JPH11221504A - ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法および装置 - Google Patents
ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法および装置Info
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- JPH11221504A JPH11221504A JP10028273A JP2827398A JPH11221504A JP H11221504 A JPH11221504 A JP H11221504A JP 10028273 A JP10028273 A JP 10028273A JP 2827398 A JP2827398 A JP 2827398A JP H11221504 A JPH11221504 A JP H11221504A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラム缶表面へのオーバーミストを空気流に
よって排除するように工夫し、現場での色分け作業を、
確実かつ容易に行えるようにしたドラム缶塗装時のオー
バーミスト防止方法および装置を提供する。 【解決手段】 ドラム缶の胴部と天地とを、別のカラー
で塗装する際に、前記胴部の縁において、塗装側に対応
してミストの方向を変えるように、空気流を生起させ、
隣接領域へのミストの導入を排除すること、また、こん
ため、ドラム缶の胴部の縁において、塗装側に対応して
ミストの方向を変えるように、空気流を生起させる手段
を、天地に対応して、あるいは、胴部外周の縁に対応し
て、設置したことを特徴とする。
よって排除するように工夫し、現場での色分け作業を、
確実かつ容易に行えるようにしたドラム缶塗装時のオー
バーミスト防止方法および装置を提供する。 【解決手段】 ドラム缶の胴部と天地とを、別のカラー
で塗装する際に、前記胴部の縁において、塗装側に対応
してミストの方向を変えるように、空気流を生起させ、
隣接領域へのミストの導入を排除すること、また、こん
ため、ドラム缶の胴部の縁において、塗装側に対応して
ミストの方向を変えるように、空気流を生起させる手段
を、天地に対応して、あるいは、胴部外周の縁に対応し
て、設置したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、ドラム
缶を塗装する際に発生するオーバーミストを防止する方
法および装置に関するものである。
缶を塗装する際に発生するオーバーミストを防止する方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラム缶の塗装においては、その
塗料の用途、種類、色などの仕様に従って、ドラム缶の
胴部と天地とを、別の塗装色にしているが、この色分け
に際しては、次のような問題がある。即ち、図 および
図 に示すように、先ず、ドラム缶1の胴部1aに対し
て、塗装ノズル2から所要の色、例えば、ブルーの塗料
を噴射するが、この塗料の一部がオーバーミストとし
て、ドラム缶1のチャイム部1bを越えて、天地の領域
1cに飛散する。
塗料の用途、種類、色などの仕様に従って、ドラム缶の
胴部と天地とを、別の塗装色にしているが、この色分け
に際しては、次のような問題がある。即ち、図 および
図 に示すように、先ず、ドラム缶1の胴部1aに対し
て、塗装ノズル2から所要の色、例えば、ブルーの塗料
を噴射するが、この塗料の一部がオーバーミストとし
て、ドラム缶1のチャイム部1bを越えて、天地の領域
1cに飛散する。
【0003】このため、次の塗装工程で、ドラム缶の天
地の領域1cに、塗装ノズル3から所要の別の色、例え
ば、ホワイトの塗料を噴射すると、先に飛散したブルー
の塗料が滲むという事態になる。また、この塗装工程で
も、ホワイトの塗料の一部がオーバーミストとして、ド
ラム缶1のチャイム部1bを越えて、胴部1aに飛散
し、チャイム部1bに近い箇所で、霜降り状態となる。
地の領域1cに、塗装ノズル3から所要の別の色、例え
ば、ホワイトの塗料を噴射すると、先に飛散したブルー
の塗料が滲むという事態になる。また、この塗装工程で
も、ホワイトの塗料の一部がオーバーミストとして、ド
ラム缶1のチャイム部1bを越えて、胴部1aに飛散
し、チャイム部1bに近い箇所で、霜降り状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、塗料の表面張
力の差(上述の場合は、ブルーの塗料とホワイトの塗料
との表面張力の差)で、上述のようなドラム缶塗装の外
観上の不具合を解消することが、一般に行われている。
力の差(上述の場合は、ブルーの塗料とホワイトの塗料
との表面張力の差)で、上述のようなドラム缶塗装の外
観上の不具合を解消することが、一般に行われている。
【0005】しかしながら、この場合、ブルーの塗料
(胴部1a)の表面張力を、ホワイトの塗料(天地の領
域1c)のそれよりも低くすると、その程度によって
は、天地の領域1cでの滲みが激しくなり、逆に、その
表面張力を高くすると、その程度によっては、次段の工
程で、ホワイトの塗料による胴部での霜降り状態が激し
くなるという相反する結果を招くことになり、表面張力
の差による解決方法は、決定的な解決方法とはならな
い。また、表面張力の差の適用範囲の調整が難しく、現
場での適性に欠ける。
(胴部1a)の表面張力を、ホワイトの塗料(天地の領
域1c)のそれよりも低くすると、その程度によって
は、天地の領域1cでの滲みが激しくなり、逆に、その
表面張力を高くすると、その程度によっては、次段の工
程で、ホワイトの塗料による胴部での霜降り状態が激し
くなるという相反する結果を招くことになり、表面張力
の差による解決方法は、決定的な解決方法とはならな
い。また、表面張力の差の適用範囲の調整が難しく、現
場での適性に欠ける。
【0006】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、ドラム缶表面へのオーバーミストを空気流によっ
て排除するように工夫し、現場での色分け作業を、確実
かつ容易に行えるようにしたドラム缶塗装時のオーバー
ミスト防止方法および装置を提供することを目的とす
る。
ので、ドラム缶表面へのオーバーミストを空気流によっ
て排除するように工夫し、現場での色分け作業を、確実
かつ容易に行えるようにしたドラム缶塗装時のオーバー
ミスト防止方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
ドラム缶塗装時のオーバーミストを防止するため、ドラ
ム缶の胴部と天地とを、別のカラーで塗装する際に、前
記胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向を
変えるように、空気流を生起させ、隣接領域へのミスト
の導入を排除することを特徴とする。
ドラム缶塗装時のオーバーミストを防止するため、ドラ
ム缶の胴部と天地とを、別のカラーで塗装する際に、前
記胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向を
変えるように、空気流を生起させ、隣接領域へのミスト
の導入を排除することを特徴とする。
【0008】この場合、その実施の形態としては、ドラ
ム缶のチャイム部から外周方向に空気流を放出して、胴
部の塗装工程におけるミストが前記チャイム部を越えて
天地の領域に導入されないように、ミストを排除するの
がよい。また、胴部の塗装工程後に、天地塗装に使用す
る塗料の表面張力より胴部の塗装に際して使用した塗料
の表面張力が少なくとも低く設定されていると、天地塗
装に際して、胴部側へのオーバーミストがあっても、霜
降り状態が問題のない程度に低減されるので、実用上、
本発明の塗装工程で、従来の表面張力の差による手法が
有効となる。
ム缶のチャイム部から外周方向に空気流を放出して、胴
部の塗装工程におけるミストが前記チャイム部を越えて
天地の領域に導入されないように、ミストを排除するの
がよい。また、胴部の塗装工程後に、天地塗装に使用す
る塗料の表面張力より胴部の塗装に際して使用した塗料
の表面張力が少なくとも低く設定されていると、天地塗
装に際して、胴部側へのオーバーミストがあっても、霜
降り状態が問題のない程度に低減されるので、実用上、
本発明の塗装工程で、従来の表面張力の差による手法が
有効となる。
【0009】また、胴部側へのオーバーミストを積極的
に排除する方法として、天地の領域で塗装する際に、ド
ラム缶の胴部に被ってくるミストを排除するように、ド
ラム缶胴部側から、その縁(チャイム部)に対して、空
気流を放出することも、本発明を実現する上で有効であ
る。
に排除する方法として、天地の領域で塗装する際に、ド
ラム缶の胴部に被ってくるミストを排除するように、ド
ラム缶胴部側から、その縁(チャイム部)に対して、空
気流を放出することも、本発明を実現する上で有効であ
る。
【0010】また、本発明のドラム缶塗装時のオーバー
ミストを防止する装置においては、ドラム缶の胴部の縁
において、塗装側に対応してミストの方向を変えるよう
に、空気流を生起させる手段を、天地に対応して、ある
いは、胴部外周の縁に対応して、設置している。
ミストを防止する装置においては、ドラム缶の胴部の縁
において、塗装側に対応してミストの方向を変えるよう
に、空気流を生起させる手段を、天地に対応して、ある
いは、胴部外周の縁に対応して、設置している。
【0011】この場合、その実施の形態としては、ドラ
ム缶のチャイム部から外周方向に空気流を放出する間隙
を備えた円盤状の空気流生成部を備え、該空気流生成部
の中央に、圧力空気供給部を接続したことが、また、天
地の領域で塗装する際に、ドラム缶の胴部に被ってくる
ミストを排除するように、ドラム缶胴部外周を巡る筒状
の空気流生成部を備え、該空気流生成部に、圧力空気供
給部を接続していることが、実用上、有効である。
ム缶のチャイム部から外周方向に空気流を放出する間隙
を備えた円盤状の空気流生成部を備え、該空気流生成部
の中央に、圧力空気供給部を接続したことが、また、天
地の領域で塗装する際に、ドラム缶の胴部に被ってくる
ミストを排除するように、ドラム缶胴部外周を巡る筒状
の空気流生成部を備え、該空気流生成部に、圧力空気供
給部を接続していることが、実用上、有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図 を参照して、具体的に説明する。ここでは、先
ず、ドラム缶1の胴部1aと天地の領域1cとを、別の
カラーで塗装する際に、胴部1aの縁(チャイム部)1
bにおいて、塗装側に対応してミストの方向を変えるよ
うに、空気流Aを生起させ、隣接領域へのミストの導入
を排除するが、このため、本発明では、ドラム缶1の胴
部1aの縁において、塗装側に対応してミストの方向を
変えるように、空気流を生起させる手段(例えば、エア
ノズルを使用し、圧力空気を噴射する手段)を、天地の
領域1cに対応して、あるいは、胴部1a外周の縁に対
応して、設置している。
1〜図 を参照して、具体的に説明する。ここでは、先
ず、ドラム缶1の胴部1aと天地の領域1cとを、別の
カラーで塗装する際に、胴部1aの縁(チャイム部)1
bにおいて、塗装側に対応してミストの方向を変えるよ
うに、空気流Aを生起させ、隣接領域へのミストの導入
を排除するが、このため、本発明では、ドラム缶1の胴
部1aの縁において、塗装側に対応してミストの方向を
変えるように、空気流を生起させる手段(例えば、エア
ノズルを使用し、圧力空気を噴射する手段)を、天地の
領域1cに対応して、あるいは、胴部1a外周の縁に対
応して、設置している。
【0013】特に、この実施の形態では、防止装置4
が、ドラム缶1のチャイム部1bから外周方向に空気流
Aを放出する間隙Cを備えた円盤状の空気流生成部4a
を備え、また、空気流生成部4aの中央に、圧力空気供
給部4bを接続している。
が、ドラム缶1のチャイム部1bから外周方向に空気流
Aを放出する間隙Cを備えた円盤状の空気流生成部4a
を備え、また、空気流生成部4aの中央に、圧力空気供
給部4bを接続している。
【0014】従って、圧力空気供給部4bを経由して、
外部から高圧空気をドラム缶1の天地の領域1cに供給
し、空気流生成部4aの縁とチャイム部1bとの間の間
隙Cから外周方向に空気流を噴出させると、ドラム1の
胴部1aの塗装工程(最初の塗装工程であり、ここでは
ノズル2からの所要の塗料、例えば、ブルーの塗料の噴
射を行う)におけるミストMが、チャイム部1bを越え
て天地の領域1cに導入されることがなく、天地の領域
を汚損しない。
外部から高圧空気をドラム缶1の天地の領域1cに供給
し、空気流生成部4aの縁とチャイム部1bとの間の間
隙Cから外周方向に空気流を噴出させると、ドラム1の
胴部1aの塗装工程(最初の塗装工程であり、ここでは
ノズル2からの所要の塗料、例えば、ブルーの塗料の噴
射を行う)におけるミストMが、チャイム部1bを越え
て天地の領域1cに導入されることがなく、天地の領域
を汚損しない。
【0015】また、胴部1aの塗装工程後に、天地の領
域1cへの塗装に使用する塗料の表面張力より胴部1a
の塗装に際して使用した塗料の表面張力が少なくとも低
く設定されていると、天地塗装に際して、胴部1a側へ
のオーバーミストがあっても、霜降り状態が問題のない
程度に低減されるので、実用上、本発明の塗装工程で、
従来の表面張力の差による手法が有効となる。
域1cへの塗装に使用する塗料の表面張力より胴部1a
の塗装に際して使用した塗料の表面張力が少なくとも低
く設定されていると、天地塗装に際して、胴部1a側へ
のオーバーミストがあっても、霜降り状態が問題のない
程度に低減されるので、実用上、本発明の塗装工程で、
従来の表面張力の差による手法が有効となる。
【0016】あるいは、胴部1a側へのオーバーミスト
を積極的に排除する方法として、天地の領域1cで塗装
する際に、ドラム缶1の胴部1aに被ってくるミストM
を排除するように、ドラム缶胴部側から、その縁(チャ
イム部)に対して、空気流Aを放出することも、本発明
を実現する上で有効である。
を積極的に排除する方法として、天地の領域1cで塗装
する際に、ドラム缶1の胴部1aに被ってくるミストM
を排除するように、ドラム缶胴部側から、その縁(チャ
イム部)に対して、空気流Aを放出することも、本発明
を実現する上で有効である。
【0017】このため、この実施の形態において、図
に示すように、オーバーミスト防止装置5として、少な
くともドラム缶1の胴部1aの外周を巡る筒状の空気流
生成部5aを備え、空気流生成部5aに圧力空気供給部
5bを接続していてもよい。
に示すように、オーバーミスト防止装置5として、少な
くともドラム缶1の胴部1aの外周を巡る筒状の空気流
生成部5aを備え、空気流生成部5aに圧力空気供給部
5bを接続していてもよい。
【0018】なお、これらの実施の形態において、ドラ
ム缶1を、ノズル2あるいは3に対して、回転させなが
ら、塗装する形態をとることが、作業効率上で有利であ
り、このため、ドラム缶1を縦の状態で回転させ、ある
いは、横の状態で回転させるなどの回転機構を装備する
とよい。
ム缶1を、ノズル2あるいは3に対して、回転させなが
ら、塗装する形態をとることが、作業効率上で有利であ
り、このため、ドラム缶1を縦の状態で回転させ、ある
いは、横の状態で回転させるなどの回転機構を装備する
とよい。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す。ここでは、図
1に示すようなオーバーミスト防止装置を用いて、風量
として、2.4m3 /minのエアを吹き付けながら、
エアカーテンを形成した上で、ドラム缶1の胴部1aに
は、テクノン#300(当社製品:水系焼き付け塗料)
が塗装され、その後、天地の領域1cには、図3で示す
ような状態で、風量として、2.4m3 /minのエア
を吹き付けながら、エアカーテンを形成した上で、デリ
コン#300(当社製品:焼き付け型メラミン樹脂塗
料)を塗布する。
1に示すようなオーバーミスト防止装置を用いて、風量
として、2.4m3 /minのエアを吹き付けながら、
エアカーテンを形成した上で、ドラム缶1の胴部1aに
は、テクノン#300(当社製品:水系焼き付け塗料)
が塗装され、その後、天地の領域1cには、図3で示す
ような状態で、風量として、2.4m3 /minのエア
を吹き付けながら、エアカーテンを形成した上で、デリ
コン#300(当社製品:焼き付け型メラミン樹脂塗
料)を塗布する。
【0020】なお、前記風量は、エアカーテンの出口面
積にもよるが、1m3 /min以上、好ましくは、2m
3 /min以上であることが望ましく、また、前述のよ
うに、表面張力の差を利用する場合は、天地の領域の塗
料よりも、胴部の塗料の方が表面張力を低く設定するこ
とが望ましい。
積にもよるが、1m3 /min以上、好ましくは、2m
3 /min以上であることが望ましく、また、前述のよ
うに、表面張力の差を利用する場合は、天地の領域の塗
料よりも、胴部の塗料の方が表面張力を低く設定するこ
とが望ましい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、ドラム
缶の胴部と天地とを、別のカラーで塗装する際に、前記
胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向を変
えるように、空気流を生起させ、隣接領域へのミストの
導入を排除することにより、また、そのために、ドラム
缶の胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向
を変えるように、空気流を生起させる手段を、天地に対
応して、あるいは、胴部外周の縁に対応して、設置した
装置を提供することにより、現場での色分け作業を、確
実かつ容易に行えるという従来にない効果を奏する。
缶の胴部と天地とを、別のカラーで塗装する際に、前記
胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向を変
えるように、空気流を生起させ、隣接領域へのミストの
導入を排除することにより、また、そのために、ドラム
缶の胴部の縁において、塗装側に対応してミストの方向
を変えるように、空気流を生起させる手段を、天地に対
応して、あるいは、胴部外周の縁に対応して、設置した
装置を提供することにより、現場での色分け作業を、確
実かつ容易に行えるという従来にない効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態での前段塗装工程の説明の
ための縦断側面図である。
ための縦断側面図である。
【図2】同じく、後段塗装工程の説明のための第1の形
態を示す縦断側面図である。
態を示す縦断側面図である。
【図3】同じく、第2の形態を示す縦断側面図である。
【図4】従来例の前段塗装工程の説明のための縦断側面
図である。
図である。
【図5】同じく、後段塗装工程の説明のための縦断側面
図である。
図である。
A 空気流 C 間隙 M ミスト 1 ドラム缶 1a 胴部 1b チャイム部 1c 天地の領域 2、3 ノズル 4、5 オーバーミスト防止装置 4a、5a 空気流生成部 4b、5b 圧力空気供給部
Claims (7)
- 【請求項1】 ドラム缶の胴部と天地とを、別のカラー
で塗装する際に、前記胴部の縁において、塗装側に対応
してミストの方向を変えるように、空気流を生起させ、
隣接領域へのミストの導入を排除することを特徴とする
ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法。 - 【請求項2】 ドラム缶のチャイム部から外周方向に空
気流を放出して、胴部の塗装工程におけるミストが前記
チャイム部を越えて天地の領域に導入されないように、
ミストを排除することを特徴とする請求項1に記載のド
ラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法。 - 【請求項3】 胴部の塗装工程後に、天地塗装に使用す
る塗料の表面張力より胴部の塗装に際して使用した塗料
の表面張力が少なくとも低く設定されていることを特徴
とする請求項1あるいは2に記載のドラム缶塗装時のオ
ーバーミスト防止方法。 - 【請求項4】 天地の領域で塗装する際に、ドラム缶の
胴部に被ってくるミストを排除するように、ドラム缶胴
部側から、その縁に対して、空気流を放出することを特
徴とする請求項1〜3の何れかに記載のドラム缶塗装時
のオーバーミスト防止方法。 - 【請求項5】 ドラム缶の胴部の縁において、塗装側に
対応してミストの方向を変えるように、空気流を生起さ
せる手段を、天地に対応して、あるいは、胴部外周の縁
に対応して、設置したことを特徴とするドラム缶塗装時
のオーバーミスト防止装置。 - 【請求項6】 ドラム缶のチャイム部から外周方向に空
気流を放出する間隙を備えた円盤状の空気流生成部を備
え、該空気流生成部の中央に、圧力空気供給部を接続し
たことを特徴とする請求項4に記載のドラム缶塗装時の
オーバーミスト防止装置。 - 【請求項7】 天地の領域で塗装する際に、ドラム缶の
胴部に被ってくるミストを排除するように、ドラム缶胴
部外周を巡る筒状の空気流生成部を備え、該空気流生成
部に、圧力空気供給部を接続したことを特徴とする請求
項5あるいは6に記載のドラム缶塗装時のオーバーミス
ト防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10028273A JPH11221504A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10028273A JPH11221504A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221504A true JPH11221504A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12243990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10028273A Pending JPH11221504A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ドラム缶塗装時のオーバーミスト防止方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221504A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152630A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Kokuhosha:Kk | 冊子の天と地と小口を着色する方法および装置 |
JP2015174083A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | 成膜装置 |
JP2017070933A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社栗本鐵工所 | 塗装装置および塗装方法 |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP10028273A patent/JPH11221504A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152630A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Kokuhosha:Kk | 冊子の天と地と小口を着色する方法および装置 |
JP2015174083A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | 成膜装置 |
JP2017070933A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社栗本鐵工所 | 塗装装置および塗装方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071113 |