JPH1123041A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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Publication number
JPH1123041A
JPH1123041A JP9176736A JP17673697A JPH1123041A JP H1123041 A JPH1123041 A JP H1123041A JP 9176736 A JP9176736 A JP 9176736A JP 17673697 A JP17673697 A JP 17673697A JP H1123041 A JPH1123041 A JP H1123041A
Authority
JP
Japan
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humidity
space
ventilation
outside air
floor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9176736A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Atsumi
徹 渥美
Kazutoshi Nagai
和俊 永井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床下等の湿度の高い建物の内部空間を相対的
に乾燥させているにすぎず、木材の含水率を低下させ木
材の腐朽菌の活動あるいはカビの活動あるいは白蟻の活
動を抑制する建物の内部空間に適した湿度を維持するも
のではないという課題を有していた。 【解決手段】 空間湿度制御手段18が床下の湿度が7
0%RH以上のときでかつ外気湿度が70%RH以上の
ときに除湿手段17を制御し、外気湿度が70%RH未
満のとき換気手段16を制御することで、常に床下の湿
度を70%RH以下に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭の建物の内
部、例えば床下及び浴室等を乾燥させる対象空間とし
て、換気乾燥または除湿乾燥を行う乾燥装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の建物の内部空間、例えば水廻
りである浴室内、浴室の屋根裏、台所の床下、北側の床
下等は湿度が高い状態が継続している。例えば床下など
は、湿度が高くカビや腐朽菌などが繁殖しやすく、木材
腐食の原因ともなりまた白蟻等の発生にもつながり建物
の寿命に大きく影響する。特に床下は近年布基礎で囲ん
だため、わずかな通気口はあるものの通気性の悪い住宅
となっており、湿度が高くカビや腐朽菌などが繁殖しや
すく、木材腐食が問題となる。従来特に床下の通気を良
くするための床下換気装置は、特公平2−3096号公
報等に示すものが一般的であった。
【0003】従来例の構成及びその動作を図11及び図
12に基づいて説明する。図11は換気装置の構成及び
設置概略図で、1は換気扇本体2の内部に設けられた送
風機、換気扇本体2は吸気口3、排気口4及びパネル5
を備えている。6は建物の布基礎でコンクリート等で構
成されている。7は建物の土台、8は建物内部の床面、
9は床下、10は床下の通気を良くするための通気口で
複数箇所に設けられている。換気扇本体2は数箇所の通
気口10に取り付けられ床下9の空気を外部に排出して
換気する。図12は設置電気系統図で、11はコントロ
ーラで換気扇本体2を一定時刻になると運転し、ある時
刻になると停止させるものである。12は換気扇本体2
に給電する電線である。
【0004】次にその動作を説明する。まずコントロー
ラ11によりある時刻、一般的には外気の湿度が低くな
った時間帯で午前10時頃から午後4時頃までの時間に
換気扇本体2を運転する。換気扇本体2が動作すると換
気空気は矢印aのように屋外の空気が通気口10から乾
いた空気を床下9に取り入れ床下9のよどんだ湿気を強
制的に屋外に排出する。この運転を毎日繰り返すことに
より床下9の湿度が低下し床下9を構成している木材の
含水率を低下させ木材の腐朽菌の活動、あるいはカビの
活動を抑制するようになっていた。
【0005】また、屋外に設置したコントローラに湿度
センサを内蔵したものもある。雨降りのなどの外気の湿
度が高い場合は換気扇本体2の運転を停止し、屋外の空
気条件が低湿度時のみ運転するものもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、毎日換気運転を繰り返すため晴れている
ときは床下の湿度を低下させるが、雨降りの時は湿度が
高い外気を床下に取り込むため逆に床下の湿度上げるこ
とになり、木材の腐朽菌、カビあるいは白蟻の活動を抑
制する効果が薄れるという課題を有していた。また、湿
度センサを装備したものは、梅雨等の長期間雨降りが続
く場合に、換気扇本体が停止しているため強制的な換気
機能はまったくなくなり、高湿度の外気が通気口より床
下に流入し床下は高湿度の条件になり木材の腐朽菌、カ
ビあるいは白蟻の活動を抑制する効果が薄れ、本来の高
湿時に床下を乾かす機能が十分に発揮されないという課
題を有していた。
【0007】すなわち、従来の構成では床下等の湿度の
高い建物の内部空間を相対的に乾燥させているにすぎ
ず、木材の含水率を低下させ木材の腐朽菌、カビあるい
は白蟻の活動を抑制する建物の内部空間に適した湿度を
維持するものではないという課題を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために建物の内部空間の湿度を検出する空間湿度
検出手段と、屋外の外気湿度を検出する外気湿度検出手
段と、予め設定した判定湿度を記憶する記憶手段と、建
物の内部空間を換気する換気手段と、外気を乾燥させて
建物の内部空間に送風する除湿手段と、前記検出湿度情
報で前記換気手段または除湿手段を制御し建物の内部空
間を判定湿度以下に制御する空間湿度制御手段を有す
る。
【0009】上記構成によれば、空間湿度検出手段が建
物の内部空間の湿度を検出し、外気湿度検出手段が屋外
の外気湿度を検出し、空間湿度制御手段が前記湿度情報
に応じて換気手段及び除湿手段を制御し、建物の内部空
間の湿度を記憶手段が記憶する判定湿度以下に保つよう
作用し、木材の含水率を低下させることができ木材の腐
朽菌、カビあるいは白蟻の活動を抑制することが可能と
なり建物の寿命を延ばすことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、建物の内部空間の湿度
を検出する空間湿度検出手段と、屋外の外気湿度を検出
する外気湿度検出手段と、予め設定した判定湿度を記憶
する記憶手段と、建物の内部空間を換気する換気手段
と、外気を乾燥させて建物の内部空間に送風する除湿手
段と、前記内部空間の湿度情報と外気湿度情報で前記換
気手段または除湿手段を制御し建物の内部空間を判定湿
度以下に制御する空間湿度制御手段を有するものであ
る。
【0011】そして、空間湿度検出手段が建物の内部空
間の湿度を検出し、外気湿度検出手段が屋外の外気湿度
を検出し、空間湿度制御手段は内部空間の湿度が記憶手
段が記憶する判定湿度以上で外気湿度が判定湿度以上の
とき除湿手段を制御し、内部空間の湿度が判定湿度以上
で外気湿度が判定湿度未満のとき換気手段を制御し建物
の内部空間の湿度を記憶手段が記憶する判定湿度以下に
保つよう作用するので、木材の含水率を低下させること
ができ、木材の腐朽菌、カビあるいは白蟻の活動を抑制
することが可能となり建物の寿命を延ばすことができ
る。
【0012】また、記憶手段は複数の判定湿度を記憶
し、空間湿度制御手段は内部空間の湿度が第1判定湿度
以上でかつ外気湿度が第2判定湿度未満の場合に換気手
段を制御し、内部空間の湿度が第1判定湿度以上でかつ
外気湿度が第2判定湿度以上のときは除湿手段を制御し
建物の内部空間を乾燥させることを特徴とするものであ
る。
【0013】そして、空間湿度検出手段と外気湿度検出
手段の初期湿度検出性能差(センサ特性のばらつき)を
第1判定湿度及び第2判定湿度の設定により吸収するよ
う作用し、空間湿度制御手段は外気が多湿のときは確実
に除湿手段の制御を行い、外気が乾燥しているときは換
気手段の制御を行うことで空間湿度を短時間でかつ確実
に判定湿度以下に移行させることができる。
【0014】さらに、建物の内部空間の気温を計測する
気温検出手段と、前記内部空間気温が予め設定した閾値
未満のとき空間湿度制御手段が行う制御を停止させる停
止手段を有するものである。
【0015】そして、建物の内部空間に対し悪影響を及
ぼす白蟻や腐朽菌、あるいはカビが活動しない温度で、
停止手段が空間湿度制御手段に対し換気手段及び除湿手
段への制御を停止させるよう作用し、建物の寿命を延ば
すのに必要な電気代を少なくすることができる。
【0016】さらに、空間湿度制御手段が動作する動作
時間を記憶する時間記憶手段と前記動作時間の入力を行
う第1入力手段と、前記時間記憶手段が記憶する動作時
間以外は空間湿度制御手段が行う制御を停止させる運転
制御手段を有するものである。
【0017】そして、運転制御手段は、動作時間以外は
空間湿度制御手段が行う制御を停止させるよう作用し、
建物の内部空間を乾燥させる時刻帯を任意に設定するこ
とが可能となる。
【0018】さらに、一時停止信号を入力する第2入力
手段を有し、前記一時停止信号に応じて空間湿度制御手
段は制御を一時停止させ予め設定した時間後に再度制御
を再開させるものである。
【0019】そして、第2入力手段からの一時入力信号
に応じて空間湿度制御手段が除湿手段または換気手段の
制御を一時停止し予め設定した時間後に再度制御を再開
するよう作用し、使用者が送風または換気を止めたいと
きに止められるとともに、止めたあと自動的に制御を復
帰させるため、使用者に負担をかけずに建物の内部空間
の乾燥を継続できる。
【0020】また、換気信号を入力する第3入力手段を
有し、前記換気信号に応じて空間湿度制御手段は換気手
段を制御することを特徴とするものである。
【0021】また、除湿信号を入力する第4入力手段を
有し、前記除湿信号に応じて空間湿度制御手段は除湿手
段を制御することを特徴とするものである。
【0022】また、建物の内部空間の湿度または内部空
間の気温または外気湿度または装置の運転状態または判
定湿度を表示する表示手段を有するものである。
【0023】さらに、第2入力手段または第3入力手段
または第4入力手段を表示手段の近傍に配置したことを
特徴とするものである。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1の乾
燥装置のブロック図である。また図2は実施例1の乾燥
装置の動作を示すフローチャートである。また、本実施
例では湿度は相対湿度で説明する。
【0026】図1において、13は台所の床下の湿度を
検出する空間湿度検出手段、14は屋外の外気湿度を検
出する外気湿度検出手段である。本実施例では、湿度は
高分子タイプの湿度センサで検出する。15は床下の湿
度を制御するための判定湿度を記憶する記憶手段であ
る。本実施例では、木材の含水率を低下させ木材の腐朽
菌の活動及びカビの活動を抑制する湿度である70%R
Hに予め判定湿度を設定しておく。16は外気を床下へ
送風し床下を換気する換気手段、17は外気を乾燥させ
た後床下に送風し床下を乾燥させる除湿手段である。本
実施例では送風方法としてはファンをACモータで回転
する方法を用い、外気を乾燥させる除湿材としてはシリ
カゲルまたはゼオライトを使用する。
【0027】18は空間湿度制御手段である。空間湿度
制御手段18は、空間湿度検出手段13が検出した床下
の湿度が記憶手段15が記憶する判定湿度(70%R
H)以上でかつ外気湿度検出手段16が検出した外気湿
度が判定湿度以上のとき除湿手段17を制御し外気を乾
燥させた後床下へ送風する除湿運転を行う。また、空間
湿度検出手段13が検出した床下の湿度が記憶手段15
が記憶する判定湿度(70%RH)以上でかつ外気湿度
検出手段16が検出した外気湿度が判定湿度未満のとき
換気手段16を制御し外気を床下に送風し床下を乾燥さ
せる換気運転を行う。
【0028】表示手段19は装置の運転状態である換
気、除湿、停止を表示するとともに、空間湿度検出手段
13が検出した床下の湿度及び外気湿度検出手段14が
検出した外気湿度をLCDに表示する。
【0029】次に本実施例の動作について図2のフロー
チャートを用いて詳しく説明する。本実施例では、空間
湿度検出手段13が台所の床下の湿度を検出し(S
1)、検出した床下の湿度と記憶手段15が記憶する判
定湿度を比較する(S2)。本実施例では判定湿度を7
0%RHと設定している。次に、もし検出した台所の床
下の湿度が70%RH以上の場合は、外気湿度検出手段
14が外気湿度を検出する(S3)。次に、外気湿度が
70%RH以上かを判定し(S4)、70%RH以上で
あれば空間湿度制御手段18は除湿手段17を制御し外
気を乾燥させた後床下へ送風する除湿運転を行う(S
5)。また、外気湿度が70%RH未満であれば空間湿
度制御手段18は換気手段16を制御し外気を床下へ送
風する換気運転を行う(S6)。また、空間湿度検出手
段13が検出した床下の湿度が70%RH未満であれば
空間湿度制御手段18が換気手段16または除湿手段1
7の制御を停止することで送風が止まる(S7)。ま
た、表示手段19は装置の運転状態、床下の湿度及び外
気湿度を表示する(S8)。
【0030】上記構成により、空間湿度制御手段18が
床下の湿度と外気湿度が70%RH以上のときに除湿手
段17を制御し、外気湿度が70%RH未満のとき換気
手段16を制御し床下に乾燥した外気を送風し床下の湿
度が70%になると停止するよう作用するので、床下の
湿度を70%RH以下に保つことで木材の含水率を低下
させることができ、木材の腐朽菌、カビあるいは白蟻の
活動を抑制することが可能となり建物の寿命を延ばすこ
とができる。
【0031】また、表示手段19が台所の床下の湿度、
外気湿度及び装置の運転状態を表示することで使用者は
床下の状態をわざわざ床下にもぐらなくても確認するこ
とができるとともに、使用者は表示手段19を見ること
で、わざわざ装置を見に行かなくても動作が正常である
か異常なのかを確認することができる。
【0032】なお、本実施例では相対湿度で湿度を検出
及び判定する構成としたが、絶対湿度でも同様に実施で
きる。
【0033】なお、本実施例では判定湿度を70%RH
としたが、この値に限定するものではなく、判定値を小
さくしたらより空間が乾燥し、大きくしたら空間の湿度
を判定湿度以下にするために必要な電気代が少なくてす
むという効果がある。
【0034】なお、本実施例では建物の内部空間として
床下について説明したが、浴室等の高湿度の空間に対し
ても同様に実施でき、同様の効果がある。例えば浴室に
実施した場合には、空間を乾燥させる効果があるため、
浴室を洗濯物等の干し場(乾燥室)として利用すること
が可能となる。
【0035】(実施例2)図3は本発明の実施例2の乾
燥装置のブロック図である。また図4は実施例2の乾燥
装置の動作を示すフローチャートである。
【0036】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点を以下
に説明する。図3において、記憶手段15は2つの判定
湿度を記憶する。20は第1の判定湿度を記憶する第1
判定湿度記憶部、21は第2の判定湿度を記憶する第2
判定湿度記憶部である。本実施例では第1判定湿度を湿
度70%RHとし、第1判定湿度記憶部20に記憶し、
第2判定湿度を湿度60%RHとして第2判定湿度記憶
部21に記憶する。そして第1判定湿度記憶部20と第
2判定湿度記憶部21で記憶手段15が構成される。空
間湿度制御手段18は、空間湿度検出手段13が検出し
た床下の湿度が第1判定湿度記憶部20が記憶する第1
判定湿度(70%RH)以上でかつ外気湿度検出手段1
4が検出した外気湿度が第2判定湿度記憶部が記憶する
第2判定湿度(60%RH)以上であれば除湿手段17
を制御して外気を湿度10%RH以下に乾燥させて床下
へ送風する除湿運転を行う。また、空間湿度検出手段1
3が検出した床下の湿度が第1判定湿度記憶部20が記
憶する第1判定湿度(70%RH)以上でかつ外気湿度
検出手段14が検出した外気湿度が第2判定湿度記憶部
が記憶する第2判定湿度(60%RH)未満であれば、
換気手段を制御し外気を床下に送風することで床下を乾
燥させる換気運転を行う。22は第1判定湿度を変更設
定し第1判定湿度記憶部20に記憶させる第1設定手段
である。同様に23は第2判定湿度を設定記憶させる第
2設定手段である。
【0037】次に本実施例の動作について図4のフロー
チャートを用いて詳しく説明する。本実施例では、空間
湿度検出手段13が台所の床下の湿度を検出し(S1
0)、次に検出した床下の湿度と第1判定湿度記憶部2
0が記憶する第1判定湿度70%RHを比較する(S1
1)。もし検出した台所の床下の湿度が湿度70%RH
以上であれば、外気湿度検出手段14が外気の湿度を検
出し(S12)、検出した外気湿度を第2判定湿度記憶
部21が記憶する第2判定湿度60%RHを比較する
(S13)。もし、検出した外気湿度が湿度60%RH
以上であれば空間湿度制御手段18は、除湿手段17を
制御し外気を湿度10%RH以下に乾燥させた後床下へ
送風する除湿運転を行う(S14)。また、検出した外
気湿度が60%RH未満であれば空間湿度制御手段18
は、換気手段16を制御し外気を床下へ送風することで
床下を乾燥させる(S15)。また、空間湿度検出手段
13が検出した床下の湿度が70%RH未満であれば空
間湿度制御手段は換気手段16または除湿手段17の制
御を停止することで送風が止まる(S16)。また、表
示手段19は装置の運転状態、床下の湿度及び外気湿度
を表示する(S17)。
【0038】上記構成により、空間湿度制御手段18が
床下の湿度を70%RH以下に制御するとともに、外気
湿度が60%RH以上のとき除湿運転を行い、60%R
H未満のとき換気運転を行うことで常に空間湿度より湿
度が10%RH以上乾燥した外気を送風することが可能
となり床下の湿度を70%RH以下に制御するのに要す
る時間(運転時間)を短くできる。また、空間湿度検出
手段13と外気湿度検出手段14に使用する湿度センサ
の計測ばらつきを第1判定湿度及び第2判定湿度の設定
により吸収するよう作用し、空間湿度制御手段18は外
気が多湿のときは確実に除湿運転を行い、外気が乾燥し
ているときは乾燥運転を確実に行うことで床下を確実に
乾燥することができる。
【0039】なお、本実施例では第2判定湿度を60%
RHとすることで常に空間湿度より10%RH以上乾燥
した外気を送風するようにしたが、第1設定手段22及
び第2設定手段23で判定湿度を変更することで、より
運転時間を短縮することが可能となる。
【0040】なお、本実施例では建物の内部空間として
床下について説明したが、浴室等の高湿度の空間に対し
ても同様に実施できる。
【0041】(実施例3)図5は本発明の実施例3の乾
燥装置のブロック図である。また図6は実施例3の乾燥
装置の動作を示すフローチャートである。
【0042】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点を以下
に説明する。図5において、24は床下の気温を計測す
る気温検出手段であり、25は気温検出手段24が計測
した床下の気温が予め設定した閾値未満であれば空間湿
度制御手段18が行う制御すなわち換気運転または除湿
運転を停止させるための停止信号を出力する停止手段で
ある。空間湿度制御手段18は停止信号に応じて換気運
転または除湿運転制御を停止する。本実施例では閾値を
10℃としている。その理由は、10℃未満という温度
帯は白蟻、腐朽菌、あるいはカビの活動が低下し床下に
対して影響を与えない温度であり、その温度帯では特に
高湿度状態であっても問題ないためであり、床下の乾燥
を停止させる。表示手段19は装置の運転状態である換
気、除湿、停止を表示するとともに、空間湿度検出手段
13が検出した床下の湿度及び外気湿度検出手段14が
検出した外気湿度及び気温検出手段24が検出した床下
の気温をLCDに表示する。
【0043】次に本実施例の動作について図6のフロー
チャートを用いて詳しく説明する。本実施例では、気温
検出手段24が床下の気温を計測する(S21)。そし
て、停止手段25が床下の気温が10℃以上かを判定
(S22)し、10℃未満であれば停止信号を出力し、
空間湿度制御手段18は制御を停止する(S23)。判
定結果が10℃以上であれば、空間湿度検出手段13が
床下の湿度を検出し(S24)、空間湿度制御手段18
は床下の湿度が70%RH以上かを判定し(S25)、
70%RH未満であれば制御を停止する。また、判定結
果が70%RH以上の場合は外気湿度検出手段14が外
気湿度を検出する(S26)。そして、空間湿度制御手
段18は外気湿度が70%RH以上かを判定し(S2
7)、70%RH以上であれば除湿手段17を制御し除
湿運転を行う(S28)。また、70%RH未満であれ
ば換気手段16を制御し換気運転を行う(S29)。そ
して、表示手段19は現在の装置の運転状態、床下の湿
度・気温、外気湿度をLCDに表示する(S30)。
【0044】上記構成により、停止手段25が床下に対
し悪影響を及ぼす白蟻や腐朽菌等のカビが活動しない床
下の温度である10℃未満では、換気または除湿運転を
停止させるよう作用し、建物の寿命を延ばすのに必要な
電気代を少なくすることができる。
【0045】また、表示手段19が台所の床下の湿度・
気温、外気湿度及び装置の運転状態を表示することで、
使用者がわざわざ装置を見に行かなくても動作が正常で
あるか異常なのかを確認することができる。
【0046】なお、本実施例では建物の内部空間として
床下について説明したが、浴室等の高湿度の空間に対し
ても同様に実施できる。
【0047】(実施例4)図7は本発明の実施例4の乾
燥装置のブロック図である。また図8は実施例4の乾燥
装置の動作を示すフローチャートである。
【0048】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点を以下
に説明する。図7において、26は空間湿度制御手段1
8が動作する時間を動作期間として予め記憶する時間記
憶手段、27は時間記憶手段26が記憶する動作時間の
入力を行う第1入力手段である。28は内部カウントし
ている時計が時間記憶手段26が記憶する動作時間にな
ったとき動作信号を出力する運転制御手段である。空間
湿度制御手段18は動作信号に応じて、床下及び外気の
湿度情報で除湿手段17を制御し外気を乾燥させた後床
下へ送風する除湿運転もしくは、換気手段16を制御し
外気を床下に送風し床下を乾燥させる換気運転もしくは
運転停止を行う。本実施例では、空間湿度制御手段18
が昼間に動作するよう動作時間を12時〜21時に設定
している。動作時間の設定根拠は送風時の動作音が問題
になることを考慮し、人の就寝時間を避けるためであ
る。
【0049】次に本実施例の動作について図7のフロー
チャートを用いて詳しく説明する。本実施例では、運転
制御手段28が時間をカウントし(S31)、カウント
時間が時間記憶手段26の記憶する動作時間であるかを
判定し(S32)、動作時間外であれば運転停止となる
(S33)。カウント時間が運転時間内であれば運転制
御手段28は動作信号を出力し、動作信号に応じて空間
湿度検出手段13が台所の床下の湿度を検出する(S3
4)。次に、空間湿度制御手段18は床下の湿度が70
%RH以上かを判定し(S35)、70%RH未満であ
れば制御を停止する(S33)。また、判定結果が70
%RH以上の場合は外気湿度検出手段14が外気湿度を
検出する(S36)。そして、空間湿度制御手段18は
外気湿度が70%RH以上かを判定し(S37)、70
%RH以上であれば除湿手段17を制御し除湿運転を行
う(S38)。また、70%RH未満であれば換気手段
16を制御し換気運転を行う(S39)。そして、表示
手段19は現在の時間、装置の運転状態、床下の湿度・
気温、外気湿度をLCDに表示する(S40)。
【0050】上記構成により、運転制御手段28が動作
時間内に限定して換気運転または除湿運転を実施させる
よう作用し、動作時間を就寝時間外に設定することで夏
場に窓を開けて使用する場合でも運転音による問題がな
い。
【0051】(実施例5)図9は本発明の実施例5の乾
燥装置のブロック図である。また図10は実施例5の乾
燥装置の動作を示すフローチャートである。
【0052】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有している。図9において、13は浴室の湿度を検
出する空間湿度検出手段、14は屋外の外気湿度を検出
する外気湿度検出手段である。本実施例では、相対湿度
は高分子タイプの湿度センサで検出する。15は浴室の
湿度を制御するための判定湿度を記憶する記憶手段であ
る。本実施例では、木材の含水率を低下させ木材の腐朽
菌およびカビの活動を抑制する湿度である70%RHに
予め判定湿度を設定しておく。16は外気を浴室へ送風
し浴室を換気する換気手段、17は外気を乾燥させた後
浴室に送風し浴室を乾燥させる除湿手段である。本実施
例では送風方法としてファンをACモータで回転する方
法を用い、外気を乾燥させる除湿材としてシリカゲルま
たはゼオライトを使用する。本実施例では、外気の湿度
を除湿材で吸着させることで外気を乾燥させて浴室に送
風し、吸着材の吸着能力が低下したらヒータにより再生
する。本実施例では吸着材の特性から5分吸着5分再生
のサイクル運転を行っている。そのため、浴室へは乾燥
した温風を送風することになる。18は空間湿度制御手
段であり、空間湿度検出手段13が検出した浴室の湿度
が記憶手段15が記憶する判定湿度(70%RH)以上
でかつ外気湿度検出手段16が検出した外気湿度が判定
湿度以上のとき除湿手段17を制御し外気を乾燥させた
後浴室へ送風する除湿運転を行う。また、空間湿度制御
手段18は、空間湿度検出手段13が検出した浴室の湿
度が記憶手段15が記憶する判定湿度(70%RH)以
上でかつ外気湿度検出手段16が検出した外気湿度が判
定湿度未満のとき換気手段16を制御し外気を浴室に送
風し浴室を乾燥させる換気運転を行う。表示手段19は
装置の運転状態である換気、除湿、停止を表示するとと
もに、空間湿度検出手段13が検出した浴室の湿度及び
外気湿度検出手段14が検出した外気湿度をLCDに表
示する。29は空間湿度制御手段18が行う制御を一時
停止させ予め設定した時間後に再度制御を再開させるた
めの一時停止信号を入力する第2入力手段である。本実
施例では入浴する時に換気運転または除湿運転中であっ
た場合、外気が浴室に侵入し冷たい思いをすることを避
けるために、例えば30分という時間を設定している。
30は空間湿度制御手段18が強制的に換気手段16を
制御させるための換気信号を入力する第3入力手段であ
る。31は空間湿度制御手段18が強制的に除湿手段1
7を制御させるための除湿信号を入力する第4入力手段
である。32は第2入力手段29と第3入力手段30と
第4入力手段31と表示手段19を配置し防水構造とし
たリモコンである。本実施例ではリモコン32を台所と
浴室に設置し、乾燥装置本体とリモコン32は有線によ
る通信方式を用い情報の受け渡しを行っている。
【0053】次に本実施例の動作について図10のフロ
ーチャートを用いて詳しく説明する。台所もしくは浴室
に設置されたリモコン32からの一時停止信号の入力判
定を行い(S41)、入力がない場合は換気信号の入力
判定を行い(S42)、入力がない場合は除湿信号の入
力判定を行い(S43)、入力がない場合は30分の経
過判定を行う(S44)。本実施例ではリモコン32か
らの入力信号に応じて停止運転または換気運転または除
湿運転を行っていない場合はS44をスルーし、空間湿
度検出手段13が浴室の湿度を検出し(S45)、検出
した浴室の湿度と記憶手段15が記憶する判定湿度を比
較する(S46)。本実施例では判定湿度を70%RH
と設定している。もし、70%RH未満であれば運転を
停止する(S47)。次に、もし検出した浴室の湿度が
70%RH以上であれば、外気湿度検出手段14が外気
湿度を検出し(S48)、検出した外気湿度が70%R
H以上かを判定する(S49)。70%RH以上であれ
ば空間湿度制御手段18は除湿手段17を制御し外気を
湿度10%RH以下に乾燥させた後浴室へ送風させる除
湿運転を行い(S50)、外気湿度が70%RH未満で
あれば空間湿度制御手段18は換気手段16を制御し、
外気を浴室へ送風し浴室を乾燥させる換気運転を行う
(S51)。次に一時停止信号の入力があった場合、空
間湿度制御手段は停止運転を行う(S52)。そして、
換気信号の入力判定(S42)及び除湿信号の入力判定
(S43)を行い30分間停止運転を続ける(S4
4)。30分経過したら、空間湿度制御手段18は湿度
情報により浴室を乾燥させる制御を行う(S45〜S5
1)。次に、換気信号の入力判定(S42)で入力があ
った場合、空間湿度制御手段18は強制的に換気手段1
6を制御し換気運転を行い(S53)30分間継続する
(S44)。30分経過したら、空間湿度制御手段18
は湿度情報により浴室を乾燥させる制御を行う(S45
〜S51)。次に、除湿信号の入力判定(S43)で入
力があった場合、空間湿度制御手段18は強制的に除湿
手段17を制御し除湿運転を行い(S54)30分間継
続する(S44)。30分経過したら、空間湿度制御手
段18は湿度情報により浴室を乾燥させる制御を行う
(S45〜S51)。本実施例では、各入力手段による
停止・換気・除湿運転中に別の入力手段による入力信号
があった場合は、入力信号に応じた制御を行うととも
に、入力を最後に受け付けた時点から30分間の継続を
判定する構成とする。
【0054】上記構成により、浴室に設置されたリモコ
ンで入浴中に一時停止信号を入力することで、空間湿度
制御手段18は入力された一時停止信号に応じて換気運
転または除湿運転を一時停止し、30分後に再度運転を
再開するよう作用し、使用者は入浴中に冷たい思いをす
ることがないとともに入浴後使用者に意識させずに自動
で浴室の乾燥を行うことができる。
【0055】また、浴室に設置されたリモコンで入浴中
に換気信号を入力することで、空間湿度制御手段18は
入力された換気信号に応じて強制的に換気運転を行うよ
う作用し、女性の使用者が入浴中に窓を開けなくても外
気を浴室に取り込むことで涼を得ることができ快適な浴
室空間を実現できる。
【0056】また、台所に設置されたリモコンで入浴前
に除湿信号を入力することで、空間湿度制御手段18は
入力された除湿信号に応じて強制的に除湿手段17を制
御し湿度が10%RH以下の温風を浴室に送風するよう
作用し、浴室を乾燥させるとともに温風により浴室を暖
めることができ冬場など入浴時寒い思いをせずに快適な
入浴ができる。
【0057】さらに、リモコンを表示手段19と第2入
力手段29または第3入力手段30または第4入力手段
31で構成することで、装置の運転状態及び浴室の気温
・湿度の確認と各入力が同時にできるよう作用し、浴室
の乾燥状態及び気温を手動で自由にコントロールするこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物の内
部空間の湿度及び外気湿度の情報で空間湿度制御手段が
換気手段及び除湿手段を制御し予め設定した判定湿度以
下に内部空間の湿度を制御するよう作用し、建物の内部
空間のじめじめ感をなくすとともに木材の腐朽菌、カビ
あるいは白蟻の活動を抑制し建物の寿命を延ばすことが
できるという有利な効果がある。
【0059】また、空間湿度検出手段と外気湿度検出手
段の初期湿度検出性能差を複数の判定湿度の設定により
吸収するよう作用し、空間湿度制御手段は外気が多湿の
ときは確実に除湿手段の制御を行い、外気が乾燥してい
るときは換気手段の制御を行うことで空間湿度を短時間
でかつ確実に判定湿度以下に移行させることができると
いう有利な効果がある。
【0060】また、停止手段が建物の内部空間に対し悪
影響を及ぼす腐朽菌、カビあるいは白蟻が活動しない温
度で空間湿度制御手段に対し換気手段及び除湿手段への
制御を停止させるよう作用し、建物の寿命を延ばすのに
必要な電気代を少なくすることができるという有利な効
果がある。
【0061】また、運転制御手段は、動作時間以外は空
間湿度制御手段が行う制御を停止させるよう作用し、建
物の内部空間を乾燥させる時刻帯を任意に設定すること
が可能となり、夏場に網戸を使用する場合でも就寝中の
送風音が問題とならないという有利な効果がある。
【0062】また、一時停止信号を入力することで空間
湿度制御手段が行う制御を一時停止し予め設定した時間
後に再度制御を再開するよう作用し、使用者は装置の動
作を止めたい時に止めることができるるとともに使用者
に負担をかけずに建物の内部空間の乾燥を継続させるこ
とができるという有利な効果がある。
【0063】また、換気信号を入力することで、空間湿
度制御手段は強制的に換気手段の制御を行うよう作用
し、使用者が換気をしたいときに手動で換気動作を行う
ことができるという有利な効果がある。
【0064】また、除湿信号を入力することで、空間湿
度制御手段は強制的に除湿手段の制御を行うよう作用
し、使用者が除湿をしたいときに手動で除湿動作を行う
ことができるという有利な効果がある。
【0065】また、表示手段が建物の内部空間の湿度ま
たは内部空間の気温または外気湿度または装置の運転状
態または判定湿度を表示するよう作用し、使用者は日々
表示手段を確認することで内部空間の湿度の変化を知る
ことができかつ装置の動作の異常も確認することができ
るという有利な効果がある。
【0066】さらに、各入力手段の近傍に表示手段を配
置することで、装置の運転状態及び内部空間の気温・湿
度の確認と各入力が同時にできるよう作用し、内部空間
の乾燥状態及び気温を手動で自由にコントロールするこ
とができるという有利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の乾燥装置のブロック図
【図2】同乾燥装置における動作を示すフローチャート
【図3】本発明の実施例2の乾燥装置のブロック図
【図4】同乾燥装置における動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施例3の乾燥装置のブロック図
【図6】同乾燥装置における動作を示すフローチャート
【図7】本発明の実施例4の乾燥装置のブロック図
【図8】同乾燥装置における動作を示すフローチャート
【図9】本発明の実施例5の乾燥装置のブロック図
【図10】同乾燥装置における動作を示すフローチャー
【図11】従来の換気装置の構成及び設置概略図
【図12】同換気装置の設置電気系統図
【符号の説明】
13 空間湿度検出手段 14 外気湿度検出手段 15 記憶手段 16 換気手段 17 除湿手段 18 空間湿度制御手段 19 表示手段 24 気温検出手段 25 停止手段 26 時間記憶手段 27 第1入力手段 28 運転制御手段 29 第2入力手段 30 第3入力手段 31 第4入力手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の内部空間の湿度を検出する空間湿度
    検出手段と、屋外の外気湿度を検出する外気湿度検出手
    段と、予め設定した判定湿度を記憶する記憶手段と、建
    物の内部空間を換気する換気手段と、外気を乾燥させて
    建物の内部空間に送風する除湿手段と、前記内部空間の
    湿度情報と外気湿度情報で前記換気手段または除湿手段
    を制御し建物の内部空間を判定湿度以下に制御する空間
    湿度制御手段を有する乾燥装置。
  2. 【請求項2】記憶手段は複数の判定湿度を記憶し、空間
    湿度制御手段は内部空間の湿度が第1判定湿度以上でか
    つ外気湿度が第2判定湿度未満の場合に換気手段を制御
    し、内部空間の湿度が第1判定湿度以上でかつ外気湿度
    が第2判定湿度以上のときは除湿手段を制御し建物の内
    部空間を乾燥させることを特徴とする請求項1記載の乾
    燥装置。
  3. 【請求項3】建物の内部空間の気温を計測する気温検出
    手段と、前記内部空間気温が予め設定した閾値未満のと
    き空間湿度制御手段が行う制御を停止させる停止手段を
    有する請求項1記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】空間湿度制御手段が動作する動作時間を記
    憶する時間記憶手段と前記動作時間の入力を行う第1入
    力手段と、前記時間記憶手段が記憶する動作時間以外は
    空間湿度制御手段が行う制御を停止させる運転制御手段
    を有する請求項1記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】一時停止信号を入力する第2入力手段を有
    し、前記一時停止信号に応じて空間湿度制御手段は制御
    を一時停止させ予め設定した時間後に再度制御を再開さ
    せることを特徴とする請求項1記載の乾燥装置。
  6. 【請求項6】換気信号を入力する第3入力手段を有し、
    前記換気信号に応じて空間湿度制御手段は換気手段を制
    御することを特徴とする請求項1記載の乾燥装置。
  7. 【請求項7】除湿信号を入力する第4入力手段を有し、
    前記除湿信号に応じて空間湿度制御手段は除湿手段を制
    御することを特徴とする請求項1記載の乾燥装置。
  8. 【請求項8】建物の内部空間の湿度または内部空間の気
    温または外気湿度または装置の運転状態または判定湿度
    を表示する表示手段を有する請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の乾燥装置。
  9. 【請求項9】第2入力手段または第3入力手段または第
    4入力手段を表示手段の近傍に配置したことを特徴とす
    る請求項5ないし8のいずれか1項に記載の乾燥装置。
JP9176736A 1997-07-02 1997-07-02 乾燥装置 Withdrawn JPH1123041A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173123A (ja) * 2009-03-27 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 機器
JP2017003229A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 トヨタホーム株式会社 床下換気システム
CN107305035A (zh) * 2016-04-21 2017-10-31 日立江森自控空调有限公司 空调机

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