JP2670506B2 - 平面のホーニング加工方法、ワーク保持装置およびホーニング盤 - Google Patents

平面のホーニング加工方法、ワーク保持装置およびホーニング盤

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JP2670506B2
JP2670506B2 JP6074091A JP7409194A JP2670506B2 JP 2670506 B2 JP2670506 B2 JP 2670506B2 JP 6074091 A JP6074091 A JP 6074091A JP 7409194 A JP7409194 A JP 7409194A JP 2670506 B2 JP2670506 B2 JP 2670506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は平面のホーニング加工
方法、ワーク保持装置およびホーニング盤に関し、さら
に詳細には、例えば工作物の角穴内面のような平面にホ
ーニング加工を施す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】工作物(以下、ワークと称する)の周面
を精密に仕上げる加工法の一つとしてホーニング加工が
あるが、その対象となるワークの周面例えば内周面は、
図9(a),(b) に示されるような丸穴の円筒内径面aが一
般的で、いわゆる丸穴内面加工が主流とされている。
【0003】このホーニング加工においては、ホーニン
グツールbとワークWを相対的に浮動の状態におき、ホ
ーニングツールbの砥石G,G,…に回転(図9(a) の
矢符方向)と往復運動(オシレーション)(図9(b) の
矢符方向)を与えるとともに、ホーニングツールbの砥
石G,G,…を例えばコーンロッドのコーンdにより拡
張させながら、ワークWの円筒内径面aに精密仕上げを
行う。
【0004】上記のように砥石G,G,…に回転と往復
運動を与えるのは、砥石G,G,…の各砥粒の運動の軌
跡が同一の場所をなるべく通らないようにして、仕上能
率および仕上面の良好な加工を行うためで、この場合、
砥石G,G,…の回転と往復運動が合成されて、仕上面
には、図10に示すようないわゆるクロスハッチパター
ン(交差状のキズ目)が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワークの被
加工面には、上記のような円筒面に限らず角穴(四角
穴、五角穴等)の内面や平行溝などの平面もあり、これ
ら平面にホーニング加工のような精密仕上げ加工が要求
される場合もある。
【0006】しかしながら、上述した従来のホーニング
加工技術は専ら丸穴内面が対象とされ、角穴内面のよう
な平面の加工には適用不可能であった。この点に関し
て、ラップ仕上げや超仕上げといった精密仕上げ加工も
あるが、これらの加工はワーク外周の平面には適用可能
であるが、角穴内面のような内側の平面の加工にはやは
り適用が困難であった。
【0007】したがって、従来は、ワークの内側平面の
仕上げ加工には、単なる研磨のみが行われているという
のが実状であり、仕上がり精度もあまり高いものは期待
できず、また多量生産品にはコスト的にも不利であっ
た。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、従来の円
筒内面に対するホーニング加工技術の理論を応用して、
ワークの角穴内面のような平面に対するホーニング加工
を可能としたホーニング加工方法の提供にある。
【0009】また、本発明の他の目的は、このホーニン
グ加工方法の実施に用いられるワーク保持装置およびホ
ーニング盤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のホーニング加工方法は、ワークの内側平面
と砥石を相対的に一方向へ往復運動させるとともに、こ
の一方向と交差する他方向へ往復運動させつつ、上記砥
石を外方へ張り出させていき、これにより、上記ワーク
の平面にクロスハッチパターンを形成しながらホーニン
グを行うように構成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明のワーク保持装置は、上記ホ
ーニング加工方法を実施するために使用されるものであ
って、ワークを保持するワーク保持手段と、このワーク
保持手段を往復運動させる往復動手段とを備えてなり、
上記ワーク保持手段は、上記ワークをその軸線が鉛直方
向に向くように保持する保持治具と、この保持治具を上
記ワークの軸線に直交しかつ内側平面に平行な水平方向
へ移動可能に案内支持する治具案内部とを備えることを
特徴とする。
【0012】同じく、本発明のホーニング盤は、上記ホ
ーニング加工方法を実施するために使用されるものであ
って、ワークの軸線に沿って鉛直方向へ往復動作される
主軸と、この主軸の先端に装着され、上記平面に対して
拡縮動作される砥石を備えるホーニングツールと、この
ホーニングツールの砥石を拡張動作させる砥石拡張装置
と、上記ワークを保持して、上記主軸の往復動作方向と
直交する水平方向へ往復動作させる上記ワーク保持装置
とを備えてなることを特徴とする。
【0013】ここで、鉛直方向、水平方向および直交と
は、それぞれ物理的に完全な鉛直方向、水平方向および
直交を含むほか、本発明の範囲内で許容される同等範囲
をも含み、以下本明細書全体を通じて特に定義しない限
り同様とする。
【0014】
【作用】本発明においては、ワーク保持装置により、ワ
ークをその軸線が鉛直方向に向くように保持しつつ、軸
線に直交しかつ内側平面に平行な水平方向へ往復移動さ
せるとともに、主軸の先端に装着されたホーニングツー
ルの砥石を、ワークの軸線に沿って鉛直方向へ往復動作
させつつ、ワークの平面に対し外方へ張り出させていく
ことで、従来の円筒内面に対するホーニング加工技術の
理論を応用した、ワークの角穴内面のような平面のホー
ニング加工を可能とする。
【0015】すなわち、従来のホーニング加工技術を平
面に適用しようとした場合、ホーニングツールの砥石に
回転運動を与えることができないため、砥石に往復運動
を与えながら拡張動作させていくことになるが、これで
はワークの仕上面に砥石の往復運動による縦筋状のキズ
目が形成されてしまうとともに、砥石の各砥粒の運動の
軌跡が同一の場所を通って、仕上能率および仕上面の良
好な加工を行うことができない。
【0016】そこで、本発明においては、ワークの平面
と砥石を相対的に一方向へ往復運動させるとともに、こ
の一方向と交差する他方向へ往復運動させつつ、上記砥
石を外方へ張り出させていくことで、ワークの仕上面に
クロスハッチパターンを形成しながら、つまりワークと
砥石との間にあたかも従来のホーニング加工技術と同様
な関係を保ちつつホーニングを行うことを可能とした。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。本発明に係るホーニング盤が図1および図
2に示され、図1は要部の平面図および図2は同じく要
部の一部断面正面図がそれぞれ示されている。
【0018】このホーニング盤は、具体的には、図8に
示すようなワークWの内側平面Wa,Waをホーニング
加工するためのものであって、ホーニングツール1、ワ
ーク保持装置2およびこれらを駆動制御する制御装置3
などを主要部として構成されており、その加工形態は、
ホーニングツール1が固定側とされるとともに、ワーク
Wがワーク保持装置2によりフローティング状態に保持
される可動側とされている。上記ワークWは、図8に示
すように、その中央部分に異形断面の中央穴Wbが貫通
して設けられており、この中央穴Wbは、その一直径線
上の対向する部位が互いに平行な一対の平面Wa,Wa
とされている。
【0019】ホーニングツール(いわゆるホーニングマ
ンドレルないしホーニングヘッド)1は、図2、図4お
よび図5に示すように、主軸4の先端つまり下端に交換
可能に装着されるもので、その内部には、径方向へ拡縮
可能に配された一対の砥石G,Gと、これを拡張動作さ
せるコーンロッド6と、砥石G,Gを復帰動作させる復
帰ばね(図示省略)等を備える。
【0020】上記一対の砥石G,Gは、ワークWの材質
等に対応してCBN砥石、ダイヤモンド砥石、WA砥石
等が採用され、図示の実施例においてはCBN砥石が採
用されてなり、ワークWの両平面Wa,Waにそれぞれ
対向するように配置されている。
【0021】また、上記コーンロッド6の先端コーン7
は円錐面を備え、この先端コーン7の円錐面に、上記砥
石G,Gの砥石ホルダ8,8,…の傾斜内面8a,8
a,…が摺動可能に係合している。コーンロッド6は、
図示しない砥石拡張装置に駆動連結されており、この砥
石拡張装置の駆動源としては、ねじ機構を回転駆動する
駆動モータや作動ロッドを突出退入動作させる油圧シリ
ンダ等の従来周知の構造が採用されている。
【0022】そして、上記砥石G,Gは、上記砥石拡張
装置により、コーンロッド6の下動に伴って同時に拡張
動作される一方、コーンロッド6の上動に伴って上記復
帰ばねにより収縮動作(復帰動作)されることとなる。
【0023】なお、図示しないが、ワークWとの関係
で、ホーニングツール1自体を小型化する必要がある場
合には、ツール本体とコーンが一体になった構造を採用
するなど、ホーニングツール1の具体的構造は、その目
的に応じて適宜設計される。
【0024】また、上記ホーニングツール1が装着され
る主軸4は、図示しないが従来周知の基本構造を備え、
例えば油圧シリンダ等の駆動源を備える主軸往復駆動装
置により昇降動作されて、上記ホーニングツール1の砥
石G,GにワークWの軸線に沿った鉛直上下方向への往
復運動を与える構成とされている。
【0025】なお、上記主軸4や主軸往復駆動部などを
含めたホーニング盤の基本構成装置としては、従来の円
筒面用のホーニング盤と同じ構造ものが適用可能で、実
際上図示の実施例においては、従来の円筒面用のホーニ
ング盤のハード構成がそのまま適用されるとともに、ソ
フト的に上記主軸4の回転動作が行われないように構成
されている。
【0026】ワーク保持装置2は、ワークWを保持し
て、これを上記主軸4の往復動作方向(鉛直方向)と直
交する方向(水平方向)へ往復動作させるもので、ワー
クWを保持するワーク保持部(ワーク保持手段)10
と、このワーク保持部10を往復運動させる往復動部
(往復動手段)11とを備えてなる。
【0027】上記ワーク保持部10は、図3〜図5に示
すように、保持治具12、治具案内部13およびツール
案内部14から構成されている。
【0028】保持治具12は、ワークWをその軸線Xが
鉛直方向に向くように保持するもので、治具ベース15
とフローティングベース16を備える。
【0029】治具ベース15は、固定的に設けられた装
置基台(基台)20上に上記治具案内部13を介して、
ワークWの平面Wa,Waに平行な水平方向(図中矢符
A方向)へ移動可能に案内支持されている。具体的に
は、上記装置基台20上に支持台25が支持ブロック2
6を介して水平状に取り付けられ、この支持台25上に
上記治具案内部13を介して治具ベース15が矢符A方
向へ移動可能に装着されている。
【0030】この治具ベース15は平面矩形状のもの
で、その上面が平面に形成された支持面とされるととも
に、その中央部に挿通穴15aが上下に貫通して設けら
れている。また、治具ベース15の一端部には接続ブラ
ケット21が取り付けられ、この接続ブラケット21
に、後述するリンク機構45が枢支連結されている。
【0031】上記フローティングベース16は、上記ワ
ークWを取外し可能に保持するもので、上記治具ベース
15上に、この治具ベース15の移動方向Aと直交する
水平方向(図中矢符B方向)へ移動可能に設けられてい
る。
【0032】具体的には、治具ベース15の支持面上
に、多数のニードル22a,22a,…からなるスラス
トベアリング22を介して、上記フローティングベース
16の平面状の支持底面が支持されている。図示の実施
例においては、スラストベアリング22が平行に三列配
設されている。27はニードル脱落防止用カバーを示し
ている。なお、スラストベアリング22の配列数は装置
の形状寸法等に対応して適宜設定される。またスラスト
軸受22の形態も、図示のようなころがり軸受のほか、
すべり軸受等目的に応じて他の形態とされてもよい。
【0033】上記フローティングベース16の中央部分
には、挿通穴30aを有する挿通部30が設けられ、こ
の挿通部30は上記治具ベース15の挿通穴15aに挿
入されている。この挿通部30の外周面30bと上記挿
通穴15aの内周面との間には、図4に示すように、若
干の隙間lが形成されており、この隙間lが上記フロー
ティングベース16の矢符B方向の移動量を規定してい
る。
【0034】また、フローティングベース16へのワー
クWの取付けは、取付具31を介して行われる。つま
り、取付具31にワークWを一体的に取り付けた状態
で、この取付具31を上記フローティングベース16上
に取付けボルト等(図示省略)により取外し可能に取付
け固定する。図3の32はこのためのねじ穴を示してい
る。そして、この取付け固定状態において、ワークWの
軸線Xが鉛直になるように位置決め保持される。
【0035】なお、上記取付具31の具体的構造は、ワ
ークWの形状寸法に応じて構成され、手動によるワンタ
ッチでのワーク着脱が可能な構造や、ワーク搬入出ロボ
ットによる自動でのワーク着脱が可能な構造が適宜採用
され得る。
【0036】治具案内部13は、上記保持治具12をワ
ークWの軸線に直交しかつ平面Wa,Waに平行な水平
方向へ移動可能に案内支持するもので、図4に示すよう
に、一対のリニアレール35,35と、これらリニアレ
ール35,35上を走行するリニアガイド36,36か
ら構成されている。
【0037】上記一対のリニアレール35,35は、上
記支持台25上に、所定間隔をもって矢符A方向へ延び
て平行に配設されている。一方、上記リニアガイド3
6,36は、上記治具ベース15の底面にそれぞれ取付
け固定され、これらリニアガイド36,36が上記リニ
アレール35,35上に移動可能に支持されている。
【0038】しかして、上記保持治具12に保持された
ワークWは、上記治具案内部13により矢符A方向への
水平移動が可能とされるとともに、スラストベアリング
22により隙間lの範囲内で矢符B方向への水平移動が
可能とされて、フローティング状態に置かれることにな
る。
【0039】ツール案内部14は、ホーニングツール1
の先端部1aを案内支持するもので、上記支持台25上
に取付け固定されている。このツール案内部14には、
ツール案内穴37が上下に貫通して設けられており、こ
のツール案内穴37は、上記ホーニングツール1の先端
部1aを鉛直上下方向(図中矢符C方向)へ摺動可能に
挿通案内する形状とされている。
【0040】具体的には、ツール案内穴37は、図1、
図2および図3に示すような矩形断面を有するととも
に、上記保持治具12のホーニングツール挿通穴、つま
りフローティングベース16の挿通穴30aと同心位置
に設けられている。これに関連して、上記ホーニングツ
ール1の先端部1aはツール案内穴37に対応した矩形
状断面とされるとともに、図4および図5に示すよう
に、先端(下端)へ向けて先細に形成されている。
【0041】そして、上記ホーニングツール1の先端部
1aが上記ツール案内穴37に摺動可能に挿通支持され
た状態において、上記一対の砥石G,Gは、ワークWの
両平面Wa,Waにそれぞれ平行に対向して位置され
る。
【0042】なお、上記ホーニングツール1の先端部1
aとツール案内穴37の断面形状は、相互に対応した形
状であれば良く、図示のような矩形断面のほか、円形断
面など他の形状とされても良い。
【0043】上記往復動部11は、上記ワーク保持部1
0の保持治具12に枢支連結されたリンク機構45と、
このリンク機構45を駆動する駆動部46とを備えてな
る。
【0044】上記リンク機構45は、図7に示すよう
に、揺動アーム50および接続リンク51を備える。揺
動アーム50は、その長手方向の中間部が支軸52を介
して上記支持台25上に枢支され、水平方向へ揺動可能
とされている。この揺動アーム50の一端は上記接続リ
ンク51に枢支連結されるとともに、他端は上記駆動部
46に駆動連結されている。上記接続リンク51は、そ
の一端が、連結軸53により揺動アーム50の一端に枢
支連結されるとともに、他端が、連結軸54を介して上
記保持治具12の治具ベース15の接続ブラケット21
に枢支連結されている。
【0045】そして、上記揺動アーム50の揺動によ
り、接続リンク51を介して、上記治具ベース15およ
びこの上に装着されたフローティングベース16が、矢
符A方向へ往復運動される。
【0046】なお、図示の実施例においては、リンク機
構45は揺動アーム50と接続リンク51からなる簡素
かつコンパクトな構成とされているが、ホーニング盤の
構成および規模等の用途や目的に応じて、同様に作用す
る他の複雑かつ精密な機構とすることも可能である。
【0047】上記駆動部46は具体的には駆動モータの
形態とされ、図2に示すように、装置基台20上に、支
持台55を介して鉛直下向きに装着されており、その駆
動軸46aがクランク機構60を介して上記リンク機構
45に駆動連結されている。
【0048】このクランク機構60は、図6に示すよう
に、クランクピン61および伝動コマ62を主要部とし
て構成されている。
【0049】クランクピン61は、偏心量調整部63を
介して、上記駆動モータ46の駆動軸46aに平行かつ
偏心して取り付けられている。偏心量調整部63は、図
6に示すように、クランクピン61を保持する保持ブロ
ック63aおよび調整ボルト63bから構成されてい
る。
【0050】上記保持ブロック63aは円筒状の接続軸
70を備え、この接続軸70が、軸受71を介して上記
支持台55の軸受部55aに回転可能に支持されるとと
もに、上記駆動モータ46の駆動軸46aにキー嵌合7
2により同軸状に接続されている。保持ブロック63a
の保持溝73内には、上記クランクピン61の摺動部6
1aが水平方向へ移動可能に保持されるとともに、その
ピン部61bが上記駆動モータ46の駆動軸46aと偏
心した位置でかつこれと平行に鉛直下方向へ延びて設け
られ、このピン部61bに上記伝動コマ62が回転可能
に枢着されている。
【0051】また、上記保持ブロック63aには、上記
調整ボルト63bが水平状態で回転可能に軸支されると
ともに、その先端ねじ部75が上記保持溝73内に臨ん
で、上記クランクピン61の摺動部61aに螺進退可能
に螺合されている。
【0052】したがって、この調整ボルト63bを回転
操作することにより、クランクピン61が水平方向へ移
動されて、そのピン部61bつまり上記伝動コマ62の
駆動モータ46の駆動軸46aに対する偏心量αが調整
可能とされている。なお、上記偏心量調整部63の具体
的構成としては、図示のような構造にほか、同一機能を
有する他の構造も適宜採用可能である。
【0053】上記伝動コマ62は、上記リンク機構45
の揺動アーム50の他端に設けられた長孔状の係合孔8
0に摺動可能に係合連結されている。この係合孔80
は、具体的には図6に示すような矩形状のもので、揺動
アーム50の他端に取付け固定された係合部材81に形
成されている。
【0054】そして、図7において、上記駆動モータ4
6の駆動軸46aが回転すると、伝動コマ62は、その
軸心つまりクランクピン61の軸心が二点鎖線で示す円
軌跡Oを描いて旋回しながら、上記係合孔80内を摺動
する。これにより、揺動アーム50は支軸52を揺動中
心として矢符D方向へ揺動され、この揺動が上記接続リ
ンク51を介して上記保持治具12に伝達され、この結
果、保持治具12は、ワークWを保持した状態で上記治
具案内部13上を矢符A方向へ往復運動される。
【0055】この保持治具12の矢符A方向への往復運
動ストロークSは、揺動アーム50の支軸52を中心と
した両側の長さL1 とL2 の比、および上記伝動コマ6
2の偏心量α等により決定され、これらは対象となるワ
ークWの平面Wa,Waの形状寸法や要求される仕上げ
精度等に対応して設定される。
【0056】制御装置3は、ホーニング盤の各構成装置
の動作を相互に連動して自動制御するもので、具体的に
は、CPU,ROM,RAMおよびI/Oポートなどか
らなるマイクロコンピュータで構成されたCNC式とさ
れ、以下に述べるホーニング加工方法を実施するよう
に、上記主軸4の主軸往復駆動部、ホーニングツール1
の砥石拡張装置およびワーク保持装置2の動作を相互に
連動して制御すべく構成されている。
【0057】しかして、ブローチ加工等の前加工が施さ
れたワークWを、上記ワーク保持装置2の保持治具12
に手作業で取付け保持した後、ホーニング盤を起動させ
ることにより、制御装置3により各構成装置1,2,4
が駆動されて、所要の自動ホーニング加工が以下のごと
く行われる。
【0058】主軸往復駆動装置により、ホーニングツー
ル1の砥石G,Gが、ワークWの内側平面Wa,Waに
対する加工位置まで下降された後、ホーニングツール1
に上下方向Cへの往復運動が与えられるとともに、ワー
ク保持装置2により、ワークWは水平方向Aへ往復運動
され、この運動状態で、砥石拡張装置により、上記両砥
石G,Gが両側外方へ拡張されて、ワークWの両平面W
a,Waの加工域全体がホーニング加工される。
【0059】この際の上記両砥石G,GとワークWの両
平面Wa,Waとの相対的な動きは、従来の円筒内面に
対するホーニング加工と同様なものとなる。
【0060】すなわち、ワークWの両平面Wa,Wa間
に、ホーニングツール1の両砥石G,Gがこれら平面W
a,Waにそれぞれ対向させて配置され、この状態で、
上記ワークWが上記平面Wa,Waに平行な水平方向A
へ往復運動するとともに、上記両砥石G,Gが、このワ
ークWの往復運動方向Aにほぼ直交しかつ上記平面W
a,Waに平行な鉛直上下方向Cへ往復運動する。これ
により、これら両平面Wa,Waの仕上面には、図10
に示すようなクロスハッチパターンが形成されながらホ
ーニング加工が行われることとなる。
【0061】この場合、上記砥石G,Gの往復運動(縦
運動)とワークWの往復運動(横運動)を互いに同期
(同調)しないタイミングで行うことにより、ホーニン
グ加工時において、上記砥石G,Gの整形および自生発
刃作用を同時に発揮させることができるとともに、砥石
G,Gの運動の軌跡が再び同じキズ目を通過することが
防止されて、良好な仕上能率および仕上面を確保するこ
とができる。
【0062】また、上記両往復運動の速度は、仕上能率
等を考慮して、図10における上記砥石G,Gの砥粒切
刃の切削キズ目の方向(交差角)βが適当な値になるよ
うに決定される。ちなみに、この交差角βが小さ過ぎた
り、あるいは大き過ぎたりするときには、同じキズ目を
上記砥粒切刃が通りやすくなるので、ワークWの仕上量
は低下する。
【0063】また、フローティングベース16の矢符B
方向への動きにより、ワークWがフローティング状態に
保持されていることから、ホーニングツール1とワーク
W相互の追従性は良好に確保されている。
【0064】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく、その範囲内で種々設計変更可能で
ある。
【0065】例えば、図示の実施例においては、主軸4
や主軸往復駆動部などを含めたホーニング盤の基本構成
装置として、従来の円筒面用のホーニング盤のハード構
成がそのまま適用されて、設備コストの低減下が図られ
ているが、もちろん本発明が対象とする平面専用の構成
を採用することも可能である。
【0066】また、ワーク保持装置2の具体的構成につ
いても、図示の実施例に限定されるものではなく、同様
な機能を有する限り他の構成も採用可能である。例え
ば、ワーク保持装置2の往復動部11は、図示の実施例
に限定されることなく、目的に応じて設計変更可能であ
る。一例として、リンク機構45に代えてラック・ピニ
オン機構を採用することも可能であり、あるいは駆動モ
ータ46とリンク機構45に代えて、油圧シリンダを採
用し、そのピストンロッドの突出退入動作により直接往
復運動を行わせる構成としても良い。
【0067】さらに、図示の実施例においては、図8に
示すような異形断面の中央穴Wbにおける内側平面W
a,Waがホーニング加工されているが、このほか角穴
(四角穴、五角穴等)の内面や平行溝などの平面につい
ても本発明のホーニング加工技術は適用可能であり、さ
らには、ワーク外周の平面にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のホーニン
グ加工方法によれば、ワークの内側平面と砥石を相対的
に一方向へ往復運動させるとともに、この一方向と交差
する他方向へ往復運動させつつ、上記砥石を外方へ張り
出させていくようにしたから、従来の円筒内面に対する
ホーニング加工技術の理論を応用して、ワークの角穴内
面のような平面に対するホーニング加工が可能となっ
た。
【0069】すなわち、本発明においては、例えば、ワ
ーク保持装置により、ワークをその軸線が鉛直方向に向
くように保持しながら、軸線に直交しかつ内側平面に平
行な水平方向へ往復移動させる。一方、主軸の先端に装
着されたホーニングツールの砥石を、ワークの軸線に沿
って鉛直方向へ往復動作させる。そして、このワークと
砥石の相対的な運動関係を保ちつつ、砥石をワークの平
面に対し外方へ張り出させていくことにより、上記ワー
クの平面にクロスハッチパターンを形成しながら、つま
りワークと砥石との間に、あたかも従来の円筒内面に対
するホーニング加工技術と同様な関係を保ちつつホーニ
ング加工が行われることとなる。
【0070】したがって、従来のホーニング加工では不
可能であった、精密仕上げ加工が要求される角穴(四角
穴、五角穴等)の内面や平行溝などの平面についても、
ホーニング加工が可能となり、特に、高い仕上がり精度
が要求される多量生産品に最適な加工を提供することが
できる。
【0071】また、上記のようにワークと砥石の相対的
な運動関係を保ちつつホーニング加工することにより、
砥石自体の偏磨耗も防止されて、この点からも、ワーク
の平面の平行度が確保されて、均一な平面加工が達成さ
れるとともに、高い加工精度も得られる。
【0072】さらに、本発明のワーク保持装置によれ
ば、ホーニングツール側の動きを単純な一方向への往復
動作にして、上記のホーニング加工が実施できるから、
従来のホーニング盤の基本構成をそのまま利用すること
ができ、設備コスト等の低減化を図ることができる。
【0073】また、本発明のワーク保持装置を備えたホ
ーニング盤によれば、平面のホーニング加工に最適な動
作を容易に達成することができ、各構成装置の構造も単
純で故障の少ない、かつ安価なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施態様であるホーニング盤の
主要部の構成を示す概略平面図である。
【図2】同じく同ホーニング盤の主要部の構成を一部断
面で示す概略正面図である。
【図3】同ホーニング盤におけるワーク保持装置のワー
ク保持部を示す平面図である。
【図4】同ワーク保持装置のワーク保持部とホーニング
ツールを一部断面で示す正面図である。
【図5】同じく同ワーク保持装置のワーク保持部とホー
ニングツールを一部断面で示す右側面図である。
【図6】同ホーニング盤におけるワーク保持装置の往復
動部を示す正面図である。
【図7】同往復動部の主要部の動きを説明するための平
面図である。
【図8】同ホーニング盤によりホーニング加工される平
面を備えたワークを砥石との関係で示す図で、図8(a)
は平面図、および図8(b) は図8(a) のVIII-VIII 線に
沿った断面図である。
【図9】従来のホーニング盤によりホーニング加工され
る円筒面を備えたワークを砥石との関係で示す図で、図
9(a) は平面図、および図9(b) は図9(a) のIX-IX 線
に沿った断面図である。
【図10】ホーニング加工によりワークの仕上げ面に形
成されるキズ目(クロスハッチパターン)を、砥石の相
対的動きとの関係で示す図である。
【符号の説明】
1 ホーニングツール 2 ワーク保持装置 3 制御装置 4 主軸 10 ワーク保持部(ワーク保持手段) 11 往復動部(往復動手段) 12 保持治具 13 治具案内部 14 ツール案内部 15 治具ベース 16 フローティングベース 20 装置基台(基台) 22 スラストベアリング 31 ワークの取付具 35 リニアレール 36 リニアガイド 45 リンク機構 46 駆動モータ(駆動部) 46a 駆動モータの駆動軸 50 揺動アーム 51 接続リンク 52 揺動アームの支軸 60 クランク機構 61 クランクピン 62 伝動コマ 63 クランクピンの偏心量調整部 W ワーク(工作物) Wa ワークの内側平面 G 砥石 X ワークの軸線 A ワークの往復動作方向(水平方向) C 砥石の往復動作方向(鉛直方向)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物の内側平面と砥石を相対的に一方
    向へ往復運動させるとともに、この一方向と交差する他
    方向へ往復運動させつつ、上記砥石を外方へ張り出させ
    ていき、これにより、上記工作物の平面にクロスハッチ
    パターンを形成しながらホーニングを行なうように構成
    するとともに、 上記砥石の往復運動と工作物の往復運動を互いに同期し
    ないタイミングで行い、ホーニング加工時において、上
    記砥石の整形および自生発刃作用を発揮させるように構
    成した ことを特徴とする平面のホーニング加工方法。
  2. 【請求項2】 工作物の内側の対向する平行な平面間
    に、一対の砥石をこれら平面にそれぞれ対向させて配置
    し、 上記工作物を上記平面に平行な一方向へ往復運動させ、 上記両砥石を、この工作物の往復運動方向にほぼ直交し
    かつ上記平面に平行な方向へ往復運動させながら、これ
    ら両平面に向けて外方へ張り出させる請求項1に記載の
    平面のホーニング加工方法。
  3. 【請求項3】 上記砥石の往復運動が鉛直方向の縦運動
    であるとともに、上記工作物の往復運動が水平方向の横
    運動である請求項2に記載の平面のホーニング加工方
    法。
  4. 【請求項4】 工作物を保持するワーク保持手段と、こ
    のワーク保持手段を往復運動させる往復動手段とを備え
    てなり、 上記ワーク保持手段は、上記工作物をその軸線が鉛直方
    向に向くように保持する保持治具と、この保持治具を上
    記工作物の軸線に直交しかつ内側平面に平行な水平方向
    へ移動可能に案内支持する治具案内部とを備えることを
    特徴とするワーク保持装置。
  5. 【請求項5】 上記保持治具は、上記治具案内部上に上
    記工作物の平面に平行な水平方向へ移動可能に案内支持
    された治具ベースと、この治具ベース上に、治具ベース
    の移動方向と直交する水平方向へ移動可能に設けられ、
    上記工作物を取外し可能に保持するフローティングベー
    スとを備えてなる請求項4に記載のワーク保持装置。
  6. 【請求項6】 上記治具案内部は、固定的に設けられた
    基台上に上記保持治具の移動方向へ延びて配置されたリ
    ニアレールと、上記保持治具の底面部に設けられ、上記
    リニアレール上を走行するリニアガイドとを備えてなる
    請求項4または5に記載のワーク保持装置。
  7. 【請求項7】 ホーニングツールの先端部を案内支持す
    るツール案内部を備え、 このツール案内部は、上記基台上において上記保持治具
    のホーニングツール挿通穴と同心位置に設けられ、 上記ツール案内部のツール案内穴は、上記ホーニングツ
    ールの先端部を鉛直方向へ摺動可能に挿通案内する形状
    とされている請求項6に記載のワーク保持装置。
  8. 【請求項8】 上記往復動手段は、上記ワーク保持手段
    の保持治具に枢支連結されたリンク機構と、このリンク
    機構を駆動する駆動部とを備えてなり、 上記リンク機構の駆動により、上記保持治具が上記治具
    案内部上において、上記工作物の平面に平行な水平方向
    へ往復運動される請求項4から7のいずれか一つに記載
    のワーク保持装置。
  9. 【請求項9】 上記リンク機構は、水平方向へ揺動可能
    に長手方向中間部が軸支された揺動アームと、この揺動
    アームの一端および上記ワーク保持治具に両端がそれぞ
    れ枢支連結された接続リンクとを備えてなり、 上記揺動アームの他端が上記駆動部に駆動連結されてい
    請求項8に記載のワーク保持装置。
  10. 【請求項10】 上記駆動部は駆動モータの形態とさ
    れ、この駆動モータの駆動軸がクランク機構を介して上
    記リンク機構に駆動連結されている請求項8または9
    記載のワーク保持装置。
  11. 【請求項11】 上記クランク機構は、上記駆動モータ
    の駆動軸に平行かつ偏心して取り付けられたクランクピ
    ンと、このクランクピンに枢着された伝動コマとを備
    え、 この伝動コマは、上記リンク機構の揺動アームの他端に
    設けられた長孔状の係合孔に摺動可能に係合連結されて
    いる請求項10に記載のワーク保持装置。
  12. 【請求項12】 上記クランク機構は、上記駆動モータ
    の駆動軸に対するクランクピンの偏心量を調整する偏心
    量調整部を備える請求項11に記載のワーク保持装置。
  13. 【請求項13】 工作物の軸線に沿って鉛直方向へ往復
    動作される主軸と、 この主軸の先端に装着され、上記平面に対して拡縮動作
    される砥石を備えるホーニングツールと、 このホーニングツールの砥石を拡張動作させる砥石拡張
    装置と、 上記工作物を保持して、上記主軸の往復動作方向と直交
    する水平方向へ往復動作させる、請求項4から12のい
    ずれか一つに記載のワーク保持装置とを備えてなること
    を特徴とするホーニング盤。
  14. 【請求項14】 上記主軸、砥石拡張装置およびワーク
    保持装置の動作を相互に連動して制御する制御装置を備
    える請求項13に記載のホーニング盤。
  15. 【請求項15】 上記制御装置は、請求項1から3のい
    ずれか一つに記載のホーニング加工方法を実施するよう
    に、上記主軸、砥石拡張装置およびワーク保持装置の動
    作を相互に連動して制御する構成とされている請求項1
    に記載のホーニング盤。
  16. 【請求項16】 上記工作物が平行に対向する一対の内
    側平面を有するとともに、上記ホーニングツールは、こ
    れら平面にそれぞれ対向して配置された一対の砥石を備
    え、これら砥石が同時に拡張されて上記両平面をホーニ
    ング加工するように構成されている請求項13に記載の
    ホーニング盤。
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