JPH1123218A - 走査型レーザ測距装置 - Google Patents

走査型レーザ測距装置

Info

Publication number
JPH1123218A
JPH1123218A JP19501797A JP19501797A JPH1123218A JP H1123218 A JPH1123218 A JP H1123218A JP 19501797 A JP19501797 A JP 19501797A JP 19501797 A JP19501797 A JP 19501797A JP H1123218 A JPH1123218 A JP H1123218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser light
reflected
mirror
laser
distance measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19501797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Hida
秀文 飛田
Hitoshi Wakisako
仁 脇迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP19501797A priority Critical patent/JPH1123218A/ja
Publication of JPH1123218A publication Critical patent/JPH1123218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金網等で回転機構を保護する構造を削除し、
正しい距離計測を容易にする方法を提供する。 【解決手段】 レーザ光源113より発せられたレーザ
光107を対象物115に照射し、前記対象物上で拡散
反射した前記レーザ光が前記対象物まで往復する伝播時
間を求めて距離を測定する装置において、レーザ光源1
13より発せられたレーザ光111を、最初に小型の回
転ミラー110でモータ108の回転角度に応じた方向
に反射する手段と、前記レーザ光を円錐型或いは、多角
錐型等の固定ミラー114に照射させレーザ投光方向を
変更するように再度反射させる手段と、回転機構部分1
08,110をレーザ投光の窓部分114aから遠ざけ
る手段とを具備して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動ロボット等に
搭載する走査型レーザ測距装置のレーザ光の走査手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】対象物までの距離を測定する手法とし
て、レーザ光を対象物に照射し、対象物上で拡散反射し
たレーザ光の一部をフォトセンサで検出し、レーザ光が
対象物まで往復した伝播時間を求めて距離を測定する手
法がある。実際の装置においては、このレーザ光はパル
ス光であったり、変調光であったりする。これらの装置
において周囲の対象物までの距離を2次元的、あるいは
3次元的に求めるには、レーザ光の照射方向を変える必
要がある。図2に従来例の一部を切り欠いた側面図を示
す。この走査型レーザ測距装置は、レーザ光源204よ
り発せられたレーザ光205を回転ミラー207で反射
して照射方向を変え、対象物209に照射するレーザ光
210を走査している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例で
は、安全上、金網等で回転機構を保護する構造の保護構
造211aを、レーザが対象物209へ投光される窓部
分211に取り付ける必要があり、この保護構造211
aが投光或いは、受光のレーザ光の一部を遮蔽するた
め、正しい距離計測が困難であった。そこで本発明は、
回転機構部分をレーザ投光を行う窓部分から遠ざけて、
金網等の回転機構部分の保護構造を削除し、正しい距離
計測を容易にする装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)上記目的を達成するため本発明の請求項
1に記載の発明は、レーザ光源より発せられたレーザ光
を対象物に照射し、前記対象物上で拡散反射した前記レ
ーザ光が戻ってくるまでの伝播時間を求めて距離を測定
する装置において、前記レーザ光源より発せられたレー
ザ光の方向を、小型の回転ミラーで回転角度に応じた方
向に変える手段と、前記回転ミラーにより方向が変えら
れた前記レーザ光の方向を、さらに変更し、被計測物体
面に照射するように再度反射させる手段と、前記被計測
物体面から拡散反射し、前記再度反射させる手段にて再
々反射したレーザ光が濾過されるフィルタを経由して、
レーザ光が集光される集光レンズと、該集光レンズによ
り集光されたレーザ光を受光するフォトセンサとを具備
することを特徴とする走査型レーザ測距装置である。
【0005】このような構成にすることによって本発明
は、レーザ光を対象物へ投光し照射する装置の窓部分が
回転ミラーから遠ざかることになり、回転機構の保護構
造を形成する必要がなくなり、かつ正しい計測の障害と
なっていた保護構造が削除され、計測の安全性と信頼性
の向上に格段の効果が得られる。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の走査型レーザ測距装置において、前記再度反
射させる手段として、円錐型或いは、多角錐型等の固定
ミラーを備えることを特徴とする走査型レーザ測距装置
であり、これにより円滑かつ拡散が少なく効率良くレー
ザ光を対象物へ照射可能となる顕著な効果が認められ
る。
【0007】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の走査型レーザ測距装置におい
て、前記回転ミラーと前記再度反射させる手段とを前記
レーザ光源の前後に配置したことを特徴とする走査型レ
ーザ測距装置であり、かくして本発明の装置がコンパク
トながら精度の向上した計測手段を実現可能にしたので
ある。
【0008】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の走査型レーザ測距装置において、前記回転ミ
ラーへ照射しそのミラーから反射したレーザ光が通過す
る窓機能を持つ空隙部分を設けたアクリル・フィルタ
を、前記レーザ光源と前記回転ミラーとの間に設けたこ
とを特徴とする走査型レーザ測距装置であり、このよう
に構成されるのでレーザ光源からのレーザ光の1次的反
射経路にはフィルタ機能を省きながら、対象物へのレー
ザ光の減衰を極力防ぎ、しかも対象物から拡散反射し集
光されるレーザ光へには濾過作用を施し、フォトセンサ
での演算に寄与させる手段としての役目を全うさせるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下本発明の具体的実施例を図1を用
いて説明する。レーザ光源113より発せられたレーザ
光111は、最初に、モータ108の回転軸109の方
向と僅かに傾けて取り付けた小型のミラー110でレー
ザ光111を反射する。
【0010】これにより、モータ108の回転角度に応
じて反射されるレーザ光112の方向を微妙に変更する
ことができる。この反射されて微妙に向きの変更された
レーザ光112は、アクリルフィルタ105に開けられ
た回転ミラー直下の穴である窓部(空隙)105aを通
り、次に、円錐型、或いは多角錐型(なるべく円錐計に
近い多角錐)等の固定ミラー114で再度反射されて、
レーザセンサ装置の外側に投光される。
【0011】更に、投光されたレーザ光107が被計測
物体115上で拡散反射して戻って来た光は、固定ミラ
ー114の一部で再々度反射されて、アクリルフィルタ
105を通り抜け濾過され、集光レンズ103により受
光用のフォトセンサ101に集光され、計測演算に提供
される。図示から分かるように、レーザ光107を対象
物115へ投光し照射する装置の窓部分114aが回転
ミラー110から遠ざかることになる。
【0012】このようにして、従来例に必要とした回転
構造部分に対する防護構造は要らなくなり、回転部分
(ミラー)が小型になって、振動や強度面でも有利な構
成を得ることになる。このため、例えばロボットがコン
パクトになって動作が円滑になるという波及効果が期待
できる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、レ
ーザ光源より発せられたレーザ光は、最初に、モータ回
転軸方向と僅かに傾けて取り付けたミラーでレーザ光を
反射し、これにより、モータの回転角度に応じてレーザ
光の反射方向を微妙に変更することができ、この反射さ
れて微妙に向きの変化するレーザ光は、フィルタに開け
られた小さな穴を通り、回転機構部分を小型化できる
上、アクリルフィルタを回転機構部分の保護構造として
利用できるため、金網等の保護構造を、レーザが投光さ
れる窓部分に取り付ける必要が無くなり、また回転ミラ
ーが小型化でき、振動や強度面で有利になるので、正し
い距離計測が行えるようになるという格段の効果を奏す
ることができる。
【0014】すなわち、本発明はレーザ光源より発せら
れたレーザ光を最初に小型の回転ミラーで反射し、次
に、反射したレーザ光を円錐型或いは、多角錐型等の固
定ミラーで再度反射させることで、回転機構部分をレー
ザ投光の窓部分から遠ざけ、更に、投光されたレーザ光
が被計測物体上で反射して戻って来た光は、円錐型、或
いは多角錐型等の固定ミラーの一部で反射されて、フィ
ルタを通り抜け、集光レンズにより受光素子に集光さ
れ、計測演算に至るので、従来装置で機構的に隘路とな
っていた回転機構の保護構造を削除することができ、振
動が少なくなり、構造の強度が増進するという、顕著な
効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における回転走査型レー
ザセンサの一部を切り欠いた側面図
【図2】従来の回転走査型レーザセンサの一部を切り欠
いた側面図
【符号の説明】
101,201 フォトセンサ(受光素子) 102,104,106,202,208 反射光 103,203 集光レンズ 105,206 アクリルフィルタ 105a 窓部(空隙) 108,212 モータ 109,213 回転軸 110 小型の回転ミラー(本発明) 112,205,210 レザー光 114 固定ミラー(円錐,多角錐・本発明) 207 回転ミラー(従来例) 211 投光窓(従来例) 211a 保護構造(従来例)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源より発せられたレーザ光を対
    象物に照射し、前記対象物上で拡散反射した前記レーザ
    光が戻ってくるまでの伝播時間を求めて距離を測定する
    装置において、 前記レーザ光源より発せられたレーザ光の方向を、小型
    の回転ミラーで回転角度に応じた方向に変える手段と、 前記回転ミラーにより方向が変えられた前記レーザ光の
    方向を、さらに変更し、被計測物体面に照射するように
    再度反射させる手段と、 前記被計測物体面から拡散反射し、前記再度反射させる
    手段にて再々反射したレーザ光が濾過されるフィルタを
    経由して、レーザ光が集光される集光レンズと、 該集光レンズにより集光されたレーザ光を受光するフォ
    トセンサとを具備することを特徴とする走査型レーザ測
    距装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の走査型レーザ測距装置
    において、 前記再度反射させる手段として、円錐型或いは、多角錐
    型等の固定ミラーを備えることを特徴とする走査型レー
    ザ測距装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の走査型
    レーザ測距装置において、前記回転ミラーと前記再度反
    射させる手段とを前記レーザ光源の前後に配置したこと
    を特徴とする走査型レーザ測距装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の走査型レーザ測距装置
    において、 前記回転ミラーへ照射しそのミラーから反射したレーザ
    光が通過する空隙部分を設けたアクリル・フィルタを、
    前記レーザ光源と前記回転ミラーとの間に設けたことを
    特徴とする走査型レーザ測距装置。
JP19501797A 1997-07-03 1997-07-03 走査型レーザ測距装置 Pending JPH1123218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19501797A JPH1123218A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 走査型レーザ測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19501797A JPH1123218A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 走査型レーザ測距装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1123218A true JPH1123218A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16334156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19501797A Pending JPH1123218A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 走査型レーザ測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1123218A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657562B1 (ko) 2005-12-26 2006-12-14 한국과학기술원 원뿔홈을 갖는 원통프리즘을 이용한 거리측정장치
KR101868963B1 (ko) * 2016-12-19 2018-06-19 주식회사 카펙발레오 빛을 이용하여 한 방향 이상의 거리를 감지하는 센서의 구조
CN108957484A (zh) * 2018-09-11 2018-12-07 山东莱恩光电科技股份有限公司 一种agv小车激光扫描安全保护装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657562B1 (ko) 2005-12-26 2006-12-14 한국과학기술원 원뿔홈을 갖는 원통프리즘을 이용한 거리측정장치
KR101868963B1 (ko) * 2016-12-19 2018-06-19 주식회사 카펙발레오 빛을 이용하여 한 방향 이상의 거리를 감지하는 센서의 구조
CN108957484A (zh) * 2018-09-11 2018-12-07 山东莱恩光电科技股份有限公司 一种agv小车激光扫描安全保护装置
CN108957484B (zh) * 2018-09-11 2023-09-19 山东莱恩光电科技股份有限公司 一种agv小车激光扫描安全保护装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2789741B2 (ja) レーザレーダ走査装置
US7545485B2 (en) Laser radar apparatus that measures direction and distance of an object
JP6732634B2 (ja) 距離計測装置
JP2009236774A (ja) 三次元測距装置
JP2510786B2 (ja) 物体の形状検出方法及びその装置
JP4646165B2 (ja) 医科的対象物、特に歯牙標本の模型を検出する方法と装置
JP2005121638A (ja) 光電子検出装置
US20220299609A1 (en) Laser scanner
JP2007170917A (ja) 光走査装置および被測定物検出装置
US20030053041A1 (en) Optical rader apparatus and distance measuring apparatus including the same
JP3351374B2 (ja) レーザ式測距装置
JPH1123218A (ja) 走査型レーザ測距装置
JP6540388B2 (ja) レーザレーダ装置
JPH0921872A (ja) 走査型距離測定装置
JPH11326498A (ja) 車両用光レーダ装置
JP2701639B2 (ja) 高さ測定装置
JP3554268B2 (ja) 光ビーム照射測定装置
JPH07318504A (ja) ウエハの異物検出受光系
JPH11108615A (ja) 鏡面材料並びに透光性材料の表面位置検出方法及び装置
JP2006053055A (ja) レーザ測定装置
JP2950226B2 (ja) 高さ測定装置
JP2001343234A (ja) 広範囲レーザ距離計および広範囲距離測定方法
JP2019023650A (ja) 光波距離測定装置
JP2663569B2 (ja) レーザ加工装置
JPH08193810A (ja) 変位測定装置