JPH11225387A - イヤホン - Google Patents
イヤホンInfo
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- JPH11225387A JPH11225387A JP2416698A JP2416698A JPH11225387A JP H11225387 A JPH11225387 A JP H11225387A JP 2416698 A JP2416698 A JP 2416698A JP 2416698 A JP2416698 A JP 2416698A JP H11225387 A JPH11225387 A JP H11225387A
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Abstract
防止する。 【解決手段】 ハウジング14の先端部に、コイル及び
振動板等により構成されるドライバユニット16が配置
されると共に、プロテクタ18及び金網20が設置され
る。ドライバユニット16及びプロテクタ18の外周側
に保持リング24が配置され、保持リング24でドライ
バユニット16の外周部分及びプロテクタ18の外周部
分が挟持される。保持リング24の外周側に、断面が略
C字型に形成されたイヤパッド26が配置されること
で、保持リング24周りに空間Sが設けられる。空間S
内に弾性変形可能な多孔質の緩衝部材28が配置され
る。
Description
久性を高めると共に人間の耳にフットして音洩れを防止
したイヤホンに関し、インナーイヤ型のイヤホンに好適
なものである。
ジオ等の受信機器で音楽やその他の音声信号などを聞く
場合には、耳の穴に差し込まれて装着するタイプのイヤ
ホンが使用されることがあった。
ることなどを目的として、このようなイヤホンのハウジ
ング周りにスポンジ状のウレタンフォーム製のイヤパッ
ドを使用者が被せて使用したりしていた。
ーム製のイヤパッドではハウジングから脱落したり、破
れたりする等して耐久性が不十分であり、また、人間の
耳は千差万別の種々の形があるので、耳とイヤホンとの
間に隙間が生じて低音域の音が音漏れして十分に伝達で
きず、ウレタンフォーム製のイヤパッドでは十分な性能
を得ることができなかった。
耳の穴の形に合わせた楕円形などに変更することが考え
られたが、このような構造のものでも種々の形を有する
人間の耳の形に十分に対応できるものではなく、音洩れ
が生じる欠点があった。
たもので、イヤパッドの耐久性を高めると共に音洩れを
防止したイヤホンを提供することを目的とする。
は、音を生じさせるドライバユニットと、ドライバユニ
ットを収納する外枠部材と、外枠部材周りに空間を設け
るように外枠部材の外部に装着された弾性変形可能な弾
性膜と、を有したことを特徴とする。
いて、前記弾性膜により形成された空間内に弾性変形可
能な緩衝部材を配置したことを特徴とする。
請求項2において、弾性変形して外枠部材に弾性膜の端
部を固着するリング状の弾性締結部材により弾性膜が締
結されていることを特徴とする。
請求項3のいずれかににおいて、前記外枠部材は一段低
くされた段部を有し、前記弾性膜は前記弾性締結部材に
より該段部に締結されていることを特徴とする。
明する。音を生じさせるドライバユニットを外枠部材が
収納し、この外枠部材の外部に装着された弾性変形可能
な弾性膜が外枠部材周りに空間を設ける。
ヤパッドが形成されることになるので、従来のウレタン
フォーム製のイヤパッドと異なって、イヤパッドの耐久
性が高められる。また、弾性膜が外枠部材周りに空間を
設けているので、耳の穴に差し込まれたときに弾性膜が
この空間側に容易に変形して耳とイヤホンとの間に隙間
が生じず、誰の耳の穴にもフィットするようになり、耳
とイヤホンとの間から音漏れせず低音域の音が十分に伝
達されることになる。
明する。本請求項も請求項1と同様の構成を有している
が、さらに以下のように作用する。本請求項では、弾性
変形可能な緩衝部材が弾性膜により形成された空間内に
配置される構成を有する。
かさ及び復元力の調整が可能となり、耳とイヤホンとの
間に隙間が一層生じないようになる。
明する。本請求項も請求項1及び請求項2と同様の構成
を有しているが、さらに以下のように作用する。本請求
項では、リング状の弾性締結部材が弾性変形して外枠部
材に弾性膜の端部を固着する構成となっている。
枠部材に固着するので、外枠部材から弾性膜が脱落する
ことが確実に無くなり、イヤパッドの耐久性が一層高め
られる。
明する。本請求項も請求項1から請求項3までと同様の
構成を有しているが、さらに以下のように作用する。本
請求項では、外枠部材が一段低くされた段部を有し、弾
性膜の端部に形成された弾性締結部材が弾性変形して、
この外枠部材の段部に弾性膜の端部を固着する構成とな
っている。
である弾性膜の端部を外枠部材の段部に固着するので、
外枠部材から弾性膜が脱落することが確実に無くなり、
イヤパッドの耐久性が一層高められる。
から図6に示し、これらの図に基づき本発明の実施の形
態を説明する。
パイプ12Aを有すると共にコード34を内蔵する為の
筒状部12が、イヤホン10の外枠を形成する合成樹脂
製のハウジング14の基端側に連結されており、このハ
ウジング14の先端部に、コイル及び振動板等により構
成されるドライバユニット16が配置されている。ドラ
イバユニット16では、テープレコーダやラジオ等の機
器からコード34を介して送られた電気信号に基づいて
振動板が振動して音響を生じさせる。
ット16の背面側の壁部には、ハウジング14に形成さ
れた貫通孔を塞ぐように制動材とされるダンパ36が接
着等で固定されている。
グ14の先端部には、中央部分が十字状に形成され且つ
外周側に一段低く形成された段部18Aを有したプロテ
クタ18が配置され、このプロテクタ18がドライバユ
ニット16を保護している。さらに、このプロテクタ1
8の外周面側には、プロテクタ18と同様に外周側に一
段低く形成された段部20Aを有した金網20が設置さ
れている。
ロテクタ18の外周側には、リング状に形成された保持
リング24が配置されており、この保持リング24でこ
れらドライバユニット16の外周部分及びプロテクタ1
8の外周部分が挟持されている。
8、金網20及び保持リング24がドライバユニット1
6を収納する外枠部材を構成することになる。
ング24には、それぞれ静圧対策としての貫通穴18
B、24Bが形成されている。
外周側には、リング状で断面が略C字型に形成されたシ
リコンゴム製の弾性膜であるイヤパッド26が配置され
ている。つまり、柔らかいタイヤ状で弾性変形可能なイ
ヤパッド26が保持リング24周りに空間Sを設けるよ
うに保持リング24の外部に装着されている。そして、
イヤパッド26により形成された保持リング24の外側
の空間S内に弾性変形可能な多孔質でリング状に形成さ
れたウレタンフォーム製の緩衝部材28が配置される。
は一段細く形成された支持部14Aとされており、この
支持部14Aがイヤパッド26の一端部によりリング状
に覆われている。そして、このイヤパッド26の一端部
が、リング状の第1の弾性締結部材であるゴムリング3
2により、支持部14Aに一周にわたって締結されてい
る。この為、ゴムリング32が、弾性変形してハウジン
グ14の支持部14Aにイヤパッド26の一端部を固着
することになる。
パッド26の他端部をリング状に太くした第2の弾性締
結部材である厚肉部26Aが形成されており、この厚肉
部26Aが弾性変形して、プロテクタ18及び金網20
の段部18A、20Aにイヤパッド26の厚肉部26A
自体を固着し、さらに、この厚肉部26Aがプロテクタ
18及び金網20の段部18A、20Aと保持リング2
4の下部との間で挟持されている。
2、厚肉部26A及び保持リング24等によりイヤパッ
ド26はドライバユニット16から外れ難くなってい
る。
作用を説明する。音を生じさせるドライバユニット16
をハウジング14、プロテクタ18、金網20及び保持
リング24により構成される外枠部材が収納し、この外
枠部材の外部に装着された弾性変形可能なイヤパッド2
6が外枠部材を構成する保持リング24周りに空間Sを
設ける。
な緩衝部材28がイヤパッド26により形成された空間
S内に配置されている。
形成されることになるので、従来のウレタンフォーム製
で多孔質のイヤパッドと異なって、イヤパッド26の耐
久性が高められる。また、イヤパッド26が保持リング
24周りに空間Sを設けているので、耳の穴にイヤホン
10が差し込まれたときに、イヤパッド26がこの空間
S側に容易に変形して耳とイヤホン10との間に隙間が
生じず、誰の耳の穴にもフィットするようになる。この
結果、耳とイヤホン10との間から音漏れせず低音域の
音が十分に伝達されることになる。
Bで表す従来のイヤパッドを採用したイヤホンと比較し
て、特性曲線Aで表す本実施の形態のイヤパッド26を
採用したイヤホン10は20Hzから1000Hzまで
の低音域で確実に音が伝達されていることがわかる。
ド26の柔らかさ及び復元力の調整が可能となり、耳と
イヤホン10との間に隙間が一層生じないようになる。
及び金網20が一段低くされた段部18A、20Aを有
し、イヤパッド26の端部にリング状に太く形成された
厚肉部26Aが弾性変形して、このプロテクタ18及び
金網20の段部18A、20Aにイヤパッド26の端部
が固着されており、さらに、リング状のゴムリング32
が弾性変形してハウジング14にイヤパッド26の別の
端部を固着するようになっている。
がイヤパッド26の両端部をプロテクタ18、金網20
及びハウジング14にそれぞれ固着するので、プロテク
タ18、金網20及びハウジング14からイヤパッド2
6が脱落することが確実に無くなり、イヤパッド26の
耐久性が一層高められる。そして、使用者がイヤパッド
26をハウジング14に被せる必要がないので、使用者
の便宜が図られることにもなる。
り形成された空間内に緩衝部材が配置されているが、緩
衝部材を使用しなくとも、イヤパッドの材質或いは厚み
等を適宜調整することにより、本発明の作用、効果を達
成することが可能である。
ム製で断面が略C字型に形成されたイヤパッドを採用し
たが、他の弾性を有するゴム材等によりイヤパッドを形
成しても良く、略C字型でなく断面を密閉された円環状
にイヤパッドを形成しても良い。
孔質のウレタンフォーム製としたが、弾性変形し得る他
の材質を採用しても良い。
よれば、イヤパッドの耐久性が高められると共に音洩れ
が防止されるという効果が得られる。
である。
である。
である。
である。
れるプロテクタの正面図である。
とデシベルとの関係を従来のイヤホンとの対比で説明す
るグラフを表す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 音を生じさせるドライバユニットと、 ドライバユニットを収納する外枠部材と、 外枠部材周りに空間を設けるように外枠部材の外部に装
着された弾性変形可能な弾性膜と、 を有したことを特徴とするイヤホン。 - 【請求項2】 請求項1記載のイヤホンにおいて、前記
弾性膜により形成された空間内に弾性変形可能な緩衝部
材を配置したことを特徴とするイヤホン。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のイヤホンに
おいて、弾性変形して外枠部材に弾性膜の端部を固着す
るリング状の弾性締結部材により弾性膜が締結されてい
ることを特徴とするイヤホン。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
のイヤホンにおいて、前記外枠部材は一段低くされた段
部を有し、前記弾性膜は前記弾性締結部材により該段部
に締結されていることを特徴とするイヤホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02416698A JP4123555B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | イヤホン |
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---|---|---|---|
JP02416698A JP4123555B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | イヤホン |
Publications (2)
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JP4123555B2 JP4123555B2 (ja) | 2008-07-23 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP02416698A Expired - Fee Related JP4123555B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | イヤホン |
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1998
- 1998-02-05 JP JP02416698A patent/JP4123555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP4123555B2 (ja) | 2008-07-23 |
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