JPH11224701A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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Publication number
JPH11224701A
JPH11224701A JP10023627A JP2362798A JPH11224701A JP H11224701 A JPH11224701 A JP H11224701A JP 10023627 A JP10023627 A JP 10023627A JP 2362798 A JP2362798 A JP 2362798A JP H11224701 A JPH11224701 A JP H11224701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
terminal fitting
contact
terminal
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10023627A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Fujii
雅康 藤井
Hitoshi Okumura
均 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10023627A priority Critical patent/JPH11224701A/ja
Publication of JPH11224701A publication Critical patent/JPH11224701A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄型でなおかつ圧接タイプの端子金具を提供
する。 【解決手段】 タブ11の後方には電線を圧接するため
の圧接刃13が設けられ、側壁板16の後端部には、内
側へ三角形状に叩き出された治具当て部19が形成され
ている。端子金具10をハウジング内に挿入する際に
は、治具を治具当て部19に宛うことにより端子金具1
0を前向きに挿入することができる。端子金具10を挿
入した後は、圧接刃13に対して電線を圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧接端子金具として、図6に示す
ものがある。この圧接端子金具1は、全体として細長
く、前端部が相手側端子金具(図示せず)と嵌合接続さ
れるタブ2とされているとともに、後端部の上面に前後
一対の圧接刃3が固着されている。この圧接端子金具1
をハウジングのキャビティ(図示せず)に収容する際に
は、そのタブ2をキャビティの前面壁に貫通させて反対
側へ突出させる必要があるため、キャビティへの装着は
後方から挿入するようにして行われる。そして、キャビ
ティに圧接端子金具1を挿入した状態で圧接刃3に電線
(図示せず)が圧接される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように電線を圧接
する前の圧接端子金具1をキャビティに挿入する場合に
は、治具を圧接端子金具1の後端に宛って押し込むこと
が必要である。ところが、圧接端子金具1の後端部には
薄い縁部4が存在するだけであり、しかもこの薄い縁部
4は挿入の際にキャビティの内面に沿うようになるの
で、治具を確実に当接させることは困難である。このよ
うな事情から、従来では、雄型でなおかつ圧接タイプの
端子金具は使用されていなかった。本願発明は上記事情
に鑑みて創案され、雄型でなおかつ圧接タイプの端子金
具を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前端
に相手側端子と接続されるタブを有し、ハウジング内に
前向きに挿入される端子金具であって、前記タブの後方
に電線を圧接するための圧接刃が形成されているととも
に、後端部に後方からの治具の当接を可能とする治具当
て部が形成されている構成とした。請求項2の発明は、
製造過程における曲げ加工前の展開状態では後端の連結
部を介してキャリアに連結されている請求項1の端子金
具であって、前記治具当て部が前記連結部から外れた位
置に形成されている構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>本発明の端
子金具をハウジング内に挿入する際には、治具を治具当
て部に宛うことにより端子金具を前向きに挿入すること
ができる。そして、端子金具を挿入した後、圧接刃に対
して電線を圧接する。 <請求項2の発明>キャリアとの連結部以外の位置に治
具当て部を配したので、キャリアに繋がっている状態で
形成することができ、例えばキャリアから切り離した端
子金具に治具当て部を形成する場合と比較すると、端子
金具を1個ずつ供給したり位置決めしたりする機構が不
要となり、ひいては加工機の構造の簡素化を図ることが
可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。本実施形態の端子金具10は、プレスにより所定形
状に打ち抜かれた後に曲げ加工を施すことによって製造
され、全体として前後方向に細長い形状となっている。
端子金具10の前端には、相手側の雌端子金具(図示せ
ず)と嵌合接続されるタブ11が前方へ細長く突出する
形態で形成されている。また、端子金具10の後部側に
は、電線(図示せず)を圧接させるための圧接刃13を
有する前後2枚のブレード12が形成されている。ブレ
ード12は、底板部14の一部を前後両方から曲げ起こ
してなり、その左右両側縁の突起15を底板部14から
立ち上げた左右両側壁板16の係止孔17に係合させる
ことにより起立姿勢に保持されている。圧接刃13は、
上方に開口する縦方向のスリット状をなし、この圧接刃
13に対して前後方向に向けた電線が上から押し込まれ
ると、電線の樹脂被覆部が圧接刃13により切開されて
芯線とブレード12とが導通可能に接触する。
【0007】この圧接刃13を支えている左右両側壁板
16は、圧接刃13よりもさらに後方へ延出されてお
り、その後端部の下縁同士が底板後部18によって連結
されている。そして、この両側壁板16の後端縁には一
対の治具当て部19が形成されている。この治具当て部
19は、側壁板16の後端縁部を内側へ三角形状に叩き
出すことによって形成され、後面から視ると側壁板16
のほぼ中央高さにおいて「>」字形及び「<」字形に突
出している。形状端子金具10をハウジング20のキャ
ビティ21に挿入する際には、この治具当て部19に対
して治具22が後方から宛われるようになっている。
【0008】次に、本実施形態の端子金具10の製造工
程を説明する。製造工程では、まず金属板材をプレスに
より打ち抜き、図4に示すように、細長いキャリア23
に対して多数の展開状態の端子金具10Aが横向きに繋
がった状態とされる。各端子金具10Aは、その底板部
14となる部分の後端縁から延出する小片状の連結部2
4によりキャリア23に連結されている。そして、この
プレス工程又はプレスの後の工程で、連結部24の両側
の側壁板16となる部分の後端縁に、治具当て部19が
形成されている。即ち、治具当て部19は端子金具10
Aがキャリアに連結された状態で形成される。この後、
展開状態の端子金具10Aに対して曲げ加工が施され、
タブ11、圧接刃13等が形成され、図2に示すように
キャリア23に繋がった状態の端子金具10が得られ
る。そして、最後に連結部24を切断して各端子金具1
0をキャリアから切り離せば、本実施形態の端子金具1
0の製造が完了する。
【0009】次に、本実施形態の作用を説明する。端子
金具10はハウジング20のキャビティ21に対して後
方から前向き姿勢で挿入され、タブ11はキャビティ2
1の前面壁(図示せず)に貫通させて前方へ突出され
る。キャビティ21の上面には開口部25が形成されて
おり、ここから電線が押し込まれて圧接刃13に圧接さ
れる。さて、端子金具10をキャビティ21に挿入する
際には、図3に示すように角形断面の治具22を治具当
て部19に宛い、前方に押し込むようにすればよい。こ
の治具22を用いた挿入作業は、自動機と手動操作のい
ずれによっても行うことができる。
【0010】このように本実施形態の端子金具10は、
圧接タイプでありなおかつ前端にタブ11を有する雄型
の端子金具10であるが、後端に治具当て部19を設け
たので治具22を用いて前向きにキャビティ21へ挿入
することが可能となっている。また、治具当て部19は
キャリア23との連結部24以外の位置に配したので端
子金具10Aをキャリア23に連結した状態で治具当て
部19を形成することができる。即ち、例えばプレスの
後に別工程で治具当て部19を形成する場合には、キャ
リア23に繋がっている状態で多数の端子金具10Aを
連続的に供給しつつ治具当て部19を形成していくこと
ができる。これを、例えばキャリア23から切り離した
端子金具に治具当て部19を形成する場合と比較する
と、端子金具を1個ずつ供給したり位置決めしたりする
機構が不要となるため、加工機の構造の簡素化を図るこ
とが可能である。さらに、曲げ加工された端子金具10
に対して治具当て部19を形成する場合には、両側壁板
16の間隔が狭くなっているために叩き出しの加工に複
雑な機構が必要となるが、本実施形態では曲げ加工され
る前の平板状の端子金具10Aに対して治具当て部19
を形成するので、叩き出しの加工に際して装置が複雑に
ならずに済む。また、本実施形態では左右両側壁板16
同士が底板後部18によって連結されているので、側壁
板16の変位や変形が生じ難くなっている。これによ
り、治具22で治具当て部19を押圧する際に側壁板1
6が内側へ曲がったりすることがなくなり、押圧動作が
安定する。
【0011】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図5を参照して説明する。本実施形態の端
子金具30は、治具当て部を上記実施形態1とは異なる
構成としたものである。その他の構成については上記実
施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一
符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本
実施形態では、側壁板16同士を連結している底板後部
18の後端縁が治具当て部31とされている。端子金具
30をキャビティ21(図5には示さない)に挿入する
際には、治具当て部31に治具(図5には示さない)を
宛って前向きに押し込むことができる。
【0012】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)治具当て部の形状、数、位置は、上記実施形態の
ものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の端子金具の斜視図
【図2】キャリアに連結されている状態の斜視図
【図3】ハウジングに挿入した状態をあらわす背面図
【図4】キャリアに連結された展開状態をあらわす部分
平面図
【図5】実施形態2の端子金具の斜視図
【図6】従来例の端子金具の斜視図
【符号の説明】
10…端子金具 11…タブ 13…圧接刃 19…治具当て部 20…ハウジング 23…キャリア 24…連結部 30…端子金具 31…治具当て部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端に相手側端子と接続されるタブを有
    し、ハウジング内に前向きに挿入される端子金具であっ
    て、 前記タブの後方に電線を圧接するための圧接刃が形成さ
    れているとともに、後端部に後方からの治具の当接を可
    能とする治具当て部が形成されていることを特徴とする
    端子金具。
  2. 【請求項2】 製造過程における曲げ加工前の展開状態
    では後端の連結部を介してキャリアに連結されている請
    求項1の端子金具であって、前記治具当て部が前記連結
    部から外れた位置に形成されていることを特徴とする端
    子金具。
JP10023627A 1998-02-04 1998-02-04 端子金具 Pending JPH11224701A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10023627A JPH11224701A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 端子金具

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JP10023627A JPH11224701A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 端子金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11224701A true JPH11224701A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12115841

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10023627A Pending JPH11224701A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 端子金具

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JP (1) JPH11224701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6375521B2 (en) 2000-03-15 2002-04-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Male terminal fitting and a production method therefore

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6375521B2 (en) 2000-03-15 2002-04-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Male terminal fitting and a production method therefore

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