JP2000233350A - 自動バリ取り装置の工具ユニット - Google Patents
自動バリ取り装置の工具ユニットInfo
- Publication number
- JP2000233350A JP2000233350A JP3726499A JP3726499A JP2000233350A JP 2000233350 A JP2000233350 A JP 2000233350A JP 3726499 A JP3726499 A JP 3726499A JP 3726499 A JP3726499 A JP 3726499A JP 2000233350 A JP2000233350 A JP 2000233350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool unit
- floating mechanism
- brush
- deburring device
- automatic deburring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円錐状に成形したブラシ状体にフローティン
グ機構を付加し押圧力を制御することにより、ワーク表
面に傷を付けず適正なバリ取り操作を可能とする自動バ
リ取り装置の工具ユニットの提供。 【解決手段】 プレス機やレーザ加工機等の板金加工機
で加工したワークＷの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ
等を除去するための自動バリ取り装置の工具ユニットで
あって、ブラシ状体１を円錐状に接着材や合成ゴムまた
は合成樹脂等で成形して保形性を持たせ、前記ブラシ状
体１の軸２を筒状回転体３内に摺動自在に挿設し、該ブ
ラシ状体１の軸２の頂部に緩衝部材４または緩衝材を介
在させてフローティング機構ＦＫを構成し、前記筒状回
転体３がブラシ状体１と共に回転自在であり、前記フロ
ーティング機構ＦＫにより、押圧力を制御して、バリ等
を除去可能とすることを特徴とする。
グ機構を付加し押圧力を制御することにより、ワーク表
面に傷を付けず適正なバリ取り操作を可能とする自動バ
リ取り装置の工具ユニットの提供。 【解決手段】 プレス機やレーザ加工機等の板金加工機
で加工したワークＷの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ
等を除去するための自動バリ取り装置の工具ユニットで
あって、ブラシ状体１を円錐状に接着材や合成ゴムまた
は合成樹脂等で成形して保形性を持たせ、前記ブラシ状
体１の軸２を筒状回転体３内に摺動自在に挿設し、該ブ
ラシ状体１の軸２の頂部に緩衝部材４または緩衝材を介
在させてフローティング機構ＦＫを構成し、前記筒状回
転体３がブラシ状体１と共に回転自在であり、前記フロ
ーティング機構ＦＫにより、押圧力を制御して、バリ等
を除去可能とすることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、板金加工後の自
動バリ取り装置の工具ユニットに関する。
動バリ取り装置の工具ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス機やレーザ加工機等の板金
加工機で加工したワークの穴や輪郭周縁部に生じたバリ
等を除去するために、先端が平らなブラシや、ブラシを
接着剤や合成ゴムまたは合成樹脂等で固めて円錐状に成
形したブラシ状工具を用いているのが通例である。
加工機で加工したワークの穴や輪郭周縁部に生じたバリ
等を除去するために、先端が平らなブラシや、ブラシを
接着剤や合成ゴムまたは合成樹脂等で固めて円錐状に成
形したブラシ状工具を用いているのが通例である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、先端が平らなブラシ（例えば、ＳＷ、ＳＵ
Ｓ、ＢＳＷ等の金属製ブラシ）の場合では、ブラシの軸
を垂直に保持して回転バリ取り研磨を実施すると（図４
参照）、ブラシ自体が広がってバリ以外のワーク表面を
傷つけたり、また、ブラシに角度を与え傾けてバリの生
じている部位を中心に回転研磨しようとすると自動化が
複雑となり（図５参照）、なおまた、ブラシを接着剤や
合成ゴムまたは合成樹脂等で固めて円錐状に成形したも
のを用いた場合では、ブラシ自体に柔軟性（フレキシブ
ル性）が無いために、ワークとブラシの位置ずれによる
研磨が過度になったり不足したり、或は研磨不能であっ
たり等の課題がある（図６参照）。
来例では、先端が平らなブラシ（例えば、ＳＷ、ＳＵ
Ｓ、ＢＳＷ等の金属製ブラシ）の場合では、ブラシの軸
を垂直に保持して回転バリ取り研磨を実施すると（図４
参照）、ブラシ自体が広がってバリ以外のワーク表面を
傷つけたり、また、ブラシに角度を与え傾けてバリの生
じている部位を中心に回転研磨しようとすると自動化が
複雑となり（図５参照）、なおまた、ブラシを接着剤や
合成ゴムまたは合成樹脂等で固めて円錐状に成形したも
のを用いた場合では、ブラシ自体に柔軟性（フレキシブ
ル性）が無いために、ワークとブラシの位置ずれによる
研磨が過度になったり不足したり、或は研磨不能であっ
たり等の課題がある（図６参照）。
【０００４】この発明は、叙上の点に着目して成された
もので、円錐状に成形したブラシ状体にフローティング
機構を付加し押圧力を制御することにより、ワーク表面
に傷を付けず適正なバリ取り操作を可能とする自動バリ
取り装置の工具ユニットを提供することを目的とする。
もので、円錐状に成形したブラシ状体にフローティング
機構を付加し押圧力を制御することにより、ワーク表面
に傷を付けず適正なバリ取り操作を可能とする自動バリ
取り装置の工具ユニットを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。 （１）プレス機やレーザ加工機等の板金加工機で加工し
たワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等を除去す
るための自動バリ取り装置の工具ユニットであって、ブ
ラシ状体を円錐状に接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等
で成形して保形性を持たせ、前記ブラシ状体の軸を筒状
回転体内に摺動自在に挿設し、該ブラシ状体の軸の頂部
に緩衝部材または緩衝材を介在させてフローティング機
構を構成し、前記筒状回転体がブラシ状体と共に回転自
在であり、前記フローティング機構により、押圧力を制
御して、バリ等を除去可能とすることを特徴とする自動
バリ取り装置の工具ユニット。
備えることにより上記課題を解決できるものである。 （１）プレス機やレーザ加工機等の板金加工機で加工し
たワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等を除去す
るための自動バリ取り装置の工具ユニットであって、ブ
ラシ状体を円錐状に接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等
で成形して保形性を持たせ、前記ブラシ状体の軸を筒状
回転体内に摺動自在に挿設し、該ブラシ状体の軸の頂部
に緩衝部材または緩衝材を介在させてフローティング機
構を構成し、前記筒状回転体がブラシ状体と共に回転自
在であり、前記フローティング機構により、押圧力を制
御して、バリ等を除去可能とすることを特徴とする自動
バリ取り装置の工具ユニット。
【０００６】（２）前記フローティング機構は、その緩
衝部材をバネ状体としたことを特徴とする前項（１）記
載の自動バリ取り装置の工具ユニット。
衝部材をバネ状体としたことを特徴とする前項（１）記
載の自動バリ取り装置の工具ユニット。
【０００７】（３）前記フローティング機構は、その緩
衝材を流体としシリンダを形成することを特徴とする前
項（１）記載の自動バリ取り装置の工具ユニット。
衝材を流体としシリンダを形成することを特徴とする前
項（１）記載の自動バリ取り装置の工具ユニット。
【０００８】（４）プレス機やレーザ加工機等の板金加
工機で加工したワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバ
リ等を除去するためのバリ取り装置であって、ブラシ状
体を円錐状に接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等で成形
して保形性を持たせ、前記ブラシ状体の軸を回転駆動を
司るモータの駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方向
のガイドに係合してガイド係合部を設けてブラシ状体と
共に縦方向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ部材
を緩衝部材として介在させてバネ・フローティング機構
を構成し、押圧力を制御して、バリ等を除去可能とする
ことを特徴とする自動バリ取り装置の工具ユニット。
工機で加工したワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバ
リ等を除去するためのバリ取り装置であって、ブラシ状
体を円錐状に接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等で成形
して保形性を持たせ、前記ブラシ状体の軸を回転駆動を
司るモータの駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方向
のガイドに係合してガイド係合部を設けてブラシ状体と
共に縦方向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ部材
を緩衝部材として介在させてバネ・フローティング機構
を構成し、押圧力を制御して、バリ等を除去可能とする
ことを特徴とする自動バリ取り装置の工具ユニット。
【０００９】（５）前記緩衝部材を流体シリンダとし、
モータ躯体頂部に前記流体シリンダを介在させて流体シ
リンダによるフローティング機構を構成したことを特徴
とする前項（４）記載の自動バリ取り装置の工具ユニッ
ト。
モータ躯体頂部に前記流体シリンダを介在させて流体シ
リンダによるフローティング機構を構成したことを特徴
とする前項（４）記載の自動バリ取り装置の工具ユニッ
ト。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
説明する。
【００１１】図１は、この発明に係る自動バリ取り装置
の工具ユニットの一実施の形態を示す縦断側面図、図２
は実施例２の形態を示す側面図、図３は実施例３の形態
を示す側面図、図４は先端が平らなブラシを使用した場
合の状況説明図、図５はブラシに角度を与え傾けて使用
した場合の状況説明図、図６は成形したブラシ状体を使
用した場合の状況説明図、図７は自動バリ取り装置の全
体構成を示す側面配置図である。
の工具ユニットの一実施の形態を示す縦断側面図、図２
は実施例２の形態を示す側面図、図３は実施例３の形態
を示す側面図、図４は先端が平らなブラシを使用した場
合の状況説明図、図５はブラシに角度を与え傾けて使用
した場合の状況説明図、図６は成形したブラシ状体を使
用した場合の状況説明図、図７は自動バリ取り装置の全
体構成を示す側面配置図である。
【００１２】尚、図１〜図３の実施例は、図７の工具ユ
ニットを上下逆にした状態で描かれている。
ニットを上下逆にした状態で描かれている。
【００１３】先ず、図７の自動バリ取り装置全体構成を
示す側面配置図に基づき、バリ取り工程の概要を説明す
る。
示す側面配置図に基づき、バリ取り工程の概要を説明す
る。
【００１４】被加工用パレットＰ１に隣接して工具ユニ
ットＹｔ、次に加工済ワーク用パレットＰ２が加工ライ
ンに沿って配設され、これら三者の上方をガイドレール
Ｒｇが伸延して設置されている。前記ガイドレールＲｇ
にスライダーＳがモータボールネジ（図示略）の駆動に
より走行移動位置決め可能である。
ットＹｔ、次に加工済ワーク用パレットＰ２が加工ライ
ンに沿って配設され、これら三者の上方をガイドレール
Ｒｇが伸延して設置されている。前記ガイドレールＲｇ
にスライダーＳがモータボールネジ（図示略）の駆動に
より走行移動位置決め可能である。
【００１５】工具ユニットＹｔの工具ベッドＹｂは、図
７の紙面に直交する方向にワークＷ分に相当する長さ寸
法を有し、この工具ベッドＹｂをベースとして工具ユニ
ットＹｔがモータボールネジ（図示略）の作動により移
動位置決め自在であり、この工具ユニットＹｔには、軸
付き工具１と、該軸付き工具１を軸２を介して回転、ま
たは、上下動させるためのモータＭが装着されている。
７の紙面に直交する方向にワークＷ分に相当する長さ寸
法を有し、この工具ベッドＹｂをベースとして工具ユニ
ットＹｔがモータボールネジ（図示略）の作動により移
動位置決め自在であり、この工具ユニットＹｔには、軸
付き工具１と、該軸付き工具１を軸２を介して回転、ま
たは、上下動させるためのモータＭが装着されている。
【００１６】スライダーＳには、上下シリンダＣｙを介
してバキュームパッド等の吸着具Ｖｈが被加工ワークＷ
１を被加工ワーク用パレットＰ１上から一枚取りし、次
の工具ユニットＹｔの所定位置まで移動位置決めして加
工穴部位のバリ取り加工を行い、バリ取り加工済の加工
済ワークＷ２を前記スライダーＳが前記動作と同様に上
下シリンダＣｙを介してバキュームパッド等の吸着具Ｖ
ｈにより吸着保持して上昇しながらガイドレールＲｇに
沿って走行移動し、加工済ワーク用パレットＰ２上の所
定位置へ集積する。
してバキュームパッド等の吸着具Ｖｈが被加工ワークＷ
１を被加工ワーク用パレットＰ１上から一枚取りし、次
の工具ユニットＹｔの所定位置まで移動位置決めして加
工穴部位のバリ取り加工を行い、バリ取り加工済の加工
済ワークＷ２を前記スライダーＳが前記動作と同様に上
下シリンダＣｙを介してバキュームパッド等の吸着具Ｖ
ｈにより吸着保持して上昇しながらガイドレールＲｇに
沿って走行移動し、加工済ワーク用パレットＰ２上の所
定位置へ集積する。
【００１７】（実施例１）図１を参照して、実施例１に
ついて以下に説明する。
ついて以下に説明する。
【００１８】ブラシ状体１を円錐状に接着材や合成ゴム
または合成樹脂等で成形して保形性を持たせ、前記ブラ
シ状体１の軸２を筒状回転体３内に摺動自在に挿設し、
該ブラシ状体１の軸２の頂部に緩衝部材となるバネ部材
４または緩衝材となる油或は空気等の流体を介在させて
フローティング機構ＦＫを構成し、前記筒状回転体３が
ブラシ状体１と共に回転自在であり、前記フローティン
グ機構ＦＫにより、押圧力を制御可能な構成としてあ
る。
または合成樹脂等で成形して保形性を持たせ、前記ブラ
シ状体１の軸２を筒状回転体３内に摺動自在に挿設し、
該ブラシ状体１の軸２の頂部に緩衝部材となるバネ部材
４または緩衝材となる油或は空気等の流体を介在させて
フローティング機構ＦＫを構成し、前記筒状回転体３が
ブラシ状体１と共に回転自在であり、前記フローティン
グ機構ＦＫにより、押圧力を制御可能な構成としてあ
る。
【００１９】上述の構成に基づいて作用を説明する。
【００２０】プレス機やレーザ加工機等の板金加工機で
加工したワークＷの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等
を除去するため、接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等で
円錐状に成形して保形性を持たせたブラシ状体１を、そ
の軸２の頂部に緩衝部材となるバネ部材４または緩衝材
となる油或は空気等の流体を介在させて筒状回転体３内
に摺動自在に挿設してフローティング機構ＦＫを構成
し、且つ前記筒状回転体３は、その頂部に設けた回転軸
を介してモータＭに接続し前記筒状回転体３がブラシ状
体１と共に回転自在としてあるので、ワークＷのバリ取
り工程で、図１に示すようにフローティング機構の特性
を活かして、Ｚ軸方向にブラシ状体１を微妙に浮動さ
せ、押圧力を制御しながら回転研磨することが出来る。
加工したワークＷの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等
を除去するため、接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等で
円錐状に成形して保形性を持たせたブラシ状体１を、そ
の軸２の頂部に緩衝部材となるバネ部材４または緩衝材
となる油或は空気等の流体を介在させて筒状回転体３内
に摺動自在に挿設してフローティング機構ＦＫを構成
し、且つ前記筒状回転体３は、その頂部に設けた回転軸
を介してモータＭに接続し前記筒状回転体３がブラシ状
体１と共に回転自在としてあるので、ワークＷのバリ取
り工程で、図１に示すようにフローティング機構の特性
を活かして、Ｚ軸方向にブラシ状体１を微妙に浮動さ
せ、押圧力を制御しながら回転研磨することが出来る。
【００２１】（実施例２）実施例１では、筒状回転体３
の内部にフローティング機構を設けたが、実施例２で
は、図２に示すように前記ブラシ状体１の軸を回転駆動
を司るモータの駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方
向のガイドに係合してガイド係合部を設けてブラシ状体
１と共に縦方向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ
部材４を緩衝部材として介在させてバネ・フローティン
グ機構を構成し、押圧力を制御可能な構成とした。
の内部にフローティング機構を設けたが、実施例２で
は、図２に示すように前記ブラシ状体１の軸を回転駆動
を司るモータの駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方
向のガイドに係合してガイド係合部を設けてブラシ状体
１と共に縦方向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ
部材４を緩衝部材として介在させてバネ・フローティン
グ機構を構成し、押圧力を制御可能な構成とした。
【００２２】上述の構成に基づいて作用を説明する。
【００２３】ブラシ状体１の軸を回転駆動を司るモータ
の駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方向のガイドに
係合してガイド係合部を設けてブラシ状体１と共に縦方
向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ部材４を緩衝
部材として介在させてバネ・フローティング機構を構成
したことにより、ワークＷのバリ取り工程で、図２に示
すように縦方向に、ブラシ状体１をモータ躯体に設けら
れたガイド係合部によりガイドに沿って微妙に浮動さ
せ、押圧力を制御しながら回転研磨することが出来る。
の駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方向のガイドに
係合してガイド係合部を設けてブラシ状体１と共に縦方
向に摺動自在とし、モータ躯体頂部にバネ部材４を緩衝
部材として介在させてバネ・フローティング機構を構成
したことにより、ワークＷのバリ取り工程で、図２に示
すように縦方向に、ブラシ状体１をモータ躯体に設けら
れたガイド係合部によりガイドに沿って微妙に浮動さ
せ、押圧力を制御しながら回転研磨することが出来る。
【００２４】（実施例３）実施例３については、フロー
ティング機構を流体シリンダによるフローティング機構
としたことが特徴であって、構成及びその他の部分の作
用については実施例２と同様であるので省略する。
ティング機構を流体シリンダによるフローティング機構
としたことが特徴であって、構成及びその他の部分の作
用については実施例２と同様であるので省略する。
【００２５】尚、実施例１における筒状回転体３の頂部
に設けた回転軸とモータＭとの接続方法や実施例２及び
３におけるブラシ状体１とモータの駆動軸との接続方法
は、直結しても、カップリング等を介在させて着脱自在
としても良く、また、回転速度制御には減速機を用いて
も良く、インバータ制御装置を用いても良い。
に設けた回転軸とモータＭとの接続方法や実施例２及び
３におけるブラシ状体１とモータの駆動軸との接続方法
は、直結しても、カップリング等を介在させて着脱自在
としても良く、また、回転速度制御には減速機を用いて
も良く、インバータ制御装置を用いても良い。
【００２６】
【発明の効果】この発明によれば、円錐状に成形したブ
ラシ状体にフローティング機構を付加し、押圧力を制御
することにより、ワーク表面に傷を付けず適正なバリ取
り操作を可能とするという効果を呈する。
ラシ状体にフローティング機構を付加し、押圧力を制御
することにより、ワーク表面に傷を付けず適正なバリ取
り操作を可能とするという効果を呈する。
【図１】 この発明に係る自動バリ取り装置の工具ユニ
ットの一実施の形態を示す縦断側面図
ットの一実施の形態を示す縦断側面図
【図２】 実施例２の形態を示す側面図
【図３】 実施例３の形態を示す側面図
【図４】 先端が平らなブラシを使用した場合の状況説
明図
明図
【図５】 ブラシに角度を与え傾けて使用した場合の状
況説明図
況説明図
【図６】 成形したブラシ状体を使用した場合の状況説
明図
明図
【図７】 自動バリ取り装置の全体構成を示す側面配置
図
図
１ ブラシ状体 ２ 軸 ３ 筒状回転体 ４ 緩衝部材 ＦＫ フローティング機構 Ｙｔ 工具ユニット Ｗ ワーク
Claims (5)
- 【請求項１】 プレス機やレーザ加工機等の板金加工機
で加工したワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等
を除去するための自動バリ取り装置の工具ユニットであ
って、ブラシ状体を円錐状に接着材や合成ゴムまたは合
成樹脂等で成形して保形性を持たせ、前記ブラシ状体の
軸を筒状回転体内に摺動自在に挿設し、該ブラシ状体の
軸の頂部に緩衝部材または緩衝材を介在させてフローテ
ィング機構を構成し、前記筒状回転体がブラシ状体と共
に回転自在であり、前記フローティング機構により押圧
力を制御して、バリ等を除去可能とすることを特徴とす
る自動バリ取り装置の工具ユニット。 - 【請求項２】 前記フローティング機構は、その緩衝部
材をバネ状体としたことを特徴とする請求項１記載の自
動バリ取り装置の工具ユニット。 - 【請求項３】 前記フローティング機構は、その緩衝材
を流体としシリンダを形成することを特徴とする請求項
１記載の自動バリ取り装置の工具ユニット。 - 【請求項４】 プレス機やレーザ加工機等の板金加工機
で加工したワークの加工後の輪郭周縁部に生ずるバリ等
を除去するためのバリ取り装置であって、ブラシ状体を
円錐状に接着材や合成ゴムまたは合成樹脂等で成形して
保形性を持たせ、前記ブラシ状体の軸を回転駆動を司る
モータの駆動軸に接続し、モータ躯体側部に縦方向のガ
イドに係合してガイド係合部を設けてブラシ状体と共に
縦方向に摺動自在とし、モータ躯体頂部に緩衝部材とし
てバネ部材を介在させてバネ・フローティング機構を構
成し、押圧力を制御して、バリ等を除去可能とすること
を特徴とする自動バリ取り装置の工具ユニット。 - 【請求項５】 前記緩衝部材を流体シリンダとし、モー
タ躯体頂部に前記流体シリンダを介在させて流体シリン
ダによるフローティング機構を構成したことを特徴とす
る請求項４記載の自動バリ取り装置の工具ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3726499A JP2000233350A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 自動バリ取り装置の工具ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3726499A JP2000233350A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 自動バリ取り装置の工具ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233350A true JP2000233350A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12492819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3726499A Withdrawn JP2000233350A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 自動バリ取り装置の工具ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233350A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010260143A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Nok Corp | バリ除去方法及び装置 |
| CN102179763A (zh) * | 2011-02-22 | 2011-09-14 | 智奇铁路设备有限公司 | 动车组空心轴中心孔打磨装置 |
| JP2012157971A (ja) * | 2005-09-29 | 2012-08-23 | Hoya Corp | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、研磨部材及び研磨装置 |
| CN104723213A (zh) * | 2014-08-16 | 2015-06-24 | 青岛科技大学 | 轴向缓冲机械去毛刺装置 |
| CN109702613A (zh) * | 2018-12-31 | 2019-05-03 | 管伟 | 盒式打磨器 |
| JP2020040177A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 日本ユニット株式会社 | 自動送出ブラシ |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP3726499A patent/JP2000233350A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012157971A (ja) * | 2005-09-29 | 2012-08-23 | Hoya Corp | 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、研磨部材及び研磨装置 |
| JP2010260143A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Nok Corp | バリ除去方法及び装置 |
| CN102179763A (zh) * | 2011-02-22 | 2011-09-14 | 智奇铁路设备有限公司 | 动车组空心轴中心孔打磨装置 |
| CN104723213A (zh) * | 2014-08-16 | 2015-06-24 | 青岛科技大学 | 轴向缓冲机械去毛刺装置 |
| JP2020040177A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 日本ユニット株式会社 | 自動送出ブラシ |
| CN109702613A (zh) * | 2018-12-31 | 2019-05-03 | 管伟 | 盒式打磨器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107199510B (zh) | 一种自动更换砂纸装置及更换砂纸方法 | |
| WO2004014606A8 (de) | Verfahren und vorrichtung zum aussen- und innenschleifen eines mit einer längsbohrung versehenen rotationssymmetrischen maschinenbauteils | |
| JP5058460B2 (ja) | 研磨装置付き旋盤及びこれを用いて行う軸状ワークの加工方法 | |
| JP4467870B2 (ja) | 歯車研削のための研削工具のドレッシング装置 | |
| CN108907948B (zh) | 一种发动机缸盖机器人自动修毛刺工作站 | |
| KR101403973B1 (ko) | 슬라이드형 자동 연마기 | |
| JP2000233350A (ja) | 自動バリ取り装置の工具ユニット | |
| JP2018062052A (ja) | 切削方法及び切削装置 | |
| KR20190071178A (ko) | 연마장치 | |
| JP2006088329A (ja) | バリ取装置 | |
| JP4733805B2 (ja) | 矩形部材を棒状部材に形成する加工方法および加工装置 | |
| JP2002239824A (ja) | 自動バリ取り装置およびそれに使用する工具保持装置 | |
| JP2010162637A (ja) | 研磨パッドの処理方法 | |
| CN112496871A (zh) | 一种零件毛刺复合打磨装置及打磨方法 | |
| JP2010069594A (ja) | 研削研磨装置と研削研磨方法 | |
| JP2007237377A (ja) | 溝加工装置および溝加工法 | |
| KR980008454A (ko) | 반구면 연마장치 | |
| CN217194551U (zh) | 一种打磨限位装置 | |
| KR101759278B1 (ko) | 가공장치 | |
| JP2000198077A (ja) | 軸付き工具 | |
| JP2010211882A (ja) | 磁気記録媒体用円盤状基板の研削装置、円盤状基板の製造方法および円盤状基板の研削用砥石 | |
| JP5484171B2 (ja) | 研磨パッドの溝形成方法 | |
| JP2542445Y2 (ja) | バフ溝加工装置 | |
| JP2018039091A (ja) | 研磨方法 | |
| JP3734770B2 (ja) | コンプレッサーシリンダ用溝研削盤のドレス装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |