JPH11228946A - 混合作動流体およびそれを用いた冷凍サイクル装置 - Google Patents

混合作動流体およびそれを用いた冷凍サイクル装置

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JPH11228946A
JPH11228946A JP10031845A JP3184598A JPH11228946A JP H11228946 A JPH11228946 A JP H11228946A JP 10031845 A JP10031845 A JP 10031845A JP 3184598 A JP3184598 A JP 3184598A JP H11228946 A JPH11228946 A JP H11228946A
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mixed
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JP10031845A
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English (en)
Inventor
Yuji Yoshida
雄二 吉田
Shozo Funakura
正三 船倉
Noriho Okakura
典穂 岡座
Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成層圏オゾン層に及ぼす影響がほとんどな
く、R12およびR134aの代替として、従来の冷凍
サイクル装置にそのまま用いられる混合作動流体を実現
すること。 【解決手段】 10重量%以下のブタン(R600)
と、90重量%以上の1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン(R134a)からなることを特徴とする混合作
動流体、または10重量%以下のブタン(R600)ま
たはイソブタン(R600a)と、10重量%以上のト
リフルオロヨードメタン(CF3I)と、残りの1,
1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)から
なることを特徴とする混合作動流体を使用する冷凍サイ
クル装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1,1,1,2−
テトラフルオロエタンと、ハイドロカーボン類と、およ
び/またはトリフルオロヨードメタンを含む混合作動流
体、およびそれを用いた冷蔵庫、冷凍機等の冷凍サイク
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫、冷凍機等の冷凍サイクル
装置は、圧縮機、必要に応じて四方弁、凝縮器、キャピ
ラリーチューブや膨張弁等の絞り装置、蒸発器、アキュ
ームレータ等を配管接続し、その内部に冷媒を循環させ
ることにより、冷却または加熱作用を行っている。これ
らの冷凍サイクル装置においては、冷媒としてフロン類
(以下R○○またはR○○○と記す)と呼ばれるメタン
またはエタンから誘導されたハロゲン化炭化水素類が用
いられてきた。
【0003】冷凍冷蔵庫、冷凍機等においては、利用温
度としては凝縮温度は約40℃、蒸発温度は約−30〜
−40℃の範囲において通常使用される。中でもR12
(ジクロロジフルオロメタン、CCl2F2、沸点−29.7
℃)が冷媒として幅広く用いられていたが、近年フロン
による成層圏オゾン層破壊が地球規模の環境問題とな
り、成層圏オゾン破壊能力(ODP)が大きいため、す
でにモントリオール国際条約によってその使用・生産が
廃止された。このため現在では成層圏オゾン層に及ぼす
影響をほとんどなくするために、分子構造中に塩素を含
まないフッ化炭化水素類であるR134a(1,1,
1,2−テトラフルオロエタン、CF3-CH2F、沸点−2
6.1℃)が、R12と沸点が近いこともあってR12
の代替冷媒として利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、R13
4a等のフッ化炭化水素類の冷媒は、従来の圧縮機用潤
滑油として用いられてきたパラフィン系やナフテン系の
鉱油および一部のアルキルベンゼン油等の合成油と相溶
性が悪く、圧縮機から冷媒と一緒に吐出された潤滑油が
低温の蒸発器から圧縮機に帰還しなくなる恐れがある。
このためR134a等のフッ化炭化水素類を冷媒として
用いる場合には、新規製品においては圧縮機用潤滑油と
して相溶性の良いエステル油が一般に用いられている
が、一方エステル油は加水分解しやすく、化学材料的な
信頼性について細心の注意を払う必要がある。
【0005】本発明は、このような従来の冷媒の課題を
考慮し、その課題を解消出来る混合作動流体等を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ハイドロカーボン類は、
化学構造的に鉱油や一部の合成油と近いため相溶性が良
く、エステル油以外の従来の圧縮機用潤滑油と一緒に用
いることが可能である。従って、ハイドロカーボン類を
R134a等のフッ化炭化水素類に若干量混合した冷媒
を、レトロフィット用として利用することも提案されて
いる。これらのハイドロカーボン類には、R290(プ
ロパン、CH3-CH2-CH3、沸点−42.1℃)、RC27
0(シクロプロパン、C3H6、沸点−32.9℃)、R6
00a(イソブタン、(CH3)2-CH-CH3、沸点−11.8
℃)、R600(ブタン、n-C4H8、沸点−0.5℃)等
がある。ここでR290(プロパン)は約45重量%、
RC270(シクロプロパン)は約35重量%、R60
0a(イソブタン)は約20重量%の混合量で、R13
4aと共沸組成を作ることが明かとなっている。
【0007】しかしながら、ハイドロカーボン類の最大
欠点は、強可燃性があることであり、これらを冷媒の一
部として使用するには、ハイドロカーボン類の混合量に
よっては、冷蔵庫、冷凍機等の冷凍サイクル装置におい
て、防爆対策が必要となるものとなる。特に漏洩時の可
燃性を考慮すれば、ハイドロカーボン類の共沸様組成で
用いることが望ましいものであるが、約20重量%のR
600a(イソブタン)を除いて、約45重量%のR2
90(プロパン)や約35重量%のRC270(シクロ
プロパン)では、ハイドロカーボン類の混合量としては
多すぎ、防爆対策が必須のものとなってしまう。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みて試されたも
ので、ハイドロカーボン類として新たにR600(ブタ
ン、n-C4H8、沸点−0.5℃)が、成層圏オゾン層に及
ぼす影響がほとんどないR134aと少量の混合量で共
沸様組成を作ることが見いだされたものである。
【0009】また本発明は、R134aと、R600
(ブタン)またはR600a(イソブタン)のハイドロ
カーボン類の混合作動流体を従来の圧縮機用潤滑油と一
緒に用いるものであり、R600またはR600aのハ
イドロカーボン類が、R134aと非溶解性の鉱油やア
ルキルベンゼン油の圧縮機用潤滑油を使用した際に選択
的に溶解することで、冷媒として循環する際の混合組成
が防爆対策がほとんど不要となる組成割合となる。
【0010】また、R134aと、R600(ブタン)
またはR600a(イソブタン)のハイドロカーボン類
を混合するに際して、防爆対策として塩素を含まないト
リフルオロヨードメタンをさらに混合した混合作動流体
が可能である。
【0011】ここでトリフルオロヨードメタン(CF3I、
沸点−22.7℃)は、別名イオドトリフルオロメタン
やトリフルオロメチルイオダイドとも呼ばれ、1の炭素
原子と3のフッ素原子と1のヨウ素原子のみから成り、
分子構造中に塩素を含まないため、オゾン破壊能力がほ
とんどない。CF3Iは、負触媒効果のある不燃性物質
として注目されており、ハイドロカーボン類の可燃性を
低減し、混合量によって不燃化できるものである。さら
にハイドロカーボン類の鉱油や一部の合成油との相溶性
を阻害することなく、エステル油以外の圧縮機用潤滑油
と一緒に用いることが可能である。
【0012】従ってCF3I(トリフルオロヨードメタ
ン)は、R134aと共沸様組成を作るR600(ブタ
ン)またはR600a(イソブタン)と混合し、組成範
囲を特定することによって、R134aと同等の特性を
有する混合物を構成し、かつ不燃化するものである。さ
らにこの冷媒は、ラジカル連鎖禁止剤を含むことによっ
て、CF3Iの安定化に貢献することができる。
【0013】以上の点を考慮した本発明は次の通りであ
る。
【0014】本発明の請求項1は、10重量%以下のブ
タンと、90重量%以上の1,1,1,2−テトラフル
オロエタンからなる混合作動流体である。
【0015】本発明の請求項2は、10重量%以下のブ
タンまたはイソブタンと、10重量%以上のトリフルオ
ロヨードメタンと、残りの1,1,1,2−テトラフル
オロエタンからなる混合作動流体である。
【0016】本発明の請求項3は、エステル油以外の潤
滑油を含む請求項1または2の混合作動流体を使用する
冷凍サイクル装置である。
【0017】90重量%以上のR134a(1,1,
1,2−テトラフルオロエタン)と、10重量%以下の
R600(ブタン)からなる混合作動流体は、少量のR
600の混合量で共沸様混合物となり、特に漏洩時にお
いても共沸性が保持される。従来の圧縮機用潤滑油と共
存して使用する場合には、R600が従来の圧縮機用潤
滑油に選択的に溶解し、冷凍サイクル装置の循環組成中
のR600の組成割合が減少して共沸性が保持される。
圧縮機要潤滑油としては、従来の鉱油、アルキルベンゼ
ン油ばかりでなく、エーテル系油、フッ素系油等の加水
分解のない潤滑油も使用可能である。従って、この混合
作動流体は、レトロフィット用冷媒としてだけでなく、
新規冷媒としても使用することができるものである。
【0018】また共沸様混合物を作るR134aとR6
00(ブタン)またはR600a(イソブタン)に、C
3I(トリフルオロヨードメタン)を混合した混合作
動流体は、CF3Iが負触媒効果のある不燃性物質であ
るため、R134aとR600やR600aとの混合物
の組成範囲を、さらに不燃性の範囲に限定したものであ
り、混合物の特性もほぼR134aと同等となるもので
ある。この混合作動流体も、レトロフィット用冷媒とし
てだけでなく、新規冷媒としても使用することができる
ものであり、エステル油だけでなく、従来の圧縮機用潤
滑油と一緒に、通常の冷凍サイクル装置にそのまま使用
可能である。
【0019】さらにR134aとR600(ブタン)ま
たはR600a(イソブタン)に、CF3I(トリフル
オロヨードメタン)を混合した混合作動流体に、ラジカ
ル連鎖禁止剤を含むことによって、CF3Iを安定化さ
せることができる。すなわち、CF3Iは、酸素などの
活性分子の混入によって、ヨウ素が外れて分解する可能
性があるが、その際に生成するCF3Iのラジカルとヨ
ウ素ラジカルまたはイオンによる連鎖的な分解反応を停
止することによって、安定に長期間使用することができ
る。
【0020】本発明は、上述の組合せによって、混合作
動流体を、塩素を含まないフッ化炭化水素類と、ハイド
ロカーボン類と、さらにはCF3I(トリフルオロヨー
ドメタン)とを有する混合物となすことにより、成層圏
オゾン層に及ぼす影響をほとんどなくすることを可能と
し、特定された組成範囲におけるODPも0と予想され
るものである。
【0021】またかかる混合物は、R134aと、GW
Pがほとんどないハイドロカーボン類およびCF3
(トリフルオロヨードメタン)から構成されるため、こ
れらを混合した冷媒の地球温暖化に対する影響は、R1
34aのGWPをさらに低減できるものである。
【0022】さらにかかる混合作動流体は、共沸様混合
物を作るR134aとR600(ブタン)またはR60
0a(イソブタン)の混合物、またはこれに、沸点差が
約10deg以内のCF3I(トリフルオロヨードメタ
ン)をさらに混合したものであり、凝縮過程および蒸発
過程において小さな温度勾配をもつため、冷蔵庫等の冷
凍サイクル装置の利用温度である約−40〜約40℃に
おいて、R134aと同程度の蒸気圧を有し、R134
aと同等の冷凍能力と成績係数を期待できるため、R1
2と従来の圧縮機用潤滑油を用いた従来機器や、R13
4aとエステル油を用いた現行機器でも使用可能となる
ものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】(実施の形態1)表1は、R134a
(1,1,1,2−テトラフルオロエタン、CF3-CH2F、
沸点−26.1℃)とR600(ブタン、n-C4H8、沸点
−0.5℃)の2成分の混合物の組成割合を変化させた
混合作動流体の、一定温度における蒸気圧(飽和液圧
力)を示したものである。なお、表1中のR134a/
R600は、R134aとR600からなる混合物であ
ることを示している。また、組成割合の欄の90/10
等は、対応する組成割合の重量割合の値であり、表1で
はR134aが90重量%、R600が10重量%であ
ることを示している。
【0025】
【表1】
【0026】R134aとR600の2成分の混合作動
流体の共沸混合組成は、低温になる程R600が多い組
成となるが、40℃までの範囲ではR600が約5重量
%となる組成において、蒸気圧が最も高い共沸混合組成
となる。さらにR600が約10重量%となる組成まで
は、R134aの単一冷媒よりもほぼ蒸気圧が高く、共
沸様混合組成となる。すなわちR134aとR600の
混合作動流体の組成範囲は、R600がゼロから共沸混
合物を作る共沸組成よりもR600が0.5〜5重量%
多い組成までは、ほぼ共沸様混合組成として扱うことが
できる。またこの範囲でのR134a/R600の混合
作動流体の蒸気圧(飽和液圧力)は、R134a単一冷
媒の蒸気圧とほぼ等しい。
【0027】さらに冷蔵庫等の冷凍サイクル装置の通常
の運転温度が40℃位までであることを考えると、R1
34a及びR600がそれぞれ約90〜100重量%、
0〜約10重量%となるような組成範囲、さらに望まし
くは、R134a及びR600がそれぞれ約95〜10
0重量%、0〜約5重量%となるような組成範囲におい
ては、冷凍サイクル中のすべての構成要素中でR134
aとR600との組成割合をほぼ同一とすることができ
る。
【0028】次に、かかるR134aとR600の混合
作動流体と、従来の鉱油やアルキルベンゼン油の圧縮機
用潤滑油との選択溶解性を調べた。95/5重量%のR
134a/R600の混合作動流体と鉱油をそれぞれ一
定量だけベッセル内に封入し、ベッセルの上部の気相空
間内の組成を分析したとき、R600の組成割合は封入
した5重量%よりも少ない1〜2重量%であった。また
潤滑油としてアルキルベンゼン油を用いたときにも、ベ
ッセルの上部の気相空間内のR600の組成割合は封入
した5重量%よりも少ないことが確認された。これは混
合作動流体中のR600が鉱油やアルキルベンゼン油に
選択的に溶解していることを示すものである。
【0029】圧縮機用潤滑油へのR600の溶解量は、
冷凍サイクル装置に用いる冷媒量と、圧縮機に用いる潤
滑油量によって異なるが、共沸組成よりも0.5〜5重
量%多いR600を含む混合作動流体を冷媒として冷凍
サイクル装置中に封入するとき、R600は冷凍サイク
ル装置中では主に圧縮機用潤滑油に溶解するため、実際
に循環する混合組成はR600が少ない組成となり、十
分に共沸様混合組成として扱うことができ、冷凍サイク
ル中のすべての構成要素中でR134aとR600の組
成割合をほぼ同一とすることができる。特にR600の
組成割合が10重量%以下であっても、圧縮機からR1
34aとR600の混合冷媒と一緒に吐出された潤滑油
は低温の蒸発器から圧縮機に帰還するものであり、冷凍
サイクル装置中の循環組成におけるR600の組成割合
を約5重量%以下とすることも可能である。潤滑油中に
溶解したR600は高沸点でありほとんど抜けないた
め、約5重量%以下のR600を含む循環組成の漏洩に
おける危険性は、後述するようにほとんどないものであ
る。
【0030】従って、冷凍サイクル装置に充填されるR
134aとR600の混合組成を、例えば90/10重
量%や95/5重量%とすると、R134aと非溶解性
の鉱油やアルキルベンゼン油の従来の圧縮機用潤滑油に
R600が選択的に溶解し、冷凍サイクル運転時にはR
600がより少ない実質的にR134a単一冷媒と同程
度の組成割合の共沸様混合冷媒として循環し、蒸気圧も
R134aとほぼ同じ取扱いを行うことができる。
【0031】すなわちR600(ブタン)は、R290
(プロパン)やRC270(シクロプロパン)やR60
0a(イソブタン)に比べ、R134aと少量の混合量
で共沸様組成を作ることが見いだされたものであり、R
32/R600の混合作動流体は、レトロフィット用冷
媒としてだけでなく、新規冷媒としても使用することが
できるものである。なお化学成分が同じR600a(イ
ソブタン)においても、R600(ブタン)と同様の従
来の鉱油やアルキルベンゼン油の圧縮機用潤滑油への選
択溶解性を示した。
【0032】(実施の形態2)R134aと共沸様混合
組成を作ることが見いだされた約5重量%以下のR60
0(ブタン)や、約20重量%以下のR600a(イソ
ブタン)は、可燃性物質である。ここでR134aと、
R600やR600aの混合物に関する燃焼性の試験
は、簡易の燃焼実験方法として次のように行った。
【0033】まず、第1の方法として、容積75.6m
lの試験管、または容積325mlのメスシリンダを用
い、その開口部を下に設置して、容器中に所定の濃度の
混合ガスを充填して充分に拡散した後に、開口部を開封
直後にマッチによって着火した。燃焼の判定は、火炎が
下部の開口部から容器全体に、すなわち容器上部にまで
到達した時を燃焼濃度とした。この方法によって燃焼濃
度がない混合ガス組成を不燃性とした。
【0034】また、第2の方法として、同じ容器を開口
部を上に設置して、容器中に所定の濃度の混合ガスを充
填して充分に拡散した後に、開口部を開封直後にマッチ
によって着火した。燃焼の判定は、火炎が上部の開口部
から容器全体に、すなわち容器下部にまで到達した時を
燃焼濃度とした。この方法によって燃焼濃度がない混合
ガス組成を難燃性とした。
【0035】不燃性のR134aと、可燃性のR600
(ブタン)やR600a(イソブタン)のガスとを混合
した場合には、R134aの混合量を増やして行くとR
134aの濃度が約90重量%から難燃性となり、約9
5重量%から不燃性となることがわかった。これはR1
34aの不燃化効果によるものであり、約10重量%以
下のR600やR600aとR134aの混合作動流体
は難燃性であり、約5重量%以下のR600やR600
aとR134aの混合作動流体は不燃性であるといえ
る。
【0036】特に不燃性のR134aに対する可燃性の
R600(ブタン)やR600a(イソブタン)の組成
割合が10重量%以下の混合作動流体を、従来の鉱油や
アルキルベンゼン油の圧縮機用潤滑油と一緒に用いれ
ば、冷凍サイクル装置中の循環組成におけるハイドロカ
ーボン類の組成割合を約5重量%以下とすることも可能
であり、ハイドロカーボン類の漏洩に対する防爆対策を
ほとんど不要とすることができるものである。
【0037】(実施の形態3)R134aと共沸様混合
物を作る約5重量%以下のR600(ブタン)やR60
0a(イソブタン)からなる混合作動流体はほぼ不燃性
となり、組成割合が10重量%以下の混合作動流体を、
従来の鉱油やアルキルベンゼン油の圧縮機用潤滑油と一
緒に用いても、ほぼ不燃性にすることができる。しかし
ながら、約5〜10重量%以下のR600や約5〜20
重量%以下のR600aは、難燃性または可燃性である
ため、従来の鉱油やアルキルベンゼン油の圧縮機用潤滑
油と一緒に用いない場合も考えれば、これらの混合作動
流体を不燃化することが望ましいものとなる。
【0038】本発明のさらなる混合作動流体は、R13
4aと、R600(ブタン)またはR600a(イソブ
タン)に、負触媒効果のある不燃性物質であるトリフル
オロヨードメタン(CF3I、沸点−22.7℃)を混合し
た作動流体である。
【0039】R134aと、R600(ブタン)やR6
00a(イソブタン)の混合物に、さらにCF3I(ト
リフルオロヨードメタン)を添加した混合物に関する燃
焼性の試験は、上記と同じ簡易の燃焼実験方法によって
行った。
【0040】不燃性のCF3I(トリフルオロヨードメ
タン)と、難燃性の90/10重量%のR134a/R
600混合ガスとを混合した場合には、CF3Iの混合
量を増やして行くと、約5重量%のCF3Iと、総量で
約95重量%のR134a/R600(90/10重量
%)において、不燃性にできることがわかった。これを
沸点順のR134a/CF3I/R600に並べると、
85.5/5/9.5重量%となる。CF3Iによっ
て、このような低い混合濃度から不燃化効果が得られる
のは、分子中のヨウ素やフッ素の燃焼に対する負の触媒
効果が働くためである。
【0041】次に不燃性のCF3I(トリフルオロヨー
ドメタン)と、可燃性の80/20重量のR134a/
R600a混合ガスとを混合した場合には、CF3Iの
濃度が約10重量%から不燃性にできることがわかっ
た。これを沸点順のR134a/CF3I/R600a
に並べると、72/10/18重量%となる。
【0042】従って、CF3I(トリフルオロヨードメ
タン)の方がR134aよりも不燃化効果が大きいた
め、80重量%以上のR134aと、10重量%以下の
R600またはR600aに、10重量%以上のCF3
Iを混合した作動流体であれば不燃性となり、10重量
%以下のR600またはR600aであれば、10重量
%以上のCF3Iと残りをR134aとした作動流体と
すれば、CF3Iの不燃化効果によって、いかなる組成
割合においても不燃性になると予測できる。
【0043】(実施の形態4)表2は、ある混合割合の
R134a/CF3I/R600混合物からなる2成分
系または3成分系の理想的な冷凍性能である。条件は、
凝縮平均温度が40℃、蒸発平均温度が−40℃、凝縮
器出口過冷却度が0deg、蒸発器出口過熱度が70d
egの場合であり、冷凍能力には蒸発器出口過熱域の顕
熱は含めていない。
【0044】
【表2】
【0045】表2からわかるように、90重量%以上の
R134aと10重量%以下のR600からなる2成分
系の混合作動流体、または80重量%以上のR134a
と10重量%以下のR600と10重量%以上のCF3
Iからなる3成分系の混合作動流体は、冷凍能力と成績
係数の両方がほとんどR134aと同じ特性を示す。ま
た凝縮過程と蒸発過程における温度勾配はほぼ1deg
以下であり、共沸様混合物としてほとんど単一冷媒と同
様な取扱いができる。
【0046】次に表3は、ある混合割合のR134a/
CF3I/R600a混合物からなる2成分系または3
成分系の理想的な冷凍性能である。条件は、凝縮平均温
度が40℃、蒸発平均温度が−40℃、凝縮器出口過冷
却度が0deg、蒸発器出口過熱度が70degの場合
であり、冷凍能力には蒸発器出口過熱域の顕熱は含めて
いない。
【0047】
【表3】
【0048】表3からわかるように、80重量%以上の
R134aと10重量%以下のR600aと10重量%
以上のCF3Iからなる3成分系の混合作動流体も、冷
凍能力と成績係数の両方がほとんどR134aと同じ特
性を示す。また凝縮過程と蒸発過程における温度勾配は
ほぼ1deg以下であり、共沸様混合物としてほとんど
単一冷媒と同様な取扱いができる。
【0049】さらに上述のCF3Iを含む混合作動流体
は、ラジカル連鎖禁止剤を加えて安定化されている。す
なわち、CF3Iは、酸素などの活性分子の混入によっ
て、ヨウ素が外れて分解する可能性があるが、その際に
生成するCF3Iのラジカルとヨウ素ラジカルまたはイ
オンによる連鎖的な分解反応を停止することによって、
安定に長期間使用することができる。具体的には、ヒン
ダードフェノール構造、アリールアミン構造、ヒンダー
ドピペリジン構造、チオエーテル構造、ホスファイト構
造の化合物が単独、あるいは組み合わせて使用できる。
例えば、ヒンダードフェノール構造のものとしては、
2、6−ジーターシャルブチル−4−メチルフェノー
ル、2、4、6−トリターシャルブチルフェノール、ス
チレン化フェノールやその構造を有する誘導体などのア
ルキルフェノール、2、2’−メチレンビス(4−メチ
ル−6−ターシャルブチルフェノール)、4、4’−イ
ソプロピリデン−ビスフェノール、4、4’−ブチリデ
ン−ビス(6−ターシャルブチル−3メチル)フェノー
ル、1、1−ビス−(4−オキシフェニル)シクロヘキ
サンやその構造を有する誘導体などのモノアルキレンジ
アルキルフェノール、2、6−ビス(2’−ヒドロキシ
−3’−ターシャルブチル−5’−メチルベンジル)−
4−メチルフェノールやその誘導体などのジアルキレン
トリアルキルフェノール、2、2’−チオビス−(4−
メチル−6−ターシャルブチルフェノール)、4、4’
−チオビス−(3−メチル−6−タイシャルブチルフェ
ノール)やその構造を有する誘導体などのビスフェノー
ルモノサルファイドなどが代表的なものとしてあげられ
る。アリールアミン構造としては、フェニル−α−ナフ
チルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、N、N’
−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N、N’−ジ
−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−シクロ
ヘキシル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、
p−ヒドロキシ−ジフェニルアミン、p−ヒドロキシフ
ェニル−β−ナフチルアミン、2、2、4−トリメチル
−1、2−ジヒドロキノリンや誘導体などがある。さら
に、チオエーテルとしては、チオビス(β−ナフトー
ル)、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトベンゾ
イミダゾール、ドデシルメルカプタンなどや誘導体、ホ
スファイトとしては、トリフェニルホスファイト、トリ
2−エチルヘキシルホスファイト、トリノニルフェニル
ホスファイトなどの有機亜燐酸化合物などが用いられ
る。
【0050】これらの化合物以外にも、CF3I用のラ
ジカル連鎖禁止剤の目的で用いられる化合物を利用でき
る。これらは、単独あるいは複数を混ぜて使用すること
ができ、分量としては、化合物の選択によっては用いる
潤滑油に対して1重量%以下でも充分な効果が得られ
る。選択の基準としては潤滑油に対する相溶性、または
溶解性の良いものであり、2、6−ジ−ターシャルブチ
ル−4−メチルフェノールなどのヒンダードフェノール
構造の化合物、またはこれら化合物とトリフェニルホス
ファイトなどの有機亜燐酸化合物との組合せが適してい
た。
【0051】(実施の形態5)冷凍冷蔵庫等の冷凍サイ
クル装置は、図1に示すように、冷凍室1−1、冷蔵室
1−2、パーシャル室1−3、野菜室1−4等で構成さ
れる匡体1の裏面に、圧縮機2を、また匡体1の外部ま
たは内部に、凝縮器3、キャピラリーチューブ等の絞り
装置4、蒸発器5、吸入管6等を配管接続し、キャピラ
リーチューブ等の絞り装置4は、吸入管6と熱交換部7
を構成している。
【0052】この冷凍サイクル装置は、共沸様混合物を
作るR134aとR600(ブタン)またはR600a
(イソブタン)の混合物、またはこれに、ラジカル連鎖
禁止剤を含むCF3I(トリフルオロヨードメタン)を
さらに混合した作動流体と、鉱油やアルキルベンゼン油
の従来の圧縮機用潤滑油が封入されている。
【0053】混合作動流体が冷媒として冷凍サイクル中
を循環する際に、蒸発器5において冷却作用を行い、匡
体1の内部に設置されたダンパ8により、冷凍室1−
1、冷蔵室1−2、パーシャル室1−3、野菜室1−4
等が各設定温度に維持されるように、冷気が循環され
る。
【0054】また主に圧縮機2中に滞留する従来の潤滑
油は、圧縮機2が高温になり、冷媒および潤滑油中に微
少の水分が含まれていも、エステル油のように加水分解
することがなく、R600またはR600aの組成割合
が10重量%以下であっても、圧縮機2から混合冷媒と
一緒に吐出された潤滑油は、低温の蒸発器5から吸入管
6を経由して圧縮機2に帰還するものであり、冷凍サイ
クル装置中の循環組成におけるR600またはR600
aの組成割合を約5重量%以下とすることも可能とな
る。
【0055】潤滑油中に溶解したR600またはR60
0aは高沸点でありほとんど抜けず、10重量%以下の
R600またはR600aを含む冷媒の漏洩における危
険性は、R134aおよび/またはCF3Iの不燃性で
抑えられる。
【0056】さらにラジカル連鎖禁止剤は、冷媒として
循環するCF3I(トリフルオロメタン)の分解反応を
停止することによって、安定に長期間使用することがで
きる
【0057】。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は次のような特徴を備える。 (1)90重量%以上のR134a(1,1,1,2−
テトラフルオロエタン)と、10重量%以下のR600
(ブタン)を含む混合作動流体は、共沸様混合物とな
り、特に漏洩時においても共沸性が保持される。 (2)R134aとR600(ブタン)またはR600
a(イソブタン)に、CF3I(トリフルオロヨードメ
タン)を混合した混合作動流体は、CF3Iが負触媒効
果のある不燃性物質であるため、不燃性の範囲に限定で
き、混合物の特性もほぼR134aと同等となる。 (3)エステル油以外の従来の圧縮機用潤滑油を含む冷
凍サイクル装置中で、上記混合作動流体を冷媒として使
用する場合には、R600またはR600aが潤滑油に
選択的に溶解し、循環組成中のR600またはR600
aの組成割合が減少して、特にR134aとの共沸性が
保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる混合作動流体を
使用した冷凍サイクル装置の一実施の形態を示す断面図
【符号の説明】
1 匡体 2 圧縮機 3 凝縮器 4 絞り装置 5 蒸発器 6 吸入管 7 熱交換部 8 ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 光晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】10重量%以下のブタンと、90重量%以
    上の1,1,1,2−テトラフルオロエタンとで構成さ
    れたことを特徴とする混合作動流体。
  2. 【請求項2】10重量%以下のブタンまたはイソブタン
    と、10重量%以上のトリフルオロヨードメタンと、残
    りの1,1,1,2−テトラフルオロエタンとで構成さ
    れたことを特徴とする混合作動流体。
  3. 【請求項3】圧縮機と、凝縮器と、絞り装置と、蒸発器
    とを備え、媒体として、エステル油以外の潤滑油を含む
    請求項1または2の混合作動流体を使用することを特徴
    とする冷凍サイクル装置。
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