JPH11226799A - 直動型プレスの成形状態良否判定方法、及び判定装置 - Google Patents

直動型プレスの成形状態良否判定方法、及び判定装置

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JPH11226799A
JPH11226799A JP4898398A JP4898398A JPH11226799A JP H11226799 A JPH11226799 A JP H11226799A JP 4898398 A JP4898398 A JP 4898398A JP 4898398 A JP4898398 A JP 4898398A JP H11226799 A JPH11226799 A JP H11226799A
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molding
slide
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motion
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JP4898398A
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Eiji Doujiyou
栄自 道場
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形精度の低下の要因を的確に判断でき、成
形精度の管理を容易とする直動型プレスの成形状態良否
判定方法、及び判定装置を提供する。 【解決手段】 設定されたスライドモーションに従って
直動スライド3を制御する直動型プレスにおいて、所定
のスライドモーションでの成形加工中に、所定の成形デ
ータを計測する計測部21と、予め、各スライドモーシ
ョン毎の成形加工中に、計測部21の計測成形データを
各スライドモーション毎に対応させて記憶する第1記憶
部22と、実加工の際、所定のスライドモーションでの
試打中に、計測部21の計測成形データを記憶する第2
記憶部23と、第2記憶部23の成形データ、及びこれ
と同一のスライドモーションに対応する第1記憶部22
の成形データの比較結果に基づいて成形状態の良否判定
を行う良否判定部24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライド(3) が直
動する直動型プレスにおける成形状態の良否を的確に判
断して変更すべき成形条件を容易に把握できる直動型プ
レスの成形状態良否判定方法、及び判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直動型プレスは、油圧シリンダや
電動サーボモータなどの駆動アクチュエータによりスラ
イドの速度や位置、及び加圧荷重等を所定のスライドモ
ーションに沿って高精度に制御できることから、複雑な
形状の成形や、非常に精密な成形を必要とされる分野に
多く使用されている。このような多機能及び高機能を有
する直動型プレスでは、これらの機能を実行させるため
に、数多くの各種のモーションデータを設定している。
【0003】一方、従来より、成形後の製品の良否判定
を行うときには、製品の要所要所が予め決められた精度
許容範囲の内に入っているかが検査されている。あるい
は、前回までの成形品と比較して、その成形精度の再現
性やばらつき等を判断する場合もある。そして、上記の
ように複雑な成形や、精密な成形を行っているときに
は、特にこの成形精度の再現性やばらつき等を厳重に検
査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直動型
プレスにおいて、従来のように成形精度の良否のみで成
形状態を良否判定する方法には、以下のような問題があ
る。通常、直動型プレスで同一の成形条件、すなわちモ
ーションデータにより成形加工を行っていても、成形精
度がばらついたり、あるいは低下する現象が発生する。
これは、被加工材の板厚のばらつきや、金型の経年変化
による摩耗又は損傷や、駆動アクチュエータ及びこの駆
動アクチュエータの動力の伝達部などの褶動部分の機械
的な摩耗又は損傷や、あるいは駆動アクチュエータを制
御する制御系における電気的な経年変化による特性変化
又は故障など、様々な要因に依るものである。
【0005】したがって、従来のように、成形精度と許
容範囲との比較のみによって、あるいは前回までの成形
品との精度比較のみによって、成形状態の良否判定を行
う方法では、成形精度が低下したり、その再現性が劣化
したり、又はばらつきが大きくなったりしたと判断され
た場合に、現在の成形条件データの内どのデータに係わ
るプレスの特性及び性能が以前と変化しているのか、あ
るいは、成形精度を元に戻すためにはどのデータを変更
すれば良いのか、などを簡単に知ることができない。そ
こで従来は、このような場合、作業者の経験に基づいて
数多いモーションデータの中から特定のデータに注目し
て、その設定データを試行錯誤的に変更して対応してい
る。この結果、作業者の経験度の違いによって成形精度
が異なったり、その再現性が低下するという問題が発生
している。また、試行錯誤的に設定データを変更するの
で、良好な成形結果が得られる設定データに変更するま
でに長時間を要するという問題もある。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、成形精度やその再現性が低下したとき、
その要因を的確に、かつ短時間で判断できて、成形精度
の管理を容易とする直動型プレスの成形状態良否判定方
法、及び判定装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、各金型
及び/又は被加工材に対応したスライドモーションに従
ってスライド3を直動して成形し、この成形結果に基づ
いて、成形状態の良否を判定する直動型プレスの成形状
態良否判定方法において、予め各スライドモーション毎
に成形加工を行って所定の成形データを計測して記憶し
ておき、この後、実加工での所定のスライドモーション
による成形時に、試打により前記所定の成形データを計
測し、このとき計測した成形データと、このデータと同
一のスライドモーションに対応する前記記憶された成形
データとを比較し、比較結果に基づいて成形状態の良否
判定を行う方法としている。
【0008】請求項1に記載の発明によると、予め、各
金型や被加工材に対応したスライドモーションによる成
形加工を行い、このとき、成形精度の再現性やばらつき
を管理できる所定の成形データを計測して各スライドモ
ーション毎に対応させて記憶し、この後実加工の際、所
定のスライドモーションにより成形する時には、試打に
より上記と同じ成形データを計測し、このとき計測した
成形データと、これと同一のスライドモーションに対応
して前記記憶された成形データとを比較することによっ
て、現在の成形状態の良否を判定する。この結果、比較
した成形データの内、どのデータが前回までの成形時よ
りどのように変化したかが容易に分かり、よってこの変
化した成形データを正常な状態に戻すために、どのよう
に対策したらよいか、あるいは、どのように成形条件
(モーションデータ設定値)を変更すればよいかが、す
ぐに判断できる。したがって、成形精度を良好な状態に
維持することが、容易に、かつ、短時間で行えるように
なる。
【0009】請求項2に記載の発明は、アクチュエータ
5a,5bにより直動するスライド3を、予め設定さ
れ、かつ各金型及び/又は被加工材に対応したスライド
モーションに従って制御する直動型プレスにおいて、所
定のスライドモーションでの成形加工中に、所定の成形
データを計測する計測部21と、予め、各スライドモー
ション毎の成形加工中に計測部21が計測した所定の成
形データを、各スライドモーション毎に対応させて記憶
する第1記憶部22と、実加工の際、所定のスライドモ
ーションでの試打による成形中に、計測部21が計測し
た所定の成形データを記憶する第2記憶部23と、第2
記憶部23に記憶された成形データと、この成形データ
と同一のスライドモーションに対応して第1記憶部22
に記憶された成形データとを比較し、比較結果に基づい
て成形状態の良否判定を行う良否判定部24とを備えた
ことを特徴とする直動型プレスの成形状態良否判定装置
である。
【0010】請求項2に記載の発明によると、予め、各
金型や被加工材に対応したスライドモーションによる成
形加工時に、成形精度の再現性やばらつきを管理できる
所定の成形データを計測し(計測部21)、この計測し
た成形データを各スライドモーション毎に対応させて記
憶する(第1記憶部22)。そして、この後実加工の
際、所定のスライドモーションにより成形加工する時
に、試打により上記と同じ成形データを計測して(計測
部21)、この計測データを記憶する(第2記憶部2
3)。つぎに、第2記憶部23に記憶された成形データ
と、これと同一のスライドモーションに対応して第1記
憶部22に記憶された成形データとを比較することによ
って、現在の成形状態の良否を判定する(良否判定部2
4)。この結果、比較した成形データの内、どのデータ
が前回までの成形時よりどのように変化したかが容易に
分かり、よってこの変化した成形データを正常な状態に
戻すために、どのように対策したらよいか、あるいは、
どのように成形条件を変更すればよいかが、すぐに判断
できる。したがって、成形精度を高い状態に維持するこ
とが容易となり、また成形条件の再設定を短時間で行え
るようになる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
直動型プレスの成形状態良否判定装置において、前記第
1記憶部22及び第2記憶部23に記憶された成形デー
タを、それぞれ単独で又は並列で表示する表示装置1
4、及び/又は、単独で又は並列で印刷するプリンタ1
5を備えている。
【0012】請求項3に記載の発明によると、計測した
成形データを表示し又は印刷し、同一のスライドモーシ
ョンに対応する成形データどうしで比較できるので、比
較結果が分かり易くなる。したがって、成形状態の良否
の判定を容易に行えると共に、変更すべき成形条件や、
対策すべき箇所及び内容が短時間で分かる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
直動型プレスの成形状態良否判定装置において、前記計
測部21は、前記成形データとして少なくともスライド
位置、スライド速度、スライド位置偏差、スライド荷
重、及び、前記アクチュエータ5a,5bの駆動電流の
内いずれかを、時間軸を基準にして計測している。
【0014】請求項4に記載の発明によると、前記計測
する成形データとして、少なくともスライド位置、スラ
イド速度、スライド位置偏差、スライド荷重、及び、前
記アクチュエータの駆動電流の内いずれかを選定し、時
間軸を基準にして計測している。これらの計測データは
直接成形精度に明確に係わっており、よって、前回の計
測データとの比較により差異を生じているのが判明した
場合にこの差異の要因を調査して対処しやすい。さら
に、差異が発生するのが時間軸でどの時かが容易に分か
るので、その差異の要因を特定し易くなる。したがっ
て、成形精度の管理が容易となる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
直動型プレスの成形状態良否判定装置において、前記計
測部21は、前記成形データとして少なくともスライド
速度、スライド位置偏差、スライド荷重、及び、前記ア
クチュエータ5a,5bの駆動電流の内いずれかを、ス
ライド位置を基準にして計測している。
【0016】請求項5に記載の発明によると、前記計測
する成形データとして、少なくともスライド速度、スラ
イド位置偏差、スライド荷重、及び、前記アクチュエー
タの駆動電流の内いずれかを選定し、スライド位置を基
準にして計測している。これらの計測データは直接成形
精度に明確に係わっており、よって、前回の計測データ
との比較により差異を生じているのが判明した場合にこ
の差異の要因を調査して対処しやすい。さらに、差異が
発生する時のスライド位置がどの位置かが容易に分かる
ので、その差異の要因も特定し易くなる。したがって、
成形精度の管理が容易となる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれか1つに記載の直動型プレスの成形状態良否判定
装置において、直動型プレスは、スライド3が複数のア
クチュエータ5a,5bにより直動される複数ポイント
プレスであることを特徴としている。
【0018】請求項6に記載の発明によると、請求項2
〜5のいずれか1つに記載の直動型プレスの成形状態良
否判定装置を複数ポイントプレスに対して適用した場
合、複数アクチュエータによるスライド制御の制御系が
複雑であるにもかかわらず、この制御系に係わる成形状
態が請求項2〜5に記載のように的確に把握できるよう
になる。したがって、この複数ポイントプレスの成形精
度を高く維持するように管理することが可能となる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
直動型プレスの成形状態良否判定装置において、前記計
測部21は、さらに前記成形データとして少なくとも、
複数のアクチュエータ5a,5b間の同期ずれ量を、時
間軸又はスライド位置を基準にして計測している。
【0020】請求項7に記載の発明によると、複数ポイ
ントプレスの場合に予測される成形精度に関する特に大
きな問題は複数アクチュエータ間の同期ずれであり、よ
って同期ずれ量を成形データとして時間軸又はスライド
位置を基準にして計測し、前回までの成形データと比較
している。したがって、複数ポイントプレスの成形状態
の良否が的確に把握できるようになる。したがって、こ
の複数ポイントプレスを高い成形精度が得られる状態に
管理することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる好適な実
施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2
は、それぞれ本発明に係わる直動型プレスの成形状態良
否判定方法が適用される複数ポイントプレス(複数の駆
動アクチュエータによりスライドが駆動されるプレス)
の実施形態を説明する正面図及び側面断面図である。
【0022】プレス機械1の前部の下部に、ボルスタ2
が設けられている。また、プレス機械1の上部で、か
つ、ボルスタ2に対向する位置にはスライド3が上下方
向に直動自在に配設されている。スライド3の後端部と
プレス機械1の側面フレームとの間には、スライド3の
ボルスタ2からの高さ方向位置を検出する、例えばリニ
アセンサからなるスライド位置検出器8が取り付けられ
ている。
【0023】また、スライド3の上部は、例えばボール
スクリュー装置から構成される左右1対の駆動力伝達装
置4,4に連結されており、このボールスクリュー装置
のナット部材(図示せず)にスライド3が取着されてい
る。なお、この駆動力伝達装置4,4は、ボールスクリ
ューに限定されずに他の機構でも構成できる。
【0024】左右1対の駆動力伝達装置4,4の駆動部
材側、すなわちここではボールスクリュー装置のスクリ
ュー側は、それぞれ、プレス機械1の上部に水平に設け
られた上部フレーム38に各アウターリングが取着され
たベアリング31,31によって、回動自在に支承され
ている。そして、各駆動力伝達装置4,4の駆動部材側
の上端部は、それぞれ第1プーリー32,32、タイミ
ングベルト33,33及び第2プーリー34,34を介
して、対応する第1電動サーボモータ5a及び第2電動
サーボモータ5bの出力軸に連結されている。この第1
電動サーボモータ5a及び第2電動サーボモータ5bの
出力軸と反対側にはそれぞれ第1位置センサ6a及び第
2位置センサ6bが取り付けられており、各位置センサ
6a,6bにより各電動サーボモータ5a,5bの回転
角度が絶対位置データとして検出されている。
【0025】図3は本発明に係わる直動型プレスの成形
状態良否判定装置を説明する制御構成ブロック図を示し
ている。同図において、第1サーボアンプ11a及び第
2サーボアンプ11bは、それぞれ前記第1電動サーボ
モータ5a及び第2電動サーボモータ5bの駆動電流を
制御する増幅器である。また、第1電動サーボモータ5
a及び第2電動サーボモータ5bの各回転角度が第1位
置センサ6a及び第2位置センサ6bにより検出され、
各回転角度信号が制御器20に入力されている。さら
に、第1電動サーボモータ5a及び第2電動サーボモー
タ5bの駆動電流がそれぞれ第1モータ電流検出器16
a及び第2モータ電流検出器16bにより検出され、各
駆動電流値は制御器20に入力されている。同様に、前
記スライド位置検出器8のスライド位置信号は、制御器
20に入力されている。
【0026】モーション設定手段12はスライドモーシ
ョンを表わす各種のモーションデータを各金型の種類及
び/又は被加工材の種別に対応させて設定するものであ
り、例えばモーションデータの内、それぞれのスライド
モーションを識別するためのモーション番号の外、目標
スライド位置、スライド速度、スライド加圧力、加圧保
持時間、停止時間等を設定するためのスイッチやキーボ
ードにより構成することができる。これらの設定データ
は、制御器20に入力される。なお、モーション設定手
段12は上記のようなスイッチ類に限定されるものでは
なく、設定データを入力できればよい。したがって、例
えば、プレス機械1のライン全体を管理するような上位
コントローラ等の外部制御装置から通信等により設定デ
ータを入力するようにしてもよい。
【0027】モーションデータ記憶手段13は制御器2
0から上記設定データを入力し、各モーション番号に対
応させて記憶する。そして、記憶された設定データは、
プレス加工を行う際に制御器20により読み込まれる。
なお、モーションデータ記憶手段13を構成するハード
の種類は特に限定されるものではなく、例えば半導体メ
モリ、ハードディスク装置、フロッピーディスク装置な
どにより構成することができる。
【0028】また、表示装置14は、プレス加工時に制
御器20によって計測された各種の成形データを制御器
20からの表示指令に基づいて表示させるものであり、
例えば、液晶表示器、EL表示器、又はCRT表示器等
のグラフィック表示器により構成される。プリンタ15
は、制御器20によって計測された上記の各種成形デー
タを制御器20からの印刷指令に基づいてプリントアウ
トするものであり、文字データの他にトレンドグラフの
ようなグラフィックデータを表示できる印刷装置により
構成される。
【0029】制御器20は、例えばマイクロコンピュー
タ等のコンピュータ装置を主体として構成されており、
本直動型プレスの成形状態良否判定装置の中枢を成して
いる。制御器20は、モーション設定手段12から入力
される前記設定データをモーションデータ記憶手段13
にモーション番号毎に記憶すると共に、実加工時にはこ
のモーションデータ記憶手段13から加工対象の被加工
材及び使用金型に対応するモーション番号の設定データ
を読み出す。そして、この設定データによるスライドモ
ーションに沿ってスライド位置、速度、加圧力を制御す
るように、上記設定データと、スライド位置検出器8か
ら入力したスライド位置と、第1位置センサ6a及び第
2位置センサ6bから入力した各モータ回転角度と、第
1モータ電流検出器16a及び第2モータ電流検出器1
6bから入力した各モータ駆動電流値とに基づいて所定
の演算処理を行い、各モータの制御指令を演算する。こ
の演算した各制御指令をそれぞれ第1サーボアンプ11
a及び第2サーボアンプ11bに出力し、スライド3を
制御する。
【0030】制御器20は、新しいモーションによる実
加工を行う際に、試打時に上記のようにモーションに沿
ってスライドを制御して成形加工を行っている間に、後
述するような各種の成形データを計測すると共に、この
ときの金型の種類及び被加工材の種別に対応させて、す
なわちモーション番号に対応させて、この計測データを
所定のメモリ内に記憶する。そして、試打後に、この時
の計測データと、これと同一のモーションに対応し、か
つ、以前に予め計測して記憶している計測データとを比
較することによって、このときの成形状態の良否を判定
するようにしている。
【0031】つぎに、図4の機能構成ブロック図に基づ
いて、本発明に係わる成形状態良否判定方法を実施する
ための制御器20における各機能構成を詳細に説明す
る。計測部21は、成形加工中に各種の成形データを所
定のサンプリング周期時間毎に計測する。この各成形デ
ータは、成形精度に明確に関係するような、成形状態を
表わすデータであって、少なくともスライド位置、スラ
イド速度、スライド位置偏差、スライド荷重、及び、サ
ーボモータの駆動電流のいずれか1つのデータである。
そして、これらの計測された成形データは、第1記憶部
22又は第2記憶部23に時系列的に記憶される。
【0032】なお、各成形データについて以下に説明す
ると、スライド位置はスライド位置検出器8から入力し
た位置データであり、スライド速度は本実施形態ではこ
の位置データに基づいて単位時間当たりの位置変化量と
して演算により求められている。スライド位置偏差は、
第1電動サーボモータ5a及び第2電動サーボモータ5
b毎の位置偏差、つまり回転角度偏差を表わしており、
この各モータへの回転角度指令値と、対応する第1位置
センサ6a又は第2位置センサ6bからの回転角度デー
タとの偏差値として演算される。
【0033】また、スライド荷重(加圧力)は、スライ
ド3によりかかる荷重値を表わしており、本実施形態に
おいては、第1モータ電流検出器16a及び第2モータ
電流検出器16bから入力した各モータ駆動電流値に基
づいて、実際に第1電動サーボモータ5a及び第2電動
サーボモータ5bが成形加工に要したそれぞれの実負荷
トルクが算出され、この実負荷トルクに基づいて演算さ
れている。なお、荷重値の検出方法は上記に限定される
ものでなく、その他の方法、例えばプレス機械1の本体
フレームにかかるスライド荷重による歪みを歪みセンサ
等により計測する方法等でもよい。
【0034】第1記憶部22には、予め、上記成形デー
タの比較の基準となるデータが記憶されている。この基
準の成形データは、金型の種類及び被加工材の種別毎
に、成形加工を行ったときに計測部21により計測さ
れ、このときの成形品の精度や外観品質が良好なときの
計測データが最終的な基準の成形データとして各金型及
び/又は被加工材に対応してそれぞれ時系列的に記憶さ
れる。
【0035】第2記憶部23は、実稼動でのプレス加工
時に、新しいスライドモーションで成形する際に、試打
で成形加工を行って計測部21により計測された前記成
形データを記憶する。この成形データは、その時の金型
及び/又は被加工材に対応するスライドモーション毎
に、つまりモーション番号に対応させて時系列的に記憶
される。
【0036】良否判定部24は、第2記憶部23に記憶
された成形データと、この成形データのモーション番号
に対応して第1記憶部22に記憶されている基準の成形
データとを比較し、この比較結果に基づいて、上記の第
2記憶部23に記憶したときの成形状態の良否を判定す
る。このときの判定方法は、例えば、次のようにして行
う。
【0037】第1の方法として、同一の計測対象の成形
データどうし(例えばスライド位置どうし、速度どうし
等)を、時間軸を基準にして比較し、良否判定すること
ができる。すなわち、比較する成形データ値の大きさ、
各計測データが所定の変化を継続する時間、所定の一定
値を保持する時間、及び、これらの変化が開始する時点
までの基準時点(例えば、成形速度で下降開始する時
点)からの経過時間などの関係を比較する。また、第2
の方法として、同一の計測対象の成形データどうしを、
スライド位置を基準にして、このスライド位置との関連
により比較して良否判定することができる。すなわち、
所定のスライド位置での各成形データ値の大きさや変化
速度の大きさ(減速又は増加の傾きの大きさ)等を比較
する。
【0038】また、表示部25は、第1記憶部22及び
第2記憶部23に記憶されている成形データを各モーシ
ョン毎に表示装置14に表示する。このときの表示方法
としては、計測の時系列的な順序に合わせて時間軸を基
準にして、つまり時間軸上で表示させたり、あるいは、
スライド位置を基準にして、つまりスライド位置との関
連により表示させたりすることができる。さらに、表示
部25には、第1記憶部22に記憶された成形データ
と、第2記憶部23に記憶された成形データとを、それ
ぞれ単独で、又は、並列で表示させることができる。
【0039】また、印刷部26は、第1記憶部22及び
第2記憶部23に記憶されている成形データを各モーシ
ョン毎にプリンタ15にプリントアウトする。このとき
のプリント方法としては、上記と同様にして、計測の時
系列的な順序に合わせて時間軸を基準にしてプリントア
ウトしたり、あるいは、スライド位置を基準にしてプリ
ントアウトすることができる。さらに、第1記憶部22
に記憶された成形データと、第2記憶部23に記憶され
た成形データとを、それぞれ単独で、又は、並列でプリ
ントアウトすることができる。
【0040】つぎに、以上の構成による作用を説明す
る。予め、各金型及び/又は被加工材に対応するスライ
ドモーション毎に成形加工を行い、この加工中の成形デ
ータを計測部21により計測し、この成形品の精度及び
外観が良好な時の前記計測した成形データを基準データ
として第1記憶部22に記憶しておく。つぎに、実加工
の際には、新たなスライドモーションで成形加工を行う
ときに、実加工の前に試打により成形加工を行い、この
加工中に計測部21によって計測した成形データが第2
記憶部23に記憶される。そして、良否判定部24によ
って、同一のスライドモーションに対応する第1記憶部
22内の前記基準データと、第2記憶部23内の成形デ
ータとが比較される。
【0041】この比較のときには、同一の計測対象の成
形データどうしで、時間軸あるいはスライド位置を基準
にして比較される。時間軸を基準とした場合、成形開始
時点から所定時間後の成形データ値の大きさや、所定現
象の継続又は保持時間、及び経過時間などが、基準デー
タに対して所定の許容値以内か否かがチェックされ、許
容値以内であれば成形状態が良好であると判定する。ま
た、スライド位置を基準として比較する場合、例えば、
所定のスライド位置での成形データ値の大きさや、その
変化速度の大きさ(つまり、減少や増加の傾きの大き
さ)等が、基準データに対して所定の許容値以内か否か
がチェックされ、許容値以内であれば成形状態が良好で
あると判定する。
【0042】この比較の結果、基準データに対してどの
成形データが変化しているか、その変化量はどの程度
か、その変化は時間軸上のどの時点で発生したか、ある
いはその変化はどのスライド位置で発生したか、等が容
易に、かつ具体的に判定できるので、その変化が生じた
要因を特定することが容易となる。これによって、成形
精度が低下したときや、再現性が低下したときに、この
精度低下の要因と、上記成形データの変化の要因との関
連を検討することにより、早期に、そして具体的に対策
を行うことができる。したがって、高い成形精度が得ら
れるような成形状態に常時維持することが可能となる。
【0043】そして、特に、多機能及び高機能を有する
直動型プレスに対して、本成形状態良否判定方法を採用
することにより、スライドモーションの多数の設定デー
タを試行錯誤的に変更する必要が無くなるので、確実に
成形精度を維持するための対応を短時間でとることがで
きる。また、従来のように作業者の経験により良否判定
することがないので、成形精度及びその再現性を向上で
きる。
【0044】さらに、複数ポイントプレスの場合には、
複数の駆動アクチュエータ(本実施形態では、2台の電
動サーボモータ5a,5bに相当)でスライド3が駆動
されるので、スライド制御系が非常に複雑になり、よっ
て成形精度に関係する要因がさらに増加して、従来のよ
うな良否判定方法では要因推定が困難となっている。ま
た、上下金型の平行度、すなわちスライド3のボルスタ
2に対する平行度が成形精度に大きく関わっているが、
この複数ポイントプレスの場合には、上記平行度の維持
が重要な課題となる。したがって、複数の駆動アクチュ
エータの同期ずれ量(本実施形態では、2台の電動サー
ボモータ5a,5bの回転角度の同期ずれ量)を成形デ
ータとして計測して、前述のように比較し監視すること
により、成形精度の低下などの発生要因の推定が大変容
易となる。
【0045】なお、上記実施形態においては、本発明を
適用する直動型プレスの例として、複数の電動サーボモ
ータによりスライドを駆動する複数ポイントの電動サー
ボプレスを示しているが、本発明に係わる直動型プレス
はこのような駆動アクチュエータの種類や数に限定され
るものでない。すなわち、例えば1本の油圧シリンダに
よる油圧サーボプレスなどにも適用可能である。そし
て、これらの場合にも、これまで説明したものと同様の
作用及び効果が得られる。
【0046】このように、本発明によると、直動型プレ
スの成形状態の良否判定を的確に、かつ、容易に行うこ
とができるので、常時成形精度を高く維持できるように
管理することが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる直動型プレスの成形状態良否判
定方法が適用される複数ポイントプレスの実施形態を説
明する正面図を示す。
【図2】本発明に係わる直動型プレスの成形状態良否判
定方法が適用される複数ポイントプレスの実施形態を説
明する側面断面図を示す。
【図3】本発明に係わる直動型プレスの成形状態良否判
定装置を説明する制御構成ブロック図を示す。
【図4】本発明に係わる成形状態良否判定方法を実施す
るための機能構成ブロック図を示す。
【符号の説明】
1…プレス機械、2…ボルスタ、3…スライド、4…駆
動力伝達装置、5a…第1電動サーボモータ、5b…第
2電動サーボモータ、6a…第1位置センサ、6b…第
2位置センサ、8…スライド位置検出器、11a…第1
サーボアンプ、11b…第2サーボアンプ、12…モー
ション設定手段、13…モーションデータ記憶手段、1
4…表示装置、15…プリンタ、16a…第1モータ電
流検出器、16b…第2モータ電流検出器、20…制御
器、21…計測部、22…第1記憶部、23…第2記憶
部、24…良否判定部、25…表示部、26…印刷部、
31…ベアリング、32…第1プーリー、33…タイミ
ングベルト、34…第2プーリー、38…上部フレー
ム。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各金型及び/又は被加工材に対応したス
    ライドモーションに従ってスライド(3) を直動して成形
    し、この成形結果に基づいて、成形状態の良否を判定す
    る直動型プレスの成形状態良否判定方法において、 予め各スライドモーション毎に成形加工を行って所定の
    成形データを計測して記憶しておき、この後、実加工で
    の所定のスライドモーションによる成形時に、試打によ
    り前記所定の成形データを計測し、このとき計測した成
    形データと、このデータと同一のスライドモーションに
    対応する前記記憶された成形データとを比較し、比較結
    果に基づいて成形状態の良否判定を行うことを特徴とす
    る直動型プレスの成形状態良否判定方法。
  2. 【請求項2】 アクチュエータ(5a,5b) により直動する
    スライド(3) を、予め設定され、かつ各金型及び/又は
    被加工材に対応したスライドモーションに従って制御す
    る直動型プレスにおいて、 所定のスライドモーションでの成形加工中に、所定の成
    形データを計測する計測部(21)と、 予め、各スライドモーション毎の成形加工中に計測部(2
    1)が計測した所定の成形データを、各スライドモーショ
    ン毎に対応させて記憶する第1記憶部(22)と、実加工の
    際、所定のスライドモーションでの試打による成形中
    に、計測部(21)が計測した所定の成形データを記憶する
    第2記憶部(23)と、 第2記憶部(23)に記憶された成形データと、この成形デ
    ータと同一のスライドモーションに対応して第1記憶部
    (22)に記憶された成形データとを比較し、比較結果に基
    づいて成形状態の良否判定を行う良否判定部(24)とを備
    えたことを特徴とする直動型プレスの成形状態良否判定
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の直動型プレスの成形状態
    良否判定装置において、 前記第1記憶部(22)及び第2記憶部(23)に記憶された成
    形データを、それぞれ単独で又は並列で表示する表示装
    置(14)、及び/又は、単独で又は並列で印刷するプリン
    タ(15)を備えたことを特徴とする直動型プレスの成形状
    態良否判定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の直動型プレスの成形状態
    良否判定装置において、 前記計測部(21)は、前記成形データとして少なくともス
    ライド位置、スライド速度、スライド位置偏差、スライ
    ド荷重、及び、前記アクチュエータ(5a,5b) の駆動電流
    の内いずれかを、時間軸を基準にして計測することを特
    徴とする直動型プレスの成形状態良否判定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の直動型プレスの成形状態
    良否判定装置において、 前記計測部(21)は、前記成形データとして少なくともス
    ライド速度、スライド位置偏差、スライド荷重、及び、
    前記アクチュエータ(5a,5b) の駆動電流の内いずれか
    を、スライド位置を基準にして計測することを特徴とす
    る直動型プレスの成形状態良否判定装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1つに記載の直
    動型プレスの成形状態良否判定装置において、 直動型プレスは、スライド(3) が複数のアクチュエータ
    (5a,5b) により直動される複数ポイントプレスであるこ
    とを特徴とする直動型プレスの成形状態良否判定装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の直動型プレスの成形状態
    良否判定装置において、 前記計測部(21)は、さらに前記成形データとして少なく
    とも、複数のアクチュエータ(5a,5b) 間の同期ずれ量
    を、時間軸又はスライド位置を基準にして計測すること
    を特徴とする直動型プレスの成形状態良否判定装置。
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