JPH11221325A - パチンコ機の表示ユニットとその書き換え方法 - Google Patents

パチンコ機の表示ユニットとその書き換え方法

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JPH11221325A
JPH11221325A JP2863198A JP2863198A JPH11221325A JP H11221325 A JPH11221325 A JP H11221325A JP 2863198 A JP2863198 A JP 2863198A JP 2863198 A JP2863198 A JP 2863198A JP H11221325 A JPH11221325 A JP H11221325A
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Makoto Suzuki
眞 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 機種交換時に表示ユニットを再利用可能にし
て、産業廃棄物を減らす。 【解決手段】 表示ユニット10は、主基板6とは別体
に箱状の容器と表示パネル16とサブ基板7とから構成
し、容器内にサブ基板7を格納する。このサブ基板7に
は各種の図柄と音声データを記憶する書換可能な記憶装
置23と中央演算装置29とを備える。この中央演算装
置29は表示コードに対応する図柄と音声データを書換
可能な記憶装置23から読み出し、表示パネル16に表
示する。また、主基板6から分離した表示ユニット10
に、別種の図柄と音声データを記憶した書き換え装置9
9を接続する。書換可能な記憶装置23に、この書き換
え装置99により別種の図柄と音声データを更新して記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技装置のパチン
コ機に関し、特にパチンコ機の遊技の進行状況を表す表
示ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に遊技装置の一つであるパチンコ機
の正面外観を示している。図4において、パチンコ機1
の遊技盤20には、複数の普通入賞口2、始動口5、大
入賞口4等が設けられている。始動口5後方の貯留部に
は、入賞したパチンコ球の数を検出する入賞センサが設
けられ、大入賞口4には大当たりの条件が成立した時ア
タッカー(可動片)3を開き、パチンコ球が入り易くな
る状態を作り出す大当たり駆動部が備えられている。更
にここにパチンコ球が入った時大当たり状況を継続する
ための特定領域通過スイッチ等が設けられている。
【0003】遊技盤20の表面の中央部には液液晶表示
パネル16等が取つけられ、この液液晶表示パネル16
の表示内容は遊技状態において、例えば3つの領域に区
分されている。これらはメッセージ部、図柄表示部、保
留数表示部等となっている。メッセージ部には現在の遊
技状況に見合ったメッセージが流れるように表示され
る。図柄表示部には3桁にわたって大当たりや外れ等の
特別図柄が例えば回転表示される。図5は遊技盤20の
裏面の外観を示す。同図において、遊技盤20の裏面の
左部には主基板6が取りつけられ、この主基板6はパチ
ンコ機1の遊技状況を全般的に管理する。また主基板6
から別に、中央部には独立したサブ基板7を内蔵する表
示ユニット10が設けられ、サブ基板7と主基板6とは
ケーブル8で接続されている。
【0004】図6に主基板6と表示ユニット10(サブ
基板7)の回路構成を示す。主基板6はスィッチ群11
と主CPU13と図柄データROM14と記憶装置のR
AM15とI/Oインターフェース36、メイン制御R
OM25から構成され、これらはバス40に接続されて
いる。I/Oインターフェース36には、スィッチ群1
1の入賞センサSW1 や大入賞センサSW2 や各種のセ
ンサSWi から検出信号が入力される。また、I/Oイ
ンターフェース36からアタッカー(可動片)3を駆動
する駆動回路9や大当たり状況を表示するランプを点灯
するランプ回路27に指令信号を出力する。バス40は
出力インターフェース41を介してケーブル8に接続さ
れる。出力インターフェース41には主基板6に電力を
供給する電源+V1 が接続されている。
【0005】図柄データROM14は、パチンコ機のゲ
ーム動作の全ての状況信号に適合した図柄対応の表示コ
ードを予め記憶するテーブルである。表示コードは図柄
及び効果音声を含むコードであり、便宜上以下単に表示
コードという、実際のデータは別に記憶する。記憶装置
のRAM15はCPU13のワーク空間となるものであ
るが、パチンコゲーム上の発生事象とその対応する表示
用の表示コードを記憶し、周期的にCPU13により、
定期的に読み書きされる。
【0006】スィッチ群11は図4の構造物の入賞口2
及び大入賞口4の排出口や始動口5等の貯留部の近傍に
設けた近接センサーSW1 〜SWi からなる。各近接セ
ンサーSW1 〜SWi は移動するパチンコ玉の発射や入
賞口通過、また大入賞口の開閉等を検知し、これら状況
対応の入力信号を出力する。近接センサーSW1 〜SW
i からの状況信号は、I/Oインターフェース36を介
し、CPU13により、RAM15にその内容を逐次更
新して記憶される。制御ROM25は制御プログラムを
記憶し、パチンコゲームの進行に合わせた制御を行い、
その内部にはコード位置38があり、コード位置38に
は所定の値”3B”等が記録されている。
【0007】CPU13は、これら状況信号に該当する
表示コードを図柄データROM14から読み出し、RA
M15に記録する。RAM15内の表示コードはCPU
13により読み出され、ケーブル8を介してサブ基板7
に送られる。ケーブル8の主出力端子92はサブ基板7
のコネクタ91と接続されている。主基板6のメインC
PU13は遊技状況の主たる管理をし、サブ基板7内の
後述するサブCPU54はメインCPU13からの指令
により忠実に表示を実行するのみに専念する専用プロセ
ッサーである。
【0008】主たる管理には当たりの発生、リーチの発
生、外れの発生、当たりの発生時の表示画像の指定、リ
ーチの発生時の表示画像の指定、外れの発生時の表示画
像の指定がある。サブ基板7はバッファー37とCPU
54、図柄用のROM56、効果音声用のROM57、
出力制御回路35、液液晶表示パネル16を備えてい
る。このバッファー37には主基板6のRAM15から
の表示コードが受信されCPU54に転送する。サブC
PU54はバッファー37から表示コードを読み出し、
該当する図柄データと効果音声データをROM56とR
OM57とからそれぞれ読み出し、出力制御回路35に
送る。ところで、図柄データ及び音声データ等のROM
の内容を所定の計算により算出した値が”3B”であれ
ば、この値”3B”に主基板6のROM25内のコード
位置38にある”3B”を一致させる。これはサブ基板
7を不当に変更したりするのを防止するために、パチン
コ機1の製造時に組み合わせのサブ基板7と主基板6と
を特定している。
【0009】出力制御回路35では図柄データと音声デ
ータをそれぞれ処理して、図柄を液液晶表示パネル16
に表示し、音声データは配線を介しスピーカ33に送り
音を出す。図柄データROM14の各表示コードに対応
する図柄用のROM56と音声用のROM57のデータ
内容例を表1に示す。 表1 図柄用のROM56 音声用のROM57 表示コード スイッチ 状況 表示する図柄 対応音声 素通り、 SW1 出口通過 ”川” ”ごめん” 入賞 SW2 入賞 ”虎” ”いいぞう” カウントクリアSW3 特殊孔通過 ”777” ”どんどん” リーチ SW4 外れ ”757” ”残念” 外れ 外れ ”381” ”ダメ” 大当たり SW8 アタッカー ”777” ”ファンファ−レ” 10カウント SW9 計数 ”花火” ”あと5” 保留 SW10 残数 ”競馬” ”ランラン” 16ラウンド SW11 残数 ”砂時計” ”9876・・” ・・・ SW10 入賞 ”座り猫” ・・・ ・・・ SW11 大入賞 ”獅子” ・・・
【0010】始動口5に玉が入ると、液晶表示パネル1
6の図柄表示部の3個の図柄が回転を始める、”38
1”のように図柄が揃わないで止まると外れとなる。例
えば、左右の図柄が揃った”7?7”または左中の図柄
が揃った”77?”の場合は(?は移動中)リーチにな
る。”777”のように3個の図柄が揃うと大当たりで
あり、アタッカー3が開き、大入賞口4に玉が入り易く
なる。この大入賞口4に10回玉が入るまで、または一
定の時間経過まで、アタッカー3が開いたままである。
通常は10回玉が入るとアタッカー3は閉まるようにな
っている。しかし、ボーナスとも言うべく大入賞口4の
内部には、1個の特殊な孔があり、この孔に玉が入ると
10回目の玉まで数えた後に、または一定の時間経過後
にアタッカー3が一旦閉まり、再度開放動作を継続す
る。
【0011】さて、液液晶表示パネル16の図柄表示部
には横3桁に渡って、図柄があたかも回転するかの如く
表示できる。各種の図柄を表示したいものであるが、R
OM56の限られた容量と価格の低減のため、機種を変
更しない限り変化に富んだ各種の図柄を記憶できない
し、表示する図柄も限られたものとなる。即ち、並んだ
3個のダルマやトラ等の変化に富んだ図柄を豊富に準備
しておくことができない。パチンコ機の遊技の進行状況
は遊技者にとっては、極めて大きな意味を有するもので
あり、液液晶表示パネル16に視覚的に表示し、同時に
音響を発生することが望ましい。この中には大当たり動
作中を示す華やかに変化する図柄等の細かい表示もあ
り、パチンコ機1の遊技者は、このような多種多様な場
面と音楽を楽しむことで遊技を堪能しており、各場面の
実況に対応した視覚的な表示がなされることが望まし
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】各場面の実況に対応し
た視覚的に豊富な表示と、効果的な音響が聞こえること
が望まれるので、機種交換の際には飽きられた図柄と効
果音声を記憶したROMを内蔵する表示ユニットのサブ
基板は古いパチンコ機とともに殆ど廃棄処分されてい
た。しかしながら、地球規模での環境保全や、限りある
資源の有効利用の点から、サブ基板の再利用が可能な道
が追求され、ひいては表示ユニット全体の再利用につな
がる。本発明は、図柄データや音響データを書き換え可
能なメモリに記憶することにより、機種交換時に表示ユ
ニットのサブ基板を再利用可能にして、産業廃棄物を減
らすことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、パチン
コ機を遊技盤上で玉が動く遊技の進行状況を検出し状況
信号を出力する複数のセンサと、各種の状況信号と対応
して定めた各種の表示コードを外部に出力する主基板
と、これら各種の表示コードを受信する表示ユニットと
から構成する。この表示ユニットは主基板と別体に箱状
の容器と表示パネルとサブ基板とから構成し、容器内に
外部からは部品に触れられないようにサブ基板を格納す
る。このサブ基板には各種の図柄と音声データを記憶す
る記憶装置と中央演算装置とを備える。この中央演算装
置は表示コードに対応する図柄と音声データを記憶装置
から読み出し、表示パネルに表示するものである。この
表示ユニットのサブ基板上の記憶装置を書換可能な記憶
装置にした。第2の発明は、前記記憶装置を書換可能な
記憶装置とし、主基板から分離した表示ユニットに、別
種の図柄データを記憶した書き換え装置を接続する。前
記書換可能な記憶装置に、この書き換え装置により別種
の図柄と音声データを更新して記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施例1.次に、本発明を図1、
2に従って説明する。発明を実現するパチンコ機1は外
形と裏面構成とまた主基板6の構成は従来のと同様であ
り、説明は省略する。さて図2において、パチンコ機1
の主基板6に接続される表示ユニット10は、箱状の容
器95に格納され、容器95の正面に液晶表示パネル1
6が取り付けられている。液晶表示パネル16の背後に
サブ基板7が取りつけられるようになっており、容器9
5の側面にはコネクタ91が設けられる。このコネクタ
91にケーブル8の入出力端子92が結合される。液晶
表示パネル16を含む正面は容器95の蓋になり、矢印
Aに回動して開けられるようになっている。液晶表示パ
ネル16の蓋を閉めた状態で容器95には封印96をし
て、液晶表示パネル16の蓋の解放を禁止できる。
【0015】従って封印96を切断しない限りサブ基板
7の回路部品には、触れられない構造となっている。次
に、図1で表示ユニット10のサブ基板7の回路構成に
ついて説明する。サブ基板7はコネクタ91、第1スイ
ッチ17、第2スイッチ18、第1バス19、第2バス
21、ビデオデータ処理回路(VDP)28、サブCP
U29、ROM30、DRAM22、書換可能メモリ2
3、液液晶表示パネル16から構成される。
【0016】DRAM22は、通電時のみ動作する高速
な記憶装置であり、書換可能な記憶装置である書換可能
メモリ23は、通電なしでも記憶を保持する比較的速度
は遅いが大容量の記憶装置である。書換可能メモリ23
には例えばEEPROMやフラッシュROMを使用す
る。EEPROMはElectrically erasable programmab
le ROMのことで電気的に消去可能で電気的に書き込
み可能なROMで、フラッシュROMは機能は同じで、
一度に処理する領域が大きいだけの相違である。またE
PROMも使用できる、この場合消去は紫外線UVで行
うので容器95にその照射用の穴が必要となる。
【0017】書換可能メモリ23内には、図柄データ用
の図柄領域24と音声データ用の音声領域34とを備
え、図柄データ及び音声データ等のROMの内容を所定
の計算により算出した値が”3B”になっている。 第
1スイッチ17と第2スイッチ18はともにトライステ
ートバッファー等の電子制御スイッチであり、別々の電
圧+V1 と +V2とでそれぞれ動作する。第1スイッチ17
と第2スイッチ18はコネクタ91に並列に接続され、
第1スイッチ17は第1バス19と書換可能メモリ23
に、第2スイッチ18は第2バス21、DRAM22、
書換可能メモリ23、音声合成回路26、VDP28、
サブCPU29、ROM30にそれぞれ接続される。
【0018】まず、書換可能メモリ23内には表1と同
じ図柄データと音声データの表2が記録されていたとす
る。 表2(省略あり) 図柄領域 音声領域 表示コード スイッチ 状況 表示する図柄 対応音声 入賞 SW2 入賞 ”虎” ”いいぞう” カウントクリアSW3 特殊孔通過 ”777” ”どんどん” 大当たり SW8 アタッカー ”777” ”ファンファ−レ” 10カウント SW9 計数 ”花火” ”あと5” ・・・ ・・・ ・・・
【0019】さて、このようなパチンコ機1を3か月以
上使用し、機種交換になった。機種交換時には、パチン
コ機1をホールから搬出し作業所で主基板6とサブ基板
7のケーブル8による結合を解き、パチンコ機1からサ
ブ基板7を含む表示ユニット10を取り出す。図1にお
いて、今度はサブ基板7を書き込み装置99のケーブル
88と結合する。ケーブル88の先端にはパチンコ機1
の入出力端子92と同型の入出力端子93が設けられ、
入出力端子93はコネクタ91と結合できる。
【0020】書き込み装置99には電圧+V2 を設け、
コネクタ91の電源ラインに電圧+V2 を印加する。す
ると第1スイッチ17はオンとなり、同時に第2スイッ
チ18はオフとなり、書き込み装置99は第1バス19
により書換可能メモリ23に接続される。書き込み装置
99からの指令で書換可能メモリ23内の表2のデータ
を消去し、別な表3の図柄データと音声データを、図柄
領域24と音声領域34にそれぞれ書き込む、同時に図
柄データ及び音声データ等のROMの内容を所定の計算
により算出した値”3C”を記憶装置94に記憶する。
この値”3C”は新機種のパチンコ機のROM20のコ
ード位置38に書き込むために後で、必要となる。
【0021】 表3 図柄領域 音声領域 表示コード スイッチ 状況 表示する図柄 対応音声 発射前 SW1 ”立ち竜” ”ようい” カウントクリアSW2 特殊孔通過 ”桜桜桜” ”つぎつぎ” 素通り、 SW3 出口通過 ”滝” ”ダーメ” 入賞 SW4 入賞 ”イルカ” ”一丁” 当たり発生中 入賞 ”回転する梅” ”どうだ” リーチ 外れ ”梅梅桜んぼ” ”またね” 外れ 外れ ”梅桜ばら” ”しゅーん” 大当たり SW8 アタッカー ”桜桜桜” ”やっとだあ” 10カウント SW9 計数 ”注がれるワイン””あと5” 保留 SW10 残数 ”カラーバー” ”まだまだ” 16ラウンド SW11 残数 ”秒針” ”どれどれ”
【0022】この書換可能メモリ23に対する図柄等更
新作業は、表示ユニット10の容器95を開けることな
く封印96を現状のままとし、液晶表示パネル16の蓋
の解放を禁止して行うことができる。さて、これまで表
2の新データを記録した書換可能メモリ23を含む表示
ユニット10はデータ量3Cの新たなサブ基板7とな
り、新機種の主基板6と組み合わされる。
【0023】新機種のパチンコ機の主基板6は別の生産
ラインで製造されるが、データ量”3C”を明記し、組
み合わせ相手のサブ基板7を特定できるようにしてお
く。新機種のパチンコ機は多数生産されるので、各パチ
ンコ機にデータ量”3C”を登録する。新機種組立て時
には、表示ユニット10をパチンコ機の遊技盤裏の所定
位置に固定し、主基板6から伸びるケーブル8により結
合する、ケーブル8の先端の入出力端子92をコネクタ
91と結合する。主基板6には電圧+V1 が設けられて
いるので、コネクタ91の電源ラインに電圧+V1 を印
加する。すると今度は第1スイッチ17はオフとなり、
第2スイッチ18はオンとなり、主基板6は第2バス2
1によりVDP28、サブCPU29、ROM30、D
RAM22、書換可能メモリ23に接続される。
【0024】パチンコ機1が稼働し、パチンコゲームが
動作した場合の一例を以下に説明する。始動口5に玉が
入ると、主基板6のCPUは大当たりの判定動作にな
る。この時、表示コードはケーブル8からサブ基板7の
CPU29に送られる。サブCPU29は受信した表示
コードに従って書換可能メモリ23の図柄領域24から
該当する図柄データ例えば”回転する梅”を、音声領域
34から音声データ例えば”どうだ”をそれぞれ読み出
しDRAM22のワーク領域に送る。
【0025】サブCPU29は、DRAM22内のワー
ク領域で図柄データと音声データを高速に解凍し、図柄
データをVDP28に、音声データを音声合成回路26
に送る。VDP28は図柄データの”回転する梅”を液
液晶表示パネル16に表示し、音声合成回路26は音声
信号を発生し、スピーカ33からは効果音声”どうだ”
が聞こえてくる。
【0026】表1、表2対応の図柄データと音声データ
は書き込み装置99で次々と各種新しいもの、新鮮なも
のが準備できるので、機種交換時には、サブ基板7の書
換可能メモリ23にこれら次のデータを更新し、サブ基
板7を繰り返し再使用できる。サブ基板7の価格が2、
3万円だとしても、50万台のパチンコ機だと15億円
の節約となり、再利用により環境問題の産業廃棄物の大
幅な減少が期待できる。
【0027】実施例2.図3は別の実施例を示し、容器
95を開けられない構造(プラスチックケースを融合し
て密閉し通気孔のみ形成)とし、サブ基板7上の書換可
能メモリ23に替えて内部に小型のディスクドライブ9
7を設ける。機種交換時には以前のディスク98を新た
なものと交換する。このディスク98の図柄データ及び
音声データ等のROMの内容を所定の計算により算出し
た値”3C”を、新機種のパチンコ機1の主基板6のR
OM23のコード位置38に予め記憶しておく。サブC
PU29は、ディスクドライブ97を駆動してディスク
98から図柄データと音声データを読み出すことにな
る。
【0028】ディスクドライブ97とディスク98は、
光学的なCD−ROM対応でもよく、光磁気的なMO、
MD対応でもよい。なお、実施例1.2.において、主
基板6のROM20のコード位置38の値”3B”、”
3C”等と、図柄データ及び音声データ等のROMの内
容を所定の計算により算出した値”3C”との照合を、
パチンコ機の朝の起動時に、サブ基板7のサブCPU2
9が行い、不一致の場合の処理を予めサブ基板7のプロ
グラムROM30に設定しておいて対応できる。勝手に
別のディスク98を入れても図柄データ及び音声データ
等のROMの内容を所定の計算により算出した値”3
C”とコード位置の値”3C”とが一致しない場合は表
示を例えば禁止できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の表示ユニットのブロック
回路図である。
【図2】本発明の実施例1.の表示ユニットの外観斜視
図である。
【図3】本発明の実施例2.の表示ユニットの外観斜視
図である。
【図4】一般的なパチンコ機の外観正面図である。
【図5】一般的なパチンコ機の遊戯盤の外観背面図であ
る。
【図6】従来の機の制御回路の要部のブロック回路図で
ある。
【符号の説明】 6 主基板 7 サブ基板 8、88 ケーブル 10 表示ユニット 14 図柄データROM 16 液液晶表示パネル 17 第1スイッチ 18 第2スイッチ 23 書換可能メモリ 24 図柄領域 26 音声合成回路 28 VDP 29 サブCPU 30 ROM 33 スピーカ 34 音声領域 38 コード位置 91 コネクタ 92、93 入出力端子 94 記憶装置 98 ディスク 96 封印 97 ディスクドライブ 99 書き込み装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技盤上で玉が動く遊技の
    進行状況を検出し状況信号を出力する複数のセンサと、
    前記各種の状況信号と対応して定めた各種の表示コード
    を外部に出力する主基板と、これら各種の表示コードを
    受信する表示ユニットとからなり、この表示ユニットは
    前記主基板と別体に箱状の容器と表示パネルとサブ基板
    とから構成され、前記容器内に外部からは部品に触れら
    れないように前記サブ基板を格納し、このサブ基板には
    各種の図柄と音声データを記憶する記憶装置と中央演算
    装置とを備え、この中央演算装置は前記表示コードに対
    応する図柄と音声データを前記記憶装置から読み出し、
    前記表示パネルに表示するパチンコ機の表示ユニットに
    おいて、 前記サブ基板上の記憶装置を書換可能な記憶装置にした
    ことを特徴とするパチンコ機の表示ユニット。
  2. 【請求項2】 前記書換可能な記憶装置を電気的に消去
    可能でかつ書き込み可能なEEPROMやフラッシュR
    OMから構成したことを特徴とする第1項記載のパチン
    コ機の表示ユニット。
  3. 【請求項3】 前記書換可能な記憶装置を、前記容器内
    に設けたディスク駆動装置と前記容器に挿入孔を形成し
    この挿入孔を介しディスク駆動装置に交換可能に装着さ
    れたディスクとから構成したことを特徴とする第1項記
    載のパチンコ機の表示ユニット。
  4. 【請求項4】 パチンコ機の遊技盤上で玉が動く遊技の
    進行状況を検出し状況信号を出力する複数のセンサと、
    前記各種の状況信号と対応して定めた各種の表示コード
    を外部に出力する主基板と、これら各種の表示コードを
    受信する表示ユニットとからなり、前記表示ユニットは
    前記主基板と別体に箱状の容器と表示パネルとサブ基板
    とから構成し、前記容器内に外部からは部品に触れられ
    ないように前記サブ基板を格納し、このサブ基板には各
    種の図柄と音声データを記憶する記憶装置と中央演算装
    置とを備え、この中央演算装置は前記表示コードに対応
    する図柄と音声データを前記記憶装置から読み出し、前
    記表示パネルに表示するものであって、前記記憶装置を
    書換可能な記憶装置にし、前記主基板から分離した前記
    表示ユニットに、別種の図柄と音声データを記憶した書
    き換え装置を接続し、前記書換可能な記憶装置に、この
    書き換え装置により前記別種の図柄と音声データを更新
    して記録することを特徴とするパチンコ機の表示ユニッ
    トの書き換え方法。
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Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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