JPH11225452A - 電動モータ - Google Patents

電動モータ

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JPH11225452A
JPH11225452A JP3967198A JP3967198A JPH11225452A JP H11225452 A JPH11225452 A JP H11225452A JP 3967198 A JP3967198 A JP 3967198A JP 3967198 A JP3967198 A JP 3967198A JP H11225452 A JPH11225452 A JP H11225452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
flux density
lamination
notches
laminations
Prior art date
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Pending
Application number
JP3967198A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hattori
誠 服部
Hiroshi Machida
博史 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11225452A publication Critical patent/JPH11225452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同寸、同形に打ち抜き形成された薄肉の多数
のラミネーション104 を積層してなる円筒状コア105 に
その周方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロ
ット106 を通して巻線112 を巻き付けてなるステータ10
1 を具備する電動モータにおいて、コア105 の継鉄長が
短くなるのを防止することによって電動モータの効率を
向上する。 【解決手段】 ラミネーション104 をその外周の磁束密
度が小さい部分に設けられた切り欠き120 を基準として
打ち抜き形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型電動圧縮機に
好適な電動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型電動圧縮機の1例が図3及
び図4に示されている。密閉ハウジング1の内部にはロ
ータリ圧縮機構3とこれをクランクシヤフト4を介して
駆動する電動モータ100 とが収容されている。電動モー
タ100 のステータ101 は円筒状のハウジング1内に圧入
することによって固定され、ロータ102 はクランクシヤ
フト4の上部に固定されている。
【0003】ロータリ圧縮機構3はクランクシヤフト4
のクランクピン5に相対回転自在に嵌合されたローリン
グピストン6と、ハウジング1に栓溶接によって固定さ
れたシリンダブロック7と、このシリンダブロック7の
上端開口を閉塞する上部軸受8と、シリンダブロック7
の下端開口を閉塞する下部軸受9と、シリンダブロック
7に穿設されたスロット21内に出没自在に支持されたブ
レード10と、このブレード10の背後に配設されてこれを
押推する押さえばね11等からなる。クランクシヤフト4
は上部軸受8及び下部軸受9によって軸承される。
【0004】シリンダブロック7と上部軸受8と下部軸
受9とによって限界されるシリンダ室12内にローリング
ピストン6を収容し、このローリングピストン6の外周
面にブレード10の先端を当接せしめることによってこの
ブレード10の片側に吸入室13が、他側に圧縮室14が限界
されている。
【0005】クランクシヤフト4が電動モータ100 によ
って回転駆動されると、ローリングピストン6はシリン
ダ室12内で矢印方向に偏心回転運動し、これと同時に吸
入室13内に吸入通路20からガスが吸入され、圧縮室14内
のガスが圧縮される。
【0006】圧縮されたガスは上部軸受8に穿設された
吐出ポート22を通り、図示しない吐出弁を押し上げて上
部軸受8の上面とこれを被覆するカバー26とによって限
界された吐出マフラ室27内に入ってその脈動成分が除去
される。次いで、カバー26に穿設された図示しない穴を
経て電動モータ100 の下方に限界された第1の膨張室28
に入って膨張することによりその脈動成分が更に除去さ
れる。
【0007】次いで、ステータ101 とロータ102 との間
のエアギャップ及びステータ101 とハウジング1との間
に形成されたガス通路29を経て電動モータ100 の上方に
限界された第2の膨張室15内に入って膨張することによ
りその脈動成分が更に除去され、しかる後、吐出管16を
経て外部に吐出される。
【0008】ハウジング1内底部には潤滑油17が貯溜さ
れ、この潤滑油17はクランクシヤフト4内に組み込まれ
た遠心式油ポンプ18によって汲み上げられ、クランクシ
ヤフト4に穿設された給油通路19を経てクランクシヤフ
ト4と上部軸受8及び下部軸受9との摺動面、クランク
ピン5とローリングピストン6との摺動面、ローリング
ピストン6とシリンダ7との摺動面等に給油される。
【0009】電動モータ100 の詳細が図5及び図6に示
され、図5は縦断面図、図6は図5のC−C線に沿う横
断面図である。ロータ102 は同寸、同形の薄い珪素鋼板
からなるラミネーション110 を多数積層してなる円筒状
のコア111 を備え、このコア111 の外周には周方向に沿
って等間隔を隔てて複数の磁石115 が埋設されている。
【0010】このコア111 の上下に押さえ板116 、117
を配置し、これらの中央部にクランクシヤフト4を貫通
させ、複数のリベット114 を締め付けることによってこ
れらは一体化されている。
【0011】ステータ101 は多数の同寸、同形の薄い珪
素鋼板からなるラミネーション104を備え、各ラミネー
ション104 をオートクランプ用の窪み109 を合わせて多
数積層してかしめることにより円筒状のコア105 が構成
されている。
【0012】各ラミネーション104 にはその内周側に同
寸、同形のスロット106 が周方向に沿って等間隔を隔て
て多数形成されている。そして、各ラミネーション104
の外周縁には複数の凹部107 が形成されるとともに各ラ
ミネーション104 の位置合わせ用治具が係合する平行2
面巾108 が対向するように形成されている。
【0013】コア105 に巻線112 を巻き付けるとき、巻
線112 を絶縁紙113 により被覆して各スロット106 内を
通して巻き付ける。そして、ステータ101 をハウジング
1内に圧入したとき、各ラミネーション104 の大径部10
3 がハウジング1の内面に接触し、凹部107 がハウジン
グ1の内面と協働してガス通路29を限界する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動モータ100
においては、ステータ101 のラミネーション104 に形成
された凹部107 及び平行2面巾108 の内周側に位置する
スロット106 の外周側端とラミネーション104 の外周縁
の距離、即ち、継鉄長が大径部103 のそれより短くな
り、従って、巻線112 への通電時、この継鉄長を通る磁
束が少なくなるので、電動モータの性能が低下するとい
う問題があった。
【0015】また、2面巾108 の大きさが変更される度
に治具を新しく作り直す必要があるため、コストが嵩む
という問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、同寸、同形に打ち抜き形成された薄肉
の多数のラミネーションを積層してなる円筒状コアにそ
の周方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロッ
トを通して巻線を巻き付けてなるステータを具備する電
動モータにおいて、上記ラミネーションをその外周の磁
束密度が小さい部分に設けられた切り欠きを基準として
打ち抜き形成することを特徴とする電動モータにある。
【0017】第2の発明の要旨とするところは、同寸、
同形に打ち抜き形成された薄肉の多数のラミネーション
を積層してなる円筒状コアにその周方向に所定の間隔を
隔てて設けられた複数のスロットを通して巻線を巻き付
けてなるステータを具備する電動モータにおいて、上記
電動モータを密閉型電動圧縮機の円筒状密閉ハウジング
に組み込んだとき、この密閉ハウジングと協働してガス
通路を形成する複数の切り欠きを上記ラミネーションの
外周の磁束密度が小さい部分に多数形成したことを特徴
とする電動モータにある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1に
示されている。各ラミネーション104 の外周には1又は
それ以上の切り欠き120 が設けられ、従来の2面巾108
が廃止されている。これら切り欠き120 は磁束密度が最
も小さい部分、即ち、隣接するスロット106 の間に位置
するように設けるのが望ましい。
【0019】しかして、この切り欠き120 を基準として
ラミネーション104 を同寸、同形に打ち抜き形成する。
他の構成は図5及び図6に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。
【0020】かくして、2面巾108 を廃止したので、継
鉄長が短くなるスロット106 もなくなり、従って、電動
モータの効率が向上する。また、治具を変更する必要が
なくなるので、そのコストを低減しうる。
【0021】本発明の第2の実施形態が図2に示されて
いる。この第2の実施形態においては、ラミネーション
103 の外周の磁束密度が小さい部分、即ち、スロット10
6 の間に位置するように周方向に所定の間隔を隔てて複
数の切り欠き121 が形成されている。
【0022】この切り欠き121 はステータ101 を密閉ハ
ウジング1内に焼き嵌めすることによって固定したと
き、密閉ハウジング1の内周面と協働してガス通路29を
構成する。他の構成は図5及び図6に示す従来のものと
同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
ラミネーションをその外周の磁束密度が小さい部分に設
けられた切り欠きを基準として打ち抜き形成するため、
2面巾を省略することができ、従って、継鉄長が短くな
るスロットがなくなるので、電動モータの効率を向上す
ることができる。また、治具を変更する必要もなくなる
ので、そのコストを低減しうる。
【0024】請求項2記載の第2の発明においては、電
動モータを密閉型電動圧縮機の円筒状密閉ハウジングに
組み込んだとき、この密閉ハウジングと協働してガス通
路を形成する複数の切り欠きをラミネーションの外周の
磁束密度が小さい部分に多数形成したため、継鉄長を短
くすることなく、ガス通路を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電動モータの横
断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す電動モータの横
断面図である。
【図3】従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う横断面図である。
【図5】従来の電動モータの縦断面図である。
【図6】図5のC−C線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
100 電動モータ 4 シャフト 102 ロータ 101 ステータ 104 ラミネーション 105 コア 106 スロット 112 巻線 113 絶縁紙 120 切り欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同寸、同形に打ち抜き形成された薄肉の
    多数のラミネーションを積層してなる円筒状コアにその
    周方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロット
    を通して巻線を巻き付けてなるステータを具備する電動
    モータにおいて、 上記ラミネーションをその外周の磁束密度が小さい部分
    に設けられた切り欠きを基準として打ち抜き形成するこ
    とを特徴とする電動モータ。
  2. 【請求項2】 同寸、同形に打ち抜き形成された薄肉の
    多数のラミネーションを積層してなる円筒状コアにその
    周方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数のスロット
    を通して巻線を巻き付けてなるステータを具備する電動
    モータにおいて、 上記電動モータを密閉型電動圧縮機の円筒状密閉ハウジ
    ングに組み込んだとき、この密閉ハウジングと協働して
    ガス通路を形成する複数の切り欠きを上記ラミネーショ
    ンの外周の磁束密度が小さい部分に多数形成したことを
    特徴とする電動モータ。
JP3967198A 1998-02-05 1998-02-05 電動モータ Pending JPH11225452A (ja)

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JP3967198A JPH11225452A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 電動モータ

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JP3967198A Pending JPH11225452A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 電動モータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004114501A1 (ja) 2003-06-19 2004-12-29 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 三相シンクロナスリラクタンスモータ
WO2008099828A1 (ja) * 2007-02-16 2008-08-21 Daikin Industries, Ltd. モータ
JP2011147225A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Yaskawa Electric Corp 回転電機

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