JPH11230512A - フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法 - Google Patents
フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法Info
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- JPH11230512A JPH11230512A JP10036238A JP3623898A JPH11230512A JP H11230512 A JPH11230512 A JP H11230512A JP 10036238 A JP10036238 A JP 10036238A JP 3623898 A JP3623898 A JP 3623898A JP H11230512 A JPH11230512 A JP H11230512A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】成形体の割れ、亀裂および変形を防止し、歩留
を改善して生産性を向上させたフランジ付きセラミック
ス製長尺管の製造方法を提供する。 【解決手段】低温域において、支持治具5の支持部8と
成形体2に形成された被支持部7とが離間し、成形体2
のフランジ1または一端部23aが基台4に当接して成
形体2を支持する状態にし、高温域において、成形体2
が収縮することにより、支持部8と被支持部7とが当接
して支持治具5が成形体2を支持し、フランジ1または
一端部23aと前記基台4間に間隙を形成する。
を改善して生産性を向上させたフランジ付きセラミック
ス製長尺管の製造方法を提供する。 【解決手段】低温域において、支持治具5の支持部8と
成形体2に形成された被支持部7とが離間し、成形体2
のフランジ1または一端部23aが基台4に当接して成
形体2を支持する状態にし、高温域において、成形体2
が収縮することにより、支持部8と被支持部7とが当接
して支持治具5が成形体2を支持し、フランジ1または
一端部23aと前記基台4間に間隙を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフランジ付きセラミ
ックス製長尺管の製造方法に係わり、特に支持治具によ
る成形体の支持を改良したフランジ付きセラミックス製
長尺管の製造方法に関する。
ックス製長尺管の製造方法に係わり、特に支持治具によ
る成形体の支持を改良したフランジ付きセラミックス製
長尺管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱炉内に配置されたラジアントチュー
ブの有底の保護管や無底のチューブには、耐熱性セラミ
ックス製で一端にフランジが設けられた円筒状の長尺管
が用いられている。
ブの有底の保護管や無底のチューブには、耐熱性セラミ
ックス製で一端にフランジが設けられた円筒状の長尺管
が用いられている。
【0003】このフランジを有する耐熱性セラミックス
製長尺管の製造方法としては、耐熱性セラミックス、例
えば炭化珪素と焼結助剤よりなる長尺円筒状の成形体3
1を前工程で製造し、次に、図6(a)に示すように、
フランジ30を有する成形体31の転倒防止等のため
に、無底円筒状の成形体31を加熱炉内の基台32上に
立てられたカーボン製で長尺円筒状の焼結用の支持治具
33に遊嵌させ、かつ成形体31のフランジ30を有し
ない他端34近傍に設けられた被支持部、例えば直径上
に穿設された透孔35を貫通して設けられた被支持棒3
6と、支持治具33の上端部38の直径上に設けられた
支持部、例えばスリット状の支持溝39とを係合させ、
成形体31が支持治具33によって支持される。
製長尺管の製造方法としては、耐熱性セラミックス、例
えば炭化珪素と焼結助剤よりなる長尺円筒状の成形体3
1を前工程で製造し、次に、図6(a)に示すように、
フランジ30を有する成形体31の転倒防止等のため
に、無底円筒状の成形体31を加熱炉内の基台32上に
立てられたカーボン製で長尺円筒状の焼結用の支持治具
33に遊嵌させ、かつ成形体31のフランジ30を有し
ない他端34近傍に設けられた被支持部、例えば直径上
に穿設された透孔35を貫通して設けられた被支持棒3
6と、支持治具33の上端部38の直径上に設けられた
支持部、例えばスリット状の支持溝39とを係合させ、
成形体31が支持治具33によって支持される。
【0004】従って、成形体31は基台32と成形体3
1のフランジ30間が離間するように加熱炉内に収納さ
れる。
1のフランジ30間が離間するように加熱炉内に収納さ
れる。
【0005】しかる後、加熱炉を昇温させ、成形体31
を加熱焼結するが、成形体31の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においても、成形体31は支持治具3
3により支持され、成形体31は支持治具33に吊り下
げ状態になり、また、図6(b)に示すように加熱炉の
高温域においても、成形体31は焼結収縮し、支持治具
33への吊り下げ状態を保つ。
を加熱焼結するが、成形体31の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においても、成形体31は支持治具3
3により支持され、成形体31は支持治具33に吊り下
げ状態になり、また、図6(b)に示すように加熱炉の
高温域においても、成形体31は焼結収縮し、支持治具
33への吊り下げ状態を保つ。
【0006】従って、このような、いわゆる吊り焼き方
法では、成形体31が肉厚かつ軽量のチューブや保護管
である場合には問題ないが、肉薄かつ大重量のチューブ
や保護管である場合には、焼結時の低温域で成形体31
の強度が成形体31自身の重量を支え切れず、支持溝3
9と係合する被支持棒36が貫通する成形体31の透孔
35を起点に割れや亀裂が生じる問題がしばしば発生し
ていた。
法では、成形体31が肉厚かつ軽量のチューブや保護管
である場合には問題ないが、肉薄かつ大重量のチューブ
や保護管である場合には、焼結時の低温域で成形体31
の強度が成形体31自身の重量を支え切れず、支持溝3
9と係合する被支持棒36が貫通する成形体31の透孔
35を起点に割れや亀裂が生じる問題がしばしば発生し
ていた。
【0007】また、図7(a)に示すように、一端にフ
ランジ40を有する長尺有底円筒状の成形体41を加熱
炉内の基台42上に立てられた耐熱性で有底長尺円筒状
の支持治具45を覆うように被せて遊嵌させ、かつ成形
体41のフランジ40を基台42に当接させフランジ4
0で成形体41を支持し、成形体41を基台42上に直
置き状態にする。
ランジ40を有する長尺有底円筒状の成形体41を加熱
炉内の基台42上に立てられた耐熱性で有底長尺円筒状
の支持治具45を覆うように被せて遊嵌させ、かつ成形
体41のフランジ40を基台42に当接させフランジ4
0で成形体41を支持し、成形体41を基台42上に直
置き状態にする。
【0008】従って、成形体41はこの成形体41のフ
ランジ40と反対側に設けられた底部43と支持治具4
4の球状曲面を有する頂部45間が離間するように加熱
炉内に収納される。
ランジ40と反対側に設けられた底部43と支持治具4
4の球状曲面を有する頂部45間が離間するように加熱
炉内に収納される。
【0009】しかる後、加熱炉を昇温させ、成形体41
を加熱焼結するが、成形体41の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においても、成形体41はフランジ4
0で支持され、また、図7(b)に示すように加熱炉の
高温域においても、成形体41は焼結収縮するが、成形
体41の底部43と支持治具44の頂部45は離間状態
を保ち、成形体41ないし焼結体はフランジ40により
基台42上に支持される。
を加熱焼結するが、成形体41の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においても、成形体41はフランジ4
0で支持され、また、図7(b)に示すように加熱炉の
高温域においても、成形体41は焼結収縮するが、成形
体41の底部43と支持治具44の頂部45は離間状態
を保ち、成形体41ないし焼結体はフランジ40により
基台42上に支持される。
【0010】従って、このような、いわゆる直置き立て
焼き法では、フランジ40部分に成形体41の自重がか
かり、焼結中フランジ40が基台42に当接しているた
め成形体41のフランジ40近傍への加熱炉の熱の回り
が悪く、均一な焼結が行われずフランジ40近傍に変形
が生じる場合があった。
焼き法では、フランジ40部分に成形体41の自重がか
かり、焼結中フランジ40が基台42に当接しているた
め成形体41のフランジ40近傍への加熱炉の熱の回り
が悪く、均一な焼結が行われずフランジ40近傍に変形
が生じる場合があった。
【0011】さらに、図8(a)、(b)に示すよう
に、フランジ50を有する長尺有底円筒状の成形体51
を加熱炉内の基台52上に設置され断面形状がV字状で
横長の焼結用治具53に横たえて成形体51を支持す
る、いわゆる横焼き方法では、低温域において、成形体
51が楕円形状に変形することがしばしばあった。
に、フランジ50を有する長尺有底円筒状の成形体51
を加熱炉内の基台52上に設置され断面形状がV字状で
横長の焼結用治具53に横たえて成形体51を支持す
る、いわゆる横焼き方法では、低温域において、成形体
51が楕円形状に変形することがしばしばあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
を考慮してなされたもので、成形体の割れ、亀裂および
変形を防止し、歩留を改善して生産性を向上させたフラ
ンジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
を考慮してなされたもので、成形体の割れ、亀裂および
変形を防止し、歩留を改善して生産性を向上させたフラ
ンジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本願請求項1の発明は、一端部にフランジを
有するセラミックス製長尺管の成形体を用意し、加熱炉
内の基台上に垂直に設けられた長尺の支持治具に前記成
形体を遊嵌させ、かつこの成形体のフランジまたは一端
面を前記基台に当接させて成形体を基台上に直置きし、
前記加熱炉の低温域において、支持治具の支持部と成形
体の他端近傍に形成された被支持部とが離間し支持治具
が成形体を支持せず、成形体のフランジまたは一端面が
基台に当接して成形体を支持する状態にし、前記加熱炉
の高温域において、前記成形体が収縮することにより、
前記支持部と前記被支持部とが当接して前記支持治具が
前記成形体を支持し、前記フランジまたは一端面と前記
基台間に間隙が形成されることを特徴とするフランジ付
きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としている。
に成された本願請求項1の発明は、一端部にフランジを
有するセラミックス製長尺管の成形体を用意し、加熱炉
内の基台上に垂直に設けられた長尺の支持治具に前記成
形体を遊嵌させ、かつこの成形体のフランジまたは一端
面を前記基台に当接させて成形体を基台上に直置きし、
前記加熱炉の低温域において、支持治具の支持部と成形
体の他端近傍に形成された被支持部とが離間し支持治具
が成形体を支持せず、成形体のフランジまたは一端面が
基台に当接して成形体を支持する状態にし、前記加熱炉
の高温域において、前記成形体が収縮することにより、
前記支持部と前記被支持部とが当接して前記支持治具が
前記成形体を支持し、前記フランジまたは一端面と前記
基台間に間隙が形成されることを特徴とするフランジ付
きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としている。
【0014】本願請求項2の発明は、一端部にフランジ
を有するセラミックス製長尺管の成形体を用意し、加熱
炉内の基台上に垂直に設けられた長尺の支持治具に前記
成形体を遊嵌させ、かつこの成形体のフランジを前記基
台に当接させて成形体を基台上に直置きし、前記加熱炉
の低温域において、支持治具の支持部と成形体の他端近
傍に形成された被支持部とが離間し支持治具が成形体を
支持せず、成形体のフランジが基台に当接して成形体を
支持する状態にし、前記加熱炉の高温域において、前記
成形体が収縮することにより、前記支持部と前記被支持
部とが当接して前記支持治具が前記成形体を支持し、前
記フランジと前記基台間に間隙が形成されることを特徴
とするフランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を
要旨としている。
を有するセラミックス製長尺管の成形体を用意し、加熱
炉内の基台上に垂直に設けられた長尺の支持治具に前記
成形体を遊嵌させ、かつこの成形体のフランジを前記基
台に当接させて成形体を基台上に直置きし、前記加熱炉
の低温域において、支持治具の支持部と成形体の他端近
傍に形成された被支持部とが離間し支持治具が成形体を
支持せず、成形体のフランジが基台に当接して成形体を
支持する状態にし、前記加熱炉の高温域において、前記
成形体が収縮することにより、前記支持部と前記被支持
部とが当接して前記支持治具が前記成形体を支持し、前
記フランジと前記基台間に間隙が形成されることを特徴
とするフランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を
要旨としている。
【0015】本願請求項3の発明は、前記支持治具の支
持部は支持治具の先端部であり、成形体の被支持部は成
形体の他端側に形成された有底部あるいは蓋部であるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフラン
ジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としてい
る。
持部は支持治具の先端部であり、成形体の被支持部は成
形体の他端側に形成された有底部あるいは蓋部であるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフラン
ジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としてい
る。
【0016】本願請求項4の発明は、前記成形体の被支
持部は成形体の先端部に被支持曲面を有し、前記支持治
具の先端部は前記被支持部に面接触するような支持曲面
を有することを特徴とする請求項3に記載のフランジ付
きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としている。
持部は成形体の先端部に被支持曲面を有し、前記支持治
具の先端部は前記被支持部に面接触するような支持曲面
を有することを特徴とする請求項3に記載のフランジ付
きセラミックス製長尺管の製造方法を要旨としている。
【0017】本願請求項5の発明は、前記支持治具の支
持部は支持治具の端部に設けられたスリット状の支持溝
であり、前記成形体の被支持部は成形体を直径方向に貫
通して設けられ、前記支持溝に可動自在に収納された棒
体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のフランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を要
旨としている。
持部は支持治具の端部に設けられたスリット状の支持溝
であり、前記成形体の被支持部は成形体を直径方向に貫
通して設けられ、前記支持溝に可動自在に収納された棒
体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のフランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法を要
旨としている。
【0018】本願請求項6の発明は、前記支持治具の支
持部は支持治具の先端部であり、前記成形体の被支持部
は成形体を直径方向に貫通して設けられた棒体であるこ
とを特徴とする請求項2に記載のフランジ付きセラミッ
クス製長尺管の製造方法を要旨としている。
持部は支持治具の先端部であり、前記成形体の被支持部
は成形体を直径方向に貫通して設けられた棒体であるこ
とを特徴とする請求項2に記載のフランジ付きセラミッ
クス製長尺管の製造方法を要旨としている。
【0019】本願請求項7の発明は、前記成形体は断面
形状が円柱状であり、前記支持治具の断面形状が円柱形
であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
れかに記載のフランジ付きセラミックス製長尺管の製造
方法であることを要旨としている。
形状が円柱状であり、前記支持治具の断面形状が円柱形
であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
れかに記載のフランジ付きセラミックス製長尺管の製造
方法であることを要旨としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるフランジ付
きセラミックス製長尺管の製造方法の実施の形態につい
て添付図面に基づき説明する。
きセラミックス製長尺管の製造方法の実施の形態につい
て添付図面に基づき説明する。
【0021】図1は本発明に係わるフランジ付きセラミ
ックス製長尺管の製造方法の実施形態の一工程を示す断
面図である。
ックス製長尺管の製造方法の実施形態の一工程を示す断
面図である。
【0022】耐熱性セラミックス、例えば炭化珪素と焼
結助剤よりなり、一端部、すなわち一端面2aにフラン
ジ1を有する長尺無底円筒状の成形体2で、長さが24
00mm、円筒部3の外径が139mm、内径が121
mm、フランジ1の外径が237mm、フランジ1の肉
厚が9mmのものを一例として前工程で製造し、次に、
図1(a)に示すように、成形体2の転倒防止等のため
に、成形体2を加熱炉(図示せず)内の基台4上に立て
られた耐熱性、例えば炭素製で長尺円筒状の支持治具5
に遊嵌させ、かつ成形体2はフランジ1を基台4に当接
しフランジ1を介して基台4に直に置かれている。な
お、この基台4は炉床そのものでもよく、また炉床に置
かれた耐熱製基体でもよい。
結助剤よりなり、一端部、すなわち一端面2aにフラン
ジ1を有する長尺無底円筒状の成形体2で、長さが24
00mm、円筒部3の外径が139mm、内径が121
mm、フランジ1の外径が237mm、フランジ1の肉
厚が9mmのものを一例として前工程で製造し、次に、
図1(a)に示すように、成形体2の転倒防止等のため
に、成形体2を加熱炉(図示せず)内の基台4上に立て
られた耐熱性、例えば炭素製で長尺円筒状の支持治具5
に遊嵌させ、かつ成形体2はフランジ1を基台4に当接
しフランジ1を介して基台4に直に置かれている。な
お、この基台4は炉床そのものでもよく、また炉床に置
かれた耐熱製基体でもよい。
【0023】この状態では、図2に示すように、成形体
2のフランジ1と反対側の他端近傍に設けられた被支持
部、例えば直径上に穿設された透孔6を貫通して設けら
れた被支持棒7と、支持治具5の上端部8の直径上に設
けられた支持部、例えばスリット状の支持溝9とは係合
せず離間状態にあり、成形体2は支持治具5によって支
持されず、上述のようにフランジ1を介して基台4上に
支持されている。
2のフランジ1と反対側の他端近傍に設けられた被支持
部、例えば直径上に穿設された透孔6を貫通して設けら
れた被支持棒7と、支持治具5の上端部8の直径上に設
けられた支持部、例えばスリット状の支持溝9とは係合
せず離間状態にあり、成形体2は支持治具5によって支
持されず、上述のようにフランジ1を介して基台4上に
支持されている。
【0024】支持溝9は支持治具5の直径方向に対向す
る2位置で支持治具5の軸方向に沿って延び、上端が開
口したスリット溝である。
る2位置で支持治具5の軸方向に沿って延び、上端が開
口したスリット溝である。
【0025】従って、成形体2はフランジ1により基台
4に支持され加熱炉内に収納される。
4に支持され加熱炉内に収納される。
【0026】しかる後、加熱炉を昇温させ、成形体2を
加熱焼結するが、成形体2の加熱炉への収納時および加
熱炉の低温域においては、成形体2はフランジ1により
基台4上に支持された状態になる。
加熱焼結するが、成形体2の加熱炉への収納時および加
熱炉の低温域においては、成形体2はフランジ1により
基台4上に支持された状態になる。
【0027】加熱炉をさらに昇温し、図1(b)に示す
ように加熱炉の高温域においては、成形体2は焼結収縮
し、フランジ1と基台4間は離間して間隙L2 が形成さ
れると共に、被支持部、すなわち被支持棒7と支持治具
5の支持部、すなわち支持溝9とが当接係合し、成形体
2が支持治具5によって支持される。なお、支持溝9の
長さL1 (図1(b)、図2)は成形体2の収縮分より
も若干、例えば約20mm短かくすることにより、高温
域での成形体2のフランジ1と基台4間に上述適切な間
隙L2 (図1(b))が得られる。
ように加熱炉の高温域においては、成形体2は焼結収縮
し、フランジ1と基台4間は離間して間隙L2 が形成さ
れると共に、被支持部、すなわち被支持棒7と支持治具
5の支持部、すなわち支持溝9とが当接係合し、成形体
2が支持治具5によって支持される。なお、支持溝9の
長さL1 (図1(b)、図2)は成形体2の収縮分より
も若干、例えば約20mm短かくすることにより、高温
域での成形体2のフランジ1と基台4間に上述適切な間
隙L2 (図1(b))が得られる。
【0028】上述のように本発明に係わる本実施形態の
フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法におい
て、成形体2の強度が比較的弱い低温域では、直置き・
立て焼きとして、成形体2の自重をフランジ1で支持
し、成形体の割れ、亀裂を防止し、高温域、すなわち成
形体2の焼結が進み成形体2の強度が増した状態では、
成形体2の焼結に伴う収縮を利用し、成形体2の被支持
部7と支持治具5の支持部8とが当接係合してフランジ
1と基台4間に間隙L2 を形成し、フランジ1近傍にも
加熱炉の熱を十分かつ均一に送り、フランジ1近傍も均
一に加熱するので、フランジ1近傍に変形を生じること
がない。
フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法におい
て、成形体2の強度が比較的弱い低温域では、直置き・
立て焼きとして、成形体2の自重をフランジ1で支持
し、成形体の割れ、亀裂を防止し、高温域、すなわち成
形体2の焼結が進み成形体2の強度が増した状態では、
成形体2の焼結に伴う収縮を利用し、成形体2の被支持
部7と支持治具5の支持部8とが当接係合してフランジ
1と基台4間に間隙L2 を形成し、フランジ1近傍にも
加熱炉の熱を十分かつ均一に送り、フランジ1近傍も均
一に加熱するので、フランジ1近傍に変形を生じること
がない。
【0029】上述本発明に係わるフランジ付きセラミッ
クス製長尺管の製造方法の実施形態におけるフランジ1
を有する無底円筒状の成形体2の製造方法において、支
持治具10の高さH2 を図1(b)に示すような上述実
施形態の支持治具5の支持溝9までの高さH1 とし、支
持棒7を支持治具10の支持部、例えば先端部11で受
け、支持するようにしてもよい。
クス製長尺管の製造方法の実施形態におけるフランジ1
を有する無底円筒状の成形体2の製造方法において、支
持治具10の高さH2 を図1(b)に示すような上述実
施形態の支持治具5の支持溝9までの高さH1 とし、支
持棒7を支持治具10の支持部、例えば先端部11で受
け、支持するようにしてもよい。
【0030】さらに、本発明に係わるフランジ付きセラ
ミックス製長尺管の製造方法の他の実施形態について説
明する。
ミックス製長尺管の製造方法の他の実施形態について説
明する。
【0031】図4(a)に示すように炭化珪素と焼結助
剤よりなり、一端にフランジ15を有し他端に有底部あ
るいは蓋部として凸状被支持曲面(被支持部)16を有
する有底円筒状の保護管の成形体17を前工程で製造
し、成形体17を加熱炉内の基台18上に立てられ底面
16と面接触するような面形状を有する支持部、例えば
先端部に円弧状支持曲面19を有する長尺円筒状の支持
治具20を覆うように被せて遊嵌させ、かつ成形体16
はフランジ15を基台18に当接しフランジ15を介し
て基台18に直置きされている。
剤よりなり、一端にフランジ15を有し他端に有底部あ
るいは蓋部として凸状被支持曲面(被支持部)16を有
する有底円筒状の保護管の成形体17を前工程で製造
し、成形体17を加熱炉内の基台18上に立てられ底面
16と面接触するような面形状を有する支持部、例えば
先端部に円弧状支持曲面19を有する長尺円筒状の支持
治具20を覆うように被せて遊嵌させ、かつ成形体16
はフランジ15を基台18に当接しフランジ15を介し
て基台18に直置きされている。
【0032】成形体17の被支持曲面16は成形体17
の他端より外側(上方)に膨出し、その曲率半径は面接
触支持可能となるように、支持治具20の先端部に形成
される支持曲面19の曲率半径よりも大きい。成形体1
7の被支持曲面16は凹状であってもよい。
の他端より外側(上方)に膨出し、その曲率半径は面接
触支持可能となるように、支持治具20の先端部に形成
される支持曲面19の曲率半径よりも大きい。成形体1
7の被支持曲面16は凹状であってもよい。
【0033】しかる後、加熱炉を昇温させ、成形体17
を加熱焼結するが、成形体17の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においては、成形体17はフランジ1
5により基台18上に支持された状態になる。
を加熱焼結するが、成形体17の加熱炉への収納時およ
び加熱炉の低温域においては、成形体17はフランジ1
5により基台18上に支持された状態になる。
【0034】加熱炉をさらに昇温し、図4(b)に示す
ように加熱炉の高温域においては、成形体7は焼結収縮
し、フランジ15と基台18間は離間すると共に、有底
部あるいは蓋部等の被支持部、すなわち成形体17の被
支持曲面16と支持治具20の支持部、すなわち支持曲
面19とが面接触して滑らかに当接し、成形体17が支
持治具20によって支持される。
ように加熱炉の高温域においては、成形体7は焼結収縮
し、フランジ15と基台18間は離間すると共に、有底
部あるいは蓋部等の被支持部、すなわち成形体17の被
支持曲面16と支持治具20の支持部、すなわち支持曲
面19とが面接触して滑らかに当接し、成形体17が支
持治具20によって支持される。
【0035】本実施形態において、上述の実施形態同
様、成形体17の強度が比較的弱い低温域では、直置き
・立て焼きとして、成形体17の自重をフランジ15で
支持し、成形体の割れ、亀裂を防止し、高温域、すなわ
ち成形体17の焼結が進み成形体17の強度が増した状
態では、成形体17の焼結に伴う収縮を利用し、成形体
17の被支持曲面16と支持治具5の支持曲面19を当
接面接触させ、フランジ15と基台18間を離間し、フ
ランジ15近傍にも加熱炉の熱を十分かつ均一し送り、
フランジ15近傍も均一に加熱するので、フランジ15
近傍に変形を生じることがない。
様、成形体17の強度が比較的弱い低温域では、直置き
・立て焼きとして、成形体17の自重をフランジ15で
支持し、成形体の割れ、亀裂を防止し、高温域、すなわ
ち成形体17の焼結が進み成形体17の強度が増した状
態では、成形体17の焼結に伴う収縮を利用し、成形体
17の被支持曲面16と支持治具5の支持曲面19を当
接面接触させ、フランジ15と基台18間を離間し、フ
ランジ15近傍にも加熱炉の熱を十分かつ均一し送り、
フランジ15近傍も均一に加熱するので、フランジ15
近傍に変形を生じることがない。
【0036】また、成形体17の有底部等の被支持曲面
16と支持治具20の支持曲面19とが面接触して支持
治具20が成形体17を支持するので、成形体17の自
重による応力集中が回避され、成形体の割れ、亀裂をよ
り効果的に防止することができる。
16と支持治具20の支持曲面19とが面接触して支持
治具20が成形体17を支持するので、成形体17の自
重による応力集中が回避され、成形体の割れ、亀裂をよ
り効果的に防止することができる。
【0037】さらに、本実施形態は被支持部に成形体1
7の底部16を用いるので、特に保護管のような有底フ
ランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法に適する。
7の底部16を用いるので、特に保護管のような有底フ
ランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法に適する。
【0038】また、本発明に係わるフランジ付きセラミ
ックス製長尺管の製造方法の他の実施形態について説明
する。
ックス製長尺管の製造方法の他の実施形態について説明
する。
【0039】図5(a)に示すように、フランジ21は
一端面23aから長さL3 の短尺部22を有して成形体
23の一端部、すなわち成形体23の本体外周部24に
設けられた長尺管である。成形体23は肉薄で成形体2
3の自重は比較的小さい。
一端面23aから長さL3 の短尺部22を有して成形体
23の一端部、すなわち成形体23の本体外周部24に
設けられた長尺管である。成形体23は肉薄で成形体2
3の自重は比較的小さい。
【0040】成形体23は支持治具25に遊嵌され、成
形体23の一端面23aが基台27に当接し成形体23
は基台27に直置きさせている。
形体23の一端面23aが基台27に当接し成形体23
は基台27に直置きさせている。
【0041】短尺部22の長さL3、例えば120mm
の位置に設けらている。
の位置に設けらている。
【0042】本実施形態は成形体23に短尺部22を設
けてフランジ21が設けられたフランジ付きセラミック
ス製長尺管の製造方法に適し、さらに高温域において、
基台27とフランジ21および短尺部22間に間隙L4
が形成され、フランジ21および短尺部22を十分に焼
結される。
けてフランジ21が設けられたフランジ付きセラミック
ス製長尺管の製造方法に適し、さらに高温域において、
基台27とフランジ21および短尺部22間に間隙L4
が形成され、フランジ21および短尺部22を十分に焼
結される。
【0043】
【実施例】試験例1(チューブ) 成形体は一例として長さが2400mm、円筒部の外径
が139mm、内径が121mm、フランジの外径が2
37mm、内径が121mm、フランジの肉厚が9mm
の寸法を有する炭化珪素と焼結助剤よりなる無底の成形
体を用意し、チューブ(製品)の寸法が長さが1960
mm、円筒部の外径が117mm、内径が102mm、
フランジの外径が200mm、内径が102mm、フラ
ンジの肉厚が7.5mmを得るため、本発明に係わるフ
ランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法(実施例
1)、吊り焼き方法(比較例1)、直置き立て焼き方法
(比較例2)および横焼き方法(比較例3)により、成
形体をそれぞれ焼結し、焼結状態を調査し、表1のよう
な結果を得た。
が139mm、内径が121mm、フランジの外径が2
37mm、内径が121mm、フランジの肉厚が9mm
の寸法を有する炭化珪素と焼結助剤よりなる無底の成形
体を用意し、チューブ(製品)の寸法が長さが1960
mm、円筒部の外径が117mm、内径が102mm、
フランジの外径が200mm、内径が102mm、フラ
ンジの肉厚が7.5mmを得るため、本発明に係わるフ
ランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法(実施例
1)、吊り焼き方法(比較例1)、直置き立て焼き方法
(比較例2)および横焼き方法(比較例3)により、成
形体をそれぞれ焼結し、焼結状態を調査し、表1のよう
な結果を得た。
【0044】
【表1】
【0045】試験例2(保護管) また、成形体の他の例として、長さが2350mm、円
筒部の外径が194mm、内径が175mm、フランジ
の外径が265mm、内径が175mm、フランジの肉
厚が9.5mmの寸法を有する炭化珪素と焼結助剤より
なり底部を有する有底の成形体を用意し、保護管(製
品)の寸法が長さが1960mm、円筒部の外径が16
4mm、内径が148mm、フランジの外径が224m
m、内径が148mm、フランジの肉厚が8mmを得る
ため、本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長尺
管の製造方法(実施例2)、吊り焼き方法(比較例
4)、直置き立て焼き方法(比較例5)および横焼き方
法(比較例6)により、成形体をそれぞれ焼結し、焼結
状態を調査し、表2のような結果を得た。
筒部の外径が194mm、内径が175mm、フランジ
の外径が265mm、内径が175mm、フランジの肉
厚が9.5mmの寸法を有する炭化珪素と焼結助剤より
なり底部を有する有底の成形体を用意し、保護管(製
品)の寸法が長さが1960mm、円筒部の外径が16
4mm、内径が148mm、フランジの外径が224m
m、内径が148mm、フランジの肉厚が8mmを得る
ため、本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長尺
管の製造方法(実施例2)、吊り焼き方法(比較例
4)、直置き立て焼き方法(比較例5)および横焼き方
法(比較例6)により、成形体をそれぞれ焼結し、焼結
状態を調査し、表2のような結果を得た。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】低温域において、支持治具の支持部と成
形体に形成された被支持部とが離間し、成形体のフラン
ジまたは一端面が基台に当接して成形体を支持し、高温
域において、成形体が収縮することにより、支持部と被
支持部とが当接して支持治具が成形体を支持し、フラン
ジまたは一端面と基台間に間隙を形成し、成形体の割
れ、亀裂および変形を防止し、生産歩留の高いフランジ
付きセラミックス製長尺管の製造方法を提供することが
できる。
形体に形成された被支持部とが離間し、成形体のフラン
ジまたは一端面が基台に当接して成形体を支持し、高温
域において、成形体が収縮することにより、支持部と被
支持部とが当接して支持治具が成形体を支持し、フラン
ジまたは一端面と基台間に間隙を形成し、成形体の割
れ、亀裂および変形を防止し、生産歩留の高いフランジ
付きセラミックス製長尺管の製造方法を提供することが
できる。
【図1】本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長
尺管の製造方法の実施形態を示す縦断面図。
尺管の製造方法の実施形態を示す縦断面図。
【図2】図1の要部を拡大して示す断面図。
【図3】本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
【図4】本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
【図5】本発明に係わるフランジ付きセラミックス製長
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
尺管の製造方法の他の実施形態を示す縦断面図。
【図6】従来のフランジ付きセラミックス製長尺管の製
造方法を示す縦断面図。
造方法を示す縦断面図。
【図7】従来のフランジ付きセラミックス製の長尺管の
製造方法を示す縦断面図。
製造方法を示す縦断面図。
【図8】従来のフランジ付きセラミックス製長尺管の製
造方法を示す縦断面図。
造方法を示す縦断面図。
【図9】図8の側面図。
1 フランジ 2 成形体 2a 一端面 3 円筒部 4 基台 5 支持治具 6 透孔 7 被支持棒 8 上面部 9 支持溝 10 支持治具 11 先端部 15 フランジ 16 被支持曲面(被支持部) 17 成形体 18 基台 19 支持曲面(支持部) 20 支持治具 21 フランジ 22 短尺部 23 成形体 23a 一端面 24 本体外周部 25 支持治具 26 基台 30 フランジ 31 成形体 32 基台 33 支持治具 34 他端 35 透孔 36 被支持棒 38 上端部 39 支持溝 40 フランジ 41 成形体 42 基台 43 底部 44 支持治具 45 支持治具 50 フランジ 51 成形体 52 基台 53 焼結用治具
Claims (7)
- 【請求項1】 一端部にフランジを有するセラミックス
製長尺管の成形体を用意し、加熱炉内の基台上に垂直に
設けられた長尺の支持治具に前記成形体を遊嵌させ、か
つこの成形体のフランジまたは一端面を前記基台に当接
させて成形体を基台上に直置きし、前記加熱炉の低温域
において、支持治具の支持部と成形体の他端近傍に形成
された被支持部とが離間し支持治具が成形体を支持せ
ず、成形体のフランジまたは一端面が基台に当接して成
形体を支持する状態にし、前記加熱炉の高温域におい
て、前記成形体が収縮することにより、前記支持部と前
記被支持部とが当接して前記支持治具が前記成形体を支
持し、前記フランジまたは一端面と前記基台間に間隙が
形成されることを特徴とするフランジ付きセラミックス
製長尺管の製造方法。 - 【請求項2】 一端部にフランジを有するセラミックス
製長尺管の成形体を用意し、加熱炉内の基台上に垂直に
設けられた長尺の支持治具に前記成形体を遊嵌させ、か
つこの成形体のフランジを前記基台に当接させて成形体
を基台上に直置きし、前記加熱炉の低温域において、支
持治具の支持部と成形体の他端近傍に形成された被支持
部とが離間し支持治具が成形体を支持せず、成形体のフ
ランジが基台に当接して成形体を支持する状態にし、前
記加熱炉の高温域において、前記成形体が収縮すること
により、前記支持部と前記被支持部とが当接して前記支
持治具が前記成形体を支持し、前記フランジと一端面と
前記基台間に間隙が形成されることを特徴とするフラン
ジ付きセラミックス製長尺管の製造方法。 - 【請求項3】 前記支持治具の支持部は支持治具の先端
部であり、成形体の被支持部は成形体の他端側に形成さ
れた有底部あるいは蓋部であることを特徴とする請求項
1または請求項2に記載のフランジ付きセラミックス製
長尺管の製造方法。 - 【請求項4】 前記成形体の被支持部は成形体の先端部
に被支持曲面を有し、前記支持治具の先端部は前記被支
持部に面接触するような支持曲面を有することを特徴と
する請求項3に記載のフランジ付きセラミックス製長尺
管の製造方法。 - 【請求項5】 前記支持治具の支持部は支持治具の端部
に設けられたスリット状の支持溝であり、前記成形体の
被支持部は成形体を直径方向に貫通して設けられ、前記
支持溝に可動自在に収納された棒体であることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載のフランジ付きセラ
ミックス製長尺管の製造方法。 - 【請求項6】 前記支持治具の支持部は支持治具の先端
部であり、前記成形体の被支持部は成形体を直径方向に
貫通して設けられた棒体であることを特徴とする請求項
2に記載のフランジ付きセラミックス製長尺管の製造方
法。 - 【請求項7】 前記成形体は断面形状が円柱状であり、
前記支持治具の断面形状が円柱形であることを特徴とす
る請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のフランジ
付きセラミックス製長尺管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10036238A JPH11230512A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10036238A JPH11230512A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11230512A true JPH11230512A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12464207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10036238A Pending JPH11230512A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | フランジ付きセラミックス製長尺管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11230512A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238414A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Ngk Insulators Ltd | セラミック長尺成形体の焼成方法 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP10036238A patent/JPH11230512A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007238414A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Ngk Insulators Ltd | セラミック長尺成形体の焼成方法 |
JP4607800B2 (ja) * | 2006-03-13 | 2011-01-05 | 日本碍子株式会社 | セラミック長尺成形体の焼成方法 |
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