JPH11227858A - サンドイッチ等のパン体の包装方法及びその包装方法にて包装されたサンドイッチ等のパン体 - Google Patents

サンドイッチ等のパン体の包装方法及びその包装方法にて包装されたサンドイッチ等のパン体

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JPH11227858A
JPH11227858A JP10029833A JP2983398A JPH11227858A JP H11227858 A JPH11227858 A JP H11227858A JP 10029833 A JP10029833 A JP 10029833A JP 2983398 A JP2983398 A JP 2983398A JP H11227858 A JPH11227858 A JP H11227858A
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sandwich
bread
bag body
film
seasoning
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JP10029833A
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Keiji Yuya
勁二 油谷
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SHINKU DREAM KK
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SHINKU DREAM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、袋本体内や容器本体内でパン体が
移動したり、又回転するような状態が生じた場合であっ
ても粘着性材料や付着性味付け料に付着した汚れ防止シ
ートの内面に、袋本体内や容器本体内を移動したり回転
するパン体を介して粘着性材料や付着性味付け料が擦り
付けられて汚れ防止シートの内面が汚れるの確実に防止
して何時でも汚れ防止シートごしに粘着性材料や付着性
味付け料を袋本体や容器本体の外部から目視によって確
認することが可能な見栄えのよいパン体の包装品を得る
ことが出来るという極めて優れたサンドイッチ等のパン
体の包装方法に関するものである。 【解決手段】 サンドイッチ等のパン体7の表面7aに該
表面7aを略被うことが可能な汚れ防止シート9を載せて
袋本体又は容器本体内に収納し包装することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に各種の粘着
性材料が裸出していたり、又表面に付着性味付け料が塗
布されてなるサンドイッチ等のパン体の包装方法及びそ
の包装方法にて包装されたサンドイッチ等のパン体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、付着性味付け料が塗布さ
れたパン体の包装方法としては、特公昭64−9233
号公報所載のものがある。
【0003】即ち、上記公報所載のものは、図5に示す
様に、付着性を有する味付け料12を外面上部に塗布した
パン体13をヒートシール可能な透明の外フィルム14で包
み、その後包んだ外フィルム14の対向する両端部14a 及
び該両端部14a 間の部位14bよりなる三方部位をヒート
シールしてパン体13を包装するに際し、前記パン体13の
味付け料12を被う部分には該味付け料12を被い得て、且
つ対向する両端部15aがシール部となし得る大きさの透
明のフィルムを重ねて内フィルム15となし、次いで該内
フィルム15及びパン体13を前記透明の外フィルム14で包
み、その後包んだ外フィルム14の両端側において内フィ
ルム15の両端部15a 及び透明の外フィルム14の両端部14
a を各々重合させてシールし付着性味付け料が塗布され
たパン体13を包装するものである。
【0004】よって、かかる包装方法によれば、内フィ
ルム15にて味付け料12が被覆保護された状態となり、搬
送時等により内部のパン体13が外フィルム14内で移動し
た場合であっても、味付け料12には内フィルム15が付着
してなることから、該味付け料12が外フィルム14の内面
と直接擦れることがなく、よって味付け料12が外フィル
ム14の内面の一部や全体に付着するのを防止することが
可能となり、しいては外フィルム14内に収納されたパン
体13を外部から見た際に、見栄えのよいパン体の包装品
16を得ることが出来るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記包
装方法によって得られた付着性味付け料が塗布されたパ
ン体13の包装品16においては、下記の様な問題が生じて
いた。
【0006】即ち、上記の如く外フィルム14内に収納さ
れたパン体13の外面上部に塗布された味付け料12には内
フィルム15が付着してなることから、該味付け料12が外
フィルム14の内面と直接擦れることなく内フィルム15に
より被覆保護された状態となってはいるが、如何せん、
該内フィルム15の両端部15a はパン体13を包んだ外フィ
ルム14の両端側において該外フィルム14の両端部14a と
夫々重合してシールされてなるものである。
【0007】よって、例えば、搬送時等に内部のパン体
13が外フィルム14の両端部14a 側方向の何れか一方側に
移動した場合には、必然的にパン体13の移動方向に伴っ
て味付け料12に付着された内フィルム15も同時に一方側
へと移動することになるが、この時内フィルム15の両端
部15a はパン体13を包んだ外フィルム14の両端側におい
て該外フィルム14の両端部14a と夫々重合してシールさ
れてなることから、内フィルム15の他方側の端部15a は
前記シール部を介して外フィルム14の他方側の端部14a
を包装品16の全長が縮むように一方側に引き寄せて変形
させることで味付け料12が外フィルム14の内面と直接擦
れるのを防止することは出来るものの、如何せん、包装
品16の梱包時や搬送時等において何らかの原因等によっ
て外フィルム14の両端部14a が拘束された状態となった
場合には、外フィルム14内を移動する内フィルム15の端
部15a のシール部を介して外フィルム14の端部14a を包
装品16の全長が縮むように引き寄せて変形させることが
全く出来なくなる。
【0008】従って、外フィルム14内を移動する内フィ
ルム15の端部15a のシール部を介して外フィルム14の端
部14a を包装品16の全長が縮むように引き寄せて変形さ
せることが出来ない場合には、自ずとからパン体13は味
付け料12を内フィルム15の内面に擦り付けながら所定方
向へと移動することとなり、結果として内フィルム15の
内面を汚すことになる。
【0009】よって、上記包装方法を用いた包装品16に
よれば内フィルム15を介して外フィルム14の内面が汚れ
ることは回避出来るものの、外フィルム14の両端部14a
が拘束された状態でパン体13が外フィルム14の両端側方
向に沿って移動した場合には、内フィルム15の内面が汚
れることとなり、しいては外フィルム14内に収納された
パン体13を外部から見た際に、内面が汚れた内フィルム
15が外フィルム14越しに目視される状態となり、その結
果、見栄えのよいパン体13の包装品16を得ることが出来
ないという問題が生じていた。
【0010】更に、上記の如く内フィルム15の両端部15
a がパン体13を包んだ外フィルム14の両端側において該
外フィルム14の両端部14a と夫々重合してシールされて
なる場合において、内部のパン体13が外フィルム14の両
端部14a 側方向と交差する方向に移動した場合であって
も、前記同様に何らかの原因等によって外フィルム14の
両端部14a が拘束された状態となっている場合には、内
フィルム15の両端部15a のシール部を介して外フィルム
14の両端部14a を包装品16の全体が略くの字状に屈曲変
形するように引き寄せて変形させることが出来なくな
る。
【0011】よって、この場合であっても前記同様にパ
ン体13が味付け料12を内フィルム15の内面に擦り付けな
がら外フィルム14の両端部14a 側方向と交差する方向に
移動することで内フィルム15の内面が汚れることとな
り、何れにしても見栄えのよいパン体13の包装品16を得
ることが出来ないという問題が生じていた。
【0012】而して、本発明は上記問題を解決するため
になされたものであり、表面に各種の粘着性材料が裸出
していたり、又表面に付着性味付け料が塗布されてなる
サンドイッチ等のパン体の前記粘着性材料が裸出した面
や付着性味付け料が塗布された面に汚れ防止シート(内
フィルム)を載せて袋本体内又は容器本体内に収納し包
装した場合において、例え袋本体や容器本体の各部位が
変形しない状態に置かれていたり、変形しない材質で形
成されてなる場合のみならず該袋本体内や容器本体内で
パン体が移動したり、又回転するような状態が生じた場
合であっても粘着性材料や付着性味付け料に付着した汚
れ防止シートの内面に、移動したり回転するパン体を介
して粘着性材料や付着性味付け料が擦り付けられて該内
面が汚れるの確実に防止して何時でも袋本体内又は容器
本体内に収納されたパン体が外部から見られた際に、汚
れ防止シートごしに見栄えのよいパン体の包装品を得る
ことが出来る極めて優れたサンドイッチ等のパン体の包
装方法及びその包装方法にて包装されたサンドイッチ等
のパン体を提供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上記課
題を解決するためになされたもので、その課題を解決す
るためのサンドイッチ等のパン体の包装方法によれば、
サンドイッチ等のパン体7の表面7aに該表面7aを略被う
ことが可能な汚れ防止シート9を載せた後、袋本体又は
容器本体内に収納し包装することから、表面7aに各種の
粘着性材料8が裸出していたり、又表面7aに付着性味付
け料8aが塗布されてなるサンドイッチ等のパン体7を袋
本体内又は容器本体内に収納し包装した場合において、
例え袋本体や容器本体の各部位が変形しない状態に置か
れていたり、変形しない材質で形成されてなる場合のみ
ならず該袋本体内や容器本体内でパン体7が移動した
り、又回転するような状態が生じた場合であっても汚れ
防止シート9が袋本体又は容器本体に端部を拘束される
ことなく自由状態でパン体7の表面7aに付着してなるこ
とによってパン体7と共に袋本体内又は容器本体内を自
由に移動することが可能となる。
【0014】よって、汚れ防止シート9が袋本体又は容
器本体に端部を拘束されることなく自由状態でパン体7
と共に袋本体内又は容器本体内を自由に移動することか
ら、粘着性材料8が裸出した表面7aや付着性味付け料8a
が塗布された表面7aに汚れ防止シート9を載せることで
該表面7aに付着した汚れ防止シート9の内面に、袋本体
内又は容器本体内を移動したり回転するパン体7を介し
て粘着性材料8や付着性味付け料8aが擦り付けられるこ
とで該内面が汚れるの確実に防止することが可能とな
る。
【0015】従って、袋本体内又は容器本体内に収納さ
れたパン体7を外部から見た場合であっても汚れ防止シ
ート9が載せられたパン体7の粘着性材料8が裸出した
表面7aや付着性味付け料8aが塗布された表面7aを汚れ防
止シート9ごしに何時でも綺麗な状態で袋本体外又は容
器本体外より確認することが出来、よって見栄えのよい
パン体の包装品を得ることが出来る利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】<第一実施形態>以下、本発明に
おけるサンドイッチ等のパン体の包装方法を実施するた
めの一実施形態を図面に従って説明する。
【0017】図1(イ)において、1は後述するパン体
7の一つである、例えば略三角形状のサンドイッチを収
納可能な袋本体を示し、一軸延伸ポリプロピレンフィル
ムからなる無色透明の表フィルム2と、同材の裏フィル
ム3との夫々の両側縁4,4を溶着した一端側方向先細
の略三角袋状に形成されてなる。
【0018】5は上記袋本体1の一端側の先鋭閉塞部を
形成すべく表フィルム2と裏フィルム3の夫々を溶着し
たシール部を示すと共に、6は該袋本体1の他端側のサ
ンドイッチ収納兼取出用の開口部を示す。
【0019】7は商品展示状態時において、視覚によっ
て消費者の購買意欲をかき立てるべく、例えば、マヨネ
ーズ、タマゴ、チーズ、ケチャップ等を用いた、所謂、
粘着性材料8の裸出面を消費者アピール用の表面7aとす
べく製造された略三角形状のサンドイッチ(パン体7)
を示す。
【0020】9は前記粘着性材料8の裸出した表面7aに
載せることにより、該粘着性材料8に付着させる汚れ防
止シート9を示し、柔軟でフィット性のある薄フィル
ム、例えば、無延伸ポリプロピレンフィルムを用いると
共に、前記表面7aを略被うことが可能な大きさで矩形状
に形成されてなる。
【0021】本発明の第一実施形態において使用する袋
本体1、サンドイッチ7及び汚れ防止シート9は以上の
構成からなるが、次に係る構成からなる袋本体1内にサ
ンドイッチを収納し、粘着性材料8が裸出した表面7aを
汚れ防止シート9ごしに何時でも綺麗な状態で袋本体1
より確認することが出来る見栄えのよい包装品10を得る
場合について説明する。
【0022】先ず、図1(イ)において、サンドイッチ
7の表面7aに該表面7aを略被うことが可能な汚れ防止シ
ート9を載せた(矢印A)後、袋本体1の開口部6を開
口させてサンドイッチ7を該袋本体1内に収納(矢印
B)し、次に同図(ロ)に示すように、袋本体1内に収
納されたサンドイッチ7より飛び出た該袋本体1の余剰
部分の開口部位6aを折り畳み、その後折り畳まれた開口
部位6aに跨がって、例えば封緘兼開封テープ(図示せ
ず)を貼着することによってサンドイッチ7を収納した
袋本体1の開口部6を封緘(図示せず)し包装品10を得
ることが出来る。
【0023】よって、上記の如くして得られた包装品10
は、サンドイッチ7の表面7aに該表面7aを略被うことが
可能な汚れ防止シート9を載せた後、袋本体1内に収納
し包装して得られるものである。
【0024】従って、例えば、図2(イ)に示すよう
に、袋本体1の開口部6を封緘する際、又は搬送時等に
より内部のサンドイッチ7が外圧を介して圧縮されて形
状が小さくなった際等には、袋本体1内に若干の隙間、
所謂、空間部17が形成される場合がある。
【0025】尚、上記の如く袋本体1内に空間部(矢印
C)が形成された場合には、同図(ロ)に示すように、
搬送時等において内部のサンドイッチ7が空間部17を移
動(矢印C)することになるが、例え袋本体1内をサン
ドイッチ7が移動したりするような状態が生じた場合で
あっても汚れ防止シート9が袋本体1に端部を拘束され
ることなく自由状態でパン体7の表面7aに付着してなる
ことから、サンドイッチ7と共に袋本体1内を自由に移
動することが可能である。
【0026】よって、汚れ防止シート9が袋本体1に端
部を拘束されることなく自由状態でサンドイッチ7と共
に袋本体1内を自由に移動することから、粘着性材料8
が裸出した表面7aに汚れ防止シート9を載せるだけで該
表面7aに付着した汚れ防止シート9の内面に、袋本体1
内を移動するサンドイッチ7を介して粘着性材料8が擦
り付けられることで該内面が汚れるの確実に防止するこ
とが可能となる。
【0027】従って、袋本体1内に収納されたサンドイ
ッチ7を外部から見た場合であっても汚れ防止シート9
が載せられたサンドイッチ7の粘着性材料8が裸出した
表面7aを汚れ防止シート9ごしに何時でも綺麗な状態で
袋本体1外より確認することが出来、よって商品展示状
態時において、視覚によって消費者の購買意欲をかき立
てるべく粘着性材料8の裸出面を消費者アピール用の表
面7aとするサンドイッチ7の包装品10を得ることが出来
る利点がある。
【0028】<第二実施形態>尚、上記実施形態では、
袋本体1内に収納されるパン体7にサンドイッチを用い
た場合について説明したが、必ずしもサンドイッチに限
定されるものではなく、本発明の包装方法を、例えば、
図3(イ)に示すように、マヨネーズ、タマゴ、チー
ズ、ケチャップ等を用いた粘着性材料のみならず、チヨ
コレート、クリーム等の付着性を有する味付け料8aを外
面上部に塗布した塗布面を消費者アピール用の表面7aと
する略棒状のパン体7の包装品10に用いてもよい。
【0029】よって、この場合には、パン体7の表面7a
に該表面7aを略被うことが可能な無延伸ポリプロピレン
フィルムから形成された矩形状の汚れ防止シート9を載
せた後、該パン体7を収納するための袋本体1を形成す
べく、例えば、一軸延伸ポリプロピレンフィルムからな
る無色透明のシートフィルムの対向する両端部1aのうち
一方の端部1a及び該両端部1a間の部位1bよりなる二方部
位をヒートシールして形成された袋本体1(図示せず)
内に他方の開口された端部1aより収納(図示せず)し、
その後該他方の端部1aと前記両端部1a間の部位1bの他方
とを夫々ヒートシールすることで略棒状のパン体7の包
装品10を得ることが出来る。
【0030】従って、この様な形態の包装品10であれ
ば、例えば、同図(ロ)に示すように、搬送時等におい
て収納されたパン体7が回転(矢印E)した場合であっ
ても、汚れ防止シート9が袋本体1に端部を拘束される
ことなく自由状態でパン体7の表面7aに付着してなるこ
とにより、パン体7と共に袋本体内又は容器本体内を自
由に移動することが可能となり、よって、付着性味付け
料8aが塗布された表面7aに汚れ防止シート9を載せるだ
けで該表面7aに付着した汚れ防止シート9の内面に、袋
本体1内を移動したり回転するパン体7を介して付着性
味付け料8aが擦り付けられることで該内面が汚れるの確
実に防止することが出来る利点がある。
【0031】<第三実施形態>更に、上記各実施形態に
おいて、袋本体1は無色透明の一軸延伸ポリプロピレン
フィルムが用いられてなるが、必ずしもこれに限定され
るものではなく、例えば、図4に示すように、包装品10
が各種の樹脂成形手段を用いて成形された透明の軟質又
は硬質の容器本体1dを用いると共に、該容器本体1dの開
口部6全体に剥離可能な封緘兼開封シート体11が貼着又
は溶着され、しかも該容器本体1d内にはパン体7の粘着
性材料8が裸出した表面7aに透明の汚れ防止シート9が
載せられて収納されていてもよい。
【0032】よって、この場合であっても汚れ防止シー
ト9が容器本体1dに端部を拘束されることなく自由状態
でパン体7と共に容器本体1d内を自由に移動可能なこと
から、粘着性材料8が裸出した表面7aやに汚れ防止シー
ト9を載せるだけで該表面7aに付着した汚れ防止シート
9の内面に、容器本体1d内を移動したり、又容器本体1d
とパン体7との大きさの比等によっては容器本体1d内で
回転するパン体7を介して粘着性材料8が擦り付けられ
ることで該内面が汚れるの確実に防止することが可能と
なり、しいては汚れ防止シート9が載せられたパン体7
の粘着性材料8が裸出した表面7aを汚れ防止シート9ご
しに何時でも綺麗な状態で容器本体1d外より確認するこ
とが出来、よって上記の如く容器本体1dを用いた場合で
あっても見栄えのよいパン体7の包装品10を得ることが
出来る利点がある。
【0033】尚、上記各実施形態において、袋本体1又
は容器本体1dは、一軸延伸ポリプロピレンフィルムから
なる無色透明のフィルム又は各種の樹脂成形手段を用い
て成形可能な透明の軟質又は硬質の樹脂材が用いられて
なるが、袋本体1又は容器本体1dの具体的な材質、色、
形状及び大きさのみならず封緘や開封の手段等も決して
限定されるものではなく、要はパン体7を収納可能で、
且つ収納されたパン体7の粘着性材料8が裸出した表面
7a又は付着性味付け料8aが塗布された表面7aに載せられ
た汚れ防止シート9ごしに視覚によって消費者の購買意
欲をかき立てるべく粘着性材料8の裸出した表面7a又は
付着性味付け料8aが塗布された表面7aを袋本体1又は容
器本体1dの外部より目視によって確認することができる
ものであれば、必ずしも無色透明である必要はなく、有
色透明や部分的に透明の箇所が具備されたものであって
もよいのは言うまでもない。
【0034】更に、上記各実施形態において、汚れ防止
シート9は柔軟でフィット性のある薄フィルム、例え
ば、無延伸ポリプロピレンフィルムを用いてなるが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、要はパン体7の
粘着性材料8が裸出した表面7a又は付着性味付け料8aが
塗布された表面7aに載せた際に、該汚れ防止シート9ご
しに粘着性材料8の裸出した表面7a又は付着性味付け料
8aが塗布された表面7aを目視によって確認することがで
きるものであれば、上記袋本体1や容器本体1dと同様に
必ずしも無色透明である必要はなく、有色透明や部分的
に透明の箇所が具備されたものであってもよいのは言う
までもなく、汚れ防止シート9の具体的な材質、大き
さ、形状等も一切限定されるものではないが、粘着性材
料8や付着性味付け料8aとの付着性及び作業性等を考慮
すれば薄い無延伸ポリプロピレンフィルムがベストであ
る。
【0035】而して、袋本体1又は容器本体1dに収納さ
れるパン体7も決してサンドイッチに限定されるもので
はなく、パン体7の具体的な種類、形状等も決して限定
されるものではないが、粘着性材料8や付着性味付け料
8aの具体的な材料、種類、量等も決して限定されないの
は言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】叙上の様に、本発明はサンドイッチ等の
パン体の表面に該表面を略被うことが可能な汚れ防止シ
ートを載せて袋本体又は容器本体内に収納し包装するも
のである。よって、表面に各種の粘着性材料が裸出して
いたり、又表面に付着性味付け料が塗布されてなるサン
ドイッチ等のパン体を袋本体内又は容器本体内に収納し
包装した場合において、例え袋本体や容器本体の各部位
が変形しない状態に置かれていたり、変形しない材質で
形成されてなる場合のみならず該袋本体内や容器本体内
でパン体が移動したり、又回転するような状態が生じた
場合であっても汚れ防止シートが袋本体又は容器本体に
端部を拘束されることなく自由状態でパン体の表面7aに
付着してなることによりパン体と共に袋本体内又は容器
本体内を自由に移動することが可能となる。
【0037】よって、汚れ防止シートが袋本体又は容器
本体に端部を拘束されることなく自由状態でパン体と共
に袋本体内又は容器本体内を自由に移動することから、
粘着性材料が裸出した表面や付着性味付け料が塗布され
た表面に汚れ防止シートを載せることで該表面に付着し
た汚れ防止シートの内面に、袋本体内又は容器本体内を
移動したり回転するパン体を介して粘着性材料や付着性
味付け料が擦り付けられることで該内面が汚れるの確実
に防止することが可能となる。
【0038】従って、袋本体内又は容器本体内に収納さ
れたパン体を袋本体又は容器本体の外部から見た場合で
あっても汚れ防止シートが載せられたパン体の粘着性材
料が裸出した表面や付着性味付け料が塗布された表面を
汚れ防止シートごしに何時でも綺麗な状態で袋本体外又
は容器本体外より確認することが出来、よって何時でも
見栄えのよいパン体の包装品を得ることが出来るという
格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於けるサンドイッチ等のパン体の包装
方法を用いたサンドイッチの包装の一実施形態を示し、
(イ)は全体説明図,(ロ)は斜視図。
【図2】袋本体に収納されたサンドイッチの状態を示
し、(イ),(ロ)は 一部切り欠き側面図。
【図3】本発明に於けるサンドイッチ等のパン体の包装
方法を用いたサンドイッチの包装の他の実施形態を示
し、(イ)は一部切り欠き側面図,(ロ)は(イ)のD
−D線断面図。
【図4】サンドイッチを収納した容器本体の斜視図。
【図5】従来のパン体の包装方法を用いたパン体の包装
形態を示し、(イ)は一部切り欠き側面図,(ロ)は
(イ)のF−F線断面図。
【符号の説明】
1…袋本体 2…表フィルム 3…裏フィルム 6…開口部 7…パン体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンドイッチ等のパン体(7) の表面(7a)
    に該表面(7a)を略被うことが可能な汚れ防止シート(9)
    を載せた後、袋本体又は容器本体内に収納し包装するこ
    とを特徴とするサンドイッチ等のパン体の包装方法。
  2. 【請求項2】 サンドイッチ等のパン体(7) の表面(7a)
    に該表面(7a)を略被うことが可能な汚れ防止シート(9)
    を載せて袋本体又は容器本体内に収納し包装してなるこ
    とを特徴とするサンドイッチ等のパン体。
  3. 【請求項3】 前記汚れ防止シート(9) が、袋本体内又
    は容器本体内で拘束されることなくサンドイッチ等のパ
    ン体(7) と共に該袋本体内又は容器本体内を移動可能な
    構成にしてなることを特徴とする請求項2記載のサンド
    イッチ等のパン体。
  4. 【請求項4】 前記表面(7a)が、各種の粘着性材料の裸
    出面又は付着性味付け料の塗布面の少なくとも何れか一
    方である請求項2又は3記載のサンドイッチ等のパン
    体。
JP10029833A 1998-02-12 1998-02-12 サンドイッチ等のパン体の包装方法及びその包装方法にて包装されたサンドイッチ等のパン体 Pending JPH11227858A (ja)

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JP (1) JPH11227858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446124Y1 (ko) * 2008-02-01 2009-09-28 이주남 냉동피자 포장용기
JP2021059357A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 朋和産業株式会社 包装体

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