JPH11221752A - 磁力線ビーム加工システム - Google Patents

磁力線ビーム加工システム

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JPH11221752A
JPH11221752A JP2835898A JP2835898A JPH11221752A JP H11221752 A JPH11221752 A JP H11221752A JP 2835898 A JP2835898 A JP 2835898A JP 2835898 A JP2835898 A JP 2835898A JP H11221752 A JPH11221752 A JP H11221752A
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JP
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work
magnetic
chuck
robot
cleaning
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JP2835898A
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English (en)
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Yoshinori Shinpo
義憲 新保
Isao Matsuo
勲 松尾
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KYOEI DENKO KK
Original Assignee
KYOEI DENKO KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大量のワークを短時間で、高精度かつ効率良く
ワーク表面のバリ取り、研磨及び洗浄等の加工を行う。 【解決手段】外面から内部にかけて狭幅のスリットが形
成された非磁性体からなるワーク1と、三次元空間を自
由に移動可能にされた作動軸2aを有するロボット2
と、前記作動軸2aに装着されたワーク把持装置3と、
該ワーク把持装置3に複数配設されたチャック装置17
と、該チャック装置のチャック部を回動させるワーク回
動用モータと、前記ロボット2の周囲に配設され、ワー
クを列状に配置してなるワーク供給装置13、内部に磁
気研磨材が充填された磁極ユニット7、該磁極ユニット
7に連結された振動発生機構6とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミ、ステンレ
ス、合成樹脂等の非磁性体からなる精密部品の製造に適
用され、表面のバリ取り、研磨及び洗浄等の加工を行う
磁力線ビーム加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミ等の非磁性体からなる精密
部品の内部や手の届かない面のバリ取り作業は困難を極
めている。例えば、コンピュータ用のハードディスクド
ライブ(HDD)の磁気ヘッド用キャリッジ部材のよう
にミクロンオーダーの加工精度を必要する精密部品は、
押し出し成形か引き抜き成形により成形した長尺物を多
数のブロックに切断し、これを切削加工する方法がとら
れている。
【0003】図15は、上記キャリッジ部材の斜視図を
示し、キャリッジ部材1は、基部1aと、この基部1a
から平行に延びるように櫛状に切削加工された複数のプ
レート部(アーム部)1bとを備え、プレート部1b間
に多数のスリット1fが形成された構造になっている。
なお、1g、1hはネジを通すための穴である。前記基
部1aには支持軸穴1cが形成されるとともに、平面視
で略三角形状に形成された各プレート部1bの先端部に
は、磁気ヘッドを取りつけるためのヘッド取付孔1d
と、プレート部1bの軽量化のための開口1eとが切削
加工により形成されている。そして、複数のアーム部1
bがHDDの複数のディスク間に張り出すように移動し
磁気ヘッドがディスクの情報を読み取るように構成され
る。各プレート部1bの外周や、孔1c、1d、開口1
eの角部には切削によりバリが発生するので、このまま
組み立てるとバリがディスクに接触してディスク面を傷
を付けたり、ディスクとヘッドの間にバリが挟まった
り、バリがHDD稼働中にディスク上に落下してディス
クやヘッドが破損してしまうという大問題があるため、
各部のバリ取り及び面取りを確実に行う必要がある。さ
らに、その後のハードディスク組立工程においてプレー
ト部1bに被膜や異物が付着してしまう場合もあり、こ
のような被膜や異物も確実に洗浄除去する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たキャリッジ部材1の場合、櫛状のプレート部1bの内
部の孔1c、1dや開口1eの角部に発生するバリ取り
は、加工工具が内部に入り込めないため自動化が困難で
あり、多くの人手をかけてブラシがけを行わざるを得
ず、単なる仕上げ処理のために多大な加工コストをかけ
ているのが現状である。また、人手を使っての手作業の
バリ取り方法においても、複雑に構成された上記キャリ
ッジ部材1の内部に対しては加工処理が不可能な場合が
あり、このためにキャリッジ部材1の構造を簡単なもの
に変更せざるを得ないことから、キャリッジ部材1の小
型化、軽量化を妨げているという問題を有している。こ
のような状況は、上記キャリッジ部材1のみならず、外
面に幅の狭いスリットを有し内部に開口部又は孔を有す
る精密部品の表面加工或は表面処理を行う場合にも存在
し、種々の製品の製造の可能性を妨げているという問題
を有している。
【0005】さらに、このバリ取りに対して電解研磨や
ショット掛け、或は超音波研磨等の方法を採用すること
も考えられるが、ミクロン精度で作られている部品の元
の形状を崩してしまうという問題を有している。
【0006】一方、磁界内でワーク(加工対象物)を研
磨処理する技術は、例えば特公昭57−1389号公報
により知られている。しかしながら、この方式はワーク
が非磁性体の場合を考慮しておらず強磁性研磨材を用い
るため、アルミ等の比較的柔らかいワークの表面を傷つ
けてしまうという問題を有し、また、強磁性研磨材の中
でワーク側を振動させるため、ワークに強い力が作用し
ワークを保持することが困難であるという問題を有し、
特に大量のワークを自動加工する場合にワークを着脱自
在でかつ強力に保持するための装置が困難であるという
問題を有している。さらに、図15に示したキャリッジ
部材1を研磨しようとする場合、前記方式は、ワークを
単に上下方向に振動させる方式のため、櫛状のプレート
部1bの内部の孔1c、1dや開口1eの角部に発生す
るバリ取りは困難であるという問題を有している。
【0007】この問題を解決するために、本出願人は、
特願平9−31132号において、磁極間に形成された
磁界内に磁気研磨材を保持させ磁気ブラシを形成した状
態とし、該磁気ブラシ中に狭幅のスリットを有する非磁
性体のワークを配置し、前記磁極とワークを相対的に振
動させることにより、スリットの表面を加工することを
特徴とする磁力線ビーム加工方法を提案し、また、特願
平9−101363号において、振動発生機構及び磁極
ユニットの具体的な構造を提案している。
【0008】これらの発明は、ワークを非磁性体に限定
した場合に、磁力線がワーク内部を自由に通過し、この
透過した磁力線に磁気ブラシを保持させて磁気力をワー
クに作用させることができることに着目し、外面から内
部にかけて狭幅のスリットを有するワークに対して、高
精度かつ効率良くワークの表面のバリ取り、研磨及び洗
浄等の加工を行うことができ、しかも、ワーク内部の加
工すべき箇所に狙いを定めてワークの表面のバリ取り、
研磨及び洗浄を高精度かつ効率良く行うことができる。
【0009】しかしながら、上記発明は、少数のワーク
を加工する技術を提案したもので、大量のワークを短時
間で加工する場合には、大量のワークの供給、ワークの
保持、ワークの位置決め、ワークの揺動、ワークの洗浄
等について、解決しなければならない多くの課題を有し
ている。
【0010】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、外面から内部にかけて狭幅のスリットを有する非磁
性体のワークであって、しかも大量のワークを短時間
で、高精度かつ効率良くワーク表面のバリ取り、研磨及
び洗浄等の加工を行うことができる磁力線ビーム加工シ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の磁力線ビーム加工システム
は、外面から内部にかけて狭幅のスリット1fが形成さ
れた非磁性体からなるワーク1と、三次元空間を自由に
移動可能にされた作動軸2aを有するロボット2と、前
記作動軸2aに装着されたワーク把持装置3と、該ワー
ク把持装置3に複数配設されたチャック装置17と、該
チャック装置のチャック部17bを回動させるワーク回
動用モータ45と、前記ロボット2の周囲に配設され、
ワークを列状に配置してなるワーク供給装置13、内部
に磁気研磨材が充填された磁極ユニット7、該磁極ユニ
ット7に連結された振動発生機構6とを備えたことを特
徴とし、請求項2記載の発明は、請求項1において、前
記磁極ユニット7内で、ワークのスリット1f面を水平
とした状態でワーク回動用モータ45により所定角度α
回動させる工程と、ワークのスリット面をロボット2に
より所定角度β傾斜させる工程とを備えることを特徴と
し、請求項3記載の発明は、請求項2において、前記チ
ャック装置17の内部からチャック部17bにエアを供
給することを特徴とし、請求項4記載の発明は、請求項
1に、前記チャック装置のチャック部をエアにより清掃
するチャック清掃装置9と、ワークの位置を決定するワ
ーク位置決め部材12と、加工されたワークを排出し洗
浄するワーク洗浄装置10とを付加したことを特徴とす
る。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を
容易にするために図面と対比させるもので、これにより
本発明が何ら限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の磁力線ビーム
加工システムの1実施形態を示す全体斜視図である。
【0013】図1において、本発明の磁力線ビームシス
テムは、概略、床に固定された架台4と、架台4上に固
定されたロボット2と、ロボット2先端の作動軸2aに
装着されたワーク把持装置3と、電動モータ5に連結さ
れた振動発生機構6と、振動発生機構6に摺動ロッド6
aを介して連結された複数(図では10台)の磁極ユニ
ット7と、エア吸引ハウジング9a、嵌合穴9bおよび
エア吸引装置9cを有するチャック清掃装置9と、内部
に洗浄油が充填されたワーク洗浄装置10と、オイル溜
11aおよびオイルポンプ11bを有する加工油供給装
置11と、天井から吊り下げられたプレート状のワーク
位置決め部材12と、ワーク供給装置13と、ワーク収
納装置15と、制御ボックス16とから構成されてい
る。
【0014】ロボット2は、複数の関節2b、2c、2
d、2eを有し、これにより作動軸2aすなわちワーク
把持装置3が三次元空間を自由に移動可能に構成されて
いる。ワーク把持装置3には、10台の磁極ユニット7
に対応して10個のチャック装置17が取り付けられ、
このチャック装置17の先端にワーク1(例えば、図1
5のキャリッジ部材)が保持されている。
【0015】図2は、図1の振動発生機構及び磁極ユニ
ットの一部を示す斜視図である。振動発生機構6は、架
台4上に固定された軸受19、19と、軸受19、19
間に回転自在に枢支され、電動モータ5に連結された回
転軸20と、回転軸20に固定された複数の偏心カム2
1と、偏心カム21に装着された作動プレート22と、
この作動プレート22に連結された摺動ロッド6aを備
え、回転軸20の回転を偏心カム21により摺動ロッド
6aの往復運動に変換するようにしている。
【0016】摺動ロッド6aの先端には磁極ユニット7
が連結されている。各磁極ユニット7は、基台23と、
基台23上に対向するように配設された一対の磁極支持
部材25と、この磁極支持部材25に対向するように配
置された異なる極性を持つ磁極26(例えばN極)と磁
極27(例えばS極)とを備えている。基台23は、架
台4上に設けられたレール29上に摺動自在に配設され
るとともに、各摺動ロッド6aに連結され、これにより
磁極ユニット7が振動される構成になっている。磁極2
6、27間には弱磁性体のピンからなる磁気研磨材が挿
入され、これにより磁極26と磁極27間に生じる磁力
線そって磁気研磨材が配列した磁気ブラシ(後述)が形
成される。また、磁極ユニット7の上部には加工油噴射
ノズル30が配設され、ノズル30は配管31を介して
図1のオイルポンプ11b、オイル溜11aに接続さ
れ、磁極ユニット7内にオイルを噴射し研磨された切り
粉を磁気ブラシ中から除去するようにしている。
【0017】図3は、図2の振動発生機構6の断面図で
ある。回転軸20には偏心カム21が固定され、この偏
心カム21にベアリング32のインナレース32aが固
定され、また、作動プレート22にベアリング32のア
ウタレース32bがネジ33により固定され、回転軸2
0の回転を偏心カム21、ベアリング32により摺動ロ
ッド6aの往復運動に変換するようにしている。
【0018】なお、振動発生機構は、上記の例に限定さ
れるものではなく、回転運動を往復運動に変換する周知
の機構を採用可能である。
【0019】図4は、図2の磁極ユニット7の詳細を示
し、図(A)は断面図、図(B)は図(A)のB−B線
に沿って矢印方向に見た断面図である。基台23には枢
支軸35aを有するブラケット35が設けられ、この枢
支軸35aに回動ピン36が枢支され、回動ピン36に
摺動ロッド6aが連結されている。基台23の下面には
ガイド部材37が設けられ、このガイド部材37をベア
リング39を介してレール29上に摺動自在に載置して
いる。対向する磁極支持部材31にはヨーク40、磁極
26、27が固定される。
【0020】磁極26、27はそれぞれ矩形状の2つの
磁極26aと26b、27aと27bを積層して構成さ
れ、図(B)に示すように一方の磁極27aに対して他
方の磁極27bを45度回転させた位置で固定してい
る。磁極26a、26bについても同様であり、そして
対向する磁極26aと27aおよび26bと27bとが
異なる極性(N極とS極)を持つように配置している。
ヨーク40、磁極26、27の外周には磁気ブラシ規制
板41が固定されている。この磁気ブラシ規制板41は
非磁性体からなり、ヨーク40、磁極26、27の外周
を覆う外周部41aと、この外周部から上下左右に広が
る規制部41bを備えている。この規制部41bは、対
向する磁極26、27間に挿入された磁気研磨材が反対
側方向に回り込むのを防止するとともに、磁気ブラシ9
0が磁極26、27間の外方に広がるのを防止し、磁気
ブラシ90が常時磁極26、27間に整列するようにし
ている。
【0021】図5及び図6は図1のワーク把持装置3を
示し、図5は図1のX方向から見た一部正面図、図6は
図5の平面図である。
【0022】ロボット2の作動軸2aには取付部材42
が装着されている。取付部材42は水平部42a、柱部
42bを有し、柱部42aに保持基板43が固定されて
いる。また、取付部材42には、水平部42aから図6
で前方に張り出す張出部42cが形成され、この張出部
42cの下面にワーク回動用モータ45およびテンショ
ンプーリ46が取り付けられている。保持基板43には
これを貫通して前述の10台のチャック装置17が回動
可能に配設され、チャック装置17はワーク回動用モー
タ45を中心として左右に均等に配置されている。チャ
ック装置17は作動軸2a側に回動軸17aを有し、作
動軸2aと離れた側にチャック部17bを有している。
【0023】ワーク回動用モータ45の回転軸には上下
二段に駆動プーリ46が設けられ、また、各チャック装
置17の回動軸17aには上下二段に従動プーリ47が
設けられている。そして、上下の駆動プーリ46と左右
のチャック装置17の従動プーリ47はベルト49によ
り連結されるとともに、隣接するチャック装置17の従
動プーリ47間もベルト49に連結されている。これに
より、ワーク回動用モータ45の回転は、ベルト49を
介して左右のチャック装置17に伝達される。
【0024】図7は、図5のチャック装置の1例を示
し、図7(A)はチャック装置の軸方向断面図であり、
図7(B)のA−A線で切断し矢印方向に見た断面図、
図7(B)は図7(A)のB−B線で切断し矢印方向に
見た断面図である。
【0025】図7(A)において、チャック装置17
は、シリンダ50と、シリンダ50内に往復動可能に嵌
合され油圧又は空気圧により駆動されるピストン51
と、シリンダ50の下面に固定された筒状の保持用フィ
ンガー52と、一端がピストン51に連結されると共に
保持用フィンガー52内に摺動自在に嵌合された作動ロ
ッド53と、作動ロッド53の他端にネジにより固定さ
れた楔部材55と、保持用フィンガー52の先端と楔部
材55間において作動ロッド53の周りに配設された押
圧ユニット56とから構成され、先端部にチャック部1
7bを構成している。保持用フィンガー52の先端部に
は円錐状の嵌合部52aが一体に形成され、嵌合部52
aの上部にはワーク係止用の段部52bが形成されてい
る。また、楔部材55の上面には逆円錐状の嵌合部55
aが形成されている。
【0026】押圧ユニット56は、図7(B)に示すよ
うに、作動ロッド53の周囲に配設された3つの押圧部
材56a、56b、56cからなり、各押圧部材56a
〜56cの上面及び下面はそれぞれ保持フィンガー52
の嵌合部52、楔部材55の嵌合部55aと同一形状に
なるように構成されている。また、各押圧部材56a〜
56cの外周には2列に溝が形成され、この溝内に弾性
部材からなる弾性リング57が嵌合され、この弾性リン
グ57により各押圧部材56a〜56cが外れないよう
にしている。
【0027】また、各押圧部材56a〜56cの内側両
端部には凹部59が形成されるとともに、保持用フィン
ガー52の嵌合部52aに三本のガイドピン60を立設
し、ガイドピン60を隣接する押圧部材56a〜56c
の凹部59の間に臨ませるようにしている。また、保持
フィンガー52の上部にはエア通路61aが形成され、
エア通路61aは図示しないエアポンプに接続されてい
る。また、作動ロッド53と保持用フィンガー52との
間および作動ロッド53の内部にもエア通路61b、6
1cが形成され、これにより、エアを押圧ユニット56
の内部に供給可能に構成している。なお、エアの代わり
にオイル又は水などの流体でもよい。
【0028】上記チャック装置17の作用について説明
する。ピストン51を図7(A)の矢印に示す如く移動
させると、楔部材55の嵌合部55aが、押圧部材56
a〜56cの下面に入り込み、同時に押圧部材56a〜
56cの上面が保持用フィンガー52の嵌合部52aに
沿って移動していく。このとき、各押圧部材56a〜5
6cがガイドピン60に沿って軸方向に滑らかに摺動さ
れ、楔部材55の軸方向の移動により、各押圧部材56
a〜56cは、楔部材55の嵌合部55a及び保持用フ
ィンガー52の嵌合部52aの作用により弾性リング5
7に抗して径方向に広げられ、ついには、図に示すよう
に、ワーク1の軸穴1cの内周面に均一に押し付けら
れ、ワーク1を確実に保持することができる。このと
き、ワーク1の保持力を油圧または空気圧を制御するこ
とにより自由に調整することができる。ワーク1の保持
を解除するときは、ピストン51を逆方向に移動させる
と楔部材55の嵌合部55aが、押圧部材56a〜56
cから退出するため、押圧部材56a〜56cが弾性リ
ング57により内方に移動し、ワーク1の保持が解除さ
れる。
【0029】また、保持用フィンガー52をワーク1の
軸穴1cに挿入したとき、エア通路61a、61b、6
1cから押圧ユニット56を経てエアがワーク1の軸穴
1cに噴出した後、穴1g、1hから外部に排出され、
ワーク加工時に軸穴1c内あるいは押圧部材56a〜5
6c間に付着するバリ等の異物を除去するようにし、ワ
ーク1がバリにより抜けなくなるのを防止している。
【0030】図8及び図9は、図1のワーク供給装置1
3を示し、図8は正面図、図9(A)は側面図、図9
(B)は図9(A)の一部拡大側面図である。
【0031】図8において、矩形状のフレーム62には
水平部材63および傾斜部材65で補強され調整脚66
で支持されている。フレーム62内には縦方向に複数の
棚部材67が配設され、図9に示すように、各棚部材に
10個のワーク保持ロッド69が水平方向に移動可能に
設けられている。そして、ワーク保持ロッド69に多数
のワーク1がその軸穴1cを貫通するように列状に装着
されている。
【0032】図9において、ワーク保持ロッド69は、
棚部材67に取り付けらたスラストベアリングからなる
軸受71、72に移動可能に支持され、ワーク保持ロッ
ド69を図で右方向に移動可能にしている。そして、チ
ャック装置17のチャック部17bがワーク保持ロッド
69を所定のストロークだけ押すと、ワーク保持ロッド
69が右方向に移動し、先端のワーク1のみを把持可能
にしている。なお、70はチャック部17bが進み過ぎ
て右端のワーク1が棚部材67を押圧する事態を検出す
る安全スイッチである。
【0033】図10は図1のワーク洗浄装置10を示
し、図(A)は一部平面図、図(B)は、図(A)のB
−B線に沿って矢印方向に見た断面図である。ワーク洗
浄装置10は、内部に洗浄油75が充填された洗浄容器
76と、洗浄容器76の底部に着脱可能に立設されたワ
ーク支持ロッド77と、洗浄容器76の上方に配設され
たワーク排出部材79とを備えている。ワーク排出部材
79は、基板79aと、基板79aの前方に形成された
入口部79bと、入口部79bの両側に設けられた一対
の係止片79cを有している。ワーク1を排出、洗浄す
る際には、ワーク把持装置3を移動して、各ワーク1が
係止片79cの下部に位置するようにしながら、各チャ
ック部17bを入口部79bからX方向に所定位置まで
移動させ、次いで、各チャック部17bの把持を解除す
ると共に、チャック部17bを上方Z方向に移動させる
と、ワーク1は係止片79cに係止されるため、チャッ
ク部17bから外れて落下し、ワーク支持ロッド77に
嵌合される。
【0034】次に、図11により、上記構成からなる本
発明の磁力線ビーム加工システムの処理方法の例につい
て説明する。先ず、ステップS1でワークの把持を行
う。これは、図9に示すように、ワーク把持装置3を縦
方向に回動し、水平方向に向いた各チャック装置17の
先端をワーク供給装置13のワーク保持ロッド69に押
し付けて1個のワーク1を把持する。
【0035】次に、ステップS2でワークの位置決めを
行う。これは、図12に示すように、ワーク把持装置3
を各ワーク1が上向きになるように回動し、チャック装
置17によるワーク1の把持を解除し、ワーク1をワー
ク位置決め部材12に押し付けて、ワーク1の向きを所
定方向に位置決めした後、再びチャック装置17により
ワーク1を把持する。そして、ステップS3でワーク1
がチャック装置17により把持されているか否かの確認
を行い、把持されていなければ、調整若しくはワークを
取り外す。
【0036】次に、ステップS4でワークの加工を行
う。図13及び図14は、ワークの加工方法を説明する
ための図であり、図13は模式図、図14(A)は図1
3の磁極ユニットの平面図、図14(B)は、図14
(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た断面図、図1
4(C)は、図14(B)の拡大断面図である。
【0037】図14(A)に示すように、磁極26(N
極)と磁極27(S極)とを対向配置し、この間に磁気
研磨材を挿入する。磁気研磨材としては、比透磁率が
1.1〜100の弱磁性体のもの、例えば、弱磁性体の
ステンレス(例えば、18−8ステンレスを冷間加工し
たもの)からなり、長さが0.5〜1.5mmの円筒形
状或は多角形状の角柱のものを用いる。これは、アルミ
等の部品の表面に突き刺さったり表面を傷つけることが
なく、かつ、磁極間に適度の保持力をもって磁気ブラシ
を保持させることにより、ワーク内部の加工すべき箇所
に狙いを定めてワークの表面のバリ取り、研磨及び洗浄
を高精度かつ効率良く行うためであり、また、磁気研磨
材が磁極の裏側に回り込むのを防止するためである。そ
して、磁極26と磁極27の間には磁力線に沿って磁気
研磨材が配列した磁気ブラシ90が形成される。
【0038】ワーク1は、先ず、図14(A)に示すよ
うに、その軸穴1c内にチャック装置17のチャック部
17bが挿入され、強固にロボットに支持され、このワ
ーク1のプレート部1b先端を前記一対の磁極3、4の
間且つ隣接する磁気ブラシ90の間に、図13、図14
(B)に示す如くZ方向から真下に挿入し、次いで、ワ
ーク1をY方向に移動させて磁気ブラシ90内に差し込
んで磁極26、27の中間に垂直姿勢で保持する。そし
て、磁極26、27に例えばX方向ストロークが7m
m、Y、Z方向ストロークが1mm、振動周波数が40
Hzの振動を加える。そして、図14(A)の状態から
図5及び図6で説明したワーク回動用モータ45を駆動
させることにより、チャック部17bを左右に角度αだ
け回動させる。このようにして磁極26、27にX、
Y、Z方向の振動を加えると、磁気ブラシ90が同様に
X、Y、Z方向に振動し、ワーク1に対して磁気研磨材
が接触し、主としてプレート部1bの表裏の表面と、プ
レート部1bの外周縁に直角方向に形成された角部が研
磨される。
【0039】以上の方法は、主としてワーク1の複数の
プレート部1bの表面を研磨する際に用いることができ
るが、磁気ブラシがプレート部1b面に対して平行なた
め加工力が弱いので、ワーク1におけるプレート部1b
の内面奥部の角部のバリ取りを高精度に行う場合には、
概略以下のようにして研磨を行う。
【0040】すなわち、ロボット2先端の作動軸2aを
回動させることにより、図14(B)に示すように、ワ
ーク1の挿入方向Zに延びる軸線(チャック部17bの
軸線)に対してワーク1を左右に角度βだけ傾けた状態
とし、この姿勢のまま水平及び垂直振動を加え、上記と
同様に加工を行う。図中垂直姿勢での加工工程と、当該
傾斜姿勢での加工工程の時間はそれぞれワーク1の形状
や角部の処理に対する要求水準により適宜決定される。
図14(C)に示すように、ワーク1のプレート部1b
には、その外周縁に形成された2つの角部1i、1jと
開口部1eの内周縁に形成された2つの角部1k、1m
とを備えている。図14(B)に示す姿勢では、プレー
ト部1bの面内から他のプレート部に向かって(すなわ
ち、プレート部1bの表面と交差する方向に向かって)
突出するバリを除去することはできるが、プレート部1
bの外周縁から外側へ突出するバリ及び開口部1eの内
周縁から内側へ突出するバリ(すなわち、プレート部1
bの表面と平行な方向に突出するバリ)を除去すること
は困難である。
【0041】図14(C)に示す姿勢で行われる加工で
は、磁力線の延長方向に配列された磁気ブラシ90が角
部1i〜1mに接触するようになり、角部1i、1jに
存在する外周縁から外側に突出するバリ、角部1k、1
mに存在する内周縁から内側に突出するバリを除去でき
るとともに、角部1i〜1mを所定の形状に加工する
(角部の面取りまたはR面付け加工等を行う)ことがで
きる。本加工方法においては、ワークが非磁性体である
ため、ワークを傾斜させても磁力線はワークを自由に透
過するため、複雑な三次元構造の精密部品の表面に形成
された多数の角部を一度に処理することができる。特
に、開口部や孔等のワークの内側の部位に対して効率良
く処理でき、例えばハードディスクの性能及び品質を向
上させることができるとともに、製造加工コストを低減
させることができる。
【0042】図14(B)に示す、ワーク1のプレート
部1b(スリット面)と磁力線のなす傾き角βは、磁気
研磨材とワークが衝突する角度を決定するため、本加工
法においては極めて重要なファクターである。角度βが
過大であると、磁気研磨材のワークへの作用力が増大し
て加工力が大きくなる反面、くし歯状のスリットを特徴
としている剛性の弱いワークの形状精度が悪くなり、許
容値を逸脱させ不良率を高める。この角度βの大きさ
は、相対運動の振動振幅の値が相互に関係する。βが大
きくても振幅がかなり低い値であればワークの低剛性に
よる形状精度の劣化はある値に抑えられる。
【0043】以上のようにしてワーク1の加工工程が終
了すると、ステップS5に進みワークの検査を行い、バ
リ残りが無ければステップS6に進み、図11のワーク
洗浄装置10において、ワーク1がワーク把持装置3の
各チャック部17bから排出され、ワーク支持ロッド7
7に嵌合され、洗浄容器76内でワーク1が洗浄され
る。次に、ステップS7において、チャック清掃が行わ
れる。これは、図1に示すように、ワーク保持装置3が
回動し、チャック装置17のチャック部17aがチャッ
ク清掃装置9の嵌合穴9bに嵌合され、エア吸引装置9
cにより、チャック部17aに付着した異物を除去す
る。次にステップS8において、ワーク支持ロッド77
に累積するワーク1の数が所定数になったか否かが判定
され、NOであれば、ステップS1〜S6の処理を繰り
返し、所定数になれば、ワーク1を保持したワーク支持
ロッド77をワーク収納装置15に収納する。なお、ス
テップS5でバリ残りが有ればそのワークの抜き取りを
行い、別ルーチンでワークの再加工を行う。
【0044】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態では、ワーク保
持装置に10台のチャック装置を1列に装着している
が、チャック装置の台数は限定されるものではなく、ま
た、複数列に装着するようにすれば、さらに大量のワー
クを一度に処理できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、外面から内部にかけて狭幅のスリットを有す
る非磁性体のワークであって、しかも大量のワークを短
時間で、高精度かつ効率良くワーク表面のバリ取り、研
磨及び洗浄等の加工を行うことができる。しかも、外面
に狭幅のスリットを有し内部に開口部又は孔を有するワ
ークが、アルミ、ステンレス、合成樹脂等の非磁性材料
であれば、磁力線はワークを自由に透過するため、ワー
クの形状、構造がどのようなものであってもほとんど影
響されずに処理を行うことができ、また、磁気研磨材に
振動を発生させワークの表面を加工するため、高精度か
つ効率良くバリ取り、研磨、洗浄等の表面加工を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁力線ビーム加工システムの1実施形
態を示す全体斜視図である。
【図2】図1の振動発生機構及び磁極ユニットの一部を
示す斜視図である。
【図3】図2の振動発生機構の断面図である。
【図4】図2の磁極ユニットの詳細を示し、図(A)は
断面図、図(B)は図(A)のB−B線に沿って矢印方
向に見た断面図である。
【図5】図1のワーク把持装置を示し、図1のX方向か
ら見た一部正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5のチャック装置の1例を示し、図7(A)
はチャック装置の軸方向断面図であり、図7(B)のA
−A線で切断し矢印方向に見た断面図、図7(B)は図
7(A)のB−B線で切断し矢印方向に見た断面図であ
る。
【図8】図1のワーク供給装置を示す正面図である。
【図9】図(A)は図8の側面図、図(B)は図(A)
の一部拡大側面図である。
【図10】図1のワーク洗浄装置を示し、図11(A)
は一部平面図、図11(B)は、図11(A)のB−B
線に沿って矢印方向に見た断面図である。
【図11】本発明の磁力線ビーム加工システムの処理フ
ローの例を示す図である。
【図12】図12におけるワークの位置決めを説明する
ための図である。
【図13】ワークの加工方法を説明するための模式図で
ある。
【図14】、図14(A)は図13の磁極ユニットの平
面図、図14(B)は、図14(A)のB−B線に沿っ
て矢印方向に見た断面図、図14(C)は、図14
(B)の拡大断面図である。
【図15】本発明が適用されるワークの1例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…ワーク(キャリッジ部材)、1f…スリット 2…ロボット、2a…作動軸 3…ワーク把持装置 6…振動発生機構 7…磁極ユニット 10…ワーク洗浄装置 12…ワーク位置決め部材 13…ワーク供給装置 17…チャック装置、17b…チャック部 45…ワーク回動用モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面から内部にかけて狭幅のスリットが形
    成された非磁性体からなるワークと、三次元空間を自由
    に移動可能にされた作動軸を有するロボットと、前記作
    動軸に装着されたワーク把持装置と、該ワーク把持装置
    に複数配設されたチャック装置と、該チャック装置のチ
    ャック部を回動させるワーク回動用モータと、前記ロボ
    ットの周囲に配設され、ワークを列状に配置してなるワ
    ーク供給装置、内部に磁気研磨材が充填された磁極ユニ
    ット、該磁極ユニットに連結された振動発生機構とを備
    えたことを特徴とする磁力線ビーム加工システム。
  2. 【請求項2】前記磁極ユニット内で、ワークのスリット
    面を水平とした状態でワーク回動用モータにより所定角
    度回動させる工程と、ワークのスリット面をロボットに
    より所定角度傾斜させる工程とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の磁力線ビーム加工システム。
  3. 【請求項3】前記チャック装置の内部からチャック部に
    エアを供給することを特徴とする請求項2記載の磁力線
    ビーム加工システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の磁力線ビーム加工システム
    に、前記チャック装置のチャック部をエアにより清掃す
    るチャック清掃装置と、ワークの位置を決定するワーク
    位置決め部材と、加工されたワークを排出し洗浄するワ
    ーク洗浄装置とを付加したことを特徴とする磁力線ビー
    ム加工システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106944910A (zh) * 2017-03-23 2017-07-14 武汉理工大学 一种基于工业机器人的笔记本外壳抛光工装设备
CN114619295A (zh) * 2022-03-13 2022-06-14 温州聚星科技股份有限公司 一种用于铆钉电触头黑点去除的磁力抛光设备

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