JPH11226327A - 粒状活性炭入り空気清浄および浄水用濾過板 - Google Patents
粒状活性炭入り空気清浄および浄水用濾過板Info
- Publication number
- JPH11226327A JPH11226327A JP10072994A JP7299498A JPH11226327A JP H11226327 A JPH11226327 A JP H11226327A JP 10072994 A JP10072994 A JP 10072994A JP 7299498 A JP7299498 A JP 7299498A JP H11226327 A JPH11226327 A JP H11226327A
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- JP
- Japan
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- active carbon
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- cotton
- granular
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- Prior art date
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- Pending
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粒状活性炭を片寄りのない平板状になし、有
毒ガスや悪臭、または水中不純物を吸着する濾過板を形
成する。 【解決手段】 粒状活性炭を通気性に優れたポリエステ
ル樹脂加工綿等によって両面から挟んだ状態にしてプラ
スチック製網等で形成する。
毒ガスや悪臭、または水中不純物を吸着する濾過板を形
成する。 【解決手段】 粒状活性炭を通気性に優れたポリエステ
ル樹脂加工綿等によって両面から挟んだ状態にしてプラ
スチック製網等で形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は活性炭の吸着性を充
分に発揮させるために、通気性通水生良好な綿状の化学
繊維の中に粒状活性炭を散在させ空気中の有毒ガスや悪
臭、また水中不純物を吸着する濾過板の製造方法に関す
る分野。
分に発揮させるために、通気性通水生良好な綿状の化学
繊維の中に粒状活性炭を散在させ空気中の有毒ガスや悪
臭、また水中不純物を吸着する濾過板の製造方法に関す
る分野。
【０００２】
【従来の技術】従来の活性炭による濾過装置に関する製
品は、不織布に微粉活性炭を付着化工したもの、または
ウレタンの中に粒状活性炭を混入したものがある。
品は、不織布に微粉活性炭を付着化工したもの、または
ウレタンの中に粒状活性炭を混入したものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気清浄濾過紙
は、活性炭を不織布に付着させた程度の量であって活性
炭は微量であり清浄期間も短期である。またウレタンに
粒状活性炭を混入した濾過板はウレタンが活性炭の吸着
効果を著しく劣化させる問題点があった。本発明は、粒
状活性炭の吸着効果を劣化させないために通気性または
通水性良好の状態で板状になす製造方法を提供すること
を目的とする。
は、活性炭を不織布に付着させた程度の量であって活性
炭は微量であり清浄期間も短期である。またウレタンに
粒状活性炭を混入した濾過板はウレタンが活性炭の吸着
効果を著しく劣化させる問題点があった。本発明は、粒
状活性炭の吸着効果を劣化させないために通気性または
通水性良好の状態で板状になす製造方法を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は粒状活性炭を綿状の繊維で周囲から包む状
態にして、外側から網で板状に形成するもの。
に、本発明は粒状活性炭を綿状の繊維で周囲から包む状
態にして、外側から網で板状に形成するもの。
【０００５】上記の綿状の繊維は、ポリエステル樹脂原
綿またはそれに類する綿をほぐして均等の厚さの板状に
した後、片面にアクリル樹脂等の接着剤を噴霧すること
によって柔軟性反撥性に富んだ皮膜を形成する。 その
皮膜は繊維と繊維とが絡んだ状態で接着されているので
加工された綿の表面の繊維は不規則な編目となる。従っ
て粒状活性炭が綿の外に飛び出すことはない。
綿またはそれに類する綿をほぐして均等の厚さの板状に
した後、片面にアクリル樹脂等の接着剤を噴霧すること
によって柔軟性反撥性に富んだ皮膜を形成する。 その
皮膜は繊維と繊維とが絡んだ状態で接着されているので
加工された綿の表面の繊維は不規則な編目となる。従っ
て粒状活性炭が綿の外に飛び出すことはない。
【０００６】板状のポリエステル樹脂綿の加工された面
は編目状の平面を形成するが、反対側の面の繊維は毛立
った状態で使用することになる。
は編目状の平面を形成するが、反対側の面の繊維は毛立
った状態で使用することになる。
【０００７】上記の加工綿の毛立った側に粒状活性炭を
散りばめるように置き、その上に粒状活性炭を包むよう
に両面が毛立ったままの綿を置き再び粒状活性炭を散り
ばめるように置く。再度毛立った面を活性炭側にして加
工綿を置く。粒状活性炭はポリエステル樹脂綿によって
横列や縦列の立体的状態で挟まれる。
散りばめるように置き、その上に粒状活性炭を包むよう
に両面が毛立ったままの綿を置き再び粒状活性炭を散り
ばめるように置く。再度毛立った面を活性炭側にして加
工綿を置く。粒状活性炭はポリエステル樹脂綿によって
横列や縦列の立体的状態で挟まれる。
【０００８】金属製網または硬質プラスチック製網で形
状を固定する。 なお使用場所に応じてナイロンネット
等で形成することもある。
状を固定する。 なお使用場所に応じてナイロンネット
等で形成することもある。
【０００９】
【発明実施の形態】発明実施の形態を実施例にもとづき
図面を参照して説明する。図１においてプラスチック網
を通過した空気または水は、ポリエステル加工綿のすき
まを通り粒状活性炭にぶつかり、浄化されて通過するこ
とになる。濾過板の製造行程は （イ）第一行程 直径１２ｍｍの木の角棒により３０ｃ
ｍ正方形の外枠に編目６ｍｍの網を取り付ける。 （ロ）第二行程 外枠の内部網面上に厚さ５ｍｍの加工
綿を接着剤加工面を網側に、毛立った面を上側にして敷
く。 （ハ）第三行程 ６ｍｍの編目を通過し４ｍｍの編目を
通過しない荒目の粒状ヤシガラ活性炭７０ｇを全面に均
等に散りばめる。 （ニ）第四行程 接着剤加工しない両面が毛立った厚さ
５ｍｍの綿を粒状ヤシガラ活性炭の上に置く。 （ホ）第五行程 第三行程に示した粒状ヤシガラ活性炭
７０ｇを再度全面に均等に散りばめる （ヘ）第六行程 毛立った面を粒状ヤシガラ活性炭側に
し、接着剤加工面を上側にして粒状ヤシガラ活性炭の上
に置く。 （ト）第七行程 編目６ｍｍの網を外枠に取り付ける。
図面を参照して説明する。図１においてプラスチック網
を通過した空気または水は、ポリエステル加工綿のすき
まを通り粒状活性炭にぶつかり、浄化されて通過するこ
とになる。濾過板の製造行程は （イ）第一行程 直径１２ｍｍの木の角棒により３０ｃ
ｍ正方形の外枠に編目６ｍｍの網を取り付ける。 （ロ）第二行程 外枠の内部網面上に厚さ５ｍｍの加工
綿を接着剤加工面を網側に、毛立った面を上側にして敷
く。 （ハ）第三行程 ６ｍｍの編目を通過し４ｍｍの編目を
通過しない荒目の粒状ヤシガラ活性炭７０ｇを全面に均
等に散りばめる。 （ニ）第四行程 接着剤加工しない両面が毛立った厚さ
５ｍｍの綿を粒状ヤシガラ活性炭の上に置く。 （ホ）第五行程 第三行程に示した粒状ヤシガラ活性炭
７０ｇを再度全面に均等に散りばめる （ヘ）第六行程 毛立った面を粒状ヤシガラ活性炭側に
し、接着剤加工面を上側にして粒状ヤシガラ活性炭の上
に置く。 （ト）第七行程 編目６ｍｍの網を外枠に取り付ける。
【００１０】図２において、図１に示した構造を有する
濾過板の平面図である。
濾過板の平面図である。
【００１１】図３において、図２に示した濾過板を四層
にして空気を通過させ空気浄化の実施の形態を示すも
の。
にして空気を通過させ空気浄化の実施の形態を示すも
の。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので有毒ガスや悪臭、不純物の濾過について以下
に記載されるような効果を奏する。
ているので有毒ガスや悪臭、不純物の濾過について以下
に記載されるような効果を奏する。
【００１３】通気性通水性に優れたポリエステル樹脂綿
の繊維は、粒状活性炭を立体的に捕えることにより粒状
活性炭周囲の通気や通水を防げづ吸着効果の劣化を最小
限にとどめる。 なお繊維に付着する微細な塵挨につい
ては、濾過板のまま水洗して取り除くことができる。
の繊維は、粒状活性炭を立体的に捕えることにより粒状
活性炭周囲の通気や通水を防げづ吸着効果の劣化を最小
限にとどめる。 なお繊維に付着する微細な塵挨につい
ては、濾過板のまま水洗して取り除くことができる。
【００１４】空気清浄においては、空気の流れを起こす
電動ファンを併用することが効果的である。
電動ファンを併用することが効果的である。
【００１５】前記した製造方法によって粒状活性炭量の
多い吸着性に優れた濾過板を容易に製造できる。なお吸
着すべきガスの種類に適応した加工活性炭を使用する。
またポリエステル樹脂加工綿の厚みや繊維の弾力性およ
び繊維密度は使用する粒状活性炭の粒度に応じた加工調
整が可能である。
多い吸着性に優れた濾過板を容易に製造できる。なお吸
着すべきガスの種類に適応した加工活性炭を使用する。
またポリエステル樹脂加工綿の厚みや繊維の弾力性およ
び繊維密度は使用する粒状活性炭の粒度に応じた加工調
整が可能である。
【図１】濾過板の断面図である。
【図２】実施例を示す濾過板の平面図である。
【図３】実施例を示す濾過板四層を内蔵する空気清浄器
の構造断面図である。
の構造断面図である。
１ 粒状活性炭 ２ ポリエステル加工綿 ３ 硬質プラスチック製網 ４ 外枠 ５ 電動ファン ６ 図１ 図２ に示す濾過板 ７ 外箱
Claims (1)
- 【請求項１】粒状活性炭を綿状化学繊維で挾んで包囲
し、外側を網状のもので形成する濾過板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072994A JPH11226327A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 粒状活性炭入り空気清浄および浄水用濾過板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072994A JPH11226327A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 粒状活性炭入り空気清浄および浄水用濾過板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226327A true JPH11226327A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=13505487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10072994A Pending JPH11226327A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 粒状活性炭入り空気清浄および浄水用濾過板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226327A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020088608A (ko) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | 최동식 | 환기장치의 활성탄 정화필터 |
| JP2011521785A (ja) * | 2008-05-27 | 2011-07-28 | アッシュランド−ズードケミー−ケルンフェスト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 臭気および有害物質を吸着し、金属のボックス鋳造を対象とする被膜組成物 |
| CN106390590A (zh) * | 2016-07-17 | 2017-02-15 | 山西农业大学 | 一种化学过滤器及其化学滤料 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP10072994A patent/JPH11226327A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020088608A (ko) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | 최동식 | 환기장치의 활성탄 정화필터 |
| JP2011521785A (ja) * | 2008-05-27 | 2011-07-28 | アッシュランド−ズードケミー−ケルンフェスト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 臭気および有害物質を吸着し、金属のボックス鋳造を対象とする被膜組成物 |
| CN106390590A (zh) * | 2016-07-17 | 2017-02-15 | 山西农业大学 | 一种化学过滤器及其化学滤料 |
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Legal Events
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