JPH11234770A - Isdnの加入者系伝送装置 - Google Patents
Isdnの加入者系伝送装置Info
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- JPH11234770A JPH11234770A JP2793798A JP2793798A JPH11234770A JP H11234770 A JPH11234770 A JP H11234770A JP 2793798 A JP2793798 A JP 2793798A JP 2793798 A JP2793798 A JP 2793798A JP H11234770 A JPH11234770 A JP H11234770A
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- Japan
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- unit
- interface
- isdn
- dso
- tdm
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明はISDN交換機と網終端部の間に設け
られ,交換機側の伝送路と接続された多重化・分離ユニ
ットとISDNユニットとで構成されたISDNの加入
者系伝送装置に関し,3─DSO・TDM方式の伝送路
及び4:1TDM方式の伝送路の両方に対応するISD
N交換機に対し無駄を生じることなく適合できることを
目的とする。 【解決手段】多重化・分離ユニットは3─DSO・TD
M方式に対応したインタフェース線によりISDNユニ
ットに接続される。ISDNユニットは,インタフェー
ス線が接続される多重化・分離インタフェースと,網終
端部に接続する終端側インタフェースと,多重化・分離
インタフェースと終端側インタフェースの間を接続する
2B+D処理部と,交換機側の伝送路が3─DSO・T
DM方式または4:1TDM方式の何れかに応じて切替
え接続される,Mチャネル処理部またEOC処理部とを
並列に設けるよう構成する。
られ,交換機側の伝送路と接続された多重化・分離ユニ
ットとISDNユニットとで構成されたISDNの加入
者系伝送装置に関し,3─DSO・TDM方式の伝送路
及び4:1TDM方式の伝送路の両方に対応するISD
N交換機に対し無駄を生じることなく適合できることを
目的とする。 【解決手段】多重化・分離ユニットは3─DSO・TD
M方式に対応したインタフェース線によりISDNユニ
ットに接続される。ISDNユニットは,インタフェー
ス線が接続される多重化・分離インタフェースと,網終
端部に接続する終端側インタフェースと,多重化・分離
インタフェースと終端側インタフェースの間を接続する
2B+D処理部と,交換機側の伝送路が3─DSO・T
DM方式または4:1TDM方式の何れかに応じて切替
え接続される,Mチャネル処理部またEOC処理部とを
並列に設けるよう構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3─DSO(DSO
は64Kbpsのタイムスロットを表す)TDM方式及
び4:1TDM方式の交換機能に対応するISDNの加
入者系伝送装置に関する。
は64Kbpsのタイムスロットを表す)TDM方式及
び4:1TDM方式の交換機能に対応するISDNの加
入者系伝送装置に関する。
【0002】ISDNの多重化方式ではディジタル加入
者線(DSL:Digital SubscriberLine)上のU点で
は,2B(2チャネルの64Kbps)+D(16Kb
psの制御チャネル)で構成される信号が伝送され,こ
のような構成の信号を多数回線分多重化する場合,一つ
のDチャネルに対して64Kbpsを割り当てて2B+
Dに合計3つのDSOを割り当てた3─DSO・TDM
による多重化を行った伝送路を収容したISDN交換機
が使用されていた。一方,Dチャネルを4回線分多重化
して一つの64Kbpsの回線に収容した4:1TDM
(Time DivisionMaltiplex)を使用した伝送路を収容し
た交換機が利用されるようになったが,従来の3─DS
O・TDMと異なる構成を備えるため,4:1TDM用
に新たなISDNユニットを設ける必要がある。
者線(DSL:Digital SubscriberLine)上のU点で
は,2B(2チャネルの64Kbps)+D(16Kb
psの制御チャネル)で構成される信号が伝送され,こ
のような構成の信号を多数回線分多重化する場合,一つ
のDチャネルに対して64Kbpsを割り当てて2B+
Dに合計3つのDSOを割り当てた3─DSO・TDM
による多重化を行った伝送路を収容したISDN交換機
が使用されていた。一方,Dチャネルを4回線分多重化
して一つの64Kbpsの回線に収容した4:1TDM
(Time DivisionMaltiplex)を使用した伝送路を収容し
た交換機が利用されるようになったが,従来の3─DS
O・TDMと異なる構成を備えるため,4:1TDM用
に新たなISDNユニットを設ける必要がある。
【0003】
【従来の技術】ISDNのディジタル加入者線(DS
L:Digital Subscriber Line)上のU点(ISDN交換
機と宅内回線終端装置NTを結ぶ加入者線上のインタフ
ェース)においては次のようなチャネル及び制御情報が
伝送されている。
L:Digital Subscriber Line)上のU点(ISDN交換
機と宅内回線終端装置NTを結ぶ加入者線上のインタフ
ェース)においては次のようなチャネル及び制御情報が
伝送されている。
【0004】(1) 64KbpsのB1,B2 チャネル (2) 16KbpsのDチャネル (3) 同期ワード (4) Mチャネル(保守チャネル),以下の各ビットで構
成される。
成される。
【0005】crc(cyclic redundancy check)bit febe(far end block error)bit eoc(embeded operations channel)bit Indicator bit これらの2B+DのISDN信号を一次群(24個のB
1,B2,Dチャネルの合計24チャネル)に多重する
ため,ディジタルファシリティ(digital facility)上
でDSO(64kbpsの帯域またはチャネルを表す) 単位で
多重化され,3─DSOの場合,64KbpsのB1,
B2 チャネルを2つのDSOで伝送し,Dチャネル(1
6Kbps)を1つのDSOに割り当て,そのDSOの
残りの帯域(48Kbps)で上記の(3) 同期ワードと
(4) のMチャネルの各ビットを割り当てる。
1,B2,Dチャネルの合計24チャネル)に多重する
ため,ディジタルファシリティ(digital facility)上
でDSO(64kbpsの帯域またはチャネルを表す) 単位で
多重化され,3─DSOの場合,64KbpsのB1,
B2 チャネルを2つのDSOで伝送し,Dチャネル(1
6Kbps)を1つのDSOに割り当て,そのDSOの
残りの帯域(48Kbps)で上記の(3) 同期ワードと
(4) のMチャネルの各ビットを割り当てる。
【0006】図5は従来の3─DSO・TDM方式に対
応したISDNユニットの構成である。図5において,
80は3─DSO・TDM用のISDN交換機,81は
一次群多重化(チャネル1〜24の合計24個のDSO
チャネルの多重化)した交換機側の回線に接続された加
入者側のMUX(多重部)/DMUX(多重分離部)ユ
ニット,82はISDNユニット,87はISDNのU
点,88はNT1(加入者線伝送路の終端を表す網終端
装置1)を表す。また,ISDNユニット82内の83
はMUX/DMUXインタフェース,84は2B+D処
理部,85は上記(4) の保守チャネルの処理を行うMチ
ャネル処理部,86はNT1インタフェースである。
応したISDNユニットの構成である。図5において,
80は3─DSO・TDM用のISDN交換機,81は
一次群多重化(チャネル1〜24の合計24個のDSO
チャネルの多重化)した交換機側の回線に接続された加
入者側のMUX(多重部)/DMUX(多重分離部)ユ
ニット,82はISDNユニット,87はISDNのU
点,88はNT1(加入者線伝送路の終端を表す網終端
装置1)を表す。また,ISDNユニット82内の83
はMUX/DMUXインタフェース,84は2B+D処
理部,85は上記(4) の保守チャネルの処理を行うMチ
ャネル処理部,86はNT1インタフェースである。
【0007】図6は従来の3─DSOモードのMUX/
DMUXインタフェース(図5の83)のタイムスロッ
トの割り当てを示す。図5の3─DSO・TDM方式に
対応したISDN交換機80は回線を介してMUX/D
MUXユニット81に接続され,MUX/DMUXユニ
ット81から5本の信号線(これはMUX/DMUXユ
ニット81からMUX/DMUXインタフェース83方
向の信号線であるが,これと逆方向の信号線(MCK
R,SHR,VFR,CCR1,CCR2等)もある)
よりISDNユニット82のMUX/DMUXインタフ
ェース83と接続される。MUX/DMUXインタフェ
ース83では,交換機からの信号は多重分離機能(DM
UX)により,信号線a〜eに分離される。
DMUXインタフェース(図5の83)のタイムスロッ
トの割り当てを示す。図5の3─DSO・TDM方式に
対応したISDN交換機80は回線を介してMUX/D
MUXユニット81に接続され,MUX/DMUXユニ
ット81から5本の信号線(これはMUX/DMUXユ
ニット81からMUX/DMUXインタフェース83方
向の信号線であるが,これと逆方向の信号線(MCK
R,SHR,VFR,CCR1,CCR2等)もある)
よりISDNユニット82のMUX/DMUXインタフ
ェース83と接続される。MUX/DMUXインタフェ
ース83では,交換機からの信号は多重分離機能(DM
UX)により,信号線a〜eに分離される。
【0008】信号線aはマスタクロック(MCKS) 信号で
あり, 1サイクルは647.67nsである。また,bはシート
パルス(SHS) 信号であり,24チャネルの多重信号の先
頭を示すパルスである。cはVFS信号(Voice Freque
ncy Signal:音声周波信号)であり,CH−1のB1が
1チャネル(64Kbps)であり,CH−2のB2が1チャ
ネル(64Kbps)であり,それぞれ8タイムスロットで構
成される。また,dはCCS1 (チャネル1のパルス信
号)であり,T1,T2の周期のそれぞれ8つのクロッ
クに対し4つのタイムスロット信号CH-1 B2-L (VFS
のCH-1のB1チャネル中の下位4ビット信号)及びCH-1 B
2-U (VFSのCH-1のB1チャネルのチャネルの中の上位
4ビット信号)が割り当てられる。T3〜T6の各周期
にそれぞれ制御信号用の4ビットのMチャネルデータ
(CH1D-L,CH1D-U )と制御バイト(SCSD-L,SCSD-U) が割
り当てられ,eはCCS2(VFSの別のB2チャネル
のパルス信号)でT1,T2の周期のそれぞれ8つのク
ロックに対し4つのタイムスロットの信号CH-2 B2-L 及
びCH-2 B2-U が割り当てられ,T3,T4の各周期にそ
れぞれ4ビットから成るD+バイト(CH2D-L,CH2D-U )
が割り当てられる。このように,DチャネルとMチャネ
ルが割り当てられたDSOはD+バイトと呼ばれてい
る。
あり, 1サイクルは647.67nsである。また,bはシート
パルス(SHS) 信号であり,24チャネルの多重信号の先
頭を示すパルスである。cはVFS信号(Voice Freque
ncy Signal:音声周波信号)であり,CH−1のB1が
1チャネル(64Kbps)であり,CH−2のB2が1チャ
ネル(64Kbps)であり,それぞれ8タイムスロットで構
成される。また,dはCCS1 (チャネル1のパルス信
号)であり,T1,T2の周期のそれぞれ8つのクロッ
クに対し4つのタイムスロット信号CH-1 B2-L (VFS
のCH-1のB1チャネル中の下位4ビット信号)及びCH-1 B
2-U (VFSのCH-1のB1チャネルのチャネルの中の上位
4ビット信号)が割り当てられる。T3〜T6の各周期
にそれぞれ制御信号用の4ビットのMチャネルデータ
(CH1D-L,CH1D-U )と制御バイト(SCSD-L,SCSD-U) が割
り当てられ,eはCCS2(VFSの別のB2チャネル
のパルス信号)でT1,T2の周期のそれぞれ8つのク
ロックに対し4つのタイムスロットの信号CH-2 B2-L 及
びCH-2 B2-U が割り当てられ,T3,T4の各周期にそ
れぞれ4ビットから成るD+バイト(CH2D-L,CH2D-U )
が割り当てられる。このように,DチャネルとMチャネ
ルが割り当てられたDSOはD+バイトと呼ばれてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来はISDNの1つ
のDチャネルに1つのDSOを割り当てていたが,近年
は伝送路の有効利用のため,4つのDチャネルを1つの
DSOに割り当てる4:1 TDM方式が要求されるよう
になった。すなわち,Dチャネル(16Kbps)を4
チャネル分多重して1つのDSO(64Kbps)で伝
送し,従来の3─DSO・TDM方式ではD+バイトで
伝送していたMチャネルのスペースが4:1TDM方式
では使えなくなったため,別のパスを使って上記eoc
(embeded operations channel)bitとIndicator bit
をEOCに変換しなければならなくなった。
のDチャネルに1つのDSOを割り当てていたが,近年
は伝送路の有効利用のため,4つのDチャネルを1つの
DSOに割り当てる4:1 TDM方式が要求されるよう
になった。すなわち,Dチャネル(16Kbps)を4
チャネル分多重して1つのDSO(64Kbps)で伝
送し,従来の3─DSO・TDM方式ではD+バイトで
伝送していたMチャネルのスペースが4:1TDM方式
では使えなくなったため,別のパスを使って上記eoc
(embeded operations channel)bitとIndicator bit
をEOCに変換しなければならなくなった。
【0010】一方,4:1TDM方式では,DSL上の
2B+Dを1次群に多重するため,B1とB2を2つの
DSOに割当て,4つのDチャネルを1つのDSOに割
当てている。DSLでは割当てを以下のように行う。
2B+Dを1次群に多重するため,B1とB2を2つの
DSOに割当て,4つのDチャネルを1つのDSOに割
当てている。DSLでは割当てを以下のように行う。
【0011】B1 CHANNEL DSO B2 CHANNEL DSO D CHANNEL +(他のDSLのD CHANNEL)+(他のDSL
のD CHANNEL)+(他のDSLのD CHANNEL)=DSO 上記したように,Dチャネルが1つのDSOを全て専有
するため,保守用のMチャネル(eoc+Indicator bit)の
情報は,チャネルユニット上でeoc/EOCのメッセ
ージ変換を行い,伝送装置の保守用チャネルであるEO
Cパスを通して構成に伝達しなければならない。しか
し,EOCパスのために新たなインタフェースを構築す
ると,従来のISDNユニットとの互換性が取れなくな
るという問題がある。また,装置全体の構成も新たに再
構築しなければならないという問題がある。
のD CHANNEL)+(他のDSLのD CHANNEL)=DSO 上記したように,Dチャネルが1つのDSOを全て専有
するため,保守用のMチャネル(eoc+Indicator bit)の
情報は,チャネルユニット上でeoc/EOCのメッセ
ージ変換を行い,伝送装置の保守用チャネルであるEO
Cパスを通して構成に伝達しなければならない。しか
し,EOCパスのために新たなインタフェースを構築す
ると,従来のISDNユニットとの互換性が取れなくな
るという問題がある。また,装置全体の構成も新たに再
構築しなければならないという問題がある。
【0012】ところで,従来の3─DSO・TDM方式
と4:1TDM方式のそれぞれによるISDNの加入者
信号の多重化方式が,時間的に64kbpsの1チャネ
ルDSO分のタイムスロットが使用されず無駄となるこ
とが無いようなISDN多重化装置の実装方式の発明
(特開平3─247041号公報)が提案されている。
その発明では,3─DSO・TDMと4:1TDMのそ
れぞれにおいて多重化装置のタイムスロットに,ユニッ
トを実装しないことにより物理的に空きタイムスロット
を設け,実際に割り当てられたタイムスロットに収容で
きなかったDSOを割り当てるものである。しかし,そ
のように空きスロットを設ける必要があり,無駄があっ
た。
と4:1TDM方式のそれぞれによるISDNの加入者
信号の多重化方式が,時間的に64kbpsの1チャネ
ルDSO分のタイムスロットが使用されず無駄となるこ
とが無いようなISDN多重化装置の実装方式の発明
(特開平3─247041号公報)が提案されている。
その発明では,3─DSO・TDMと4:1TDMのそ
れぞれにおいて多重化装置のタイムスロットに,ユニッ
トを実装しないことにより物理的に空きタイムスロット
を設け,実際に割り当てられたタイムスロットに収容で
きなかったDSOを割り当てるものである。しかし,そ
のように空きスロットを設ける必要があり,無駄があっ
た。
【0013】本発明は従来のMUX/DMUXインタフ
ェース及び,布線と互換性を保ちながら3─DSO・T
DM方式の伝送路に対応するISDN交換機と4:1T
DM方式の伝送路に対応するISDN交換機との両方に
対し無駄を生じることなく適合できるISDNの加入者
系伝送装置を提供することを目的とする。
ェース及び,布線と互換性を保ちながら3─DSO・T
DM方式の伝送路に対応するISDN交換機と4:1T
DM方式の伝送路に対応するISDN交換機との両方に
対し無駄を生じることなく適合できるISDNの加入者
系伝送装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を示す図である。図中,1はISDNユニット,1aは
多重化・分離(MUX/DMUX)インタフェース,1
bは2B+D処理部,1c,1fは切替部,1dはMチ
ャネル(Channel)処理部,1eはEOC処理部,1gは
網終端(NT1)インタフェース,2は多重化・分離
(MUX/DMUX)ユニット,3は4:1TDM方式
の伝送路または3─DSO・TDM方式の伝送を収容す
るISDN交換機,4はISDNのU点,5は網終端部
(NT1)を表す。
を示す図である。図中,1はISDNユニット,1aは
多重化・分離(MUX/DMUX)インタフェース,1
bは2B+D処理部,1c,1fは切替部,1dはMチ
ャネル(Channel)処理部,1eはEOC処理部,1gは
網終端(NT1)インタフェース,2は多重化・分離
(MUX/DMUX)ユニット,3は4:1TDM方式
の伝送路または3─DSO・TDM方式の伝送を収容す
るISDN交換機,4はISDNのU点,5は網終端部
(NT1)を表す。
【0015】本発明は図1に示すように従来の3─DS
O方式に対応するISDNユニットに比べて,Mチャネ
ル処理部1dだけでなく,EOC処理部1eを設け,且
つMチャネル処理部とEOC処理部1eを外部からの制
御によって切替えられる切替部1c,1fを設け,同一
ユニットにより3─DSO方式だけでなく4:1TDM
方式に対応する機能を持つことができるようにした。更
に,MUX/DMUXインタフェース,U点インタフェ
ース及び布線は従来と同一にすることにより他のチャネ
ルユニットに影響を与えない。4:1TDM方式と3─
DSO・TDM方式を切替部1c,1fで切り換える機
能を持たせることにより,4:1TDM方式用に新たに
布線を設ける必要がないばかりでなく,既存の3─DS
O・TDM方式の機能(Mチャネル処理部1d)及びイ
ンタフェースに影響を与えることなく,4:1TDM・
方式に対応できる回路構成(EOC処理部14)が実現
できる。
O方式に対応するISDNユニットに比べて,Mチャネ
ル処理部1dだけでなく,EOC処理部1eを設け,且
つMチャネル処理部とEOC処理部1eを外部からの制
御によって切替えられる切替部1c,1fを設け,同一
ユニットにより3─DSO方式だけでなく4:1TDM
方式に対応する機能を持つことができるようにした。更
に,MUX/DMUXインタフェース,U点インタフェ
ース及び布線は従来と同一にすることにより他のチャネ
ルユニットに影響を与えない。4:1TDM方式と3─
DSO・TDM方式を切替部1c,1fで切り換える機
能を持たせることにより,4:1TDM方式用に新たに
布線を設ける必要がないばかりでなく,既存の3─DS
O・TDM方式の機能(Mチャネル処理部1d)及びイ
ンタフェースに影響を与えることなく,4:1TDM・
方式に対応できる回路構成(EOC処理部14)が実現
できる。
【0016】MUX/DMUXユニット2と,ISDN
ユニット1のMUX/DMUXインタフェース1aの間
のインタフェースは,3─DSO・TDM方式の場合と
同じ個数の信号線を備えているが,ISDN交換機3が
4:1TDM方式に対応する場合は,同じインタフェー
ス線の中の3─DSO・TDM方式では未使用の位置
(タイムスロット)を介してEOCバイトを伝送し,切
替部1c,1fで切替えられたEOC処理部1eにより
処理を行う。3─DSO・TDM方式の場合は,従来と
同様にインタフェース信号をMチャネル処理部1dによ
り処理を行う。このように,4:1TDM方式に対して
も新たな伝送路を設ける必要がないばかりでなくEOC
データを高速で伝送できるようになった。
ユニット1のMUX/DMUXインタフェース1aの間
のインタフェースは,3─DSO・TDM方式の場合と
同じ個数の信号線を備えているが,ISDN交換機3が
4:1TDM方式に対応する場合は,同じインタフェー
ス線の中の3─DSO・TDM方式では未使用の位置
(タイムスロット)を介してEOCバイトを伝送し,切
替部1c,1fで切替えられたEOC処理部1eにより
処理を行う。3─DSO・TDM方式の場合は,従来と
同様にインタフェース信号をMチャネル処理部1dによ
り処理を行う。このように,4:1TDM方式に対して
も新たな伝送路を設ける必要がないばかりでなくEOC
データを高速で伝送できるようになった。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は実施例の構成を示す。図
中,1はBチャネルを2チャネル収容したISDNユニ
ット,10は各回路を含むLSI,11,12はMUX
/DMUXインタフェース1(INF1),MUX/D
MUXインタフェース2(INF2),13,17は切
替部,14は2B+D処理部,15はMチャネル(c
h)処理部,16はEOC処理部,18,19はそれぞ
れ個別に設けられたMUX/DMUX部,20はNT1
(網終端装置1)IF1(インタフェース1),21は
NT1IF2,22は切替設定受信部,2はMUX/D
MUXユニット,3はISDN交換機,5─1,5─2
はそれぞれ個別に設けられたNT1(網終端装置1),
6は3─DSOと4:1TDMの切替設定を行うパーソ
ナルコンピュータ等の端末装置,7はEOCの処理を行
うEMICユニットである。
中,1はBチャネルを2チャネル収容したISDNユニ
ット,10は各回路を含むLSI,11,12はMUX
/DMUXインタフェース1(INF1),MUX/D
MUXインタフェース2(INF2),13,17は切
替部,14は2B+D処理部,15はMチャネル(c
h)処理部,16はEOC処理部,18,19はそれぞ
れ個別に設けられたMUX/DMUX部,20はNT1
(網終端装置1)IF1(インタフェース1),21は
NT1IF2,22は切替設定受信部,2はMUX/D
MUXユニット,3はISDN交換機,5─1,5─2
はそれぞれ個別に設けられたNT1(網終端装置1),
6は3─DSOと4:1TDMの切替設定を行うパーソ
ナルコンピュータ等の端末装置,7はEOCの処理を行
うEMICユニットである。
【0018】図3は本発明による4:1TDMのタイム
スロットの割り当てを示す。図3のa〜eはそれぞれ信
号線を表し,上段の各信号はを介して下段の各信号に
連続する。
スロットの割り当てを示す。図3のa〜eはそれぞれ信
号線を表し,上段の各信号はを介して下段の各信号に
連続する。
【0019】図3の各信号線a〜eの名称は上記図5,
図6に示す従来の3─DSO・TDM方式に対応するI
SDNユニットの信号線と同様にaはマスタクロック
(MCKS) 信号,bは24チャネルの先頭位置を表すシー
トパルス(SHS) 信号,cはVFS信号,dはCCS1 信
号(チャネル1のパルス信号),eはCCS2信号(チ
ャネル2のパルス信号)である。図3では,1つの物理
スロットに6タイムスロットを割り当てるため,cに示
すVFS信号に2タイムスロット,dに示すチャネル1
(ccs1)に2タイムスロット,eに示すチャネル2
(ccs2)に2タイムスロットを多重し,その他にsi
g & cont情報とsystem-type 等の制御情報の伝達もチャ
ネルパルスの間隙を用いて行う。
図6に示す従来の3─DSO・TDM方式に対応するI
SDNユニットの信号線と同様にaはマスタクロック
(MCKS) 信号,bは24チャネルの先頭位置を表すシー
トパルス(SHS) 信号,cはVFS信号,dはCCS1 信
号(チャネル1のパルス信号),eはCCS2信号(チ
ャネル2のパルス信号)である。図3では,1つの物理
スロットに6タイムスロットを割り当てるため,cに示
すVFS信号に2タイムスロット,dに示すチャネル1
(ccs1)に2タイムスロット,eに示すチャネル2
(ccs2)に2タイムスロットを多重し,その他にsi
g & cont情報とsystem-type 等の制御情報の伝達もチャ
ネルパルスの間隙を用いて行う。
【0020】図2のLSI10の切替部13,17は,
予めISDN交換機3の多重方式に応じて各チャネル
(B1とB2)に対し3─DSO・TDMまたは4:1
TDMの何れの方式で動作するか切替えておく。
予めISDN交換機3の多重方式に応じて各チャネル
(B1とB2)に対し3─DSO・TDMまたは4:1
TDMの何れの方式で動作するか切替えておく。
【0021】3─DSOに対応するチャネルの場合は,
切替部13と17はMUX/DMUXINF1(11)
またはMUX/DMUXINF2(12)から2B+D
処理部14及びMチャネル処理部15に接続し,更に対
応するMUX/DMUX部18または19と接続するよ
う端末装置6から切替設定受信部22を介して与えられ
る指示により切替えられる。この場合,交換機側からの
信号はMUX/DMUXユニット2で各信号線a〜eに
上記図6に示す信号を発生し,D+バイト(図6のe)
を使ってMチャネル(図6のd)が伝送される。この
時,4:1TDMで使用するBOCバイトの内容は無視
する。
切替部13と17はMUX/DMUXINF1(11)
またはMUX/DMUXINF2(12)から2B+D
処理部14及びMチャネル処理部15に接続し,更に対
応するMUX/DMUX部18または19と接続するよ
う端末装置6から切替設定受信部22を介して与えられ
る指示により切替えられる。この場合,交換機側からの
信号はMUX/DMUXユニット2で各信号線a〜eに
上記図6に示す信号を発生し,D+バイト(図6のe)
を使ってMチャネル(図6のd)が伝送される。この
時,4:1TDMで使用するBOCバイトの内容は無視
する。
【0022】チャネルを4:1TDMに対応するよう設
定する場合は,MUX/DMUXインタフェース1(1
1)またはMUX/DMUXインタフェース2(12)
を,2B+D処理部14及びEOC処理部16に接続
し,更に対応するMUX/DMUX部18または19と
接続するよう切替部13,17を切替える。この場合,
図3に示す信号e(CCS2)中で未使用のスペース
(図6のeのT5,T6の部分)を使って図3の信号e
に示すEOCデータ(EOC─L,EOC─U)を伝送
する。この場合,D+バイトのDチャネル以外は無視す
る。
定する場合は,MUX/DMUXインタフェース1(1
1)またはMUX/DMUXインタフェース2(12)
を,2B+D処理部14及びEOC処理部16に接続
し,更に対応するMUX/DMUX部18または19と
接続するよう切替部13,17を切替える。この場合,
図3に示す信号e(CCS2)中で未使用のスペース
(図6のeのT5,T6の部分)を使って図3の信号e
に示すEOCデータ(EOC─L,EOC─U)を伝送
する。この場合,D+バイトのDチャネル以外は無視す
る。
【0023】図3中のEOC─L,Uは,EOCバイト
であり,4:1TDM方式の場合には,このEOCバイ
トを使ってMチャネルに相当する情報を伝送する。この
時,CH─2D─L,UにはCH2Dデータの2ビット
のみが伝送される。また,3─DSO・TDM方式の場
合には,切替部13と17によりEOC処理部16とM
チャネル処理部15が切替えられ,EOCバイトの内容
は無視し,D+バイトのMチャネルを取り込むことによ
り,3─DSO・TDM方式を実現できる。
であり,4:1TDM方式の場合には,このEOCバイ
トを使ってMチャネルに相当する情報を伝送する。この
時,CH─2D─L,UにはCH2Dデータの2ビット
のみが伝送される。また,3─DSO・TDM方式の場
合には,切替部13と17によりEOC処理部16とM
チャネル処理部15が切替えられ,EOCバイトの内容
は無視し,D+バイトのMチャネルを取り込むことによ
り,3─DSO・TDM方式を実現できる。
【0024】切替え方法は,外部から各チャネルに対応
して3─DSO・TDM方式と4:1TDM方式を切替
え,同一ユニットで既存インタフェースを利用し,新た
な制御パスを敷設することなく,4:1TDMの機能を
実現できる。
して3─DSO・TDM方式と4:1TDM方式を切替
え,同一ユニットで既存インタフェースを利用し,新た
な制御パスを敷設することなく,4:1TDMの機能を
実現できる。
【0025】図4はEOCのフレーム構成を示し,上記
の図3中のEOCバイトに対応し,マルチフレームの構
成を備える。EOCの構成は,EMIC(チャネルユニ
ットとEOCの信号を送受信するユニット名)から受信
時24バイト/ユニット,送信時48バイトである。図
4において,レイヤ2のワークエリア,データブロック
ヘッダ,データブロック,IRQエリアフラグとで構成
される。レイヤ2のワークエリア(4バイト)は転送要
求フラグ(1バイト),MUXブロック数(半バイト)
と現在のブロック数(半バイト),データブロックのチ
ェックサム(1バイト),転送データ長(1バイト)と
で構成される。データブロックヘッダ(4バイト)はC
+インターネット種別,通知情報種別,リザーブ,デー
タブロック長とで構成され,データブロック(受信時1
5バイト,送信時39バイト)はユニットコード,チャ
ネル番号等である。
の図3中のEOCバイトに対応し,マルチフレームの構
成を備える。EOCの構成は,EMIC(チャネルユニ
ットとEOCの信号を送受信するユニット名)から受信
時24バイト/ユニット,送信時48バイトである。図
4において,レイヤ2のワークエリア,データブロック
ヘッダ,データブロック,IRQエリアフラグとで構成
される。レイヤ2のワークエリア(4バイト)は転送要
求フラグ(1バイト),MUXブロック数(半バイト)
と現在のブロック数(半バイト),データブロックのチ
ェックサム(1バイト),転送データ長(1バイト)と
で構成される。データブロックヘッダ(4バイト)はC
+インターネット種別,通知情報種別,リザーブ,デー
タブロック長とで構成され,データブロック(受信時1
5バイト,送信時39バイト)はユニットコード,チャ
ネル番号等である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば,1つの加入者インタフ
ェースユニットで3─DSOと4:1TDMのどちらの
交換機にも対応できることでユニットを選択する必要が
なくなる。4:1TDMでは,3─DSOで1つのDS
Oを用いていたD+バイト(64kbps)がDチャネ
ルのみ(16kbps)となるため,D+バイトで通信
していたeocとI─ビットを他の手段を用いて通信し
なければならないが,本発明では既存インタフェースの
未使用タイムスロットを用いて通信を行うため,新しく
通信パスを設ける必要がない。
ェースユニットで3─DSOと4:1TDMのどちらの
交換機にも対応できることでユニットを選択する必要が
なくなる。4:1TDMでは,3─DSOで1つのDS
Oを用いていたD+バイト(64kbps)がDチャネ
ルのみ(16kbps)となるため,D+バイトで通信
していたeocとI─ビットを他の手段を用いて通信し
なければならないが,本発明では既存インタフェースの
未使用タイムスロットを用いて通信を行うため,新しく
通信パスを設ける必要がない。
【0027】更に,チャネル毎に3─DSO/4:1T
DMの切替部を持たせることで,一つの加入者インタフ
ェースユニット(2ch収容)の場合,CH1は3─D
SO,CH2 は4:1TDMというようなモード選択が
できる。
DMの切替部を持たせることで,一つの加入者インタフ
ェースユニット(2ch収容)の場合,CH1は3─D
SO,CH2 は4:1TDMというようなモード選択が
できる。
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明による4:1TDMのタイムスロットの
割り当てを示す図である。
割り当てを示す図である。
【図4】EOCのフレーム構成を示す図である。
【図5】従来の3─DSO・TDM方式に対応したIS
DNユニットの構成を示す図である。
DNユニットの構成を示す図である。
【図6】従来の3─DSOモードのMUX/DMUXイ
ンタフェースのタイムスロットの割り当てを示す図であ
る。
ンタフェースのタイムスロットの割り当てを示す図であ
る。
1 ISDNユニット 1a MUX/DMUXインタフェース 1b 2B+D処理部 1c 切替部 1d Mチャネル処理部 1e EOC処理部 1f 切替部 1g NT1インタフェース 2 MUX/DMUXインタフェース 3 4:1TDMISDN交換機 4 ISDNのU点 5 NT1
Claims (3)
- 【請求項1】 ISDN交換機と網終端部の間に設けら
れ,交換機側の伝送路と接続された多重化・分離ユニッ
トとISDNユニットとで構成された加入者系伝送装置
において,前記多重化・分離ユニットは3─DSO・T
DM方式に対応したインタフェース線により前記ISD
Nユニットに接続され,前記ISDNユニットは,前記
インタフェース線が接続される多重化・分離インタフェ
ースと,前記網終端部に接続する終端側インタフェース
と,前記多重化・分離インタフェースと前記終端側イン
タフェースの間を接続する2B+D処理部と,前記交換
機側の伝送路が3─DSO・TDM方式または4:1T
DM方式の何れかに応じて切替え接続される,Mチャネ
ル処理部またEOC処理部とを並列に設けたことを特徴
とするISDNの加入者系伝送装置。 - 【請求項2】 請求項1において,前記多重化・分離ユ
ニットと前記ISDNユニットの多重化・分離インタフ
ェースとの間のインタフェースは,3─DSO・TDM
方式の伝送路の場合はMチャネルを伝送する信号線を使
用し,4:1TDM方式の伝送路の場合は3─DSO・
TDMにおいて未使用のインタフェースのスペースを使
ってEOCデータを伝送することを特徴とするISDN
の加入者系伝送装置。 - 【請求項3】 請求項1において,前記Mチャネル処理
部とEOC処理部を並列に設けて,両端にそれぞれ切替
部を配置して,各切替部の他端を前記多重化・分離イン
タフェースと前記終端側インタフェースに接続し,各切
替部は3─DSO・TDM方式または4:1TDM方式
に対応して外部から設定されることを特徴とするISD
Nの加入者系伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02793798A JP3437923B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | Isdnの加入者系伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02793798A JP3437923B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | Isdnの加入者系伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234770A true JPH11234770A (ja) | 1999-08-27 |
JP3437923B2 JP3437923B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=12234823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02793798A Expired - Fee Related JP3437923B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | Isdnの加入者系伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3437923B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6879595B2 (en) | 2000-03-17 | 2005-04-12 | Fujitsu Limited | Apparatus for transmission between subscriber terminals and any types of switches |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP02793798A patent/JP3437923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6879595B2 (en) | 2000-03-17 | 2005-04-12 | Fujitsu Limited | Apparatus for transmission between subscriber terminals and any types of switches |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3437923B2 (ja) | 2003-08-18 |
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