JP3141158B2 - 研削方法及び研削盤 - Google Patents
研削方法及び研削盤Info
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- JP3141158B2 JP3141158B2 JP3105790A JP3105790A JP3141158B2 JP 3141158 B2 JP3141158 B2 JP 3141158B2 JP 3105790 A JP3105790 A JP 3105790A JP 3105790 A JP3105790 A JP 3105790A JP 3141158 B2 JP3141158 B2 JP 3141158B2
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転駆動される研削砥石と、テーブル上に固
定されたワークとを相互に接触させ、これらの研削砥石
及びテーブルを研削砥石の接線方向へ相対移動させるこ
とにより、ワーク表面を研削加工する研削方法及び研削
盤に関するものである。
定されたワークとを相互に接触させ、これらの研削砥石
及びテーブルを研削砥石の接線方向へ相対移動させるこ
とにより、ワーク表面を研削加工する研削方法及び研削
盤に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の研削方法としては、第8図に示すよう
に、回転駆動される研削砥石Gと、テーブル(図示しな
い)上に固定されたワークWとを相互に接触させ、この
状態でテーブル及びワークWを、同図に矢印で示すよう
に研削砥石Gの接線方向へ往復運動させるとともに、そ
の反転時に前方(図の斜め右上方)へ所定の送り長さず
つ移動させるようにしたトラバース研削法がある。この
方法は、研削砥石Gの幅よりも大きな幅の研削面を有す
るワークWの研削に適している。
に、回転駆動される研削砥石Gと、テーブル(図示しな
い)上に固定されたワークWとを相互に接触させ、この
状態でテーブル及びワークWを、同図に矢印で示すよう
に研削砥石Gの接線方向へ往復運動させるとともに、そ
の反転時に前方(図の斜め右上方)へ所定の送り長さず
つ移動させるようにしたトラバース研削法がある。この
方法は、研削砥石Gの幅よりも大きな幅の研削面を有す
るワークWの研削に適している。
また、第9図に示すように、ワークWの研削面の幅よ
りも大きな幅の研削砥石Gを用い、両者を接触させた状
態で、ワークWを同図に矢印で示すように研削砥石Gの
接線方向へ移動させるようにしたプランジ研削法も採ら
れている。
りも大きな幅の研削砥石Gを用い、両者を接触させた状
態で、ワークWを同図に矢印で示すように研削砥石Gの
接線方向へ移動させるようにしたプランジ研削法も採ら
れている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記トラバース研削法及びプランジ研削法
のいずれの研削法においても、テーブル及びワークWが
研削砥石Gの接線方向へ移動することにより研削が行わ
れるため、その研削砥石Gを構成している砥粒によって
ワークWの研削面に傷が付いた場合、その傷は線状に連
続して現れ、これが送りマークとして残るおそれがあ
る。そのため、平滑できれいな研削面を得ることができ
ないことがある。
のいずれの研削法においても、テーブル及びワークWが
研削砥石Gの接線方向へ移動することにより研削が行わ
れるため、その研削砥石Gを構成している砥粒によって
ワークWの研削面に傷が付いた場合、その傷は線状に連
続して現れ、これが送りマークとして残るおそれがあ
る。そのため、平滑できれいな研削面を得ることができ
ないことがある。
本発明の目的は、ワークの研削に際し、そのワークの
研削面に砥石の砥粒による送りマークを生じさせること
なく、確実にその研削面をきれいに仕上げることができ
る研削方法及び研削盤を提供することにある。
研削面に砥石の砥粒による送りマークを生じさせること
なく、確実にその研削面をきれいに仕上げることができ
る研削方法及び研削盤を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために、請求項1に記載
の発明では、回転駆動される研削砥石とテーブル上に固
定されたワークとを接触させ、研削砥石の接線方向へ同
研削砥石及びテーブルの相対移動によりワークを研削加
工する研削方法において、研削砥石の回転軸及び/又は
テーブルを支持する静圧部の圧力を制御することによ
り、前記砥石及び/又はテーブルを研削砥石の接線方向
と交差する方向へ往復動させながらワークを研削加工す
るようにした。
の発明では、回転駆動される研削砥石とテーブル上に固
定されたワークとを接触させ、研削砥石の接線方向へ同
研削砥石及びテーブルの相対移動によりワークを研削加
工する研削方法において、研削砥石の回転軸及び/又は
テーブルを支持する静圧部の圧力を制御することによ
り、前記砥石及び/又はテーブルを研削砥石の接線方向
と交差する方向へ往復動させながらワークを研削加工す
るようにした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の研削方
法において、前記研削砥石及び/又はテーブルの往復動
の振幅を、研削砥石の砥粒の直径よりも若干大きく設定
した。
法において、前記研削砥石及び/又はテーブルの往復動
の振幅を、研削砥石の砥粒の直径よりも若干大きく設定
した。
請求項3に記載の発明では、回転駆動される研削砥石
とテーブル上に固定されたワークとを接触させ、研削砥
石の接線方向へ同研削砥石及びテーブルの相対移動によ
りワークを研削加工する研削盤において、前記研削砥石
の回転軸及び/又はテーブルを支持する静圧部を設け、
ワークの研削加工中にその静圧部における油圧の圧力を
制御して前記研削砥石及び/又はテーブルを研削砥石の
接線方向と交差する方向へ往復動させる制御手段を設け
た。
とテーブル上に固定されたワークとを接触させ、研削砥
石の接線方向へ同研削砥石及びテーブルの相対移動によ
りワークを研削加工する研削盤において、前記研削砥石
の回転軸及び/又はテーブルを支持する静圧部を設け、
ワークの研削加工中にその静圧部における油圧の圧力を
制御して前記研削砥石及び/又はテーブルを研削砥石の
接線方向と交差する方向へ往復動させる制御手段を設け
た。
[作用] 請求項1及び3に記載の発明によれば、研削砥石及び
テーブルを互いに接触させた状態で、研削砥石の接線方
向へ相対移動させると、ワーク表面が研削加工される。
このときには、前記研削砥石及び/又はテーブルが、同
研削砥石の接線方向と交差する方向へ往復動されるた
め、たとえ研削砥石の砥粒によりワーク表面に傷が付い
ても、連続して線状に延びる送りマークとして現れな
い。また、研削砥石やテーブルの往復動が静圧部におけ
る圧力制御によって行われるため、カムや送りネジ等を
利用して往復動させるよりもその動作がスムーズに行わ
れる。
テーブルを互いに接触させた状態で、研削砥石の接線方
向へ相対移動させると、ワーク表面が研削加工される。
このときには、前記研削砥石及び/又はテーブルが、同
研削砥石の接線方向と交差する方向へ往復動されるた
め、たとえ研削砥石の砥粒によりワーク表面に傷が付い
ても、連続して線状に延びる送りマークとして現れな
い。また、研削砥石やテーブルの往復動が静圧部におけ
る圧力制御によって行われるため、カムや送りネジ等を
利用して往復動させるよりもその動作がスムーズに行わ
れる。
請求項2に記載の発明によれば、研削砥石及び/又は
テーブルの往復動の振幅を、研削砥石の砥粒の直径より
も若干大きく設定したので、前記送りマークの現出が確
実に防止される。
テーブルの往復動の振幅を、研削砥石の砥粒の直径より
も若干大きく設定したので、前記送りマークの現出が確
実に防止される。
[第一実施例] 以下、第一実施例を第1,2図に従って説明する。
まず、本実施例の研削方法に用いられる研削盤につい
て説明する。第1図に示すように、研削盤のフレーム1
の上面には、前後(図の左右)に延びる案内レール2に
より、サドル3が前後方向への往復動可能に支持されて
いる。サドル3の下面には連結部4が突設されており、
フレーム1に支持された前後送りねじ5が、この連結部
4に螺入されている。前後送りねじ5の前端には、ギヤ
機構6を介してサドル駆動用モータ7が連結されてい
る。そして、これらの連結部4、前後送りねじ5、ギヤ
機構6及びサドル駆動用モータ7により移動手段が構成
され、このサドル駆動用モータ7が正逆回転されること
により、前後送りねじ5を介してサドル3が前後に駆動
される。
て説明する。第1図に示すように、研削盤のフレーム1
の上面には、前後(図の左右)に延びる案内レール2に
より、サドル3が前後方向への往復動可能に支持されて
いる。サドル3の下面には連結部4が突設されており、
フレーム1に支持された前後送りねじ5が、この連結部
4に螺入されている。前後送りねじ5の前端には、ギヤ
機構6を介してサドル駆動用モータ7が連結されてい
る。そして、これらの連結部4、前後送りねじ5、ギヤ
機構6及びサドル駆動用モータ7により移動手段が構成
され、このサドル駆動用モータ7が正逆回転されること
により、前後送りねじ5を介してサドル3が前後に駆動
される。
前記サドル3の上面には、左右方向(紙面に直交する
方向)へ延びる前後一対のレール9が設けられており、
両レール9上にテーブル10が往復動可能に支持されてい
る。テーブル10の上面は磁力等によりワークWを保持す
るための取付面10aとなっている。また、テーブル10の
下部は駆動シリンダ(図示しない)から出没するピスト
ンロッド11に連結されており、同ピストンロッド11の作
動によりテーブル10が左右方向へ往復動されるようにな
っている。
方向)へ延びる前後一対のレール9が設けられており、
両レール9上にテーブル10が往復動可能に支持されてい
る。テーブル10の上面は磁力等によりワークWを保持す
るための取付面10aとなっている。また、テーブル10の
下部は駆動シリンダ(図示しない)から出没するピスト
ンロッド11に連結されており、同ピストンロッド11の作
動によりテーブル10が左右方向へ往復動されるようにな
っている。
前記フレーム1の後部にはコラム12が立設され、この
コラム12の上面には上下に延びる上下送りねじ13が、そ
のねじ作用により上下方向への移動可能に支持されてい
る。上下送りねじ13の下端には砥石ヘッド14が固定さ
れ、この砥石ヘッド14の前端には、前記テーブル10の上
方に位置するようにアーム部15を介して研削砥石Gが回
転可能に取着されている。また、砥石ヘッド14の後部に
は、研削砥石Gを回転駆動するための砥石駆動用モータ
16が取付けられている。前記コラム12の上部には、ヘッ
ド駆動用モータ17が設置されており、このヘッド駆動用
モータ17の正逆回転にともない、上下送りねじ13を介し
て砥石ヘッド14が上下動するようになっている。
コラム12の上面には上下に延びる上下送りねじ13が、そ
のねじ作用により上下方向への移動可能に支持されてい
る。上下送りねじ13の下端には砥石ヘッド14が固定さ
れ、この砥石ヘッド14の前端には、前記テーブル10の上
方に位置するようにアーム部15を介して研削砥石Gが回
転可能に取着されている。また、砥石ヘッド14の後部に
は、研削砥石Gを回転駆動するための砥石駆動用モータ
16が取付けられている。前記コラム12の上部には、ヘッ
ド駆動用モータ17が設置されており、このヘッド駆動用
モータ17の正逆回転にともない、上下送りねじ13を介し
て砥石ヘッド14が上下動するようになっている。
ところで、前記サドル駆動用モータ7及び駆動シリン
ダにはNC制御装置8が接続されている。このNC制御装置
8には、サドル駆動用モータ7及び駆動シリンダを作動
させるための加工プログラムが予め記憶されている。そ
して、この加工プログラムに基づいてサドル駆動用モー
タ7の正逆回転及び駆動シリンダにおけるピストンロッ
ド11の突出動作がそれぞれ制御される。
ダにはNC制御装置8が接続されている。このNC制御装置
8には、サドル駆動用モータ7及び駆動シリンダを作動
させるための加工プログラムが予め記憶されている。そ
して、この加工プログラムに基づいてサドル駆動用モー
タ7の正逆回転及び駆動シリンダにおけるピストンロッ
ド11の突出動作がそれぞれ制御される。
第2図はワークWの移動軌跡を示すものであり、この
軌跡上をワークWが移動するようにNC制御装置8により
制御が行われる。すなわち、ピストンロッド11の突出動
作によりテーブル10が左右方向へ往復動するときには、
サドル駆動用モータ7の正逆回転により、研削砥石Gの
砥粒の直径よりも若干大きな振幅Aで、サドル3が研削
砥石Gの接線方向と直交する方向である前後方向へ往復
動する。また、テーブル10の移動方向が反転するときに
は、そのテーブル10が所定送り長さBだけ前方へ移動す
る。
軌跡上をワークWが移動するようにNC制御装置8により
制御が行われる。すなわち、ピストンロッド11の突出動
作によりテーブル10が左右方向へ往復動するときには、
サドル駆動用モータ7の正逆回転により、研削砥石Gの
砥粒の直径よりも若干大きな振幅Aで、サドル3が研削
砥石Gの接線方向と直交する方向である前後方向へ往復
動する。また、テーブル10の移動方向が反転するときに
は、そのテーブル10が所定送り長さBだけ前方へ移動す
る。
ここで、サドル3の振幅Aを砥粒の直径よりも若干大
きく設定するのは、同振幅Aが砥粒の直径よりも小さい
と、従来技術と同様な送りマークが依然として現れるこ
とがあり、一方、振幅Aを砥粒の直径よりも極端に大き
くすると、研削効率が低下するからである。この振幅A
は研削砥石Gの砥粒の粒度に応じて決定する必要があ
り、実際には0.5〜1mmの範囲であることが好ましい。本
実施例ではこのサドル3の振幅Aが約0.5mmに設定され
ている。
きく設定するのは、同振幅Aが砥粒の直径よりも小さい
と、従来技術と同様な送りマークが依然として現れるこ
とがあり、一方、振幅Aを砥粒の直径よりも極端に大き
くすると、研削効率が低下するからである。この振幅A
は研削砥石Gの砥粒の粒度に応じて決定する必要があ
り、実際には0.5〜1mmの範囲であることが好ましい。本
実施例ではこのサドル3の振幅Aが約0.5mmに設定され
ている。
次に、前記研削盤を用いて研削を行う方法について説
明すると、まず、テーブル10の取付面10aにワークWを
固定し、ヘッド駆動用モータ17を作動させることによ
り、研削砥石GがワークWに接触するようにその上下高
さを調節し、その後、砥石駆動用モータ16を作動させて
研削砥石Gを回転駆動させる。続いて、NC制御装置8に
予め記憶された加工プログラムに基づき、駆動シリンダ
及びサドル駆動用モータ7を作動させると、レール9上
でテーブル10が左右方向へ往復動し、そのテーブル10が
反転するときにサドル3が前方へ送り長さBだけ移動
し、その結果、前記研削砥石GによってワークWの表面
が研削される。
明すると、まず、テーブル10の取付面10aにワークWを
固定し、ヘッド駆動用モータ17を作動させることによ
り、研削砥石GがワークWに接触するようにその上下高
さを調節し、その後、砥石駆動用モータ16を作動させて
研削砥石Gを回転駆動させる。続いて、NC制御装置8に
予め記憶された加工プログラムに基づき、駆動シリンダ
及びサドル駆動用モータ7を作動させると、レール9上
でテーブル10が左右方向へ往復動し、そのテーブル10が
反転するときにサドル3が前方へ送り長さBだけ移動
し、その結果、前記研削砥石GによってワークWの表面
が研削される。
この研削時には、研削砥石Gの接線方向に対し直交す
る方向である前後方向へサドル3が往復動され、しかも
その振幅Aが研削砥石Gの砥粒の直径よりも若干大きく
設定されているので、たとえその砥粒によりワークWの
表面に傷が付いても、直線状に連続して延びる送りマー
クとして現れず、目立たない。そのため、本実施例によ
れば従来技術とは異なり、ワークWの表面を平滑でかつ
きれいに仕上げることができる。
る方向である前後方向へサドル3が往復動され、しかも
その振幅Aが研削砥石Gの砥粒の直径よりも若干大きく
設定されているので、たとえその砥粒によりワークWの
表面に傷が付いても、直線状に連続して延びる送りマー
クとして現れず、目立たない。そのため、本実施例によ
れば従来技術とは異なり、ワークWの表面を平滑でかつ
きれいに仕上げることができる。
[第二実施例] 次に、第二実施例を第3図に基づいて説明すると、サ
ドル3上面には左右方向(紙面に直交する方向)に延び
る前後(第3図左右)一対のレール9が所定間隔におい
て配置され、両レール9の対向面には長手方向へ延びる
ガイド溝18が形成されている。ワークWが載置固定され
るテーブル10下部の前後両側には、左右方向へ延びる一
対の突条19が設けられ、各突条19が前記各レール9のガ
イド溝18内に摺動可能に挿嵌されている。
ドル3上面には左右方向(紙面に直交する方向)に延び
る前後(第3図左右)一対のレール9が所定間隔におい
て配置され、両レール9の対向面には長手方向へ延びる
ガイド溝18が形成されている。ワークWが載置固定され
るテーブル10下部の前後両側には、左右方向へ延びる一
対の突条19が設けられ、各突条19が前記各レール9のガ
イド溝18内に摺動可能に挿嵌されている。
各突条19にはそれぞれ複数のオイルポケット20,21が
左右方向へ所定間隔毎に穿設され、制御手段としてのオ
イルポンプ(図示しない)からこれらのオイルポケット
20,21へ圧油が供給されるようになっている。そのた
め、各突条19とガイド溝18との間には、前記圧油による
静圧力が作用し、突条19がガイド溝18内面から油膜の厚
み分だけ離間した状態で、テーブル10が摺動される。
左右方向へ所定間隔毎に穿設され、制御手段としてのオ
イルポンプ(図示しない)からこれらのオイルポケット
20,21へ圧油が供給されるようになっている。そのた
め、各突条19とガイド溝18との間には、前記圧油による
静圧力が作用し、突条19がガイド溝18内面から油膜の厚
み分だけ離間した状態で、テーブル10が摺動される。
そして、本実施例では前記レール9、突条19及びオイ
ルポンプにより駆動手段が構成され、前側の突条19にお
けるオイルポケット20への圧油の圧力と、後側の突条19
におけるオイルポケット21への圧油の圧力とをそれぞれ
制御する(例えば、2〜3種の圧力を予め設定してお
き、これらの圧力を順に切り換える)ことによって、テ
ーブル10を研削砥石Gの接線方向と直交する方向である
前後方向へ、20μm程度の振幅で往復動されるようにな
っている。前記以外の構成は第一実施例と同様である。
ルポンプにより駆動手段が構成され、前側の突条19にお
けるオイルポケット20への圧油の圧力と、後側の突条19
におけるオイルポケット21への圧油の圧力とをそれぞれ
制御する(例えば、2〜3種の圧力を予め設定してお
き、これらの圧力を順に切り換える)ことによって、テ
ーブル10を研削砥石Gの接線方向と直交する方向である
前後方向へ、20μm程度の振幅で往復動されるようにな
っている。前記以外の構成は第一実施例と同様である。
従って、本実施例によっても前記第一実施例と同様
に、テーブル10を前後に往復動させることができ、ワー
クWの表面を平滑かつきれいに研削加工することが可能
となる。また、前記第一実施例ではサドル駆動用モータ
7の正逆回転により、テーブル10反転時の送り、及び往
復動の両方を制御するようにしたが、本実施例ではこれ
らを別々に駆動するようにしたので、その分制御がしや
すくなる。
に、テーブル10を前後に往復動させることができ、ワー
クWの表面を平滑かつきれいに研削加工することが可能
となる。また、前記第一実施例ではサドル駆動用モータ
7の正逆回転により、テーブル10反転時の送り、及び往
復動の両方を制御するようにしたが、本実施例ではこれ
らを別々に駆動するようにしたので、その分制御がしや
すくなる。
[第三実施例] 次に、第三実施例を第4図に従って説明する。
本実施例ではサドル3を前後に往復動させるのではな
く、研削砥石Gを前後(第4図左右)方向へ往復動させ
るように構成した点が前記第一実施例と大きく相違して
いる。すなわち、研削盤のアーム部15には軸受スリーブ
22が嵌入されており、その軸受スリーブ22に貫設された
保持孔22aには主軸23が回転可能に挿入されている。軸
受スリーブ22の前後にはカバー24,25が取着されてお
り、前側のカバー24から突出する主軸23の前端に研削砥
石Gが装着され、後側のカバー25から突出する主軸23の
後端が、カップリング26を介して砥石駆動用モータ16に
連結されている。
く、研削砥石Gを前後(第4図左右)方向へ往復動させ
るように構成した点が前記第一実施例と大きく相違して
いる。すなわち、研削盤のアーム部15には軸受スリーブ
22が嵌入されており、その軸受スリーブ22に貫設された
保持孔22aには主軸23が回転可能に挿入されている。軸
受スリーブ22の前後にはカバー24,25が取着されてお
り、前側のカバー24から突出する主軸23の前端に研削砥
石Gが装着され、後側のカバー25から突出する主軸23の
後端が、カップリング26を介して砥石駆動用モータ16に
連結されている。
前記保持孔22aの内周面及び前後両カバー24,25の内側
面にはそれぞれオイルポケット27,28が形成されてお
り、図示しないオイルポンプからこれらのオイルポケッ
ト27,28へ圧油が供給されるようになっている。そし
て、オイルポケット27,28への圧油の圧力を制御するこ
とにより、主軸23及び研削砥石Gを、その研削砥石Gの
接線方向と直交する方向である前後方向へ往復動させる
ことができる。
面にはそれぞれオイルポケット27,28が形成されてお
り、図示しないオイルポンプからこれらのオイルポケッ
ト27,28へ圧油が供給されるようになっている。そし
て、オイルポケット27,28への圧油の圧力を制御するこ
とにより、主軸23及び研削砥石Gを、その研削砥石Gの
接線方向と直交する方向である前後方向へ往復動させる
ことができる。
従って、本実施例によっても前記第二実施例と同様の
作用及び効果を奏する。
作用及び効果を奏する。
なお、上記各実施例は、例えば以下のように変更して
もよい。
もよい。
(1)第5図に示すように、ワークWの凹溝29の底面29
aを研削する場合には、研削砥石Gを底面29aに接触させ
た状態で、その研削砥石Gの接線方向と直交する方向で
ある左右方向へ往復動させる。また、前記凹溝29の側面
29bを研削する場合には、研削砥石Gを側面29bに接触さ
せた状態で上下方向へ往復動させる。さらに、第6図に
示すように、ワークWにおけるV溝30の傾斜面30aを研
削する場合には、研削砥石Gを傾斜面30aに接触させた
状態で、矢印で示すように斜めに往復動させる。このよ
うにしても前記第三実施例と同様の作用及び効果を奏す
る。
aを研削する場合には、研削砥石Gを底面29aに接触させ
た状態で、その研削砥石Gの接線方向と直交する方向で
ある左右方向へ往復動させる。また、前記凹溝29の側面
29bを研削する場合には、研削砥石Gを側面29bに接触さ
せた状態で上下方向へ往復動させる。さらに、第6図に
示すように、ワークWにおけるV溝30の傾斜面30aを研
削する場合には、研削砥石Gを傾斜面30aに接触させた
状態で、矢印で示すように斜めに往復動させる。このよ
うにしても前記第三実施例と同様の作用及び効果を奏す
る。
また、第5,6図において研削砥石Gを往復動させるの
ではなくワークWを往復動させたり、これら両者をとも
に往復動させたりしてもよい。なお、前記したいずれの
場合においても、送りマーク発生防止という点で、往復
動の振幅Aを砥粒の直径よりも若干大きく設定すること
が望ましい。
ではなくワークWを往復動させたり、これら両者をとも
に往復動させたりしてもよい。なお、前記したいずれの
場合においても、送りマーク発生防止という点で、往復
動の振幅Aを砥粒の直径よりも若干大きく設定すること
が望ましい。
(2)前記第一実施例において、ワークW及び/又は研
削砥石Gを第7図に示すようにジグザグ状に往復動させ
つつ振幅Aで往復動させてもよい。
削砥石Gを第7図に示すようにジグザグ状に往復動させ
つつ振幅Aで往復動させてもよい。
(3)前記第一実施例において、前後送りねじ5に代え
てクランク機構を用いることにより、サドル3を前後に
往復動させてもよい。
てクランク機構を用いることにより、サドル3を前後に
往復動させてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、請求項1及び3に記載された発
明によれば、ワークの研削に際し、そのワークの研削面
に砥石の砥粒による送りマークの現出を極力防止するこ
とができる。また、研削砥石やテーブルをカムや送りネ
ジ等を利用して往復動させるよりも、その往復動作をス
ムーズに行うことができる。
明によれば、ワークの研削に際し、そのワークの研削面
に砥石の砥粒による送りマークの現出を極力防止するこ
とができる。また、研削砥石やテーブルをカムや送りネ
ジ等を利用して往復動させるよりも、その往復動作をス
ムーズに行うことができる。
請求項2に記載された発明によれば、ワークに対する
送りマークの現出をほぼ確実に防止でき、そのワークの
研削面をよりきれいに仕上げることができる。
送りマークの現出をほぼ確実に防止でき、そのワークの
研削面をよりきれいに仕上げることができる。
第1,2図は第一実施例を示し、第1図は研削盤の一部を
破断して示す側面図、第2図はワークの軌跡を示す概略
斜視図、第3図は第二実施例の研削盤を示す部分側面
図、第4図は第三実施例における研削砥石の駆動機構を
示す部分断面図、第5,6図はワーク及び研削砥石の接触
状態を示す部分拡大側面図、第7図は研削時におけるワ
ークの移動軌跡の別例を示す図、第8,9図は従来技術を
示し、第8図はトラバース研削法におけるワーク及び研
削砥石の概略斜視図、第9図はプランジ加工法における
ワーク及び研削砥石の概略斜視図である。 4……移動手段の一部を構成する連結部、5……移動手
段の一部を構成する前後送りねじ、6……移動手段の一
部を構成するギヤ機構、7……移動手段の一部を構成す
るサドル駆動用モータ、9……駆動手段の一部を構成す
るレール、10……テーブル、16……砥石駆動用モータ、
18……ガイド溝、19……駆動手段の一部を構成する突
条、20,21……静圧部としてのオイルポケット、G……
研削砥石、W……ワーク。
破断して示す側面図、第2図はワークの軌跡を示す概略
斜視図、第3図は第二実施例の研削盤を示す部分側面
図、第4図は第三実施例における研削砥石の駆動機構を
示す部分断面図、第5,6図はワーク及び研削砥石の接触
状態を示す部分拡大側面図、第7図は研削時におけるワ
ークの移動軌跡の別例を示す図、第8,9図は従来技術を
示し、第8図はトラバース研削法におけるワーク及び研
削砥石の概略斜視図、第9図はプランジ加工法における
ワーク及び研削砥石の概略斜視図である。 4……移動手段の一部を構成する連結部、5……移動手
段の一部を構成する前後送りねじ、6……移動手段の一
部を構成するギヤ機構、7……移動手段の一部を構成す
るサドル駆動用モータ、9……駆動手段の一部を構成す
るレール、10……テーブル、16……砥石駆動用モータ、
18……ガイド溝、19……駆動手段の一部を構成する突
条、20,21……静圧部としてのオイルポケット、G……
研削砥石、W……ワーク。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−90255(JP,A) 特開 昭58−137527(JP,A) 精密加工振動切削−基礎と応用1 隈 部淳一郎著1979年2月20日 実教出版株 式会社発行 P125〜P131 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 7/02 B24B 35/00
Claims (3)
- 【請求項1】回転駆動される研削砥石とテーブル上に固
定されたワークとを接触させ、研削砥石の接線方向へ同
研削砥石及びテーブルの相対移動によりワークを研削加
工する研削方法において、 研削砥石の回転軸及び/又はテーブルを支持する静圧部
の圧力を制御することにより、前記砥石及び/又はテー
ブルを研削砥石の接線方向と交差する方向へ往復動させ
ながらワークを研削加工するようにした研削方法。 - 【請求項2】前記研削砥石及び/又はテーブルの往復動
の振幅を、研削砥石の砥粒の直径よりも若干大きく設定
した請求項1に記載の研削方法。 - 【請求項3】回転駆動される研削砥石とテーブル上に固
定されたワークとを接触させ、研削砥石の接線方向へ同
研削砥石及びテーブルの相対移動によりワークを研削加
工する研削盤において、 前記研削砥石の回転軸及び/又はテーブルを支持する静
圧部を設け、ワークの研削加工中にその静圧部における
油圧の圧力を制御して前記研削砥石及び/又はテーブル
を研削砥石の接線方向と交差する方向へ往復動させる制
御手段を設けた研削盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105790A JP3141158B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 研削方法及び研削盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105790A JP3141158B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 研削方法及び研削盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03234464A JPH03234464A (ja) | 1991-10-18 |
| JP3141158B2 true JP3141158B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=12320855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3105790A Expired - Fee Related JP3141158B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 研削方法及び研削盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141158B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102528630A (zh) * | 2011-12-28 | 2012-07-04 | 深圳市宝福珠宝首饰有限公司 | 板块式贵金属饰品的抛光装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5322549B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2013-10-23 | 住友重機械工業株式会社 | 研削方法 |
| CN102059598A (zh) * | 2010-09-17 | 2011-05-18 | 北京金龙腾飞科技开发有限责任公司 | 一种轴承套圈外圆超精机 |
| JP5907445B1 (ja) * | 2015-03-16 | 2016-04-26 | 伊藤 幸男 | Nc制御によるチョッピング加工方法とこのチョッピング加工制御装置 |
| JP7113456B2 (ja) * | 2019-08-22 | 2022-08-05 | 進一 二ノ宮 | 研削装置及び研削方法 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP3105790A patent/JP3141158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 精密加工振動切削−基礎と応用1 隈部淳一郎著1979年2月20日 実教出版株式会社発行 P125〜P131 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102528630A (zh) * | 2011-12-28 | 2012-07-04 | 深圳市宝福珠宝首饰有限公司 | 板块式贵金属饰品的抛光装置 |
| CN102528630B (zh) * | 2011-12-28 | 2016-10-05 | 深圳市宝福珠宝首饰有限公司 | 板块式贵金属饰品的抛光装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03234464A (ja) | 1991-10-18 |
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