JPH11226465A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

塗布方法及び塗布装置

Info

Publication number
JPH11226465A
JPH11226465A JP2994298A JP2994298A JPH11226465A JP H11226465 A JPH11226465 A JP H11226465A JP 2994298 A JP2994298 A JP 2994298A JP 2994298 A JP2994298 A JP 2994298A JP H11226465 A JPH11226465 A JP H11226465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
pile
application
sheet material
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2994298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武志 田中
Daiki Minamino
大樹 南野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2994298A priority Critical patent/JPH11226465A/ja
Publication of JPH11226465A publication Critical patent/JPH11226465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に基材の表面に均一な塗布膜厚が形成で
き、塗布筋状、泡発生等のない優れた塗布方法及び塗布
装置を提供する。 【解決手段】 塗布液をパイル織物からなる塗布部材に
供給し、前記塗布部材で基材に塗布する塗布方法におい
て、前記パイル織物のパイル糸が複数のフィラメントか
ら形成され、前記パイルのフィラメント密度が8000
0本/cm2以上、250000本/cm2以下の塗布部
材を用いて塗布することを特徴とする塗布方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗布方法及び塗布装
置に係わり、更に詳しくは、塗布液をパイル織物からな
る塗布部材に供給し、前記塗布部材で基材に塗布する方
法及び装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基材に塗布する方法が知られ
ており、シート材、薄帯状物等の基材の表面に簡易に均
一に塗布する方法として、本出願人は、すでに塗布液を
繊維状織物からなる塗布部材に供給し、前記塗布部材で
前記基材に塗布する塗布方法及び塗布装置を技術開示し
ている(特開平6−222536号参照)。
【0003】この塗布方法及び装置は、免許証、IDカ
ード等熱転写系カード状被塗布物に繊維状織物からなる
塗布部材よりUV樹脂を染み出させて塗布し、カード表
面保護層としてハードコートを形成する塗布方法におい
て、塗布部材をビロード(パイル織物)としたことを特
徴とするカード表面保護層の塗布方法である。この発明
により、塗布部材で染み出してカード状被塗布物の上に
塗布され、未塗布時に液たれ液漏れが起ることがなく、
塗布時には塗布液が均一にカード上に拡がってカード表
面の保護層の塗布が安定して効率良く行われるようにな
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】塗布部材をパイル状織
物にすることによりハードコートが表面に安定に塗布さ
れるが、塗布枚数が増えるともに塗布筋が増加したり、
塗膜中へ泡が混入したりする不具合が起こることが確認
された。また、パイル部材を交換するごとに塗布性が異
なり塗布部材の押しつけ状態を調整したり、場合によっ
ては何度も交換する必要が生じることが分かった。本発
明は、更に、塗布品質を向上させるべく研究を重ねた結
果、特に、塗布部材に関する改良により、飛躍的に塗布
品質が向上することができ今回の出願にいたった。
【0005】本発明の目的は、簡易に基材の表面に均一
な塗布膜厚が形成でき、塗布筋発生、泡発生等のない優
れた塗布方法及び塗布装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のいず
れかの手段により達成される。
【0007】(1)、塗布液をパイル織物からなる塗布
部材に供給し、前記塗布部材で基材に塗布する塗布方法
において、前記パイル織物のパイルが複数のフィラメン
トから形成され、前記パイルのフィラメント密度が80
000本/cm2以上、250000本/cm2以下の塗
布部材を用いて塗布することを特徴とする塗布方法。
【0008】(2)、塗布液をパイル織物からなる塗布
部材に供給し、前記塗布部材で基材に塗布する塗布装置
において、前記パイル織物のパイルが複数のフィラメン
トから形成され、前記パイルのフィラメント密度が80
000本/cm2以上、250000本/cm2以下であ
る塗布部材を使用することを特徴とする塗布装置。
【0009】上記の本発明で、パイル織物は基布とパイ
ルより構成され、パイルは複数のフィラメントより構成
されており、フィラメントの1平方cm当たりの密度が
本発明の範囲であれば、基材の表面に均一な塗布膜厚が
形成でき、更に塗布筋発生、泡発生等のない優れた塗布
ができる。
【0010】上限範囲を越えると、パイルのフィラメン
ト密度が高すぎて、塗布部材から基材の表面への染みだ
しがスムースに行われず、かすれ(未塗布部ができる)
や泡が塗布面に発生する。また、膜厚を厚くしようとす
ると、染みだし速度が速くならず膜厚を厚く出来ないと
いう問題がある。
【0011】また、下限範囲を越えると、パイルのフィ
ラメント密度が少ないので、パイル間がまばらとなり、
塗布液の染みだしのコントロールが難しく、パイルが塗
布液により、まとまったり倒れたりして筋が発生する。
また、例えば、塗布液の供給を弁の開閉による断続的な
供給方法をとると、染みだしが大きい場合は供給と同時
に基材に塗布液が流出するので、基材表面の膜厚が均一
になりにくいという問題がある。パイルのフィラメント
密度のより好ましい範囲としては、100000本/c
2以上、200000本/cm2以下である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の実施形態の概略全体構成を
示す正面図で、図2は図1の塗布手段の実施形態の側断
面図で、図3は塗布部材のパイル織物の概略構成図で、
図4はエンドレスベルト状の塗布部材を装着した他の塗
布手段の斜視図で、図5は図4の塗布手段の正面図で、
図6は長巻状の塗布部材を装着した他の塗布手段の正面
断面図である。
【0013】図1で、基材であるシート材11はカード
状の被塗布物で、例えば、シート材は、免許証、IDカ
ード、パスポート証、クレジットカード、テレホンカー
ド等である。搬送装置20は、駆動ホイール21や従動
ホイール22に巻回されたエンドレスのベルト25から
なり、ベルト25に結合されるパレット26がある。シ
ート材11は供給位置にあるカード供給器10より1枚
ずつパレット26上に供給セットされて塗布位置に搬送
される。シート材11のパレット26への固定は例えば
公知技術の吸引、摩擦、粘着、静電気、爪状突起等の手
段で行う。塗布位置においては、塗布液タンク101と
塗布部材107を有する塗布部110とからなる塗布手
段100が待機している。
【0014】塗布位置に進入してくるパレット26はガ
イドレール27に保持されてその上をスライド可能にし
てあるので正確に高さ方向と幅方向が保持される。塗布
位置においては塗布部110がわずか押し上げられ、塗
布部110の下面の塗布部材107とパレット26上の
シート材11が幅方向に一様圧力で接触されることによ
り塗布液102が塗布液タンク101から必要量供給さ
れ、塗布部材107に染み出された塗布液102が、移
動するパレット26上のシート材11上に一様な塗布液
転写によって塗布される。そしてシート材11の後端が
来ると塗布部110が塗布液タンク101との塗布液の
通路が断たれ塗布が終了する。
【0015】塗布部110とシート材11を接触させる
ための上下機構は塗布部110を上下させる方法の他
に、シート材11を搬送しているコンベアのパレット2
6をシート材と共に上下させてもよい。また、塗布部1
10を上下させる場合には塗布部110と塗布液溜め1
01を分離し、塗布部110のみを上下させることもで
きる。このとき塗布部110と塗布液溜め101は送液
チューブで接続し、塗布部110と塗布液溜め(塗布液
タンク)101がそれぞれカートリッジ式に簡便に交換
できることが好ましい。
【0016】塗布を終えたシート材11は、次の処理部
30に運ばれ紫外線等の照射が行われ、塗布物が硬化し
て仕上げるようになっている。そして処理部30を通過
した段階でシート材は回収される。
【0017】図2で、図1の塗布手段を更に詳しく説明
すると、塗布液タンク101と塗布部110は上下の隔
壁103で仕切られて一体構造としたものであり、底部
にはパイル織物からなる塗布部材107が覆せられてい
る。そして、図2(a)に示すように中間の隔壁103
の中央には後述する小さな円錐状のテーパー孔があけら
れており、そこにピストン106が落しこまれピストン
106の下部の先端部は前記塗布部材107の内面に当
るようになっている。塗布時には図2(b)に示すよう
にピストン106は塗布部110の塗布部材107を介
して矢印方向に押し上げられ、ピストン106とテーパ
ー孔105の間にできた隙間から塗布液102が染み出
す。未塗布時にはピストン106の自重によりピストン
106が降下、テーパー孔105との隙間がなくなり液
の染み出しが止るようになっている。
【0018】また、塗布部110内部には内部部材12
1が設けられ図2(b)に示すようにピストン106が
上述のようにしてが開くことにより1枚毎に必要量供給
される。塗布液102は内部部材121に一時的に吸収
されて、液だれの防止を一層確実にしている。そして、
塗布液の染出し量はピストンのテーパー角度やピストン
の数によっていろいろに調節することができる。内部部
材121の材料はスポンジ、綿、不織布等の繊維状物、
織布等の繊維状織物が好ましい。なお、塗布液タンク1
01から塗布部110への塗布液供給はピストン106
で行う他に電気式の電磁弁を使ったり、機械的なカム駆
動による弁の開閉でもよい。
【0019】また、図3で、塗布部材の一例を説明する
と、図3(a)は塗布部材のパイル織物の表面模式図、
図3(b)は前記パイル織物の織り方向108に対し直
角に切断した場合の断面AAの断面図を示す。塗布部材
107は基布とパイルで構成されている。基布は経糸1
07Aと緯糸107Bで編まれ、基布にパイル107C
が植え込まれている。パイル1本は複数のフィラメント
から構成され、前記フィラメント密度は80000本/
cm2以上、250000本/cm2以下が好ましい。
【0020】本発明に使用する織物を製造する場合、織
り上げた後に熱処理し収縮しても良いし、また、一般の
織物を製造する方法(繊維工学II織物、日本繊維工業
教育研究会、実教出版株式会社)に記載されている方法
も可能であり、織物の基布の織方としては、平織り、綾
織り、朱子織り等いずれであっても良い。
【0021】塗布部材107の基布及びパイルに用いら
れる繊維素材は限定されず全て用いることができる。例
えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン8等のポリ
アミド系、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ル系、ポリエチレン等のポリオレフィン系、ポリビニル
アルコール系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル
系、ポリアクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド等のアクリル系、ポリシアン化ビニリデン系、
ポリフルオロエチレン系、ポリウレタン系等の合成樹
脂、絹、綿、羊毛、セルロース系、セルロースエステル
系等の天然繊維、再生繊維(レーヨン、アセテート)の
中から選ばれる1種又は2種以上を組み合わせた繊維が
上げられる。これらの繊維材料において好ましくは、ナ
イロン6、ナイロン66等のポリアミド系、ポリアクリ
ロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアイド等のア
クリル系、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ル系、再生繊維としてのセルロース系、セルロースエス
テル系であるレーヨン及びアセテートがあげられる。こ
れら基布とパイル用の繊維としては同じでも異なっても
良い。
【0022】塗布部材としては、モケットやプラッシュ
ベロア、シール、ベルベット、スウェードと呼ばれるパ
イルを有する織物が、均一な塗布が可能で塗布仕上りも
安定し、見た目の美観も良好である。パイルの長さは1
から5mmが好ましい。パイル糸1本は25から200本
程度のフィラメントから形成されている。
【0023】次に、図4と図5で、他の塗布手段を説明
する。塗布部材107が、ベルトの両端に設けたクリッ
プ164、165に固定することによりエンドレスのベ
ルトになり駆動ローラ161、ガイドローラ162、1
63及び塗布部110のホルダー110Aに巻回される
ようになっている。そして塗布部材107のパイルが劣
化した場合には駆動ローラ161に設けたつまみをもっ
て一方向に定量まわすことにより新規のものに入れ替る
ようにしてある。
【0024】次に、図6の正面断面図に示すものは、塗
布部材107を長巻きにして巻出しロール状にセット
し、塗布部材107が劣化したときは、劣化した塗布部
材を巻取軸方向に移動させ新規のものを繰出して置きか
えるようにしたものである。長巻の塗布部材107は巻
出しロール151にかけられていて過回転防止ブレーキ
152Aを装着し、送り量表示ローラ152Bに押圧さ
れた繰出ローラ152によって、新規更新時に必要量だ
け塗布部材107を引出すようにしてある。一方、塗布
部材107はテンショナー157、塗布部110を経
て、ワンウェークラッチによって逆転防止された巻取軸
155に巻取られて行くようにしてある。劣化したもの
が巻取られ、新規のものは巻出しロール151から繰出
されて行くようにしてある。巻き取られた塗布部材10
7は塗布液に濡れており液がたれることがあるため、巻
取軸下に液受け155Aを設けてある。
【0025】なお、塗布部110においては塗布部材1
07はシート材が塗布部にかかるときその搬送コンベヤ
20のベルト25を持上げて適度の圧力でシートが塗布
部材107に接触して安定均質な表面保護層の塗布が完
了する。
【0026】以上のように簡易に基材の表面に均一な塗
布膜厚が形成でき、塗布筋発生、泡発生等のない優れた
塗布ができる。シート材は後端膜厚を生ずることがなく
優れた高品質のカード等ができる。
【0027】
【実施例】次に、塗布部材のパイルのフィラメント密度
を変化させて塗布した実施例について説明する。
【0028】1.塗布装置 塗布装置は図1に示す装置で、塗布手段を図3に示す塗
布手段に置き換えた装置を使用した。また、塗布部材の
試料は、塗布部材の基布の織り組織として、絞り織り、
使用素材はポリエステル60D/20Fを使用、またパ
イル糸の使用素材はポリエステル75D/264Fを使
用してフィラメント密度(パイル密度)を変化させて表
1に示すフィラメント密度を変化させて制作した。
【0029】2.基材(シート材) シート材として昇華インク受像層を形成したペットベー
ス(PET)を使用した。
【0030】3.塗布液 塗布液はエポキシ系紫外線硬化樹脂(UV樹脂)で粘度
30mPa・s。塗布膜厚みは20μm(UV樹脂の場
合はウエット膜厚み)である。
【0031】4.評価項目と方法 次の4つの項目を目視で評価した。各項目の内容は次の
通りである。
【0032】a.塗布筋発生(塗布筋故障)は、塗布膜
に塗布方向に沿った筋が発生する現象をいう。
【0033】b.泡発生(泡故障)は、塗布膜中に泡の
混合もしくは、クレーター状のくぼみの発生する現象を
いう。
【0034】c.膜厚分布性は、塗布膜厚に塗布むらが
ある現象をいう。(厚い場合は表面にしわ、薄い場合は
全面に筋が発生する) d.膜厚制御性は、膜厚の制御のし易さをいう。
【0035】5.評価尺度 下記の4段階評価を行った。
【0036】 :良好 △:使用可能下限レベル △:使用不可レベル ×:使用不可レベル(△より不可レベル大) 評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示すように、本発明の範囲で塗布筋
発生(故障)がなく、塗布膜厚が安定し、泡発生(故
障)のない等の優れたシート状の塗布ができる。
【0039】なお、実施形態では基材としてカットされ
たシート材について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、薄帯状物であっても良い。薄帯状物では例え
ば図6に示す塗布手段のように塗布部材を順次移動し
て、新しい塗布部材で塗布できる構造が好ましい。
【0040】なお、実施形態ではシート材としてIDカ
ードについて説明したが、用途はこれに限定されるもの
ではなく、免許証、パスポート証、クレジットカード、
テレホンカード等であっても良い。
【0041】なお、実施形態では昇華型感熱転写記録シ
ート材の塗布について説明したが、これに限定されるも
のではなく、ハロゲン化銀感光材料ペーパー、熱現像型
銀塩写真記録シート材等であっても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように構成したので下記の効果を
奏する。
【0043】請求項1、2に記載の発明によれば、パイ
ル織物のパイル糸が複数のフィラメントから形成され、
前記パイルのフィラメント密度が80000本/cm2
以上、250000本/cm2以下である塗布部材に塗
布液を供給し塗布するので、簡易に基材の表面に均一な
塗布膜厚が形成でき、塗布筋発生、泡発生等のない優れ
た塗布ができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、基材がシ
ート材であるが、上記フィラメント密度のパイル織物を
塗布部材を用いることにより、シート材全面に均一で良
好な塗布ができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、塗布が基
材の表面を保護するための塗布であるので、基材の表面
保護が簡易に行われるようになる。
【0046】請求項5に記載の発明によれば、昇華型感
熱転写記録シート材、ハロゲン化銀感光材料ペーパー、
熱現像型銀塩写真記録シート材に、簡易に基材の表面に
均一な塗布膜厚が形成でき、塗布筋発生、泡発生等のな
い優れた塗布ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略全体構成を示す正面図
である。
【図2】図1に塗布手段の実施形態の側断面図である。
【図3】塗布部材のパイル織物の概略構成図である。
【図4】エンドレスベルト状の塗布部材を装着した他の
塗布手段の斜視図である。
【図5】図4の他の塗布手段の正面図である。
【図6】長巻状の塗布部材を装着した他の塗布手段の正
面断面図である。
【符号の説明】
11 シート材(基材) 100 塗布手段 101 塗布液タンク(塗布液溜め) 102 塗布液 106 ピストン 107 塗布部材 107A 経糸 107B 緯糸 107C パイル 108 織り方向 110 塗布部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03C 1/74 G03C 8/40 501 8/40 501 11/00 351 11/00 351 B41M 5/26 101H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布液をパイル織物からなる塗布部材に
    供給し、前記塗布部材で基材に塗布する塗布方法におい
    て、前記パイル織物のパイルが複数のフィラメントから
    形成され、前記パイルのフィラメント密度が80000
    本/cm2以上、250000本/cm2以下の塗布部材
    を用いて塗布することを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 塗布液をパイル織物からなる塗布部材に
    供給し、前記塗布部材で基材に塗布する塗布装置におい
    て、前記パイル織物のパイルが複数のフィラメントから
    形成され、前記パイルのフィラメント密度が80000
    本/cm2以上、250000本/cm2以下である塗布
    部材を使用することを特徴とする塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記基材がシート材であることを特徴と
    する請求項2に記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記塗布が前記基材の表面を保護するた
    めの塗布膜を形成することを特徴とする請求項2又は3
    に記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材が、昇華型感熱転写記録シ
    ート材、ハロゲン化銀感光材料ペーパーもしくは熱現像
    型銀塩写真記録シート材の何れかであることを特徴とす
    る請求項2、3又は4に記載の塗布装置。
JP2994298A 1998-02-12 1998-02-12 塗布方法及び塗布装置 Pending JPH11226465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2994298A JPH11226465A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 塗布方法及び塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2994298A JPH11226465A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 塗布方法及び塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11226465A true JPH11226465A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12290048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2994298A Pending JPH11226465A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 塗布方法及び塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11226465A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033716A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Ohtsuka Brush Manufacturing Co Ltd 塗装用ローラとその製造方法
JP2013085975A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 O Well Corp 塗布装置及び該塗布装置を用いた塗布方法
JP2018531782A (ja) * 2015-10-07 2018-11-01 サン−ゴバン グラス フランス 自動プライマー塗布システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392319A (ja) * 1987-04-30 1988-04-22 帝人株式会社 塗布及び払拭用の極細立毛織物
JPH06222536A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Konica Corp カード表面保護層の塗布方法及び装置
JPH07324251A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Toyobo Co Ltd パイル布帛

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392319A (ja) * 1987-04-30 1988-04-22 帝人株式会社 塗布及び払拭用の極細立毛織物
JPH06222536A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Konica Corp カード表面保護層の塗布方法及び装置
JPH07324251A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Toyobo Co Ltd パイル布帛

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033716A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Ohtsuka Brush Manufacturing Co Ltd 塗装用ローラとその製造方法
JP2013085975A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 O Well Corp 塗布装置及び該塗布装置を用いた塗布方法
JP2018531782A (ja) * 2015-10-07 2018-11-01 サン−ゴバン グラス フランス 自動プライマー塗布システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI69670B (fi) Foerfarande foer framstaellning av fiberark
US4349593A (en) Double knit fabric processing into decorative goods
US3922410A (en) Process for obtaining flocked fabrics and fabrics obtained therefrom
GB2051673A (en) Method of and apparatus for manufacturing a flexible laminated material
CA2384372A1 (en) Non-woven warp yarn fabric materials and method and apparatus for manufacturing same
JPS61124690A (ja) スクリーン捺染ドラムのためのスクリーン捺染クロスを造るための方法および装置
JPH11226465A (ja) 塗布方法及び塗布装置
EP1141474B1 (en) Device for the application of reflecting material on a substrate
CA1106107A (en) Method and apparatus for textile dyeing
JP3353158B2 (ja) カード表面保護層の塗布装置
US3695962A (en) Method of making pile fabrics
US5246521A (en) Film container, teremp and method of bonding teremp to shell plate of film cartridge
GB2041028A (en) Web Formation
CN210283586U (zh) 一种纤维肌理网络夹芯的热转印系统
US7325421B2 (en) Printed loop fabric and method for producing the same
WO2004050970A2 (en) Printed loop fabric and method for producing the same
US5707904A (en) Fabric for backlit signs and awnings
US20230069706A1 (en) Inkjet Printer for Decorating Cloth
KR20150104367A (ko) 날염 무늬를 갖는 양면 직물과 그 제조방법 및 그 제조용 제직빔 형성장치
JP3029761B2 (ja) パイル傾斜付与方法
JP3299341B2 (ja) インクジェット染色用有毛布帛及びその染色方法
US6652166B2 (en) Photographic film cartridge
JP5002769B2 (ja) デジタル画像をストラップに転写する装置
JP2017213554A (ja) ワンパスでウェブの両面を塗工するプロセス
US7846509B1 (en) Method for forming and finishing a continuous fabric web

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425