JPH11225500A - 可変速発電電動機の制御装置及び方法 - Google Patents

可変速発電電動機の制御装置及び方法

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JPH11225500A
JPH11225500A JP10023347A JP2334798A JPH11225500A JP H11225500 A JPH11225500 A JP H11225500A JP 10023347 A JP10023347 A JP 10023347A JP 2334798 A JP2334798 A JP 2334798A JP H11225500 A JPH11225500 A JP H11225500A
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譲 久保田
Mitsusachi Motobe
光幸 本部
Mikisuke Higuchi
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Akira Moromitsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三相短絡事故等により電源電圧位相の検出が
できなくなると、発電電動機は自己の出力電圧を電源電
圧として検出するので、出力電圧の周波数増大を招き、
種々の問題を発生させる。 【解決手段】 発電電動機5の回転子の位相と電源電圧
位相検出装置7で検出した電源電圧の位相を基にすべり
位相を検出し、該すべり位相を基に発電電動機5を励磁
する制御装置にあって、電源電圧位相検出装置7は、電
源電圧の振幅値が所定以下になったことを検出したと
き、電源位相検出値に代え、内部で作成した電源電圧の
周波数にほぼ等しい周波数を用いた電源電圧位相値を生
成する。これにより、電源の三相短絡中の電源喪失中で
も、所定の周波数の発電電動機出力電圧を出力すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変速発電電動機
の制御装置及び方法に関し、特に、二次側から可変周波
数の交流を印加して可変速運転する発電電動機の制御装
置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可変速発電システムは、可変速揚水発電
所のように電力需要の変化に対して系統の周波数を一定
に保つように発電電動機を可変速運転し、出力を調整す
る機能を備えている。発電電動機は、フライホィールを
回転させながら、その余分な電気量(発電量)を回転エ
ネルギーに変換させるものである。その制御技術に関す
るものとして、例えば、特公平7−46913号公報に
示されるものがある。この公報に示される交流回転電機
では、離散的フーリエ変換を応用した方法により電源電
圧の位相を検出し、この電源電圧位相と回転子の位相検
出信号を用いて励磁位相を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の発
電電動機においては、発電電動機が電源から切り離され
た場合や電源線で三相短絡事故が発生した場合、電源電
圧の位相情報が失われ、発電電動機が出力する発電電動
機電圧を検出し、励磁電流の位相を発電電動機の出力位
相に合わせようと制御するため、発電電動機の発生電圧
の周波数が上昇する場合がある。この詳細について以下
に説明する。
【0004】図9は電源電圧喪失時の発電電動機の動作
を示す説明図であり、具体的には、三相短絡時の電圧ベ
クトルを示している。図中、E0は発電電動機の誘起電
圧のベクトルであり、発電電動機の制御装置は図中のV
0の方向に電圧を出すように制御している。このとき、
発電電動機の固定子側には非常に大きな電流I1が流
れ、抵抗分による電圧降下RI1及び発電電動機漏れイ
ンダクタンス分の電圧降下L1I1が発生し、発電電動
機の端子電圧はVGとなる。残りの電圧降下分LTI1
は、発電電動機から三相短絡点までのインピーダンスに
よる電圧降下分であり、電源電圧が喪失すると、図9の
ように閉じたベクトル関係になる。この状態において
は、発電電動機の端子電圧VGは、電圧基準位相V0に
対し、位相がdPだけ進んでいる。電圧位相の検出はV
Gの位相を検出するため、この時点で電源電圧がdPだ
け進んだように検出され、発電電動機の出力電圧をこの
電圧方向V1に含わせようと制御する。このように、発
電電動機の出力電圧は、常にdPだけ進んだ位置に検出
されるため、この電圧位相に追従して発電電動機出力電
圧位相が次第に進むようになり、発電電動機の出力電圧
周波数は増大する。発電電動機が電源電圧から切り離さ
れた場合にも、有効電力が流れれば、同様に誘起電圧に
対して発電電動機の端子電圧の位相がずれるので、この
分だけ周波数が増大もしくは減少する。
【0005】以上のような発電電動機の出力電圧の周波
数増減により、電源電圧喪失中に発電電動機の出力電圧
と電源電圧位相の差が生じ、電源線で三相短絡事故が発
生した後に事故相を除去し電源電圧が復帰した時に発電
電動機の出力電圧位相と電源電圧位相の間に大きな位相
差が生じる。これにより、発電電動機に通電流が流れ、
電源にショックを与える可能性がある。また、発電電動
機出力電圧の周波数が増大又は減少すると、発電電動機
の回転速度がほぼ一定なため、すべり周波数が増大し、
励磁装置が制御可能な周波数範囲をこえるため、安定な
運転力を継続できない恐れがある。
【0006】本発明の目的は、三相短絡中の電源喪失時
や発電電動機が交流電源から切り離された場合でも、電
源周波数の過大な上昇を防止することが可能な可変速発
電電動機の制御装置及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、電力系統に遮断装置を介して接続され
た発電電動機と、該発電電動機の回転子の位相を検出す
る回転子位相検出手段と、前記電力系統又は前記発電電
動機の電源電圧の位相を検出する電源電圧位相検出手段
と、該電源電圧位相検出手段による電源電圧位相値と前
記回転子位相検出手段による位相値を基にすべり位相を
検出するすべり位相検出手段と、該すべり位相検出手段
の出力を基に前記発電電動機を励磁するための可変周波
数の交流を出力する励磁制御手段とを備えた可変速発電
電動機の制御装置において、前記電源電圧位相検出手段
は、前記電源電圧の周波数にほぼ等しい周波数を発生す
る信号発生手段と、前記電源電圧の振幅又は電源周波数
を検出し、前記電源電圧の振幅値が所定以下になり又は
前記電源周波数が所定範囲を越えたことをもって前記信
号発生手段で発生させた周波数信号を基に電源電圧位相
値を生成する制御手段とを備えた可変速発電電動機の制
御装置を提供する。
【0008】更に本発明は、電力系統に遮断装置を介し
て接続された発電電動機の回転子の位相を検出するステ
ップと、前記電力系統又は前記発電電動機の電源電圧の
位相を検出するステップと、該電源電圧検出位相による
電源電圧位相値と前記回転子検出位相による位相値を基
にすべり位相を検出するステップと、該すべり検出位相
を基に前記発電電動機を励磁するための可変周波数の交
流を出力するステップとを備えた可変速発電電動機の制
御方法において、前記電源電圧位相検出するステップ
は、前記電源電圧の周波数にほぼ等しい周波数を発生す
るステップと、前記電源電圧の振幅又は電源周波数を検
出し、前記電源電圧の振幅値が所定以下になり又は前記
電源周波数が所定範囲を越えたことをもって前記信号発
生手段で発生させた周波数信号を基に電源電圧位相値を
生成する制御ステップとを備えることを特徴とする可変
速発電電動機の制御方法を開示する。
【0009】この構成によれば、三相短絡事故等が発生
した場合、これに伴って生じる電源電圧の低下や電源周
波数の変動が検出され、この検出に応じて電源電圧位相
検出手段の検出結果によらず、所定の周波数で発電電動
機が制御されるので、系統から発電電動機が切り離され
た場合でも、発電電動機の出力電圧の周波数増大を防止
することができる。そして、電源の三相短絡事故中や発
電電動機が電源から切り離されたような電源電圧喪失時
にも一定の周波数の出力電圧が出力されるため、電源電
圧喪失中の発電電動機出力電圧位相と電源電圧位相のず
れを極力抑えるように運転され、電源電圧が復帰した際
には、制御をスムーズに継続できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る発電電動機を用いたシステムを示す。電力系統1(そ
の電源電圧はVL)には発電電動機5を電力系続1から
切り離すための遮断装置(S)2が接続され、この遮断
装置2には主変圧器(Mtr)3が接続されている。主
変圧器3には、変圧器4、発電電動機5の一次側及び励
磁用変圧器(Etr)6が並列接続されている。変圧器
4には電源電圧位相検出装置7が接続され、発電電動機
5には発電電動機回転子位相検出装置8が接続されてい
る。発電電動機回転子位相検出装置8及び電源電圧位相
検出装置7にはすべり位相検出装置9が接続されてい
る。発電電動機回転子位相検出装置8には、発電電動機
5の回転子の位相を検出した信号が入力される。励磁用
変圧器6には、発電電動機5の二次側を励磁するための
励磁装置10が接続されている。すべり位相検出装置9
には励磁制御装置11が接続され、この励磁制御装置1
1には励磁装置10の出力電流を検出する変流器12の
出力が印加され、2つの入力を基に励磁装置10を制御
する。
【0011】電源電圧位相検出装置7は電力系統1の電
源電圧VLの位相を検出し、電源電圧位相信号VCOS
と、これに90度位相のずれた信号VSINを作成す
る。また、電源電圧位相検出装置7は電源電圧VLの低
下を検出する機能を有しており、電源電圧VLの低下を
検出した場合、VCOS及びVSINの周波数を低下前
の電源電圧周波数に固定する。発電電動機回転子位相検
出装置8は発電電動機5の回転子位相信号RCOSとR
SINを検出する。発電電動機回転子位相検出装置8に
は、発電電動機5の回転位置に応じて90度の位相差を
持つ二相の正弦波信号を出力するレゾルバ装置等を用い
ることができる。
【0012】すべり位相検出装置9は電源電圧VLの位
相信号と発電電動機5の回転子の位相信号を用いて、す
べり位相信号SCOSとSSINを出力する。すべり位
相の検出は、(数1)に示す三角関数の定理を用いた位
相演算により得ることができる。
【数1】 (数1)において、TVは発電電動機電圧位相、TRは
発電電動機回転位相、TSは励磁装置10の励磁位相で
ある。
【0013】励磁装置10は、可変周波数の交流を発生
して発電電動機5の回転子巻線を交流励磁する。励磁装
置10は交流を一旦直流に変換し、この直流を更に所望
の周波数の交流に変換する間接交流変換器、即ち、順変
換器及び逆変換器から構成される変換器を用いてもよい
し、直流を介さずに直接所望の周波数の交流に変換する
直接交流変換器、いわゆるサイクロコンバータを用いて
もよい。励磁制御装置11は回転子電流Irを三相二相
変換し、すべり位相信号SCOS及びSSINを用いて
回転座標変換し、直交する二軸の直流成分に分解し、発
電電動機5の電圧を決定するd軸の電流成分と、発電電
動機5の有効電力を決定するq軸の電流成分の各々を制
御し、すべり位相に対し所望の位相を持つ励磁電流Ir
になるように励磁装置10を制御する。
【0014】図1において、電力系統1に三相短絡が発
生した場合(電力系統1の3線地絡で、遮断装置2は閉
じた状態にある)、電源電圧位相検出装置7は発電電動
機5の出力電圧の位相を検出することになるが、電源電
圧位相検出装置7が電源電圧の低下を検出し、VCOS
及びVSINの周波数を三相短絡発生前の電力系統1の
周波数に固定することにより、電力系統1の電源電圧V
Lが低下する直前の電圧位相で継続して電源電圧位相信
号VCOS及びVSlNを出力するので、すべり位相検
出装置9はこの信号と回転子位相信号RCOS及びRS
INを用いてすべり位相信号SCOS及びSSINを出
力する。この結果、発電電動機5の出力電圧の周波数は
VCOSと同一周波数に固定される。
【0015】上記の構成では、電源電圧位相、回転子位
相及びすべり位相の検出として二相の回転信号を用いた
が、これらの信号に対応する正弦波の位相、即ち電源電
圧位相TV、回転子位相TR及びすべり位相TSを用い
ても良い。この場合は(数2)に示す関係から電源電圧
位相TV、回転子位相TRが得られるので、TS=TR
−TVとしてすべり位相を決定できる。但し、この場合
は、得られる二相の信号の符号関係を用いて−πからπ
の範囲で位相を求める。
【数2】
【0016】図2は図1に示した電源電圧位相検出装置
7の詳細構成を示す。電源電圧位相検出装置7は、三相
二相変換器21、発信器22、記憶要素23-1〜2
-4、電圧振幅検出器24、位相加算器25、乗算器2
-1〜26-4、電圧低下検出器27を備えて構成され
る。記憶要素23-1〜23-4の夫々は同一構成であり、
ここでは1個のみについて説明する。記憶要素23
-1は、スイッチ(SW1)29、記憶要素D1〜Dn、
減算器31、及び積分器32を備えて構成されている。
スイッチ29は、電圧低下検出器27から出力される電
圧低下検出信号28、乗算器26の出力又は記憶要素D
nの出力の何れかを選択して記憶要素D1へ印加する。
減算器31は記憶要素D1の出力と記憶要素Dnの出力
を加算して積分器32へ出力する。以上の構成におい
て、電力系統1は3線が地絡状態で、遮断装置2は接続
状態にある。三相二相変換器21は、検出した三相の電
圧信号Vu、Vv及びVwを基に、直交する二軸の成分
であるVa及びVbを(数3)により検出する。
【数3】
【0017】発信器22は電源電圧周波数の近傍の周波
数の正弦波信号を発生するものであり、具体的には、電
源電圧周波数の直交する二軸成分であるCOS信号及び
SIN信号を発生する。即ち、電源の周波数に対応した
一定の割合で増加する発信器の位相T0に対し、COS
=cos(T0)、SIN=sin(T0)なる信号を
生成する。乗算器26は三相二相変換器により検出され
るVa及びVb成分と発信器22で生成される二相のC
OS信号とSIN信号を乗算し、これを記憶要素23に
入力する。
【0018】記憶要素D1〜Dnは、電源一周期分の検
出データを順次記憶するものであり、新しいデータが記
憶要素D1に入力されると、一つづつデータをずらし、
最も古いDnのデータを捨てることにより、常に最新の
一周期分のデータを蓄積する。減算器31には記憶要素
D1のデータと記憶要素Dnのデータが入力され、その
差分が積分器32に入力される。積分器32には常に電
源周期の一周期分の積分値が蓄積されている。このよう
にして4つの記憶要素23から得られる4つの成分Va
R、VaM、VbR、VbMは、(数4)で表される。
【数4】 (数4)は二相の電圧検出信号Va及びVbのフーリエ
係数の内、T0の周期と同一の周期を持つ成分、即ち電
源電圧の周波数の成分を求めるものである。
【0019】位相加算器25では、VaR、VaM、V
bR、VbMの値を用いて(数5)に示す演算を行い、
VR及びVMを求める。得られたVR及びVMは発信器
22の位相T0と電源電圧の位相TVの位相差dTの位
相を表す成分であり、(数6)の関係を満たしている。
【数5】
【数6】 検出する電源電圧の周波数と発信器22の周波数が一致
していれば、VR及びVMは、発信器22の位相と電源
電圧の位相差に対応する直流量となる。各々の周波数に
若干の差があった場合には、非常に緩やかな正弦波とな
るが、電源電圧周期程度の時間スケールでは、ほぼ直流
と見なすことができる。更に、位相加算器25では(数
7)に示す演算を行い、電源電圧位相信号VCOS及び
VSINを作成する。
【数7】
【0020】以上説明したように、フーリエ変換の理論
に従った電源電圧位相の検出を行うことにより、電源電
圧の直流成分や逆相成分や高調波成分の影響を受けない
電源電圧の基本波成分のみを検出することができ、この
電圧位相信号VCOS及びVSINを用いてすべり位相
を決定することにより安定した制御が実現できる。電圧
振幅検出器24は、二相三相変換器21から与えられた
Va及びVbを用いて、(数8)又は(数9)の演算結
果から電源電圧の振幅を検出する。
【数8】
【数9】
【0021】電圧低下検出器27は、前記の電圧振幅検
出値が所定のレベルより低い場合には、電圧低下検出信
号28を出力する。記憶要素23では、電圧低下検出信
号28が有る場合、スイッチ29を切り換え、新しい検
出データの代わりに最も古い記憶要素Dnのデータを記
憶要素D1に記憶させる。これにより、電源電圧検出信
号は電源電圧VLが所定のレベル以下の場合に電源電圧
位相を追従しなくなり、発信器22と一定の位相差dT
を持つ一定周波数の発振に切り替わる。このときの位相
差dTは、切り替わる直前に検出した位相差であり、ほ
ぼ電源位相に一致した位相を持っていることになる。
【0022】電源電圧VLが回復して電圧振幅検出器2
4の電圧振幅検出値が所定のレベルより高くなると、電
圧低下検出器27は電圧低下検出信号28を出力しなく
なり、記憶要素23のデータが更新され、順次新しい検
出データに置き換わっていくことにより、再び電源電圧
位相を追従し始める。このときの位相検出信号は記憶要
素23及び積分器32の効果により位相は急変せず、連
続に変化していき、電源電圧の一周期後に正しい値を出
力する。このような処理により、電源電圧が復帰した場
合、順次電圧位相を調節して発電電動機の位相を電源電
圧位相に合わせた調節が可能になる。次に、図面を参照
して以上説明した電源電圧位相検出装置7の動作につい
て説明する。
【0023】図3は電源電圧が通常の状態の動作を示す
波形図であり、図4は一時的に電源電圧が喪失した場合
の動作を示す波形図である。図3において、(a)は三
相の電源電圧検出値Vu,Vv,Vwを示し、これを三
相二相変換した結果が(b)のVa及びVbである。V
aは電源電圧の基準としている電圧であるVuと同一の
位相になっている。(c)は発信器22の出力COS及
びSINであり、これはVa及びVbと位相が異なって
いる。(d)は電源電圧位相検出装置7の出力で、発信
器22の出力COS及びSINにCOSとVaの間の位
相差成分dTを加えることにより得られるVa及びVb
と同一位相の成分である。
【0024】図4は図3と同一の信号列を示している。
図4の(a)は、時間T1からT2の間で電源電圧検出
値Vu,Vv及びVwが零になった場合を示している。
この場合、(b)のように、三相二相変換結果Va及び
Vbも零となるが、発信器22の出力COS及びSIN
は継続して発振している。(c)のように、Va及びV
bが零の間は、位相差成分dTを一定として電源電圧位
相検出信号VCOS及びVSINを出力しており、一定
の周波数の電源電圧位相検出信号が得られている。電源
電圧検出値Vu,Vv及びVwが復帰したT2のタイミ
ングでも、位相が変化せず、(d)のように連続した電
源電圧位相検出信号が得られる。このように、本実施の
形態では、電源電圧喪失時には、ほぼ電源電圧VLと同
一の周波数で一定に発振しているので、電源電圧喪失時
と電源電圧復帰時の発電電動機5の出力電圧と電源電圧
VLの位相差をほぼ発信器22の周波数誤差程度に押さ
えることができ、電源電圧復帰時には速やかに正しい位
相検出値を出力することができる。
【0025】次に、電源電圧位相検出装置7の他の構成
例について説明する。図5は図1における電源電圧位相
検出装置7の第2の構成例を示している。図5において
は、図2に示したと同一又は同一機能を有する部材に同
一引用数字を用いている。したがって、重複する説明は
省略する。図5において、電源電圧位相検出装置200
は、図1と同一の三相二相変換器21、発信器22、電
圧振幅検出器24及び電圧低下検出器27を備えるほ
か、三相二相変換器21に接続された規格化器33、こ
の規格化器33に接続された回転座標変換器34、電圧
低下検出器27の制御により回転座標変換器34の出力
を選択するスイッチ(SW2)35、このスイッチ35
に接続された位相推定器36、この位相推定器36に接
続されてVCOS及びVSINを出力する位相加算器3
7を備えて構成されている。
【0026】規格化器33は電圧振幅検出器24の出力
を用い、直交した成分であるVa及びVbの二軸成分を
規格化する。回転座標変換器34は、積分器32で規格
化した電圧検出値を(数10)に示す演算式により、直
交する二軸成分であるVCOSとVSINの回転座標に
変換する。ここで、VCOS=cos(To)、VSI
N=SIN(To)であり、Toは、その時点で推定さ
れている電源電圧位相である。このようにして得られた
dCOS及びdSINは、(数10)に示すように、V
a及びVbで表される電源電圧位相とVCOS及びVS
INで表される検出位相の間の位相差dTを表す成分に
なる。
【数10】 位相推定器36は得られた位相差成分dCOSが1、d
SINが0となるように内蔵の積分要素を用いて出力を
調整しECOS及びESINの各信号を出力する。
【0027】図6は位相推定器36の詳細構成を示すブ
ロック図である。DCOS信号を入力とする符号検出器
38、この符号検出器38の出力にDSINを乗じる乗
算器39、この乗算器39の出力に対して比例積分を行
ってESINを出力する比例積分制御器40、「1」か
ら比例積分制御器40の出力値を減算する減算器41、
この減算器41の出力に対して平方根演算を行ってEC
OSを出力する平方根演算器42の各々を備えて構成さ
れている。符号検出器38は、入力されたDCOSが正
の時に−1を出力し、DCOSが負の時に+1を出力す
る。符号検出器36の出力とDSINを乗算器39で乗
算し、これを比例積分制御器40に入力する。これによ
り、DSIN=0になるようなESINを得ることがで
きる。また、ECOSは(数11)により得ることがで
きるので、減算器41により「1」からESINを減
じ、この結果に対して平方根演算器42で平方根をと
り、(数11)のECOSを得る。
【数11】
【0028】位相推定器36に比例積分制御器40を設
けたので、積分要素を含ませることができ、入力、即ち
DSIN=0の時にも一定の出力を保つことができる。
位相加算器37は、位相加算器25と同様のアルゴリズ
ムで発信器22の出力COS及びSINで得られる位相
成分に、位相推定器36で推定された位相成分ECOS
及びESINを加算して電源電圧位相VCOS及びVS
INを出力する。電圧低下検出器29は電圧振幅検出器
24の出力が所定のレベル以下になった場合に電圧低下
検出信号28を出力する。この場合、スイッチ(SW
2)35は入力を切り換え、位相推定器36にdSIN
及びdCOSの代わりに「0」を入力する。これによ
り、位相推定器36では積分要素の入力が零になるた
め、出力が一定になり、VCOS及びVSINは発信器
22の出力COS及びSINに対して一定の位相差を持
った信号になる。このように、電源電圧位相と発信器2
2の出力との位相差を積分要素を持つ比例積分制御器4
0に保持し、電源電圧の低下(又は、電源周波数の過大
な変動や遮断装置に動作信号が発生した場合)を条件に
して入力信号を「0」に設定するようにしたことによ
り、電源電圧が復帰したとき、順次電圧位相を調節して
発電電動機5の位相を電源電圧位相に合わせて調節する
ことができる。以上のように、内部の発振位相に対して
位相差成分を積分要素により推定する構成の電源電圧位
相検出装置200を用いた場合、電源電圧の振幅低下を
検出した場合に積分要素への入力を零にすることによ
り、先に示したのと同様の効果が得られる。
【0029】図7は本発明に係る電源電圧位相検出装置
の第3の構成例を示すブロック図である。図7において
は、図2に示したと同一部材又は同一機能を有する部材
には同一符号を用いている。したがって、重複する説明
は省略する。本実施の形態における電源電圧位相検出装
置201と図2の電源電圧位相検出装置200との構成
の相違は、電圧振幅検出器24に代えて周波数検出器4
3を用い、電圧低下検出器27に代えて周波数変動検出
器44を用いたところにある。周波数検出器43は、例
えば、(数12)に示すアルゴリズムで位相の時間微分
を求めて角速度を求める構成にすることができる。或い
は、Vaが正から負に変化したときから、Vaが負から
正に変化した時間間隔Txを求め、このTxに基づいて
(数13)を用いて周波数を求める構成にしても良い。
【数12】
【数13】 また、周波数変動検出器44は、検出した周波数が特定
の範囲を越えた場合に周波数変動検出信号45を出力
し、スイッチ(SW1)29により図2と同様に記憶要
素23-1〜23-4への入力を制御する。
【0030】図7の構成の電源電圧位相検出装置201
においては、遮断装置2が開状態にあり、周波数が増加
しようとすると、発信器22の発信周波数に切り替わる
ので、発電電動機5の周波数増大を抑制するように動作
する。本実施例のように周波数検出値を用いて位相検出
器の動作を制御すれば、発電電動機5が電源電圧から開
列した場合などの電圧低下を伴わない発電電動機出力周
波数の増大を抑制することができる。次に、電源電圧位
相検出装置の第4の構成例について説明する。図8にお
いては、図2と同一であるものには同一引用数字を用い
たので、ここでは重複する説明を省略する。
【0031】図8の構成においては、図2の電圧振幅検
出器24に代え、外部信号入力器46を用いており、こ
こに発電電動機5と電力系統1との間にある遮断器2の
動作信号や、他の検出装置(例えば、電源側に設けられ
た短絡事故相遮断用の遮断器)からの事故検出信号等を
事故検出信号Ctとして入力する。Ctが入力されると
合外部信号入力器46は位相保持信号47を出力する。
上記各実施の形態と同様に、位相保持信号47によりス
イッチ29が乗算器26-1〜26-4側に切り替えられ、
記憶要素23-1〜23-4に入力される。以上のように構
成した電源電圧位相検出装置202によれば、発電電動
機5が遮断器2により切り離される場合等において、確
実に、しかも検出遅れを伴わずに位相検出動作を切り換
えることができ、発電電動機5の周波数上昇を抑制する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明によれ
ば、発電電動機の回転子の位相と、電源電圧位相検出手
段で検出した電源電圧の位相を基にすべり位相を検出
し、このすべり位相を基に発電電動機を励磁する制御装
置にあって、前記電源電圧位相検出手段を、前記電源電
圧の周波数にほぼ等しい周波数を発生する信号発生手段
と、前記電源電圧の振幅又は電源周波数を検出し、前記
電源電圧の振幅値が所定以下になり又は前記電源周波数
が所定範囲を越えたことをもって前記信号発生手段で発
生させた周波数信号を基に電源電圧位相値を生成する制
御手段を設けたので、電源の三相短絡中の電源喪失時に
も一定の周波数で電圧を発生させることができる。ま
た、発電電動機が電源から切り離された場合でも所定の
周波数の出力電圧を出力することができるので、周波数
の過大な上昇を防止することができる。更に、過去1周
期分の検出値の積算値を記憶する手段を設け、或いは、
電源電圧位相と信号発生手段の位相差を記憶する積分要
素を設けることにより、電源電圧が復帰した場合には順
次電圧位相を調節して発電電動機の位相を電源電圧位相
に合わせた調節が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変速発電電動機の制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る電源電圧位相検出装置の第1の構
成例を示すブロック図である。
【図3】電源電圧が通常の状態の動作を示す波形図であ
る。
【図4】一時的に電源電圧が喪失した場合の動作を示す
波形図である。
【図5】本発明に係る電源電圧位相検出装置の第2の構
成例を示すブロック図である。
【図6】図5の位相推定器の詳細を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明に係る電源電圧位相検出装置の第3の構
成例を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る電源電圧位相検出装置の第4の構
成例を示すブロック図である。
【図9】電源電圧喪失時の発電電動機の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 電力系統 2 遮断装置 5 発電電動機 7,200,201,202 電源電圧位相検出装置 8 発電電動機回転子位相検出装置 9 すべり位相検出装置 10 励磁装置 11 励磁制御装置 21 三相二相変換器 22 発信器 23-1〜23-4 記憶要素 24 電圧振幅検出器 25,37 位相加算器 26-1〜26-4,39 乗算器 27 電圧低下検出器 32 積分器 33 規格化器 34 回転座標変換器 36 位相推定器 38 符号検出器 40 比例積分制御器 43 周波数検出器 44 周波数変動検出器 46 外部信号入力器 VCOS,VSIN 電源電圧位相信号 RCOS,RSIN 回転位相信号 SCOS,SSIN すべり位相信号
フロントページの続き (72)発明者 久保田 譲 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 本部 光幸 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 樋口 幹祐 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 遠藤 政市 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 加藤 有一 大阪府大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 西尾 徹 大阪府大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 両満 明 大阪府大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電力株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に遮断装置を介して接続された
    発電電動機と、該発電電動機の回転子の位相を検出する
    回転子位相検出手段と、前記電力系統又は前記発電電動
    機の電源電圧の位相を検出する電源電圧位相検出手段
    と、該電源電圧位相検出手段による電源電圧位相値と前
    記回転子位相検出手段による位相値を基にすべり位相を
    検出するすべり位相検出手段と、該すべり位相検出手段
    の出力を基に前記発電電動機を励磁するための可変周波
    数の交流を出力する励磁制御手段とを備えた可変速発電
    電動機の制御装置において、前記電源電圧位相検出手段
    は、前記電源電圧の周波数にほぼ等しい周波数を発生す
    る信号発生手段と、前記電源電圧の振幅又は電源周波数
    を検出し、前記電源電圧の振幅値が所定以下になり又は
    前記電源周波数が所定範囲を越えたことをもって前記信
    号発生手段で発生させた周波数信号を基に電源電圧位相
    値を生成する制御手段とを備えることを特徴とする可変
    速発電電動機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記信号発生手段によ
    る周波数信号及び前記電源電圧の位相差を記憶する記憶
    手段と、前記電源電圧の振幅を検出する電圧振幅検出手
    段と、該電圧振幅検出手段の検出値が所定値以下のとき
    に前記記憶手段の出力値を固定する制御手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の可変速発電電動機の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記電源電圧の振幅検
    出値に代えて前記遮断装置又は短絡事故相遮断用の遮断
    装置の動作信号を基に前記記憶手段の出力値を固定する
    ことを特徴とする請求項2記載の可変速発電電動機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記電源電圧位相検出手段は、電源電圧
    の過去一周期分の検出値の積算値を記憶する積分手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の可変速発電電動
    機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電源電圧位相検出手段は、通常時に
    は前記電源電圧位相と前記正弦波信号発生手段の位相差
    を記憶する積分要素と、前記電源電圧が低下し、前記電
    源周波数が過大な変動をし、又は遮断装置に動作信号が
    発生したときに前記積分要素への入力信号を0に設定す
    る切替手段を備えることを特徴とする請求項1記載の可
    変速発電電動機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記電源電圧位相検出手段は、その位相
    差検出動作を再開する電源電圧又は電源周波数の検出レ
    ベルが、位相差検出値を一定に保つ電源電圧又は電源周
    波数の検出レベルに対して高く設定されていることを特
    徴とする請求項1記載の可変速発電電動機の制御装置。
  7. 【請求項7】 電力系統に遮断装置を介して接続された
    発電電動機の回転子の位相を検出するステップと、前記
    電力系統又は前記発電電動機の電源電圧の位相を検出す
    るステップと、該電源電圧検出位相による電源電圧位相
    値と前記回転子検出位相による位相値を基にすべり位相
    を検出するステップと、該すべり検出位相を基に前記発
    電電動機を励磁するための可変周波数の交流を出力する
    ステップとを備えた可変速発電電動機の制御方法におい
    て、前記電源電圧位相検出するステップは、前記電源電
    圧の周波数にほぼ等しい周波数を発生するステップと、
    前記電源電圧の振幅又は電源周波数を検出し、前記電源
    電圧の振幅値が所定以下になり又は前記電源周波数が所
    定範囲を越えたことをもって前記信号発生手段で発生さ
    せた周波数信号を基に電源電圧位相値を生成する制御ス
    テップとを備えることを特徴とする可変速発電電動機の
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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