JPH11224418A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH11224418A
JPH11224418A JP2470898A JP2470898A JPH11224418A JP H11224418 A JPH11224418 A JP H11224418A JP 2470898 A JP2470898 A JP 2470898A JP 2470898 A JP2470898 A JP 2470898A JP H11224418 A JPH11224418 A JP H11224418A
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JP
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magnetic
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magnetic recording
polyurethane resin
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JP2470898A
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Shunji Tako
俊二 田高
Hidehiko Nakayama
英比古 中山
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生出力及び耐久性に優れた磁気記録媒体を
提供する。 【解決手段】 非磁性支持体上に、非磁性粉末と結合剤
を含有する中間層及び強磁性粉末と結合剤を含有する磁
性層をこの順で設けてなる磁気記録媒体において、上記
中間層に含有される結合剤が、スルホン酸金属塩基含有
ポリウレタン樹脂を少なくとも含有し、該スルホン酸塩
基の70%以上が芳香族セグメントに付加しており、か
つ該ポリウレタン樹脂のTgが10℃以下又はtanδ
ピーク温度が30℃以下であることを特徴とする磁気記
録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体に関
し、詳しくは再生出力及び耐久性に優れた磁気記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】塗布型
磁気記録媒体における結合剤のガラス転移温度(Tg)
に関する従来技術としては、例えば特開平1−9453
2号公報や特開平3−216812号公報に記載のもの
等が知られている。
【0003】上記公報に記載の従来技術について説明す
ると、特開平1−94532号公報には、表面性及び耐
久性の向上を目的とし、結合剤としてTgが30℃以上
のポリウレタン樹脂を用い、かつ磁性層の残留溶剤量が
特定の範囲となったときにカレンダー処理を施す磁気記
録媒体の製造方法が記載されている。
【0004】特開平3−216812号公報には、電磁
変換特性及び走行耐久性の向上を目的とし、下層磁性層
にTgが−50〜−10℃のポリウレタン樹脂を含み、
上層磁性層にTgが40℃超、100℃以下のポリウレ
タン樹脂を含む重層塗布型磁気記録媒体が記載されてい
る。
【0005】しかしながら、上記各公報に記載の従来技
術には以下に述べるような欠点があった。即ち、特開平
1−94532号公報に記載の技術によれば、カレンダ
ー処理後に磁性層を充分に乾燥させることが必要となり
生産性が劣る。また、同公報には重層塗布についての記
載がなく、同公報に記載の技術を重層塗布に応用した場
合の効果については不明である。また、特開平3−21
6812号公報に記載の技術によれば、下層磁性層に用
いられる強磁性粉末は、上層磁性層に用いられる強磁性
粉末に比べて保磁力の低いものを主としているため、短
波長領域の信号の記録ができない。従って、同公報に記
載の磁気記録媒体はデジタル記録には適さないものであ
る。
【0006】従って、本発明の目的は、再生出力及び耐
久性に優れた磁気記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、磁性層に結合剤として特定性状を有するポリウ
レタン樹脂を用いることにより、上記目的が達成され得
ることを知見した。
【0008】本発明は上記知見に基づきなされたもの
で、非磁性支持体上に、非磁性粉末と結合剤を含有する
中間層及び強磁性粉末と結合剤を含有する磁性層をこの
順で設けてなる磁気記録媒体において、上記中間層に含
有される結合剤が、スルホン酸金属塩基含有ポリウレタ
ン樹脂を少なくとも含有し、該スルホン酸塩基の70%
以上が芳香族セグメントに付加しており、かつ該ポリウ
レタン樹脂のTgが10℃以下又はtanδピーク温度
が30℃以下であることを特徴とする磁気記録媒体を提
供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気記録媒体につ
いて詳細に説明する。本発明の磁気記録媒体は、非磁性
支持体上に1層以上の磁性層を有する。また、該非磁性
支持体の裏面には、必要に応じてバックコート層が設け
られる。さらに、本発明の磁気記録媒体には、上記した
非磁性支持体、磁性層及びバックコート層以外に、更
に、上記非磁性支持体と上記磁性層又は上記バックコー
ト層との間に設けられるプライマー層や、長波長信号を
使用するハードシステムに対応してサーボ信号等を記録
するために設けられる他の磁性層等の他の層を設けても
よい。
【0010】本発明の磁気記録媒体の構成を示す以下の
説明では、支持体の一方の面上に中間層及び磁性層をこ
の順で有する2層構造の磁気記録媒体について説明す
る。
【0011】先ず、上記中間層について説明する。該中
間層は非磁性粉末及び結合剤を含有する層であり、非磁
性の層であっても、磁性を有する層であっても構わな
い。該中間層が磁性を有する層(以下、第1の磁性層と
いう)である場合には、当然、更に磁性粉末が含有され
る。該中間層には、更に潤滑剤、研磨剤、カーボンブラ
ック、硬化剤を必要に応じて含有させることができる。
該中間層を設ける目的は、表面平滑性の向上及び媒体の
剛性確保である。
【0012】上記磁性粉末としては、強磁性粉末が好ま
しく用いられ、該強磁性粉末としては軟磁性粉末及び硬
磁性粉末のいずれもが好ましく用いられる。該軟磁性粉
末の種類は特に制限されないが、通常磁気ヘッドや電子
回路等のいわゆる弱電機器に用いられているものが好ま
しく、例えば近角聡信著「強磁性体の物理(下)磁気特
性と応用」(裳華房、1984年)第368〜376頁
に記載されているソフト磁性材料(軟磁性材料)を使用
でき、具体的には酸化物軟磁性粉末を使用することがで
きる。
【0013】上記酸化物軟磁性粉末の保磁力は、通常
0.008〜12.0kA/mであり、飽和磁化は、通
常30〜90Am2 /kgである。また金属軟磁性粉末
の保磁力は通常0.0016〜8.0kA/mであり、
飽和磁化は通常50〜500Am2 /kgである。
【0014】また上記軟磁性粉末の形状は特に制限され
ないが、球状、板状、針状等が挙げられ、その大きさは
5〜800nmであることが好ましい。
【0015】また、上記硬磁性粉末としては、例えば、
γ−Fe2 3 、Co被着γ−Fe 2 3 等の酸化鉄系
磁性粉末、鉄単独又は鉄を主体とする強磁性金属粉末、
及び六方晶系フェライト粉末等が挙げられる。
【0016】上記強磁性金属粉末としては、金属分が5
0重量%以上であり、該金属分の60重量%以上が鉄で
ある強磁性金属粉末が挙げられる。該強磁性金属粉末の
具体例としては、例えばFe、Fe−Co、Fe−N
i、Fe−Al、Fe−Ni−Al、Fe−Co−N
i、Fe−Co−Al、Fe−Ni−Al−Zn、Fe
−Al−Si等の合金の粉末が挙げられる。
【0017】上記酸化鉄系磁性粉末及び鉄を主体とする
強磁性金属粉末では、その形状は針状又は紡錘状である
ことが好ましい。そしてその長軸長は、好ましくは0.
05〜0.15μm、更に好ましくは0.05〜0.1
2μmである。また、好ましい針状比は2〜10、好ま
しい粒径は、X線法で測定した値として、100〜25
0Åであり、好ましいBET比表面積は40m2 /g以
上、より好ましくは45〜70m2 /g、さらに好まし
くは50〜70m2 /gである。
【0018】また、上記六方晶系フェライトとしては、
微小平板状のバリウムフェライト及びストロンチウムフ
ェライト並びにそれらのFe原子の一部がTi、Co、
Ni、Zn、V等の原子で置換された磁性粉末等が挙げ
られる。また、該六方晶系フェライト粉末は、好ましい
板径が0.02〜0.07μmであり、好ましい板状比
が2〜7であり、好ましいBET比表面積が30〜60
2 /gである。
【0019】上記強磁性粉末の保磁力は、120〜21
0kA/mであることが好ましく、特に125〜200
kA/mであることが好ましい。上記範囲内であれば全
波長領域でのRF出力が過不足なく得られ、しかもオー
バーライト特性も良好となる。
【0020】また、上記酸化鉄系磁性粉末及び強磁性金
属粉末の飽和磁化は、100〜180Am2 /kgであ
ることが好ましく、特に110〜160Am2 /kgで
あることが好ましい。また、上記六方晶系フェライト粉
末の飽和磁化は、30〜70Am2 /kgであることが
好ましく、特に45〜70Am2 /kgであることが好
ましい。上記範囲内であれば十分な再生出力が得られ
る。
【0021】また、上記磁性粉末には、必要に応じて希
土類元素や遷移金属元素を含有させることができる。
【0022】本発明においては、上記磁性粉末の分散性
等の向上させるために、該磁性粉末に表面処理を施して
もよい。上記表面処理は、「Characterization of Powd
er Surfaces 」(Academic Press)に記載されている方
法等と同様の方法により行うことができ、例えば上記磁
性粉末の表面を無機質酸化物で被覆する方法が記載され
ており、好適に採用することができる。この際、用いる
ことができる上記無機質酸化物としては、Al2 3
SiO2 、TiO2 、ZrO2 、SnO2 、Sb
2 3 、ZnO等が挙げられ、使用に際してはこれらを
単独で用いても2種以上を併用してもよい。なお、上記
表面処理は上記の方法以外にシランカップリング処理、
チタンカップリング処理及びアルミニウムカップリング
処理等の有機処理によっても行うことができる。
【0023】上記非磁性粉末としては、例えば、グラフ
ァイト、酸化チタン、硫酸バリウム、硫化亜鉛、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、二酸化マグネシウム、二硫化タ
ングステン、二硫化モリブテン、窒化ホウ素、二酸化
錫、二酸化珪素、非磁性の酸化クロム、アルミナ、炭化
珪素、酸化セリウム、コランダム、人造ダイヤモンド、
非磁性の酸化鉄(ベンガラ)、ザクロ石、ガーネット、
ケイ石、窒化珪素、炭化モリブテン、炭化ホウ素、炭化
タングステン、炭化チタン、ケイソウ土、ドロマイト、
樹脂性の粉末等が挙げられる。これらの中でも非磁性の
酸化鉄、酸化チタン、アルミナ、酸化珪素、窒化珪素、
窒化ホウ素等が好ましく用いられる。これら非磁性粉末
は単独で用いても、2種以上併用してもよい。
【0024】上記非磁性粉末の形状は、球状、板状、針
状、無定状のいずれでもよく、また、その大きさは、球
状、板状、無定形のものの場合は、5〜200nmであ
ることが好ましく、また、針状のものは、長軸長が20
〜300nmで針状比が3〜20であることが好まし
い。
【0025】上記非磁性粉末には、上記磁性粉末と同様
に必要に応じて、希土類元素や遷移元素を含有させるこ
とができる。また、上記非磁性粉末の分散性等を向上さ
せるために、該非磁性粉末に上記磁性粉末と同様の表面
処理を施すことができる。
【0026】上記非磁性粉末の配合割合は、上記磁性粉
末100重量部に対して、100〜1000重量部、好
ましくは125〜750重量部であり、更に好ましい量
は、150〜500重量部である。
【0027】上記カーボンブラックとしては、ゴム用フ
ァーネス、ゴム用サーマル、カラー用ブラック、アセチ
レンブラック、ケッチエンブラック等が挙げられ、その
詳細は「カーボンブラック便覧」(カーボンブラック協
会編)等に記載されている。なお、このカーボンブラッ
クは、本明細書においては上記非磁性粉末に含まれな
い。
【0028】上記結合剤としては、熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、及び反応型樹脂等が挙げられ、使用に際して
は単独又は併用して用いることができる。上記結合剤の
具体例としては、塩化ビニル系の樹脂、ポリエステル、
ポリウレタン、ニトロセルロース、エポキシ樹脂等が挙
げられ、その他にも、特開昭57−162128号公報
の第2頁右上欄第19行〜第2頁右下欄第19行等に記
載されている樹脂等が挙げられる。さらに、上記結合剤
は、分散性等向上のために極性基を含有してもよい。
【0029】本発明では、上記結合剤としてスルホン酸
金属塩基含有ポリウレタン樹脂を少なくとも含有する。
該スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン樹脂において
は、スルホン酸金属塩基の70%以上が芳香族セグメン
トに付加していることが必要であり、この値が70%未
満では、磁性粉末への吸着性が低下し、分散性が悪化す
ると共に、強固な三次元編目構造が形成されず、耐久性
が低下する。脂肪族系のスルホン酸金属塩基では、磁性
粉末への吸着性が良好でなく、分散性、耐久性に劣る。
【0030】また、上記スルホン酸金属塩基含有ポリウ
レタン樹脂は、Tgが10℃以下又はtanδピーク温
度が30℃以下であることが必要である。Tgが10℃
を越えたり、あるいはtanδピーク温度が30℃を越
えた場合には、カレンダー性が低下し、充分に平滑な表
面粗さが得られず、出力特性が不十分である。なお、こ
こでいうtanδピーク温度とは、ポリウレタン樹脂全
体の動的粘弾性測定でのtanδピーク温度をいう。
【0031】上記スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン
樹脂は、、スルホン酸金属塩基をイオウ量換算で0.0
2〜0.6重量%含有することが望ましい。イオウ量
(スルホン酸金属塩基量)が0.02重量%よりも少な
いと、磁性粉末への吸着性が弱まり、分散性が低下す
る。イオウ量(スルホン酸金属塩基量)が0.6重量%
よりも多いと、他の極性基との相互作用が強まり、塗料
の流動性が悪化する。
【0032】上記スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン
樹脂は、数平均分子量(Mn)が5000〜5000
0、かつOH基が5000〜25000当量であること
が望ましい。数平均分子量が5000よりも小さいと、
架橋が充分に行われず、耐久性が低下する。数平均分子
量が50000よりも大きいと、磁性粉末への吸着性が
弱まると共に、塗料の流動性が低下する。また、OH基
が5000当量より小さいと、硬化剤との反応性が高す
ぎ、ポットライフが短くなり塗料の安定性が低下する。
OH基が25000当量より大きいと、架橋反応が充分
に行われず、耐久性が低下する。
【0033】上記結合剤の配合割合は、上記磁性粉末1
00重量部に対して、5〜200重量部が好ましく、5
〜70重量部が更に好ましい。また、上記スルホン酸金
属塩基含有ポリウレタン樹脂は上記結合剤中に10重量
%以上含有することが好ましい。尚、上記結合剤は、後
述する様に、第1の磁性層の上に設けられる第2の磁性
層中に含有せしめると好ましいものであるが、本実施形
態のように重層型磁気記録媒体では、第1の磁性層が耐
久性、剛性又は平滑性の支配因子として大きい。従っ
て、第1の磁性層中に含有せしめることが必須かつ重要
である。
【0034】上記第1の磁性層の形成に用いられる磁性
塗料(第1の磁性塗料)に含有される溶剤としては、ケ
トン系の溶剤、エステル系の溶剤、エーテル系の溶剤、
芳香族炭化水素系の溶剤及び塩素化炭化水素系の溶剤等
が挙げられ、具体的には上記特開昭57−162128
号公報の第3頁右下欄17行〜第4頁左下欄10行等に
記載されている溶剤を用いることができる。
【0035】上記溶剤の配合割合は、上記磁性粉末10
0重量部に対して、80〜500重量部が好ましく、1
00〜350重量部が更に好ましい。
【0036】また、上記第1の磁性塗料には、分散剤、
潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防黴剤、効黴剤
及び硬化剤等の通常の磁気記録媒体に用いられる添加剤
を必要に応じて添加することができる。上記添加剤とし
て具体的には、上記特開昭57−162128号公報の
第2頁左下欄6行〜第2頁右下欄10行及び第3頁左下
欄6行〜第3頁右上欄18行等に記載されている種々の
添加剤を挙げることができる。
【0037】上記第1の磁性層の厚さは、0.1〜2.
5μmであることが好ましく、0.2〜2.0μmであ
ることがより好ましく、特に0.3〜1.5μmである
ことが特に好ましい。上記範囲内であると、磁気記録媒
体は十分な曲げ剛性が得られる。
【0038】上記第1の磁性塗料を調製するには、例え
ば、上記磁性粉末、非磁性粉末及び結合剤を溶剤の一部
と共にナウターミキサー等に投入し予備混合して混合物
を得、得られた混合物を連続式加圧ニーダー等により混
練し、次いで、溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用
いて分散処理した後、潤滑剤等の添加剤を混合して、濾
過し、更に硬化剤や残余の溶剤を混合する方法等を挙げ
ることができる。
【0039】次に、第2の磁性層について説明する。第
2の磁性層は、通常、磁気記録媒体の最上層、即ち磁気
記録媒体の表面に存在する層であり、強磁性粉末と結合
剤とを少なくと含む層である。この第2の磁性層は強磁
性粉末、結合剤及び溶剤を主成分とする磁性塗料(第2
の磁性塗料)を用いて形成することができる。
【0040】上記強磁性粉末としては、第1の磁性層に
用いられる磁性粉末として例示したもののうち、鉄を主
体とする強磁性金属酸化物粉末、強磁性金属粉末、強磁
性六方晶系フェライト粉末等が好ましく用いられ、その
具体例は第1の磁性層に用いられる強磁性粉末として例
示したものと同様である。
【0041】上記第2の磁性層には、非磁性粉末が含有
されていてもよい。このような非磁性粉末としては、上
記第1の磁性層に用いられる非磁性粉末と同様のものが
使用される。
【0042】上記強磁性粉末又は非磁性粉末には、必要
に応じて、希土類元素や遷移元素を含有させることがで
きる。また、上記強磁性粉末又は非磁性粉末の分散性等
を向上させるために、該粉末に上記第1の磁性層に含有
される磁性粉末と同様の表面処理を施すことができる。
【0043】上記第2の磁性層には、カーボンブラック
が含有されることが望ましい。このようなカーボンブラ
ックとしては、上記第1の磁性層に用いられるカーボン
ブラックと同様のものが用いられる。
【0044】上記第2の磁性層に含有される結合剤とし
ては、磁気記録媒体の結合剤として通常用いられる熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂等が特に制限なく
用いられるが、好ましくは、上述した第1の磁性層に用
いられる結合剤と同様のもの、例えば、上述したスルホ
ン酸金属塩基含有ポリウレタン樹脂が用いられる。上記
結合剤の配合割合は、上記強磁性粉末100重量部に対
して、5〜200重量部が好ましく、5〜70重量部が
更に好ましい。
【0045】上記第2の磁性塗料に含有される溶剤とし
ては、上記第1の磁性層の形成に用いられる磁性塗料に
含有される溶剤と同様のものが用いられる。上記溶剤の
配合割合は、上記強磁性粉末100重量部に対して、8
0〜500重量部が好ましく、100〜350重量部が
更に好ましい。
【0046】また、上記第2の磁性塗料には、必要に応
じて、上記第1の磁性層の形成に用いられる磁性塗料に
添加される添加剤を添加することができる。
【0047】上記第2の磁性層の厚さは0.01〜1μ
mであることが好ましく、特に0.05〜0.5μmで
あることが好ましい。上記範囲内であると耐久性と電磁
変換特性のバランスが良い。
【0048】上記第2の磁性塗料を調製するには、例え
ば、上記強磁性粉末及び上記結合剤を溶剤の一部と共に
ナウターミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、
得られた混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、
次いで、溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用いて分
散処理した後、添加剤を混合して、濾過し、更に残余の
溶剤を混合する方法等を挙げることができる。
【0049】本発明の磁気記録媒体において用いられる
非磁性支持体は、通常公知のものを特に制限されること
なく用いることができるが、具体的には、特開平9−3
5246号公報第2欄第30〜42行に記載の高分子樹
脂からなる可撓性フィルムやディスク;Cu、Al、Z
n等の非磁性金属、ガラス、磁器、陶器等のセラミック
等からなるフィルム、ディスク、カード等を用いること
ができる。
【0050】可撓性フィルムやディスクを形成する高分
子樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリカ
ーボネート等が好ましい。使用に際しては、単独もしく
は2種以上併用して用いることができる。
【0051】また、本発明の磁気記録媒体において非磁
性支持体の裏面に必要に応じて設けられるバックコート
層は、公知のバックコート塗料を特に制限なく用いて形
成することができる。
【0052】本発明の磁気記録媒体は、8mmビデオテ
ープ、DATテープ等の磁気テープやフロッピーディス
ク等の磁気記録媒体として適用することができる。
【0053】次に、本発明の磁気記録媒体の製造方法の
概略を述べる。先ず、第1の磁性層を形成する第1の磁
性塗料と第2の磁性層を形成する第2の磁性塗料を調製
する。次いで、非磁性支持体上に第1及び第2の磁性塗
料とを第1及び第2の磁性層の乾燥厚みがそれぞれ上記
範囲の厚みとなるようにウエット・オン・ウエット方式
により同時重層塗布を行い、第1及び第2の磁性層の塗
膜を形成する。即ち、第2の磁性層は、第1の磁性層の
湿潤時に塗設・形成されているのが好ましい。この際の
塗布速度は50〜1000m/secとすることが望ま
しい。
【0054】次いで、上記したように塗膜を形成した
後、得られた塗膜に対して、磁場配向処理を行った後、
乾燥処理を行い巻き取る。この後、カレンダー処理を行
った後、更に必要に応じてバックコート層を形成する。
場合によっては、カレンダー処理を行う前にバックコー
ト層を形成し、その後、磁性層とバックコート層を共に
カレンダー処理することもできる。次いで、必要に応じ
て、例えば、磁気テープを得る場合には、40〜70℃
下にて、3〜72時間エージング処理し、所望の幅にス
リットする。
【0055】上記同時重層塗布方法は、特開平5−73
883号公報の第42欄第31行〜第43欄第31行等
に記載されており、第1の磁性層(中間層)を形成する
第1の磁性塗料(中間塗料)が乾燥する前に第2の磁性
層を形成する第2の磁性塗料を塗布する方法であって、
第1の磁性層と第2の磁性層との境界面が滑らかになる
と共に磁性層の表面性も良好になるため、ドロップアウ
トが少なく、高密度記録に対応でき、かつ塗膜(第1及
び第2の磁性層)の耐久性にも優れた磁気記録媒体が得
られる。
【0056】また、磁場配向処理は、第1の磁性塗料及
び第2の磁性塗料が乾燥する前に行われ、例えば、本発
明の磁気記録媒体が磁気テープの場合には、第2の磁性
塗料の塗布面に対して平行方向に約40kA/m以上、
好ましくは約80〜800kA/mの磁界を印加する方
法や、第1及び第2の磁性塗料が湿潤状態のうちに80
〜800kA/mのソレノイド等の中を通過させる方法
等によって行うことができる。
【0057】乾燥処理は、例えば、加熱された気体の供
給により行うことができ、この際、気体の温度とその供
給量を制御することにより塗膜の乾燥程度を制御するこ
とができる。乾燥条件としては、例えば熱風の温度を3
0〜120℃、風速を5〜35m/secとし、乾燥時
間を1〜60秒間とするのが好ましい。
【0058】また、カレンダー処理は、メタルロール及
びコットンロール若しくは合成樹脂ロール、メタルロー
ル及びメタルロール等の2本のロールの間を通すスーパ
ーカレンダー法等により行うことができる。
【0059】なお、本発明の磁気記録媒体の製造に際し
ては、必要に応じ、第2の磁性層表面の研磨やクリーニ
ング工程等の仕上げ工程を施すこともできる。また、第
1及び第2の磁性塗料の塗布は、通常公知の逐次重層塗
布方法により行うこともできる。
【0060】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
すると共にその有効性を例証する。しかしながら、本発
明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。な
お、以下の例中、「部」は特に断らない限り「重量部」
を意味する。
【0061】〔ポリウレタン樹脂の合成法〕ポリウレタ
ン樹脂の重付加反応は、全成分を同時に反応させるワン
ショット法と、まずシイソシアネート化合物過剰の条件
下でジイソシアネート化合物に長鎖ジオールを反応さ
せ、得られるイソシアネート基末端プレポリマーを鎖延
長剤により、さらに高分子化させるプレポリマー法とが
ある。ポリウレタン樹脂の場合、ワンショット法、プレ
ポリマー法のいずれの方法でも製造できる。反応方法は
原料を溶融状態で行う方法、溶液中で溶解して行う方法
が挙げられる。
【0062】反応触媒としては、オクチル酸第一錫、ジ
ブチル錫ジラウレート、トリエチルアミン等を用いても
よい。また、紫外線吸収剤、加水分解防止剤、酸化防止
剤等を、ポリウレタン樹脂の製造前、製造中あるいは製
造後に添加してもよい。ここで用いたポリウレタン樹脂
は表1及び表2の成分で構成される。なお、表1及び表
2の成分の配合割合は重量部基準である。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】〔実施例1〕下記の配合成分(硬化剤を除
く)を、それぞれニーダーにて混練し、次いで撹拌機に
て分散し、更にサンドミルにて微分散し、1μmのフィ
ルターにて濾過後、硬化剤を最後に添加して、下記組成
の第1及び第2の磁性塗料ならびにバックコート塗料を
それぞれ調製した。尚、ポリウレタン樹脂は、表1に示
す原料組成のポリエステルジオールを用い、表2に示す
原料組成で、公知の手段で合成した。
【0066】 <第2の磁性塗料> ・強磁性粉末 100部 (鉄を主体とする針状の強磁性金属粉末、長軸長:0.15μm、Hc:143 kA/m、σs:120Am2 /kg、BET比表面積:58m2 /g) ・スルホン酸基含有塩化ビニル系共重合体(結合剤) 12部 〔日本ゼオン製のMR110(商品名)〕 ・スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン樹脂A(結合剤) 8部 (数平均分子量35000、Tg0℃、tanδピーク値20℃、S含有量0. 1重量%、スルホン酸割合100%、OH基量(当量)17500) ・研磨材 8部 (α−アルミナ、一次粒子の平均粒径:0.3μm) ・カーボンブラック(一次粒子の平均粒径:30nm) 2部 ・ブチルステアレート(潤滑剤) 2部 ・硬化剤 4部 〔日本ポリウレタン工業(株)製のコロネートL(商品名)〕 ・メチルエチルケトン(溶剤) 100部 ・トルエン(溶剤) 60部 ・シクロヘキサノン(溶剤) 100部
【0067】 <第1の磁性塗料> ・強磁性粉末 60部 (微小平板状の六方晶系バリウムフェライト、板径:30nm、Hc:147k A/m、σs:55Am2 /kg、BET比表面積:38m2 /g) ・非磁性粉末 40部 (α−Fe2 3 、長軸長:0.2μm、BET比表面積:40m2 /g) ・スルホン酸基含有塩化ビニル系共重合体(結合剤) 12部 〔日本ゼオン製のMR110(商品名)〕 ・スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン樹脂A(結合剤) 8部 (数平均分子量35000、Tg0℃、tanδピーク値20℃、S含有量0. 1重量%、スルホン酸割合100%、OH基量(当量)17500) ・研磨材 5部 (α−アルミナ、一次粒子の平均粒径:0.3μm) ・カーボンブラック(一次粒子の平均粒径:30nm) 2部 ・ブチルステアレート(潤滑剤) 2部 ・硬化剤 4部 〔日本ポリウレタン工業(株)製のコロネートL(商品名)〕 ・メチルエチルケトン(溶剤) 100部 ・トルエン(溶剤) 60部 ・シクロヘキサノン(溶剤) 100部
【0068】 <バックコート塗料> ・カーボンブラック 40部 (一次粒子の平均粒子径:18nm) ・カーボンブラック 1.5部 (一次粒子の平均粒子径:75nm) ・ポリウレタン樹脂(結合剤) 50部 〔日本ポリウレタン工業(株)製のニッポラン2301(商品名)〕 ・ニトロセルロース(結合剤) 30部 〔旭化成工業(株)製のCelnova BTH 1/2 (商品名)〕 ・硬化剤 4部 〔武田薬品工業(株)製のポリイソシアネート、D−250N(商品名)〕 ・銅フタロシアニン 5部 ・潤滑剤(ステアリン酸) 1部 ・メチルエチルケトン(溶剤) 140部 ・トルエン(溶剤) 140部 ・シクロヘキサノン(溶剤) 140部
【0069】厚さ6μmのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムの表面に第1の磁性塗料及び第2の
磁性塗料を、第1の磁性層及び第2の磁性層の乾燥厚み
がそれぞれ所定の厚み(2μm及び0.3μm)となる
ように、ウェット・オン・ウェット方式により同時重層
塗布を行い、それぞれの塗膜を形成した。次いで、これ
らの塗膜が湿潤状態のうちに398kA/mのソレノイ
ド中を通過させ磁場配向処理を行い、30〜100℃に
て乾燥処理を行った後、巻き取った。この際、ソレノイ
ドを通過してから乾燥処理中に、磁場配向状態が変化し
ないようにソレノイド通過後の風量を調整した。次い
で、80℃、300kg/cmの条件でカレンダー処理
を行い、第1及び第2の磁性層を形成した。引き続き、
上記支持体の反対側の面上にバックコート塗料を乾燥厚
みが0.5μmになるように塗布し、90℃にて乾燥し
てバックコート層を形成し、巻き取った。その後、50
℃下にて16時間エージング処理を行った。最後に、8
mm幅にスリットして8mm幅の磁気テープを得た。
【0070】〔実施例2〜4及び比較例1〜4〕第1及
び第2の磁性塗料に含まれるポリウレタン樹脂を表3に
示されるように、ポリウレタン樹脂Aからポリウレタン
樹脂B〜Hに代えて用いた以外は、実施例1と同様にし
て磁気テープを得た。
【0071】なお、上記第1及び第2の磁性塗料に配合
されたポリウレタン樹脂のtanδピーク温度は以下の
様にして測定した。 〔tanδピーク温度の測定法〕動的粘弾性測定機〔T
OYO BALDWIN社製、RHEOVIBROND
DV−II−EP〕を使用し、測定周波数110Hz、歪
み量10μm、昇温速度2℃/minにて、サンプルサ
イズ4mm×15mm、厚さ30μmで、tanδのピ
ーク温度を測定した。
【0072】実施例1〜4及び比較例1〜4で得られた
磁気テープについて、表面粗さ(Ra及びRz)、光沢
度、角形比、相対出力及びスチル耐久について測定し
た。その結果を表4に示す。なお、表面粗さ、光沢度、
相対出力及びスチル耐久は下記に方法によって測定し
た。
【0073】<表面粗さ(Ra及びRz)>ZYGO
(ZYGO社製)等の測定装置を用いて、非接触のレー
ザー光干渉法により測定した。尚、測定エリアは0.1
7mm×0.17mmとし、カットオフフィルターは
0.25mmとした。
【0074】<光沢度>スガ試験機(株)製のデジタル
変角光沢計を用い、入射角及び受光角を60°にて測定
した。
【0075】<相対出力>市販8mmVTRを改造した
評価装置を用いて、得られた8mmカセットの磁気テー
プに7.7MHzの信号を記録し、これを再生した際の
出力(再生出力)を測定し、実施例1を0dBとした時
の相対値で示した。
【0076】<スチル耐久>上記相対出力と同じ評価装
置を用いて、スチルモードで出力を測定し、初期の出力
が50%以下にまで低下するまでの時間を測定した。
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】表4に示す結果から明らかなように、実施
例1〜4の磁気テープは、比較例1〜4の磁気テープに
比較して、相対出力が大きく、スチル耐久においても優
れている。また、実施例1〜4の磁気テープは、比較例
1〜4の磁気テープに比して、光沢度においても良好で
ある。
【0080】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明によれば、
表面性が良好で、再生出力が高く、しかも耐久性に優れ
た磁気記録媒体が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に、非磁性粉末と結合剤
    を含有する中間層及び強磁性粉末と結合剤を含有する磁
    性層をこの順で設けてなる磁気記録媒体において、 上記中間層に含有される結合剤が、スルホン酸金属塩基
    含有ポリウレタン樹脂を少なくとも含有し、該スルホン
    酸塩基の70%以上が芳香族セグメントに付加してお
    り、かつ該ポリウレタン樹脂のTgが10℃以下又はt
    anδピーク温度が30℃以下であることを特徴とする
    磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記中間層が強磁性粉末を含有すること
    を特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記スルホン酸金属塩基含有ポリウレタ
    ン樹脂が、スルホン酸金属塩基をイオウ量換算で0.0
    2〜0.6重量%含有し、数平均分子量(Mn)が50
    00〜50000、かつOH基が5000〜25000
    当量である請求項1又は2に記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 上記スルホン酸塩基含有ポリウレタン樹
    脂のスルホン酸金属塩基がポリエステルポリオールの芳
    香族成分に付加している請求項1、2又は3に記載の磁
    気記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006840A (ja) * 2001-06-25 2003-01-10 Sony Corp 磁気記録媒体

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