JPH1123075A - 発熱体冷却装置 - Google Patents
発熱体冷却装置Info
- Publication number
- JPH1123075A JPH1123075A JP18221697A JP18221697A JPH1123075A JP H1123075 A JPH1123075 A JP H1123075A JP 18221697 A JP18221697 A JP 18221697A JP 18221697 A JP18221697 A JP 18221697A JP H1123075 A JPH1123075 A JP H1123075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- heating element
- air
- cooled
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワートランジスタおよび電界コンデンサ5
を同じ1つの冷却プレート8を用いて冷却する場合に、
発熱量の大きいパワートランジスタを充分に冷却し、且
つ発熱量の小さい電界コンデンサ5の冷却過多による結
露を防止するようにした電気部品冷却装置1を提供す
る。 【解決手段】 走行用インバータ装置2を冷却する電気
部品冷却装置1を、冷凍サイクルの運転で冷やされる冷
却プレート8にパワートランジスタをモジュール冷却プ
レートを介して直接接触させて、パワートランジスタを
冷却プレート8により直接的に冷却させる第1電気部品
冷却手段と、パワートランジスタよりも発熱量の小さい
電界コンデンサ5を冷却プレート8と熱交換することに
より冷やされた冷却空気を用いて冷却させるようにし
て、冷却プレート8により間接的に冷却させる第2電気
部品冷却手段とにより構成した。
を同じ1つの冷却プレート8を用いて冷却する場合に、
発熱量の大きいパワートランジスタを充分に冷却し、且
つ発熱量の小さい電界コンデンサ5の冷却過多による結
露を防止するようにした電気部品冷却装置1を提供す
る。 【解決手段】 走行用インバータ装置2を冷却する電気
部品冷却装置1を、冷凍サイクルの運転で冷やされる冷
却プレート8にパワートランジスタをモジュール冷却プ
レートを介して直接接触させて、パワートランジスタを
冷却プレート8により直接的に冷却させる第1電気部品
冷却手段と、パワートランジスタよりも発熱量の小さい
電界コンデンサ5を冷却プレート8と熱交換することに
より冷やされた冷却空気を用いて冷却させるようにし
て、冷却プレート8により間接的に冷却させる第2電気
部品冷却手段とにより構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車やハイ
ブリッド自動車等のインバータ装置の発熱体を冷却する
発熱体冷却装置に関するもので、特に冷凍サイクルの低
圧または中間圧の冷媒を冷却部材の内部通路に還流させ
てインバータ装置の半導体スイッチング素子とコンデン
サを冷却する発熱体冷却装置に係わる。
ブリッド自動車等のインバータ装置の発熱体を冷却する
発熱体冷却装置に関するもので、特に冷凍サイクルの低
圧または中間圧の冷媒を冷却部材の内部通路に還流させ
てインバータ装置の半導体スイッチング素子とコンデン
サを冷却する発熱体冷却装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平4−93557
号公報に示されるように、インバータ装置のパワースイ
ッチング素子等の電気部品を冷凍サイクルの冷媒を用い
て冷却する電気部品冷却装置が提案されている。また、
特開昭62−154698号公報には、インバータ装置
の主回路に用いられる電界コンデンサを冷凍サイクルの
冷媒を用いて冷却して小型化を図るようにした電気部品
冷却装置が提案されている。
号公報に示されるように、インバータ装置のパワースイ
ッチング素子等の電気部品を冷凍サイクルの冷媒を用い
て冷却する電気部品冷却装置が提案されている。また、
特開昭62−154698号公報には、インバータ装置
の主回路に用いられる電界コンデンサを冷凍サイクルの
冷媒を用いて冷却して小型化を図るようにした電気部品
冷却装置が提案されている。
【0003】ここで、一般的に、パワースイッチング素
子は、冷却面が平面であるので、内部を冷媒が流れてい
るブロックまたはプレート状の冷却部材に冷却面を接触
させる冷却構造としている。一方、電界コンデンサは、
円筒形状であるので、冷却部材に円筒底面を接触させた
り部材を一部円筒状にくり貫いた部分に接触させる冷却
構造がとられている。
子は、冷却面が平面であるので、内部を冷媒が流れてい
るブロックまたはプレート状の冷却部材に冷却面を接触
させる冷却構造としている。一方、電界コンデンサは、
円筒形状であるので、冷却部材に円筒底面を接触させた
り部材を一部円筒状にくり貫いた部分に接触させる冷却
構造がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パワースイ
ッチング素子と電界コンデンサを同時に同じ冷却部材で
冷却する場合には、通常、パワースイッチング素子より
も電界コンデンサの方が発熱量が小さいことから、パワ
ースイッチング素子の冷却部分よりも電界コンデンサの
冷却部分の方が温度が低下する。つまり、例えば冷却部
材の内部に流れる冷媒温度を20℃とすると、パワース
イッチング素子の冷却部分の温度は50℃程度になるの
に対して、電界コンデンサの冷却部分の温度は25℃程
度まで下がってしまう。
ッチング素子と電界コンデンサを同時に同じ冷却部材で
冷却する場合には、通常、パワースイッチング素子より
も電界コンデンサの方が発熱量が小さいことから、パワ
ースイッチング素子の冷却部分よりも電界コンデンサの
冷却部分の方が温度が低下する。つまり、例えば冷却部
材の内部に流れる冷媒温度を20℃とすると、パワース
イッチング素子の冷却部分の温度は50℃程度になるの
に対して、電界コンデンサの冷却部分の温度は25℃程
度まで下がってしまう。
【0005】したがって、冷却温度を下げ過ぎることに
よる結露の発生を防止するように、電界コンデンサの冷
却部分の温度を設定すると、パワースイッチング素子の
冷却部分の温度が高くなってしまうので、パワースイッ
チング素子を充分に冷却することができなくなるという
問題が生じる。逆に、パワースイッチング素子の冷却部
分の温度を結露限界の温度まで下げると、電界コンデン
サの冷却部分の温度が結露温度以下となり結露が発生す
るという問題が生じる。
よる結露の発生を防止するように、電界コンデンサの冷
却部分の温度を設定すると、パワースイッチング素子の
冷却部分の温度が高くなってしまうので、パワースイッ
チング素子を充分に冷却することができなくなるという
問題が生じる。逆に、パワースイッチング素子の冷却部
分の温度を結露限界の温度まで下げると、電界コンデン
サの冷却部分の温度が結露温度以下となり結露が発生す
るという問題が生じる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、発熱量が異なる発熱体
を同じ冷却部材を用いて冷却する場合に、発熱量の大き
い第1発熱体を充分に冷却することができ、且つ、発熱
量の小さい第2発熱体の温度が下がり過ぎることによる
結露の発生を防止することのできる発熱体冷却装置を提
供することにある。
を同じ冷却部材を用いて冷却する場合に、発熱量の大き
い第1発熱体を充分に冷却することができ、且つ、発熱
量の小さい第2発熱体の温度が下がり過ぎることによる
結露の発生を防止することのできる発熱体冷却装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、発熱量の大きい第1発熱体は、第1発熱体冷却
手段にて冷却される、つまり冷却部材に接触させて直接
的に冷却される。また、第1発熱体よりも発熱量の小さ
い第2発熱体は、第2発熱体冷却手段にて冷却される、
つまり冷却部材と熱交換を行って冷却された空気で間接
的に冷却される。それによって、発熱量の異なる第1発
熱体と第2発熱体とを同じ1つの冷却部材で冷却して
も、第2発熱体の冷却過多による結露の発生を防止する
ことができ、且つ第1発熱体も充分に冷却することがで
きる。
よれば、発熱量の大きい第1発熱体は、第1発熱体冷却
手段にて冷却される、つまり冷却部材に接触させて直接
的に冷却される。また、第1発熱体よりも発熱量の小さ
い第2発熱体は、第2発熱体冷却手段にて冷却される、
つまり冷却部材と熱交換を行って冷却された空気で間接
的に冷却される。それによって、発熱量の異なる第1発
熱体と第2発熱体とを同じ1つの冷却部材で冷却して
も、第2発熱体の冷却過多による結露の発生を防止する
ことができ、且つ第1発熱体も充分に冷却することがで
きる。
【0008】請求項2および請求項3に記載の発明によ
れば、空気冷却部にて冷却部材と熱交換して冷却された
空気は、送風機の作用によって、空気循環通路を通って
発熱体冷却部に流入し、第2発熱体を冷却して加熱され
た後に、空気循環通路を通って再度空気冷却部に循環す
ることにより、強制的な空気の循環流により第2発熱体
が空冷される。それによって、請求項1に記載の発明と
同様な作用効果を達成することができる。
れば、空気冷却部にて冷却部材と熱交換して冷却された
空気は、送風機の作用によって、空気循環通路を通って
発熱体冷却部に流入し、第2発熱体を冷却して加熱され
た後に、空気循環通路を通って再度空気冷却部に循環す
ることにより、強制的な空気の循環流により第2発熱体
が空冷される。それによって、請求項1に記載の発明と
同様な作用効果を達成することができる。
【0009】請求項2および請求項4に記載の発明によ
れば、発熱体冷却部にて第2発熱体を冷却して加熱され
た空気が上昇して空気冷却部に流入し、この空気冷却部
にて冷却された空気が下降して再度発熱体冷却部に流入
することにより、自然対流により第2発熱体が空冷され
る。それによって、請求項1に記載の発明と同様な作用
効果を達成することができる。
れば、発熱体冷却部にて第2発熱体を冷却して加熱され
た空気が上昇して空気冷却部に流入し、この空気冷却部
にて冷却された空気が下降して再度発熱体冷却部に流入
することにより、自然対流により第2発熱体が空冷され
る。それによって、請求項1に記載の発明と同様な作用
効果を達成することができる。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、発熱量の
大きい第1電気部品は、冷却部材に接触させて直接的に
冷却される。また、第1電気部品よりも発熱量の小さい
第2電気部品は、冷却部材と熱交換を行って冷却された
空気で間接的に冷却される。それによって、請求項1に
記載の発明と同様な作用効果を達成することができる。
大きい第1電気部品は、冷却部材に接触させて直接的に
冷却される。また、第1電気部品よりも発熱量の小さい
第2電気部品は、冷却部材と熱交換を行って冷却された
空気で間接的に冷却される。それによって、請求項1に
記載の発明と同様な作用効果を達成することができる。
【0011】請求項6に記載の発明によれば、発熱量の
大きい第1燃焼器は、冷却部材に接触させて直接的に冷
却される。また、第1燃焼器よりも発熱量の小さい第2
燃焼器は、冷却部材と熱交換を行って冷却された空気で
間接的に冷却される。それによって、請求項1に記載の
発明と同様な作用効果を達成することができる。
大きい第1燃焼器は、冷却部材に接触させて直接的に冷
却される。また、第1燃焼器よりも発熱量の小さい第2
燃焼器は、冷却部材と熱交換を行って冷却された空気で
間接的に冷却される。それによって、請求項1に記載の
発明と同様な作用効果を達成することができる。
【0012】
〔第1実施形態の構成〕図1ないし図6は本発明の第1
実施形態を示したもので、図1および図2は走行用イン
バータ装置の全体構造を示した図で、図3は冷凍サイク
ルを示した図である。
実施形態を示したもので、図1および図2は走行用イン
バータ装置の全体構造を示した図で、図3は冷凍サイク
ルを示した図である。
【0013】本実施形態の電気部品冷却装置1は、本発
明の発熱体冷却装置に相当するもので、電気自動車また
はハイブリッド自動車の走行用モータ(図示せず)を可
変電圧制御または可変周波数制御する走行用インバータ
装置2を構成する各電気機器を冷却する車両用電子(電
気)機器冷却装置である。ここで、走行用インバータ装
置2は、複数個のパワーモジュール3、複数個の電界コ
ンデンサ5および複数個の制御回路6を内蔵している。
明の発熱体冷却装置に相当するもので、電気自動車また
はハイブリッド自動車の走行用モータ(図示せず)を可
変電圧制御または可変周波数制御する走行用インバータ
装置2を構成する各電気機器を冷却する車両用電子(電
気)機器冷却装置である。ここで、走行用インバータ装
置2は、複数個のパワーモジュール3、複数個の電界コ
ンデンサ5および複数個の制御回路6を内蔵している。
【0014】パワーモジュール3は、走行用インバータ
装置2のハウジング10の図示下方において前後方向に
複数個(本例では3個)列設されている。そして、パワ
ーモジュール3は、図示下方側が開口した箱体形状のケ
ース11、このケース11の開口側を塞ぐように設けら
れたモジュール冷却プレート12、このモジュール冷却
プレート12の裏面(図示上面)上に配されたパワート
ランジスタ4、およびケース11を後記する冷却プレー
ト8上に締付け固定するための固定ねじ13等から構成
されている。なお、パワートランジスタ4は、本発明の
第1発熱体に相当するもので、電界コンデンサ5よりも
発熱量の大きい第1電気部品である。
装置2のハウジング10の図示下方において前後方向に
複数個(本例では3個)列設されている。そして、パワ
ーモジュール3は、図示下方側が開口した箱体形状のケ
ース11、このケース11の開口側を塞ぐように設けら
れたモジュール冷却プレート12、このモジュール冷却
プレート12の裏面(図示上面)上に配されたパワート
ランジスタ4、およびケース11を後記する冷却プレー
ト8上に締付け固定するための固定ねじ13等から構成
されている。なお、パワートランジスタ4は、本発明の
第1発熱体に相当するもので、電界コンデンサ5よりも
発熱量の大きい第1電気部品である。
【0015】電界コンデンサ5は、略円柱形状に形成さ
れ、走行用インバータ装置2のハウジング10の図示左
側において前後方向に複数個(本例では3個)列設され
ている。なお、電界コンデンサ5は、本発明の第2発熱
体に相当するもので、パワートランジスタ4よりも発熱
量の小さい第2電気部品である。
れ、走行用インバータ装置2のハウジング10の図示左
側において前後方向に複数個(本例では3個)列設され
ている。なお、電界コンデンサ5は、本発明の第2発熱
体に相当するもので、パワートランジスタ4よりも発熱
量の小さい第2電気部品である。
【0016】制御回路6は、ハウジング10の図示上方
に2段に重ねられており、略長方形状の基板14上に半
導体チップ15、16、抵抗17およびコンデンサ1
8、19等から構成されている。なお、ハウジング10
は、内部を冷凍サイクル7の冷媒が還流する冷却プレー
ト8上に固定され、冷却プレート8との間に形成される
内部空間を第1冷却ゾーン21と第2冷却ゾーン22と
に仕切る区画板23を有している。また、ハウジング1
0の図示上端部には、走行用インバータ装置2に電気信
号を入力するための複数個の入力端子24、および走行
用インバータ装置2から例えば走行用モータに電気信号
を出力するための複数個の出力端子25が設けられてい
る。
に2段に重ねられており、略長方形状の基板14上に半
導体チップ15、16、抵抗17およびコンデンサ1
8、19等から構成されている。なお、ハウジング10
は、内部を冷凍サイクル7の冷媒が還流する冷却プレー
ト8上に固定され、冷却プレート8との間に形成される
内部空間を第1冷却ゾーン21と第2冷却ゾーン22と
に仕切る区画板23を有している。また、ハウジング1
0の図示上端部には、走行用インバータ装置2に電気信
号を入力するための複数個の入力端子24、および走行
用インバータ装置2から例えば走行用モータに電気信号
を出力するための複数個の出力端子25が設けられてい
る。
【0017】冷凍サイクル7は、図示しない駆動モータ
の駆動力によって冷媒を圧縮する冷媒圧縮機(コンプレ
ッサ)31、この冷媒圧縮機31で圧縮された冷媒を凝
縮液化させる冷媒凝縮器(コンデンサ)32、この冷媒
凝縮器32で凝縮液化された液冷媒を低圧まで減圧膨張
させる減圧手段としての膨張弁(エキスパンションバル
ブ)33、冷媒が通過すると自身の表面が冷却される冷
却プレート8、液冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器(エ
バポレータ)34、この冷媒蒸発器34で蒸発気化した
冷媒を気液分離してガス冷媒のみを冷媒圧縮機31に流
すと共に液冷媒を溜めるアキュームレータ35、および
これらを環状に連結する冷媒配管等から構成されてい
る。なお、冷却プレート8は、膨張弁33と冷媒蒸発器
34とを結ぶ低圧配管の途中に連結されている。
の駆動力によって冷媒を圧縮する冷媒圧縮機(コンプレ
ッサ)31、この冷媒圧縮機31で圧縮された冷媒を凝
縮液化させる冷媒凝縮器(コンデンサ)32、この冷媒
凝縮器32で凝縮液化された液冷媒を低圧まで減圧膨張
させる減圧手段としての膨張弁(エキスパンションバル
ブ)33、冷媒が通過すると自身の表面が冷却される冷
却プレート8、液冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器(エ
バポレータ)34、この冷媒蒸発器34で蒸発気化した
冷媒を気液分離してガス冷媒のみを冷媒圧縮機31に流
すと共に液冷媒を溜めるアキュームレータ35、および
これらを環状に連結する冷媒配管等から構成されてい
る。なお、冷却プレート8は、膨張弁33と冷媒蒸発器
34とを結ぶ低圧配管の途中に連結されている。
【0018】ここで、冷媒圧縮機31は、図示しない駆
動モータにより回転駆動される電動式の冷媒圧縮機であ
って、圧縮機制御装置(図示せず)の出力信号に基づい
て、冷媒圧縮機31の回転速度を制御する回転速度制御
手段としてのエアコン用インバータ装置(図示せず)を
備えている。そして、冷媒圧縮機31は、エアコン用イ
ンバータ装置によって電力が連続的または段階的に可変
制御される。したがって、冷媒圧縮機31は、印加電力
の変化による駆動モータの回転速度の変化によって吐出
容量が変化することにより、冷凍サイクル7を循環する
冷媒の循環流量を調節して冷媒蒸発器34の冷却能力お
よび冷却プレート8の冷却能力(冷媒温度)を制御でき
る。
動モータにより回転駆動される電動式の冷媒圧縮機であ
って、圧縮機制御装置(図示せず)の出力信号に基づい
て、冷媒圧縮機31の回転速度を制御する回転速度制御
手段としてのエアコン用インバータ装置(図示せず)を
備えている。そして、冷媒圧縮機31は、エアコン用イ
ンバータ装置によって電力が連続的または段階的に可変
制御される。したがって、冷媒圧縮機31は、印加電力
の変化による駆動モータの回転速度の変化によって吐出
容量が変化することにより、冷凍サイクル7を循環する
冷媒の循環流量を調節して冷媒蒸発器34の冷却能力お
よび冷却プレート8の冷却能力(冷媒温度)を制御でき
る。
【0019】冷却プレート8は、本発明の冷却部材に相
当するもので、図4に示したように、L字状に延びる略
平板形状のプレートで、内部に冷媒が還流する内部通路
36が複数形成されている。その内部通路36の入口配
管37は膨張弁33の低圧側に接続され、出口配管38
は冷媒蒸発器34の入口側に接続されている。そして、
冷却プレート8は、内部通路36内を流れる低温の液冷
媒が蒸発する際に、パワーモジュール3と電界コンデン
サ5から熱を奪ってパワーモジュール3と電界コンデン
サ5を冷却する。
当するもので、図4に示したように、L字状に延びる略
平板形状のプレートで、内部に冷媒が還流する内部通路
36が複数形成されている。その内部通路36の入口配
管37は膨張弁33の低圧側に接続され、出口配管38
は冷媒蒸発器34の入口側に接続されている。そして、
冷却プレート8は、内部通路36内を流れる低温の液冷
媒が蒸発する際に、パワーモジュール3と電界コンデン
サ5から熱を奪ってパワーモジュール3と電界コンデン
サ5を冷却する。
【0020】ここで、本実施形態の電気部品冷却装置1
は、第1発熱体冷却手段としての第1電気部品冷却手段
と、第2発熱体冷却手段としての第2電気部品冷却手段
とを備えている。第1電気部品冷却手段は、上記の冷凍
サイクル7および冷却プレート8を有し、走行用インバ
ータ装置2の第1冷却ゾーン21に設けられている。本
実施形態の第1電気部品冷却手段は、電界コンデンサ5
よりも発熱量の大きいパワーモジュール3を冷却プレー
ト8の冷却面(表面)に直接接触するように固定ねじ1
3を用いて固定することにより、パワーモジュール3内
のパワートランジスタ4を冷却するものである。
は、第1発熱体冷却手段としての第1電気部品冷却手段
と、第2発熱体冷却手段としての第2電気部品冷却手段
とを備えている。第1電気部品冷却手段は、上記の冷凍
サイクル7および冷却プレート8を有し、走行用インバ
ータ装置2の第1冷却ゾーン21に設けられている。本
実施形態の第1電気部品冷却手段は、電界コンデンサ5
よりも発熱量の大きいパワーモジュール3を冷却プレー
ト8の冷却面(表面)に直接接触するように固定ねじ1
3を用いて固定することにより、パワーモジュール3内
のパワートランジスタ4を冷却するものである。
【0021】なお、パワーモジュール3は、図1および
図2に示したように、パワートランジスタ4の熱をモジ
ュール冷却プレート12に伝え放熱する構造となってお
り、モジュール冷却プレート12を熱伝導性能に優れた
伝熱グリス等の高熱伝導部材(図示せず)を介して冷却
プレート8の冷却面(表面)に直接接触するように固定
されている。
図2に示したように、パワートランジスタ4の熱をモジ
ュール冷却プレート12に伝え放熱する構造となってお
り、モジュール冷却プレート12を熱伝導性能に優れた
伝熱グリス等の高熱伝導部材(図示せず)を介して冷却
プレート8の冷却面(表面)に直接接触するように固定
されている。
【0022】次に、第2電気部品冷却手段は、上記の冷
凍サイクル7および冷却プレート8を有し、走行用イン
バータ装置2の第2冷却ゾーン22に設けられている。
本実施形態の第2電気部品冷却手段は、パワートランジ
スタ4よりも発熱量の小さい電界コンデンサ5を冷却プ
レート8を用いて間接的に冷却するものである。
凍サイクル7および冷却プレート8を有し、走行用イン
バータ装置2の第2冷却ゾーン22に設けられている。
本実施形態の第2電気部品冷却手段は、パワートランジ
スタ4よりも発熱量の小さい電界コンデンサ5を冷却プ
レート8を用いて間接的に冷却するものである。
【0023】なお、電界コンデンサ5は、区画板23の
図示左側面より第2冷却ゾーン22内に突出するように
配された樹脂ケース40に内蔵されている。この樹脂ケ
ース40の図示下端面には長方形状の空気通路41が複
数形成されており、また図示上端面には長方形状の空気
通路42が複数形成されている。そして、樹脂ケース4
0は、複数個の電界コンデンサ5を絶縁部材43を介し
て固定している。この絶縁部材43を使用する理由は、
電界コンデンサ5は表面に電位を持つため、高電圧を使
用する走行用インバータ装置2では漏電が生じないよう
にするためである。特に樹脂ケース40に代えて、導電
性部材よりなるケースを用いた場合に有利である。
図示左側面より第2冷却ゾーン22内に突出するように
配された樹脂ケース40に内蔵されている。この樹脂ケ
ース40の図示下端面には長方形状の空気通路41が複
数形成されており、また図示上端面には長方形状の空気
通路42が複数形成されている。そして、樹脂ケース4
0は、複数個の電界コンデンサ5を絶縁部材43を介し
て固定している。この絶縁部材43を使用する理由は、
電界コンデンサ5は表面に電位を持つため、高電圧を使
用する走行用インバータ装置2では漏電が生じないよう
にするためである。特に樹脂ケース40に代えて、導電
性部材よりなるケースを用いた場合に有利である。
【0024】そして、樹脂ケース40内には、電界コン
デンサ5を冷却するための電界コンデンサ室44が形成
されている。この電界コンデンサ室44は、冷却空気通
路45〜47と共に、冷却空気を循環させる空気循環通
路を形成する。そして、冷却空気通路45、46の間に
は、空気循環通路内において冷却空気の循環流を発生さ
せる送風機としての冷却空気用ファン9が配されてい
る。なお、樹脂ケース40は、発熱体冷却部としての電
界コンデンサ室44と、空気冷却部としての冷却空気通
路46、47とを仕切る仕切り部材を構成する。
デンサ5を冷却するための電界コンデンサ室44が形成
されている。この電界コンデンサ室44は、冷却空気通
路45〜47と共に、冷却空気を循環させる空気循環通
路を形成する。そして、冷却空気通路45、46の間に
は、空気循環通路内において冷却空気の循環流を発生さ
せる送風機としての冷却空気用ファン9が配されてい
る。なお、樹脂ケース40は、発熱体冷却部としての電
界コンデンサ室44と、空気冷却部としての冷却空気通
路46、47とを仕切る仕切り部材を構成する。
【0025】そして、冷却空気通路46、47には、冷
却プレート8による冷却効率を向上させるための平板形
状の冷却フィン(伝熱促進体)48、49が多数列設さ
れている。冷却フィン48、49は、図5に示したよう
に、冷却プレート8の冷却面と一体的に設けられている
か、あるいは、図6に示したように、冷却プレート8の
冷却面にろう付けして構成されている。
却プレート8による冷却効率を向上させるための平板形
状の冷却フィン(伝熱促進体)48、49が多数列設さ
れている。冷却フィン48、49は、図5に示したよう
に、冷却プレート8の冷却面と一体的に設けられている
か、あるいは、図6に示したように、冷却プレート8の
冷却面にろう付けして構成されている。
【0026】〔第1実施形態の作用〕次に、本実施形態
の電気部品冷却装置1の作用を図1ないし図6に基づい
て簡単に説明する。
の電気部品冷却装置1の作用を図1ないし図6に基づい
て簡単に説明する。
【0027】本実施形態では、発熱量が最大3kW程度
のパワートランジスタ4を冷却プレート8に直接接触さ
せる構造とすることにより、パワートランジスタ4の可
能な限りパワートランジスタ4と冷却する冷媒との間の
熱伝達を良くして、効率良く冷却している。このため、
冷却プレート8の内部通路36内に流れる冷媒温度が2
0℃程度とすれば、モジュール冷却プレート12の温度
が50℃程度となり、パワートランジスタ4を充分冷却
できると共に、パワーモジュール3に結露が発生するこ
とはない。
のパワートランジスタ4を冷却プレート8に直接接触さ
せる構造とすることにより、パワートランジスタ4の可
能な限りパワートランジスタ4と冷却する冷媒との間の
熱伝達を良くして、効率良く冷却している。このため、
冷却プレート8の内部通路36内に流れる冷媒温度が2
0℃程度とすれば、モジュール冷却プレート12の温度
が50℃程度となり、パワートランジスタ4を充分冷却
できると共に、パワーモジュール3に結露が発生するこ
とはない。
【0028】一方、冷却空気用ファン9により送り出さ
れた冷却空気は、冷却空気通路46、47を通る際に冷
却フィン48、49で冷却、除湿され、その後に樹脂ケ
ース40の空気通路41から電界コンデンサ室44に入
り、電界コンデンサ5を全表面より空冷する。電界コン
デンサ5を冷却することにより加熱された空気は、再び
樹脂ケース40の空気通路42から冷却空気通路45に
出て、冷却空気用ファン9に戻される。
れた冷却空気は、冷却空気通路46、47を通る際に冷
却フィン48、49で冷却、除湿され、その後に樹脂ケ
ース40の空気通路41から電界コンデンサ室44に入
り、電界コンデンサ5を全表面より空冷する。電界コン
デンサ5を冷却することにより加熱された空気は、再び
樹脂ケース40の空気通路42から冷却空気通路45に
出て、冷却空気用ファン9に戻される。
【0029】したがって、電界コンデンサ5には、一度
除湿された空気が当り、電界コンデンサ5を冷却すると
同時に空気は加熱されるため、冷却プレート8の冷媒温
度が20℃の時に、冷却プレート8に冷やされて冷却空
気が25℃となったとしても、電界コンデンサ5で結露
が発生することはない。
除湿された空気が当り、電界コンデンサ5を冷却すると
同時に空気は加熱されるため、冷却プレート8の冷媒温
度が20℃の時に、冷却プレート8に冷やされて冷却空
気が25℃となったとしても、電界コンデンサ5で結露
が発生することはない。
【0030】ここで、冷却フィン48、49の構造を変
えることにより、冷却フィン48、49の伝熱効率が変
わる。このため、冷却フィン48、49の伝熱効率(放
熱性能)を悪くすることにより、冷却プレート8の冷媒
温度が20℃でも冷却空気温度は40℃程度とすること
もできる。このため、電界コンデンサ5での結露の発生
を完全に抑えることができる。さらに、電界コンデンサ
室44内で電界コンデンサ5の全表面から冷却空気によ
り冷却することができるため、電界コンデンサ5全体を
均一に冷却できる。また、以上のように、電界コンデン
サ5を空冷しているため、表面に電位を持つ電界コンデ
ンサ5でも問題なく冷却できる。
えることにより、冷却フィン48、49の伝熱効率が変
わる。このため、冷却フィン48、49の伝熱効率(放
熱性能)を悪くすることにより、冷却プレート8の冷媒
温度が20℃でも冷却空気温度は40℃程度とすること
もできる。このため、電界コンデンサ5での結露の発生
を完全に抑えることができる。さらに、電界コンデンサ
室44内で電界コンデンサ5の全表面から冷却空気によ
り冷却することができるため、電界コンデンサ5全体を
均一に冷却できる。また、以上のように、電界コンデン
サ5を空冷しているため、表面に電位を持つ電界コンデ
ンサ5でも問題なく冷却できる。
【0031】〔第1実施形態の効果〕以上のように、本
実施形態の電気部品冷却装置1は、冷凍サイクル7の運
転にて冷やされる冷却プレート8を用いてパワートラン
ジスタ4を直接冷却させる構造とし、パワートランジス
タ4よりも発熱量の小さい電界コンデンサ5を空冷ささ
せる構造としている。
実施形態の電気部品冷却装置1は、冷凍サイクル7の運
転にて冷やされる冷却プレート8を用いてパワートラン
ジスタ4を直接冷却させる構造とし、パワートランジス
タ4よりも発熱量の小さい電界コンデンサ5を空冷ささ
せる構造としている。
【0032】それによって、発熱量の異なるパワーモジ
ュール3のパワートランジスタ4と電界コンデンサ5を
同じ1つの冷却プレート8で冷却しても、電界コンデン
サ5の冷却過多による結露の発生を防止することができ
る。また、電界コンデンサ5の冷却過多による結露の発
生を防止しても、パワートランジスタ4を冷却プレート
8に直接接触させる構造としているので、パワートラン
ジスタ4も充分に冷却することができる。
ュール3のパワートランジスタ4と電界コンデンサ5を
同じ1つの冷却プレート8で冷却しても、電界コンデン
サ5の冷却過多による結露の発生を防止することができ
る。また、電界コンデンサ5の冷却過多による結露の発
生を防止しても、パワートランジスタ4を冷却プレート
8に直接接触させる構造としているので、パワートラン
ジスタ4も充分に冷却することができる。
【0033】なお、パワートランジスタ4を充分に冷却
することによって、冷却プレート8の温度が低下して冷
却プレート8が結露した場合でも、パワートランジスタ
4はケース11内に収められており、電界コンデンサ5
は冷却プレート8に直接接触していないので、凝縮水が
パワートランジスタ4および電界コンデンサ5に直接触
れることはない。また、除湿された冷却空気で電界コン
デンサ5は冷却され、冷却空気は電界コンデンサ5で加
熱されるため、電界コンデンサ5の表面に結露が発生す
ることもない。
することによって、冷却プレート8の温度が低下して冷
却プレート8が結露した場合でも、パワートランジスタ
4はケース11内に収められており、電界コンデンサ5
は冷却プレート8に直接接触していないので、凝縮水が
パワートランジスタ4および電界コンデンサ5に直接触
れることはない。また、除湿された冷却空気で電界コン
デンサ5は冷却され、冷却空気は電界コンデンサ5で加
熱されるため、電界コンデンサ5の表面に結露が発生す
ることもない。
【0034】〔第2実施形態〕図7は本発明の第2実施
形態を示したもので、図7は走行用インバータ装置の全
体構造を示した図である。
形態を示したもので、図7は走行用インバータ装置の全
体構造を示した図である。
【0035】本実施形態の電気部品冷却装置1の第2電
気部品冷却手段は、第1実施形態に対し冷却空気用ファ
ン9を廃止している。このため、電界コンデンサ5を冷
却した冷却空気は、電界コンデンサ5で加熱され上昇し
て、樹脂ケース40の空気通路42を通って冷却空気通
路45に流出する。そして、冷却空気通路45内に流出
した冷却空気は、冷却空気通路46に流れて冷却フィン
48により空気が冷却され下降する。
気部品冷却手段は、第1実施形態に対し冷却空気用ファ
ン9を廃止している。このため、電界コンデンサ5を冷
却した冷却空気は、電界コンデンサ5で加熱され上昇し
て、樹脂ケース40の空気通路42を通って冷却空気通
路45に流出する。そして、冷却空気通路45内に流出
した冷却空気は、冷却空気通路46に流れて冷却フィン
48により空気が冷却され下降する。
【0036】さらに、冷却空気通路47内に流入した冷
却空気は、冷却フィン49により更に冷却されて、電界
コンデンサ5で加熱され上昇する冷却空気に引かれるこ
とにより、樹脂ケース40の空気通路41を通って電界
コンデンサ室44内に流入する。このような作用を繰り
返すことにより、電界コンデンサ5を冷却する冷却空気
が自然対流で空気循環通路内を循環することになるの
で、パワートランジスタ4に対して発熱量があまり大き
くない電界コンデンサ5の冷却に充分な空気循環量を確
保できる。
却空気は、冷却フィン49により更に冷却されて、電界
コンデンサ5で加熱され上昇する冷却空気に引かれるこ
とにより、樹脂ケース40の空気通路41を通って電界
コンデンサ室44内に流入する。このような作用を繰り
返すことにより、電界コンデンサ5を冷却する冷却空気
が自然対流で空気循環通路内を循環することになるの
で、パワートランジスタ4に対して発熱量があまり大き
くない電界コンデンサ5の冷却に充分な空気循環量を確
保できる。
【0037】〔第3実施形態〕図8は本発明の第3実施
形態を示したもので、図8は冷凍サイクルを示した図で
ある。
形態を示したもので、図8は冷凍サイクルを示した図で
ある。
【0038】本実施形態の電気部品冷却装置1は、走行
用インバータ装置2の発熱機器を、ガスインジェクショ
ン式の冷凍サイクル7の中間圧の冷媒で冷却するように
している。ここで、ガスインジェクション式の冷凍サイ
クル7は、ガスインジェクションポートを持つ冷媒圧縮
機51、高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させる冷媒凝縮
器52、高圧の液冷媒を中間圧まで減圧膨張させる第1
膨張弁53、中間圧の液冷媒でパワーモジュール3およ
び電界コンデンサ5を冷却する冷却プレート8、電気部
品の冷却により発生したガスと液とを気液分離する気液
分離器54、この気液分離器54で分離された液冷媒だ
けを低圧まで減圧膨張させる第2膨張弁55、低圧の液
冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器56等からなる。そし
て、気液分離器54と冷媒圧縮機51とは、気液分離器
54で分離されたガス冷媒をインジェクションポートへ
導くためのインジェクション配管57で接続されてい
る。
用インバータ装置2の発熱機器を、ガスインジェクショ
ン式の冷凍サイクル7の中間圧の冷媒で冷却するように
している。ここで、ガスインジェクション式の冷凍サイ
クル7は、ガスインジェクションポートを持つ冷媒圧縮
機51、高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させる冷媒凝縮
器52、高圧の液冷媒を中間圧まで減圧膨張させる第1
膨張弁53、中間圧の液冷媒でパワーモジュール3およ
び電界コンデンサ5を冷却する冷却プレート8、電気部
品の冷却により発生したガスと液とを気液分離する気液
分離器54、この気液分離器54で分離された液冷媒だ
けを低圧まで減圧膨張させる第2膨張弁55、低圧の液
冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器56等からなる。そし
て、気液分離器54と冷媒圧縮機51とは、気液分離器
54で分離されたガス冷媒をインジェクションポートへ
導くためのインジェクション配管57で接続されてい
る。
【0039】したがって、ガスインジェクション式の冷
凍サイクル7の中間圧の冷媒で電気部品を冷却する部品
冷却温度(例えば20℃)と冷媒蒸発器56で空調ダク
ト(図示せず)内を流れる空調空気を冷却する空気冷却
温度(例えば3℃)とを変えることができるので、冷却
プレート8を還流する冷媒の循環量を調節することによ
り必要に応じた部品冷却温度(例えば20℃〜30℃)
を設定できる。
凍サイクル7の中間圧の冷媒で電気部品を冷却する部品
冷却温度(例えば20℃)と冷媒蒸発器56で空調ダク
ト(図示せず)内を流れる空調空気を冷却する空気冷却
温度(例えば3℃)とを変えることができるので、冷却
プレート8を還流する冷媒の循環量を調節することによ
り必要に応じた部品冷却温度(例えば20℃〜30℃)
を設定できる。
【0040】また、電気部品の冷却を行う際に発生した
ガス冷媒は、中間圧から圧縮するだけで良いため、電動
式の冷媒圧縮機51の消費電力も少なくできる。これに
より、走行用インバータ装置2およびエアコン用インバ
ータに電力を供給する車載電源の消耗を抑えることがで
きる。このため、電気自動車またはハイブリッド自動車
の走行距離が延ばすことができる。なお、同一冷却プレ
ート8で発熱量の異なるパワーモジュール3および電界
コンデンサ5が冷却できるのは低圧での冷却の時と同様
であるため、説明を省略する。
ガス冷媒は、中間圧から圧縮するだけで良いため、電動
式の冷媒圧縮機51の消費電力も少なくできる。これに
より、走行用インバータ装置2およびエアコン用インバ
ータに電力を供給する車載電源の消耗を抑えることがで
きる。このため、電気自動車またはハイブリッド自動車
の走行距離が延ばすことができる。なお、同一冷却プレ
ート8で発熱量の異なるパワーモジュール3および電界
コンデンサ5が冷却できるのは低圧での冷却の時と同様
であるため、説明を省略する。
【0041】〔他の実施形態〕本実施形態では、比較的
に発熱量の大きい第1発熱体として走行用インバータ装
置2のパワートランジスタ4を使用したが、第1発熱体
としてIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ)、サイリスタ等の半導体スイッチ素子やパワーダイ
オード等の半導体素子などの第1電気部品を使用しても
良い。また、第1発熱体として内燃機関やバーナ等の第
1燃焼器、化学反応によって発熱する第1化学材料など
を用いても良い。
に発熱量の大きい第1発熱体として走行用インバータ装
置2のパワートランジスタ4を使用したが、第1発熱体
としてIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ)、サイリスタ等の半導体スイッチ素子やパワーダイ
オード等の半導体素子などの第1電気部品を使用しても
良い。また、第1発熱体として内燃機関やバーナ等の第
1燃焼器、化学反応によって発熱する第1化学材料など
を用いても良い。
【0042】本実施形態では、比較的に発熱量の小さい
第2発熱体として走行用インバータ装置2の電界コンデ
ンサ5を使用したが、第2発熱体として平滑コンデンサ
や集積回路等の第2電気部品を使用しても良い。また、
第2発熱体として第1発熱体よりも発熱量の小さい内燃
機関やバーナ等の第2燃焼器、化学反応によって発熱す
る第2化学材料などを用いても良い。
第2発熱体として走行用インバータ装置2の電界コンデ
ンサ5を使用したが、第2発熱体として平滑コンデンサ
や集積回路等の第2電気部品を使用しても良い。また、
第2発熱体として第1発熱体よりも発熱量の小さい内燃
機関やバーナ等の第2燃焼器、化学反応によって発熱す
る第2化学材料などを用いても良い。
【0043】なお、発熱体冷却装置では、第1電気部品
と第2燃焼器とを冷却しても良く、第1燃焼器と第2電
気部品とを冷却しても良い。また、発熱体冷却装置で
は、第1電気部品と第2化学材料とを冷却しても良く、
第1化学材料と第2電気部品とを冷却しても良い。さら
に、発熱体冷却装置では、第1燃焼器と第2化学材料と
を冷却しても良く、第1化学材料と第2燃焼器とを冷却
しても良い。そして、発熱体冷却装置を、車両に搭載さ
れる発熱体の冷却だけでなく、工場や作業現場等の定置
にて載置された発熱体の冷却に利用しても良い。
と第2燃焼器とを冷却しても良く、第1燃焼器と第2電
気部品とを冷却しても良い。また、発熱体冷却装置で
は、第1電気部品と第2化学材料とを冷却しても良く、
第1化学材料と第2電気部品とを冷却しても良い。さら
に、発熱体冷却装置では、第1燃焼器と第2化学材料と
を冷却しても良く、第1化学材料と第2燃焼器とを冷却
しても良い。そして、発熱体冷却装置を、車両に搭載さ
れる発熱体の冷却だけでなく、工場や作業現場等の定置
にて載置された発熱体の冷却に利用しても良い。
【図1】走行用インバータ装置の全体構造を示した模式
図である(第1実施形態)。
図である(第1実施形態)。
【図2】走行用インバータ装置の全体構造を示した模式
図である(第1実施形態)。
図である(第1実施形態)。
【図3】冷凍サイクルを示した構成図である(第1実施
形態)。
形態)。
【図4】冷却プレートの主要構造を示した斜視図である
(第1実施形態)。
(第1実施形態)。
【図5】冷却プレートと冷却フィンとを示した正面図で
ある(第1実施形態)。
ある(第1実施形態)。
【図6】冷却プレートと冷却フィンとを示した正面図で
ある(第1実施形態)。
ある(第1実施形態)。
【図7】走行用インバータ装置の全体構造を示した模式
図である(第2実施形態)。
図である(第2実施形態)。
【図8】冷凍サイクルを示した構成図である(第3実施
形態)。
形態)。
1 電気部品冷却装置(発熱体冷却装置) 2 走行用インバータ装置 3 パワーモジュール 4 パワートランジスタ(第1発熱体、第1電気部品) 5 電界コンデンサ(第2発熱体、第2電気部品) 7 冷凍サイクル 8 冷却プレート(冷却部材) 9 冷却空気用ファン(送風機) 12 モジュール冷却プレート 21 第1冷却ゾーン 22 第2冷却ゾーン 23 区画板 31 冷媒圧縮機 32 冷媒凝縮器 33 膨張弁(減圧手段) 34 冷媒蒸発器 36 内部通路 40 樹脂ケース 41 空気通路 42 空気通路 43 絶縁部材 44 電界コンデンサ室(発熱体冷却部、空気循環通
路) 45 冷却空気通路(空気循環通路) 46 冷却空気通路(空気冷却部、空気循環通路) 47 冷却空気通路(空気冷却部、空気循環通路) 48 冷却フィン 49 冷却フィン
路) 45 冷却空気通路(空気循環通路) 46 冷却空気通路(空気冷却部、空気循環通路) 47 冷却空気通路(空気冷却部、空気循環通路) 48 冷却フィン 49 冷却フィン
Claims (6)
- 【請求項1】冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、減圧手段および
冷媒蒸発器を環状に連結した冷凍サイクルと、この冷凍
サイクルを還流する冷媒を内部通路に流すことにより、
発熱量が異なる複数個の発熱体を冷却する冷却部材とを
備えた発熱体冷却装置であって、 前記発熱体冷却装置は、前記複数個の発熱体の中で発熱
量の大きい第1発熱体を、前記冷却部材に接触させて直
接的に冷却を行う第1発熱体冷却手段と、 前記複数個の発熱体の中で前記第1発熱体よりも発熱量
の小さい第2発熱体を、前記冷却部材と熱交換を行って
冷却された空気で間接的に冷却を行う第2発熱体冷却手
段とを備えたことを特徴とする発熱体冷却装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の発熱体冷却装置におい
て、 前記第2発熱体冷却手段は、空気を前記冷却部材と熱交
換させて冷却する空気冷却部、この空気冷却部にて冷却
された空気で前記第2発熱体を冷却する発熱体冷却部、
および前記空気冷却部と前記発熱体冷却部との間で空気
を循環させる空気循環通路を有することを特徴とする発
熱体冷却装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の発熱体冷却装置におい
て、前記第2発熱体冷却手段は、前記空気循環通路内に
おいて空気の循環流を発生 させる送風機を有することを特徴とする発熱体冷却装
置。 - 【請求項4】請求項2に記載の発熱体冷却装置におい
て、 前記第2発熱体冷却手段は、前記発熱体冷却部にて前記
第2発熱体を冷却することにより加熱された空気が上昇
して前記空気冷却部に流入し、この空気冷却部にて冷却
された空気が下降して再度前記発熱体冷却部に流入する
ように構成されたことを特徴とする発熱体冷却装置。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1つに
記載の発熱体冷却装置において、 前記第1発熱体は、半導体スイッチング素子やダイオー
ド等の第1電気部品であり、 前記第2発熱体は、前記第1電気部品よりも発熱量の小
さいコンデンサや集積回路等の第2電気部品であること
を特徴とする発熱体冷却装置。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項4のいずれか1つに
記載の発熱体冷却装置において、 前記第1発熱体は、燃料を燃焼させる内燃機関やバーナ
等の第1燃焼器であり、 前記第2発熱体は、前記第1燃焼器よりも発熱量の小さ
い内燃機関やバーナ等の第2燃焼器であることを特徴と
する発熱体冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18221697A JPH1123075A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 発熱体冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18221697A JPH1123075A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 発熱体冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123075A true JPH1123075A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16114386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18221697A Pending JPH1123075A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 発熱体冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1123075A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1134640A (ja) * | 1997-07-24 | 1999-02-09 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
WO2004055450A3 (de) * | 2002-12-16 | 2004-11-11 | Behr Gmbh & Co Kg | Kältemittelkreislauf und kälteanlage |
WO2005100881A1 (en) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | York International Corporation | Electronic component cooling system for an air-cooled chiller |
JP2007159193A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 特殊車両用インバータ装置 |
JP2011122779A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Carrier Corp | 冷凍サイクル装置 |
WO2011083756A1 (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-14 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP2011220654A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置 |
WO2012081056A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | パナソニック株式会社 | 冷却装置およびそれを備えた空気調和機 |
WO2012081055A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | パナソニック株式会社 | 冷却装置およびそれを備えた空気調和機 |
JP2012236577A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Denso Corp | 車両用冷凍サイクル装置 |
EP2645008A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-02 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Heat sink for a condensing unit and method of using same |
WO2013157219A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
US8849613B2 (en) | 2007-10-05 | 2014-09-30 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Vibration protection in a variable speed compressor |
US8950206B2 (en) | 2007-10-05 | 2015-02-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor assembly having electronics cooling system and method |
JP2016114328A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置、制御方法及びプログラム |
US9494354B2 (en) | 2007-10-08 | 2016-11-15 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for calculating parameters for a refrigeration system with a variable speed compressor |
US9494158B2 (en) | 2007-10-08 | 2016-11-15 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable speed compressor protection system and method |
US9541907B2 (en) | 2007-10-08 | 2017-01-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for calibrating parameters for a refrigeration system with a variable speed compressor |
WO2019058472A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び空気調和装置 |
US11206743B2 (en) | 2019-07-25 | 2021-12-21 | Emerson Climate Technolgies, Inc. | Electronics enclosure with heat-transfer element |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP18221697A patent/JPH1123075A/ja active Pending
Cited By (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1134640A (ja) * | 1997-07-24 | 1999-02-09 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
WO2004055450A3 (de) * | 2002-12-16 | 2004-11-11 | Behr Gmbh & Co Kg | Kältemittelkreislauf und kälteanlage |
WO2005100881A1 (en) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | York International Corporation | Electronic component cooling system for an air-cooled chiller |
US7003971B2 (en) | 2004-04-12 | 2006-02-28 | York International Corporation | Electronic component cooling system for an air-cooled chiller |
JP2007159193A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 特殊車両用インバータ装置 |
JP4690874B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-06-01 | 株式会社日立製作所 | 特殊車両用インバータ装置 |
US9021823B2 (en) | 2007-10-05 | 2015-05-05 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor assembly having electronics cooling system and method |
US8950206B2 (en) | 2007-10-05 | 2015-02-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor assembly having electronics cooling system and method |
US9683563B2 (en) | 2007-10-05 | 2017-06-20 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Vibration protection in a variable speed compressor |
US8849613B2 (en) | 2007-10-05 | 2014-09-30 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Vibration protection in a variable speed compressor |
US9494354B2 (en) | 2007-10-08 | 2016-11-15 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for calculating parameters for a refrigeration system with a variable speed compressor |
US9541907B2 (en) | 2007-10-08 | 2017-01-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for calibrating parameters for a refrigeration system with a variable speed compressor |
US10962009B2 (en) | 2007-10-08 | 2021-03-30 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable speed compressor protection system and method |
US10077774B2 (en) | 2007-10-08 | 2018-09-18 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable speed compressor protection system and method |
US9494158B2 (en) | 2007-10-08 | 2016-11-15 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable speed compressor protection system and method |
JP2011122779A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Carrier Corp | 冷凍サイクル装置 |
JPWO2011083756A1 (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
CN102713462A (zh) * | 2010-01-05 | 2012-10-03 | 大金工业株式会社 | 制冷装置 |
WO2011083756A1 (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-14 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP2011220654A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置 |
CN103282727A (zh) * | 2010-12-16 | 2013-09-04 | 松下电器产业株式会社 | 冷却装置和具有该冷却装置的空气调节机 |
CN103238031A (zh) * | 2010-12-16 | 2013-08-07 | 松下电器产业株式会社 | 冷却装置和具有该冷却装置的空气调节机 |
WO2012081055A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | パナソニック株式会社 | 冷却装置およびそれを備えた空気調和機 |
WO2012081056A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | パナソニック株式会社 | 冷却装置およびそれを備えた空気調和機 |
JP2012236577A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Denso Corp | 車両用冷凍サイクル装置 |
EP2645008A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-02 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Heat sink for a condensing unit and method of using same |
JP2013224785A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置 |
US9523529B2 (en) | 2012-04-20 | 2016-12-20 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration apparatus |
KR20150010745A (ko) * | 2012-04-20 | 2015-01-28 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 냉동 장치 |
CN104272031A (zh) * | 2012-04-20 | 2015-01-07 | 大金工业株式会社 | 制冷装置 |
WO2013157219A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP2016114328A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置、制御方法及びプログラム |
WO2019058472A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び空気調和装置 |
JPWO2019058472A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2020-04-09 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器ユニット及び空気調和装置 |
US11206743B2 (en) | 2019-07-25 | 2021-12-21 | Emerson Climate Technolgies, Inc. | Electronics enclosure with heat-transfer element |
US11706899B2 (en) | 2019-07-25 | 2023-07-18 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Electronics enclosure with heat-transfer element |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1123075A (ja) | 発熱体冷却装置 | |
US6769481B2 (en) | Outdoor heat exchanger unit, outdoor unit, and gas heat pump type air conditioner | |
JP5535742B2 (ja) | 熱媒体加熱装置およびそれを用いた車両用空調装置 | |
US6935129B2 (en) | Heat exchanger and combined cycle system using the same | |
US20120186290A1 (en) | Pumped loop driven vapor compression cooling system | |
CN103370583A (zh) | 冷却装置 | |
JP2003014317A (ja) | エアコンディショナ | |
US11110774B2 (en) | Vehicle air-conditioning device using semiconductor as cooling core | |
US20210008951A1 (en) | Vehicle-mounted temperature controller | |
KR20230068815A (ko) | 차량용 통합 열관리 시스템의 냉매모듈 | |
JP2006177214A (ja) | 電動圧縮機 | |
JP3855382B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP2000111216A (ja) | 空気調和機 | |
KR101240982B1 (ko) | 차량용 멀티 냉각 장치 | |
KR20100046342A (ko) | 열전 소자를 사용한 차량용 냉방 장치 | |
JP2003172552A (ja) | 冷却装置 | |
EP4220034A1 (en) | A refrigeration system or a heat pump and method of operating a refrigeration system or a heat pump | |
Ayers et al. | Fundamentals of a floating loop concept based on R134a refrigerant cooling of high heat flux electronics | |
CN220017535U (zh) | 空调 | |
CN111970903B (zh) | 一种用于雷达的多循环空调及其控制方法 | |
US20240270053A1 (en) | Thermal energy module for vehicle | |
CN118274491A (zh) | 一种集成预热式泵驱两相流系统 | |
CN115523691A (zh) | 变频空调器及其制冷系统 | |
KR100468966B1 (ko) | 집적 회로 냉각 장치 | |
JPH1038409A (ja) | 熱ポンプ型空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040602 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070605 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |