JPH11225865A - 飲食物供給用循環型搬送路 - Google Patents

飲食物供給用循環型搬送路

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JPH11225865A
JPH11225865A JP4452598A JP4452598A JPH11225865A JP H11225865 A JPH11225865 A JP H11225865A JP 4452598 A JP4452598 A JP 4452598A JP 4452598 A JP4452598 A JP 4452598A JP H11225865 A JPH11225865 A JP H11225865A
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邑一 石野
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邦夫 森下
Toshihiro Yoshida
利浩 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路上の任意の位置に飲食物容器等を投入
しても、飲食物容器の衝突や転倒等を生じることなく、
安定した移動搬送を行うことのできる飲食物供給用循環
型搬送路を提供する。 【解決手段】 飲食物を飲食客に提供する循環型搬送路
上1には、不動のスライド板3が設けられ、前記スライ
ド板3上にはマグネットと反応する基材6に連動して移
動する飲食物容器4または飲食物容器を載置する載置台
が配置されるとともに、スライド板3下部には、前記基
材6と反応する永久磁石がスパイラル状に形成され、所
定の方向に回転可能とされたマグネット部材8を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲食物、特には寿司
等を搬送し、飲食客に供給する無端状に形成された循環
型搬送路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンタ−等の飲食台に沿って無
端状に形成されている食品搬送用の循環型搬送路を設
け、この搬送路に、飲食物、例えば寿司等を盛り付けた
皿等の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウン
タ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食或いは
調理することができ、更に飲食客は席にいながらにして
自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広
く使用されている。
【0003】従来、このような飲食カウンタに用いられ
る飲食物搬送用の循環型搬送路としては、図6に示すよ
うに、その上面部に略半月状をした複数のスタット2’
が、相対移動可能に平面性を有し、駆動チェ−ン3’に
より搬送路を移動可能に設けられたクレセントチェ−ン
コンベア1’が主に用いられている。
【0004】しかし、上記した従来のクレセントチェ−
ンコンベア1’は、搬送路を循環する無端状とするため
に、どうしても曲部を設ける必要があるために、その曲
部においてスム−ズに前記スタット2’が進行できるよ
うに、前記各スタットが相対移動可能とする必要があ
り、よって前記スタット間に所定の間隙を設けて駆動チ
ェ−ン3’に係合されている。
【0005】そのため、この間隙に飲食物等の異物が侵
入しやすく、この異物を除去することは非常に困難なも
のになっていた。
【0006】これらの問題を解決する手法として、本発
明者らは先に特願平9―227134号において、飲食
物を搬送する搬送路を不動のスライド板とし、このスラ
イド板直下を循環移動するマグネットに連動させて飲食
物容器である寿司皿等を移動搬送する飲食物供給用循環
型搬送路を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら前記提案におい
ては、搬送路を不動のスライド板とすることで、スライ
ド板に従来のような間隙等を設ける必要がなく、搬送路
内部をほぼ密閉状態として異物等の侵入を防止すること
ができるが、スライド板直下を循環移動するマグネット
は、所定の間隔にて配置されており、搬送路上に寿司皿
等の飲食物容器を任意に投入すると、投入された飲食物
容器が、所定の間隔に配置されたマグネットの間に位置
する場合が生じ、この場合には、マグネットと飲食物容
器との連動が上手くなされなかったり、その投入された
飲食物容器が連動しようとするマグネットが、既に他の
飲食物容器と連動していると、飲食物容器同志が衝突し
て搬送が停滞したり、飲食物容器が転倒したりしてしま
う場合があった。
【0008】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、搬送路上の任意の位置に飲食物容器
等を投入しても、飲食物容器の衝突や転倒等を生じるこ
となく、安定した移動搬送を行うことのできる飲食物供
給用循環型搬送路を提供するこを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ために、本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、飲食物
を飲食客に提供する循環型搬送路上には、不動のスライ
ド板が設けられ、前記スライド板上にはマグネットと反
応する基材に連動して移動する飲食物容器または飲食物
容器を載置する載置台が配置されるとともに、スライド
板下部には、前記基材と反応する永久磁石がスパイラル
状に形成され、所定の方向に回転可能とされたマグネッ
ト部材が設けられていることを特徴としている。この特
徴によれば、マグネット部材に前記基材と反応する永久
磁石がスパイラル状に形成され、このマグネット部材を
回転させることにより、スライド板上のどの位置に基材
に連動して移動する飲食物容器を載置しても、その位置
にて永久磁石と基材とが即座に反応して連動するように
なり、飲食物容器同志の衝突や衝突による転倒等を生じ
ることなく、安定した移動搬送を行うことができる。
【0010】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記マグネット部材が、着磁ロール表面にN極とS極とが
交互に形成されていることが好ましい。このようにすれ
ば、基材が反応する極と反対の極がその両側に存在する
ようになり、基材はこの反対の極と反発することから、
前記基材と前記反応する極との連係がより外れにくいも
のとすることができる。
【0011】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記マグネット部材が、スプリング状とされており、所定
の曲率に湾曲変形可能とされていることが好ましい。こ
のようにすれば、搬送路を循環する無端状とするために
必要とされる曲部においても、前記マグネット部材をス
プリング状とすることで、これら搬送路の極率に応じて
湾曲変形させることが可能となり、これら曲部において
もスムーズな搬送が可能となる。
【0012】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記スライド板に、マグネット部材の少なくとも一部を格
納する凸部が設けられ、前記飲食物容器または載置台の
底面部に、この凸部と係合可能とされた凹部が設けられ
ていることが好ましい。このようにすれば、スライド板
下部に設けられたマグネットの位置をスライド板上部よ
り投入者等が確認できるばかりか、この凸部と前記飲食
物容器または載置台の底面部に設けられた凹部とを係合
させることにより、飲食物容器または載置台を搬送路に
投入する際に、確実に前記基材と永久磁石との連動がな
されるようになるとともに、飲食物容器または載置台の
進行位置が安定して、前記基材と永久磁石との連動が外
れにくいものとすることもできる。
【0013】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記マグネット部材表面とゴムベルトとの摩擦によって、
ゴムベルトの回転駆動力が伝達されてマグネット部材が
回転するようになっていることが好ましい。このように
すれば、ギア等の回転駆動を伝達するための機構を形成
することが非常に困難なマグネット部材を、簡便な機構
にて回転させることができるとともに、これらマグネッ
ト部材をスライド板に近接して設けることができ、基材
との連係力を高めることができるばかりか、ギア等を設
けることによる永久磁石部の連続性の欠落を無くすこと
もできる。
【0014】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、所
定の間隔にて配置された2つのゴムローラ間に前記マグ
ネット部材が配置され、前記ゴムローラを回転駆動する
ことにより前記マグネット部材が回転するようになって
いることが好ましい。このようにすれば、マグネット部
材をスライド板に著しく近接させて配置することがで
き、前記基材との連係力をより高いものとすることがで
きるばかりか、マグネット部材の取付け取り外しを容易
に実施できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0016】(実施例1)図1は本実施例1の飲食物供
給用循環型搬送路を示す外観斜視図であり、図2は本実
施例1の飲食物供給用循環型搬送路を示す断面模式図で
あり、図3は本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路に
用いたマグネット部材を示す斜視図である。
【0017】本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
は、図1に示されるような外観を有しており、従来の循
環搬送路同様に、飲食台2に沿って無端状に搬送路が形
成されており、図1において、一点鎖線右側部は厨房と
されており、この厨房において飲食物である寿司7等が
飲食物容器である寿司皿4に載置されて、搬送路である
スライド板3上に投入されるようになっている。
【0018】本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路1
は、図2に示されるような構成とされており、搬送路上
面部に設けられた天板5の間に、寿司皿3を配置して搬
送する、平滑性を有しポリエチレン等の低摩擦な樹脂か
ら成るスライド板3が設けられ、前記スライド板3は、
前記搬送路1内を密封するように天板5に接着、一体化
されており、前記スライド板3直下の搬送路中央部にに
は、図3に示されるように、着磁ロ−ルにスパイラル状
にN極とS極とが交互に着磁されたマグネット部材とし
ての棒状のマグネットロ−ル8が配置され、このマグネ
ットロ−ル8はロ−ルホルダ9により回転自在に保持さ
れており、マグネットロ−ル8の下方に設けられた駆動
モ−タ11が、ゴムベルト10を介して、このゴムベル
ト10と前記マグネットロ−ル8表面との摩擦によりマ
グネットロ−ル8を回転させるようになっている。
【0019】これら本実施例1において用いた前記マグ
ネットロ−ル8は、図3に示されるように、その端部に
凸部13と、この凸部と嵌合するようにされている凹部
12とが設けられており、これらマグネットロ−ル8を
複数連続して接続し、長いマグネットロ−ル8を形成で
きるようになっている。
【0020】また、このマグネットロ−ル8は曲げるこ
とができないことから、搬送路の曲部においては、短い
マグネットロ−ル8を所定の相対角度にて連接すること
により曲部においての搬送が可能なようにされている。
【0021】これらマグネットロ−ル8の回転に伴い、
スライド板3上を移動する前記寿司皿4は、図2に示さ
れるような構造とされており、寿司皿4の裏面中央部に
は、マグネットロ−ル8の所定の極(本実施例ではN
極)と反応するS極に着磁された基材としてのフェライ
トボ−ル6が、回転自在とされて係止され、前記フェラ
イトボ−ル6の下端部は、寿司皿4の糸底の水平面より
若干突出するようにされており、糸底とスライド板3と
の当接面積を低減して、少ない力でも容易に寿司皿4が
移動できるようにされている。
【0022】以下に、本実施例1の飲食物供給用循環型
搬送路の動作について説明すると、前記マグネットロ−
ル8を駆動モ−タ11により回転させておき、スライド
板上に、所定の寿司7を載せた前記寿司皿4を投入する
と、前記寿司皿4の裏面中央部に設けられているフェラ
イトボ−ル6とマグネットロ−ル8にスパイラル状に形
成されたN極の一部とが引き合うようになり、連係が形
成され、マグネットロ−ル8が所定の方向に回転するこ
とにより、フェライトボ−ル6に最も接近するマグネッ
トロ−ル8のN極の部分が随時一定の方向に移動するよ
うになることから、この移動に連動してフェライトボ−
ル6が回転して移動することにより、寿司皿4が厨房よ
り飲食客のいる飲食台2が設けられた部分に搬送、供給
されるようになる。
【0023】本実施例1のようにすれば、従来の所定の
間隔にて配置したマグネットを循環移動する方法に比較
して、搬送路上のどの位置においても、基材である前記
フェライトボ−ル6とマグネット部材であるマグネット
ロ−ル8との連係が即座に形成されるようになり、寿司
皿4同士が衝突したり、搬送が渋滞したりするようなこ
とが生じることがなく、安定した搬送を実現することが
できるばかりか、従来のようにマグネットを循環移動さ
せるための複雑な移動手段等を必要とせず、マグネット
ロ−ル8を回転させるという簡便な機構にて寿司皿4の
搬送を実施できるようになり、搬送路自体を低コストに
て生産することもできる。
【0024】更には、従来のような移動手段であるチェ
−ン等を用いる必要がないことから、チェ−ン等の伸び
による調整の必要もなく、マグネットロ−ル8を回転さ
せる機構も簡便であるため、故障も生じにくい。
【0025】また、本実施例1においては、前記マグネ
ットロ−ル8に反応する基材としてフェライトボ−ル6
を用いているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、金属片等を用いたり、磁気塗料等を印刷して用いて
も良い。
【0026】また、本実施例ではフェライトボ−ル6が
回転可能とされているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら基材を固定しておいても良く、その
配置方法等は特に限定されるものではないが、本実施例
1のような寿司皿4の構成とすることにより、寿司皿4
を移動させるための摩擦を低減できることから好まし
い。
【0027】また、本実施例1においては、基材である
前記フェライトボ−ル6を寿司皿4と一体化している
が、本発明はこれに限らず、これら基材を一体化せずに
スライド板3上を移動させ、これら基材に前記寿司皿3
の糸底等が係合して搬送されるようにしても良い。
【0028】また、本実施例1では、寿司皿4を用いて
説明しているが、これを寿司皿を載置可能とされた載置
台としても良い。
【0029】(実施例2)図4は、本実施例2の飲食物
供給用循環型搬送路の構成を示す断面模式図であり、図
5(a)は、本実施例2の飲食物供給用循環型搬送路に
用いたマグネット部材を示す一部断面図であり、図5
(b)は、本実施例2の飲食物供給用循環型搬送路に用
いたマグネット部材を示す拡大断面図である。
【0030】本実施例2の飲食物供給用循環型搬送路1
の構成は、図4に示されるようになっており、その特徴
としては、スライド板3’の中央には、マグネット部材
である図5に示されるマグネットスプリング15の一部
を格納する凸部が形成されており、これに伴って、スラ
イド板3’上を搬送される寿司皿4’には、糸底の一部
がこの凸部と係合するように、凹部14が形成されてい
る。
【0031】また、本実施例2では、前記マグネットス
プリング15を回転させる駆動伝達機構として、所定の
間隔にて配置された二本のゴムロ−ラ18の間に前記マ
グネットスプリング15を配置し、この二本のゴムロ−
ラ18を駆動モ−タ11が、ゴムベルト10およびプ−
リ17を介して回転させることにより、ゴムロ−ラ18
とマグネットスプリング15との摩擦によりマグネット
スプリング15が所定の方向に回転するようにされてお
り、このマグネットスプリング15は、スプリングホル
ダ16により、回転自在に保持されており、その他の部
分は実施例1と同様とされている。
【0032】本実施例2において使用したマグネット部
材であるマグネットスプリング15は、図5(a)に示
されるような所定の巻きピッチを有する通常のコイルス
プリングと同様の形状を有しているが、その特徴とし
て、図5(b)の拡大図に示されるように、マグネット
スプリング15の外周側がN極に、内周側がS極に着磁
されており、この外周側のN極が、寿司皿4’のフェラ
イトボ−ル6と引き合い、連係が形成されるようになっ
ている。
【0033】本実施例2によれば、マグネット部材をコ
イルスプリング状とすることにより、マグネット部材を
搬送路の曲率に合わせて湾曲させた状態にて回転させる
ことが可能となり、これら搬送路の曲部においても、ス
ム−ズで安定した搬送ができるようになる。
【0034】また、本実施例2のように、スライド板
3’に凸部を設け、飲食物容器である寿司皿4’の糸底
の凹部と係合するようにすることで、寿司皿4’が進路
を外れることなく、確実にマグネット部材と連係可能な
位置を移動するようになることから、より安定した搬送
ができるようになる。
【0035】以上、本発明を図面に基づいて説明してき
たが、本発明はこれら各実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲での変更や追加があ
っても、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0036】また、前記各実施例では、飲食物として寿
司を例示して説明しているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、その他の食品等に用いても良いことは
言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0038】(a)請求項1項の発明によれば、マグネ
ット部材に前記基材と反応する永久磁石がスパイラル状
に形成され、このマグネット部材を回転させることによ
り、スライド板上のどの位置に基材に連動して移動する
飲食物容器を載置しても、その位置にて永久磁石と基材
とが即座に反応して連動するようになり、飲食物容器同
志の衝突や衝突による転倒等を生じることなく、安定し
た移動搬送を行うことができる。
【0039】(b)請求項2項の発明によれば基材が反
応する極と反対の極がその両側に存在するようになり、
基材はこの反対の極と反発することから、前記基材と前
記反応する極との連係がより外れにくいものとすること
ができる。
【0040】(c)請求項3項の発明によれば、搬送路
を循環する無端状とするために必要とされる曲部におい
ても、前記マグネット部材をスプリング状とすること
で、これら搬送路の極率に応じて湾曲変形させることが
可能となり、これら曲部においてもスムーズな搬送が可
能となる。
【0041】(d)請求項4項の発明によれば、スライ
ド板下部に設けられたマグネットの位置をスライド板上
部より投入者等が確認できるばかりか、この凸部と前記
飲食物容器または載置台の底面部に設けられた凹部とを
係合させることにより、飲食物容器または載置台を搬送
路に投入する際に、確実に前記基材と永久磁石との連動
がなされるようになるとともに、飲食物容器または載置
台の進行位置が安定して、前記基材と永久磁石との連動
が外れにくいものとすることもできる。
【0042】(e)請求項5項の発明によれば、ギア等
の回転駆動を伝達するための機構を形成することが非常
に困難なマグネット部材を、簡便な機構にて回転させる
ことができるとともに、これらマグネット部材をスライ
ド板に近接して設けることができ、基材との連係力を高
めることができるばかりか、ギア等を設けることによる
永久磁石部の連続性の欠落を無くすこともできる。
【0043】(f)請求項6項の発明によれば、マグネ
ット部材をスライド板に著しく近接させて配置すること
ができ、前記基材との連係力をより高いものとすること
ができるばかりか、マグネット部材の取付け取り外しを
容易に実施できるようになる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
の構成を示す断面模式図である。
【図3】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
に用いたマグネット部材を示す外観斜視図である。
【図4】本発明の実施例2の飲食物供給用循環型搬送路
の構成を示す断面模式図である。
【図5】(a)本発明の実施例2の飲食物供給用循環型
搬送路に用いたマグネット部材を示す一部断面図であ
る。 (b)本発明の実施例2の飲食物供給用循環型搬送路に
用いたマグネット部材の断面拡大図である。
【図6】従来の飲食物供給用循環型搬送路を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 (循環型)搬送路 2 飲食台 3 スライド板 4 寿司皿(飲食物容器) 5 天板 6 フェライトボ−ル 7 寿司 8 マグネットロ−ル 9 ロ−ルホルダ 10 ゴムベルト 11 駆動モ−タ 12 凹部 13 凸部 14 凹部 15 マグネットスプリング 16 スプリングホルダ 17 プ−リ 18 ゴムロ−ル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を飲食客に提供する循環型搬送路
    上には、不動のスライド板が設けられ、前記スライド板
    上にはマグネットと反応する基材に連動して移動する飲
    食物容器または飲食物容器を載置する載置台が配置され
    るとともに、スライド板下部には、前記基材と反応する
    永久磁石がスパイラル状に形成され、所定の方向に回転
    可能とされたマグネット部材が設けられていることを特
    徴とする飲食物供給用循環型搬送路。
  2. 【請求項2】 前記マグネット部材が、着磁ロール表面
    にN極とS極とが交互に形成されている請求項1に記載
    の飲食物供給用循環型搬送路。
  3. 【請求項3】 前記マグネット部材が、スプリング状と
    されており、所定の曲率に湾曲変形可能とされている請
    求項1に記載の飲食物供給用循環型搬送路。
  4. 【請求項4】 前記スライド板に、マグネット部材の少
    なくとも一部を格納する凸部が設けられ、前記飲食物容
    器または載置台の底面部に、この凸部と係合可能とされ
    た凹部が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載
    の飲食物供給用循環型搬送路。
  5. 【請求項5】 前記マグネット部材表面とゴムベルトと
    の摩擦によって、ゴムベルトの回転駆動力が伝達されて
    マグネット部材が回転するようになっている請求項1〜
    4のいずれかに記載の飲食物供給用循環型搬送路。
  6. 【請求項6】 所定の間隔にて配置された2つのゴムロ
    ーラ間に前記マグネット部材が配置され、前記ゴムロー
    ラを回転駆動することにより前記マグネット部材が回転
    するようになっている請求項1〜4のいずれかに記載の
    飲食物供給用循環型搬送路。
JP04452598A 1998-02-10 1998-02-10 飲食物供給用循環型搬送路 Expired - Lifetime JP4097097B2 (ja)

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