JPH11221722A - 自動組立装置の組立用治具位置補正装置 - Google Patents

自動組立装置の組立用治具位置補正装置

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JPH11221722A
JPH11221722A JP2590898A JP2590898A JPH11221722A JP H11221722 A JPH11221722 A JP H11221722A JP 2590898 A JP2590898 A JP 2590898A JP 2590898 A JP2590898 A JP 2590898A JP H11221722 A JPH11221722 A JP H11221722A
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JP
Japan
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jig
assembly
light
actuator
assembling
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JP2590898A
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Yoshihiro Takasugi
良洋 高杉
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ簡易な構造で、安価に構成できる組
立用治具位置補正装置を提供する。 【解決手段】 組立用治具18にX方向遮光型光センサ
32とY方向遮光型光センサ33とを取り付け、アクチ
ュエータ13の移動により、アクチュエータ13に取り
付けた遮光体31によってそれらがそれぞれ遮光される
X座標及びY座標から組立用治具18の取り付け位置の
ずれ量を求める。コントローラ15はそのずれ量によっ
てアクチュエータ13の組立時における移動量を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子機器等の自動組立装置で
は被組立体(ワーク)はその種類(機種)に応じた専用
の組立用治具に搭載された状態で組立が行われ、従って
被組立体の種類が変わるたびに組立用治具を交換する必
要があり、また組立用治具を交換するたびに自動組立装
置と組立用治具との位置補正を行う必要がある。
【0002】この発明は、この組立用治具を交換するた
びに行う組立用治具の位置補正に用いる装置に関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】この種の位置補正装置を備えた従来の自
動組立装置の一例を図3に示す。ベースプレート11上
に支柱12が立設され、この支柱12に支持されてアク
チュエータ13がベースプレート11と対向するように
配設される。ベースプレート11は、その板面がXY平
面をなし、アクチュエータ13はベースプレート11に
対し、X,Y,Zの3方向に相対移動可能とされてい
る。アクチュエータ13の先端には部品を被組立体に組
付けるためのエンドエフェクタ14が取り付けられてい
る。コントローラ15はアクチュエータ13を所定のシ
ーケンス通りに動作させるための制御ボックスで、ケー
ブル16によりアクチュエータ13と接続されている。
【0004】ベースプレート11にはCCDカメラ17
が埋め込まれて取り付けられており、この取り付け位置
は図4に示したように、ベースプレート11上に取り付
けられた組立用治具18の角18aと対向する位置とさ
れる。CCDカメラ17はケーブル19を介して画像処
理装置21に接続され、また画像処理装置21はケーブ
ル22によりコントローラ15に接続されている。
【0005】ベースプレート11への組立用治具18の
取り付けは、図には示していないが例えばベースプレー
ト11にピンを植設し、組立用治具18に穴を設けて、
それらピンと穴との係合により位置決めを行い、ボルト
等で組立用治具18をベースプレート11に固定するこ
とによって行われる。一方、電子機器等の被組立体23
の組立用治具18への搭載は、例えば図5に示したよう
に組立用治具18の上面に設けた方形状の凹部18bに
被組立体23を収容し、その隣接2辺18c,18dに
被組立体23を突き当て位置決めすることによって行わ
れる。なお、必要に応じて押圧用の治具が設けられ、被
組立体23を突き当て面に押圧固定する構造とされる。
【0006】上述したように、組立用治具18のベース
プレート11への取り付けにおいては、例えば位置決め
ピンと穴との係合により、一応位置決めされるものとな
っているが、組立用治具18の交換における脱着作業を
迅速かつ容易に行えるように、その嵌め合いはゆるいも
のとされており、従って組立上、組立用治具18の位置
精度は充分とは言えず、その位置ずれが問題となるた
め、位置ずれに対する補正が必要となり、従来において
はこの補正は以下のような手順で行われていた。
【0007】(1)組立用治具18をベースプレート1
1に取り付けると、ベースプレート11に取り付けてあ
るCCDカメラ17により、組立用治具18の角18a
を写し、画像処理装置21でその角18aの座標を計測
する。 (2)コントローラ15は予めプログラムされている角
18aの座標と、実際に画像処理装置21から入力され
た座標との差を算出し、その値をずれ量(補正量)とし
て記憶する。
【0008】(3)被組立体23に対する組立を行う際
は、コントローラ15はアクチュエータ13の移動座標
に上記ずれ量を加算した座標に、アクチュエータ13を
移動させる。これにより、組立用治具18の位置がずれ
ていても被組立体23を正確に組み立てることが可能と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の自動組立装置における組立用治具18の取り付け位
置ずれに対する位置補正装置は、ベースプレート11に
CCDカメラ17を取り付け、CCDカメラ17及び画
像処理装置21により組立用治具18の位置を計測し、
そのデータに基づきコントローラ15で位置補正する構
成とされているため、以下に示すような欠点があった。
即ち、 CCDカメラ17をベースプレート11に取り付け
るため、構造が複雑となり、また装置が大型となる。
【0010】 画像処理装置21とコントローラ15
との通信用ソフトウエアを設計、製作する必要があり、
その分工数がかかる。 CCDカメラ17及び画像処理装置21を使用する
ため、装置が高価となる。 この発明の目的は、これら従来の欠点を解消し、小型か
つ簡易な構造で安価に構成することができる自動組立装
置用組立用治具位置補正装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、被組
立体の種類に応じた組立用治具がベースプレート上に取
り付けられ、そのベースプレートに対して相対移動する
アクチュエータに取り付けられたエンドエフェクタによ
り、組立用治具上の被組立体の組立が自動的に行われる
自動組立装置における組立用治具の取り付け位置ずれを
補正する装置は、アクチュエータに取り付けられた遮光
体と、組立用治具に取り付けられたX方向遮光型光セン
サ及びY方向遮光型光センサと、アクチュエータの移動
により遮光体によって、X方向遮光型光センサが遮光さ
れるX座標及びY方向遮光型光センサが遮光されるY座
標から組立用治具の取り付け位置のずれ量を算出し、そ
のずれ量によってアクチュエータの組立時における移動
量を補正する手段とによって構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。なお、図3と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1はこ
の発明の一実施例を示したものである。この例ではアク
チュエータ13の先端部に遮光体31が取り付けられ
る。遮光体31はZ軸方向に伸長する四角柱状とされ、
その上端がアクチュエータ13に固定支持され、下端は
遊端とされている。
【0013】組立用治具18は、この例では図に示した
ように、被組立体23が搭載される凹部18bの横にX
Y平面をなす平面部18eを有する構造とされ、この平
面部18eに組立用治具18のX方向の位置ずれを検出
するためのX方向遮光型光センサ32及び組立用治具1
8のY方向の位置ずれを検出するためのY方向遮光型光
センサ33が取り付けられる。なお、各遮光型光センサ
32,33はそれぞれ取り付け台34を介して取り付け
られている。
【0014】遮光型光センサ32,33は共に図2に示
すような構造とされ、即ち互いに対向する投光部35と
受光部36とを有するU字型とされている。投光部35
と受光部36との間のセンシングポイントに遮光体31
がくると、投光部35から受光部36への光が遮光さ
れ、この遮光状態が信号として出力される。遮光型光セ
ンサ32,33はそれぞれケーブル37,38を介して
コントローラ15に接続されており、その出力信号がそ
れぞれコントローラ15に入力される。
【0015】次に、これら遮光体31及び遮光型光セン
サ32,33を用いた組立用治具18の取り付け位置ず
れに対する補正について説明する。 (1)組立用治具18をベースプレート11に取り付け
ると、コントローラ15は遮光体31がX方向遮光型光
センサ32の投光部35と受光部36との間のセンシン
グポイントの手前に位置するように、アクチュエータ1
3を移動させ、その後例えば0.1mm等微少量ずつアクチ
ュエータ13をX方向へ移動させる。
【0016】(2)遮光体31によりX方向遮光型光セ
ンサ32が遮光されると、その出力信号がコントローラ
15に入力される。 (3)コントローラ15は予めプログラムされているX
方向遮光型光センサ32が遮光されるX座標と、実際に
X方向遮光型光センサ32から信号入力された時のX座
標との差を算出し、その値をX方向の補正量(組立用治
具18の取り付け位置のX方向のずれ量)として記憶す
る。
【0017】(4)次に、コントローラ15は遮光体3
1がY方向遮光型光センサ33のセンシングポイントの
手前に位置するように、アクチュエータ13を移動さ
せ、その後(1)項と同様に微少量ずつアクチュエータ
13をY方向へ移動させる。 (5)遮光体31によりY方向遮光型光センサ33が遮
光されると、その出力信号がコントローラ15に入力さ
れる。
【0018】(6)コントローラ15は予めプログラム
されているY方向遮光型光センサ33が遮光されるY座
標と、実際にY方向遮光型光センサ33から信号入力さ
れた時のY座標との差を算出し、その値をY方向の補正
量(組立用治具18の取り付け位置のY方向のずれ量)
として記憶する。 (7)被組立体23に対する組立を行う際は、コントロ
ーラ15によりアクチュエータ13の先端のエンドエフ
ェクタ14を組立用治具18上の被組立体23の上に移
動させる。この時、予めプログラムされている被組立体
23の座標に、(3)項のX方向の補正量と、(6)項
のY方向の補正量を加算した座標にアクチュエータ13
を移動させる。これにより、組立用治具18の位置がず
れていても、そのずれ量を補正した座標にエンドエフェ
クタ14を移動させることが可能となる。
【0019】なお、上述したように、この例ではコント
ローラ15はアクチュエータ13を動作制御すると共
に、組立用治具18の取り付け位置のずれ量を算出し、
かつ記憶して、そのずれ量によってアクチュエータ13
の組立時における移動量を補正する機能を有するものと
されている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明はアクチ
ュエータ13に取り付けた遮光体31と、組立用治具1
8に取り付けた2つの遮光型光センサ32,33とによ
って組立用治具18の取り付け位置を計測できるように
して、その位置ずれを補正できるようにしたものであ
り、CCDカメラ及び画像処理装置を使用していた従来
の位置補正装置に比べ、小型でかつ簡易な構造とするこ
とができ、また安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概要図。
【図2】遮光型光センサの構成を示す図、Aは側面図、
Bは正面図。
【図3】従来の自動組立装置の組立用治具位置補正装置
を示す概要図。
【図4】図3におけるCCDカメラの取り付け位置詳細
を説明するための図。
【図5】組立用治具への被組立体の搭載状態を示す平面
図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被組立体の種類に応じた組立用治具がベ
    ースプレート上に取り付けられ、そのベースプレートに
    対して相対移動するアクチュエータに取り付けられたエ
    ンドエフェクタにより、上記組立用治具上の被組立体の
    組立が自動的に行われる自動組立装置における上記組立
    用治具の取り付け位置ずれを補正する装置であって、 上記アクチュエータに取り付けられた遮光体と、 上記組立用治具に取り付けられたX方向遮光型光センサ
    及びY方向遮光型光センサと、 上記アクチュエータの移動により上記遮光体によって、
    上記X方向遮光型光センサが遮光されるX座標及び上記
    Y方向遮光型光センサが遮光されるY座標から上記組立
    用治具の取り付け位置のずれ量を算出し、そのずれ量に
    よって上記アクチュエータの組立時における移動量を補
    正する手段と、 を具備することを特徴とする自動組立装置の組立用治具
    位置補正装置。
JP2590898A 1998-02-06 1998-02-06 自動組立装置の組立用治具位置補正装置 Withdrawn JPH11221722A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065582A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 検査・計測用プログラムの作成方法
CN103331588A (zh) * 2013-06-18 2013-10-02 北京航空航天大学 一种具有夹持及搓动功能的微夹钳装置
CN116275960A (zh) * 2023-05-18 2023-06-23 天津津亚电子有限公司 六方位电机柔性精密定位组装手机显示屏机构

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Effective date: 20050510