JPH11229192A - 電析装置 - Google Patents
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- JPH11229192A JPH11229192A JP3444598A JP3444598A JPH11229192A JP H11229192 A JPH11229192 A JP H11229192A JP 3444598 A JP3444598 A JP 3444598A JP 3444598 A JP3444598 A JP 3444598A JP H11229192 A JPH11229192 A JP H11229192A
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Abstract
することができ、太陽電池の反射層などに好適な酸化物
膜を作成できる電析装置を可能にする。 【解決手段】 電析浴中で基板1002とアノード電極
1001とに通電して、基板1002上に酸化物を成膜
する電析槽を備えている電析装置であって、アノード電
極の幅1005が、対向する基板の幅1007と等しい
か、あるいは大きく設定されている。
Description
(電解めっき法及び電解析出法)により酸化物膜を作成
する電析装置に係り、特に長尺基板上に均一に酸化亜鉛
膜を作成する電析装置に関する。
空プロセスに代わり、水溶液の電気化学的反応を利用し
て基板上に酸化物を作成する技術が注目されている。例
えば、特開平09−092861号公報には「光起電力
素子の製造方法」に係る発明が提案されており、電析法
により長尺基板上に酸化亜鉛等の酸化物を作成する方
法、および装置が開示されている。
酸化物を作成する装置の一例を示す概略図であり、電析
法により酸化亜鉛膜を作成するだけの機能に単純化した
ものである。
れたステンレス帯板等の長尺基板であり、フープ材、ロ
ール基板またはウェブなどと呼ばれている。長尺基板2
001は、ボビンにコイル状に巻かれた円筒体状の基板
として、本装置へと搬送されてくる。
を基板繰り出しローラー2002に配置し、その表面保
護のために巻き入れられた合紙を合紙巻き上げローラー
2003により巻き出しつつ、繰り出された基板を基板
巻き上げローラー2062へと搬送し、巻き取ってい
る。
において、まず張力検出ローラー2005、給電ローラ
ー2006を経て電析槽2009内に入る。電析槽20
09の内部では、基板2001が支持ローラー201
3,2014により位置出しされ、電析法により酸化物
膜が作成される。
01は、水洗槽2030内に導入されて水洗される。水
洗槽2030の内部での位置出しは、支持ローラー20
31,2066によって行われる。水洗槽2030を通
過した基板2001は、温風乾燥炉2051内に導入さ
れて乾燥される。
1は、支持ローラー2057を経て、蛇行修正ローラー
2059により横ずれが補正され、成膜表面を保護すべ
く、合紙繰り出しローラー2060から繰り出された新
しい合紙を巻き込んで、基板巻き上げローラー2062
に巻き上げられ、必要に応じて次工程へと搬送される。
1の動的な巻き張力を検知して、基板繰り出しローラー
2002の軸にリンクされた不図示のパウダークラッチ
等のブレーキ手段にフィードバックをかけ、張力を一定
に保持するものである。これにより、基板2001の搬
送経路が支持ローラー間で所定の値になるように設計さ
れている。
れない構成となっているため、張力が弱いと、支持ロー
ラーから基板2001が外れたり、電析槽2009や水
洗槽2030の出入口で基板2001が垂れ下がって成
膜面を擦って傷付くなどの、不具合が発生する。
傷を受けたり、汚れたりしないなどの利点があり、とり
わけ太陽電池の反射膜などのように、ミクロンサイズの
凹凸を薄膜上に形成しなければならない用途には好まし
い。
ド側の電位を印加するためのもので、なるべく電析浴に
近いところに設置され、電源2008の負極側に接続さ
れている。
すると共に、基板2001の経路を定め、それに対して
アノード電極2017を設置して、このアノード電極2
017に給電バー2015を介して電源2008から正
極の電位を印加する。これにより、電析浴中で基板20
01を負、アノード電極2017を正とする電気化学的
な電解析出プロセスが進行する。
水蒸気の発生がかなり多くなるので、蒸気排出ダクト2
010、2011、2012から水蒸気を逃がしてや
る。
攪拌エアー導入管2019からエアーを導入して、電祈
槽2009内のエアー吹き出し管2018からエアーを
バブリングする。
は、電析循環槽2025を設け、この中にヒーター20
24を設置して浴を加温し、かかる浴液を浴循環ポンプ
2023から電析浴液供給管2020を介して電析槽に
供給する。電析槽2009から溢れた浴液や、一部積極
的に帰還させる浴液は、不図示の帰還路を経て、電析循
環槽2025に戻して再び加温する。
2021とバルブ2022とで、電析循環槽2025か
ら電析槽2009への浴供給量を制御することができ
る。すなわち、供給量を増やす場合は、バルブ2021
をより開放とし、バルブ2022をより閉成とするので
あり、また供給量を減らす場合は逆の操作を行う。電析
浴2016の保持水位は、この供給量と不図示の帰還量
を調整しておこなう。
27とフィルターとがらなるフィルター循環系が備えら
れており、電析循環槽2025中の粒子を除去できる構
成となっている。電析循環槽2025と電析槽2009
との間での浴液の供給・帰還が充分に多い場合には、こ
のように電析循環槽2025にのみフィルターを設置し
た形で、充分な粒子除去効果を得ることができる。
排出ダクト2026が設置されており、水蒸気が排出さ
れる構造となっている。持に、電析循環槽2025には
ヒーター2024が設置されていて加温源となっている
ため、水蒸気の発生が著しく、発生した水蒸気が不用意
に放出されたり結露したりするのが好ましくない場合
は、極めて効果的である。
一気に既設の廃液系に流して処理装置を傷めることを防
ぐために設置されたもので、一旦電析槽2009の電析
浴2016を保持するとともに、電析槽2009を空に
して作業の能率を図るためのものである。
1は、続いて水洗槽2030に入って水洗される。水洗
槽2009内では、基板2001は支持ローラー203
1と支持ローラー2066で位置決めされ、第一水洗槽
2032、第二水洗槽2033、第三水洗槽2034を
順に通過する。
と水循環ポンプ2044〜2046が配され、2つのバ
ルブ、すなわちバルブ2038とバルブ2041、若し
くはバルブ2039とバルブ2042、またはバルブ2
040とバルブ2043とで水洗槽2009への水供給
量が決まり、供給管2035、若しくは供給管203
6、または供給管2037を介して、水洗槽2032〜
2034内へ洗浄水が供給される。
槽2009での制御と同様である。また、電析槽200
9と同様に、オーバーフローを集めたり一部を積極的に
戻す不図示の帰還水を、それぞれの水洗循環槽2047
〜2049に戻すことも可能である。
ムでは、基板搬送方向の上流側の水洗槽から下流側の水
洗槽、すなわち第一水洗槽2032から第三水洗槽20
34へ向けて、洗浄水の純度が高くなっている。これ
は、基板2001が搬送されプロセスが終わりに近づく
に従って、基板2001の清浄度が上がっていくことを
意味している。
49に最初に補給し、次に第三水洗循環槽2049で溢
れた洗浄水を第二水洗循環槽2048に補給し、さらに
第二視線循環槽2048で溢れた洗浄水を第一水洗循環
槽2047に補給することにより、水の使用量を大幅に
節約して達成することができる。
030の一部に設けられたエアーナイフ2065により
水切りされ、続いて温風乾燥炉2051へ搬送される。
ここでは、水を充分に乾燥させるだけの温度の対流空気
で乾燥をおこなう。対流空気は、熱風発生炉2055で
発生した熱風を、フィルター2054を通してゴミを除
去し、温風吹き出し管2052から吹き出して供給す
る。
り回収して、外気導入管2056からの外気と混合して
熱風発生炉に送られる。
は、支持ローラー2066と支持ローラー2057とに
よって位置出しされる。
1の幅方向のずれを補正して基板巻き上げローラー20
62に巻き込むものであり、不図示のセンサーによって
ずれ量を検知し、蛇行修正ローラー2059を不図示の
アームを支点として回転することによって制御する。通
常、センサーの検知するずれ量も、蛇行修正ローラー2
059の作動量も極めて小さく、1mmを超えないよう
にしている。
表面膜保護のために、合紙繰り出しローラー2060か
ら新しい合紙を供給する。
は同時に働いて、基板2001を搬送張力の掛かったま
ま静止させるものである。これは、基板2001の交換
時や装置のメンテナンス時に、作業性を向上させる。
より、次のような利点がある。
と異なり、膜作成が極めて簡便なことである。高価な真
空ポンプを必要とせず、プラズマを使用するための電源
や電極周りの設計に気を遣うこともない。
低いことである。これはスパッタリング装置では、ター
ゲットの作製に人手と装置を要し、費用がかかる上に、
ターゲットの利用効率も2割程度以下だからである。し
たがって、装置のスループットが上がったり、膜厚の大
きい場合には、ターゲット交換の作業がかなりのウエイ
トを占めるようになるからである。
着法に対しても装置やランニング・コストの点で優位に
立つ。
あり、真空法で作成するのと遜色ない導電特性・光学特
性を示し、ゾルゲル法や有機物を用いたコーティング
法、さらにはスプレー・パイロリシス法などに比べて優
位に立つ。
のことが成り立つ上、廃液を簡単に処理することがで
き、環境に及ぼす影響も小さく、環境汚染を防止するた
めのコストも低い。
装置によって成膜を行ってみると、次のような不都合な
点が見出された。
厚ムラが大きく、幅方向の中央部分に比べて両端部分は
殆ど膜が作成されていないという現象が発生した。この
膜厚ムラについては、前掲の公開公報には全く触れられ
ていないが、本発明者等はアノード電極の構成が基板の
幅方向の膜厚ムラに影響することを見出した。
ない一様な酸化膜を均一に電析することができ、太陽電
池の反射層などに好適な酸化物膜を作成することができ
る電析装置を提供することを目的とする。
く、本発明は、電析浴中で基板とアノード電極とに通電
して、基板上に酸化物を成膜する電析槽を備えている電
析装置において、アノード電極の幅が、対向する基板の
幅と等しいか、あるいは大きく設定されているものであ
る。
ていることが好ましい。
性金属により形成されていることが好ましい。
より覆われていることが好ましい。
囲み幅が、対向する基板の幅と等しいか、あるいは大き
く設定されていることが好ましい。
することが好ましい。
り、より好ましくは、ロール間に長尺基板を掛け渡して
搬送するロール・ツー・ロール装置に備えられているこ
とである。
係り、本発明の構成および作用を以下に更に説明する。
て、基板上に酸化物を成膜する電析槽を備えている電析
装置において、アノード電極の幅が、対向する基板の幅
と等しいか、あるいは大きく設定されている。
も小さいと、酸化物膜の基板幅方向の膜厚ムラが著しく
大きく発生するからである。
れていることにより、アノード電極と基板との間の浴の
攪拌が有効に進み、気泡の滞留などが効果的に除かれ、
疲労した浴が基板表面にいつまでも滞留することがな
い。
より、ムラがなく均一で反射層に適した酸化亜鉛膜を作
成することができ、非反応性金属で形成することによ
り、アノード電極の減りなどをあまり考慮する必要がな
く、長時間の成膜に対して有利である。
って覆うことにより、アノード電極から基板へ流れる電
流以外の迷走電流を効果的に減らして成膜の制御性を向
上させるものである。
た囲み幅が対向する基板の幅と等しいか、あるいは大き
く設定されている。
い場合に、アノード電極の幅に代わって、誘電体の囲い
の有する囲み幅が実効的にアノード電極の幅として働く
ので、アノ一ド電極の機械的精度、長時間使用でのアノ
ード電極の減りなどに対してその設計自由度を上げるこ
とができる。
と、電析浴に対して耐食性を有するので好ましい。
長尺基板を掛け渡して搬送するロール・ツー・ロール装
置に備えられていることにより、長尺基板上に膜厚ムラ
の発生しない一様な酸化膜を均一かつ連続して作成する
ことができるものである。
な実施形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定さ
れるものではない。
は、基本的には図2に示した電析装置と同様の構成を有
しているが、同装置における課題を解決するために、種
々の改良が加えられている。したがって、便宜上、図2
と同一の符号を付して説明する。
基板2001上に均一な酸化物を連続的に成膜する装置
であり、電析浴2016中で長尺基板2001とアノー
ド電極2017とに通電して、基板2001上に酸化物
を成膜する電析槽2009と、電析槽2009を通過し
た基板2001を水洗する水洗槽2030等の水洗手段
と、水洗手段2030を通過した基板2001を強制乾
燥する温風乾燥炉2051等の乾燥手段とを備えてお
り、特にアノード電極2017の構成を改良している。
以下に、各構成要素について詳細に説明する。
の材料は、膜作成面で電気的な導通がとれ、電析浴20
16によって侵食されないものであれば使用することが
でき、ステンレス鋼(SUS)、Al、Cu、Fe、C
rなどの金属、およびこれらの合金が用いられる。ま
た、金属コーティングを施したPETフィルムなども利
用可能である。
行うには、ステンレス鋼が比較的安価で耐食性に優れて
いる点で長尺基板として適している。
し、BAなどの平滑でも良いし、2Dで代表される粗面
でもよい。1μm以上の粗面の場合には、例え濡れ性の
良い膜が作成されても、電析槽2009と水洗槽203
0との間で乾燥ムラが発生しやすい。
材料が成膜されていてもよく、電折の目的に応じて選択
される。
他の金属に比べて電気抵抗が大きいため、特に基板の厚
みが約0.1mm以下であると、後述の電析浴2016
を介したアノード電極2017と基板2001との電気
抵抗より大きくなることが多い。
るアノード電位の制御が難しかったり、基板2001と
アノード電極2017との間に流れるべき電流が、他の
部材、例えば電析槽自体や配管から逃げてしまい、その
制御が難しがったりする。アノード電位の制御の難しさ
は、上述したようなムラという不具合として帰結するこ
とが多く、本発明はかかる場合に特に有効である。
ては、金属においては、ステンレス鋼(SUS)、F
e、Al、Cu、Cr、真ちゅうなどが耐熱性・加工性
に優れているので利用することができ、耐食性を考慮す
るとステンレス鋼が好ましい。ステンレス鋼は、フェラ
イト系、マルテンサイト系、オーステナイト系いずれも
適用可能である。
とし、槽壁間を断熱材で補完することができる。断熱材
としては、温度と簡便性を考慮して、空気、油脂、ガラ
スウール、ウレタン樹脂などが挙げられる。
電析浴2016は、良く知られた金属めっき用の浴のほ
か、酸化亜鉛成膜用の硝酸亜鉛を主としたものが適用可
能である。膜の一様性を高めるために、スクロースやデ
キストリンなどの糖類を添加することもできる。
は、硝酸インジウムを0.0001M/l以上とし、糖
類を同じ程度で含有させることが好ましい。ただし、浴
温については、60℃より低いほうが好ましい。
は、まずc軸に配向した酸化亜鉛多結晶膜、c軸の傾い
た酸化亜鉛多結晶膜が挙げられる。その他の酸化物膜と
しては、硝酸インジウムから析出される酸化インジウム
などがある。
有効な光の波長程度の凹凸をもった酸化亜鉛を成膜する
には、硝酸亜鉛の濃度を0.1M/l以上とすることが
好ましい。c軸に配向した酸化亜鉛膜を得るには、基板
にもよるが、一般的には0.05M/l以下とすること
が好ましい。
ロースにあっては3g/l以上、デキストリンにあって
は、0.01g/l以上とすることが好ましい。これら
の場合、浴の温度は、60℃以上とするのが金属の析出
がないので好ましい。とりわけ、80℃以上であると、
膜の一様性が向上するので好ましい。したがって、これ
らの温度では、本発明の効果が一層顕著になる。
ード電極2017とは、基板2001に対して正の電位
をもち、電析電流を基板2001へ向けて流し得るもの
をいう。通常は、図2に示したように、基板2001に
対向し、かつ近接するように配置される。
御を容易にするためには、電圧制御よりも電流制御とす
るのが好ましく、また副反応を抑えて所望のモルフォロ
ジーの膜を作成するためには、電圧制御とするのが好ま
しい。
なることが多いので、電流制御とすることが多い。電流
制御の場合、電源からアノード電極ヘの電気接続部での
電圧ドロップをある程度無視できるので好ましい。特
に、電析浴の電気伝導度が高い場合には、電流制御を行
う方が簡単である。
方向における大きさ(以下、単に「アノード電極の幅」
という場合もある。)は、長尺基板の幅と等しいか、あ
るいはそれより大きく設定される。これは、本発明者等
の実験によると極めて重要で、アノード電極の幅が長尺
基板の幅よりも小さいと、酸化物膜の基板幅方向のムラ
が著しく大きく発生する。したがって、アノード電極の
幅は長尺基板の幅と等しいか、あるいはそれより大きい
ことが必要となるのである。
め、電界によって単に金属イオンを運ぶだけでなく、基
板の極近傍で酸化反応を進めなければならないので、そ
の酸化反応を維持するための電位(浴液と基板との電
位)を確保しなければならず、金属めっきとは異なった
アプローチが必要であると考えている。すなわち、実験
的な検討によって明らかにされるべきものである。
する基板の端部が成膜の最も進む部分となるのに対し、
本発明の酸化物成膜では逆の特性を示すこともある。さ
らに、ビーカー内での実験では、対向電極と反対側の基
板面にも充分な成膜を見ることから、電界だけでない機
構が働いていると考えるべきである。
精度が一番大きな因子となるが、1mm以上数10cm
以下とすることが好ましく、より好ましくは、10mm
〜50mm前後の距離を隔てて配置することが効果を最
大化できるので好ましい。また、同一の電位がかかって
いるアノード電極は、同じ距離に配置する(すなわち、
基板になるべく平行に配置する)ことが好ましい。
0.1mm程度から1m以上まで自由に設定することが
できる。これは、搬送によって平均化が効率よく進行す
ることによる。したがって、アノード電極の形状は、板
状、線状、棒状、その他後述するようにメッシュ状、あ
るいは格子状とすることができる。いずれも機械的な組
み立て易さや、電位の保持の容易性から定められる。
基板に距離を合わせて配置するため、電析浴中に複数個
配置されるが、このときの電位や形状は各アノード電極
において同一である必要はない。
が成膜速度の大きい膜とし、基板から遠い側(すなわ
ち、太陽電池活性層を酸化物膜の上に構成するときに、
活性層に近い側)で凹凸は大きく成膜速度の小さい膜と
するような場合、プロセス前半のアノード電極はより近
接させて電位を高く保持して電析電流を多くし、プロセ
ス後半のアノード電極はより離間させて電位を低く保持
して電折電流を少なくするといった具合である。この場
合、プロセス前半は板状のアノード電極を配置し、プロ
セス後半は棒状のアノード電極を配置するというよう
に、形状を選択することもできる。
可能な亜鉛は、純度4Nの純亜鉛のほか、2N、3Nの
亜鉛も使用することができる。精練時に混入する不純物
元素は殆ど問題にならない。
るに従って、酸化亜鉛の粉を纏うようになるが、これは
希硝酸で洗うことにより除去可能である。また、酸化亜
鉛の粉を纏うようになっても、その粉自体は反応に悪影
響を与えることはないし、図2に示したようなフィルタ
ー2054による粉除去システムが働いていれば、浴中
のパーティクルを除去することができるので、実害は少
ない。
して適用可能な非反応性金属は、浴中で表面に酸化皮膜
を形成して不動態化するステンレス鋼(SUS)やTi
を用いることができる。Tiは、ステンレス鋼の表面へ
溶射して使用することもできる。また、ガス発生が見ら
れない電流の場合には、貴金属のPtなども使用可能で
ある。しかし、コストを低減するには、ステンレス鋼を
用いることが好ましい。
中に放出して電析浴の金属イオンとなる可能性があるの
に対し、Tiは効果的な不動態を形成するので優れてい
る。また、Ptなどの金属は高価であるが、例え浴中に
溶け出しても反応に悪影響を与えないという意味で好ま
しい。
場合、そのままではZnイオンの濃度が次第に減少して
いくので、亜鉛濃度の高い浴液を用意してそれを追加し
てもよいし、亜鉛の塊を電析浴中に浸漬することもよ
く、後者の場合は亜鉛塊から浴中に失われた亜鉛イオン
が自動的に補給されていくことになる。
して適用可能なメッシュ構造は、丸い開口のある板、四
角い開口のある板、棒で構成した格子、線材で編んだ網
などを含んでいる。メッシュ構造の特徴は、電位がメッ
シュ全面にわたりほぼ同じに保持され、浴液がその隙間
を介して自由に入出できるようになっていることであ
る。
に、常に新しい反応エージェントが存在しうるようにな
り、膜厚ムラを抑制する効果がさらに向上するものであ
る。この浴液の入出を向上させるために、積極的にメッ
シュの隙間に対して浴の対流を起こさせたり、攪拌空気
を通すようにしてもよい。
体の囲いは、アノード電極から基板へ流れる電流以外の
迷走電流を効果的に減らして成膜の制御性を向上させる
ものである。迷走電流は、基板と金属製の電析槽や配管
との間に電気的な接続経路が存在すると、極めて電気伝
導度の高い浴液を介して電流が逃げることによって発生
する。
伝導度の高い電析浴の場合は、アノード電極を誘電体の
囲いで覆うことは迷走電流を抑制する点で有効である。
ただし、これもアノード電極の幅と同様、電析の反応メ
カニズムが関与しているので、一概にめっきプロセスか
らの類推では定められず、実験的な検討によって明らか
にされるべきものである。
して耐食性を示すガラス、セラミックス、樹脂一般が用
いられる。特に、耐熱性・工作性を考慮すると、PFA
(四フッ化エチレン・パーフルオロアルキルビニルエー
テル)、ETFE(四フッ化エチレン・エチレン)、テ
フロンなどのフッ素樹脂が好ましく使用される。電析浴
の温度が低い場合には、PP(ポリプロピレン)や耐熱
塩化ビニルも可能である。
向は、特に基板の幅方向が効果的である。誘電体の囲い
は、必ずしも箱型の囲いとなっている必要はなく、例え
ば一枚の板で特定の方向を覆うように配置することも可
能である。また、基板と反対側、すなわち、図2に示す
電析槽2009の槽底側の迷走電流が大きい場合にはそ
の部分を覆っても効果があるし、エアー攪拌の空気泡が
槽底から放出されて基板面に到達する必要のある場合に
は開放とすることもできる。
幅方向を覆う場合、その囲い同士の間の距離は、少なく
とも基板の幅よりも等しいか、あるいは大きくすること
が膜厚ムラを最小にするために好ましいと、本発明者等
の実験で明らかになった。実験によれば、この囲いの外
の領域は、急激に成膜が行われなくなっていた。
な水洗槽2030に収容した水中に基板2001を通過
させる方式のほか、水洗用のシャワーを用いることがで
きる。
の溶質を除去した後に、図2に示したようなエアーナイ
フによる水切りが極めて効果的であり、後続の加熱乾燥
は温風で十分である。後工程で真空装置を用いる場合に
は、吸着水を除去するために、赤外線ヒーターなども利
用可能である。
送手段では、基板の上下振動が発生して、段状のムラが
槽間で発生しないように、基板の幅1cmあたり0.5
kg以上の張力をかけるのが好ましい。
間に折り曲げローラーを用いた基板の斜め搬送も適用す
ることができる。
基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。
を組み込んだ。図1において、アノード電極1001は
純度4Nの亜鉛により形成された板であり、長尺基板1
002と平行に配置されている。矢印で示す基板搬送方
向1003に対して、アノード幅1005およびアノー
ド長さ1006が定義される。
0mmとし、反射特性を向上させるために、予めスパッ
タリングによりAlとZnO膜を下引き層として200
0Åずつ積層したものを用いた。
ド長さ1006は300mm、アノード対向面1004
と基板1002との距離は20mmとした。このような
アノード電極1001を9枚用いて、図2の電析槽内に
等間隔で配置し、別々の電源からそれぞれ2Aの電流を
流した。
酸亜鉛と0.07g/lのデキストリン濃度で85℃の
ものを用いた。基板の搬送速度は、800mm/sec
とした。
ろ、9000Åの膜厚の酸化亜鉛が、基板幅方向の膜厚
ムラが殆どない状態で作成された。端部2mm程度は、
急激に膜の薄くなっているのが見られたが、これは長尺
基板の全長にわたって一定であり、後続のプロセスで耳
切りして削除することができるので、問題にはならなか
った。
軸に傾いた酸化亜鉛の結晶粒の集まった多結晶相である
ことが確認された。また、成膜面全体にわたり目視上の
ムラは見られなかった。こうして得られた酸化亜鉛膜を
反射層として、a−Si/a−SeGe/a−SiGe
のトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用CVD装置
にて形成した。この光起電力素子の光収集電流を評価し
たところ、22mA/cm2を示し、光起電力素子の反
射層として優れていた。
を組み込んだ。図3において、アノード電極3001
は、丸棒状を呈する純度4Nの亜鉛により形成され、1
50mmのアノード幅3005を有している。このアノ
ード電極3001は、基板幅3007が120mmの長
尺基板3002の膜作成面に平行に配置されている。ア
ノード電極3001と基板3002との距離は、10m
mに設定した。
用いて、3本ずつ一組にし、4つの独立電源から8Aず
つの電流を流し、基板の搬送速度を500mm/sec
として矢印で示す基板搬送方向3003へ搬送し、実施
例1と同じ電析浴中で同じ基板上に、酸化亜鉛の成膜を
行った。酸化亜鉛膜の膜厚は6000Åであり、実施例
1同様に、膜厚ムラは見られなかった。
て、実施例1同様にa−Si/a−SeGe/a−Si
Geのトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用CVD
装置にて形成した。この光起電力素子の光収集電流を評
価したところ、21.8mA/cm2と、光起電力素子
の反射層として優れていた。
用いることの利点は、アノード間隔とアノード電流の設
定に自由度があり、膜の凹凸の制御(例えば、本浴のよ
うに200Å/secの成膜速度に至ると凹凸が緩慢に
なる)が膜の成長方向に対して容易になる。
を組み込んだ。図4において、アノード電極4001
は、純度2Nのマイルド・ジンク製の亜鉛板に5φのメ
ッシュ開口を設けたものであり、140mmのアノード
幅4005および300mmのアノード長さ4006を
有している。このアノード電極4001は、そのアノー
ド対向面4004を120mmの基板幅5007の長尺
基板4002と平行にして配置されている。
のアノード電極に独立した9つの電源からそれぞれ2A
の電流を流した。基板の搬送速度を500mm/sec
として矢印で示す基板搬送方向4003へ搬送し、実施
例1と同じ浴中で同じ基板上に、酸化亜鉛の成膜を行っ
た。酸化亜鉛膜の膜厚は5500Åであり、実施例1同
様に、膜厚ムラは見られなかった。
て、実施例1と同様にa−Si/a−SeGe/a−S
iGeのトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用CV
D装置にて形成した。この光起電力素子の光収集電流を
評価したところ、22.2mA/cm2を示し、光起電
力素子の反射層として優れていた。
001を用いることの利点は、アノード電極4001と
基板4002との間の浴の攪拌が有効に進み、気泡の滞
留などが効果的に除かれ、疲労した浴が基板表面にいつ
までも滞留することがないなどである。特に、基板の搬
送速度が遅くて、電析槽内で基板が長時間において成膜
処理をされる場合には効果がある。
イズの等しいステンレス鋼(SUS304)製のメッシ
ュ・アノード電極を用いた。装置構成や酸化亜鉛の成膜
条件は実施例3と同一とした。Znイオンの供給源とし
て、純度4Nの亜鉛塊を電析槽の底に載置した。酸化亜
鉛膜の膜厚は5400Åであり、実施例3と同様に、膜
厚ムラは見られなかった。
て、実施例3と同様にa−Si/a−SeGe/a−S
iGeのトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用CV
D装置にて形成した。この光起電力素子の光収集電流を
評価したところ、21.9mA/cm2と、光起電力素
子の反射層として優れていた。
電極を用いるため、アノード電極自身の変化(例えば、
アノード電極の減りなど)をあまり考慮する必要がな
く、長時間の成膜に対して有利である。
電極を組み込んだ。図5において、アノード電極500
1は、純度4NのZnOにより形成され、330mmの
アノード幅5005を有している。
ド対向面5004を長尺基板5002の膜作成面と平行
にして配置されている。この長尺基板5002は、35
5mmの基板幅5007を有している。
mの囲み幅5008と300mmの囲み長さを有するP
FA製の矩形枠体状の囲い5009により、その四辺を
覆われている。アノード電極5001のアノード対向面
5004と反対側の底面には、PFAの囲いは設けられ
ていない。
れぞれのアノード電極に独立した6つの電源からそれぞ
れ5.5Aの電流を流した。基板の搬送速度400mm
/secとして、実施例1と同じ浴で、酸化亜鉛の成膜
を行った。酸化亜鉛膜の膜厚は11000Åであり、実
施例1と同様に、膜厚ムラは見られなかった。
て、実施例1と同様に、a−Si/a−SeGe/a−
SiGeのトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用C
VD装置にて形成した。この光起電力素子の光収集電流
を評価したところ、23.1mA/cm2と、光起電力
素子の反射層として優れていた。
高いために、実施例1で述べられたアノード幅に代わ
り、囲い5009の有する囲み幅5008が実効的にア
ノード電極の幅として働くから、アノ一ド電極の機械的
精度、長時間使用でのアノード電極の減りなどに対して
その設計自由度を上げることができる。
電流の大きいところは囲みつき) 図2に示す電折装置に、図6に示すようなアノード電極
を組み込んだ。図6において、355mmの基板幅を有
する長尺基板6002に対して、電折槽6011の電折
浴中で、実施例2と同様の棒状のアノード電極601
2、6013、6014、6015と、実施例5と同一
のアノード電極6016、6017、6018、601
9とを対向させて、基板6002を搬送した。ただし、
棒状アノード電極には、純度3Nの亜鉛を用い、そのア
ノード幅は360mmとした。
を2つずつ組にして、4つの独立の電流源6020、6
021、6022、6023に接続した。また、電流の
帰還経路は、基板6002に接して回動する給電ローラ
ー6010から確保するものである。
021からの電流を18A、電源6022からの電流を
6A、電源6023からの電流を2Aとし、基板の搬送
速度400mm/secとして矢印で示す基板搬送方向
6003へ搬送し、実施例1と同じ浴で、酸化亜鉛の成
膜を行った。酸化亜鉛膜の膜厚は7000Åであり、実
施例1と同様に、膜厚ムラは見られなかった。
て、実施例1と同様に、a−Si/a−SeGe/a−
SiGeのトリプル構造の光起電力素子を長尺基板用C
VD装置にて形成した。この光起電力素子の光収集電流
を評価したところ、22.5mA/cm2と、光起電力
素子の反射層として優れていた。
粒径や成膜速度を膜成長にしたがって変化させることが
でき、そのことにより膜厚による太陽電池の光閉じ込め
として最適化された凹凸を選定することが可能となる。
長尺基板上に膜厚ムラの発生しない一様な酸化膜を均一
に電析することができ、太陽電池の反射層などに好適な
酸化物膜を作成することができる。すなわち、太陽電池
の光閉じ込め効果の有効な反射層として最適な酸化物膜
を、長尺基板上にムラなく成膜することができる電析装
置を提供することができ、そのことにより、効率の高い
太陽電池を低コストで歩留まり良く作製することができ
る。
す斜視図である。
を示す概略図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
概略図である。
支持ローラー 2015 給電バー 2016 電析浴 2017 アノード 2018 エアー吹き出し管 2019 攪拌エアー導入管 2020 電析浴液供給管 2021、2022、2038〜2043 バルブ 2023 浴循環ポンプ 2024 ヒー夕ー 2025 電析循環槽 2026 蒸気排出ダクト 2027 循環ポンプ 2029 電折予備槽 2030 水洗槽 2032 第一水洗槽 2033 第二水洗槽 2034 第三水洗槽 2035〜2037 供給管 2044〜2046 水循環ポンプ 2047〜2049 水洗循環槽 2051 温風乾燥炉 2052 温風吹き出し管 2053 温風回収管 2054 フィルター 2055 熱風発生炉 2056 外気導入管 2059 蛇行修正ローラー 2060 合紙繰り出しローラー 2065 エアーナイフ 3001 アノード電極 3002 長尺基板 3003 基板搬送方向 3005 アノード幅 3007 アノード幅 4001 アノード電極 4002 長尺基板 4003 基板搬送方向 4004 アノード対向面 4005 アノード幅 4006 アノード長さ 4007 基板幅 5001 アノード電極 5002 長尺基板 5003 基板搬送方向 5004 アノード対向面 5005 アノード幅 5007 基板幅 5008 囲み幅 5009 囲い 6002 長尺基板 6003 基板搬送方向 6010 給電ローラー 6011 電折槽 6012〜6019 アノード電極 6020〜6023 電源
Claims (9)
- 【請求項1】 電析浴中で基板とアノード電極とに通電
して、基板上に酸化物を成膜する電析槽を備えている電
析装置において、 アノード電極の幅が、対向する基板の幅と等しいか、あ
るいは大きく設定されていることを特徴とする電析装
置。 - 【請求項2】 アノード電極が、メッシュ構造を呈して
いることを特徴とする請求項1に記載の電析装置。 - 【請求項3】 アノード電極が、亜鉛により形成されて
いることを特徴とする請求項1または2に記載の電析装
置。 - 【請求項4】 アノード電極が、非反応性金属により形
成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
の電析装置。 - 【請求項5】 アノード電極が、誘電体の囲いにより覆
われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の電析装置。 - 【請求項6】 誘電体の囲いが、基板幅方向に沿った囲
み幅が、対向する基板の幅と等しいか、あるいは大きく
設定されていることを特徴とする請求項5に記載の電折
装置。 - 【請求項7】 誘電体が、フッ素樹脂であることを特徴
とする請求項5または6に記載の電析装置。 - 【請求項8】 基板が、長尺基板であることを特徴とす
る請求項1〜7のいずれかに記載の電析装置。 - 【請求項9】 ロール間に長尺基板を掛け渡して搬送す
るロール・ツー・ロール装置に備えられていることを特
徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電析装置。
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---|---|---|---|
JP03444598A JP3423607B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 電析装置 |
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---|---|---|---|
JP03444598A JP3423607B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 電析装置 |
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JP3423607B2 JP3423607B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
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JP03444598A Expired - Fee Related JP3423607B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 電析装置 |
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---|---|---|---|---|
JP6944091B1 (ja) * | 2021-03-10 | 2021-10-06 | 株式会社荏原製作所 | めっき装置及び気泡除去方法 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP03444598A patent/JP3423607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6959474B1 (ja) * | 2021-03-10 | 2021-11-02 | 株式会社荏原製作所 | めっき装置及び気泡除去方法 |
KR102407356B1 (ko) * | 2021-03-10 | 2022-06-13 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 도금 장치 및 기포 제거 방법 |
WO2022190242A1 (ja) * | 2021-03-10 | 2022-09-15 | 株式会社荏原製作所 | めっき装置及び気泡除去方法 |
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JP3423607B2 (ja) | 2003-07-07 |
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