JP2022155753A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケを行う空間における空気状態を、カラオケ装置の利用状態に応じて適切に浄化することを目的とする。【解決手段】本発明に係るカラオケ装置は、楽曲再生処理と、検出処理と、指示処理と、を実行可能なカラオケ装置であって、楽曲再生処理は、楽曲情報を再生し、検出処理は、楽曲情報に対応する機器制御情報を検出し、指示処理は、検出処理で検出された機器制御情報に基づいて、空気調整装置に対する制御指示を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲を再生可能なカラオケ装置に関する。
従来、伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交場等において行われている。このような社交場におけるカラオケは、カラオケボックス、あるいは、スナック等の区画された空間で行われることが一般的である。ところで、現在、感染症の流行により、このような区画された空間で行われるカラオケが避けられる傾向にある。そのため、カラオケの場においては、空気清浄機、換気扇、等が設置され、空気を浄化することで感染症を防ぐ対策が取られている。
特許文献1には、カラオケルームの悪化する空気循環を改善することを目的として、
楽曲の演奏回数あるいは、演奏時間が基準値を超えた場合、空気清浄剤を噴霧するカラオケ空気清浄システムが開示されている。
特開2012-220511号公報
しかしながら、この特許文献1に開示されるカラオケルーム空気清浄システムでは、演奏時間、演奏回数に基づいて噴霧制御装置を制御するため、必ずしも効率よく飛沫を回収することはできない。
また、空気清浄機を使用して最大限に浄化する場合、空気清浄機のファン音が生じることになる。このようなファン音は、歌唱を楽しむユーザにとって不快な騒音にもなる。
本発明はこのような状況を鑑みたものであり、カラオケを行う際、歌唱時に発生する飛沫を効率よく回収し、安心してカラオケを楽しむことができることを1つの目的としている。また、空気清浄機、換気扇等の空気調整装置を適切に動作させることで、騒音を抑制した環境でカラオケを楽しむことをもう1つの目的としている。
そのため、本発明に係るカラオケ装置は、楽曲再生処理と、検出処理と、指示処理と、を実行可能なカラオケ装置であって、楽曲再生処理は、楽曲情報を再生し、検出処理は、楽曲情報に対応する機器制御情報を検出し、指示処理は、検出処理で検出された機器制御情報に基づいて、空気調整装置に対する制御指示を出力する。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、楽曲に対応した楽曲特徴情報に基づいて、機器制御情報を形成する解析処理を実行する。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、解析処理は、楽曲の進行に同期した楽曲特徴情報に基づいて、機器制御情報を形成する。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、楽曲特徴情報は、楽曲の再生進行に同期されている歌詞情報である。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、楽曲特徴情報は、歌詞情報に含まれる特定の子音である。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、楽曲特徴情報は、楽曲のサビ区間である。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、機器制御情報は、楽曲特徴情報の到来タイミングの後に、当該楽曲特徴情報に対応した制御指示を出力する情報である。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、機器制御情報は、楽曲特徴情報の到来タイミングの前に、当該楽曲特徴情報に対応した制御指示を出力する。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、解析処理は、楽曲特徴情報に対応する単位制御情報を加算し、機器制御情報を形成する。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、指示処理は、検出処理で検出された機器制御情報に加え、マイクロホンに入力される歌唱音声に基づいて、空気浄化装置に対する制御指示を出力する。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、楽曲特徴情報は、楽曲の曲調あるいは楽曲のジャンル等の楽曲種別を含む。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、空気調整装置は、空気清浄機、エアコン、換気扇を含む。
本発明に係るカラオケ装置によれば、カラオケを行う際、歌唱時に発生する飛沫を効率よく回収し、安心してカラオケを楽しむことが可能となる。また、空気清浄機、換気扇等の空気調整装置を適切に動作させることで、騒音を抑制した環境でカラオケを楽しむことが可能となる。
本実施形態のカラオケボックスにおける部屋内の様子を示す模式図 本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図 本実施形態の楽曲情報の各種データ構成を示す図 本実施形態の選曲処理を示すフロー図 本実施形態の楽曲確認画面を示す図 本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図 本実施形態の単位制御情報を説明するための図 本実施形態の機器制御情報の形成例を説明するための図 他の実施形態の単位制御情報を説明するための図 他の実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図
図1は、本実施形態のカラオケボックスにおける部屋内の様子を示す模式図である。カラオケボックスでは、区画された空間を形成する部屋を時間借りし、部屋内に設置されているカラオケシステムを使用して歌唱を楽しむことになる。
図1に示されるように、部屋内には、カラオケシステムを構成するカラオケ装置2、リモコン装置1が設置されている。また、カラオケ装置2にはモニタ41が接続されており、歌詞等の映像が表示される。歌唱者Sは、モニタ41の映像で歌詞を確認しつつ、マイクロホン43aを使用して歌唱を楽しむことが可能である。
また、区画された部屋内には、部屋内の空気の各種調整を行う空気調整装置3として、空気清浄機3a、エアコン3b、換気扇3cが設置されている。これら空気調整装置3を使用して空気の浄化、入れ替え、温度や湿度等の調整が行われる。本実施形態では、カラオケ装置2の使用状況に基づき、空気調整装置3の1つである空気清浄機3aを制御することとしている。
図1には、空気清浄機3aの構成が示されている。空気清浄機3aは、赤外線通信部36、制御部37、送風ファン38を有して構成されている。赤外線通信部36は、外部機器との赤外線通信を行うことが可能であって、本実施形態では、カラオケ装置2から送信された赤外線信号を受信する。制御部37は、赤外線通信部36から受信した制御信号に基づき、送風ファン38の風量を制御する。送風ファン38は、吸気した空気をフィルタで浄化して部屋内に送風する。送風ファン38の送風強度を変化させることで、空気の浄化能力を変更することが可能である。
現在、感染症が流行する中、このような部屋内における空気調整を適切に行うことが望まれている。本実施形態では、カラオケ装置2の利用状況に対応して空気調整を適切に行うことを1つの目的としている。また、このような空気調整装置3を使用して空気調整を行う場合、ファン音等の雑音が発声することが考えられる。このような雑音は、歌唱を楽しむ状況においては、必ずしも好ましいものではない。本実施形態では、空気調整装置3を使用した場合であっても、雑音の発声を抑制することを別の目的としている。
図2は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダと呼ぶこともある)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように通信接続されている。
カラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24aを備えている。また、本実施形態のカラオケ装置2は、無線LAN通信部24bも備えており、LAN通信部24aを使用した有線によるネットワーク接続に代え、無線LAN通信部24bを使用した無線によるネットワーク接続を行うことも可能である。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニタ33は、カラオケ装置2の筐体前面等に配置され、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11などと同様、入力部として機能する。ユーザは、タッチパネルモニタ33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞表示処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞表示処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、ユーザからの指示に基づいて楽曲を検索し、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニタ11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニタ11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザからの各種入力をタッチパネルモニタ11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニタ11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
図3(A)、図3(B)は、本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示した図である。本実施形態の楽曲情報は2種類ある。図3(A)は、従来と同様の楽曲情報であり、図3(B)は、本実施形態で新たに実装可能な楽曲情報である。
図3(A)に示されるように、楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報を含んだメタ情報と、演奏や歌詞の表示といった各種処理を実行するための実情報を有している。メタ情報には、楽曲情報を識別するための楽曲ID、曲名、歌手名、ジャンル等の楽曲関連情報を有している。楽曲関連情報は、ユーザが楽曲を検索する際の検索対象項目として使用することが可能である。楽曲情報の実情報には、演奏情報、歌詞情報、背景映像情報等を含んで構成される。
演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等を含んで構成された、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成してもよい。歌唱評価情報は、楽曲再生時において、ユーザの歌唱音声を評価する情報であり、歌唱すべき旋律等を含んで構成される。楽曲再生時、歌唱評価を行う際には、マイクロホン43a、43bに入力される歌唱音声と、この歌唱評価情報を比較することで、採点値の算出等を行うことが可能である。
一方、図3(B)に示される新たに実装可能な楽曲情報は、図3(A)の楽曲情報に対し、実情報として機器制御情報が加わっている点において、図3(A)の楽曲情報と異なっている。この機器制御情報は、各種空気調整装置3を制御するための情報であって、本実施形態では、楽曲再生時等、この機器制御情報を使用して空気調整装置3の1つである空気清浄機3aの制御を行う。
図4は、本実施形態の選曲処理を示すフロー図である。ここでは、リモコン装置1で実行される選曲処理について説明する。ユーザは、楽曲名、もしくは、歌手名等を使用して歌唱したい楽曲を選択することが可能である。ユーザにより1の楽曲が選択される(S101:Yes)と、楽曲の詳細を表示してユーザに確認させる楽曲確認画面がタッチパネルモニタ11に表示される(S102)。
図5には、本実施形態の楽曲確認画面が示されている。本実施形態では、事前にユーザ登録しているユーザは、カラオケシステムを使用する際、リモコン装置1を使用してカラオケシステムにログインし、自己のユーザ情報を使用したサービスを受けることが可能である。ログインユーザ欄103には、カラオケシステムにログインしているユーザの分身像103a~103e(本実施形態では顔部分)が表示される。
またログインユーザ欄103中、右端に背景がハイライト(白色)で示されるユーザは、アクティブユーザ(この例ではAさん)であって、アクティブユーザに対するサービス、すなわち、アクティブユーザのユーザ情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。アクティブユーザの切り替えは、ユーザ切り替えボタン101を操作することで行うことが可能である。また、ユーザ登録していないユーザは、ゲストボタン102を操作することで、ゲストユーザとしてカラオケシステムを使用することが可能である。
楽曲確認画面には、楽曲名、歌手名、歌い出しといった楽曲に関連する情報が表示されている。ユーザはこの楽曲確認画面で、自分が歌唱したい楽曲か否かを確認し、予約ボタン106を操作することで、楽曲の予約を行うことが可能である。予約ボタン106が操作された場合(S103:Yes)、当該楽曲の楽曲IDを含む予約情報が、カラオケ装置2に送信される(S104)。
また、楽曲確認画面には、TOPボタン104、戻るボタン105が表示されている。ユーザはTOPボタン104を操作することで、トップメニューに戻ることが可能である。また、戻るボタン105が操作された場合、楽曲検索画面等、1画面前の状態に戻る。
本実施形態のカラオケシステムは、カラオケシステムの利用時、空気調整装置3としての空気清浄機3aを制御するものである。カラオケ装置2から空気清浄機3aに対する制御は、カラオケ装置2の赤外線通信部23と、空気清浄機3aの赤外線通信部36を使用した赤外線通信にて実行される。本実施形態では、歌唱者Sの歌唱時における発話状態に応じて生じる飛沫を効果的に収集するものである。そのため、歌唱のために使用される歌詞等の楽曲特徴情報を使用し、空気清浄機3aを制御することとしている。
図6は、本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図である。カラオケ装置2では、リモコン装置1、あるいは、タッチパネルモニタ33等の入力部に対する操作に基づいて楽曲が予約される。楽曲の予約が行われた場合、楽曲情報を識別するための楽曲ID、予約したユーザのユーザID等を含む予約情報が、カラオケ装置2のメモリ27で記憶管理する予約テーブルに登録される。
カラオケ装置2は、まず、予約テーブルをチェックし、再生の対象となる楽曲を確認する(S201)。次に再生する楽曲がある場合(S202:Yes)、予約情報中の楽曲IDに対応する楽曲情報が読み出される(S203)。図3で説明したように、本実施形態では、機器制御情報が付属していない楽曲情報(図3(A))と、機器制御情報が付属している楽曲情報(図3(B))の両方に対応することが可能である。
機器制御情報が付属していない楽曲(図3(A))の場合(S204:No)、解析処理(S205)を実行することで、機器制御情報が形成される。本実施形態の機器制御情報は、楽曲情報中の歌詞情報に基づいて形成される。
図7、図8は、本実施形態の機器制御情報を説明するための図である。楽曲情報には、演奏情報に同期して表示される歌詞情報が含まれている。歌唱者Sは、歌詞情報に同期して歌唱を行うことになるが、発声時には、飛沫が発声しやすい音声がある。特に、子音、濁音、破裂音を発声する際には、発声に伴い飛沫の量が多くなることが考えられる。本実施形態では、このような事情を鑑みたものであって、歌詞情報に基づき、空気清浄機3aを制御するための機器制御情報を形成することとしている。
歌詞情報は、漢字、ひらがな、カタカナを含んで構成されるが、漢字用にふりがなが含まれている。本実施形態では、実際に発音されるふりがな、ひらがな、カタカナを使用して機器制御情報を形成している。
図7(A)は、歌詞文字「た」に対する単位制御情報である。単位制御情報は、横軸に時間、縦軸に制御量を有する。具体的には、歌詞情報「た」の歌唱タイミングである起点時刻tで制御量D1となり、継続時間A1の期間、制御量D1を維持した後、減衰時間B1で0となる。このような単位制御情報に基づき、空気清浄機3aが制御される。制御量が大きい程、送風ファン38の回転数は大きくなる。
図7(B)は、歌詞文字「ぱ」に対する単位制御情報である。破裂音である「ぱ」は、図7(A)の「た」よりも飛沫の発声が大きくなることが予想される。そのため、歌詞文字「ぱ」については、歌詞文字「た」よりも制御量D2、継続時間A2、減衰時間B2は大きく設定されている。
図7(A)では歌詞文字「た」の単位制御情報を、図7(B)では歌詞文字「ぱ」の単位制御情報を説明したが、歌詞情報で発生し得る歌詞文字について、この単位制御情報が割り当てられる。なお、飛沫が生じない、あるいは、飛沫の少ない歌詞文字に対しては、単位制御情報を設けないこととしている。
図7で説明した歌詞文字に対する単位制御情報を、歌詞情報に基づいて組み合わせることで、機器制御情報が形成される。図8は、歌詞情報に基づく機器制御情報の形成例を説明するための図である。歌詞情報は、時間に同期してその歌唱タイミングが規定されている。図8の例では、歌詞情報として「あなたのぱんだ」が歌唱される場合を想定している。この「あなたのぱんだ」中、歌詞文字「た」、「ぱ」、「だ」について、図7で説明した単位制御情報が規定されている。
図8(A)は、これら歌詞文字「た」、「ぱ」、「だ」について、その歌唱タイミングt1、t2、t3に、それらに対応した単位制御情報を並べたタイムチャートである。なお、歌詞文字「ぱ」の単位制御情報は、見やすさの観点から破線で記載している。これら3つの単位制御情報を加算することで、空気清浄機3aを制御するための機器制御情報が形成できる。
図8(B)は、図8(A)の単位制御情報を加算して得られた機器制御情報である。なお、制御量には、制御上限量が存在するため、加算の結果、制御上限量以上になった場合は、制御上限量で制御されることとしている。解析処理(S205)では、このように歌詞情報の解析を行うことで、空気清浄機3aを制御する機器制御情報を形成している。なお、形成された機器制御情報は、楽曲情報に埋め込まれ、次回の楽曲再生処理時に使用することとしてもよい。
なお、解析処理(S205)は、楽曲再生処理の期間中ではなく、楽曲が予約された後であって、楽曲の再生開始前に行うこととしてもよい。あるいは、楽曲の再生と並行して解析処理(S205)を行うこととしてもよい。
楽曲が再生開始される(S206)と、カラオケ装置2は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声、及び楽曲情報に含まれる歌唱評価情報に基づき採点処理(S207)を実行する。そして、楽曲情報に含まれている、あるいは、解析処理(S205)で形成した機器制御情報に基づき、機器制御処理(S208)を実行する。
機器制御処理(S208)では、楽曲の再生進行に同期して、図8(B)に示される機器制御情報を読み出し、赤外線通信部23から赤外線送信する。空気清浄機3aの制御部37は、赤外線通信部36で受信した機器制御情報に基づき、送風ファン38の回転数を制御する。
このように機器制御処理(S208)を実行することで、歌唱時における飛沫の生じやすさに応じて、空気清浄機3aを制御し、飛沫を適切に回収することが可能となる。楽曲再生が終了した場合(S209:Yes)、予約テーブルのチェック(S201)に戻り、次の楽曲のために待機する。
以上、本実施形態のカラオケ装置2によれば、歌唱状況に応じて、空気清浄機3a等の空気調整装置3を適切に制御することで、飛沫を効果的に回収し、感染の抑制を図ることが可能となっている。また、空気清浄機3aの送風ファン38で生じる騒音も抑制し、歌唱に適した環境を提供することが可能となる。
[第1変形例]
次に本実施形態の各種変形例について説明する。図9は、第1変形例の単位制御情報を説明するための図である。図7で説明した単位制御情報は、歌詞文字の歌唱タイミングと同じ起点時刻tで、制御を開始していた。これに対して、図9に示される第1変形例では、歌詞文字の歌唱タイミングよりも前に、前倒し時間Tを設けて制御を開始する点において異なっている。このように、歌唱に先駆けて空気清浄機3aを制御することで、飛沫の回収をより効果的に行うことが可能となる。
歌詞文字歌唱の到来タイミングの前に、空気清浄機3aを前もって制御することが可能となる。あるいは、前倒し時間に代えて、遅延時間とすることも可能である。歌詞文字歌唱から遅延時間だけ遅れて、空気清浄機3aを制御することが可能となる。前倒し時間Tを設けるか、遅延時間を設けるか、また、その時間をどの程度とするかは、楽曲特徴情報の1つである歌詞文字に応じて異ならせることとしてもよい。
[第2変形例]
図10は、第2変形例の楽曲再生処理を示すフロー図である。図6で説明した楽曲再生処理では、楽曲再生期間中に機器制御処理(S208)を実行することとしていた。図10の第2変形例では、楽曲の再生期間前に機器制御処理(S210)を実行する点において異なっている。機器制御情報を前もって、空気清浄機3a等の空気調整装置3に送信しておくことで、カラオケ装置2における再生期間中の処理負荷を減らすことが可能となる。空気調整装置3は、受信した機器制御情報に基づいて、送風ファン38等の回転制御を実行する。なお、この場合においても、機器制御情報は、時系列的な制御情報であって、楽曲の進行に同期する形態とすることも可能である。
[第3変形例]
前述の実施形態では、楽曲情報中、楽曲の進行に同期した歌詞情報に基づいて、機器制御情報を形成することとしていた。機器制御情報の形成に使用する情報(楽曲特徴情報)としては、歌詞情報に限られるものではなく、楽曲進行上、その盛り上がりを示すサビ情報であってもよい。あるいは、楽曲の進行に同期していない楽曲特徴情報を使用することも可能である。例えば、楽曲情報中、楽曲の種別を示すジャンル等を使用することとしてもよい。また、複数の楽曲特徴情報を使用して、機器制御情報を形成することも可能である。
[第4変形例]
前述の実施形態では、楽曲情報に基づいて形成された機器制御情報を使用して、空気清浄機3aを制御するものであった。このような形態のみならず、歌唱者Sの歌唱音声を使用することも可能である。その場合、マイクロホン43aから入力される歌唱音声、及び、機器制御情報を使用して、空気清浄機3a等(空気調整装置3)が制御される。このように機器制御情報のみならず、歌唱音声を使用することで、実際の歌唱状況に即した空気清浄機3a(空気調整装置3)の制御を行うことが可能となる。
[第5変形例]
前述の実施形態では、空気調整装置3として、部屋内に設置された空気清浄機3aを対象として制御を行うものであった。制御対象とする空気調整装置3は、空気清浄機3aに限られるものではなく、図1で説明したように、エアコン3b、あるいは、換気扇3cを対象とするものであってもよい。また、1つの空気調整装置3を制御対象とすることに限られるものではなく、同時に複数の空気調整装置3を制御対象とすることとしてもよい。その際、種類の異なる空気調整装置3毎に機器制御情報を設けることで、空気調整装置3に適した制御を行うことが可能となる。
[第6変形例]
前述の実施形態では、空気清浄機3aの制御に赤外線通信方式を使用するものであった。カラオケ装置2と空気清浄機3a(空気調整装置3)との間の通信は、赤外線通信方式に限られるものではない。例えば、USBケーブル、有線LAN等の有線通信方式であってもよい。あるいは、無線LAN、Bluetooth(登録商標)といった無線通信方式を使用するものであってもよい。
また、前述の実施形態では、カラオケ装置2の赤外線通信部23から、空気清浄機3aに対して機器制御情報を送信する形態を取るものであった。カラオケボックス等の部屋内では、カラオケ装置2は、ラックやソファーの下等、隠れた状況下に設置される場合もある。そのような状況下では、カラオケ装置2から、空気清浄機3aが死角内となり、赤外線通信ができないことが考えられる。
そのため、カラオケ装置2と、空気清浄機3a(空気調整装置3)との間には、リモコン装置1を介在した通信を行うこととしてもよい。例えば、カラオケ装置2とリモコン装置1が無線LANを使用して通信接続されている場合、カラオケ装置2から無線LANを使用して、機器制御情報をリモコン装置1に送信し、リモコン装置1の赤外線通信部19を使用して空気清浄機3aに機器制御情報を送信する。リモコン装置1は、テーブル上等、見通しの利く状態に置かれることが多いため、空気清浄機3aとの間で良好な赤外線通信を行うことが可能となる。なお、これらカラオケ装置2、リモコン装置1、空気清浄機3a(空気調整装置3)間は、適宜通信方式とすることが可能である。
[第7変形例]
前述の実施形態では、楽曲情報に基づいて形成された機器制御情報に基づいて、制御量が大きい程、送風ファン38の回転数は大きくなるように制御していた。しかし、楽曲再生中は基本的にファン38の回転数を大きくなるように制御しておいてもよい。楽曲再生中は大音量で音楽が流れているため、楽曲再生中以外よりもファンの音が騒音としてユーザに認識されにくい。また、特に楽曲再生中でない場合などにおいては過剰に換気および空調効果を高める必要もないため、さらに楽曲情報に基づいて形成された機器制御情報に基づいて、制御量が小さくなった場合、送風ファン38の回転数が小さくなるように制御してもよい。
以上、本実施形態のカラオケ装置2について説明したが、本発明はカラオケ装置に限られるものでは無く、リモコン装置1、あるいは、ユーザが所持するスマートフォン、あるいは家庭に設置されるパーソナルコンピュータや、ゲーム機等、各種情報処理装置で実行され、本実施形態のカラオケ装置2と同様の機能を実現するカラオケ用プログラムについても本発明の範疇に属する。
1:リモコン装置 23:赤外線通信部
2:カラオケ装置 24a:LAN通信部
3:空気調整装置 24b:無線LAN通信部
3a:空気清浄機 25:音響制御部
3b:エアコン 27:メモリ
3c:換気扇 28:ビデオRAM
5:サーバー装置 29:映像再生部
11:タッチパネルモニタ 30:CPU
11a:表示部 31:映像制御部
11b:タッチパネル 32:ハードディスク
12:ビデオRAM 33:タッチパネルモニタ
13:映像制御部 34:タッチパネル
14:メモリ 35:表示部
15:CPU 36:赤外線通信部
16:無線LAN通信部 37:制御部
17:操作部 38:送風ファン
18:操作処理部 41:モニタ
19:赤外線通信部 42:スピーカー
21:操作部 43a、43b:マイクロホン
22:操作処理部

Claims (12)

  1. 楽曲再生処理と、検出処理と、指示処理と、を実行可能なカラオケ装置であって、
    楽曲再生処理は、楽曲情報を再生し、
    検出処理は、楽曲情報に対応する機器制御情報を検出し、
    指示処理は、検出処理で検出された機器制御情報に基づいて、空気調整装置に対する制御指示を出力する
    カラオケ装置。
  2. 楽曲に対応した楽曲特徴情報に基づいて、機器制御情報を形成する解析処理を実行する
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 解析処理は、楽曲の進行に同期した楽曲特徴情報に基づいて、機器制御情報を形成する
    請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. 楽曲特徴情報は、楽曲の再生進行に同期されている歌詞情報である
    請求項3に記載のカラオケ装置。
  5. 楽曲特徴情報は、歌詞情報に含まれる特定の子音である
    請求項4に記載のカラオケ装置。
  6. 楽曲特徴情報は、楽曲のサビ区間である
    請求項2から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  7. 機器制御情報は、楽曲特徴情報の到来タイミングの後に、当該楽曲特徴情報に対応した制御指示を出力する情報である
    請求項2から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  8. 機器制御情報は、楽曲特徴情報の到来タイミングの前に、当該楽曲特徴情報に対応した制御指示を出力する
    請求項2から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  9. 解析処理は、楽曲特徴情報に対応する単位制御情報を加算し、機器制御情報を形成する
    請求項2から請求項8に記載のカラオケ装置。
  10. 指示処理は、検出処理で検出された機器制御情報に加え、マイクロホンに入力される歌唱音声に基づいて、空気浄化装置に対する制御指示を出力する
    請求項1から請求項9に記載のカラオケ装置。
  11. 楽曲特徴情報は、楽曲の曲調あるいは楽曲のジャンル等の楽曲種別を含む
    請求項2から請求項10の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  12. 空気調整装置は、空気清浄機、エアコン、換気扇を含む
    請求項1から請求項11の何れか1項に記載のカラオケ装置。
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