JP2002502167A - 複数チャネル加入者線カード - Google Patents

複数チャネル加入者線カード

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JP2002502167A JP2000529103A JP2000529103A JP2002502167A JP 2002502167 A JP2002502167 A JP 2002502167A JP 2000529103 A JP2000529103 A JP 2000529103A JP 2000529103 A JP2000529103 A JP 2000529103A JP 2002502167 A JP2002502167 A JP 2002502167A
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クレツカ,ルドルフ・ビー,サード
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Abstract

(57)【要約】 加入者バス信号をディジタルループキャリアマトリックスと通信する加入者バスインタフェースと、加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピングするマッピング回路と、広帯域通信信号を外部ネットワークと通信する複数のスパンと、マッピング回路および複数のスパンインタフェースの動作を制御するプロセッサノードとを含む通信チャネルユニットカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 本発明は、通信で使用される複数チャネル加入者線カードに関する。
【0002】 通信の初期には、単一の情報チャネルを搬送するのに1本の銅線が使用された
。コストの大部分が物理リンクの材料および構築にあるため、以来、電話技術者
は、複数の通信チャネルを単一の物理リンクにまとめる方法を開発してきた。ア
ナログ信号およびパルス符号変調(PCM)ディジタル信号の複数ストリームを
それぞれ単一のストリームに多重化するために、周波数分割多重化(FDM)お
よび時分割多重化(TDM)が考案された。ディジタル信号の場合、時分割多重
化の階層は、DS(Digital Signal)0〜DS4として表され、
ここで、DS0は単一の0.0064Mb/sチャネル、DS1は24個のDS
0を共に多重化したもの、DS2は96個のDS0を共に多重化したもの、DS
3は672個のDS0を共に多重化したもの、DS4は4032個のDS0を共
に多重化したものである。階層DS1〜DS4はまた、伝送に銅媒体を使用する
ときにはT1、T2、T3、T4とも呼ばれる。
【0003】 国際通信連合CCITTのG.700シリーズ勧告に基づく同種の時分割多重
化方式は、E1またはCEPT−1と呼ばれる32チャネルフォーマットを使用
するものであり、この場合、各チャネルは、DS0(0.064Mb/s)信号
に対応する。したがって、E1信号は共に多重化された32個のDS0に、E2
は共に多重化された128個のDS0に、E3は共に多重化された512個のD
S0に、E4は共に多重化された2048個のDS0に基づく。
【0004】 中央端末(CT)にあるディジタルループキャリア(DLC)は、加入者電話
線からの複数のアナログ信号およびディジタル信号を、単一の多重ディジタル信
号、例えばT1/E1信号に、多重化できるマルチプレクサである。遠隔端末(
RT)に位置するミラーDLCは、多重化されたT1/E1信号を、加入者電話
線を介して伝送するのに適した形に復号することができる。このデータフローは
また、RTからCTへの逆方向でも起こる。
【0005】 各DLCは本質的に、標準的な制御、メモリ、パワーなどの構成要素と、さら
に加入者電話線からのアナログ信号およびディジタル信号をフォーマット済みデ
ィジタルデータ信号に変換するいくつかのインタフェースカード(ラインカード
)も含む専用コンピュータである。異なるタイプのインタフェースカードは、異
なるタイプの加入者電話線にサービスする。インタフェースカードの例には、ア
ナログ電話線用のPOTS(Plain Old Telephone Ser
vice)カード、光ファイバ回線用のFOXカード、ISDN(ディジタル総
合サービス網)回線用のISDNカード、およびいくつかの他の広帯域サービス
オプションカードが含まれる。適切なインタフェースカードが加入者電話線信号
をフォーマット済みディジタルデータ信号に変換した後、中央端末にあるDLC
は、時分割多重化によって単一のE1信号を構築する。遠隔端末で、DLCはE
1信号を復号して、フォーマット済みディジタルデータをインタフェースカード
に送達し返す。インタフェースカードは、フォーマット済みディジタルデータを
、加入者電話線を介した伝送に適した形に変換する。これらの回線(例えば標準
的なシールドなしツイストペア)を介した伝送に対する最も成熟した技術は、H
DSLである。HDSLは、中央局と顧客の構内との両方に特別な電子装置を必
要とし、従来の技術によるよりもずっと速く、ずっと低いコストでT1/E1ロ
ーカルループ回路の供給を可能にする。
【0006】 (概要) 一般に様々な実施態様で、本発明は、以下の特性の1つまたは複数を含むこと
ができる。複数チャネル加入者線カードは、加入者バス信号をディジタルループ
キャリアマトリックスと通信する加入者バスインタフェース、加入者バス信号と
広帯域通信信号との間でマッピングするマッピング回路、広帯域通信信号を外部
ネットワークと通信する複数のスパン(span)、マッピング回路および複数
のスパンインタフェースの動作を制御するプロセッサノードを含む。
【0007】 スパンは、外部ネットワークから受信した着信信号から広帯域通信信号を再生
することができる。
【0008】 スパンは、外部ネットワークを介して送信されるべき広帯域通信信号に対して
フレーム指示およびフォーマット化の機能を実行することができる。
【0009】 マッピング回路は、複数の奇数および偶数チャネルを使用して、到着する広帯
域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることができる。
【0010】 一般に別の態様では、マッピング回路はまた、3つまでの偶数チャネルを結合
することによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、到着
する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることもできる。
【0011】 マッピング回路は、1つの偶数チャネルを分離することによって、かつ、対応
する奇数チャネルを維持することによって、出発する加入者バス信号を広帯域通
信信号にマッピングすることができる。
【0012】 マッピング回路は、特定用途向けIC(ASIC)として実現することができ
る。
【0013】 広帯域通信信号は、E1またはT1信号を含むことができる。
【0014】 ディジタルループキャリアマトリックスは、帯域幅/プロセッサ/タイミング
(BPT)カードを含むことができる。
【0015】 一般に別の態様では、通信チャネルユニットカードは、加入者バス信号をディ
ジタルループキャリアマトリックスと通信する第1の通信手段と、加入者バス信
号と広帯域通信信号との間でマッピングする手段と、広帯域通信信号を外部ネッ
トワークと通信する第2の通信手段と、マッピング手段および第1、第2の通信
手段の操作を制御する手段とを含む。
【0016】 第2の通信手段は、外部ネットワークから受信した着信信号から広帯域通信信
号を再生することができる。
【0017】 第2の通信手段は、外部ネットワークを介して送信すべき広帯域通信信号に対
してフレーム指示およびフォーマット化機能を実行することができる。
【0018】 マッピング手段は、複数の奇数および偶数チャネルを使用して、到着する広帯
域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることができる。
【0019】 マッピング手段は、3つまでの偶数チャネルを結合することによって、かつ、
対応する奇数チャネルを維持することによって、到着する広帯域通信信号を加入
者バス信号にマッピングすることができる。
【0020】 マッピング手段は、1つの偶数チャネルを分離することによって、かつ、対応
する奇数チャネルを維持することによって、出発する加入者バス信号を広帯域通
信信号にマッピングすることができる。
【0021】 マッピング手段は、特定用途向けIC(ASIC)として実現することができ
る。
【0022】 広帯域通信信号は、E1またはT1信号を含むことができる。
【0023】 ディジタルループキャリアマトリックスは、帯域幅/プロセッサ/タイミング
(BPT)カードを含むことができる。
【0024】 一般に別の態様では、通信チャネルユニットカードの構成方法は、加入者バス
信号をディジタルループキャリアマトリックスと通信する加入者バスインタフェ
ースを提供するステップと、加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピン
グするマッピング回路を提供するステップと、広帯域通信信号を外部ネットワー
クと通信する複数のスパンを提供するステップと、マッピング回路および複数の
スパンインタフェースの動作を制御するプロセッサノードを提供するステップと
を含む。
【0025】 様々な実施態様で、本発明は、以下の利点の1つまたは複数を提供することが
できる。本明細書で述べるハードウェアおよびソフトウェアのセットアップは、
各カードの容量を増加させる。各遠隔端末または中央端末は、ハードウェアまた
はソフトウェアの大幅なアップグレードなしにその容量を増加させることができ
、したがって回線ごとのコストを削減することができる。
【0026】 さらに、3本のE1回線が1つのプロセッサおよび1つのASICを共有する
こともできる。また、加入者バスインタフェース(SBI)信号の送受信に使用
されるチャネルは、より少なくなる。従来の構成では、3つのE1信号の送信は
6本のチャネルを要するが、本明細書で述べる技術を使用すれば、3つのE1信
号の送信は4本のチャネルしか要しない。回線を4本維持するのは、6本維持す
るよりも経済的である。さらに、質の低下がない。メッセージベースであるため
、複数チャネルカードは、CASシステムよりもさらに良いサービス品質を有す
る。
【0027】 本発明の他の特性および利点は、後続の説明、図面、および特許請求の範囲か
ら明らかになろう。
【0028】 (詳細な説明) 図1に示すように、通信システム2は、ディジタルループキャリア(DLC)
4を含む。ディジタルループキャリア4は、金属、ファイバ、または他の適した
通信媒体12を介して1つまたは複数の遠隔端末(RT)8、10に結合される
中央局端末(CT)6を含む。ディジタルループキャリア4は、呼の制御および
管理の信号を送達することにより、システム2に対する送達ユニットとして機能
する。電話サービス機器14、16、18などの加入者装置は、中央局端末6お
よび遠隔端末8、10にそれぞれ結合することができる。中央局端末6はまた、
ローカルエクスチェンジキャリア(LEC)ネットワーク22にも結合される。
中央局端末6は、クラス5スイッチなどのスイッチ20を通してLECネットワ
ーク22に結合することができる。異なる実施態様で、スイッチ20およびLE
Cネットワーク22は、ITU通信標準などのメッセージ指向信号、またはCA
S(Channel Associated Signaling)などのビッ
ト指向信号を使用するプロトコルに従って動作する。その他のメッセージ指向お
よびビット指向のプロトコルも、代わりにまたは追加的に使用することができる
【0029】 図2に示すように、中央局端末6、および端末8などの遠隔端末は、スロット
26、36などの1つまたは複数のチャネルユニットカードスロットをそれぞれ
有する。スロット26、36は、加入者線48およびLECネットワーク線46
に、またそれらからデータ信号を搬送するチャネルユニットカードを収容する。
加入者線48は、電話機16(図1)などの加入者装置に結合される。LECネ
ットワーク線46は、LECネットワーク22(図1)に結合される。チャネル
ユニットカードは、着信加入者線データ信号をフォーマット済みディジタルデー
タに変換し、フォーマット済みディジタルデータを、加入者線を介する伝送に適
したデータ信号に変換する。
【0030】 異なるチャネルユニットカードは、異なる種類の狭帯域(例えばPOTS、C
OIN、UVG/EWG、4線式E&M、汎用4線式、基本インタフェースユニ
ット)、および広帯域(ISDN、DS1U、T1U、ADS1U、AT1U、
E1、E1短距離、E1長距離およびE1 Conc)加入者線を処理する。図
2に示すように、例えばPOTSカード50が、遠隔端末8にある、加入者装置
に接続するためのチャネルユニットカードスロット36の1つに挿入される。同
様に、E1カード52が、中央局端末6にある、LECネットワーク22に信号
を結合するためのチャネルユニットカードスロット26の1つに挿入される。E
1カードは、各チャネルまたはタイムスロットが毎秒64キロビット(Kb/s
)すなわちDS0の信号に対応する32個のチャネルを使用する、2メガビット
カードである。スロット26、36はまた、同じか異なるタイプの追加のチャネ
ルユニットカードを収容することもできる。
【0031】 図2にさらに示すように、中央局端末6および遠隔端末8のそれぞれはまた、
伝送カードを収容する1つまたは複数の伝送カードスロット30、40も含む。
伝送カードは、端末6、8が通信媒体12を介して通信できるようにする。伝送
カードは、通信媒体12用の信号と端末6、8が理解し処理することのできる電
気信号との間の変換を処理する。
【0032】 異なる伝送カードは、異なる通信媒体をサポートする。例えばE1カードは、
金属媒体を介した通信をサポートするのに使用することができ、光学ラインユニ
ットカードは、光ファイバ通信用に使用することができる。E1フォーマットは
、例えば国際通信連合CCITTのG.700シリーズ勧告に基づく時分割多重
化(TDM)技術に使用することができる。
【0033】 中央局端末6および遠隔端末8はそれぞれ、少なくとも1つの帯域幅アロケー
タ/プロセッサ/タイミングユニット(BPT)カード28、38を含む。各B
PTカード28、38は、スロット26または36中のそれぞれのチャネルユニ
ットカードからフォーマット済みディジタル信号を収集し、それらを時間領域多
重(TDM、time domain multiplexed)信号に多重化
する。次いで、多重化された信号は、それぞれスロット30および40中の伝送
カードを経由し、伝送媒体12を介して送信することができる。BPTカード2
8、38はまた、それぞれの伝送カードからTDM信号を受け取る。BPTカー
ド28、38は、受け取ったTDM信号を多重化解除して、スロット26、36
中のそれぞれのチャネルユニットカードに送達するためにそれらをルーティング
する。それぞれの加入者バスインタフェース32、42は、スロット26または
36中のチャネルユニットカードとそれらに対応するBPTカード28または3
8との間で信号を送るのに使用される。同様に、オクタル(8つの)バス34、
44は、スロット30、40中の伝送カードとそれらに対応するBPTカード2
8、38との間で信号を送るのに使用される。
【0034】 一般に、BPTカード28などの各BPTカードは、マイクロプロセッサやマ
イクロコントローラなどのプロセッサ54、ならびに様々な形の関連メモリ56
を含む。メモリ56には、電気的消去書込み可能な読出専用メモリ(EEPRO
M)などのフラッシュメモリ58、ならびにランダムアクセスメモリ(RAM)
や読出専用メモリ(ROM)など他のタイプのメモリを含めることができる。B
PTカード38は、BPTカード28と同様のものとすることができる。BPT
カード28、38のさらなる詳細は、例えば、本発明の譲受人に譲渡された19
97年11月14日出願の「Telecommunications Term
inal」という名称の米国特許出願に記載されており、この全文を参照により
本明細書に組み込む。
【0035】 図3に示すように、E1カードは、E1フォーマットで信号を受信して、それ
らを加入者バスインタフェース(SBI)フォーマットに再マッピングし、また
その逆も行う。E1カードは、加入者バスインタフェース(SBI)110、1
08と、プロセッサノード116と、スパンインタフェース114との間の標準
E1インタフェースとして機能する特定用途向けIC(ASIC)100を含む
。「スパン」とは、1つの中央局を別の中央局に、あるいは1つの端局を別の端
局に接続する、高速ディジタルシステムの部分について言う。各カードは、4つ
までの単密度SBIか、2つまでの倍密度SBIを利用して、3つまでのE1ス
パンをサポートすることができる。カードは、出発SBIバス102および到着
SBIバス104を有し、それらに従ってE1信号を送信および受信する。バス
は両方とも、SBクロック/制御106によって管理される。保護バス108は
、通常は待機モードで、メインバス110に対するバックアップとして機能する
。メインバス110が利用できなくなった場合、信号は保護バス108を通して
ルーティングされることになる。さらに、ASIC100は、BPTカード28
、38(図2)のうちの1つに8KHz同期参照112を提供し、プロセッサノ
ード116に外部割込み150を提供する。さらに、ASIC100は、加入者
バスに使用されるデータリンク層プロトコルである加入者バスデータリンク(S
BDL)、およびリセット検出を生成する。ASIC100はまた、任意選択で
、EEPROM302(図5)を介して、圧伸変換(A−lawからu−law
へ、またu−lawからA−lawへ)、およびプログラム可能伝送レベルポイ
ント(TLP)調節を行う。
【0036】 スパンインタフェース114は、E1信号118を送信および受信する3つの
異なる回路を含む。3つのE1信号118は、受信されると、処理される(すな
わち、ディジタル化、フレーム指示、および時分割多重化される)。次いで、処
理された信号は、6本の到着TDMバス122を介してASIC100に送られ
る。出発の場合には、ASIC100からのSBI信号102は、6本の出発T
DMバス120を介してスパンインタフェースに移動する。クロック/制御は、
ASIC100によって、クロック/制御バス124を介してスパンインタフェ
ースに送られる。スパンインタフェース114はまた、ASIC100に受領ク
ロック126およびフレーマ割込み128も提供する。
【0037】 プロセッサノード116は、主にこのカードのコントローラとして機能する。
このノードは、スパンインタフェース114およびASIC100とインタフェ
ースして、マイクロプロセッサ制御バス137およびアドレスバス136を経由
しSBDLを介してこれらの機能を供給および制御し、状況を監視し、BPTカ
ード28、38(図2)のうちの1つと通信する。供給および制御するデータは
、マイクロプロセッサデータバス138上で、プロセッサノードとASICとス
パンインタフェースとの間を移動する。メッセージベースのアプリケーションの
場合、ASIC100は、E1スパンのソフトウェア選択可能チャネルをTDM
バス130との間で再マッピングする。このタイプのアプリケーションにはハイ
レベルデータリンク制御(HDLC)を使用することができる。HDLCは、ポ
イントツーポイントおよびマルチポイント通信に対するリンク層プロトコル標準
であり、この場合、制御情報は常に同じ位置に置かれ、制御に使用される特有の
ビットパターンはデータを表すときに使用されるものとは極端に異なり、そのた
めにエラーが起こりにくい。ASIC100によって送出および受領されるデー
タストリーム中にあるHDLCプロトコルメッセージは、メモリに対して直接メ
モリアクセス(DMA)され、割込みが生成される。このプロセスは、TDMク
ロック/制御バス132によって維持される。フラッシュ制御312、フラッシ
ュアドレス308、およびフラッシュデータ310は、ASIC100がEEP
ROM302にアクセスできるようにする。割込み150は、ASIC100か
らプロセッサノード116に送られる。プロセッサノード116はまた、LED
制御142を介してフロントパネルLED140も制御する。
【0038】 電源モニタ/リセットジェネレータ144は、電源投入および低電圧の状況の
ときにリセットパルス148を提供する。ジェネレータ144はまた、プロセッ
サ116にハードリセット146も提供する。
【0039】 図4に示すように、スパンインタフェース114は3つの等しい回路(スパン
A、B、C)を含み、これらはそれぞれ、ラインインタフェースユニット(LI
U)/フレーマ200およびフロントエンド202を含む。3つの回路が等しい
ため、本明細書では、同じ記述が他の2つにも当てはまるという理解のもとに1
つだけについて述べる。
【0040】 送信方向では、ASIC100からの出発TDMバス120がLIU/フレー
マ200に入力される。フレーマ部分およびLIU部分は、単一のチップ上にあ
ってよい。フレーマは、受信機がチャネルおよびタイムスロットを識別できるよ
うにフレーム指示ビットを挿入し、LIUは、フレーマが物理回線とインタフェ
ースできるようにする。TDMデータおよび信号は、変換されてLIUトランス
ミッタにルーティングされ、E1信号のアナログ形である差分AMI(alte
rnate mark inversion)データとして、210を介してフ
ロントエンド202に出力される。AMIは、スパン送信212を介してLEC
ネットワーク線46(図2)などの伝送媒体に送られる。受信方向では、LIU
受信機が、スパン受信216を経由したフロントエンド202からのAMIデー
タ入力214を受け取る。次いで、LIU/フレーマ200のフレーマ部分は、
得られたデータおよび信号情報をTDMストリームにフォーマットし、到着TD
Mバス218を介してストリームを送る。フロントエンド202は、送信線およ
び受信線を露出環境から守る。システム同期化のために使用される再生ラインレ
ートクロック126、およびスパン割込み128が、ASIC100に出力され
る。ASIC100(図3)は、マイクロプロセッサ制御バス137、アドレス
バス136、およびデータバス138を介してアクセスできるレジスタセットを
通して制御される。ASIC100からのクロック/制御124信号は、3つの
スパン全てに同期を提供する。ONESECバスは、スパンAのフレーマからO
NESEC信号224を搬送して、それをスパンBおよびCに送達する。この信
号は、スパンの状況報告を同期化するのに使用される。
【0041】 図5に示すように、プロセッサノード116(図3)は、Motorola
MC68MH360 Quad Integrated Communicat
ions Controller(QUICC)などのマイクロプロセッサ30
0、512kbフラッシュEEPROMなどのEEPROM320、および4M
bDRAMなどのDRAM304を含む。クロック306、例えば4MHz発振
器が、マイクロプロセッサ300に入力される。マイクロプロセッサ300は、
8つの汎用チップセレクトでメモリを制御する。ASIC100は、マイクロプ
ロセッサ300を使用して、すべてのメモリおよび周辺装置にインタフェースす
る。したがって、ベースアドレスメモリマップがソフトウェアを介して構成され
るため、ハードウェアは、固定アドレスデコーディングを提供する必要がない。
EEPROM302は、ASIC100に対する構成メモリおよびルックアップ
テーブルを含む。EEPROM302はまた、マイクロプロセッサ300に対す
るブートコードおよび不揮発性構成記憶域も含む。構成アドレスおよびデータの
ピンが、フラッシュアドレスバス308およびフラッシュデータ310バスに接
続される。ASIC100は、フラッシュ制御バス312を使用して、様々な構
成要素へのアクセスを制御する。DRAM304は、マイクロプロセッサ300
に揮発性コード/データ記憶域を提供する。
【0042】 図6に示すように、ASIC100は7つのブロックに分割される。すなわち
、データ402、信号404、通信406、プロセッササポート408、SBI
410、タイムスロット多重化/多重化解除412、およびネットワーク同期化
414である。
【0043】 データブロック402は、データ310、アドレス308、制御312のバス
を通してEEPROM302とインタフェースし、SBIフォーマットとE1フ
ォーマットとの間でTDMデータチャネルをマッピングする。TDMマッピング
は以下のように説明される。
【0044】 信号ブロック404は、信号変換RAM、信号データRAM、およびE1とS
BIとの間での信号のマッピングを含む。このブロックは、必要なCASビット
を挿入する。このブロックは、メッセージベースの信号(例えばV5.1)には
使用されない。CASが使用されるときは、E1バス434がCAS信号ビット
を搬送する。
【0045】 通信ブロック406は、タイムスロット交換(TSI、timeslot i
nterchange)を行う。どのE1またはSBIのどのチャネルも、2本
のTDMバス130の64個のチャネルのいずれかにマッピングすることができ
る。TSIのセットアップに加え、ソフトウェアもまた、マッピングされた各チ
ャネルをトランスペアレント(例えばSBDL)かHDLCのいずれかとして供
給する。SBDLに対して供給された場合、ASIC100(図3)は、適切な
SBDL処理を行う。ASIC100(図3)は、ソフトウェアから供給されて
、3つの1次SBIに対して3つまでのSBDLチャネルを扱うことができる。
通信ブロックもまた、E1およびSBI通信チャネルをマッピングする。これら
のチャネルは、メッセージベースのシステム中のASIC100とプロセッサノ
ード116(図3)との間で通信するのに使用される。
【0046】 プロセッササポートブロック408は、セットアップ中、アドレスデコード中
、およびメモリデコード中に使用される。このブロックは、フレーマ128およ
びマイクロプロセッサインタフェースによって生成された割込みを含めた割込み
を処理する。これはまた、状況および制御レジスタも管理する。プロセッササポ
ートブロック408は、マイクロプロセッサ制御バスおよびアドレスバス136
、137を介してマイクロプロセッサ300(図5)と通信し、前述のように割
込み150およびデータ138を送る。
【0047】 タイムスロット多重化/多重化解除ブロック412は、図6に示すように、チ
ャネルカウンタとソフトウェア仮制御の組合せを使用して、内部TDMパスをマ
ッピングする。例えば、顧客の音声/データは、次の順番でパスを移動する。す
なわち、正規E1 120、122、E1データ436、SBIデータ438、
および正規SBI440である。E1およびSBI信号ビットを搬送する信号バ
ス434、444と、E1およびSBI通信ビットを搬送する通信バス130、
442が、必要に応じて挿入/変換される。
【0048】 同期化ブロック414は、3つの主要な機能を実行する。すなわち、(1)ソ
フトウェアによって選択されたスパンから受信されたクロックを得て、受信され
たクロックをメインバスと保護バス112の両方に送られる8KHz信号に分け
る。(2)マイクロプロセッサクロック/フレーム430を生成する。(3)E
1クロック/フレーム432を生成する。同期化ブロック414はまた、クロッ
ク信号をSPAN126およびSBI434から受け入れる。
【0049】 SBI410は、それによってプロセッサ間通信、信号、および顧客音声/デ
ータがラインカード100とマトリックス(例えばBPT28、38)との間で
渡されるシリアルバスである。SBIメインバス110および保護バス108は
、SBIをマトリックスに接続する。
【0050】 図7に示すように、一般的なSBI信号は、奇数500および偶数510のチ
ャネルに配置されている。SBI信号の全てのタイムスロットは、対応するE1
タイムスロットからマッピングされる。いくつかのタイムスロットが予約される
ため、いくつかのフレームは、利用できる対応するタイムスロット(すなわち0
、4、12、16、20、24、28)を有しない。これらのフレームは、図7
に示すように偶数チャネル510中に配置され、この図7は、単一のE1信号に
対するSBI信号フォーマットを表す。
【0051】 図8に示すように、前述したブロックのソフトウェアおよびハードウェアサポ
ートを使用して、3重E1マッピングがASICブロック100中で行われる。
概して言えば、3重E1マッピングは、3つの偶数E1チャネルを1つのSBI
チャネルにマッピングする。チャネルの、予約、SBDL、SBIサービス要求
(SRQ)、および信号のタイムスロットは、単一のE1の場合とほぼ同じ方式
でセットアップされる。3つの奇数SBIチャネルは、単一のE1チャネルであ
るかのように、同じように再マッピングされる。単一のE1の場合には偶数チャ
ネル上のフレーム2、3、6、7などは使用されなかったため、3つのE1信号
は、この場合、同じ偶数チャネルを共有する。第2のE1信号の置換されたタイ
ムスロットは、フレーム2や6などに再マッピングされ、第3のE1信号は、フ
レーム3や7などを使用する。この結果、3つのE1スパンがSBIフォーマッ
トで4本の回線を使用して送信される。
【0052】 本明細書で述べたこの方法および技術は、T1LIU/フレーマおよび適した
ソフトウェアの変形形態を含むT1システムなど、他の構成における他の信号に
適用することもできる。他の実施形態は、頭記の特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 分散ローカルサービス交換システムのブロック図である。
【図2】 ディジタルループキャリアの部分ブロック図である。
【図3】 チャネルユニットカードの機能ブロック図である。
【図4】 スパンインタフェースの機能ブロック図である。
【図5】 プロセッサノードの機能ブロック図である。
【図6】 特定用途向けIC(ASIC)の機能ブロック図である。
【図7】 一般的なE1信号のSBIフォーマットへの変換を示す図である。
【図8A】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8B】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8C】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8D】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月2日(2000.2.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 複数チャネル加入者線カード
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 本発明は、通信で使用される複数チャネル加入者線カードに関する。
【0002】 通信の初期には、単一の情報チャネルを搬送するのに1本の銅線が使用された
。コストの大部分が物理リンクの材料および構築にあるため、以来、電話技術者
は、複数の通信チャネルを単一の物理リンクにまとめる方法を開発してきた。ア
ナログ信号およびパルス符号変調(PCM)ディジタル信号の複数ストリームを
それぞれ単一のストリームに多重化するために、周波数分割多重化(FDM)お
よび時分割多重化(TDM)が考案された。ディジタル信号の場合、時分割多重
化の階層は、DS(Digital Signal)0〜DS4として表され、
ここで、DS0は単一の0.0064Mb/sチャネル、DS1は24個のDS
0を共に多重化したもの、DS2は96個のDS0を共に多重化したもの、DS
3は672個のDS0を共に多重化したもの、DS4は4032個のDS0を共
に多重化したものである。階層DS1〜DS4はまた、伝送に銅媒体を使用する
ときにはT1、T2、T3、T4とも呼ばれる。
【0003】 国際通信連合CCITTのG.700シリーズ勧告に基づく同種の時分割多重
化方式は、E1またはCEPT−1と呼ばれる32チャネルフォーマットを使用
するものであり、この場合、各チャネルは、DS0(0.064Mb/s)信号
に対応する。したがって、E1信号は共に多重化された32個のDS0に、E2
は共に多重化された128個のDS0に、E3は共に多重化された512個のD
S0に、E4は共に多重化された2048個のDS0に基づく。
【0004】 中央端末(CT)にあるディジタルループキャリア(DLC)は、加入者電話
線からの複数のアナログ信号およびディジタル信号を、単一の多重ディジタル信
号、例えばT1/E1信号に、多重化できるマルチプレクサである。遠隔端末(
RT)に位置するミラーDLCは、多重化されたT1/E1信号を、加入者電話
線を介して伝送するのに適した形に復号することができる。このデータフローは
また、RTからCTへの逆方向でも起こる。
【0005】 各DLCは本質的に、標準的な制御、メモリ、パワーなどの構成要素と、さら
に加入者電話線からのアナログ信号およびディジタル信号をフォーマット済みデ
ィジタルデータ信号に変換するいくつかのインタフェースカード(ラインカード
)も含む専用コンピュータである。異なるタイプのインタフェースカードは、異
なるタイプの加入者電話線にサービスする。インタフェースカードの例には、ア
ナログ電話線用のPOTS(Plain Old Telephone Ser
vice)カード、光ファイバ回線用のFOXカード、ISDN(ディジタル総
合サービス網)回線用のISDNカード、およびいくつかの他の広帯域サービス
オプションカードが含まれる。適切なインタフェースカードが加入者電話線信号
をフォーマット済みディジタルデータ信号に変換した後、中央端末にあるDLC
は、時分割多重化によって単一のE1信号を構築する。遠隔端末で、DLCはE
1信号を復号して、フォーマット済みディジタルデータをインタフェースカード
に送達し返す。インタフェースカードは、フォーマット済みディジタルデータを
、加入者電話線を介した伝送に適した形に変換する。これらの回線(例えば標準
的なシールドなしツイストペア)を介した伝送に対する最も成熟した技術は、H
DSLである。HDSLは、中央局と顧客の構内との両方に特別な電子装置を必
要とし、従来の技術によるよりもずっと速く、ずっと低いコストでT1/E1ロ
ーカルループ回路の供給を可能にする。
【0006】 国際出願WO98/00942は、E1信号を所定数のDS1信号の論理空間
にマッピングすることを実現する装置および方法を述べている。WO98/00
942によれば、第1のE1信号の一部である、選択された24個のDS0信号
は、論理空間中の第1のDS1信号の空間にマッピングされる。次いで、第1の
E1信号の8つのDS0信号は、論理空間中の第2のDS1信号の空間にマッピ
ングされる。定義された論理空間に応じて、定義された論理空間中の所定数のD
S1信号空間が埋まるまで、同様に追加のE1信号を2つのDS1信号の論理空
間にマッピングすることもできる。
【0007】 1994年10月11日発行の米国特許第5355362号は、広帯域および
狭帯域のサービスをサポートするSO−NETベースのディジタル加入者ループ
キャリアシステムを含む通信ネットワークを述べている。‘362特許は、ディ
ジタル加入者ループキャリアシステムを、システムの共通機能を実行するため、
およびシステムと中央局またはローカルディジタルスイッチとの間で加入者デー
タを転送する共通モジュールを含むものとして述べている。さらに、加入者に結
合される少なくとも1つのサービス定義モジュールを、加入者をシステムにイン
タフェースするものとして述べている。共通モジュールおよびサービス定義モジ
ュールは、共通バックプレーンによって結合される。
【0008】 (概要) 一般に様々な実施態様で、本発明は、以下の特性の1つまたは複数を含むこと
ができる。複数チャネル加入者線カードは、加入者バス信号をディジタルループ
キャリアマトリックスと通信する加入者バスインタフェース、加入者バス信号と
広帯域通信信号との間でマッピングするマッピング回路、広帯域通信信号を外部
ネットワークと通信する複数のスパン、マッピング回路および複数のスパンイン
タフェースの動作を制御するプロセッサノードを含む。
【0009】 スパンは、外部ネットワークから受信した着信信号から広帯域通信信号を再生
することができる。
【0010】 スパンは、外部ネットワークを介して送信されるべき広帯域通信信号に対して
フレーム指示およびフォーマット化の機能を実行することができる。
【0011】 マッピング回路は、複数の奇数および偶数チャネルを使用して、到着する広帯
域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることができる。
【0012】 一般に別の態様では、マッピング回路はまた、3つまでの偶数チャネルを結合
することによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、到着
する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることもできる。
【0013】 マッピング回路は、1つの偶数チャネルを分離することによって、かつ、対応
する奇数チャネルを維持することによって、出発する加入者バス信号を広帯域通
信信号にマッピングすることができる。
【0014】 マッピング回路は、特定用途向けIC(ASIC)として実現することができ
る。
【0015】 広帯域通信信号は、E1またはT1信号を含むことができる。
【0016】 ディジタルループキャリアマトリックスは、帯域幅/プロセッサ/タイミング
(BPT)カードを含むことができる。
【0017】 一般に別の態様では、通信チャネルユニットカードは、加入者バス信号をディ
ジタルループキャリアマトリックスと通信する第1の通信手段と、加入者バス信
号と広帯域通信信号との間でマッピングする手段と、広帯域通信信号を外部ネッ
トワークと通信する第2の通信手段と、マッピング手段および第1、第2の通信
手段の操作を制御する手段とを含む。
【0018】 第2の通信手段は、外部ネットワークから受信した着信信号から広帯域通信信
号を再生することができる。
【0019】 第2の通信手段は、外部ネットワークを介して送信すべき広帯域通信信号に対
してフレーム指示およびフォーマット化機能を実行することができる。
【0020】 マッピング手段は、複数の奇数および偶数チャネルを使用して、到着する広帯
域通信信号を加入者バス信号にマッピングすることができる。
【0021】 マッピング手段は、3つまでの偶数チャネルを結合することによって、かつ、
対応する奇数チャネルを維持することによって、到着する広帯域通信信号を加入
者バス信号にマッピングすることができる。
【0022】 マッピング手段は、1つの偶数チャネルを分離することによって、かつ、対応
する奇数チャネルを維持することによって、出発する加入者バス信号を広帯域通
信信号にマッピングすることができる。
【0023】 マッピング手段は、特定用途向けIC(ASIC)として実現することができ
る。
【0024】 広帯域通信信号は、E1またはT1信号を含むことができる。
【0025】 ディジタルループキャリアマトリックスは、帯域幅/プロセッサ/タイミング
(BPT)カードを含むことができる。
【0026】 一般に別の態様では、通信チャネルユニットカードの構成方法は、加入者バス
信号をディジタルループキャリアマトリックスと通信する加入者バスインタフェ
ースを提供するステップと、加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピン
グするマッピング回路を提供するステップと、広帯域通信信号を外部ネットワー
クと通信する複数のスパンを提供するステップと、マッピング回路および複数の
スパンインタフェースの動作を制御するプロセッサノードを提供するステップと
を含む。
【0027】 様々な実施態様で、本発明は、以下の利点の1つまたは複数を提供することが
できる。本明細書で述べるハードウェアおよびソフトウェアのセットアップは、
各カードの容量を増加させる。各遠隔端末または中央端末は、ハードウェアまた
はソフトウェアの大幅なアップグレードなしにその容量を増加させることができ
、したがって回線ごとのコストを削減することができる。
【0028】 さらに、3本のE1回線が1つのプロセッサおよび1つのASICを共有する
こともできる。また、加入者バスインタフェース(SBI)信号の送受信に使用
されるチャネルは、より少なくなる。従来の構成では、3つのE1信号の送信は
6本のチャネルを要するが、本明細書で述べる技術を使用すれば、3つのE1信
号の送信は4本のチャネルしか要しない。回線を4本維持するのは、6本維持す
るよりも経済的である。さらに、質の低下がない。メッセージベースであるため
、複数チャネルカードは、CASシステムよりもさらに良いサービス品質を有す
る。
【0029】 本発明の他の特性および利点は、後続の説明、図面、および特許請求の範囲か
ら明らかになろう。
【0030】 (詳細な説明) 図1に示すように、通信システム2は、ディジタルループキャリア(DLC)
4を含む。ディジタルループキャリア4は、金属、ファイバ、または他の適した
通信媒体12を介して1つまたは複数の遠隔端末(RT)8、10に結合される
中央局端末(CT)6を含む。ディジタルループキャリア4は、呼の制御および
管理の信号を送達することにより、システム2に対する送達ユニットとして機能
する。電話サービス機器14、16、18などの加入者装置は、中央局端末6お
よび遠隔端末8、10にそれぞれ結合することができる。中央局端末6はまた、
ローカルエクスチェンジキャリア(LEC)ネットワーク22にも結合される。
中央局端末6は、クラス5スイッチなどのスイッチ20を通してLECネットワ
ーク22に結合することができる。異なる実施態様で、スイッチ20およびLE
Cネットワーク22は、ITU通信標準などのメッセージ指向信号、またはCA
S(Channel Associated Signaling)などのビッ
ト指向信号を使用するプロトコルに従って動作する。その他のメッセージ指向お
よびビット指向のプロトコルも、代わりにまたは追加的に使用することができる
【0031】 図2に示すように、中央局端末6、および端末8などの遠隔端末は、スロット
26、36などの1つまたは複数のチャネルユニットカードスロットをそれぞれ
有する。スロット26、36は、加入者線48およびLECネットワーク線46
に、またそれらからデータ信号を搬送するチャネルユニットカードを収容する。
加入者線48は、電話機16(図1)などの加入者装置に結合される。LECネ
ットワーク線46は、LECネットワーク22(図1)に結合される。チャネル
ユニットカードは、着信加入者線データ信号をフォーマット済みディジタルデー
タに変換し、フォーマット済みディジタルデータを、加入者線を介する伝送に適
したデータ信号に変換する。
【0032】 異なるチャネルユニットカードは、異なる種類の狭帯域(例えばPOTS、C
OIN、UVG/EWG、4線式E&M、汎用4線式、基本インタフェースユニ
ット)、および広帯域(ISDN、DS1U、T1U、ADS1U、AT1U、
E1、E1短距離、E1長距離およびE1 Conc)加入者線を処理する。図
2に示すように、例えばPOTSカード50が、遠隔端末8にある、加入者装置
に接続するためのチャネルユニットカードスロット36の1つに挿入される。同
様に、E1カード52が、中央局端末6にある、LECネットワーク22に信号
を結合するためのチャネルユニットカードスロット26の1つに挿入される。E
1カードは、各チャネルまたはタイムスロットが毎秒64キロビット(Kb/s
)すなわちDS0の信号に対応する32個のチャネルを使用する、2メガビット
カードである。スロット26、36はまた、同じか異なるタイプの追加のチャネ
ルユニットカードを収容することもできる。
【0033】 図2にさらに示すように、中央局端末6および遠隔端末8のそれぞれはまた、
伝送カードを収容する1つまたは複数の伝送カードスロット30、40も含む。
伝送カードは、端末6、8が通信媒体12を介して通信できるようにする。伝送
カードは、通信媒体12用の信号と端末6、8が理解し処理することのできる電
気信号との間の変換を処理する。
【0034】 異なる伝送カードは、異なる通信媒体をサポートする。例えばE1カードは、
金属媒体を介した通信をサポートするのに使用することができ、光学ラインユニ
ットカードは、光ファイバ通信用に使用することができる。E1フォーマットは
、例えば国際通信連合CCITTのG.700シリーズ勧告に基づく時分割多重
化(TDM)技術に使用することができる。
【0035】 中央局端末6および遠隔端末8はそれぞれ、少なくとも1つの帯域幅アロケー
タ/プロセッサ/タイミングユニット(BPT)カード28、38を含む。各B
PTカード28、38は、スロット26または36中のそれぞれのチャネルユニ
ットカードからフォーマット済みディジタル信号を収集し、それらを時間領域多
重(TDM、time domain multiplexed)信号に多重化
する。次いで、多重化された信号は、それぞれスロット30および40中の伝送
カードを経由し、伝送媒体12を介して送信することができる。BPTカード2
8、38はまた、それぞれの伝送カードからTDM信号を受け取る。BPTカー
ド28、38は、受け取ったTDM信号を多重化解除して、スロット26、36
中のそれぞれのチャネルユニットカードに送達するためにそれらをルーティング
する。それぞれの加入者バスインタフェース32、42は、スロット26または
36中のチャネルユニットカードとそれらに対応するBPTカード28または3
8との間で信号を送るのに使用される。同様に、オクタル(8つの)バス34、
44は、スロット30、40中の伝送カードとそれらに対応するBPTカード2
8、38との間で信号を送るのに使用される。
【0036】 一般に、BPTカード28などの各BPTカードは、マイクロプロセッサやマ
イクロコントローラなどのプロセッサ54、ならびに様々な形の関連メモリ56
を含む。メモリ56には、電気的消去書込み可能な読出専用メモリ(EEPRO
M)などのフラッシュメモリ58、ならびにランダムアクセスメモリ(RAM)
や読出専用メモリ(ROM)など他のタイプのメモリを含めることができる。B
PTカード38は、BPTカード28と同様のものとすることができる。BPT
カード28、38のさらなる詳細は、例えば、本発明の譲受人に譲渡された19
97年11月14日出願の「Telecommunications Term
inal」という名称の米国特許出願に記載されている。
【0037】 図3に示すように、E1カードは、E1フォーマットで信号を受信して、それ
らを加入者バスインタフェース(SBI)フォーマットに再マッピングし、また
その逆も行う。E1カードは、加入者バスインタフェース(SBI)110、1
08と、プロセッサノード116と、スパンインタフェース114との間の標準
E1インタフェースとして機能する特定用途向けIC(ASIC)100、を含
む。「スパン」とは、1つの中央局を別の中央局に、あるいは1つの端局を別の
端局に接続する、高速ディジタルシステムの部分について言う。各カードは、4
つまでの単密度SBIか、2つまでの倍密度SBIを利用して、3つまでのE1
スパンをサポートすることができる。カードは、出発SBIバス102および到
着SBIバス104を有し、それらに従ってE1信号を送信および受信する。バ
スは両方とも、SBクロック/制御106によって管理される。保護バス108
は、通常は待機モードで、メインバス110に対するバックアップとして機能す
る。メインバス110が利用できなくなった場合、信号は保護バス108を通し
てルーティングされることになる。さらに、ASIC100は、BPTカード2
8、38(図2)のうちの1つに8KHz同期参照112を提供し、プロセッサ
ノード116に外部割込み150を提供する。さらに、ASIC100は、加入
者バスに使用されるデータリンク層プロトコルである加入者バスデータリンク(
SBDL)、およびリセット検出を生成する。ASIC100はまた、任意選択
で、EEPROM302(図5)を介して、圧伸変換(A−lawからu−la
wへ、またu−lawからA−lawへ)、およびプログラム可能伝送レベルポ
イント(TLP)調節を行う。
【0038】 スパンインタフェース114は、E1信号118を送信および受信する3つの
異なる回路を含む。3つのE1信号118は、受信されると、処理される(すな
わち、ディジタル化、フレーム指示、および時分割多重化される)。次いで、処
理された信号は、6本の到着TDMバス122を介してASIC100に送られ
る。出発の場合には、ASIC100からのSBI信号102は、6本の出発T
DMバス120を介してスパンインタフェースに移動する。クロック/制御は、
ASIC100によって、クロック/制御バス124を介してスパンインタフェ
ースに送られる。スパンインタフェース114はまた、ASIC100に受領ク
ロック126およびフレーマ割込み128も提供する。
【0039】 プロセッサノード116は、主にこのカードのコントローラとして機能する。
このノードは、スパンインタフェース114およびASIC100とインタフェ
ースして、マイクロプロセッサ制御バス137およびアドレスバス136を経由
しSBDLを介してこれらの機能を供給および制御し、状況を監視し、BPTカ
ード28、38(図2)のうちの1つと通信する。供給および制御するデータは
、マイクロプロセッサデータバス138上で、プロセッサノードとASICとス
パンインタフェースとの間を移動する。メッセージベースのアプリケーションの
場合、ASIC100は、E1スパンのソフトウェア選択可能チャネルをTDM
バス130との間で再マッピングする。このタイプのアプリケーションにはハイ
レベルデータリンク制御(HDLC)を使用することができる。HDLCは、ポ
イントツーポイントおよびマルチポイント通信に対するリンク層プロトコル標準
であり、この場合、制御情報は常に同じ位置に置かれ、制御に使用される特有の
ビットパターンはデータを表すときに使用されるものとは極端に異なり、そのた
めにエラーが起こりにくい。ASIC100によって送出および受領されるデー
タストリーム中にあるHDLCプロトコルメッセージは、メモリに対して直接メ
モリアクセス(DMA)され、割込みが生成される。このプロセスは、TDMク
ロック/制御バス132によって維持される。フラッシュ制御312、フラッシ
ュアドレス308、およびフラッシュデータ310は、ASIC100がEEP
ROM302にアクセスできるようにする。割込み150は、ASIC100か
らプロセッサノード116に送られる。プロセッサノード116はまた、LED
制御142を介してフロントパネルLED140も制御する。
【0040】 電源モニタ/リセットジェネレータ144は、電源投入および低電圧の状況の
ときにリセットパルス148を提供する。ジェネレータ144はまた、プロセッ
サ116にハードリセット146も提供する。
【0041】 図4に示すように、スパンインタフェース114は3つの等しい回路(スパン
A、B、C)を含み、これらはそれぞれ、ラインインタフェースユニット(LI
U)/フレーマ200およびフロントエンド202を含む。3つの回路が等しい
ため、本明細書では、同じ記述が他の2つにも当てはまるという理解のもとに1
つだけについて述べる。
【0042】 送信方向では、ASIC100からの出発TDMバス120がLIU/フレー
マ200に入力される。フレーマ部分およびLIU部分は、単一のチップ上にあ
ってよい。フレーマは、受信機がチャネルおよびタイムスロットを識別できるよ
うにフレーム指示ビットを挿入し、LIUは、フレーマが物理回線とインタフェ
ースできるようにする。TDMデータおよび信号は、変換されてLIUトランス
ミッタにルーティングされ、E1信号のアナログ形である差分AMI(alte
rnate mark inversion)データとして、210を介してフ
ロントエンド202に出力される。AMIは、スパン送信212を介してLEC
ネットワーク線46(図2)などの伝送媒体に送られる。受信方向では、LIU
受信機が、スパン受信216を経由したフロントエンド202からのAMIデー
タ入力214を受け取る。次いで、LIU/フレーマ200のフレーマ部分は、
得られたデータおよび信号情報をTDMストリームにフォーマットし、到着TD
Mバス218を介してストリームを送る。フロントエンド202は、送信線およ
び受信線を露出環境から守る。システム同期化のために使用される再生ラインレ
ートクロック126、およびスパン割込み128が、ASIC100に出力され
る。ASIC100(図3)は、マイクロプロセッサ制御バス137、アドレス
バス136、およびデータバス138を介してアクセスできるレジスタセットを
通して制御される。ASIC100からのクロック/制御124信号は、3つの
スパン全てに同期を提供する。ONESECバスは、スパンAのフレーマからO
NESEC信号224を搬送して、それをスパンBおよびCに送達する。この信
号は、スパンの状況報告を同期化するのに使用される。
【0043】 図5に示すように、プロセッサノード116(図3)は、Motorola
MC68MH360 Quad Integrated Communicat
ions Controller(QUICC)などのマイクロプロセッサ30
0、512kbフラッシュEEPROMなどのEEPROM320、および4M
bDRAMなどのDRAM304を含む。クロック306、例えば4MHz発振
器が、マイクロプロセッサ300に入力される。マイクロプロセッサ300は、
8つの汎用チップセレクトでメモリを制御する。ASIC100は、マイクロプ
ロセッサ300を使用して、すべてのメモリおよび周辺装置にインタフェースす
る。したがって、ベースアドレスメモリマップがソフトウェアを介して構成され
るため、ハードウェアは、固定アドレスデコーディングを提供する必要がない。
EEPROM302は、ASIC100に対する構成メモリおよびルックアップ
テーブルを含む。EEPROM302はまた、マイクロプロセッサ300に対す
るブートコードおよび不揮発性構成記憶域も含む。構成アドレスおよびデータの
ピンが、フラッシュアドレスバス308およびフラッシュデータ310バスに接
続される。ASIC100は、フラッシュ制御バス312を使用して、様々な構
成要素へのアクセスを制御する。DRAM304は、マイクロプロセッサ300
に揮発性コード/データ記憶域を提供する。
【0044】 図6に示すように、ASIC100は7つのブロックに分割される。すなわち
、データ402、信号404、通信406、プロセッササポート408、SBI
410、タイムスロット多重化/多重化解除412、およびネットワーク同期化
414である。
【0045】 データブロック402は、データ310、アドレス308、制御312のバス
を通してEEPROM302とインタフェースし、SBIフォーマットとE1フ
ォーマットとの間でTDMデータチャネルをマッピングする。TDMマッピング
は以下のように説明される。
【0046】 信号ブロック404は、信号変換RAM、信号データRAM、およびE1とS
BIとの間での信号のマッピングを含む。このブロックは、必要なCASビット
を挿入する。このブロックは、メッセージベースの信号(例えばV5.1)には
使用されない。CASが使用されるときは、E1バス434がCAS信号ビット
を搬送する。
【0047】 通信ブロック406は、タイムスロット交換(TSI、timeslot i
nterchange)を行う。どのE1またはSBIのどのチャネルも、2本
のTDMバス130の64個のチャネルのいずれかにマッピングすることができ
る。TSIのセットアップに加え、ソフトウェアもまた、マッピングされた各チ
ャネルをトランスペアレント(例えばSBDL)かHDLCのいずれかとして供
給する。SBDLに対して供給された場合、ASIC100(図3)は、適切な
SBDL処理を行う。ASIC100(図3)は、ソフトウェアから供給されて
、3つの1次SBIに対して3つまでのSBDLチャネルを扱うことができる。
通信ブロックもまた、E1およびSBI通信チャネルをマッピングする。これら
のチャネルは、メッセージベースのシステム中のASIC100とプロセッサノ
ード116(図3)との間で通信するのに使用される。
【0048】 プロセッササポートブロック408は、セットアップ中、アドレスデコード中
、およびメモリデコード中に使用される。このブロックは、フレーマ128およ
びマイクロプロセッサインタフェースによって生成された割込みを含めた割込み
を処理する。これはまた、状況および制御レジスタも管理する。プロセッササポ
ートブロック408は、マイクロプロセッサ制御バスおよびアドレスバス136
、137を介してマイクロプロセッサ300(図5)と通信し、前述のように割
込み150およびデータ138を送る。
【0049】 タイムスロット多重化/多重化解除ブロック412は、図6に示すように、チ
ャネルカウンタとソフトウェア仮制御の組合せを使用して、内部TDMパスをマ
ッピングする。例えば、顧客の音声/データは、次の順番でパスを移動する。す
なわち、正規E1 120、122、E1データ436、SBIデータ438、
および正規SBI440である。E1およびSBI信号ビットを搬送する信号バ
ス434、444と、E1およびSBI通信ビットを搬送する通信バス130、
442が、必要に応じて挿入/変換される。
【0050】 同期化ブロック414は、3つの主要な機能を実行する。すなわち、(1)ソ
フトウェアによって選択されたスパンから受信されたクロックを得て、受信され
たクロックをメインバスと保護バス112の両方に送られる8KHz信号に分け
る。(2)マイクロプロセッサクロック/フレーム430を生成する。(3)E
1クロック/フレーム432を生成する。同期化ブロック414はまた、クロッ
ク信号をSPAN126およびSBI434から受け入れる。
【0051】 SBI410は、それによってプロセッサ間通信、信号、および顧客音声/デ
ータがラインカード100とマトリックス(例えばBPT28、38)との間で
渡されるシリアルバスである。SBIメインバス110および保護バス108は
、SBIをマトリックスに接続する。
【0052】 図7に示すように、一般的なSBI信号は、奇数500および偶数510のチ
ャネルに配置されている。SBI信号の全てのタイムスロットは、対応するE1
タイムスロットからマッピングされる。いくつかのタイムスロットが予約される
ため、いくつかのフレームは、利用できる対応するタイムスロット(すなわち0
、4、12、16、20、24、28)を有しない。これらのフレームは、図7
に示すように偶数チャネル510中に配置され、この図7は、単一のE1信号に
対するSBI信号フォーマットを表す。
【0053】 図8に示すように、前述したブロックのソフトウェアおよびハードウェアサポ
ートを使用して、3重E1マッピングがASICブロック100中で行われる。
概して言えば、3重E1マッピングは、3つの偶数E1チャネルを1つのSBI
チャネルにマッピングする。チャネルの、予約、SBDL、SBIサービス要求
(SRQ)、および信号のタイムスロットは、単一のE1の場合とほぼ同じ方式
でセットアップされる。3つの奇数SBIチャネルは、単一のE1チャネルであ
るかのように、同じように再マッピングされる。単一のE1の場合には偶数チャ
ネル上のフレーム2、3、6、7などは使用されなかったため、3つのE1信号
は、この場合、同じ偶数チャネルを共有する。第2のE1信号の置換されたタイ
ムスロットは、フレーム2や6などに再マッピングされ、第3のE1信号は、フ
レーム3や7などを使用する。この結果、3つのE1スパンがSBIフォーマッ
トで4本の回線を使用して送信される。
【0054】 本明細書で述べたこの方法および技術は、T1LIU/フレーマおよび適した
ソフトウェアの変形形態を含むT1システムなど、他の構成における他の信号に
適用することもできる。他の実施形態は、頭記の特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 分散ローカルサービス交換システムのブロック図である。
【図2】 ディジタルループキャリアの部分ブロック図である。
【図3】 チャネルユニットカードの機能ブロック図である。
【図4】 スパンインタフェースの機能ブロック図である。
【図5】 プロセッサノードの機能ブロック図である。
【図6】 特定用途向けIC(ASIC)の機能ブロック図である。
【図7】 一般的なE1信号のSBIフォーマットへの変換を示す図である。
【図8A】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8B】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8C】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
【図8D】 E1カードによって生成されたメッセージ指向SBI信号のフォーマットの1
つを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K028 CC02 CC05 KK03 LL12 RR02 SS23 SS24 5K049 AA02 AA08 AA18 BB01 BB02 BB04 BB11 BB21 CC03 CC06 CC11 CC17 DD05 FF01 FF33 5K050 AA17 AA19 BB01 BB02 BB03 BB06 BB11 BB12 BB14 CC02 CC04 CC09 DD21 DD30 EE23 EE25 FF13 FF15 FF16 GG10 GG12 HH03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者バス信号をディジタルループキャリアマトリックスと
    通信する加入者バスインタフェースと、 加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピングするマッピング回路と、 広帯域通信信号を外部ネットワークと通信する複数のスパンと、 前記マッピング回路および前記複数のスパンインタフェースを制御するプロセ
    ッサノードとを含む通信チャネルユニットカード。
  2. 【請求項2】 前記スパンが、前記外部ネットワークから受信した着信信号
    から前記広帯域通信信号を再生する請求項1に記載の通信チャネルユニットカー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記スパンが、前記外部ネットワークを介して送信すべき広
    帯域通信信号に対してフレーム指示およびフォーマット化の機能を実行する請求
    項1に記載の通信チャネルユニットカード。
  4. 【請求項4】 前記マッピング回路が、複数の奇数および偶数チャネルを使
    用して、到着する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項1に
    記載の通信チャネルユニットカード。
  5. 【請求項5】 前記マッピング回路が、3つまでの偶数チャネルを結合する
    ことによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、到着する
    広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項1に記載の通信チャネ
    ルユニットカード。
  6. 【請求項6】 前記マッピング回路が、1つの偶数チャネルを分離すること
    によって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、出発する加入
    者バス信号を広帯域通信信号にマッピングする請求項1に記載の通信チャネルユ
    ニットカード。
  7. 【請求項7】 前記マッピング回路が、特定用途向けIC(ASIC)とし
    て実現される請求項1に記載の通信チャネルユニットカード。
  8. 【請求項8】 前記広帯域通信信号が、E1またはT1信号を含む請求項1
    に記載の通信チャネルユニットカード。
  9. 【請求項9】 前記ディジタルループキャリアマトリックスが、帯域幅/プ
    ロセッサ/タイミング(BPT)カードを含む請求項1に記載の通信チャネルユ
    ニットカード。
  10. 【請求項10】 加入者バス信号をディジタルループキャリアマトリックス
    と通信する第1の通信手段と、 加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピングする手段と、 広帯域通信信号を外部ネットワークと通信する第2の通信手段と、 前記マッピング手段および前記第1、第2の通信手段の動作を制御する手段と
    を含む通信チャネルユニットカード。
  11. 【請求項11】 前記第2の通信手段が、前記外部ネットワークから受信し
    た着信信号から前記広帯域通信号を再生する請求項10に記載の通信チャネルユ
    ニットカード。
  12. 【請求項12】 前記第2の通信手段が、前記外部ネットワークを介して送
    信すべき広帯域通信信号に対してフレーム指示およびフォーマット化の機能を実
    行する請求項10に記載の通信チャネルユニットカード。
  13. 【請求項13】 前記マッピング手段が、複数の奇数および偶数チャネルを
    使用して、到着する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項1
    0に記載の通信チャネルユニットカード。
  14. 【請求項14】 前記マッピングする手段が、3つまでの偶数チャネルを結
    合することによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、到
    着する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項10に記載の通
    信チャネルユニットカード。
  15. 【請求項15】 前記マッピング手段が、1つの偶数チャネルを分離するこ
    とによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、出発する加
    入者バス信号を広帯域通信信号にマッピングする請求項10に記載の通信チャネ
    ルユニットカード。
  16. 【請求項16】 前記マッピング手段が、特定用途向けIC(ASIC)と
    して実現される請求項10に記載の通信チャネルユニットカード。
  17. 【請求項17】 前記広帯域通信信号が、E1またはT1信号を含む請求項
    10に記載の通信チャネルユニットカード。
  18. 【請求項18】 前記ディジタルループキャリアマトリックスが、帯域幅/
    プロセッサ/タイミング(BPT)カードを含む請求項10に記載の通信チャネ
    ルユニットカード。
  19. 【請求項19】 加入者バス信号をディジタルループキャリアマトリックス
    と通信する加入者バスインタフェースを提供するステップと、 加入者バス信号と広帯域通信信号との間でマッピングするマッピング回路を提
    供するステップと、 広帯域通信信号を外部ネットワークと通信する複数のスパンを提供するステッ
    プと、 前記マッピング回路および前記複数のスパンインタフェースの動作を制御する
    プロセッサノードを提供するステップとを含む通信チャネルユニットカード構成
    方法。
  20. 【請求項20】 前記スパンが、前記外部ネットワークから受信した着信信
    号から広帯域通信信号を回復する、請求項19に記載の通信チャネルユニットカ
    ード構成方法。
  21. 【請求項21】 前記スパンが、前記外部ネットワークを介して送信すべき
    広帯域通信信号に対してフレーム指示およびフォーマット化の機能を実行する請
    求項19に記載の通信チャネルユニットカード構成方法。
  22. 【請求項22】 前記マッピング回路が、複数の奇数および偶数チャネルを
    使用して、到着する広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項1
    9に記載の通信チャネルユニットカード構成方法。
  23. 【請求項23】 前記マッピング回路が、3つまでの偶数チャネルを結合す
    ることによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、到着す
    る広帯域通信信号を加入者バス信号にマッピングする請求項19に記載の通信チ
    ャネルユニットカード構成方法。
  24. 【請求項24】 前記マッピング回路が、1つの偶数チャネルを分離するこ
    とによって、かつ、対応する奇数チャネルを維持することによって、出発加入者
    バス信号を広帯域通信信号にマッピングする請求項19に記載の通信チャネルユ
    ニットカード構成方法。
  25. 【請求項25】 前記マッピング回路が、特定用途向けIC(ASIC)と
    して実現される請求項19に記載の通信チャネルユニットカード構成方法。
  26. 【請求項26】 前記広帯域通信信号が、E1またはT1信号を含む請求項
    19に記載の通信チャネルユニットカード構成方法。
  27. 【請求項27】 前記ディジタルループキャリアマトリックスが、帯域幅/
    プロセッサ/タイミング(BPT)カードを含む請求項19に記載の通信チャネ
    ルユニットカード構成方法。
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