JPH11227499A - 車両用計器の周辺構造 - Google Patents

車両用計器の周辺構造

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JPH11227499A
JPH11227499A JP10034993A JP3499398A JPH11227499A JP H11227499 A JPH11227499 A JP H11227499A JP 10034993 A JP10034993 A JP 10034993A JP 3499398 A JP3499398 A JP 3499398A JP H11227499 A JPH11227499 A JP H11227499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
lower housing
lid cluster
opening
cluster
Prior art date
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Pending
Application number
JP10034993A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tomita
清 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Publication of JPH11227499A publication Critical patent/JPH11227499A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計器本体を収納するアッパーハウジングとリ
ッドクラスタとを一体の構成とすることにより、計器及
びその周辺構造の部品点数を削減して構造の簡素化と製
品の経済性を高める。 【解決手段】 計器本体を収納するロアハウジング15
とリッドクラスタ24とを、又はリッドクラスタとロア
ハウジング及びアッパーハウジングとを一体に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の運転席前
方に位置されているインストルメントパネルに組付け使
用される計器の周辺構造であって、特にその周辺構造の
使用部品点数を削減して経済性を高めることができるよ
うにした車両用計器の周辺構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に取付けられているインストルメ
ントパネル内に組付け使用される従来の車両用計器と、
その周辺構造として、図3に示す如き構造のものがあ
る。つまり1はインストルメントパネルであって、この
インストルメントパネル1に設けられている計器取付開
口部2内には、計器3が複数個所取付ねじ4を介してイ
ンストルメントパネル1の芯材1Aに固定されている。
この計器3は、計器本体5を収納するロアハウジング3
Aと、該ロアハウジング3Aと計器本体5間及び各計器
本体間のすき間(開口)を前面から視認されないように
覆うアッパーハウジング3Bを有し、さらにそのアッパ
ーハウジング3Bの前面に被着されるフロントカバー3
Cとからなっている。さらにその計器3の前面と、上記
インストルメントパネル1の開口縁との間に生じる隙間
を閉塞して、インストルメントパネル内の内蔵物や、計
器取付部が見えないようにするためのリッドクラスタ6
が取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の車両
用計器周辺構造にあっては、計器3の構成部材として計
器本体5を内装するロアハウジング3A及びアッパーハ
ウジング3Bを有し、またアッパーハウジング3Bの前
方には、リッドクラスタ6を取付ける構造となっている
ことから、少なくとも、ロアハウジング3A、アッパー
ハウジング3B及びリッドクラスタ6の各構成部材が必
要となる。
【0004】従って上記ロアハウジング3A、アッパー
ハウジング3B、及びリッドクラスタ6のそれぞれの部
材を樹脂成形するに際しては、それら各部材を形成する
ためのそれぞれの成形金型を製作する型費が必要とな
り、またそれらの成形金型を用いるそれぞれの部品成形
工程が必要となる。また上記各部材を組付けるための組
立工数も増大する等のことで、全体的なコストが大幅に
高くなるといった問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点に着目してなされた
もので、計器本体を収納するアッパーハウジングとリッ
ドクラスタとを一体の構成とすることにより、計器及び
その周辺構造の部品点数を削減して構造の簡素化と製品
の経済性を高めることを第1の目的としている。
【0006】また本発明では、計器本体を収納するロア
ハウジングとリッドクラスタを一体構成とすることによ
り、計器及びその周辺構造の部品点数を削減して、構造
の簡素化と製品の経済性を高めることを第2の目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1では、正面側が開口し、その開口内
部に計器本体を収納するロアハウジングと、該ロアハウ
ジングの上記開口縁で、一体結合されると共に、前記ロ
アハウジングと計器本体間及び各計器本体間等の開口を
覆う見返し部を有しているリッドクラスタと、該リッド
クラスタの内部で嵌着されるフロントカバーとからなる
車両用計器の周辺構造であることを特徴としている。
【0008】また本発明では、上記第2の目的を達成す
るために、請求項2では、正面側が開口し、その開口内
部に計器本体を収納すると共に、その開口縁をインスト
ルメントパネルに設けられている開口縁に結合される計
器ハウジング兼用のリッドクラスタと、該リッドクラス
タ内部の計器本体前方位置で嵌着されるフロントカバー
とからなる車両用計器の周辺構造であることを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
【0010】図1において、11はインストルメントパ
ネルであって、このインストルメントパネル11は、芯
材12と、その芯材12の表面に層成される発泡層13
と表皮14とからなっている。15は正面側が開口する
ロアハウジングであって、このロアハウジング15内に
は、制御回路基板16、照明用導光板17、計器文字板
18、計器ムーブメント19、指針20とからなる計器
本体21が組付けられている。
【0011】上記ロアハウジング15の開口周縁には、
前方向へ張出す鍔片22が一体形成されており、この鍔
片22には、後述するリッドクラスタの係止孔23が適
宜間隔で形成されている。24は前後両面が開口するリ
ッドクラスタであって、このリッドクラスタ24の後方
開口縁部外側には、上記の係止孔23に係止される係止
爪25が突設されている。またリッドクラスタ24の前
方開口縁部には、上記インストルメントパネルの芯材1
2に固定するためのクリップ26及び取付孔27が設け
られている。さらにリッドクラスタには、ロアハウジン
グ15と計器本体21間及び、各計器本体21間に生じ
るすき間(開口)を覆う見返し部32が形成されてい
る。
【0012】28は上記リッドクラスタ24の内部で固
定されるフロントカバーであって、このフロントカバー
28は計器本体21の防塵及び保護用として計器本体2
1の前部に配置されている。またこのフロントカバーの
リッドクラスタ24への取付け構造は、そのフロントカ
バーの辺縁に形成されている係止爪片29をリッドクラ
スタ24の内面に形成されている係止段部30に係止し
得る構造となっている。
【0013】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について述べると、計器をインストルメントパネル11
内に組付けるには、先ず最初にロアハウジング15内に
計器本体21を組付け、その後、ロアハウジング15の
鍔片22に、リッドクラスタ24の後方開口部を嵌合さ
せると同時に、係止孔23と係止爪25とによる係止作
用でロアハウジング15とリッドクラスタ24とを一体
に結合する。
【0014】次に、かくして計器本体21及びロアハウ
ジング15を取付けてなるリッドクラスタ24を、イン
ストルメントパネル11の開口部内に挿し込み、クリッ
プ26及び取付ねじ31によりインストルメントパネル
11の芯材12に固着する。次にそのリッドクラスタ2
4内側にフロントカバー28を嵌着して計器の組付け作
業が完了する。
【0015】このように本実施形態によれば、リッドク
ラスタ24が従来例で使用していたアッパーハウジング
を兼ねていることから、そのアッパーハウジングの使用
が省け、このために、車両用計器周辺構造の使用部品点
数が削減され、これにより部品削減による経済性は勿論
のこと組立作業性及び製品コストの低減が可能となるも
のである。
【0016】図2は本発明他の実施形態を示すものであ
って、この実施形態にあっては、計器本体21を収納す
るアッパーハウジング、ロアハウジングを省き、それに
変えてリッドクラスタ24の内奥部に計器本体21を固
定する構造となしたものである。このリッドクラスタ2
4と、インストルメントパネル11との取付構造及びリ
ッドクラスタ24とフロントカバー28との取付構造
は、上記の実施形態と同様であるが、文字板18につい
ては、計器内の構造が視認されないように、速度計、回
転計、燃料計、水温計等の計器の各文字、目盛が一枚の
文字板内に形成され、該文字板でロアハウジングの視認
開口部を覆っている。
【0017】従って、この実施形態によれば、従来例で
使用されていたロアハウジング、アッパーハウジング及
びリッドクラスタの三部材を一体構造とすることがで
き、このために車両用計器周辺構造の使用部品点数が大
幅に削減することができ、これにより、上記実施形態と
比してなお一層の経済性が可能となるものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両用計
器の周辺構造、特に計器本体を収納するアッパーハウジ
ング又はアッパーハウジングとロアハウジングの双方を
省くことができ、これによって、車両用計器周辺構造の
組立作業性及び組立経済性が大幅に向上し、その上部品
の製作費も大幅に削減できるという作用効果を奏するも
のであります。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる車両用計器周辺構造の実施形態
を示した断面図。
【図2】本発明よりなる車両用計器周辺構造の他の実施
形態を示した断面図。
【図3】従来の車両用計器周辺構造を示した断面図。
【符号の説明】
11…インストルメントパネル 12…芯材 13…発泡層 14…表皮 15…ロアハウジング 16…制御回路基板 17…照明用導光板 18…計器文字板 19…計器ムーブメント 20…指針 21…計器本体 22…鍔片 23…係止孔 24…リッドクラスタ 25…係止爪 26…クリップ 27…取付孔 28…フロントカバー 29…係止爪片 30…係止段部 31…取付ねじ 32…見返し部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面側が開口し、その開口内部に計器本
    体(21)を収納するロアハウジング(15)と、該ロ
    アハウジング(15)の上記開口縁で、一体結合される
    と共に、前記ロアハウジング(15)と計器本体(2
    1)間及び各計器本体(21)間等の開口を覆う見返し
    部(32)を有しているリッドクラスタ(24)と、該
    リッドクラスタ(24)の内部で嵌着されるフロントカ
    バー(28)とからなることを特徴とする車両用計器の
    周辺構造。
  2. 【請求項2】 正面側が開口し、その開口内部に計器本
    体(21)を収納すると共に、その開口縁を結合手段
    (26),(27)を介してインストルメントパネル
    (11)に設けられている開口縁に結合される計器ハウ
    ジング兼用のリッドクラスタ(24)と、該リッドクラ
    スタ(24)内部の計器本体(21)前方位置で嵌着さ
    れるフロントカバー(28)とからなることを特徴とす
    る車両用計器の周辺構造。
JP10034993A 1998-02-17 1998-02-17 車両用計器の周辺構造 Pending JPH11227499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444088B1 (ko) * 2001-10-19 2004-08-11 기아자동차주식회사 차량의 계기판 보강구조
JP2010000930A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Calsonic Kansei Corp 表皮付部品設置部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444088B1 (ko) * 2001-10-19 2004-08-11 기아자동차주식회사 차량의 계기판 보강구조
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