子と、前記支持体に取り付けられて、前
記発光手段および前記生体情報検出手段を保護すると共
に、前記発光手段から前記生体を経て前記生体情報検出
手段に至る光の進行を確保する透光体とを備え、前記ア
ース用端子および前記透光体は前記支持体よりも前記生
体側に突出していると共に、前記アース用端子の前記生
体側の端面と、前記透光体の前記生体側の端面はほぼ同
一の平面上に位置しており、前記アース用端子はループ
形状を有しており、前記透光体を取り囲むように配置さ
れていることを特徴とするものでもよい。
【0011】さらに、本発明に係る生体情報計測装置
は、別の観点では、生体の検出部位に光を照射する発光
体と、前記発光体が照射した光に係る前記生体からの反
射光を受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する
受光体と、前記受光手段の生成した前記生体情報信号を
増幅または変換する回路と、前記発光体、前記受光体お
よび前記回路を支持する支持体と、前記支持体に連結さ
れ、前記検出部位の付近の前記生体の周囲に巻回され
て、前記支持体を前記生体に固定する巻回体と、前記発
光体、前記受光体および前記回路の少なくとも一つに電
気的に接続されていると共に、前記支持体に支持されて
前記生体に対向させられたアース用端子と、前記支持体
に取り付けられて、前記発光手段および前記生体情報検
出手段を保護すると共に、前記発光手段から前記生体を
経て前記生体情報検出手段に至る光の進行を確保する透
光体とを備え、前記アース用端子および前記透光体は前
記支持体よりも前記生体側に突出していると共に、前記
アース用端子の前記生体側の端面と、前記透光体の前記
生体側の端面はほぼ同一の平面上に位置しており、前記
アース用端子はループ形状を有しており、前記透光体を
取り囲むように配置されていることを特徴とする。
【0012】このようにアース用端子の端面と透光体の
端面をほぼ同一の平面上に位置させ、アース用端子をル
ープ形状として透光体の周囲に配置したことにより、ア
ース用端子の端面と透光体の端面が生体に与える圧力が
均一化される。従って、圧力が集中する場合に比べて、
生体への圧迫感をやわらげることができる。また、アー
ス用端子がループ形状となることにより、例えば生体と
支持体との間で相対移動があっても、アース用端子と生
体とが離れることがない。つまり必要な箇所が常に接地
されるので、浮遊静電容量の影響は常に最小限になる。
従って、従来よりも測定精度が向上する。また、ループ
形状のアース用端子が透光体を取り囲むことにより、測
定に対する外光の影響を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の様
々な実施形態について説明する。 1.第1実施形態 (1) 概略構造 図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態の
生体情報計測装置は、腕時計型であって、各種の電気部
品または電子部品を内蔵したハウジング(支持体)10
と、ハウジング10に連結され人間の腕に巻回されてハ
ウジング10を腕に固定するリストバンド(固定手段、
巻回体)20とを備える。
【0014】この実施形態におけるリストバンド20は
2つのバンド片21,22を有する。バンド片21の一
端は、ハウジング10の下端に連結されている。バンド
片22の下端は、ハウジング10の上端に連結されてい
る。バンド片21,22のハウジング10に対する連結
方式は、バネ棒25(図3参照)を用いた公知のもので
ある。バンド片21,22の素材としては、後述する脈
波センサユニットの測定誤差を抑えるため、光を透過さ
せないものが選ばれる。
【0015】図1に示すように、ハウジング10から遠
い方のバンド片22の端部には、公知の形式でバックル
26とタング27が取り付けられている。一方、バンド
片22には、その長手方向に沿って等間隔に複数の小孔
28が形成されている。バンド片22はバックル26に
挿入され、いずれかの小孔28にタング27を通すこと
により、この生体情報計測装置は人間の腕に固定され、
ハウジング10の裏面が手首の甲に密着する。そして、
タング27を通す小孔28を選択することにより、装置
の周長が調節される。
【0016】図3にハウジング10の断面を示す。同図
に示すように、ハウジング10は、表側に配置された外
側ケース11と裏側に配置された裏蓋12とを有する。
外側ケース11と裏蓋12は互いに組み合わせられて固
定され、内部に各種の電気部品または電子部品を収容す
る空間を形成している。外側ケース11および裏蓋12
の素材としては、光を透過させないものが選ばれる。
【0017】ハウジング10には、脈波センサユニット
100が支持されている。脈波センサユニット100
は、反射型光学センサであって、裏蓋12の上に配置さ
れた回路基板101と、この回路基板101の裏面に実
装された発光体(発光手段)であるLED(Light Emit
ting Diode)102と、受光体(生体情報検出手段)で
あるフォトダイオード103(図4参照)とを有する。
LED102から発した光は、図中の下方に向かって進
み、装着者の手首を照射する。照射光は手首の組織や血
管などによって吸収され、吸収を免れた照射光が反射さ
れる。その反射光はフォトダイオード103により受光
され、フォトダイオード103は受光の強度に応じた電
気信号を発生する。
【0018】裏蓋12の中央には貫通穴が形成されてお
り、この貫通穴を覆うように透明ガラス104が固定さ
れている。透明ガラス104は、LED102とフォト
ダイオード103のために光の透過を許容すると同時
に、これらを保護する。
【0019】図3には示さないが、回路基板101に
は、後述するOPアンプ106や抵抗107a,107
bなど(図5参照)が実装されており、これらの電気部
品によりフォトダイオード103の出力信号が増幅・変
換されるようになっている。
【0020】また、ハウジング10の内部空間には、メ
イン基板110が配置されている。メイン基板110に
は、後述するCPU(中央演算装置)などのIC部品を
含むデータ処理回路111が設けられている。メイン基
板110の裏側には、この生体情報計測装置の電源とな
る電池112が配置されており、この電池112はメイ
ン基板110上の回路に接続されている。さらに、メイ
ン基板110の表側には液晶表示装置113が配置され
ている。液晶表示装置113の表側には、液晶表示装置
113の視認を可能にするとともにこれを保護する透明
ガラス114が配置され、この透明ガラス114はハウ
ジング10の外側ケース11に支持されている。液晶表
示装置113には、脈波センサユニット100の計測結
果である脈拍数(生体情報)が表示される。
【0021】また、この実施形態では、メイン基板11
0に設けられた回路が、通常のディジタル時計と同様
に、時刻および日付をカウントする機能を有する。液晶
表示装置113は、上記の脈拍数に加えて、時刻および
日付を表示させることも可能である。図1に示す液晶表
示装置113において、「10:08」は時刻を表し、「12
7」は脈拍数を表す。図1に示すように、ハウジング1
0の外側ケース11には、時刻合わせや表示モードの切
換などを行うためのボタンスイッチ116,117が設
けられている。
【0022】上記のメイン基板110と脈波センサユニ
ット100は、図示しないコネクタにより互いに接続さ
れている。これにより、メイン基板110から電力が脈
波センサユニット100に供給されると共に、脈波セン
サユニット100からメイン基板110に脈波信号が供
給される。
【0023】(2) 脈拍検出 図5は、脈波センサユニット100の細部を示す。同図
に示すようにLED102のアノードには正電圧+Vが
与えられ、そのカソードは抵抗107aおよび導線10
8aを介して接地されている。接地は後述するアース用
端子140を被験者の手首表面に接触させることにより
行われる。抵抗107aは電流制限抵抗として作用する
ので、所望の電流がLED102に流れるようになって
いる。
【0024】また、フォトダイオード103のカソード
には正電圧+Vが与えられ、アノードはOPアンプ10
6の負入力端子に接続されている。OPアンプ106の
出力信号は、抵抗107bを介して負入力端子にフィー
ドバックされている。このOPアンプ106の入力イン
ピーダンスは極めて高く、かつゲインも大きい。
【0025】また、OPアンプ106の正入力端子は導
線108bを介して接地されている。この接地は後述す
るアース用端子141を被験者の手首表面に接触させる
ことにより行われる。このようにOPアンプ106の正
入力端子は接地されているから、フォトダイオード10
3のアノードはグランドにイマジナリーショートされ
る。したがって、フォトダイオード103は、逆バイア
スされ、光がそこに入射すると、光量に応じた電流が流
れる。この電流は入射光が強いほど大きい。OPアンプ
106と抵抗107bは、フォトダイオード103から
の電流を電圧に変換するとともに増幅する。すなわち、
OPアンプ106の出力信号Vmは、入射光の光量に応
じて変動する。
【0026】図6を参照して脈波センサユニット100
の原理を説明する。図において、Tは検出対象生体の表
皮であり、Cは毛細血管および細動脈である。表皮Tか
ら血管Cまでの間には、生体組織が形成されている。そ
して、血管Cの内部には血液が流れている。LED10
2から照射された光の一部は、生体の組織や血液中のヘ
モグロビンによって吸収され、また、他の一部は、生体
の組織によって反射され、その反射光がフォトダイオー
ド103によって受光される。フォトダイオード103
は受光量に応じて電気信号を出力する。したがって、フ
ォトダイオード103の出力信号には、生体の組織によ
る吸収と血液中のヘモログロビンによる吸収が反映され
ている。
【0027】図7は、人の血管部分に外部から光を照射
したときの吸光度の変動を示す図であり、I2は組織に
よる吸光成分、I3は静脈血による吸光成分、I4は動脈
血による吸光成分である。組織による吸光成分I2には
組織濃度が変化しないため、一定である。また、静脈血
による吸光成分I3も一定である。これは、静脈には脈
動がなく、濃度変化がないためである。
【0028】図8に示すように、心臓から送り出された
血液の脈動に係る血圧は、一般に心臓に近い血管ほど高
くて変動も大きく、静脈では低くて変動もない。従っ
て、フォトダイオード103の出力電流は、動脈の脈動
に応じて変動する。そこで、フォトダイオード103の
出力を増幅したOPアンプ106の出力信号Vmを脈波
信号とみなすことができる。
【0029】図9は、メイン基板110のデータ処理回
路111の機能ブロック図である。脈波センサユニット
100で生成された脈波信号Vmは脈波信号変換部12
0に供給され、脈波信号変換部120は脈波信号Vmを
アナログ信号からデジタル信号(脈波データMD)に変
換する。脈波データMDは、RAM(ランダムアクセス
メモリ)等で構成される記憶部121に転送され、記憶
部121は所定期間の脈波データMDを記憶する。
【0030】記憶部121からは一定の周期で脈波デー
タMDが読み出され、読み出された脈波データMDは周
波数解析部122に転送される。周波数解析部122は
脈波データMDに周波数解析を施して、脈波解析データ
MKDを生成する。周波数解析の手法としては、各種の
ものがあるが、この例にあっては短い演算時間で解析で
きるようにFFT(高速フーリエ変換)が用いられてい
る。
【0031】次に、脈波解析データMKDは脈拍数演算
部123に供給され、脈拍数演算部123は脈波解析デ
ータMKDに基づいて脈拍数HRを算出する。この算出
において、脈拍数演算部123は脈波解析データMKD
のスペクトラム強度のピークを特定し、ピークとピーク
の間の時間に基づいて周波数Fhを算定する。周波数F
hは脈波信号Vmの基本波周波数であるから、脈拍数演
算部58は、次式により1分間当たりの脈拍回数である
脈拍数HRを算出する。HR=60Fh
【0032】なお、脈波信号VmのSN比が十分高い場
合には、周波数解析によらず、単純に脈波信号Vmを波
形整形し矩形波に変換して、当該矩形波の周期を求め、
脈拍数HRを表示するようにしてもよい。
【0033】こうして算出された脈拍数HRは、液晶表
示装置13に表示されるようになっている。被験者の脈
拍はこのようにして知ることができる。
【0034】(3)アース用端子の詳細 図3および図4に戻り、図5に示す接地のためのアース
用端子140,141の詳細を説明する。ハウジング1
0の裏蓋12の裏側面、すなわち被験者の手首表面に対
向する面には、凸部130が形成されている。この凸部
130は円錐台状であって、その裏側の面は平面131
になっている。凸部130に対応する部分は肉厚にされ
ており、その表側の面には、上記の回路基板101が嵌
合される収容凹部が形成されている。この収容凹部に向
けて開口する断面円形の二つの穴132がこの肉厚の部
分に形成されている。
【0035】また、この肉厚の部分には、断面円形の二
つの貫通孔133が形成されており、貫通孔133は穴
132とそれぞれ同軸に連なっている。貫通孔133に
は、それぞれアース用端子140,141の胴部が挿入
されている。
【0036】各アース用端子140,141は導体製で
あって、図10に示すように、頭部142、胴部14
3、係合部144および端部フランジ145とを有す
る。これら部分は、いずれも円形の断面を有しており、
同軸上に連なっている。頭部142は上記貫通孔133
の直径よりも大きい直径を有しており、胴部143は貫
通孔133の直径よりもわずかに小さい直径を有する。
胴部143の中央には周溝146が形成されており、こ
こには図3に示すゴム製の防水パッキン150が設けら
れる。この防水パッキン150により、貫通孔133と
アース用端子との間がシールされ、水が回路基板101
に向けて侵入するのが防止される。
【0037】各アース用端子140,141の係合部1
44は、端部フランジ145および胴部143の直径よ
りも小さい直径を有する。ここには、図3に示す導体製
のC形リング151が嵌め込まれている。C形リング1
51と頭部142により、各アース用端子140,14
1は貫通孔133から脱落しないようになっている。た
だし、胴部143の長さが貫通孔133の長さよりも大
きいので、各アース用端子140,141はその軸線方
向に沿って貫通孔133を摺動可能である。
【0038】また、穴132には、アース用端子14
0,141と同軸になるように導体製のコイルスプリン
グ(付勢手段)152がそれぞれ配置されている。各ス
プリング152は、回路基板101とC形リング151
とで、軸線方向に圧縮されている。このためスプリング
152の発生する反力によって、C形リング151およ
びアース用端子140,141は常に図中の下方に向け
て付勢されている。図3に示すように、下方からアース
用端子140,141に力を加えない限り、C形リング
151は穴132の底面に接触する。
【0039】上述より明らかなように、スプリング15
2は回路基板101に常に接触している。回路基板10
1において、両方のスプリング152が接触するのは、
それぞれ図3に示す抵抗107aに接続された導線10
8aと、OPアンプ106の正入力端子に接続された導
線108bの位置である。これにより、アース用端子1
40は、対応するC形リング151とスプリング152
を通じて導線108aに電気的に接続されており、アー
ス用端子141は、同様に導線108bに電気的に接続
されている。
【0040】リストバンド20を被験者の手首Wに巻回
し、図11に示すように、手首Wにこの生体情報計測装
置を固定すると、アース用端子140,141は、手首
Wの皮膚表面に常に接触する。アース用端子140,1
41は、手首Wの皮膚表面の法線方向に沿って移動可能
であると共に、スプリング152により手首W側に向け
て付勢されているためである。スプリング152の付勢
力により、この接触状態は、手首Wをひねるなどの運動
が行われても維持される。手首Wのように筋肉が発達し
た部位における測定では、被験者の運動の可能性がある
ので、この利点は特に有効である。
【0041】従って、上記の必要な箇所(導線108
a,108b)が常に接地される。このため接地される
べき箇所と被験者の体との間の浮遊静電容量の影響は常
に最小限になり、測定精度が向上する。手首Wのように
皮膚表面の層が厚い測定部位においては、反射光の変動
が小さく、フォトダイオード103の出力信号のレベル
が小さい。しかし、このように浮遊静電容量の影響が減
少することにより、測定精度を飛躍的に向上することが
できる。
【0042】この接地を確保するのは、ハウジング10
に支持されたスプリング152である。従って、リスト
バンド20で強く手首Wを締め付ける必要がなく、手首
Wを圧迫する範囲は狭い。このため、被験者が感じ取る
圧迫感も最小限となり、長期間の測定にも被験者が耐え
ることが可能である。
【0043】さらに、手首Wに向けられた手首Wの凸部
130にアース用端子140,141が取り付けられて
いると共に、アース用端子140,141が凸部130
よりも手首W側に突出させられているので、アース用端
子140,141と被験者の皮膚表面との密着性が向上
し、測定精度がさらに向上する。同様に、凸部130に
透明ガラス104が取り付けられていると共に、透明ガ
ラス104が凸部130よりも手首W側に突出させられ
ているので、透明ガラス104と被験者の皮膚表面との
密着性が向上し、外光がフォトダイオード103に影響
を与えるのも削減できる。
【0044】また、図11に示すように、アース用端子
140,141の手首W側の端面と、透明ガラス104
の手首W側の端面は、手首Wの皮膚表面に向けて押し付
けられたときに、ほぼ同一の平面上に位置するように、
スプリング152の力が設定されている。このため、ア
ース用端子140,141の端面と透明ガラス104の
端面が手首Wに与える圧力が均一化される。従って、圧
力が集中する場合に比べて、被験者への圧迫感をやわら
げることができる。
【0045】さらに、回路基板101の必要箇所とアー
ス用端子140,141との間は、アース用端子14
0,141に取り付けられた導体製のC形リング151
とスプリング152とで電気的に接続される。このよう
に接続に導体製のスプリング152を用いることによ
り、専用の配線を排除できる。すなわち、部品数を削減
できるので、製造費用を廉価にすることが可能である。
【0046】上記の実施形態では、図5の導線108a
がアース用端子140に接続され、導線108bがアー
ス用端子141に接続されるが、導線108a,108
bのそれぞれを、アース用端子140,141の両方に
接続するようにしてもよい。
【0047】2.第2実施形態 次に、図12ないし図14を参照して、本発明に係る第
2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と共通する
構成要素には同一の符号を図中に付けて、その説明を省
略する。第2実施形態の生体情報計測装置の概略構造お
よび脈拍検出については第1実施形態と同一であるの
で、アース用端子の詳細を以下に説明する。
【0048】ハウジング10の裏蓋12には、第1実施
形態と同様の凸部130が設けられており、その平面1
31にはリング状(ループ状)のアース用端子160が
取り付けられている。アース用端子160は透明ガラス
104を取り囲むように配置されている。
【0049】図13に示すように、アース用端子160
は二箇所(ネジ165の位置)において、凸部130の
平面131に固定されている。その取付の詳細は図14
に示す。凸部130には断面円形の貫通孔162が形成
されており、貫通孔162には導体製の円筒状のピン1
63が挿入されている。ピン163の内周面の上下の端
部にはメネジが形成されている。これらのメネジには、
回路基板101を胴部が貫通するネジ164と、アース
用端子160を胴部が貫通するネジ165とが、それぞ
れ螺合させられている。
【0050】このようにして、アース用端子160は凸
部130に固定されている。また、ネジ164,165
およびピン163は導体製であり、このため回路基板1
01がアース用端子160に電気的に接続される。回路
基板101において、二つのネジ164が接触するの
は、図5に示す導線108aと導線108bの位置であ
り、これにより導線108a,108bはアース用端子
160に電気的に接続される。
【0051】図12に示すように、アース用端子160
および透明ガラス104は凸部130の平面131より
も被験者の手首W側に突出していると共に、アース用端
子160の手首W側の端面と、透明ガラス104の手首
W側の端面はほぼ同一の平面上に位置している。従っ
て、リストバンド20を被験者の手首Wに巻回し、手首
Wにこの生体情報計測装置を固定すると、アース用端子
160は、手首Wの皮膚表面に接触する。従って、上記
の必要な箇所(導線108a,108b)が接地され
る。
【0052】図14に示すように、ピン163の外周に
は、周溝が形成されており、ここにはゴム製の防水パッ
キン167が設けられる。この防水パッキン167によ
り、貫通孔162とアース用端子との間がシールされ、
水が回路基板101に向けて侵入するのが防止される。
【0053】この実施形態においては、アース用端子1
60の端面と透明ガラス104の端面をほぼ同一の平面
上に位置させ、アース用端子160をループ形状として
透明ガラス104の周囲に配置したことにより、アース
用端子160の端面と透明ガラス104の端面が被験者
に与える圧力が均一化される。従って、圧力が集中する
場合に比べて、被験者への圧迫感をやわらげることがで
きる。
【0054】また、アース用端子160がループ形状と
なることにより、手首Wとハウジング10との間で相対
移動があっても、アース用端子160と手首Wとが離れ
ることがない。このため接地されるべき箇所と被験者の
体との間の浮遊静電容量の影響は常に最小限になり、測
定精度が向上する。手首Wのように皮膚表面の層が厚い
測定部位においては、反射光の変動が小さく、フォトダ
イオード103の出力信号のレベルが小さい。しかし、
このように浮遊静電容量の影響が減少することにより、
測定精度を飛躍的に向上することができる。また、手首
Wのように筋肉が発達した部位における測定では、被験
者の運動の可能性があるので、この利点は特に有効であ
る。さらに、ループ形状のアース用端子が透光体を取り
囲むことにより、測定に対する外光の影響を防止でき
る。
【0055】3.変更例 上記の実施形態では、バックル26、タング27および
小孔28とで周長調節機構を設けているが、周長調節機
構は、この例に限られることなく、例えばベルクロ(Ve
lcro)テープや、ボタンなどを用いてもよい。また、例
えば伸縮性の高い素材からなる医療サポータ状のベルト
を使用すれば周長調節機構は設けなくてもよい。
【0056】反射型光学センサを利用した脈波センサユ
ニットとしては、図5に例示した回路以外にも様々な回
路が使用しうる。本発明は図5に示す回路の接地以外に
も、各種の脈波センサユニットの回路の接地にも応用で
きる。
【0057】上記の実施形態の生体情報計測装置は手首
Wに巻回される腕時計型であるが、これに限らず指や足
首などのその他の部位の検出にも本発明は応用できる。
【0058】アース端子140,141,160および
透明ガラス104の箇所は図示に限定されず、生体との
接触が可能であれば、他の位置であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生体へ与える圧迫感を最小限としながらも、測定精度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る生体情報計測装
置を示す斜視図である。
【図2】 上記生体情報計測装置の裏側を示す斜視図で
ある。
【図3】 上記生体情報計測装置の断面図である。
【図4】 上記生体情報計測装置の下面図である。
【図5】 上記生体情報計測装置の脈波センサユニット
の詳細を示す回路図である。
【図6】 上記生体情報計測装置による脈波計測原理を
示す図である。
【図7】 人の血管部分に外部から光を照射したときの
吸光度の変動を示す図である。
【図8】 人体の血圧分布を示すグラフである。
【図9】 上記脈波センサユニットの出力信号を処理す
るデータ処理回路の機能ブロック図である。
【図10】 上記生体情報計測装置のアース用端子を示
す正面図である。
【図11】 上記生体情報計測装置を人間の手首に装着
した状態を示す図である。
【図12】 本発明の第2実施形態に係る生体情報計測
装置を示す断面図である。
【図13】 上記生体情報計測装置を示す下面図であ
る。
【図14】 上記生体情報計測装置のアース用端子の取
付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング(支持体)、 20…リストバンド(固定手段、巻回体)、 26…バックル、 27…タング、 28…小孔、 100…脈波センサユニット、 102…LED(発光手段、発光体)、 103…フォトダイオード(生体情報検出手段、受光
体)、 104…透明ガラス(透光体)、 110…メイン基板、 111…データ処理回路、 113…液晶表示装置、 130…凸部、 140,141…アース用端子、 152…コイルスプリング(付勢手段)、 160…アース用端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の検出部位に光を照射する発光手段
    と、 前記発光手段が照射した光に係る前記生体からの反射光
    を受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する生体
    情報検出手段と、 前記生体情報検出手段の生成した前記生体情報信号を増
    幅または変換する回路と、 前記発光手段、前記生体情報検出手段および前記回路を
    支持する支持体と、 前記支持体に連結され、前記支持体を前記生体に固定す
    る固定手段と、 前記発光手段、前記生体情報検出手段および前記回路の
    少なくとも一つに電気的に接続されていると共に、前記
    支持体に移動可能に支持されて前記生体に対向させられ
    たアース用端子と、 前記固定手段により前記支持体が前記生体に固定されて
    いるときに、前記アース用端子を前記生体に向けて常に
    付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする生体情報
    計測装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体には、前記生体に固定される
    ときに、前記生体に向けられる面に凸部が形成されてお
    り、 前記凸部には前記発光手段および前記生体情報検出手段
    を保護すると共に、前記発光手段から前記生体を経て前
    記生体情報検出手段に至る光の進行を確保する透光体
    と、前記アース用端子が取り付けられており、前記透光
    体と前記アース用端子は前記凸部よりも前記生体側に突
    出させられていることを特徴とする請求項1に記載の生
    体情報計測装置。
  3. 【請求項3】 生体の検出部位に光を照射する発光体
    と、 前記発光体が照射した光に係る前記生体からの反射光を
    受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する受光体
    と、 前記受光手段の生成した前記生体情報信号を増幅または
    変換する回路と、 前記発光体、前記受光体および前記回路を支持する支持
    体と、 前記支持体に連結され、前記検出部位の付近の前記生体
    の周囲に巻回されて、 前記支持体を前記生体に固定する巻回体と、 前記発光体、前記受光体および前記回路の少なくとも一
    つに電気的に接続されていると共に、前記支持体に移動
    可能に支持されて前記生体に対向させられたアース用端
    子と、 前記巻回体により前記支持体が前記生体に固定されてい
    るときに、前記アース用端子を前記生体に向けて常に付
    勢するスプリングとを備えることを特徴とする生体情報
    計測装置。
  4. 【請求項4】 前記支持体には、前記生体に固定される
    ときに、前記生体に向けられる面に凸部が形成されてお
    り、 前記凸部には前記発光体および前記受光体を保護すると
    共に、前記発光体から前記生体を経て前記受光体に至る
    光の進行を確保する透光体と、前記アース用端子とが取
    り付けられており、前記透光体と前記アース用端子は前
    記凸部よりも前記生体側に突出させられていることを特
    徴とする請求項3に記載の生体情報計測装置。
  5. 【請求項5】 前記アース用端子の前記生体側の端面
    と、前記透光体の前記生体側の端面は、前記生体に向け
    て押し付けられたときに、ほぼ同一の平面上に位置する
    ようにされたことを特徴とする請求項2または4に記載
    の生体情報計測装置。
  6. 【請求項6】 生体の検出部位に光を照射する発光手段
    と、 前記発光手段が照射した光に係る前記生体からの反射光
    を受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する生体
    情報検出手段と、 前記生体情報検出手段の生成した前記生体情報信号を増
    幅または変換する回路と、 前記発光手段、前記生体情報検出手段および前記回路を
    支持する支持体と、 前記支持体に連結され、前記支持体を前記生体に固定す
    る固定手段と、 前記発光手段、前記生体情報検出手段および前記回路の
    少なくとも一つに電気的に接続されていると共に、前記
    支持体に支持されて前記生体に対向させられたアース用
    端子と、 前記支持体に取り付けられて、前記発光手段および前記
    生体情報検出手段を保護すると共に、前記発光手段から
    前記生体を経て前記生体情報検出手段に至る光の進行を
    確保する透光体とを備え、 前記アース用端子および前記透光体は前記支持体よりも
    前記生体側に突出していると共に、前記アース用端子の
    前記生体側の端面と、前記透光体の前記生体側の端面は
    ほぼ同一の平面上に位置しており、 前記アース用端子はループ形状を有しており、前記透光
    体を取り囲むように配置されていることを特徴とする生
    体情報計測装置。
  7. 【請求項7】 生体の検出部位に光を照射する発光体
    と、 前記発光体が照射した光に係る前記生体からの反射光を
    受光して受光量に応じた生体情報信号を生成する受光体
    と、 前記受光手段の生成した前記生体情報信号を増幅または
    変換する回路と、 前記発光体、前記受光体および前記回路を支持する支持
    体と、 前記支持体に連結され、前記検出部位の付近の前記生体
    の周囲に巻回されて、前記支持体を前記生体に固定する
    巻回体と、 前記発光体、前記受光体および前記回路の少なくとも一
    つに電気的に接続されていると共に、前記支持体に支持
    されて前記生体に対向させられたアース用端子と、 前記支持体に取り付けられて、前記発光手段および前記
    生体情報検出手段を保護すると共に、前記発光手段から
    前記生体を経て前記生体情報検出手段に至る光の進行を
    確保する透光体とを備え、 前記アース用端子および前記透光体は前記支持体よりも
    前記生体側に突出していると共に、前記アース用端子の
    前記生体側の端面と、前記透光体の前記生体側の端面は
    ほぼ同一の平面上に位置しており、 前記アース用端子はループ形状を有しており、前記透光
    体を取り囲むように配置されていることを特徴とする生
    体情報計測装置。
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