JPH11234415A - 共通線式インターホン装置 - Google Patents
共通線式インターホン装置Info
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- JPH11234415A JPH11234415A JP3336898A JP3336898A JPH11234415A JP H11234415 A JPH11234415 A JP H11234415A JP 3336898 A JP3336898 A JP 3336898A JP 3336898 A JP3336898 A JP 3336898A JP H11234415 A JPH11234415 A JP H11234415A
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Abstract
要とし、高速通信を可能とし、音量を大きくする。 【解決手段】主装置M1に各端末S11の入力制御部S117か
らの呼出等の制御信号を記憶する入力データメモリM151
と、各端末の出力制御部S116へ出力し各端末を制御する
出力データメモリM152とを備え、各端末毎に出力データ
メモリに基づいて主装置通信パケットを作成して端末へ
送信する。主装置通信パケットから出力制御部へデータ
を入力すると共に、端末の入力制御部から出力される制
御信号に基づいて端末通信パケットSD121を作成し送信
し、端末通信パケットを受信した主装置において端末通
信パケットからのデータを入力データメモリに入力し、
入力データメモリに基づいて出力データメモリを更新す
る。
Description
ン装置に関し、特に音声信号をディジタル化し、各端末
の制御データと共に2線の伝送ラインで時分割多重伝送
し、制御データを主装置のCPUで統括的に処理する共
通線式インターホン装置に係わる。
接続される省線型の共通線式インターホン装置が知られ
ている。省線型共通線式インターホン装置として図7に
示すように、複数、例えば4台の端末S21、S22、S23、S24
が、2線の伝送ラインL21、L23、L25から伝送ラインL22、
L24、L26を介して並列に接続されている。
211、データ復調部S215、データ変調部S216、CPUS21
7、出力制御部S218、入力制御部S219、アドレス設定部S
21A、音声ハイブリッド回路S212、スピーカアンプS21
3、マイクアンプS214、スピーカSP21、マイクロフォンE
M21、可変抵抗回路等で構成されるバランス調整回路S21
Bより構成される。通信IFS211は伝送ラインL21に接続
されると共に、データ復調部S215、データ変調部S216を
それぞれ介してCPUS217に接続される。また、通信I
FS211には、音声ハイブリッド回路S212を介してスピー
カアンプS213の入力、およびマイクアンプS214の出力が
それぞれ接続される。更に、スピーカアンプS213の出力
にはスピーカSP21が接続され、マイクアンプS214の入力
にはマイクロフォンEM21が接続される。また、CPUS2
17には、出力制御部S218、入力制御部S219、アドレス設
定部S21Aが接続される。尚、電源回路の説明は省略す
る。
されるものである。このような構成の共通線式インター
ホン装置において、端末S21から端末S22を呼び出す場
合、端末S21の図示しない選局キーから端末S22が選局さ
れると、入力制御部S219から端末S22を呼び出すための
データI211、I212、I213、I214がCPUS217へ出力さ
れ、入力データI211、I212、I213、I214が入力されたC
PUS217は、図9(a)に示すような通信パケットであ
る送信データSD214を作成する。ここで、送信データSD2
14の相手アドレスSS22は端末S22のアドレス設定部S22A
の設定出力データAD221、AD222、AD223、AD224であり、
自局アドレスSS23は端末S21のアドレス設定部S21Aの設
定出力データAD211、AD212、AD213、AD214であり、コマ
ンドSS24、データSS25はそれぞれ端末S22に送信する制
御情報であり、通信パケットはこれらをスタートビット
SS21と一体として作成されたものである。送信処理を開
始する前にCPUS217は、データ復調部S215から受信デ
ータ信号SD213がCPUS217に入力されているか否かを
検出し、伝送ラインL21に他の端末S22、S23、S24からデ
ータが送信されていないことを確認する。受信データ信
号SD213がなければ送信処理を開始する。他の端末S22、
S23、S24からの受信データ信号SD213がある場合は、受
信処理を優先し、端末S22への送信を待機する。また、
他の端末S22、S23、S24と同時に送信処理に入った場
合、データ復調部S215からの受信データ信号SD213を確
認し、データの衝突を確認すると送信処理を中断すると
共に、一定時間休止したのち再度、送信処理を再開す
る。送信データSD214は、通話状態が設定された場合
は、図8(b)に示すように、ベースバンド音声信号SA
210と多重化して伝送するため、データ変調部S216で、
例えば、ASK変調されて変調データ信号SD212とされ
る。変調データ信号SD212は通信IFS211を介して伝送
ラインL21へ出力され、伝送ラインL22を伝送され端末S2
2の通信IFS221へ入力される。
通信IFS221で変調データ信号SD221とされ、データ復
調部S225においてASK復調され受信データ信号SD223
に復調される。CPUS227は、データ復調部S225からの
受信データ信号SD223を監視し、スタートビットSS21
(図8(a))を検出すると受信処理に入る。受信デー
タ信号SD223の相手アドレスSS22が自局のアドレス設定
部S22Aで設定されたデータAD221、AD222、AD223、AD224
と一致した場合は、自局宛てのデータとみなしてコマン
ドSS24及びデータSS25を入力して解析し、出力制御部S2
28に例えば呼び出し音発生等の制御信号O221、O222、O2
23、O224を出力する。受信データ信号SD223の相手アド
レス信号SS22が自局宛てのアドレスと異なる場合は、受
信データ信SD223号の処理を行わない。
S21で入力された送話信号SA214は、マイクロフォンEM21
で受信され、マイクアンプS214で増幅されたのち、上り
音声信号SA213として音声ハイブリッド回路S212へ出力
され、音声ハイブリッド回路S212において2線−4線変
換された音声信号SA210は、通信IFS211を介して伝送
ラインL21へ出力される。端末S22では、伝送ラインL22
より通信IFS221に入力された音声信号SA210は、通信
IFS221から音声信号SA220として出力され、音声ハイ
ブリッド回路S222において2線−4線変換されて下り音
声信号SA221に変換される。下り音声信号SA221はスピー
カアンプS223で増幅されスピーカSP22より受話信号SA22
2として出力される。
ンターホン装置は、各端末においてデータ通信及び通話
を送受する際、データ衝突を回避するための処理が必要
であり通信処理が複雑になってしまうことに加え、端末
間における通話時に、端末S21において、上り音声信号S
A213は、音声ハイブリッド回路S212を介して出力される
ので、伝送ラインL21、L22のインピータンスとマッチン
グがとれないと、下り音声信号SA211として自局のスピ
ーカアンプS213で増幅された後、スピーカSP21より受話
信号SA212として出力される。このとき、受話信号SA212
が送話信号SA214と音響的に結合し、送話信号SA214とし
て帰還するとハウリングが発生してしまう。伝送ライン
のインピーダンスとの不調は配線長の違いによって音声
ハイブリッド回路のバランスの崩れによって生じるた
め、共通線式のインターホン装置では、配線長の違いに
よってハウリングの発生を防止するため、各端末S21、S
22、S23、S24毎に音声ハイブリッド回路のバランス調整
回路S21B、S22B・・が必要であった。
ータ通信を行うため通信速度をあまり高速にできず、更
に、受話音量をあまり大きくできない等の問題点があっ
た。本発明はこのような難点を解消するためなされたも
ので、データ通信処理が簡単であり、高速処理をするこ
とができ、しかも、配線長の違いによるバランス崩れを
生じることがないため、音声ハイブリッド回路のバラン
ス調整を必要としない共通線式インターホン装置を提供
することを目的とする。
め、本発明の共通線式インターホン装置は、主装置と複
数の端末が2線の伝送ラインに並列に接続された共通線
式共通線式インターホン装置であって、主装置は、伝送
ラインに接続された通信IFと、通信IFに接続された
多重化制御部と、多重化制御部に接続されハンズフリー
通話のためのエコーキャンセラ回路、ボイススイッチ回
路等で構成されるトランク1と、多重化制御部に接続さ
れ入力データメモリおよび出力データメモリを含むCP
Uとを備え、端末は、伝送ラインに接続された通信IF
と、通信IFに接続された多重化制御部と、多重化制御
部に接続されたCODECと、CODECにスピーカア
ンプ、マイクアンプを介してそれぞれ接続されたスピー
カおよびマイクロフォンと、多重化制御部から接続され
た出力制御部、多重化制御部に接続された入力制御部お
よびアドレス設定部とを備えることによりスタートビッ
ト、アドレス、出力データ、音声より構成される主装置
通信パケットをCODECのサンプリング周期で定期的
に主装置より複数の端末へ送信すると同時に、複数の端
末より主装置へ入力データ、音声で構成される端末通信
パケットを送信することによって、複数の端末の入力制
御部の制御信号を、主装置のCPUの入力データメモリ
へ転送するとともに、CPUの出力データメモリのデー
タを複数の端末の出力制御部へ転送出力することによっ
て主装置のCPUで複数の端末を制御するものである。
末のCODECで一定周期でサンプリングされディジタ
ル化された音声信号を主装置のトランクへ一旦転送し、
トランクで処理された音声を各端末へ転送し、CODE
Cによってアナログの音声信号に変換することにより任
意の2台の端末間でハンズフリー通話を可能としたもの
である。
の制御信号を記憶する入力データメモリと、各端末の出
力制御部へ出力し各端末を制御する出力データメモリと
を備え、各端末毎に出力データメモリに基づいて主装置
通信パケットを作成して端末へ送信する。主装置通信パ
ケットから出力制御部へデータを入力すると共に、端末
の入力制御部から出力される制御信号に基づいて端末通
信パケットを作成し送信し、端末通信パケットを受信し
た主装置において端末通信パケットからのデータを入力
データメモリに入力し、入力データメモリに基づいて出
力データメモリを更新する。更新された出力デ−タメモ
リから主装置通信パケットが作成され、端末に送信され
る。これにより、主装置と端末間で主装置通信パケッ
ト、端末通信パケットとを送受して端末間の通話を制御
することができるため、各端末に設けられていた音声ハ
イブリッド回路のバランス調整回路は不要になり、高速
通信が可能であって、音量も大きくすることができる。
ホン装置の好ましい実施の形態を図面を参照して詳述す
る。本発明の共通線式インターホン装置は、図1に示す
ように、主装置M1と、複数、例えば4台の端末S11、S1
2、S13、S14が、それぞれ2線の伝送ラインL11、L13、L
15、L17から伝送ラインL12、L14、L16、L18を介して並
列に接続されてなるものである。
M11、多重化制御部M12、例えばハンズフリー通話のため
のエコーキャンセラ回路やボイススイッチ回路を備えた
トランクM13、トランクM14及びCPUM15を有する。主
装置M1の通信IFM11は、伝送ラインL11に接続されると
共に、多重化制御部M12に接続される。多重化制御部M12
は例えば集積回路等で構成され、トランクM13、トラン
クM14及びCPUM15にそれぞれ接続される。CPUM15
には、各端末の出力制御部S116、S126・・の制御信号を
記憶する出力データメモリM152及び各端末の入力制御部
S117、S127・・の制御信号を記憶する入力データメモリ
M151が備えられる。出力データメモリM152には、図3に
示すように、例えば、端末S11の出力制御部S116の、例
えば、4ビットの制御信号SO111、SO112、SO113、SO114
を記憶するメモリSO11、端末S12の出力制御部S126の制
御信号SO121、SO122、SO123、SO124を記憶するメモリSO
12、同様に、端末S13の出力制御部S136の制御信号を記
憶するメモリSO13、端末S14の出力制御部S146の制御信
号を記憶するメモリSO14が備えられる。また、入力デー
タメモリM151には、例えば、端末S11の入力制御部S117
の、例えば、4ビットの制御信号SI111、SI112、SI11
3、SI114を記憶するメモリSI11、端末S12の入力制御部S
127の制御信号SI121、SI122、SI123、SI124を記憶する
メモリSI12、同様に、端末S13の入力制御部S137の制御
信号を記憶するメモリSI13、端末S14の入力制御部S147
の制御信号を記憶するメモリSI14が備えられる。
2、CODECS113、スピーカアンプS114、マイクアン
プS115、スピーカSP11、マイクロフォンEM11、出力制御
部S116、入力制御部S117及びアドレス設定部S118を有す
る。端末S11の通信IFS111は伝送ラインL12に接続され
ると共に、多重化制御部S112に接続される。多重化制御
部S112は、例えば集積回路等で構成され、CODECS1
13、出力制御部S116、入力制御部S117、アドレス設定部
S118にそれぞれ接続される。CODECS113のアナログ
出力は、スピーカアンプS114の入力に接続され、スピー
カアンプS114の出力はスピーカSP11に接続される。ま
た、CODECS113のアナログ入力はマイクアンプS115
の出力に接続され、マイクアンプS115の入力はマイクロ
フォンEM11に接続される。尚、電源回路の説明は省略す
る。
構成されるものである。このような構成の共通線式イン
ターホン装置の動作を、図4に示すフローチャートに従
って説明をする。まず、共通線式インターホン装置にお
ける各端末間の呼出のためのデータ通信制御を説明す
る。
(100)、出力データメモリM152のデータに基づいて
(101)、図5(a)に示ような主装置通信パケット
MD121を作成し、伝送ラインに伝送する(102)。端
末S11において自局宛ての主装置通信パケットSD111を受
信すると、主装置通信パケットSD111のデータを出力制
御部へ入力すると共に、入力制御部の制御信号から端末
通信パケットSD121を作成し主装置M1に伝送する。主装
置M1において、入力データメモリM151に端末通信パケッ
トSD121からのデータを入力し、この入力データメモリM
151に基づいて出力データメモリM152を更新する。この
動作を順次端末S12、S13、S14に対して行い(10
4)、これを反復する(105)ものである。
ての主装置通信パケットMD121、MD122、・・を作成する
には、CPUM15において、予め記憶されている端末S11
のアドレス設定部S118の4ビットの出力信号AD111、AD1
12、AD113、AD114をCODECS113のサンプリング周期
TS毎に読み出し多重化制御部M12へ出力し、多重化制御
部M12で主装置通信パケットMD121のアドレススロットMS
12へセットする(100)。次に、CPUM15におい
て、出力データメモリM152から端末S11に対するメモリS
O11をCODECS113のサンプリング周期TS毎に読み出
し、多重化制御部M12へ出力する。多重化制御部M12にお
いて、主装置通信パケットの出力データスロットMS13へ
メモリSO111、SO112、SO113、SO114をセットして、主装
置通信パケットMD121を作成し(101)、通信IFM11
を介して伝送ラインL11へ送出する(102)。
た主装置通信パケットMD121は伝送ラインL12を伝送され
て通信IFS111に入力され、通信IFS111から主装置通
信パケットSD111として多重化制御部S112に入力され、
アドレススロットMS12のデータを自局のアドレス設定部
S118から出力される出力信号AD111、AD112、AD113、AD1
14、例えば‘0001’と比較して、一致した場合、出
力制御部S116へ主装置通信パケットSD111の出力データ
スロットMS13のデータSO111、SO112、SO113、SO114を出
力する。これと同時に入力制御部S117に入力されてい
る、例えば、選局キー(図示せず)からの信号等の制御
信号SI111、SI112、SI113、SI114を読み込み、図5
(b)に示す端末通信パケットの入力データスロットSM
11にセットし、端末通信パケットSD121を作成する。端
末通信パケットSD121は通信IFS111を介して伝送ライ
ンL12に送出され、主装置M1に伝送される。主装置M1か
ら伝送された主装置通信パケットのアドレススロットMS
12のデータが自局のアドレス設定部S118から出力される
出力信号AD111、AD112、AD113、AD114と一致しない場合
は、端末S11では処理を行わない。
た端末通信パケットSD121が伝送ラインL11から通信IF
M11に入力され、多重化制御部M12に端末通信パケットMD
111が入力されると、端末通信パケットMD111の入力デー
タスロットSM11のデータをCPUM15に出力する。CP
UM15は入力データスロットSM11のデータを入力データ
メモリM151の端末S11に対応するメモリSI11に入力する
(103)。入力データメモリM151のメモリSI11に基づ
いて、CPUM15は出力データメモリM152を更新する
(105)。
送出する主装置通信パケットを作成し伝送ラインL11へ
送出し(104)、各端末において自局宛ての主装置通
信パケットを受信すると、端末通信パケットを作成し、
主装置において出力データメモリを更新し、最後の端末
S14について送受信を行うと、最初の端末S11へ戻って、
同様に通信パケットの作成、伝送を行うようになってい
る(105)。これにより、端末間の呼出が成立する。
1と端末S12の通話が成立すると、端末S11は受話信号SA1
13をマイクロフォンEM11で受信し、マイクアンプS115で
増幅したアナログ音声信号SA114をCODECS113のア
ナログ入力へ出力する。CODECS113は、図6(a)
に示すタイミングでディジタル化された音声信号SD114
を多重化制御部S112へサンプリング信号SD116毎にビッ
トクロックSD115によって転送する。多重化制御部S112
は端末通信パケットSD121の音声3スロットSM12に音声
信号SD114をセットし通信IFS111を介して伝送ラインL
12へ出力する。主装置M1は、伝送ラインL11より通信I
FM11を介して通信パケットMD111を多重化制御部M12で
受信し、トランクM13へ図6(g)に示すタイミングで
出力する。同時に多重化制御部M12は、トランクM13の出
力信号MD14を図6(c)に示すタイミングで入力し、主
装置通信パケットMD122の音声1スロットMS14へセット
する。主装置通信パケットMD122は、通信IFM11を介し
て、伝送ラインL11へ送信される。端末S12の多重化制御
部S122は、伝送ラインL14より通信IFS121を介して、
主装置通信パケットSD112を受信する。多重化制御部S12
2は、音声1スロットMS14のディジタル音声信号SD123を
図6(f)に示すタイミングでCODECS123へ転送す
る。CODECS123は、ディジタル音声信号SD123をア
ナログ音声信号SA121に変換しスピーカアンプS124へ出
力する。スピーカアンプS124は、アナログ音声信号を増
幅しスピーカSP12を介して受話信号SA122として出力す
る。端末S12から端末S11への送話も同様の手順で転送さ
れる(図6(b)、(h)、(d)、(e))。主装置
M1および端末S11、端末S12の多重化制御部M12、S112、S
122の動作は、簡単な動作の繰り返しであり、ゲートア
レイ回路等の集積化が容易であり高速の通信処理が可能
である。また、端末通信パケットの音声がCODECで
一定周期でサンプリングされディジタル化された音声信
号を主装置のトランクへ一旦転送し、トランクで処理さ
れた音声を各端末へ転送し、端末のCODECによって
アナログの音声信号に変換することにより任意の2台の
端末間でハンズフリー通話が可能となる。
願発明はこれに限定されず、端末は4台に限らず、主装
置のトランクは2組に限らず、場合によっては省略も可
能である。また、端末の出力制御部、入力制御部、アド
レス設定部の出力はこれに限定されない。通信パケット
のスタートビットのビット数もこれに限定されず、アド
レススロット、出力データスロット、入力スロットのビ
ット数は、それぞれ端末のアドレス設定部、出力制御
部、入力制御部のそれと一致するかそれ以上であればよ
い。音声1スロット、音声2スロット、音声3スロッ
ト、音声4スロットのビット数も、端末のCODECの
IFと一致すればこれに限定されず、音声は必要な通話
路数によればそれぞれ2チャンネルでなくても良い。
コール装置、集合住宅インターホン装置等に好適に適用
することができる。
の共通線式インターホン装置によれば、主装置のCPU
のみで端末の呼出、通話送受の通信処理を簡単に行なう
ことができ、端末のCPUを不要とし、2線で複数チャ
ンネルの通話が可能となる。更に、音声通話のためのハ
イブリッド回路およびバランス調整回路を不要とし、受
話音量を大きくできる効果がある。拡声通話のためのエ
コーキャンセラを通話チャンネル数分だけ主装置に設置
できるのでコストを下げられる等の効果がある。
態例のシステムブロック図。
図。
す構成図。
図。
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】主装置(M1)と複数の端末(S11、S12、S1
3、S14)が2線の伝送ライン(L11、L13、L15、L17)に
並列に接続された共通線式共通線式インターホン装置で
あって、 前記主装置は、前記伝送ラインに接続された通信IF
(M11)と、前記通信IFに接続された多重化制御部(M
12)と、前記多重化制御部に接続されハンズフリー通話
のためのエコーキャンセラ回路、ボイススイッチ回路等
で構成されるトランク(M13、M14)と、前記多重化制御
部に接続され入力データメモリ(M151)および出力デー
タメモリ(M152)を含むCPU(M15)とを備え、 前記端末は、前記伝送ラインに接続された通信IF(S1
11と)、前記通信IFに接続された多重化制御部(S11
2)と、前記多重化制御部に接続されたCODEC(S11
3)と、前記CODECにスピーカアンプ(S114)、マ
イクアンプ(S115)を介してそれぞれ接続されたスピー
カ(SP11)およびマイクロフォン(EM11)と、前記多重
化制御部から接続された出力制御部(S116)、前記多重
化制御部に接続された入力制御部(S117)およびアドレ
ス設定部(S118)とを備えることによりスタートビット
(MS11)、アドレス(MS12)、出力データ(MS13)、音
声(MS14、MS15)より構成される主装置通信パケット
(MD121、MD122、MD123、MD124)を前記CODECのサ
ンプリング周期で定期的に前記主装置より前記複数の端
末へ送信すると同時に、前記複数の端末より前記主装置
へ入力データ(SM11)、音声(SM12、SM13)で構成され
る端末通信パケット(SD121、SD122、SD123、SD124)を
送信することによって、前記複数の端末の前記入力制御
部の制御信号を、前記主装置の前記CPUの前記入力デ
ータメモリへ転送するとともに、前記CPUの前記出力
データメモリのデータを前記複数の端末の前記出力制御
部へ転送出力することによって前記主装置の前記CPU
で前記複数の端末を制御することを特徴とする共通線式
インターホン装置。 - 【請求項2】前記端末通信パケットの音声が前記端末の
前記CODECで一定周期でサンプリングされディジタ
ル化された音声信号を前記主装置の前記トランクへ一旦
転送し、前記トランクで処理された音声を各端末へ転送
し、前記CODECによってアナログの音声信号に変換
することにより任意の2台の端末間でハンズフリー通話
を可能としたことを特徴とする請求項1記載の共通線式
インターホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336898A JP3686517B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 共通線式インターホン装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336898A JP3686517B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 共通線式インターホン装置 |
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JPH11234415A true JPH11234415A (ja) | 1999-08-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336898A Expired - Fee Related JP3686517B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 共通線式インターホン装置 |
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JP (1) | JP3686517B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174425A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 情報信号伝送装置、および配線システム |
JP2010045836A (ja) * | 2009-10-23 | 2010-02-25 | Yamaha Corp | 通信ノード及びネットワーク |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP3336898A patent/JP3686517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007174425A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 情報信号伝送装置、および配線システム |
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JP3686517B2 (ja) | 2005-08-24 |
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