JPH11230089A - シロッコファン型送風機 - Google Patents

シロッコファン型送風機

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Publication number
JPH11230089A
JPH11230089A JP10032885A JP3288598A JPH11230089A JP H11230089 A JPH11230089 A JP H11230089A JP 10032885 A JP10032885 A JP 10032885A JP 3288598 A JP3288598 A JP 3288598A JP H11230089 A JPH11230089 A JP H11230089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
temperature relay
recess
temperature
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10032885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Aoi
英樹 青井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP10032885A priority Critical patent/JPH11230089A/ja
Publication of JPH11230089A publication Critical patent/JPH11230089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 温度リレーを容易かつコストを低くして取り
付けることができるシロッコファン型送風機を提供す
る。 【解決手段】 ケーシング14に凹部を設け、この凹部
に温度リレー28を設け、ファンモータ12によって固
定したものである。 【効果】 温度リレー28によって送風機の炎焼を防止
することができると共に、その温度リレーの取付が容易
で、かつ、部品等を必要としないためコストの削減を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シロッコファン型
送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シロッコファン型送風機は、スポットク
ーラー、生ゴミ乾燥機、エアータオル装置等のセットに
組み込まれている。
【0003】シロッコファン型送風機のファンモータ
は、レジンモールドモータが使用されている。そして、
炎焼防止のためにレジンモールドモータが所定温度以上
に上がった場合にはその回転を止める必要があるが、こ
のレジンモールドモータは、モールド成形を行うため、
自動復帰型温度リレー(以下、単に「温度リレー」とい
う)をコイルに巻き付けてモールドすることが困難であ
った。
【0004】そのため、次のような方法がとられてい
た。なお、炎症防止とは、例えば、異物の混入等でシロ
ッコファンがロックして、ファンモータが異常に温度上
昇したときに炎焼しないようにすることをいう。
【0005】第1の方法は、温度リレーをファンモータ
の外部に出して、ファンモータの外部に取り付ける方法
である。
【0006】第2の方法は、温度リレーをファンモータ
の外部に出して、送風機を前記セットに組込む時に温度
リレー取付部品によって取り付ける方法である。
【0007】第3の方法は、温度リレーを設けず、セッ
ト組立時に電流ヒューズのみで加熱防止を図っている方
法である。
【0008】第4の方法は、温度ヒューズをファンモー
タのコイルに直接巻き付ける方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法及び第2の方法であると、温度リレーをファンモー
タやセットに取り付けるための温度リレー取付部品が必
要となって、コストが上昇するという問題点があった。
【0010】また、第3の方法であると電流ヒューズの
みで加熱防止を図るため、その信頼性が低下するという
問題点があった。
【0011】第4の方法であると、温度ヒューズがモー
ルド内部に組み込まれているため、温度ヒューズが一度
作動すればモータが使えなくなるという問題点があっ
た。
【0012】そこで本発明は上記問題点に鑑み、温度リ
レーを容易かつコストを低くして取り付けることができ
るシロッコファン型送風機を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のシロッコファン
型送風機は、ファンモータの駆動回路に温度リレーを接
続し、シロッコファンを内蔵したケーシングの外面に凹
部を設け、この凹部に前記温度リレーを配し、その外側
に前記ファンモータを取付けて、前記ケーシングと前記
ファンモータによって前記温度リレーを固定し、前記フ
ァンモータが所定温度以上に上昇した場合には、前記温
度リレーがそれを感知して前記駆動回路を遮断するもの
である。
【0014】このように温度リレーをケーシングとファ
ンモータによって固定することにより、特別な取付用部
品が不要であるためコストを削減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1〜図
4に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3はシロッコファン型送風機の縦
断面図、平面図、背面図を示したものであり、図4はフ
ァンモータ12の駆動回路を示したものである。
【0017】送風機10のケーシング14は、シロッコ
ファン16を収納できる収納部18とこの収納部18の
上面を覆うための蓋部20とよりなり、それぞれ金属板
により成形されている。また、収納部18の下面には、
空気を吸い込むための吸込口22が開口し、収納部18
の側面には空気を吹き出すための吐出口24が開口して
いる。
【0018】ファンモータ12は、フランジ型レジンモ
ールドモータであり、単相誘導電動機または三相誘導電
動機よりなる。このファンモータ12は、蓋部20の上
面に取り付けられる。
【0019】蓋部20のファンモータ12が取り付けら
れる位置には凹部26が設けられ、この凹部26には温
度リレー28が接着剤やシリコン等で固定されている。
そして、この温度リレー28を収納した凹部26は、フ
ァンモータ12によって覆われ、ファンモータ12のフ
ランジ面に接触させている。
【0020】温度リレー28は、図4の回路図が示すよ
うに、ファンモータ12の主コイル30、補助コイル3
2、コンデンサ34等よりなるファンモータ12の電気
回路と電源との間に設けられている。
【0021】上記構成の送風機10であると、ケーシン
グ14内部に異物等が混入してシロッコファン16がロ
ックされ、ファンモータ12の温度が上昇した場合に
は、この温度リレー28がその温度上昇を察知し、ファ
ンモータ12の回転を停止させる。これによって炎焼が
防止できる。そして、ファンモータ12の温度が下がっ
た場合には、再び復帰して、ファンモータ12を駆動さ
せることができる。
【0022】なお、温度リレー28が電流を遮断する温
度としては、90℃程度が好ましい。これは、ケーシン
グ14が金属板で形成され、シロッコファン16によっ
て常に冷却されているため、温度リレー28も冷却され
るため、従来よりやや低い温度帯で温度リレー28が作
動するようにしておく。
【0023】また、この構成により、温度リレー28の
取付部品が不要になるためコストダウンになり、その取
付作業が凹部26に取り付けるだけであるため作業性が
向上する。
【0024】さらに、セット組み込み時に送風機10の
炎焼防止の保護をする必要がないので、部品点数の低減
及び配線数の低減が期待できる。
【0025】図5は、第2の実施例の送風機10の要部
拡大縦断面図である。
【0026】本実施例と第1の実施例の異なる点は、温
度リレー28を凹部26に取り付ける際に、ゴム36を
ケーシング14との間に設ける点にある。
【0027】このようにゴム36を設けることで、ケー
シング14からの温度影響を抑えることができ、ファン
モータ12からの温度を直接関知することができる。そ
のため、炎焼防止の役割がさらに上昇する。なお、この
ゴム36としては、クロロブレンゴムが好適である。
【0028】
【発明の効果】以上により本発明のシロッコ型送風機で
あると、温度リレーによって送風機の炎焼を防止するこ
とができると共に、その温度リレーの取付が容易で、か
つ、部品等を必要としないためコストの削減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の送風機の縦断面図であ
る。
【図2】送風機の平面図である。
【図3】送風機の背面図である。
【図4】ファンモータの駆動回路である。
【図5】第2の実施例の送風機の要部拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 送風機 12 ファンモータ 14 ケーシング 16 シロッコファン 18 収納部 20 蓋部 22 吸込孔 24 吐出口 26 凹部 28 温度リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータの駆動回路に温度リレーを接
    続し、 シロッコファンを内蔵したケーシングの外面に凹部を設
    け、この凹部に前記温度リレーを配し、その外側に前記
    ファンモータを取付けて、前記ケーシングと前記ファン
    モータによって前記温度リレーを固定し、 前記ファンモータが所定温度以上に上昇した場合には、
    前記温度リレーがそれを感知して前記駆動回路を遮断す
    ることを特徴とするシロッコファン型送風機。
JP10032885A 1998-02-16 1998-02-16 シロッコファン型送風機 Pending JPH11230089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10032885A JPH11230089A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 シロッコファン型送風機

Applications Claiming Priority (1)

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JP10032885A JPH11230089A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 シロッコファン型送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11230089A true JPH11230089A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12371343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10032885A Pending JPH11230089A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 シロッコファン型送風機

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JP (1) JPH11230089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104265668A (zh) * 2014-09-20 2015-01-07 常州市武进南夏墅静电喷塑有限公司 一种风扇自动温度控制系统
CN107387448A (zh) * 2017-08-28 2017-11-24 合肥龙多电子科技有限公司 一种智能风扇控制系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104265668A (zh) * 2014-09-20 2015-01-07 常州市武进南夏墅静电喷塑有限公司 一种风扇自动温度控制系统
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