JPH11222914A - 排水桝及び排水桝用台座 - Google Patents

排水桝及び排水桝用台座

Info

Publication number
JPH11222914A
JPH11222914A JP3972398A JP3972398A JPH11222914A JP H11222914 A JPH11222914 A JP H11222914A JP 3972398 A JP3972398 A JP 3972398A JP 3972398 A JP3972398 A JP 3972398A JP H11222914 A JPH11222914 A JP H11222914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
basin
pedestal
connection port
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3972398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3685614B2 (ja
Inventor
Masahiro Shionoya
雅弘 塩野谷
Takayuki Ikeda
隆之 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP03972398A priority Critical patent/JP3685614B2/ja
Publication of JPH11222914A publication Critical patent/JPH11222914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3685614B2 publication Critical patent/JP3685614B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 桝本体部を安定した姿勢で簡単に設置するこ
とができる排水桝が求められていた。 【解決手段】 排水桝2は、地中に埋設される排水管路
に接続される接続口13,4を有し上部に掃除口が取付
けられる桝本体部7と、この桝本体部の下部に配設さ
れ、この桝本体部が載置される合成樹脂製の排水桝用台
座8とを備え、この排水桝用台座8は、前記桝本体部の
下側の外面形状9に対応する形状を有する収納用凹部1
0を形成することにより、この収納用凹部の内面のほぼ
全体を前記桝本体部7に接触させてこの桝本体部を支持
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設される
排水管路に接続される排水桝及び排水桝用台座に係り、
例えば、宅地内又は宅地外に設置される排水桝及びこの
排水桝に使用される台座に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭の風呂,台所の流し台,洗面所,ト
イレ等から排出される排水は、宅地内の地中に埋設され
た排水導入管を流れ、合流地点に設置された宅内桝で合
流したのち排水主管を流れ、宅地内又は宅地外に設置さ
れた公共桝とこれに接続される排水流出管とを介して、
宅地外の公共の下水道本管に排出される。
【0003】前記宅内桝は、宅地内に設置され、各種構
造のインバート部を有する桝のことであり、必要に応じ
てトラップが設けられている場合もある。前記公共桝
は、宅地内又は宅地外に設置されて、宅地内の排水を宅
地外の下水道本管に流し込むための最終の桝のことであ
る。公共桝,取付け桝と呼ばれる排水桝も宅内桝の一種
で、一般的には全て排水桝と呼ばれているものであり、
これらの排水桝は、硬質の塩化ビニル樹脂など合成樹脂
を材料として形成されている。宅内桝,公共桝など排水
桝には、上部に掃除口が取付けられ、この掃除口の上端
部は蓋により閉塞されている。前記排水導入管,宅内
桝,排水主管,公共桝,排水流出管及び公共の下水道本
管等により構成される排水管路は、雨水や地下水等いわ
ゆる不明水が浸入して排水の量が増加しないように全体
的に密閉構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排水桝の下部には、こ
の排水桝を設置するための脚部が設けられているが、排
水桝を軽量化するために、脚部はその底面の断面積が小
さいような細い形状をなしていることが多い。そのた
め、下水道工事で排水桝を設置する際に、安定性の悪い
場所だと、脚部が沈んで排水桝が不安定な姿勢になる場
合があった。特に、設置場所の地盤が軟弱な場合には脚
部の位置決めが更に難しいので、排水桝を安定した姿勢
で設置するのが困難であった。
【0005】脚部をしっかりと支持するために、例え
ば、実公昭50−39966号公報及び実開平7−10
044号公報等に記載されているような板材を使用し、
この板材の上に脚部を載せた状態で排水桝を設置する場
合もあった。排水桝をほぼ水平に位置決めするには、前
記従来の板材を水平に置く必要があるが、板材が小さい
と安定性に欠け、板材が大きいとこれを水平に設置する
のはかなり困難である。また、板材の板厚が薄いとその
剛性が低く、板材を厚くすると重くなって取扱いが困難
になる。
【0006】また、排水桝は複雑な形状をなしているの
で、設置後に土砂を埋め戻した際に、板材とその上に載
っている排水桝との間に、土砂が充填されていない空隙
部又は土砂の充填の不十分な部分が生じる恐れがある。
このような空隙部等があると、設置済みの排水桝に上部
から荷重が掛かることにより、排水桝が沈んだりその姿
勢が変化する可能性がある。すると、排水管路の勾配が
変わって、排水が逆流するといったトラブルが生じる恐
れがある。
【0007】ところで、排水を良好に自然流下させるた
めに、排水管路には、下流側にいくに従って位置が下が
るような上述の勾配(例えば、1/100ないし2/1
00の勾配)が設けられている。排水桝も排水管路の一
部を構成しているので、排水桝が排水管路の勾配とほぼ
同じ勾配を有していれば、排水桝への排水流入管及び排
水流出管の接続が容易になり、排水も排水桝の内部流路
を良好に流れることになる。
【0008】そのため、従来の排水桝には、排水桝自体
が所定の勾配を有するような形状に全体が一体的に成形
されたものが多かった。しかも、L形の曲がりタイプの
排水桝において排水の流れ方向が逆になる場合や、入口
側接続口が二つあるようなT形の排水桝において横方向
の排水流入位置が180度反対側になるような場合に
は、それぞれの形状及び勾配に合うような専用の金型に
より、異なる種類の排水桝を成形する必要があった。そ
の結果、専用金型及び排水桝が極めて多種類になり、製
造,製品管理等が煩雑でコストもかかっていた。
【0009】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、桝本体部を安定した姿勢で簡単に設置す
ることができる排水桝及び排水桝用台座を提供すること
を目的とする。また、本発明の別の目的は、排水桝に勾
配を設ける場合に桝本体部の種類を少なくすることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る排水桝は、地中に埋設される排水管路
に接続される接続口を有し上部に掃除口が取付けられる
桝本体部と、この桝本体部の下部に配設され、この桝本
体部が載置される合成樹脂製の排水桝用台座とを備え、
この排水桝用台座は、前記桝本体部の下側の外面形状に
対応する形状を有する収納用凹部を形成することによ
り、この収納用凹部の内面のほぼ全体を前記桝本体部に
接触させてこの桝本体部を支持している。
【0011】前記桝本体部は、筒状の桝本体と、排水流
入管を接続するために前記桝本体に設けられた少なくと
も一つの入口側接続口と、排水流出管を接続するために
前記桝本体に設けられた出口側接続口と、前記桝本体の
下部に設けられた脚部とを備え、前記排水桝用台座は、
上から見た時の全体の外形がほぼ矩形状になるように合
成樹脂製発泡体により一体的に形成された成形体で、前
記排水桝用台座の底面をほぼ平面状にし、前記収納用凹
部は、前記桝本体の下面を支持するとともに、前記脚部
を収納するための脚部収納部が形成された桝本体支持面
と、この桝本体支持面に連続して形成され前記入口側接
続口の下面を支持する入口側接続口支持面と、前記桝本
体支持面に連続して形成され前記出口側接続口の下面を
支持する出口側接続口支持面とにより構成されているの
が好ましい。
【0012】本発明に係る排水桝用台座は、地中に埋設
される排水管路に接続される接続口を有し上部に掃除口
が取付けられる桝本体部の下部に配設され、この桝本体
部が載置される合成樹脂製の排水桝用台座であって、前
記桝本体部の下側の外面形状に対応する形状を有する収
納用凹部が形成され、この収納用凹部の内面のほぼ全体
を前記桝本体部に接触させてこの桝本体部を支持してい
る。
【0013】前記排水桝及び排水桝用台座は、前記排水
管路の勾配にほぼ一致するように前記収納用凹部の全体
に所定の勾配を設けることにより、前記桝本体部が、前
記排水桝用台座に載置された状態で前記排水管路の前記
勾配とほぼ同一の勾配を有するように構成するのが好ま
しい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明における排水桝の実
施の形態の一例を、図1ないし図5を参照して説明す
る。上述のように、排水桝には形状的に各種のものがあ
るが、下記の第1,第2の実施形態では、本発明を公共
桝に適用した例を示している。
【0015】(第1の実施形態)図1は第1の実施形態
に係る公共桝の分解斜視図、図2は前記公共桝の組立斜
視図、図3は前記公共桝を使用した排水管路の部分断面
図である。図1ないし図3に示すように、各家庭の流し
台,風呂など排水発生源から排出される排水は、排水発
生源に接続された排水導入管を流れて合流地点で排水流
入管(排水主管)1に合流する。この合流地点には、排
水桝の一つである宅内桝が排水発生源毎に設置されてい
る。
【0016】宅内桝を通って排水流入管1を流れた排水
は、宅地内又は宅地外に設置された別の排水桝である公
共桝2を通り、排水流出管3を流れて宅地外の大口径の
公共の下水道本管に合流する。この下水道本管は、宅地
外の道路等の地下深く埋設されている。公共桝2は、排
水をスムーズに自然流下させるために、下水道本管の斜
め上方に位置するように地中に埋設されている。
【0017】傾斜して設置される排水流出管3の下流側
が下水道本管に接続され、排水流出管3の上流側は、公
共桝2の出口側接続口4に接続されている。排水導入
管,宅内桝,排水流入管1,公共桝2,排水流出管3及
び下水道本管等により、地中に埋設されて所定の勾配を
有する排水管路5が構成されている。下水道工事に際し
ては、まず、自治体の行ういわゆる面整備事業等で、下
水道本管から排水流出管3及び公共桝2までを接続して
埋設設置し、その後、宅地内に家屋等を建築する際に、
宅地内の排水管路5を設置する下水道工事を行う。
【0018】次に、公共桝2について説明する。公共桝
2は、地中に埋設される排水管路5に接続される接続口
(出口側接続口4及び入口側接続口13)を有するとと
もに上部に掃除口6が取付けられる桝本体部7と、桝本
体部7の下部に配設され、桝本体部7が載置される合成
樹脂製の排水桝用台座としての公共桝用台座(以下、台
座と記載)8とを備えている。台座8は、桝本体部7の
下側の外面形状9に対応する形状を有する収納用凹部1
0を形成することにより、収納用凹部10の内面のほぼ
全体を桝本体部7に接触させてこの桝本体部7を支持す
るようにしている。
【0019】桝本体部7は、硬質の塩化ビニル樹脂,ポ
リプロピレン,繊維強化プラスチック(FRP)など合
成樹脂を材料として成形されている。桝本体部7は、上
部に掃除口6が取付けられる筒状の桝本体12と、排水
流入管1を接続するために桝本体12に設けられた少な
くとも一つの入口側接続口13と、排水流出管3を接続
するために桝本体12に設けられた出口側接続口4と、
桝本体部7を設置するために桝本体12の下部に設けら
れた脚部11とを備えている。
【0020】接続筒14が、桝本体12の一部をなして
上方に一体的に突出形成されている。接続筒14は、掃
除管15の下端部が嵌合可能なソケット状の受口になっ
ているので、掃除管15は接続筒14に上方に向けて接
続される。掃除管15の上端には、地面部Gに位置する
蓋受け枠16が取付けられ、蓋受け枠16には、掃除口
6を閉塞するための蓋17が着脱自在に取付けられてい
る。接続筒14,掃除管15,蓋受け枠16及び蓋17
により、公共桝2用の掃除口6が構成されている。
【0021】桝本体12の側方には、複数(例えば、三
つ)の入口側接続口13が、90度ずつ離れた方向に一
体的に突出形成されている。公共桝2が設置された時に
縦方向(例えば、ほぼ垂直方向)を向く桝本体12の中
心軸線C1 に対して、各入口側接続口13の中心軸線C
2 は、ほぼ直交した横方向(即ち、ほぼ水平方向)を向
いているか、又は排水をながれ易くするために若干上方
に傾斜している。入口側接続口13はソケット状の受口
又はパイプ状の差口になっており、排水流入管1が嵌合
接続できるようになっている。
【0022】桝本体12の下部側方には、出口側接続口
4が入口側接続口13より下方に位置して一体的に突出
形成されている。出口側接続口4もソケット状の受口又
はパイプ状の差口になっており、排水流出管3が嵌合接
続できるようになっている。出口側接続口4の中心軸線
3 は、縦方向を向く桝本体12の中心軸線C1 に対し
て横方向を向いており、例えば、中心軸線C1 に対して
垂直になっているか、又は排水を流れ易くするために若
干下方に傾斜している。出口側接続口4は、隣の入口側
接続口13より90度離れた方向を向いているので、三
つの入口側接続口13と一つの出口側接続口4は十文字
状に配置されている。桝本体12の下部には、中心軸線
1 とほぼ平行に下方に突出して対向配置された一対の
脚部11が一体的に形成されている。脚部11は、桝本
体部7を安定した状態で設置するために設けられている
が、本発明では台座8を使用するので脚部11がない場
合であってもよい。
【0023】台座8は、上から見た時の全体の外形がほ
ぼ矩形状になるように発泡ポリスチレン樹脂により一体
的に形成された成形体になっており、台座8の底面30
がほぼ平面状をなしている。発泡ポリスチレン樹脂の成
形体は、空気を多量に内蔵しているので、軽量且つ安価
で衝撃緩衝性に優れ、任意の複雑な形状に加工すること
が容易で、土の中でも腐食せず寿命が長い等の利点を有
している。なお、台座8は、軽量で耐腐食性を有してい
ればよいので、ポリスチレン樹脂以外の合成樹脂、例え
ば、ポリウレタン樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピ
レン樹脂などの発泡体又はソリッドの成形体であっても
よい。また、これらの樹脂の再生品であってもよい。
【0024】台座8の上面31に形成された収納用凹部
10は、桝本体12の下面を支持する桝本体支持面33
と、桝本体支持面33に連続して形成され、入口側接続
口13の下面を支持する入口側接続口支持面34と、桝
本体支持面33に連続して形成され、出口側接続口4の
下面を支持する出口側接続口支持面35とにより構成さ
れている。桝本体支持面33は、桝本体12の下面と嵌
合可能な窪んだ形状になっており、桝本体支持面33に
は、一対の脚部11を収納するための一対の脚部収納部
32が形成されている。
【0025】桝本体部7が三つの入口側接続口13を有
しているので、台座8にも、三つの入口側接続口支持面
34が入口側接続口13に対応して90度ずつ離れた方
向に形成されている。入口側接続口支持面34は、入口
側接続口13の下面と嵌合可能なほぼ半円筒状に窪んだ
形状になっている。台座8に形成された出口側接続口支
持面35も、出口側接続口4の下面と嵌合可能なほぼ半
円筒状に窪んだ形状になって、出口側接続口4に対応す
る位置に設けられている。したがって、桝本体部7を図
1の矢印Bに示すように台座8に装着すれば、一対の脚
部11が一対の脚部収納部32に入り、収納用凹部10
の内面のほぼ全体が桝本体部7の下部に接触してこの桝
本体部7を支持する。これにより、図2に示すように台
座8を含む公共桝2が構成され、この公共桝2を設置現
場に設置することになる。
【0026】上述の面整備事業等の下水道工事では、公
共桝2に掃除口6を取付けて、下水道本管から排水流出
管3を介して公共桝2までの排水管路5の設置工事を行
う。この時、台座8の底面30の面積が大きく且つほぼ
平面状をなしているので、安定性の悪い場所でも、桝本
体部7を安定した姿勢で簡単に設置することができる。
台座8は、発泡ポリスチレン樹脂製で軽量であり、底面
30の面積が大きいので、例え設置場所が軟弱な地盤で
あっても、従来のように桝本体部7が沈んだり傾いたり
することは殆どなく、安定した状態で精度よく設置する
ことができる。また、台座8は軽量なので設置工事の際
の取扱いも容易である。全ての入口側接続口13の開口
部は、土砂や水等が桝本体部7内に浸入しないように密
閉用の蓋により閉塞し、この状態で公共桝2以降の排水
管路5を地中に埋設して、宅地内の下水道工事を待つこ
とになる。
【0027】その後、宅地内に家屋など建築物が建造さ
れる際の下水道工事では、宅地内の排水管路5の排水流
入管1が公共桝2に接続される。この場合には、公共桝
2及び掃除口6の周囲を掘り起こして、公共桝2を露出
させる。この作業時に、台座8の容積が大きいので、公
共桝2は動き難く位置ずれを殆ど起こさない。そして、
入口側接続口13に取付けてあった密閉用の蓋を取り外
して開口させ、排水流入管1を入口側接続口13に嵌合
接続する。
【0028】こうして、入口側接続口13に排水流入管
1を嵌合固定し、宅地内の排水管路5を公共桝2に接続
する作業が完了した後、土砂を埋め戻すことにより排水
管路5は地中に埋設される。この排水管路5において、
住宅の流し台等から排出された排水は、自然流下で排水
導入管,合流地点の宅内桝及び排水流入管1を流れ、公
共桝2を通って排水流出管3から下水道本管に流れ込
む。排水管路5を清掃する場合には、掃除口6の上部の
蓋17を取り外した状態で、掃除管15の上部開口部か
ら下方に向かって可撓性の掃除具を挿入すると、公共桝
2の内部,排水流入管1及び排水流出管3の清掃ができ
る。
【0029】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態に係る宅内桝の組立分解斜視図で図1相当図、
図5は宅内桝の使用例を示す概略平面図である。なお、
第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0030】図4に示す宅内桝40も排水桝の一種であ
り、排水管路に接続するための接続口がL形をなす曲が
りタイプである。宅内桝40は、入口側接続口41と出
口側接続口4とを有し上部に掃除口が取付けられる桝本
体部43と、桝本体部43の下部に配設され、桝本体部
43が載置される合成樹脂製の排水桝用台座である宅内
桝用台座(以下、台座と記載)44とを備えている。台
座44には、桝本体部43の下側の外面形状45に対応
する形状を有する収納用凹部46が形成されている。収
納用凹部46の内面のほぼ全体を桝本体部43に接触さ
せて、台座44で桝本体部43を支持している。
【0031】桝本体部43は、筒状の桝本体47と、排
水流入管1を接続するために桝本体47の下部側方に設
けられた入口側接続口41と、排水流出管3を接続する
ために桝本体47の下部側方に設けられた出口側接続口
4と、桝本体47の下部に設けられた脚部51とを備え
ている。入口側接続口41と出口側接続口4は、ほぼ9
0度離れた方向を向いて桝本体47に一体的に突出形成
されている。台座44は、上から見た時の全体の外形が
ほぼ正方形をなしており、収納用凹部46の構成以外は
第1の実施形態の台座8とほぼ同じ構成である。
【0032】収納用凹部46は、桝本体47の下面を支
持するとともに一対の脚部収納部32が形成された桝本
体支持面48と、桝本体支持面48に連続して形成さ
れ、入口側接続口41の下面を支持する入口側接続口支
持面49と、桝本体支持面48に連続して形成され、出
口側接続口4の下面を支持する出口側接続口支持面50
とにより構成されている。桝本体支持面48には、脚部
51を収納するための脚部収納部52が形成されてい
る。図4に示す軸線C1 ,C2 ,C3 は、水平に位置決
めされた台座44に対して仮に桝本体部43を同じく水
平に配置した場合の、桝本体47,入口側接続口41,
出口側接続口4の中心軸線をそれぞれ示している。
【0033】本実施形態では、排水管路5(図3)の勾
配にほぼ一致するように、台座44の収納用凹部46の
全体に所定の勾配を設けることにより、桝本体部43
が、台座44に載置された状態で排水管路5の前記勾配
とほぼ同一の勾配を有するようにしている。そのため
に、台座44において、出口側接続口支持面50に対し
て入口側接続口支持面49の位置を相対的に上方に配置
し且つ傾斜させている。即ち、入口側接続口41の中心
軸線C2 の方向に関して、入口側接続口支持面49の中
心軸線O2 を、桝本体部43が水平状態の時の入口側接
続口41の中心軸線C2 に対して所定角度θだけ上方に
傾斜するように、上流側を持ち上げている。
【0034】これと同様に、出口側接続口4の中心軸線
3 の方向に関しては、出口側接続口支持面50の中心
軸線O3 を、桝本体部43が水平状態の時の出口側接続
口4の中心軸線C3 に対して所定角度αだけ下方に傾斜
するように、下流側の位置を下げている。また、桝本体
支持面48も、入口側接続口支持面49と出口側接続口
支持面50との位置に対応させて、排水管路の勾配にほ
ぼ一致するように全体的に傾斜した形状になっている。
【0035】一方、桝本体部43自体には勾配は設けら
れていない。全体的に所定の勾配を有する収納用凹部4
6に桝本体部43を矢印Bに示すように装着し、収納用
凹部46の内面のほぼ全体を桝本体部43に接触させ
て、桝本体部43を台座44で支持する。この時、台座
44の底面30を水平状態にしておけば、桝本体47の
中心軸線C1aは、桝本体部43が水平状態の時の桝本体
47の中心軸線C1 より所定角度β傾いた状態になり、
入口側接続口41が上方に傾き、出口側接続口4が下方
に傾く。その結果、桝本体部43は、排水管路5の勾配
とほぼ同一の勾配を有して若干傾いた状態で台座44上
に載置されることになる。
【0036】このように、桝本体部43自体には勾配を
設けなくても、台座44の収納用凹部46に所定の勾配
を設けることにより、所望の勾配を有する宅内桝40を
容易に実現することができる。上方に傾いた入口側接続
口41の中心軸線と、排水流入管1の中心軸線とが精度
よく一致し、また、下方に傾いた出口側接続口4の中心
軸線と、排水流出管3の中心軸線とが精度よく一致する
ことになる。これにより、排水流出管3を出口側接続口
4に嵌合させて容易に接続することができ、同様に、排
水流入管1を入口側接続口41に嵌合させて容易に接続
することができる。
【0037】従来のように、勾配のある桝本体部を製造
する場合には、専用の金型を用いて塩化ビニル樹脂等に
より一体成形するので、その製造装置は大掛かりになり
製造コストも高い。これに対して、本実施形態によれ
ば、桝本体部43自体に勾配を設けなくても、成形の容
易な発泡ポリスチレン樹脂製などの台座44の収納用凹
部46に所定の勾配を設ければよいので、宅内桝40に
容易に且つ安価に所望の勾配を設けることができる。
【0038】図5(A)は、L形の曲がりタイプの排水
桝(例えば、宅内桝40)の場合を示しており、排水
は、矢印Dに示すように、桝本体部43の入口側接続口
41から桝本体47内を通って出口側接続口4に左曲が
りに流れる。一方、図5(B)に示すように、図5
(A)と同一のL形の曲がりタイプの桝本体部43を用
いて、排水を、矢印D1 に示すように、出口側接続口4
から入口側接続口41の方向に右曲がりに流したい場合
には、台座44の収納用凹部46の全体の勾配を変えれ
ばよい。即ち、出口側接続口支持面50(図4)に対し
て入口側接続口支持面49(図4)が相対的に下がるよ
うな勾配を、収納用凹部46の全体に設けることにな
る。このように、排水の流れ方向が左曲がり(図5
(A))及び右曲がり(図5(B))のいずれの場合で
も、収納用凹部46の勾配の方向を変えるだけで、同じ
桝本体部43を兼用することができる。
【0039】本第2実施形態によれば、桝本体部43自
体に勾配を設けなくても、収納用凹部46に所定の勾配
を設けることにより、桝本体部43が、排水管路の勾配
とほぼ同一の勾配を有する。これにより、桝本体部に勾
配を設けるための専用の金型が不要になり、桝本体部4
3の種類も少なくてすみ、製造及び製品管理等が容易に
なる。また、図5(A),(B)に示す宅内桝40の場
合には、同一の桝本体部43を兼用できるので、桝本体
部43の種類を更に少なくすることができる。
【0040】従来の排水桝に設けられていた設置用の脚
のみでは排水桝が不安定な姿勢になりがちであったが、
第1,第2の実施形態で示した排水桝(公共桝,宅内
桝)によれば、設置面積の大きい台座8,44が桝本体
部7,43の下面の全体をしっかりと支持しているの
で、安定性の悪い場所でも、桝本体部を安定した姿勢で
簡単に設置することができる。また、本発明の排水桝に
よれば、設置済みの排水桝に上部から荷重が掛かって
も、しかも設置場所が軟弱な地盤であっても、荷重が排
水桝の全体に分散されるので排水桝の安定性がよい。
【0041】桝本体部7,43は、突出部が多い複雑な
形状で取扱いが困難であるが、桝本体部を台座8,44
に載置した構成にしたので、作業者は矩形状の台座を持
って取り扱えばよく、製造,貯蔵,搬送及び設置等の作
業が容易である。また、収納用凹部10,46に装着さ
れた桝本体部7,43は、衝撃緩衝性に優れている発泡
ポリスチレン樹脂製の台座8,44により保護されてい
るので、製造,貯蔵,搬送及び設置作業等の際に、桝本
体部が何かにぶつかって破損するというような事故を防
止することができる。また、台座自体は軽量なので、前
記作業時の負担が少なくてすむ。なお、桝本体部7,4
3を保護するためには、この桝本体部は台座8,44の
周囲に大きくはみ出さないのが好ましいので、本発明の
排水桝2,40では、接続口4,13,41を、台座の
外周縁とほぼ面一か又は内方に位置するように配置して
いる。
【0042】台座8,44自体の実質的な容積は、桝本
体部の実質的な容積と比べて大きいが、排水桝を倉庫等
に並べて貯蔵したり搬送したりする場合等に、台座は隣
合う桝本体部同士の間の間隙部に入っている。そのた
め、排水桝が台座を備えていても、台座用の新たなスペ
ースは殆ど必要なく、排水桝全体のボリュームの増大に
はならない。また、台座が矩形状なので、排水桝を輸送
する際には縦横方向に隙間なく規則的に並べることがで
きるので、がたつくことなく安定した状態で輸送するこ
とができ、貯蔵のスペースも少なくて済む。
【0043】従来、発泡ポリスチレン樹脂の成形体は、
各種製品の梱包材として広く使用されており、使用後は
廃棄されることが多い。これに対して、本発明では、発
泡ポリスチレン樹脂の成形体を、排水桝の必須の構成部
品である台座として積極的に使用するとともに、台座を
桝本体部の梱包材としても使用しているので、この台座
は、梱包材としての機能と必須の部品としての機能とを
経時的に順次発揮する。即ち、本発明の台座は、排水桝
が設置現場に設置される以前は梱包材としての機能を発
揮するが、排水桝の設置工事の際及びそれ以降は、排水
桝の部品を構成して桝本体部を支持する機能を発揮す
る。台座は、桝本体部を支持した状態で地中に埋設され
るので設置後に廃棄されない。
【0044】また、本発明の排水桝では、収納用凹部1
0,46の内面のほぼ全体が桝本体部7,43に接触す
るので、この桝本体部が複雑な形状であるにも拘らず、
台座8,44と桝本体部との間には殆ど隙間ができな
い。そのため、排水桝を設置して土砂を埋め戻した時
に、桝本体部の下面側に空隙部が生じる可能性は少ない
ので、設置済みの排水桝に上部から荷重が掛かっても、
桝本体部が沈んだりその姿勢が変化したりする恐れは少
ない。したがって、前記空隙部により排水管路の勾配が
変わって排水が逆流するといった従来のトラブルを防止
することができる。また、台座8,44の底面30がほ
ぼ平面状なので、フラットな状態の土又はコンクリート
の上に台座を精度よく設置することができる。
【0045】台座8,44は、全体の外形がほぼ矩形状
の場合を示したが矩形状に限らず任意の形状であっても
よい。また、台座8,44に対して、桝本体部7,43
を着脱可能にしてもよく、又は接着剤で固着してもよ
い。第1,第2の実施形態で示した排水桝の構成を任意
に組み合わせることにより、バラエティーに富んだ排水
桝にすることができる。また、設置場所の地盤が硬くて
安定した姿勢で設置できれば、桝本体部7,43を、単
独で排水桝として使用することも可能である。
【0046】本発明の排水桝は、桝本体部に排水桝用台
座を設ける構成であれば、宅内桝の一種である取付け桝
や宅外に設置される排水桝等であってもよく、安定性の
悪い場所でも排水桝を安定した姿勢で簡単に設置するこ
とができる。なお、各図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、桝
本体部を安定した姿勢で簡単に設置することができる。
また、排水桝用台座の収納用凹部に所定の勾配を設ける
ことにより、排水桝に勾配をもたせることができるの
で、桝本体部の種類を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図5は本発明の実施形態の一例を示
す図で、図1は第1の実施形態に係る公共桝の組立分解
斜視図である。
【図2】前記公共桝の組立斜視図である。
【図3】前記公共桝を使用した排水管路の部分断面図で
ある。
【図4】第2の実施形態に係る宅内桝の組立分解斜視図
で、図1相当図である。
【図5】第2の実施形態に係る宅内桝の使用例を示す概
略平面図である。
【符号の説明】
1 排水流入管 2 公共桝(排水桝) 3 排水流出管 4 出口側接続口(接続口) 5 排水管路 7,43 桝本体部 8 公共桝用台座(排水桝用台座) 9,45 下側の外面形状 10,46 収納用凹部 11,51 脚部 12,47 桝本体 13,41 入口側接続口(接続口) 15 掃除口 30 底面 32,52 脚部収納部 33,48 桝本体支持面 34,49 入口側接続口支持面 35,50 出口側接続口支持面 40 宅内桝(排水桝) 44 宅内桝用台座(排水桝用台座)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設される排水管路に接続される
    接続口を有し上部に掃除口が取付けられる桝本体部と、 この桝本体部の下部に配設され、この桝本体部が載置さ
    れる合成樹脂製の排水桝用台座とを備え、 この排水桝用台座は、前記桝本体部の下側の外面形状に
    対応する形状を有する収納用凹部を形成することによ
    り、この収納用凹部の内面のほぼ全体を前記桝本体部に
    接触させてこの桝本体部を支持することを特徴とする排
    水桝。
  2. 【請求項2】 前記桝本体部は、筒状の桝本体と、排水
    流入管を接続するために前記桝本体に設けられた少なく
    とも一つの入口側接続口と、排水流出管を接続するため
    に前記桝本体に設けられた出口側接続口と、前記桝本体
    の下部に設けられた脚部とを備え、 前記排水桝用台座は、上から見た時の全体の外形がほぼ
    矩形状になるように合成樹脂製発泡体により一体的に形
    成された成形体で、前記排水桝用台座の底面をほぼ平面
    状にし、 前記収納用凹部は、 前記桝本体の下面を支持するとともに、前記脚部を収納
    するための脚部収納部が形成された桝本体支持面と、 この桝本体支持面に連続して形成され前記入口側接続口
    の下面を支持する入口側接続口支持面と、 前記桝本体支持面に連続して形成され前記出口側接続口
    の下面を支持する出口側接続口支持面とにより構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の排水桝。
  3. 【請求項3】 前記排水管路の勾配にほぼ一致するよう
    に前記収納用凹部の全体に所定の勾配を設けることによ
    り、 前記桝本体部が、前記排水桝用台座に載置された状態で
    前記排水管路の前記勾配とほぼ同一の勾配を有するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の排水
    桝。
  4. 【請求項4】 地中に埋設される排水管路に接続される
    接続口を有し上部に掃除口が取付けられる桝本体部の下
    部に配設され、この桝本体部が載置される合成樹脂製の
    排水桝用台座であって、 前記桝本体部の下側の外面形状に対応する形状を有する
    収納用凹部が形成され、この収納用凹部の内面のほぼ全
    体を前記桝本体部に接触させてこの桝本体部を支持する
    ことを特徴とする排水桝用台座。
  5. 【請求項5】 前記排水管路の勾配にほぼ一致するよう
    に前記収納用凹部の全体に所定の勾配を設けることによ
    り、 前記桝本体部が、前記排水桝用台座に載置された状態で
    前記排水管路の前記勾配とほぼ同一の勾配を有するよう
    にしたことを特徴とする請求項4に記載の排水桝用台
    座。
JP03972398A 1998-02-05 1998-02-05 排水桝及び排水桝用台座 Expired - Fee Related JP3685614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03972398A JP3685614B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 排水桝及び排水桝用台座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03972398A JP3685614B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 排水桝及び排水桝用台座

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11222914A true JPH11222914A (ja) 1999-08-17
JP3685614B2 JP3685614B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=12560916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03972398A Expired - Fee Related JP3685614B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 排水桝及び排水桝用台座

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3685614B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291882B1 (ko) * 2011-08-05 2013-07-31 주식회사 청완 평슬라브 층상배관용 좌변기
JP2020002649A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 排水桝及び排水桝ユニット
JP2020051202A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 アロン化成株式会社 架台、及び排水システム
JP2020051203A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 アロン化成株式会社 架台、及び排水システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291882B1 (ko) * 2011-08-05 2013-07-31 주식회사 청완 평슬라브 층상배관용 좌변기
JP2020002649A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 排水桝及び排水桝ユニット
JP2020051202A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 アロン化成株式会社 架台、及び排水システム
JP2020051203A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 アロン化成株式会社 架台、及び排水システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3685614B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7226241B2 (en) Storm water chamber for ganging together multiple chambers
CA2516003C (en) Flexible sleeve for connection to a plumbing fixture
US7887256B2 (en) Smooth interior water collection and storage assembly
JP4832079B2 (ja) 小型旋回流発生継手
AU2015200412B1 (en) Liquid Run-Off Disposal System
JP2006214103A (ja) 桝体、及び、これを用いた雨水等貯留浸透施設
JPH11222914A (ja) 排水桝及び排水桝用台座
US9109342B1 (en) Manhole
US20120255628A1 (en) Check valve access chamber
JP4171272B2 (ja) 排水用ヘッダー
JP5997997B2 (ja) 建物用排水システム
JP4721528B2 (ja) 建物の基礎における排水管路
JP2592833Y2 (ja) 合成樹脂製雨水桝装置
JP5473013B2 (ja) 基礎貫通配管構造
JP2002256602A (ja) 床下排水管路、排水管路の支持装置および排水桝
KR102377311B1 (ko) 싱크홀을 대비한 상하수관의 지지장치
JP4751549B2 (ja) 住宅用排水システム
JP7132013B2 (ja) 雨水マス用の防臭具および防臭具付き雨水マス
JP3661969B2 (ja) 配管の接続装置
JP2546466Y2 (ja) 溜め桝
CN208455801U (zh) 一种沉池式渗漏水收集器
JPH11210071A (ja) 排水桝
JP2004183294A (ja) 浸透トレンチ用連結ユニット及び浸透トレンチの施工方法
JP2001241095A (ja) 集水桝の施工方法及び該施工に使用する合成樹脂製集水桝
KR200187239Y1 (ko) 복층 하수도관시공용 시설재

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20050407

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050531

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees