JPH1123423A - エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置 - Google Patents

エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置

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Publication number
JPH1123423A
JPH1123423A JP18351897A JP18351897A JPH1123423A JP H1123423 A JPH1123423 A JP H1123423A JP 18351897 A JP18351897 A JP 18351897A JP 18351897 A JP18351897 A JP 18351897A JP H1123423 A JPH1123423 A JP H1123423A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
exhaust
oil
bypass passage
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP18351897A
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English (en)
Inventor
Katsuo Kimura
村 勝 雄 木
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Publication of JPH1123423A publication Critical patent/JPH1123423A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台上試験において、排気通路にエンジンから
排ガスとともにオイルが排出されても、そのオイルを捕
集し、燃焼して大量の黒煙や白煙が発生しないオイル捕
集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置を提供するこ
と。 【解決手段】 排気通路(4)にシャッタ(11、1
2)を介してバイパス通路(9)を設け、そのバイパス
通路(9)にオイルを捕集し、燃焼するヒータ部(1
4)を設け、これらを移動・設置自在な手段を備えた載
置台(20)上に取り付け、ユニット化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの台上試
験でエンジンから排ガスとともに放出されるオイルを捕
集し燃焼させるエンジンのオイル捕集・燃焼装置を備え
たエンジン試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディーゼルエンジンの排ガスに
含まれている黒鉛等の微粒子状物質をセラミック製フィ
ルタにより捕集し、フィルタが目詰まりすると自動的に
バーナに点火され、微粒子状物質を燃焼させる技術は知
られている。
【0003】また、捕集された微粒子状物質に空気を供
給し、電気ヒータで燃焼させる技術は例えば、フォーク
リフトに取り付けられて実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディーゼルエンジンを
台上試験において種々の運転条件で試験する場合、例え
ば、低速低負荷で連続運転するとバルブステムシールか
らもれたオイルが排気ポートに入るオイル下がり現象が
発生する。また、ピストンリングからリークしたオイル
が燃焼室に入るオイル上がりにより排気とともにオイル
が排出される。このために、排気通路に未燃のオイルが
付着し、台上試験の設備である排気通路の詰まり、又は
試験運転の条件が変わり高速高負荷となって排気通路に
溜ったオイルが燃焼して黒煙や白煙が発生する等の問題
がある。この場合、排気通路との継ぎ目等に不備がある
と試験室内に煙が充満し保安上の問題となることがあ
り、屋外に臨時ベンチを設けて試験する等、面倒で厄介
な試験があった。
【0005】しかしながら、上記の問題や、面倒さを解
決する手段は、現在のところ発明されていない。
【0006】そして、本出願人は、実開平7−1041
6号公報、実開平7−10417号公報及び実開平5−
10730号公報において、ディーゼルエンジンの排気
系統にパーティキュレートトラップフィルタを設け、排
ガスに含まれる微粒子状物質を加熱燃焼させる制御技術
を開示している。
【0007】本発明は、台上試験において、排気通路に
エンジンの排ガスに混じってオイルが排出されても、そ
のオイルを捕集し、燃焼して大量の黒鉛や白煙が発生し
ないエンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン
試験装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エンジ
ンの台上試験でエンジンから排ガスとともに放出される
オイルを捕集し燃焼させるオイル捕集及び燃焼装置を備
えたエンジン試験装置において、前記エンジンに接続さ
れる排気通路にバイパス通路を設け、その排気通路とバ
イパス通路との分岐部には切換手段が設けられており、
バイパス通路にはオイルを捕集し燃焼する加熱手段が設
けられ、加熱手段の下流にシャッタが設けられ、前記排
気通路、バイパス通路、切り換え手段及び加熱手段が移
動・設置自在な手段を備えた載置台の上に取り付けられ
てユニット化されている。
【0009】また、本発明によれば、前記バイパス通路
に切り換え手段を設けて第1のバイパス通路と第2のバ
イパス通路とに分岐し、第1及び第2のバイパス通路の
それぞれに第1及び第2の加熱手段が設けられている。
【0010】また、本発明によれば、前記移動・設置自
在な手段は載置台の下方に設けられた支持脚である。
【0011】本発明は上記のように構成されており、オ
イルが排ガス中に含まれやすいような台上エンジンテス
トにおいて、排ガス中のオイルを捕集・燃焼できるので
安全に特定条件での試験ができ、ユニット化してあるの
で全てのテストベンチに接続して試験できるので、安全
かつ便利である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1において、図示しないテス
トベンチに取り付けられたエンジン1にはエキゾースト
マニホールド2が取り付けられ、そのエキゾーストマニ
ホールド2にはフランジ6で排気管3が取り付けられて
いる。
【0013】そして、排気管3はテストベンチに取り付
けられた排気通路4にフランジ7で接続され、排気通路
4は煙突に接続されている埋設された排気通路5にフラ
ンジ8で接続されている。
【0014】また、排気通路4はフランジ7の下流の分
岐部4aで分岐され、通路4側に第1のシャッタ11と
バイパス通路9側に第2のシャッタ12とが設けられ、
排気通路4をバイパス通路9に切り換える切り換え手段
を構成している。
【0015】さらに、バイパス通路9には排ガス中のオ
イルを捕集し、燃焼する加熱手段を構成するヒータ部1
4が介装され、そのヒータ部14の下流は第3のシャッ
タ13を介して排気通路4に合流するよう構成されてい
る。そして、ヒータ部14には電気ヒータ15が設けら
れており、スイッチ17を介して電源16に接続されて
いる。
【0016】さらに、後記するように、排気通路4、バ
イパス通路9、切換え手段11、12及び加熱手段14
が、移動・設置自在な手段を備えた載置台の上に取り付
けられ、ユニット化されている。
【0017】以下、作用について説明する。通常運転時
は、第1のシャッタ11を開き、第2及び第3のシャッ
タ12、13を閉じておけば、排ガスはエンジン1から
エキゾーストマニホールド2、排気管3、排気通路4、
5を介して大気放出される。
【0018】低速低負荷運転時は、第1のシャッタ11
を閉じ、第2及び第3のシャッタ12、13を開いてお
けば、排ガスはバイパス通路9側を流れ、排ガス中のオ
イルはヒータ部14で流速が低下して捕集され、電気ヒ
ータ15にスイッチ17をオンして通電すれば、捕集さ
れたオイルは燃焼する。また、ヒータ部14に捕集され
た微粒子は定期的に通電して燃焼させるようにすればよ
い。
【0019】また、上記の例では、第1及び第2のシャ
ッタを開閉することで排気通路4とバイパス通路9とを
切り換えているが、分岐部4aに切り換え弁を用いても
よく、第3のシャッタを含め、シャッタに限定されるも
のでない。
【0020】図2は、本発明の別の実施の形態を示し、
バイパス通路9を第1のバイパス通路9aと第2のバイ
パス通路9bとに分岐し、第1のバイパス通路9aに第
4のシャッタ12aと第1のヒータ部14aとを設け、
第2のバイパス通路9bに第5のシャッタ12bと第2
のヒータ部14bとを設け、第1のヒータ部14aに第
1の電気ヒータ15a、第2のヒータ部14bに第2の
電気ヒータ15bがそれぞれ取り付けられ、電源16に
切り換えスイッチ18を介して接続されている。
【0021】そして、低速低負荷の連続運転試験等排ガ
スにオイルが混入しやすい試験等、バイパス通路に切り
換えて運転する場合、第4と第5のシャッタ及び切り換
えスイッチ18とにより、バイパス通路9を第1のバイ
パス通路9aと第2のバイパス通路9bとに切り換える
ことで、一方のバイパス通路(例えば第1のバイパス通
路9a)に排ガスを通しているときに他方のバイパス通
路(9b)でヒータに通電して加熱・燃焼して再生する
ことができ、連続運転に便利であること以外第1の実施
の形態と同様であり、再生は、例えば1〜1.5時間ご
とに行なえばよい。
【0022】そして、図1において2点鎖線Aで区隔さ
れた部分は、フランジ7、8から分離され、移動・設置
可能な図3及び図4に示す載置台20上に取り付けてあ
るので、ユニットとして必要なテストベンチに移動して
セットすることができ、従来この種のテストは屋外で行
なっていたものが必要なベンチで行なえて便利である。
【0023】この載置台20には、図3に示すように回
転自在な車輪21aを備えた支持脚21を、載置台20
の下方に図示の例では4本備えて、移動・設置自在であ
り、また、図4に示すような車輪を有しない固定の支持
脚22とし、例えば、フォークリフト等により移動する
ようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
オイルが排ガス中に含まれやすいような条件の台上エン
ジンテストにおいても、排ガス中のオイルを捕集・燃焼
できるので安全に特定条件での試験ができ、ユニット化
してあるので全てのテストベンチに接続して試験できる
ので、安全かつ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すオイル捕集・燃焼
装置の構成図。
【図2】本発明の別の実施の形態の要部を示す構成図。
【図3】本発明の一実施形態の載置台の部分を示す斜視
図。
【図4】別の実施形態の載置台を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・エンジン 3・・・排気管 4、5・・・排気通路 6、7、8・・・フランジ 9・・・バイパス通路 11・・・第1のシャッタ 12・・・第2のシャッタ 13・・・第3のシャッタ 12a・・・第4のシャッタ 12b・・・第5のシャッタ 14a・・・第1のヒータ部 14b・・・第2のヒータ部 14・・・ヒータ部 15・・・電気ヒータ 20・・・載置台 21、22・・・支持脚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの台上試験でエンジンから排ガ
    スとともに放出されるオイルを捕集し燃焼させるオイル
    捕集及び燃焼装置を備えたエンジン試験装置において、
    前記エンジンに接続される排気通路にバイパス通路を設
    け、その排気通路とバイパス通路との分岐部には切換手
    段が設けられており、バイパス通路にはオイルを捕集し
    燃焼する加熱手段が設けられ、加熱手段の下流にシャッ
    タが設けられ、前記排気通路、バイパス通路、切り換え
    手段及び加熱手段が移動・設置自在な手段を備えた載置
    台の上に取り付けられてユニット化されていることを特
    徴とするエンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエン
    ジン試験装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパス通路に切り換え手段を設け
    て第1のバイパス通路と第2のバイパス通路とに分岐
    し、第1及び第2のバイパス通路のそれぞれに第1及び
    第2の加熱手段が設けられている請求項1記載のエンジ
    ンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置。
  3. 【請求項3】 前記移動・設置自在な手段は載置台の下
    方に設けられた支持脚である請求項1、2の何れかに記
    載のエンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン
    試験装置。
JP18351897A 1997-07-09 1997-07-09 エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置 Pending JPH1123423A (ja)

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JP18351897A JPH1123423A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置

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JP18351897A JPH1123423A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置

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JP18351897A Pending JPH1123423A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 エンジンのオイル捕集・燃焼装置を備えたエンジン試験装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008530568A (ja) * 2005-02-16 2008-08-07 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト テストスタンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008530568A (ja) * 2005-02-16 2008-08-07 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト テストスタンド

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