JP3037094U - 遊離砥粒を用いる切断機 - Google Patents

遊離砥粒を用いる切断機

Info

Publication number
JP3037094U
JP3037094U JP1996010650U JP1065096U JP3037094U JP 3037094 U JP3037094 U JP 3037094U JP 1996010650 U JP1996010650 U JP 1996010650U JP 1065096 U JP1065096 U JP 1065096U JP 3037094 U JP3037094 U JP 3037094U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
blade
polishing liquid
cutting
abrasive grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996010650U
Other languages
English (en)
Inventor
實 松島
Original Assignee
株式会社野村製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社野村製作所 filed Critical 株式会社野村製作所
Priority to JP1996010650U priority Critical patent/JP3037094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037094U publication Critical patent/JP3037094U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊離砥粒を用いる切断機の切断効率を向上さ
せる。 【解決手段】 切断機本体10のベース12の内部に
は、加工物を回転させるための回転駆動装置14、これ
を上下動させることが可能な上下動装置42、該上下動
装置内の作動油を上下方向に微振動させる加振装置4
3、砥粒を含む研摩液を収容する研摩液タンク18、該
研摩液を圧送するための研摩液供給ポンプ16などが設
けられている。回転駆動装置14は、テーブル50、こ
れに取り付けられた架台、架台内に取り付けられた駆動
用のモータ、架台上に設けられた固定側軸受装置、固定
側軸受装置によって回転可能に支持されたスピンドル、
固定側軸受装置と対向する位置に、軸方向に移動可能に
設けられスピンドルを有する可動側軸受装置、及び可動
側軸受装置を軸方向に移動可能な可動側軸受装置移動装
置を有している。加工物が取り付けられる回転軸部材
は、回転駆動装置によって回転可能に支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遊離砥粒を用いる切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊離砥粒を用いる切断機としては、特開昭62−24961号公報に示 されるようなものがある。これに示される遊離砥粒を用いる切断機は、上下方向 に移動可能なテーブル上に加工物を固定し、加工物に対して左右方向にブレード を往復運動させながら、切削部に遊離砥粒を含む研摩液を供給することにより、 セラミックス、水晶、フェライト、シリコン、ガラスなどの比較的脆弱な材料を 切断してウェファとするようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の遊離砥粒を用いるラッピング方式の切断機 には、高精度の加工が可能である反面、加工物の切断にかなりの時間がかかると いう問題点がある。 本考案はこのような課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ブレードを往復運動させるとともに、加工物を回転させながら、こ れに切り込み方向の振動を与えるようにすることにより上記課題を解決する。す なわち、本考案の遊離砥粒を用いる切断機は、ブレード(78)と、砥粒を含む 研摩液をブレード(78)と加工物(80)間の加工部に供給するための研摩液 供給装置(38)と、加工物(80)をブレード(78)に向かって押し付ける 動作をすることが可能な流体圧駆動式の上下動装置(42)と、を有するものを 対象にしており、 加工物(80)と一体に設けられた回転軸部材(72)と、ブレード(78) に対して回転軸部材(72)を相対回転させることが可能な回転駆動装置(14 )と、加振装置(43)と、を有しており、上記上下動装置(42)は、加工物 (80)を回転駆動装置(14)ごと上下運動させることにより、上記加工物( 80)をブレード(78)に向かって押し付ける動作をすることが可能であり、 上記加振装置(43)は、上記上下動装置(42)に供給される作動油を上下方 向に微振動させることにより、該作動油及び上記上下動装置(42)を介して上 記加工物(80)を切り込み方向に微振動させるように構成されていることを特 徴としている。 なお、かっこ内の符号は実施例の対応する部材を示す。
【0005】
【作用】
切断機本体内の回転駆動装置が作動すると、回転軸部材が加工物と一体に回転 させられ、この状態で加振装置が作動すると、作動油及び上下動装置を介して加 工物が切り込み方向に微少振幅で振動させられる。この状態で切断機が作動する と、ブレードが往復移動することにより加工物の切断が開始される。同時に研摩 液供給装置を介して加工部に研摩液がかけられる。これにより、加工物は、回転 させられるとともに微振動を与えられながら、ブレードの往復運動によって研摩 液中の遊離砥粒により切断され、完成品のウェファとされる。加工物を回転させ るとともに切り込み方向に微振動を与えながら切断加工が行われるので、遊離砥 粒は、加工物に対する相対速度が従来よりも高くなり(加工物の回転による相対 速度の増大による)、しかも、ブレードと加工物間に遊離砥粒が出入りしやすく なる(微振動に伴う加工物とブレードとの間の距離の微少変動による)ので、同 じ加工物を切断する場合であっても、従来よりも著しく短時間で切断加工するこ とができる。 試験結果によると、加工物に切り込み方向の微振動を与えても、加工面の面精 度が低下するようなことはなく、また、被加工物の加工面の全面にわたる厚み偏 差や、多数の被加工物の平均の厚さ寸法の偏差を、微振動を与えない従来のもの と比較すると、むしろ改善される傾向が見られた。
【0006】
【考案の実施の形態】 図1及び図2に本考案の実施の形態を示す。切断機本体10のベース12の内 部には、加工物を回転させるための回転駆動装置14、該回転駆動装置14を上 下運動させることが可能な上下動装置42(図2参照)、上下動装置42内の作 動油を図中上下方向に微振動させる加振装置43(図2参照)、砥粒を含む研摩 液を収容する研摩液タンク18、研摩液タンク18内の研摩液を圧送するための 研摩液供給ポンプ16、及び使用済の研摩液を研摩液タンク18に戻すための戻 り側フレキシブルパイプ22などが設けられている。上下動装置42は、切断機 本体10の固定部に固定されたガイド本体41、これにガイドされて図2中上下 方向に移動可能な主柱45を有している。主柱45は、テーブル50と連結され ている。後述するように、テーブル50上には、回転可能に支持された回転軸部 材72が配置され、これの外周面に加工物80が取り付けられるようになってい る。図示してない油圧ユニットから配管47を介して供給される作動油によって 主柱45を上昇させることにより、テーブル50を後述するブレード78に近づ けることが可能である。 研摩液供給ポンプ16は、研摩液タンク18に取り付けられており、研摩液タ ンク18中の研摩液を供給側パイプ40を介して切断機に送ることができる。ま た、切断に使用された研摩液は、戻り側フレキシブルパイプ22から研摩液タン ク18に戻すことができる。また、ベース12内には、駆動モータ24、Vベル ト26、プーリ28、Vベルト30、フライホイール32、スライディングフレ ーム36を往復動させるための駆動機構が設けられる。 ベース12の上部の上部ベース20には、ブレード78を取り付けるためのス ライディングフレーム36が図中左右方向に移動可能に設けられる。このスライ ディングフレーム36の上方には研摩液供給装置38が配置され、研摩液供給装 置38と研摩液供給ポンプ16との間は供給側パイプ40によって接続されてい る。これにより、研摩液供給ポンプ16を作動させれば、研摩液は研摩液タンク 18、供給側パイプ40、研摩液供給装置38、及び戻り側パイプ22から成る 経路内を循環することになる。
【0007】 図1に示すように、回転駆動装置14は、テーブル50、これに取り付けられ た架台52、架台52内に取り付けられた駆動用のモータ54、モータ54の軸 に固定された駆動側歯付きプーリ56、架台52上に設けられた固定側軸受装置 58、固定側軸受装置58によって回転可能に支持されたスピンドル60、スピ ンドル60の図中左端部に固定された従動側歯付きプーリ62、両プーリ56及 び62間に掛け渡された歯付きベルト64、固定側軸受装置58と対向する位置 に、軸方向に移動可能に設けられスピンドル76を有する可動側軸受装置66、 可動側軸受装置66を軸方向に移動可能な可動側軸受装置移動装置68、及び歯 付きベルト64を覆うように設けられたカバー70を有している。図1中加工物 80の上方に仮想線で示すようにブレード78が配置されている。 図2に示すように、回転駆動装置14は、上下動装置42に取り付けて使用さ れる。上下動装置42は流体圧駆動式のものであり、加振装置43によって、作 動油に図中上下方向(上下動装置42の移動方向)の微振動を与えられるように なっている。こうすることによって、配管47中の作動油、上下動装置42及び 回転駆動装置14を介して加工物80を図中上下方向、すなわち切り込み方向に 微振動させることが可能である。この実施の形態においては、加振装置43とし てサーボ弁が用いられている。 回転軸部材72は、回転駆動装置14によって回転可能に支持されている。す なわち、加工物80及び台ガラス73が取り付けられる回転軸部材72は、軸継 手74を介して両スピンドル60及び76によって回転可能に支持されている。 なお、図2中には、加工後の研摩液を集めるための液だまり20、ストロークピ ッチ交換用回転板34なども示されている。 図3に示すように、ブレード78は、これの両端側が切断機本体10のブレー ドヘッド82を介してスライディングフレーム36に固定支持されている。回転 駆動装置14は、上下動装置42によって、図3中ストロークSだけブレード7 8に対して上下方向に移動可能とされている。 この状態でモータ54を作動させることにより、駆動側歯付きプーリ56、歯 付きベルト64、従動側歯付きプーリ62、スピンドル60、及び軸継手74を 介して回転軸部材72と加工物80とが回転させられることになる。また、切断 機本体10のモータ24を駆動すると、ブレード78が図中左右方向に往復運動 し、また、研摩液供給ポンプ16を駆動すると、供給側パイプ40を介して研摩 液供給装置38から加工部に研摩液がかけられる。すなわち、加工物80は、回 転させられるとともに、油圧ユニットから作動油が供給される上下動装置42に よってブレード78に押し付けられながら、また、前述の加振装置43によって 作動油及び上下動装置42を介して上下方向の微振動を与えられながら、ブレー ド78の往復運動によって研摩液中の砥粒により切断されることになる。 この実施の形態の場合、加工物80は、中空軸状をしており、軸方向に3つ重 ね合わせた状態で、これらの内周側が接着剤をもって筒状の台ガラス73に接着 されており、台ガラス73は、回転軸部材72に接着されている。これにより、 回転軸部材72、台ガラス73、及び加工物80は、一体とされている。台ガラ ス73としては、ガラス、セラミック、カーボン等の材質のものが使用される。
【0008】 次に、この実施の形態の作用を説明する。切断機本体10内の回転駆動装置1 4のモータ54が作動すると、回転軸部材72、台ガラス73及び加工物80が 一体に回転させられ、スライディングフレーム36の下側にブレード78が取付 けられた状態で駆動モータ24が作動すると、ブレード78が往復移動し、同時 に研摩液供給ポンプ16を作動させることにより加工物80の切削が開始される 。すなわち、研摩液タンク18から研摩液供給ポンプ16、供給側パイプ40、 及び研摩液供給装置38を介して加工部に研摩液がかけられ、加工物80は、回 転させられながら、ブレード78の往復運動によって研摩液により切断されるこ とになる。この場合、回転駆動装置14が上下動装置42によって徐々に押し上 げられることにより、図12に示すように、加工物80がブレード78に軽く押 しつけられた状態で、また、加振装置43によって、作動油、上下動装置42及 び回転駆動装置14を介して図中上下方向の微振動を与えられながら、切削が行 われることになる。この際、ブレード78の加工端部は、加工の進行に伴って、 次第にストロークの内側に移動していくことになる。すなわち、図12に示すよ うに、加工開始時には、仮想線で示す加工物80の外周面と、ブレード78の加 工面とによって図中左側の切削端部78mが形成されるが(右側の切削端部は図 示を省略してある)、加工の進行により切断部直径寸法が次第に小さくなって図 中実線で示す加工物80aとなった時点では、切削端部78nまで図中右側(す なわち、左側の切削端部78mから見てストロークの内側)に移動したことにな る。同様にして、図示を省略した右側の切削端部は、加工の進行に伴って徐々に 左側(右側の切削端部から見てストロークの内側)に移動することになる。これ により、切断ストロークが自動的に次第に内側に減少していく結果となり、従来 のようなブレード78のストローク変更作業をしなくても、切断精度の低下、チ ッピング、クラックなどの不具合が発生しないで済む。このようにして、ブレー ド78の台ガラス73が切断されたとき切断作業が終了することになる。台ガラ ス73から加工済みのウェファを取り外すことにより、完成品のウェファとする ことができる。
【0009】 (試験結果) 加振装置43として東京精密測器株式会社製サーボ弁403F −45L−30と、同社製プログラム設定器AS−1000Aとを用い、幅50 mm、厚さ25mm、長さ150mmのガラス片を台ガラス上に接着して取付板 に取り付けたものを用いて切り込み量29mmで切断試験を行った。加振装置4 3を駆動しなかった場合には、切断速度は2.8mm/Hであったが、振動速度 を10Hz、最大振幅はプログラム設定器の目盛8の条件で加振装置43を駆動 した場合には、切断速度は3.8mm/Hであり、加振しない場合の1.36倍 となった。製造されたウェファを検査したところ、ウェファ1枚の全面にわたる 厚み偏差は非加振時9.2ミクロンだったものが加振時6.4ミクロンに改善さ れた。また、ウェファ平均の厚さ寸法の偏差は非加振時9.5だったものが加振 時10.4ミクロンとやや低下した。 次に、幅48mm、厚さ16mm、長さ65mmのガラス片を切り込み量20 mmで上記と同様にして切断試験を行った。加振装置43を駆動しなかった場合 には、切断速度は0.97mm/Hであったが、振動速度を10Hz、最大振幅 はプログラム設定器の目盛8の条件で加振装置43を駆動した場合には、切断速 度は1.5mm/Hであり、加振しない場合の1.55倍となった。製造された ウェファを検査したところ、ウェファ1枚の全面にわたる厚み偏差は非加振時4 .54ミクロンだったものが加振時1.58ミクロンに改善された。また、ウェ ファ平均の厚さ寸法の偏差は非加振時5.77だったものが加振時2.56ミク ロンに改善された。 さらに、幅48mm、厚さ16mm、長さ120mmのガラス片を切り込み量 20mmで上記と同様にして切断試験を行った。加振装置43を駆動しなかった 場合には、切断速度は1.2mm/Hであったが、振動速度を10Hz、最大振 幅はプログラム設定器の目盛8の条件で加振装置43を駆動した場合には、切断 速度は1.5mm/Hであり、加振しない場合の1.25倍となった。製造され たウェファを検査したところ、ウェファ1枚の全面にわたる厚み偏差は非加振時 4.51ミクロンだったものが加振時5.05ミクロンとあまり変化がなかった 。また、厚さ寸法の偏差は非加振時10.6だったものが加振時10.3ミクロ ンとあまり変化がなかった。 なお、上記試験はいずれも回転駆動装置14を駆動しない場合であるが、図5 に示す構成で回転駆動装置14を駆動した場合を以下に説明する。幅18mm、 厚さ8mmのガラス片を台ガラス上に接着して、1軸当たり6本(相当長さ10 8mm)、合計4箇所で回転軸72に取り付けたもの(合計相当長さ432mm )を用い切断試験を行った。回転駆動装置14を駆動しない場合は1時間当たり の切断面積が108平方mmであったが、駆動した場合は、496.8平方mm となり、加工時間が1/5近くに短縮されることが確認された。ウェファ1枚の 全面にわたる厚み偏差(非回転時3.390ミクロン、回転時3.28ミクロン )及び厚さ寸法の偏差(非回転時3.615ミクロン、回転時1.23ミクロン )は、非回転時、回転時共に問題なかったが、いずれの偏差も回転時の方が良好 であった。
【0010】 なお、上記実施の形態の説明においては、加振装置43として配管47に接続 したサーボ弁を用いるものとしたが、サーボ弁に代えて脈動シリンダを用いるこ ともできる。 また、上下動装置42は、特開平1−216740号公報に示されるようなサ ーボモータ式のものとすることもできる。この場合には加振装置43として正逆 転装置を用い、サーボモータを短い時間間隔で正逆転させることにより、油圧シ リンダ内の作動油を振動させるようにすればよい。
【0011】 また、上記実施の形態の説明においては、台ガラス73に接着された加工物8 0を直接回転軸72に取り付けるものとしたが、加工物80を取り付けた取付板 をボルトで回転軸72に取り付けるようにすれば、取付け・取外し作業を簡単に できる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、加工物を回転させるとともに、これに 切り込み方向の微振動を与えながら、往復運動するブレードに遊離砥粒を供給す ることにより、加工物を切断するようにしたので、遊離砥粒の加工物へのまわり がよくなり、従来のように、加工物をブレードに押し付けるだけのものよりも、 短時間で精度よく加工物を切断することができる。従来よりも多くの数の加工物 を一度に加工することができ、作業能率を向上させることができる。また、ブレ ードの往復運動ストロークを変更するような手間が少なくて済む。さらに、加工 物の切断部の断面積が変化するような形状のものであっても、切断面にいわゆる ソーマークが発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の遊離砥粒を用いる切断機の実施例を示
す図である。
【図2】図1のベース内の機器の配置を示す図である。
【図3】回転駆動装置及びブレードを側面から見た図で
ある。
【図4】回転部材に対する加工物の取り付け方の1例を
示す図である。
【図5】回転部材に対する加工物の取り付け方の他の例
を示す図である。
【図6】回転部材に対する加工物の取り付け方のさらに
他の例を示す図である。
【図7】台ガラスの形状を説明する図である。
【図8】台ガラスの別の形状を説明する図である。
【図9】加工物が加工されていく様子を説明する図であ
る。
【図10】切断試験に用いた台ガラスと加工物の斜視図
である。
【図11】切断試験に用いた台ガラスと加工物の正面図
である。
【図12】ブレードと、回転する加工物との接触部がス
トローク内側に移動していく様子を説明する図である。
【符号の説明】
10 切断機本体 12 ベース 14 回転駆動装置 16 研摩液供給ポンプ 18 研摩液タンク 22 戻り側パイプ 38 研摩液供給装置 40 供給側パイプ 41 ガイド本体 42 上下動装置 43 加振装置 45 主柱 47 配管 50 テーブル 52 架台 54 モータ 58 固定側軸受装置 60 スピンドル 66 可動側軸受装置 68 軸受装置移動装置 72 回転軸部材 73 台ガラス 76 スピンドル 78 ブレード 80 加工物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレード(78)と、砥粒を含む研摩液
    をブレード(78)と加工物(80)間の加工部に供給
    するための研摩液供給装置(38)と、加工物(80)
    をブレード(78)に向かって押し付ける動作をさせる
    ことが可能な流体圧駆動式の上下動装置(42)と、を
    有する遊離砥粒を用いる切断機において、 加工物(80)と一体に設けられた回転軸部材(72)
    と、ブレード(78)に対して回転軸部材(72)を相
    対回転させることが可能な回転駆動装置(14)と、加
    振装置(43)と、を有しており、 上記上下動装置(42)は、加工物(80)を回転駆動
    装置(14)ごと上下運動させることにより、上記加工
    物(80)をブレード(78)に向かって押し付ける動
    作をさせることが可能であり、 上記加振装置(43)は、上記上下動装置(42)に供
    給される作動油を上下方向に微振動させることにより、
    該作動油及び上記上下動装置(42)を介して上記加工
    物(80)を切り込み方向に微振動させるように構成さ
    れていることを特徴とする遊離砥粒を用いる切断機。
JP1996010650U 1996-10-22 1996-10-22 遊離砥粒を用いる切断機 Expired - Lifetime JP3037094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010650U JP3037094U (ja) 1996-10-22 1996-10-22 遊離砥粒を用いる切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010650U JP3037094U (ja) 1996-10-22 1996-10-22 遊離砥粒を用いる切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3037094U true JP3037094U (ja) 1997-05-06

Family

ID=43171827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996010650U Expired - Lifetime JP3037094U (ja) 1996-10-22 1996-10-22 遊離砥粒を用いる切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3037094U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5344918B2 (ja) 3次元自動切断方法及び装置
JP3775044B2 (ja) ワイヤソー加工方法およびワイヤソー加工装置
JP3037094U (ja) 遊離砥粒を用いる切断機
JP4349369B2 (ja) ワイヤソー加工方法
JPH05329762A (ja) 曲面研磨方法および装置
CN1145543C (zh) 用于磨凹口的磨针、带有该磨针的磨床和磨凹口的方法
JPH07329051A (ja) 遊離砥粒を用いる切断機
JP3141158B2 (ja) 研削方法及び研削盤
JP3169249B2 (ja) レンズの心取り装置
US5187900A (en) Auxiliary device for a machine tool
JP2000233350A (ja) 自動バリ取り装置の工具ユニット
JPH1148110A (ja) 円環状ディスクのブラシ研磨方法及びその装置
JPH0386493A (ja) シート材料の裁断装置
JPH0624692B2 (ja) 砥石の複合振動による精密溝研削加工方法
JPH1158194A (ja) 超音波平面研削加工装置
CN211914751U (zh) 旋转式内部清洗装置
JP2900910B2 (ja) 研磨工具
JP2006281341A (ja) 研削装置
JPH06226607A (ja) 内面の研削された繊維強化プラスチック管の製造法および繊維強化プラスチック管の内面研削装置
JPH01268032A (ja) ウエハ研磨方法および装置
JP2000015625A (ja) 硬脆材料の切断方法及び内周刃切断装置
JP4058555B2 (ja) 研磨部材
JPH04226858A (ja) 表面研削用工作機械の改良
JPH0624691B2 (ja) 砥石の複合振動によるワーク表面の精密表面研摩加工方法
SU1576283A1 (ru) Способ финишной ультразвуковой обработки