JPH11221625A - 関節型ロボットによる曲げ加工方法 - Google Patents
関節型ロボットによる曲げ加工方法Info
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- JPH11221625A JPH11221625A JP2219498A JP2219498A JPH11221625A JP H11221625 A JPH11221625 A JP H11221625A JP 2219498 A JP2219498 A JP 2219498A JP 2219498 A JP2219498 A JP 2219498A JP H11221625 A JPH11221625 A JP H11221625A
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- bending
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
げ加工方法を得る。 【解決手段】長尺状の被加工物1に沿って、被加工物1
の軸方向と平行な軸の廻りで回動する関節37〜39を
有する関節型ロボット26を曲げ位置に移動する。そし
て、関節型ロボット26の先端に取り付けた曲げ機構4
4の曲げ型48と曲げ型48の周りを公転可能な締め型
54とにより被加工物1を挟持し、締め型54を公転さ
せ被加工物1を曲げ加工する。次の曲げ位置に移動する
際には、各関節37〜39を回動して、曲げ機構44の
姿勢を変更しながら、かつ、曲げ型48と締め型54と
の間に被加工物1がある状態を維持しながら曲げ機構4
4を被加工物1に沿って移動する。
Description
物、例えばパイプや棒状材を曲げ加工する際に、関節型
ロボットに取り付けた曲げ機構を移動して、被加工物を
順次曲げ加工する曲げ加工装置に関する。
にあるように、パイプ等の長尺状の被加工物のほぼ中央
を把持するチャック機構を備えると共に、チャック機構
に把持された被加工物と平行に、かつその両側にそれぞ
れ設けられた2組の軌道上をチャック機構に向かって互
いに対向して移動する2組の移動機構を設ける。
と平行な軸の廻りで回動する関節を有する関節型ロボッ
トをそれぞれ載置し、両関節型ロボットの先端に、被加
工物の曲げ形状に応じた曲げ型と、曲げ型の周りを公転
可能な締め型とにより被加工物を挟持し、締め型を公転
させ被加工物を曲げ加工する曲げ機構をそれぞれ取り付
ける。この関節型ロボットを被加工物に沿って移動し
て、被加工物の両側からその中央に向かって順次曲げ加
工する方法が知られている。
た従来の方法では、一箇所での曲げ加工が終了して、関
節型ロボットを被加工物に沿って移動する際に、曲げ機
構を被加工物から離してから、次の曲げ加工箇所に移動
していた。移動後、再び関節型ロボットの各関節を回動
して、曲げ機構の曲げ型と締め型との間に被加工物が来
るように、曲げ機構を移動していたので、加工時間が長
くなるという問題があった。
節型ロボットによる曲げ加工方法を提供することにあ
る。
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、長尺状の被加工物に沿って、該被加工物の軸方向と
平行な軸の廻りで回動する関節を有する関節型ロボット
を移動すると共に、前記関節型ロボットの先端に取り付
けた曲げ機構の曲げ型と該曲げ型の周りを公転可能な締
め型とにより前記被加工物を挟持し、前記締め型を公転
させ前記被加工物を曲げ加工する関節型ロボットによる
曲げ加工方法において、前記各関節を回動して、前記曲
げ機構の姿勢を変更しながら、かつ、前記曲げ型と前記
締め型との間に前記被加工物がある状態を維持しながら
前記関節型ロボットの前記曲げ機構を前記被加工物に沿
って移動することを特徴とする関節型ロボットによる曲
げ加工方法がそれである。
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、ほぼ中央
にパイプ等の長尺状の被加工物1を把持可能なチャック
機構2が設けられている。このチャック機構2は、図示
しないチャック爪により被加工物1の外周を把持するよ
うに構成されている。
物1と平行に、かつ把持された被加工物1の両側に、そ
れぞれ2本づつのレール3,4が敷設されて軌道6,8
が設けられている。このレール3,4には、それぞれ移
動台10,12がレール3,4上を移動可能に載せられ
ている。
6,8の端に設けられた駆動機構14,16により回転
されるチェーン18,20を介して軌道6,8に沿って
移動されるように構成されている。この2台の移動台1
0,12、両軌道6,8、2組の駆動機構14,16等
により第1及び第2移動機構22,24を構成してい
る。
1及び第2関節型ロボット26,28が載置されてお
り、この両関節型ロボット26,28は同一構成のもの
であり、両移動台10,12上にチャック機構2を中心
にして対称となるように設けている。
は、図3に示すように、移動台10,12上に固定され
た固定部29,30と、3本のアーム31〜33,34
〜36と、固定部29,30及び各アーム31〜33,
34〜36を接続すると共に被加工物1の軸方向と平行
な軸の廻りで回動する3箇所の関節37〜39,40〜
42とを有するものである。
6,28の先端のアーム33,36には、それぞれ第1
及び第2曲げ機構44,46が取り付けられている。こ
の第1及び第2曲げ機構44,46も同一構成であるの
で、第1関節型ロボット26に取り付けた第1曲げ機構
44について詳細に説明する。この第1曲げ機構44
は、図4、図5に示すように、アーム33の軸の延長方
向に曲げ型48の軸が同軸上に設けられており、曲げ型
48には、その外周に曲げ半径に応じた溝50が形成さ
れている。
48に向かって移動して、曲げ型48と共に被加工物1
を挟持する締め型54が設けられており、この締め型5
4は被加工物1を挟持した状態で曲げ型48の廻りを公
転し、締め型54を所定の角度回転して、いわゆるコン
プレッション曲げができるように構成されている。そし
て、この締め型54に並んで曲げ加工時の反力を受ける
圧力型56が設けられている。
を適用した曲げ加工装置の作動について説明する。ま
ず、図6に示す形状に加工する場合、長尺状の被加工物
1のほぼ中央の分割点A0 を、チャック機構2により把
持する。そして、両移動台10,12を移動して、第1
及び第2関節型ロボット26,28を所定の位置まで移
動した後、予め設定された動作で、例えば、図7(イ)
に示すように、第1関節型ロボット26の場合で説明す
ると、各関節37〜39を回転して、第1曲げ機構44
を倒立させると共に、曲げ型48の溝50の曲げ開始位
置が被加工物1に当接するように曲げ位置Q1 に移動す
る。
動して、曲げ型48と締め型54とにより被加工物1を
挟持し、圧力型56を被加工物1に当接させてから、締
め型54を曲げ型48の廻りに予め設定された所定角度
公転させて(図4矢印C)、被加工物1を曲げ加工す
る。
1を所定角度で曲げ加工した後、締め型54と圧力型5
6とを移動して、被加工物1の挟持を解放する。尚、第
2関節型ロボット28の第2曲げ機構46においても同
様の動作が実行されて、被加工物1が曲げ加工される。
動機構14を駆動して、図7(ロ)に示すように、次の
曲げ位置Q2 まで、移動台10をチャック機構2に向か
って移動させる。次の曲げ加工位置まで移動すると、前
述したと同様に、第1曲げ機構44により被加工物1を
曲げ加工する。
型ロボット26を次の曲げ位置Q3にまで移動すると共
に、各関節37〜39を回転して第1曲げ機構44を垂
直に立てる。そして、第1曲げ機構44を駆動して、被
加工物1を曲げ加工する。こうして、チャック機構2に
把持された被加工物1を、その端側からチャック機構2
に向かって順次曲げ加工していく。
(ハ)の曲げ位置Q3 に移動する際に、第1曲げ機構4
4は倒立した状態から正立した状態に姿勢を変化させる
必要がある。このとき、図7(ロ)の曲げ位置Q2 から
図7(ハ)の曲げ位置Q3 に駆動機構14を駆動して移
動台10を移動し、かつ、各関節37〜39を回動し
て、図8(イ)〜(ハ)に示すように、第1曲げ機構4
4の姿勢を変化させる。
した状態から、各関節37〜38を回動して、被加工物
1が曲げ型48と締め型54との間にある状態を維持し
つつ、第1曲げ機構44の姿勢を変化させる。図8
(イ)に示す状態から、図8(ロ)に示す第1曲げ機構
44が横方向を向いた状態に姿勢を変化させ、更に、図
8(ハ)に示す第1曲げ機構44が正立した状態に姿勢
を変化させる。この姿勢を変化させている間、被加工物
1が曲げ型48と締め型54との間にある状態を維持す
るように各関節37〜38を回動する。
置に移動する際に、第1曲げ機構44を被加工物1から
退避させず、しかも、次の曲げ方向に応じて第1曲げ機
構44の姿勢を変化させるので、タクトタイムが短縮さ
れる。尚、第2関節型ロボット28についても同様であ
る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
ットによる曲げ加工方法は、曲げ位置に移動する際に、
曲げ機構を被加工物から退避させず、しかも、次の曲げ
方向に応じて曲げ機構の姿勢を変化させるので、タクト
タイムが短縮され、加工時間を短縮することができると
いう効果を奏する。
よる曲げ加工方法を適用した曲げ加工装置の正面図であ
る。
る。
る。
る。
法に従って曲げ加工した被加工物の斜視図である。
法の曲げ工程を示す斜視図である。
法の曲げ機構の姿勢の変化を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺状の被加工物に沿って、該被加工物
の軸方向と平行な軸の廻りで回動する関節を有する関節
型ロボットを移動すると共に、前記関節型ロボットの先
端に取り付けた曲げ機構の曲げ型と該曲げ型の周りを公
転可能な締め型とにより前記被加工物を挟持し、前記締
め型を公転させ前記被加工物を曲げ加工する関節型ロボ
ットによる曲げ加工方法において、 前記各関節を回動して、前記曲げ機構の姿勢を変更しな
がら、かつ、前記曲げ型と前記締め型との間に前記被加
工物がある状態を維持しながら前記関節型ロボットの前
記曲げ機構を前記被加工物に沿って移動することを特徴
とする関節型ロボットによる曲げ加工方法。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2219498A JPH11221625A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 関節型ロボットによる曲げ加工方法 |
DE69939499T DE69939499D1 (de) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Biegevorrichtung |
DE69931087T DE69931087T2 (de) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Biegevorrichtung |
DE69940752T DE69940752D1 (de) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Biegevorrichtung |
DE69937763T DE69937763T2 (de) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Biegevorrichtung |
EP99102085A EP0934783B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Bending device |
EP06113226A EP1690609B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Bending device |
US09/241,711 US6185968B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Bending device and bending method |
EP07107514A EP1810763B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Bending device |
EP06113225A EP1688194B1 (en) | 1998-02-03 | 1999-02-02 | Bending device |
KR1019990003532A KR100550098B1 (ko) | 1998-02-03 | 1999-02-03 | 굽힘가공 장치 및 굽힘가공 방법 |
US09/495,848 US6189353B1 (en) | 1998-02-03 | 2000-02-01 | Bending device and bending method |
US09/495,849 US6237380B1 (en) | 1998-02-03 | 2000-02-01 | Bending device having a control mechanism for controlling joint-type robots of the bending device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2219498A JPH11221625A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 関節型ロボットによる曲げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221625A true JPH11221625A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12076002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2219498A Pending JPH11221625A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 関節型ロボットによる曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221625A (ja) |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP2219498A patent/JPH11221625A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060926 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20061127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |