JPH11231879A - 映像カラオケ装置 - Google Patents

映像カラオケ装置

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JPH11231879A
JPH11231879A JP10029793A JP2979398A JPH11231879A JP H11231879 A JPH11231879 A JP H11231879A JP 10029793 A JP10029793 A JP 10029793A JP 2979398 A JP2979398 A JP 2979398A JP H11231879 A JPH11231879 A JP H11231879A
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JP
Japan
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data
video
karaoke
peripheral environment
control
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Application number
JP10029793A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景映像の映像内容と一体化された空間を演
出することのできる映像カラオケ装置を提供する。 【構成】 カラオケ装置1と接続されたスモーク発生装
置60、調光装置70、舞台駆動装置80、エアコン制
御装置90のいずれかが、カラオケ装置1から送られて
きた変化制御データを受信すると、それに基づいて、動
作し、カラオケ空間に変化を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ曲の再生
と共に映像を再生する映像カラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ曲の再生に合わせて背景
映像も再生する映像カラオケ装置は、例えば、カラオケ
ボックスやスナック等に設置されているが、その設置場
所におけるカラオケ演奏の場を盛り上げるために、例え
ば、ミラーボール等の照明装置、調光装置をはじめとす
る種々の周辺環境装置が取り付けられていることが多
い。
【0003】そして、それらミラーボール等をはじめと
する周辺環境装置は、映像カラオケ装置によって再生さ
れているカラオケ演奏とは無関係に動作されていること
が多い。
【0004】一方、そのような周辺環境装置の中には、
カラオケ演奏の場の雰囲気を効果的に盛り上げるため
に、カラオケ曲の再生に同期させながら、ミラーボール
の照明を変化させたり、あるいは、椅子を振動させたり
する等、カラオケ曲の演奏に応じて周辺環境装置を制御
をすることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像カ
ラオケ装置においては、カラオケ曲の再生と共に、映像
も再生されるのであり、歌唱者や聞き手は、その映像を
見ながらカラオケを歌ったり、聞いたりしているのが現
状である。
【0006】従って、カラオケ曲の再生に応じて周辺環
境装置を制御する構成の他に、再生される映像の内容に
応じて周辺環境装置が制御されることになると、よりカ
ラオケの場の雰囲気を盛り上げるのに効果的である。
【0007】しかしながら、そのような、カラオケ曲の
再生と共に表示される背景映像の内容に対応させて、周
辺環境装置を制御させる構成の映像カラオケ装置はなか
った。
【0008】ゆえに、映像とは無関係に周辺環境装置が
制御されても、その映像を見ている歌い手や、聞き手に
とっては、次第に飽きてしまったり、つまらなくなって
しまったりして、カラオケの場の雰囲気の盛り上がりに
いま一歩欠けてしまうという問題があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、背景映像の映像内容に応じて周
辺環境装置を制御することによって、あたかも利用者
が、その再生された映像の場所にいるかのような気持ち
にさせることができ、よりアミューズメント性を向上さ
せたカラオケを実現することのできる映像カラオケ装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の映像カラオケ装置は、カラオケ曲
の演奏と共に背景映像を再生する映像再生手段と、前記
映像再生手段により再生された映像の内容に応じて周辺
環境装置を制御する周辺環境装置制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】このように構成された映像カラオケ装置
は、映像再生手段が、カラオケ曲の演奏と共に背景映像
を再生し、周辺環境装置制御手段が、映像再生手段によ
り再生された映像の内容に応じて周辺環境装置を制御す
る。
【0012】ゆえに、カラオケ曲の演奏と共に再生され
ている背景映像の内容に応じて、カラオケ演奏が行われ
ている場に設置されている周辺環境装置が制御されるの
で、再生される映像の変化と共に、カラオケボックス等
の部屋の環境も一変させることができる。
【0013】従って、利用者にとっては、その再生され
ている背景映像の場の中で歌っている気分を味わうこと
ができ、カラオケの空間を盛り上げることができ、より
楽しいものとなる。
【0014】また、請求項2に記載の映像カラオケ装置
は、請求項1に記載の映像カラオケ装置を対象とし、特
に、前記周辺環境装置を制御するための制御データを記
憶する制御データ記憶手段を備え、前記周辺環境装置制
御手段は、前記制御データ記憶手段に記憶された制御デ
ータに基づいて周辺環境装置を制御することを特徴とす
る。
【0015】このように構成された映像カラオケ装置
は、制御データ記憶手段が、周辺環境装置を制御するた
めの制御データを記憶し、周辺環境装置制御手段が、そ
の制御データに基づいて周辺環境装置を制御する。
【0016】ゆえに、制御データ記憶手段に記憶させる
制御データのパターンを種々持たせることにより、より
多様性を持たせた周辺環境装置の制御が可能となり、カ
ラオケの場をより多様なかたちで盛り上げることができ
る。
【0017】また、請求項3に記載の映像カラオケ装置
は、請求項1または請求項2に記載の映像カラオケ装置
を対象とし、特に、前記映像再生手段により再生される
映像の所定の部分を制御可能な映像再生制御手段を備え
たことを特徴とする。
【0018】このように構成された映像カラオケ装置
は、映像再生制御手段が、映像再生手段により再生され
る映像の所定の部分を制御する。
【0019】ゆえに、カラオケ曲の再生と共に再生され
る背景映像の所定の部分、例えば、映像を構成する複数
の構成要素の中で、移動可能な物体(飛行機、太陽、
鳥、雲など)について、利用者が、映像再生制御手段を
介して任意の操作によって制御することができる。
【0020】従って、利用者にとっては、映像を創り出
す場に参加している気分を味わうことができ、映像と室
内空間との間により一体感を持たせることができる。
【0021】更に、請求項4に記載の映像カラオケ装置
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の映像カ
ラオケ装置を対象とし、特に、前記周辺環境装置制御手
段は前記複数の周辺環境装置のうち、所定の周辺環境装
置を選択的に制御するように構成されていることを特徴
とする。
【0022】このように構成された映像カラオケ装置
は、そのカラオケ装置の設置場所に取り付けられている
複数の周辺環境装置の中から、周辺環境装置制御手段
が、選択的に所定の周辺環境装置を制御する。
【0023】ゆえに、利用者にとっては、カラオケ演奏
中に、一体どの周辺環境装置が制御されるのか、実際に
その装置が制御されるまで分からないので、映像とカラ
オケ空間との一体感について、より面白く、スリルを持
ってカラオケを楽しむことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像カラオケ装置
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本実施の形態の映像カラオケ装置
が周辺環境装置と接続されていることを示す構成図であ
る。
【0026】図1に示すように、映像カラオケ装置とし
てのカラオケ装置1は、その内部に備えられた後述する
I/O装置26を介して、スモーク発生装置60、調光
装置70、舞台駆動装置80、エアコン制御装置90等
の各種装置、すなわち、カラオケ装置1が設置されてい
る場所の雰囲気を形成する各種装置と接続されている。
【0027】これらの装置は、本発明における周辺環境
装置に相当し、各周辺環境装置は、図示はしないが、カ
ラオケ装置1から送信される制御信号を受信するための
インターフェースを備え、そのインターフェースを介し
て受信した制御信号に基づいて、各装置を制御すること
になる。
【0028】スモーク発生装置60は、カラオケ装置1
の設置された場所にスモークを発生させるための装置
で、例えば、ドライアイスによる蒸気を発生させるとい
う具合に、煙害にならないものであればどのような煙で
あってもよい。
【0029】調光装置70は、例えば、ミラーボール等
の照明装置によって構成されており、カラオケ装置が設
置された部屋の明るさを種々の段階に応じて調整可能で
ある。
【0030】舞台駆動装置80は、利用者が振動を体感
することができる構成であればよく、例えば、歌い手が
歌う場所に設置された舞台であってもよいし、あるい
は、聞き手が座っているソファ等であっても構わない。
【0031】そして、カラオケ装置1の設置されたカラ
オケボックス等の部屋の中に、スモーク発生装置60、
調光装置70、舞台駆動装置80、およびエアコン制御
装置が備えられており、その中でカラオケに興じる利用
者たちは、カラオケ背景映像の映像内容に応じて、これ
ら周辺環境装置が制御されることによってもたらされる
部屋の空間の変化を楽しむことができる。
【0032】これら周辺環境装置が、カラオケ曲の再生
と共に再生される映像の内容に応じて、種々の状態で制
御されるので、カラオケ空間の演出が非常に面白いもの
となる。
【0033】続いて、図2を参照して、カラオケ装置1
の構成について説明する。
【0034】図2に示すように、カラオケ装置1には、
CPU11が備えられており、このCPU11は、カラ
オケ装置1の動作全般を制御する。また、後述するが、
CPU11は、本発明における周辺環境装置制御手段と
しての機能を有する。
【0035】CPU11には、カラオケ装置1を制御し
たり、周辺装置を制御するための制御プログラムを格納
するROM13、ワークエリアとしてのRAM12が接
続されている。
【0036】また、CPU11には、モデム14が接続
されており、このモデム14を介して通信手段15が接
続されている。この通信手段15は、公衆通信回線でも
専用線であってもよい。また、無線であってもよい。そ
して、図示しないホストコンピュータから、この通信手
段15、モデム14を介して、カラオケ曲データが受信
されることになる。また、これらを介して、カラオケ装
置1の稼動情況をログとして、ホストコンピュータに送
信することができる。
【0037】またCPU11には、HDD(ハードディ
スクドライブ)16が接続されている。このHDD16
には、多数のカラオケ曲データがMIDI(Musical In
strument Digital Interface)規格で記憶されていると
共に、周辺環境装置を制御するための制御データを記憶
する。この意味で、HDD16は、本発明における制御
データ記憶手段に相当する。この制御データについては
後述する。
【0038】また、CPU11には、MIDI音源17
が接続されており、このMIDI音源17には、アンプ
18が接続され、アンプ18にはスピーカ19が接続さ
れている。従って、HDD16から読み出されたカラオ
ケ曲データのうち、演奏データがこのMIDI音源17
へ送られ、楽音波形を合成し、アンプ18にて増幅さ
れ、スピーカ19にて外部に演奏音として出力されるこ
ととなる。
【0039】また、CPU11には、デジタル変換回路
20が接続されており、このデジタル変換回路20に
は、カメラ21が接続されている。また、CPU11に
は、画像合成装置22が接続されており、この画像合成
装置22には、CRT等のモニタ23が接続されてい
る。従って、カメラ21から入力された歌い手である利
用者の映像を、デジタル変換回路20によってデジタル
データ化され、その映像データが画像合成装置22に送
り込まれ、モニタ23に表示することが可能となる。
【0040】また、CPU11には、CDーROMドラ
イブ24が接続されている。このCD−ROMドライブ
24におけるCD−ROMには背景映像データが記憶さ
れており、画像合成装置22と共に、本発明における映
像再生手段を構成する。
【0041】なお、このCD−ROMに記憶された映像
データを読み出し、再生する中で、その映像内容に応じ
た周辺環境装置の制御が可能となるが、その映像データ
の構成については後述する。
【0042】また、CPU11には、入力装置25が接
続されている。この入力装置25によって、カメラ21
から入力される利用者の映像や、CD−ROMドライブ
24から再生される背景映像中の所定の部分をモニタ2
3上の所定の位置に移動する等の任意の制御が可能とな
る。この意味で、この入力装置25は、本発明における
映像再生制御手段に相当する。
【0043】また、CPU11は、I/O装置26と接
続されている。このI/O装置26によって、前述した
種々の周辺環境装置との接続が可能となる。なお、この
I/O装置26は、接続する周辺環境装置の数に応じ
て、複数備える形式でもよい。続いて、図3を参照し
て、CD−ROMドライブ24におけるCD−ROMに
記憶された映像データの構成について説明する。
【0044】図3(a)に示すように、CD−ROMに
記憶されている映像データは、周辺環境装置を制御させ
るトリガーとなるトリガーデータ24a、映像の実内容
が符号化されている映像実データ24b、周辺環境装置
の制御を終了させる終了データ24cとで構成されてい
る。このように構成された映像データが1セットとな
り、複数セット記憶されている。
【0045】従って、このように構成された映像データ
をCD−ROMから順次読み出し、再生させる場合、映
像の変化に応じて、周辺環境装置の制御内容も変化され
ることになり、カラオケ空間を一変させることができ
る。
【0046】先ず、CPU11は、読み出したトリガー
データ24aを認識すると、そのトリガーデータ24a
に基づいて、そのデータ内容に応じて、カラオケ装置1
に接続されている周辺環境装置を制御し始めることにな
る。
【0047】ここで、図3(b)に基づいて、トリガー
データ24aの構成内容について説明する。
【0048】図3(b)に示すように、トリガーデータ
24aは、IDコード24d、レベルデータ24e、位
置情報参照コマンドデータ24fとによって構成可能な
データである。
【0049】IDコード24dは、制御対象となる周辺
環境装置のIDを示す情報である。各周辺環境制御装置
には、それぞれIDが付されており、例えば、図4
(b)に示すように、スモーク発生装置60にはIDコ
ード「1」が、調光装置70にはIDコード「2」が、
舞台駆動装置80にはIDコード「3」が、エアコン制
御装置90にはIDコード「4」が付されている。
【0050】従って、例えば、トリガーデータ24aに
おけるIDコード記憶領域にIDコード「1」が記述さ
れているならば、そのトリガーデータ24aを読み出す
と、スモーク発生装置60が駆動制御されることにな
る。
【0051】IDコード記憶領域に「2」、「3」、
「4」が記述されている場合も、それぞれ同様に、対応
する周辺環境装置が制御されることになる。
【0052】そして、映像実データ24bを読み出し、
画像合成装置22を介してモニタ23に映像を表示させ
る。この間、前述のトリガーデータ24aに基づいて、
表示される映像の内容に応じた周辺環境装置が制御され
ることになる。
【0053】そして、映像実データ24bを全て読み出
し、再生した後、終了データ24cを読み出すと、この
終了データ24cを周辺環境装置に送ることにより、周
辺環境装置の制御は終了させられる。
【0054】また、トリガーデータ24bにおけるレベ
ルデータ24eは、周辺環境装置の制御の程度の度合い
を決定するためのデータである。例えば、後述するよう
に、調光装置70を制御する場合に、室内を照らす明る
さについて、最も明るくさせるための制御から、ほんの
わずかに明るくさせるぐらいの制御まで、複数の段階を
持たせ、モニタ23に表示される映像の内容に応じて、
それぞれ、適切な段階における照明制御を行うようにす
る。このようにすれば、モニタ23に表示される映像内
容に一層応じた明るさを部屋の空間にもたらすことがで
きる。
【0055】このように、調光装置70のみならず、他
の周辺環境装置においても、それら周辺環境装置の制御
レベルを複数段階もたせることにより、一層、映像の内
容に応じた周辺環境装置の制御が可能となる。なお、周
辺環境装置の種類によっては、制御レベルが複数設定さ
れていないものもある。
【0056】さらに、トリガーデータ24aには、位置
情報参照コマンドデータ24fが設定可能である。
【0057】この位置情報参照コマンドデータ24f
は、モニタ23に表示される背景映像のうち、利用者が
入力装置25の操作によって動かすことのできる所定の
映像部分に対して与えられるデータである。すなわち、
この位置情報参照コマンドデータ24fがセットされた
トリガーデータ24aに対応する映像実データ24b
は、例えば、電車、飛行機、太陽、雲等といった、画面
上で移動が可能な物体のデータとなる。
【0058】従って、このようなデータにおいて、位置
情報参照コマンドデータ記憶領域にフラグが立てられて
いると、後述する、HDD16に記憶された位置情報制
御テーブルを参照した上で、そのテーブルに基づいて、
周辺環境装置を制御することになる。これについては後
述する。
【0059】続いて、図4を参照して、モニタ23に表
示される映像の内容に応じて、周辺環境装置を制御する
ための種々の制御データの相関関係について、その一例
を説明する。
【0060】図4(a)に示すように、例えば、モニタ
23に太陽が昇る場面が表示される映像においては、調
光装置70を制御することがふさわしいので、その太陽
の映像データの実データ24bとセットとなるトリガー
データ24aにおけるIDコード24dには、調光装置
70に付されたIDコード「2」が対応付けられてい
る。
【0061】そして、この、太陽の映像データにおいて
制御される調光装置70の制御の程度については、前述
したように、種々の段階が設定可能であるので、レベル
データが「有」となっている。すなわち、映像実データ
24bが太陽のデータにおけるトリガーデータ24aの
レベルデータには、所定の段階を示すデータが記述され
ている。
【0062】そして、その制御程度の段階としては、最
も明るく制御する「1」から、ほんのわずかに明るくす
る「5」までの間に、5段階にわたる明るさの程度が設
定可能とされている。
【0063】同様に、太陽が沈む場面においても、周辺
環境装置としては調光装置70を制御することが適して
いるので、太陽が沈むシーンの映像データには、IDコ
ード「2」が対応付けられており、太陽が昇るシーンの
映像データと同様に、レベルデータも存在し、「1」か
ら「5」までの5段階のうちいずれかの制御レベルが設
定可能とされている。
【0064】また、恐竜が出てくる映像においては、周
辺環境装置として、舞台駆動装置80を制御することが
ふさわしいので、そのような、恐竜が出てくる映像デー
タには、その舞台駆動装置80に付されているIDコー
ド「3」がその映像に対応付けられている。そして、こ
の舞台駆動装置80の制御についても、その振動具合に
複数の段階を設けることができるので、レベルデータは
「有」とされており、例えば、そのレベルの程度として
は、それほど振動させない「1」と、かなり振動させる
「2」の2段階が設定可能とされている。
【0065】また、雪が降る映像データにおいては、周
辺環境装置としてエアコン制御装置90を制御すること
がふさわしいので、そのエアコン制御装置90に付され
たIDコード「4」が対応付けられている。そして、こ
の場合においても、エアコン制御装置90の制御段階を
複数設定することも可能であるが、本実施の形態におい
ては、特にレベルデータを設けないので、「無」とされ
ている。これは、映像実データ24bが雪の降る映像デ
ータである場合に、そのトリガーデータ24aにおける
レベルデータ24eには、ON/OFFのいずれか一方
のみが記述されることを意味する。
【0066】また、ジェットコースターの登場する映像
においては、スモーク発生装置60を駆動させることが
適切であると考えられるので、ジェットコースターの登
場する映像データには、そのスモーク発生装置60に付
されたIDコード「1」が対応付けられている。そし
て、このスモーク発生装置60にも、煙の発生する程度
を複数の段階に制御することが可能であるが、本実施の
形態においては、単に煙を発生させるか否かのどちらか
の制御とし、レベルデータを持たせないことにする。従
って、レベルデータは「無」とされる。これについて
も、前述した雪の降る映像データと同様に、トリガーデ
ータ24aにおけるレベルデータ24eには、ON/O
FFのいずれか一方のみが記述されることになる。
【0067】更に、図4(b)を参照して、周辺環境装
置とIDコード、レベル制御との関連について説明す
る。
【0068】図4(b)に示すように、トリガーデータ
24aにおけるIDコード記述領域に記載すべきIDコ
ードデータ24dのうち、IDコード「1」は、スモー
ク発生装置60に付されている。そして、本実施の形態
においては、その装置を駆動させるかさせないかの制御
を行う。従って、レベルデータ24eには、ON/OF
Fのいずれかが記述されることになる。
【0069】次に、IDコード「2」は、調光装置70
に付されている。そして、この調光装置70は、5段階
のレベル制御が可能とされている。従って、レベルデー
タ24eには、映像実データ24bの内容に応じて、
「OFF」に加えて、「1」から「5」までのいずれか
のデータが記述されることとなる。
【0070】また、IDコード「3」は、舞台駆動装置
80に付されている。そして、この舞台駆動装置80
は、少ない揺れと激しい揺れといった2段階のレベル制
御が可能となっている。この場合には、「OFF」、
「1」、「2」のいずれかのデータが記述されている。
【0071】次に、IDコード「4」は、エアコン制御
装置90に付されている。そして、このエアコン制御装
置90は、設定温度より5度低下させるような制御が可
能となっている。この場合のレベルデータ24eは、
「ON」、「OFF」のいずれかが記述されることとな
る。
【0072】このように、図4に示した周辺装置の制御
に関するデータ、すなわち、各周辺装置にユニークに付
されたIDコードに関するデータ、制御レベルに関する
データが、図3に示すように、トリガーデータ24a中
のIDコードデータ24d、レベルデータ24eとし
て、それぞれの映像実データ24bに内容に応じて記述
されているのである。
【0073】ここで、トリガーデータ24aの中におけ
る、位置情報参照コマンドデータ領域にフラグが立てら
れている場合に参照する、位置情報テーブルについて、
図5を参照して説明する。なお、本実施の形態において
説明する映像実データ24bは、太陽の映像データであ
り、この映像データを入力装置25を介する利用者の任
意の操作によってモニタ23に移動することができる。
【0074】そして、この位置情報参照テーブルは、あ
らかじめHDD16内に記憶されている。そして、必要
に応じて、テーブル内容の変更が可能である。
【0075】位置情報テーブル16aは、図5に示すよ
うに、モニタ23に表示される太陽の映像データの位置
情報が「A」である場合に、IDコード「2」に対応す
る周辺環境制御装置、すなわち、調光装置70を、レベ
ル「1」の段階において制御するようにしている。この
位置情報については、利用者が、入力装置25を介し
て、所定部分の映像をモニタ23上に動かす際に、CP
U11がモニタ23の座標軸情報を参照することによっ
て取得する。例えば、図6に示すように、太陽が出てく
る映像においては、水平線近くに太陽が位置する領域に
ついては、位置情報「A」が与えられることになる。
【0076】続いて、位置情報「B」の場合には、制御
する対象となる周辺環境装置は、位置情報「A」の場合
と同様に、IDコード「2」が付された調光装置であ
り、レベル「5」において制御される。これは、例え
ば、図6に示すように、水平線上から高く離れて位置す
る領域に、太陽の映像データが位置した場合に位置情報
「B」が与えられることになる。
【0077】また、位置情報「C」の場合には、制御す
る対象となる周辺環境装置は、前述の場合と同様に、I
Dコード「2」が付された調光装置であり、これは、レ
ベル「3」において制御される。これは、例えば、図6
に示すように水平線から少し離れた位置する領域に、太
陽の映像データが位置する場合に、位置情報「C」が与
えられることになる。
【0078】続いて、図7、図8のフローチャートを参
照して、カラオケ装置1が映像を再生する動作について
説明する。
【0079】カラオケ装置1のCPU11は、利用者か
ら選択されたカラオケ曲に対応するカラオケ曲データを
HDD16から読み出し、読み出したカラオケ曲データ
における演奏データをMIDI音源17へ送出し、楽音
波形を合成し、アンプ18にて増幅され、スピーカ19
からカラオケ演奏として出力する。
【0080】その一方で、CPU11は、カラオケ曲デ
ータにおける歌詞データを画像合成装置22へ送出し、
モニタ23に歌詞テロップとして表示する。
【0081】さて、そのような動作と並行して、カラオ
ケ装置1におけるCPU11は、CD−ROMドライブ
24におけるCDーROMから画像データを読み出す
(ステップ1。以下、ステップを単にSと記す)。な
お、この場合、CD−ROMに記憶されている画像デー
タは単なる映像データであっても、CG(Computer Gra
phics)データであってもよい。なお、CGデータの場
合であれば、例えば、カメラ21から入力される歌唱者
の映像や、その他モニタ23に表示される映像の所定の
部分を任意に制御することができる。
【0082】続いて、CPU11は、読み出した画像デ
ータにトリガーデータがあるか否かを判断する(S
5)。これは、前述したように、CD−ROMに記憶さ
れている画像データが、図3に示したように、トリガー
データ24a、映像実データ24b、終了データ24c
によって構成されている場合に、読み出した画像データ
にトリガーデータ24aが含まれているか否かを判断す
るのである。従って、トリガーデータ24aが含まれて
おらず(S5:NO)、更に終了データ24cでもなけ
れば(S21:NO)、そのまま読み出した画像データ
を画像合成装置22へ送り、モニタ23にて再生させる
(S18)。
【0083】また、S5における判断の結果、CPU1
1は、読み出した画像データの中にトリガーデータ24
aがあると判断した場合は(S5:YES)、次に、そ
のトリガーデータ24aの中に、位置情報参照コマンド
データ24fがあるか否かを判断する(S7)。これ
は、前述したように、画像データにおけるトリガーデー
タ24aは、図3(b)に示すように、IDコード24
d、レベルデータ24e、位置情報参照コマンドデータ
24fとで構成可能となっているが、そのように構成さ
れたトリガーデータ24aに、位置参照コマンドデータ
24fが含まれているか否かを判断するのである。
【0084】その結果、読み出した画像データにおける
トリガーデータ24aの中に位置情報参照コマンドデー
タ24fが含まれていると判断した場合(S7:YE
S)、図5に示す、HDD16に記憶されている位置情
報参照テーブル16aを参照する(S11)。
【0085】ここで、図8のフローチャートを参照し
て、位置情報参照テーブル16aを参照する際の動作に
ついて説明する。
【0086】CPU11が、位置情報参照コマンドデー
タ24fに基づいて参照する位置情報参照テーブルはH
DD16に記憶されている。
【0087】CPU11は、読み出した位置情報参照コ
マンドデータ24fが含まれている画像データが、例え
ば、図6に示す、モニタ23における位置情報Aに相当
する位置に表示されていると判断したら(S25:YE
S)、図5に示す位置情報参照テーブル16aにおい
て、位置情報Aに対応するレコードを読み出す(S2
7)。すなわち、CPU11は、位置情報Aにおける、
IDコード、レベルを読み出す。本実施の形態において
は、図5に示すように、IDコード2に相当する周辺環
境装置、すなわち、調光装置70を、レベル2の程度で
制御するための変化制御データを調光装置70に対して
送出する(S29)。
【0088】なお、読み出した画像データがモニタ23
上のどの位置に表示されているのかについては、前述し
たように、モニタ23における座標軸情報を参照するこ
とによって判断される。
【0089】その後、メインルーチンに戻る。
【0090】一方、CPU11が、その読み出した位置
情報参照コマンドデータ24fが含まれている画像デー
タが、例えば、図6に示す、モニタ23における位置情
報Aに相当する位置に表示されておらず(S25:N
O)、位置情報Bに相当する位置に表示されていると判
断したら(S31:YES)、図5に示す位置情報参照
テーブル16aにおいて、位置情報Bに対応するレコー
ドを読み出す(S33)。すなわち、CPU11は、位
置情報Bにおける、IDコード、レベルを読み出す。本
実施の形態においては、図5に示すように、IDコード
2に相当する周辺環境装置、すなわち調光装置70を、
レベル5の程度で制御するための変化制御データを調光
装置70に対して送出する(S35)。
【0091】その後、メインルーチンに戻る。
【0092】また、CPU11が、その読み出した位置
情報参照コマンドデータ24fが含まれている画像デー
タが、例えば、図6に示す、モニタ23における位置情
報Bに相当する位置に表示されておらず(S31:N
O)、位置情報Cに相当する位置に表示されていると判
断することになり、図5に示す位置情報参照テーブル1
6aにおいて、位置情報Cに対応するレコードを読み出
す(S37)。すなわち、CPU11は、位置情報Cに
おける、IDコード、レベルを読み出す。本実施の形態
においては、図5に示すように、IDコード2に相当す
る周辺環境装置、すなわち調光装置70を、レベル3の
程度で制御するための変化制御データを調光装置70に
対して送出する(S39)。
【0093】その後、メインルーチンに戻る。
【0094】上述した位置情報参照コマンドデータ24
fを参照する場合には、モニタ23に表示される映像の
位置を判断した上で画像を制御するので、CPU11
は、メインルーチンに戻ったら、後述するS19へ移行
する。
【0095】なお、このように、モニタ23に表示され
る映像のうち、歌唱者の映像データをはじめとする所定
部分の画像の位置を任意に制御させることにより、周辺
環境装置が制御されるタイミングや内容自体を、なるべ
くランダムに制御させることができ、よりゲーム性を出
すことができ、カラオケの面白味を高めることができ
る。
【0096】さて、CPU11は、S7において、読み
出した画像データにおけるトリガーデータ24a中に、
位置情報参照コマンドデータfが含まれていなかった場
合(S7:NO)、同じトリガーデータ24aにおける
IDコード24dを読み出し(S8)、続いて、同じト
リガーデータ24a中にレベルデータ24eが含まれて
いるか否かを判断する(S9)。
【0097】その結果、読み出したトリガーデータ24
a中にレベルデータeが含まれていなければ(S9:N
O)、IDコード24dに記述されたデータに対応する
周辺環境装置に対して、変化制御データを送出する(S
13)。その後、映像実データ24bをモニタ23へ再
生させ(S18)、S19へ移行する。なお、この周辺
環境装置へ送出する変化制御データは、S8において読
み出したIDコードに対応する周辺環境装置を単に、駆
動させるための制御データである。
【0098】一方、読み出したトリガーデータ24a中
にレベルデータ24eが含まれていた場合(S9:YE
S)、そのレベルデータ24eを読み出し(S15)、
IDコード24dに記述されたデータに対応する周辺環
境装置に対して、前述した変化制御データに加えて、レ
ベルデータも併せて送出する(S17)。
【0099】その後、その読み出した画像データを画像
合成装置22へ送出し、前述の歌詞データとスーパーイ
ンポーズしてモニタ23に表示再生する(S18)。そ
の後、S19へ移行する。
【0100】S19において、CPU11は、カラオケ
曲の再生が終了したか否かを判断する(S19)。
【0101】その結果、カラオケ曲の再生が終了してい
なければ(S19:NO)、再びS1に戻り、CD−R
OMから画像データを読み出し、前述した動作を繰り返
す。一方、カラオケ曲の再生が終了したら(S19:Y
ES)、動作を終了させる。
【0102】さて、S1ないしS19までの動作を繰り
返すうち、S5において、読み出した画像データがトリ
ガーデータ24aではなく(S5:NO)、終了データ
24cであると判断した場合(S21:YES)、CP
U11は、終了制御データを駆動している周辺環境装置
へ送出する(S23)。その後、前述したS19へ移行
する。
【0103】従って、本実施例におけるカラオケ装置1
は、その備えている映像再生手段としての画像合成装置
22によって、カラオケ曲の演奏と共に背景映像を再生
し、周辺環境装置制御手段としてのCPU11が、画像
合成装置22により再生された映像の内容に応じて周辺
環境装置を制御するのである。
【0104】更には、制御データ記憶手段としてのHD
D16に記憶された制御データに基づいて、周辺環境装
置制御手段としてのCPU11が周辺環境装置を制御す
る。また、映像再生制御手段としての入力装置25によ
って、画像合成装置22により再生される映像の所定の
部分を制御することができるのである。
【0105】続いて、図9のフローチャートを参照し
て、周辺環境装置の動作について説明する。
【0106】カラオケ装置1に接続されている各周辺環
境装置は、カラオケ装置1からトリガーデータ24aを
受信すると(S51:YES)、その受信したトリガー
データ24aに含まれるIDコード24dが、あらかじ
め付与されているIDコードと一致しているか否かを判
断し(S53)、一致しておれば(S53:NO)、次
に、その受信したトリガーデータ24aにレベルデータ
24eが含まれているか否かを判断する(S55)。そ
の結果、レベルデータ24eが含まれていなければ(S
55:NO)、そのまま、前述した変化制御データに基
づいて、装置を動作させる(S63)。
【0107】そして、周辺環境装置は、カラオケ装置1
から終了制御データ24cを受信するか否かを判断する
が(S65)、終了制御データ24cを受信しない限り
(S65:NO)、動作を継続させる(S63)。一
方、カラオケ装置1から終了制御データ24cを受信し
たら(S65:YES)、動作を終了させる。
【0108】一方、S55において、受信したトリガー
データ24a中にレベルデータ24eが含まれていれば
(S55:YES)、そのレベルデータ24eを入力し
(S57)、そのレベルデータ24eに記述されたレベ
ルに応じた動作をする(S59)。
【0109】そして、周辺環境装置は、カラオケ装置1
から終了制御データ24cを受信するか否かを判断する
が(S61)、終了制御データ24cを受信しない限り
(S61:NO)、動作を継続させる(S59)。一
方、カラオケ装置1から終了制御データ24cを受信し
たら(S61:YES)、動作を終了させる。
【0110】続いて、カラオケ装置1が周辺環境装置を
選択的に制御する構成について、図10のフローチャー
トを参照して説明する。
【0111】図10に示す、S101、S105までの
動作については、図7のフローチャートにおいて説明し
た、S1、S5の動作と同様なので、ここでは説明を省
略する。
【0112】S105において、読み出した画像データ
にトリガーデータ24aがあった場合には(S105:
YES)、トリガーデータ24aに含まれるIDコード
24d内の記述内容に関わらず、乱数を発生させ(S1
07)、その結果出されたIDコードに対応する周辺環
境装置に対して、変化制御データを送出する(S10
9)。なお、この乱数を発生する制御は、入力装置25
において、図示はしないが、周辺環境装置ランダム選択
機能を押下することによって実現される。
【0113】その後、カラオケ装置1におけるCPU1
1は、映像実データ24bを画像合成装置22に送って
再生させ(S110)、モニタ23から出力する。そし
て、カラオケ曲が終了したか否かを判断し(S11
5)、終了しなければ(S115:NO)、再びS10
1からの動作を繰り返す。一方、カラオケ曲の再生が終
了した場合には、(S115:YES)、動作を終了す
る。
【0114】なお、S105において、トリガーデータ
24aを読み出さなかった場合には(S105:N
O)、S111以降の動作に移行するが、このS111
およびS113の動作については、前述した図7のフロ
ーチャートにおけるS21、S23の動作と同様なの
で、説明を省略する。
【0115】このように、カラオケ装置1における周辺
環境装置制御手段としてのCPU11は、カラオケ装置
1に接続された複数の周辺環境装置のうち、所定の周辺
環境装置を選択的に制御することもできるので、より楽
しみを高めたカラオケ空間の演出が可能となる。
【0116】以上説明したことから明らかなように、本
実施の形態におけるカラオケ装置1によれば、映像の再
生に合わせて、カラオケ装置1に接続されている各周辺
環境装置を制御することができ、カラオケの空間を、再
生される映像と一体化させることができ、より面白いカ
ラオケを実現させることができる。
【0117】本実施の形態においては、カラオケ装置1
に接続された周辺環境装置として、スモーク発生装置6
0、調光装置70、舞台駆動装置80、エアコン制御装
置90について説明したが、それに限ることなく、カラ
オケ空間を形成する装置であれば何でもよい。
【0118】例えば、種々の効果音を発生させる装置を
接続してもよいし、霧を噴霧させる装置や、においを発
生させる装置を接続しても構わない。
【0119】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の映像カラオケ装置によれば、
周辺環境装置制御手段が、映像再生手段により再生され
た映像の内容に応じて、カラオケのなされている場所に
設置された周辺環境装置を制御するので、歌い手にとっ
ては表示された映像の場所で自分が歌っている気分を味
わうことができる。また、映像の内容に応じた周辺環境
装置の変化が、部屋の空間を一変させることになり、聞
き手にとっても、映像と部屋との一体感を味わうことが
できる。
【0120】すなわち、あたかも利用者が、その再生さ
れた映像の場所にいるかのような気持ちにさせることが
でき、よりアミューズメント性を向上させたカラオケを
実現することができる。また、カラオケボックスの空間
がより楽しいものとして演出させることができる。
【0121】また、請求項2に記載の映像カラオケ装置
によれば、周辺環境装置制御手段が、制御データ記憶手
段に記憶された制御データに基づいて、カラオケの行わ
れている場所に設置された周辺環境装置を制御するの
で、制御データ記憶手段に記憶させる制御データの内容
如何により、より多様性を持たせて周辺環境装置を制御
することができ、カラオケの場をより多様に盛り上げる
ことができる。
【0122】また、請求項3に記載の映像カラオケ装置
によれば、背景映像における所定の部分について、映像
再生制御手段により制御することができるので、利用者
自身が、背景映像の創出に参加することができ、映像と
部屋との一体感がより楽しい形で生み出されることにな
り、より面白味のあるカラオケを実現することができ
る。
【0123】更に、請求項4に記載の映像カラオケ装置
によれば、周辺環境装置制御手段が、各周辺環境装置を
選択的に制御するので、利用者にとっては、複数ある周
辺環境装置のうち、いったいどの周辺環境装置が制御さ
れるのか、実際に制御されるまで分からないので、カラ
オケをより面白く、スリルを持って楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における映像カラオケ装置と周辺
環境装置とが接続されたシステム構成図である。
【図2】本実施の形態における映像カラオケ装置の構成
を示す図である。
【図3】画像データの構成を示す図である。
【図4】周辺環境装置を制御する各データの関連を示す
図である。
【図5】HDDに記憶された位置情報制御テーブルを示
す図である。
【図6】モニタに表示された画面を示す図である。
【図7】映像カラオケ装置の動作を示すフローチャート
である。
【図8】映像カラオケ装置の動作を示すフローチャート
である。
【図9】周辺環境装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】映像カラオケ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 CPU 16 HDD 22 画像合成装置 23 モニタ 24 CD−ROMドライブ 25 入力装置 26 I/O装置 60 スモーク発生装置 70 調光装置 80 舞台駆動装置 90 エアコン制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ曲の演奏と共に背景映像を再生
    する映像再生手段と、 前記映像再生手段により再生された映像の内容に応じて
    周辺環境装置を制御する周辺環境装置制御手段とを備え
    たことを特徴とする映像カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺環境装置を制御するための制御
    データを記憶する制御データ記憶手段を備え、 前記周辺環境装置制御手段は、前記制御データ記憶手段
    に記憶された制御データに基づいて周辺環境装置を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の映像カラオケ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記映像再生手段により再生される映像
    の所定の部分を制御可能な映像再生制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像カ
    ラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記周辺環境装置制御手段は前記複数の
    周辺環境装置のうち、所定の周辺環境装置を選択的に制
    御するように構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の映像カラオケ装置。
JP10029793A 1998-02-12 1998-02-12 映像カラオケ装置 Pending JPH11231879A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044653A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提示システム
CN108302711A (zh) * 2018-01-02 2018-07-20 珠海格力电器股份有限公司 一种空调控制方法、装置、存储介质及空调
JP2022155753A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ装置

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JP2002044653A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提示システム
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