JPH11226815A - 切断機の上限位置規制機構 - Google Patents

切断機の上限位置規制機構

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Publication number
JPH11226815A
JPH11226815A JP3091398A JP3091398A JPH11226815A JP H11226815 A JPH11226815 A JP H11226815A JP 3091398 A JP3091398 A JP 3091398A JP 3091398 A JP3091398 A JP 3091398A JP H11226815 A JPH11226815 A JP H11226815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
base
limit position
chain
upper limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3091398A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kanazawa
正 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP3091398A priority Critical patent/JPH11226815A/ja
Publication of JPH11226815A publication Critical patent/JPH11226815A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジリコイルバネによって揺動するアームの
上限位置を規制するチェーンが切れた際、アームがベー
ス後方へ倒れるのを防止する。 【解決手段】 ネジリコイルバネ6によって揺動するア
ーム7は揺動上限位置を規制するためチェーン11でも
ってベース1に連結されている。ベース1後面にはスト
ッパプレート12が設けられ、チェーン11が切れた
際、アーム7はベース1後方に揺動(倒れ)しようとす
るが、アーム7はストッパプレート12に接触し、揺動
が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断機におけるア
ーム上限位置規制機構の補助機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の切断機について、図1、図5を用
いて説明する。被切断材13を切断する際、アーム7の
ハンドル部8を持って下方に揺動させ、切断砥石9で被
切断材13を切断する。切断終了後、ハンドル部8から
手を離すと、アーム7はベース1後方に設けられた支持
台4に係合するシャフト5を支点とし、シャフト5に係
止されアーム7とベース1を支持しているネジリコイル
バネ6により上方に揺動されている。ここで、アーム7
とベース1はチェーン11で連結されており、チェーン
11が伸び切ったところで、アーム7は揺動が停止する
ようになっていた。これがアーム7の上限位置規制機構
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の切断機では、ア
ーム7の上限位置を規制するために、ベース1とアーム
7をチェーン11で連結しているが、チェーン11が切
れた際、アーム7がネジリコイルバネ6によってベース
1後方まで揺動してしまい、本体後方に物などを置いて
いた場合、アーム7と接触し壊すおそれがあり、さら
に、アーム7の損傷のおそれもあった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、チェーンが切れたときでも上限位置規制が
働くようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被切断材を
固定する移動バイスおよび固定バイスを設置するベース
と、該ベース後方に設けられた支持台に係合するシャフ
トを支点とし、揺動自在に挟持されたアームおよび切断
砥石、該切断砥石を覆う保護覆いを有し、アームの揺動
上限位置のストッパとして、チェーンがアームとベース
に連結されている切断機において、前記ベース後面でア
ームの後側に位置し、チェーンの機能が途切れた際、ア
ームの後方への倒れを規制するストッパプレートを設け
ることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図4を
用いて説明する。図1は切断機の右側面図、図2は切断
機の左側面図、図3は切断機の背面図、図4は本発明が
機能した際の切断機の右側面である。
【0007】図において、ベース1上に被切断材13を
固定する移動バイス2および固定バイス3が装着されて
いる。また、ベース1上後方には支持台4が固着され、
支持台4に係合するシャフト5を支点としてシャフト5
に係止されたネジリコイルバネ6でもってハンドル部8
を有するアーム7が揺動自在に挟持されている。アーム
7には、被切断材13と切断する砥石9と切断砥石9を
覆う保護覆い10が装着されている。また、ベース1と
アーム7はチェーン11がそれぞれにネジ止めされ、連
結されている。ベース1の後面にはアーム7の後方の位
置まで延びているストッパプレート12が設けられてい
る。
【0008】上記構成において、切断作業は被切断材1
3を移動バイス2と固定バイス3で固定し、アーム7を
ハンドル部8を持って下方へ移動することで、回転する
切断砥石9で切断される。切断終了後、ハンドル部8か
ら手を離すと、ネジリコイルバネ6によってアーム7は
上方に揺動する。ここで、この上方への揺動はベース1
とアーム7を連結しているチェーン11が伸び切るま
で、つまり、アーム7の上限位置まで上がりアーム7の
揺動は停止する。この作業(切断作業)を繰り返してい
くうちに、チェーン11は寿命などで切れたりネジ止め
部が外れ、アーム7の上限位置が規制できなくなること
があり、アーム7はベース1後方に揺動(倒れ)しよう
とする。その際に、アーム7はストッパプレート12に
接触し、停止する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、切断終了後ハンドル部
から手を離しアームが上方へ揺動したとき、アームの上
限位置を規制するためにアームとベースを連結している
チェーンが切れた際、アームはベース後方に揺動しよう
とするが、アームはストッパプレートに接触し後方へは
揺動できなくなった。このため、本体後方に物などが置
いてあったとしてもアームと接触し壊すこともなくな
り、さらにアーム部の損傷も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す切断機の右側面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本発明が機能した状態を示す正面図である。
【図5】従来の切断機の右側面図である。
【符号の説明】
4…支持台、7…アーム、11…チェーン、12…スト
ッパプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材を固定する移動バイスおよび固
    定バイスを設置するベースと、該ベース後方に設けられ
    た支持台に係合するシャフトを支点とし、揺動自在に挟
    持されたアームおよび切断砥石、該切断砥石を覆う保護
    覆いを有し、アームの揺動上限位置のストッパとしてチ
    ェーンがアームとベースに連結されている切断機におい
    て、前記ベース後面でアームの後側に位置し、チェーン
    の機能が途切れた際、アームの後方への倒れを規制する
    ストッパプレートを設けたことを特徴とする切断機の上
    限位置規制機構。
JP3091398A 1998-02-13 1998-02-13 切断機の上限位置規制機構 Withdrawn JPH11226815A (ja)

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JP3091398A JPH11226815A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 切断機の上限位置規制機構

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JP3091398A JPH11226815A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 切断機の上限位置規制機構

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Publication Number Publication Date
JPH11226815A true JPH11226815A (ja) 1999-08-24

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ID=12316949

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3091398A Withdrawn JPH11226815A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 切断機の上限位置規制機構

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JP (1) JPH11226815A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604698B1 (ko) * 1998-07-13 2006-07-28 블랙 앤 덱커, 인코포레이티드 절단톱
JP2016068214A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 日立工機株式会社 卓上切断機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604698B1 (ko) * 1998-07-13 2006-07-28 블랙 앤 덱커, 인코포레이티드 절단톱
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510