JPH11220707A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH11220707A
JPH11220707A JP10017624A JP1762498A JPH11220707A JP H11220707 A JPH11220707 A JP H11220707A JP 10017624 A JP10017624 A JP 10017624A JP 1762498 A JP1762498 A JP 1762498A JP H11220707 A JPH11220707 A JP H11220707A
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JP
Japan
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communication
video signal
transmitted
communication terminal
center device
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Application number
JP10017624A
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English (en)
Inventor
Satoru Sudo
悟 須藤
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GINGA NET KK
Original Assignee
GINGA NET KK
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の通信端末から送信されてくる映像信号を
任意に分割して1画面に合成し、この合成画面を各通信
端末の表示画面に同時に表示できるようにする。 【解決手段】センタ装置1と複数のアクセスポイントに
それぞれ設置された中継装置2とが通信回線3を通じて
双方向に接続されるとともに、会員用通信端末4がいず
れかの中継装置2に接続され、講師用通信端末5がセン
タ装置1に接続される構成の通信システムであって、セ
ンタ装置1は、接続された各通信端末4,5から送信さ
れてくる映像信号を1画面内で任意に分割して合成し、
この合成映像信号を各通信端末4,5に送信するととも
に、各通信端末4,5は、送信されてきた合成映像信号
を画面上に表示することにより、接続された全通信端末
4,5の映像信号を1画面上に分割して同時に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ装置とこの
センタ装置に接続される複数の通信端末とからなり、セ
ンタ装置は、接続された複数の通信端末を相互に接続す
る通信システムに係り、より具体的には、多地点を結ん
で接続された複数の通信端末から送信されてくる映像信
号を任意に分割して1画面に合成し、この合成画面を各
通信端末の表示画面に同時に表示できるようにした通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パソコン機能とテレビ電話機
能との両方を具備したシステムによって遠隔地間での教
育を可能とした遠隔地教育システム(特開平3−266
882号公報)等が提案されている。
【0003】この遠隔地教育システムは、映像信号、音
声信号、制御信号の双方向通信を行えるように、一つの
スタジオ局と複数のリモート局とを接続したシステムで
あって、スタジオ局からはテレビカメラの映像信号、マ
イクからの音声信号を伝送装置で多重化して全リモート
局に送信し、リモート局からの要求信号に基づいて、ス
タジオ局とリモート局とを接続するようになっている。
【0004】この遠隔地教育システムによれば、スタジ
オ局と複数のリモート局とを個別に接続することはでき
るが、スタジオ局と複数のリモート局とを同時に接続す
ることはできない。
【0005】ところで、最近では多地点を同時に結んで
会議等を行うことのできる三者会議システムが提供され
ている。この三者会議システムは、それぞれの端末に現
在喋っている者の映像を同時に表示するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
会議等では全員が一同に会することから、その場の雰囲
気を把握でき、緊張感を持って参加できるのであるが、
このような従来の三者会議システムでは、喋っている者
しか画面に映し出されないため、全体の雰囲気がつかめ
ず、また実際に会議を行っているといった緊張感にも欠
けるといった問題があった。このような従来の三者会議
システムを、例えば一つのグループの会員全員が集まっ
て行う語学学習システムとして適用した場合にも、同じ
ことが言える。
【0007】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、多地点を結んで接続された複数
の通信端末から送信されてくる映像信号を任意に分割し
て1画面に合成し、この合成画面を各通信端末の表示画
面に同時に表示できるようにすることによって、全体の
雰囲気を把握でき、かつ緊張感を持って参加することの
できる通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の通信システムは、センタ装
置とこのセンタ装置に接続される複数の通信端末とから
なり、前記センタ装置は、接続された複数の通信端末を
相互に接続するシステムであって、前記通信端末は、使
用者が入力した情報を処理して前記通信回線に出力する
とともに、前記通信回線から送信されてきた情報を処理
する情報処理装置と、使用者を撮影した映像信号を前記
通信回線に出力する撮像装置と、使用者が喋った言葉を
音声信号として前記通信回線に出力するマイクと、前記
通信回線から送信されてきた音声信号を出力するスピー
カと、前記通信回線から送信されてきた映像信号を画面
に表示する表示装置とを備え、前記センタ装置は、接続
された各通信端末から送信されてくる映像信号を1画面
内で任意に分割して合成し、この合成映像信号を各通信
端末に送信するとともに、各通信端末は、送信されてき
た合成映像信号を前記表示装置の画面上に表示すること
により、接続された全通信端末の映像信号を1画面上に
分割して同時に表示するものである。
【0009】また、本発明の請求項2記載の通信システ
ムは、請求項1記載のものにおいて、前記センタ装置
は、任意の通信端末から送信されてくる音声信号に基づ
いて、その通信端末から送信されてくる映像信号の分割
割合を拡大した合成映像信号を作成して各通信端末に送
信するものである。
【0010】また、本発明の請求項3記載の通信システ
ムは、請求項1又は2のいずれかに記載のものにおい
て、センタ装置と複数のアクセスポイントにそれぞれ設
置された中継装置とが通信回線を通じて双方向に接続さ
れるとともに、前記各通信端末は、前記センタ装置又は
前記各中継装置のいずれかに接続されるものである。
【0011】また、本発明の請求項4記載の通信システ
ムは、請求項1、2又は3記載のものにおいて、前記セ
ンタ装置は、前記各通信端末を使用する会員の履歴を管
理する履歴ファイルを備え、前記通信端末から送信され
てくるID番号に基づき、前記履歴ファイルに格納され
ている履歴に従ってレベル分けを行うとともに、同じレ
ベルに属する一定人数の会員を1グループとしてまと
め、その1グループの会員から送信されてくる各映像信
号と、前記センタ装置に接続された通信端末から送信さ
れてくる講師の映像信号とを1画面内で任意に分割して
合成し、この合成映像信号を各通信端末に送信するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の通信システムの全体的な
構成を示す概略図である。この通信システムは、センタ
装置1と、複数のアクセスポイントにそれぞれ設置され
た中継装置2,2・・・とが通信回線3,3・・・を通
じて双方向に接続されており、これらセンタ装置1又は
中継装置2,2・・・のいずれかに会員用通信端末4,
4・・・が接続され、センタ装置1に講師用通信端末5
が接続される構成となっている。通信回線3,3・・・
は、専用の通信回線でもよいし、ISDN回線でもよ
い。
【0014】また、センタ装置1には、学習教材データ
や、個人別学習履歴ファイル、レッスンファイル、予約
ファイル、レッスンスケジュールファイルなどの各種フ
ァイルが格納されたデータベース6が双方向に接続され
ている。このデータベース6は、センタ装置1によって
管理されている。なお、センタ装置1及び中継装置2
は、それぞれMCU(多地点制御装置)によって構成さ
れている。
【0015】会員用通信端末4は、図2に示すように、
会員がマウス41aやキーボード41b等から入力した
情報を処理して中継装置2に出力するとともに、中継装
置2から送信されてきた情報を処理する情報処理装置4
1と、使用者である会員を撮影してその映像信号を中継
装置2に出力する撮像装置(ビデオカメラ)42と、使
用者である会員が喋った言葉を音声信号に変換して中継
装置2に出力するマイク43と、中継装置2から送信さ
れてきた音声信号を出力するスピーカ44と、中継装置
2から送信されてきた映像信号を画面に表示するCRT
等の表示装置45とを備えており、これら情報処理装置
41、ビデオカメラ42、マイク43、スピーカ44及
び表示装置45がメインコントローラ46を介して中継
装置2と接続されるようになっている。また、講師用通
信端末5も、会員用通信端末4と同様の構成となってい
る。
【0016】センタ装置1は、各会員用通信端末4,4
・・から送信されてくるパスワードやID番号に基づ
き、個別学習履歴ファイルに格納されている学習履歴に
従ってレベル分けを行うとともに、同じレベルに属する
一定人数の会員を1グループとしてまとめ、その1グル
ープの会員から送信されてくる各映像信号と、センタ装
置1に接続された講師用通信端末5から送信されてくる
講師の映像信号とを1画面内で任意に分割して合成し、
この合成映像信号を会員用通信端末4,4・・・及び講
師用通信端末5に送信する機能を備えている。また、セ
ンサ装置1は、任意の通信端末4,5から送信されてく
る音声信号に基づいて、その通信端末4,5から送信さ
れてくる映像信号の分割割合を拡大した合成映像信号を
作成し、この合成映像信号を会員用通信端末4,4・・
・及び講師用通信端末5に送信する機能を備えている。
【0017】図3は、このような合成映像信号を作成す
るセンタ装置1内のブロック図を示している。
【0018】すなわち、講師用通信端末5からの映像信
号及び各会員用通信端末4,4・・・からの映像信号
を、それぞれ1画面分(すなわち、フレーム単位で)書
き込むフレームメモリ11,12,13,14と、この
フレームメモリ11,12,13,14から読み出した
映像信号を1水平走査線単位で書き込むバッファメモリ
15,16,17,18と、各バッファメモリ15,1
6,17,18に書き込まれた1 水平走査線単位の映像
信号を適宜読み出して1画面分の画像データ(合成映像
信号)を生成して記憶する画像メモリ19と、これらフ
レームメモリ11,12,13,14、バッファメモリ
15,16,17,18及び画像メモリ19を制御する
メモリ制御部10と、講師用通信端末5からの音声信号
及び各会員用通信端末4,4・・・からの音声信号を検
出する音声信号検出部61とを備えている。
【0019】データベース6に格納されている個人別学
習履歴ファイルは、個々の会員用通信端末4,4・・・
を使用する個々の会員の学習状況を管理するファイルで
あり、図4に示すように、語学の種類、レベル、レッス
ン番号(学習内容)、レッスン終了の有無、レッスン
日、予約の有無等の各項目データによって構成されてい
る。図4に示す例は、会員甲が英語のレッスンを受講し
ており、そのレベルはAであって、レベルAのレッスン
のうちA−1とA−2のレッスンは11月25日と11
月28日に既に終了していることを示している。また、
会員甲は、12月2日にA−1のレッスンの予約を行っ
ていることを示している。ただし、この個人別学習履歴
ファイルは12月21日以前のものとする。
【0020】また、レッスンファイルは、レッスンの人
員構成や形態を示すファイルであり、図5に示すよう
に、語学の種類、レベル、レベル番号、レッスン年月日
及び時間、担当講師名、会員名等の各項目データによっ
て構成されている。図5に示す例では、人員構成は講師
1名に対して会員3名の合成4名で1グループを構成す
ることを示している。ただし、マンツーマンによるレッ
スンの場合には、会員名の項目の下2つの欄は空白とな
る。
【0021】また、予約ファイルは、種々の会員から受
け付けた予約内容を管理するファイルであり、その構成
自体は図6に示すように、支店(中継装置2)の項目が
増えている他は、レッスンファイルとほぼ同じ構成とな
っている。図6に示す例では、12月2日、午前10:
00からのA−3のレッスン(担当講師名:CONNI
E)に、甲の予約が入っていることを示している。
【0022】また、レッスンスケジュールファイルは、
図7に示すように、任意の日時のレッスンスケジュール
を担当講師単位に分類して管理するファイルであり、図
7にはそのデータ内容が具体的に記載されている。この
レッスンスケジュールファイルは、図5に示したレッス
ンファイル及び図6に示した予約ファイルによってその
都度作成されている。また図8は、任意の1日分(この
例では12月2日分)のレッスンスケジュールを、担当
講師名ごとに分類して一覧表の形にまとめたものであ
る。
【0023】次に、上記構成の通信システムにおける動
作について、(1)レッスンを予約するときの動作、
(2)レッスン時の動作に分けて説明する。
【0024】(1)レッスンを予約するときの動作 レッスン予約を行うとき、会員は自己の会員用通信端末
4を用いて一番近いアクセスポイントに設置された中継
装置2に接続し、パスワードと自己のID番号とを入力
する。中継装置2は、入力されたパスワードとID番号
とを確認すると、通信回線3を介してセンタ装置1と接
続する。センタ装置1は、その後に入力されるID番号
に基づき、その会員の個人別学習履歴ファイルを検索し
て、その会員の語学の種類、レベル、学習を終了したレ
ッスン番号、レッスン日及び予約の有無等を確認する。
この後、会員が自己のレベルのレッスン番号の予約日時
を入力すると、センタ装置1では、レッスンスケジュー
ルファイルを検索して、該当するレベルの該当する日時
のレッスンの空きを調べ、空いている場合には、予約を
受け付ける。
【0025】例えば、会員甲が任意の中継装置2に接続
してパスワードとID番号とを入力し、図7に示すよう
に、12月2日、午前10:00からのA−3のレッス
ン(担当講師名:CONNIE)の予約を入れたとする
と、センタ装置1では、その空きを調べた後、図8に示
すレッスンスケジュールファイルに甲の予約を登録す
る。
【0026】このようにして、センタ装置1は、個々の
会員から予約が入るたびに、図8に示すレッスンスケジ
ュールファイルにその予約内容を登録していく。この場
合、会員が入力した時間帯のレッスンがすでに一杯であ
る場合(すでに3名の会員が登録されている場合)に
は、その予約を受け付けず、別の日時のレッスンへの変
更を指示することになる。
【0027】(2)レッスン時の動作 個々の会員からの予約を受け付けた結果、12月2日、
午前10:00からのA−3のレッスン(担当講師名:
CONNIE)には、この他に会員乙、丙からの予約が
入っているものとする。ここでは、このような人員構成
によってレッスンを行うときの本発明の通信システムの
動作について説明する。
【0028】すなわち、12月2日の午前10:00前
になると、各会員甲、乙、丙は、近くのアクセスポイン
トに設置された中継装置2,2・・・に接続し、パスワ
ードと自己のID番号とを入力する。中継装置2は、入
力されたパスワードとID番号とを確認すると、通信回
線3を介してセンタ装置1と接続する。センタ装置1
は、入力されたID番号に基づき、その会員の個人別学
習履歴ファイルを検索して、その会員の語学の種類、レ
ベル、学習を終了したレッスン番号、レッスン日及び予
約の有無等を確認する。この後、各会員甲、乙、丙が、
予約したレッスンへの参加確認操作を行うと、センタ装
置1では、個人別学習履歴ファイルの予約の有無を確認
して、担当講師の操作する講師用通信端末5と各会員
甲、乙、丙の操作する各会員用通信端末4,4,4とを
接続し、レッスンの開始となる。
【0029】すなわち、センタ装置1は、各会員用通信
端末4,4,4から送信されてくる各会員の映像信号
と、センタ装置1に接続された講師用通信端末5からの
講師の映像信号とを1画面内で均等に4分割して合成
し、この合成映像信号を各会員用通信端末4,4,4及
び講師用通信端末5に送信する。
【0030】ここで、1画面を均等に4分割した合成映
像信号を生成する処理について、図3を参照して説明す
る。
【0031】すなわち、各フレームメモリ11,12,
13,14には、講師の映像信号S1及び各通信端末
4,4,4から送信されてきた各会員(甲,乙,丙)の
映像信号S2,S3,S4がそれぞれフレーム単位で書
き込まれ、1フレーム分が書き込まれると、次の各バッ
ファモメリ15,16,17,18に出力される。各バ
ッファメモリ15,16,17,18には、読み出され
た映像信号S1,S2,S3,S4が、1 水平走査線単
位で書き込まれる。
【0032】すなわち、メモリ制御部10は、水平同期
信号に同期したクロックCKを生成しており、このクロ
ックCKに基づいて各フレームメモリ11,12,1
3,14及び各バッファメモリ15,16,17,18
への映像信号の書き込み制御を行う。この場合、各バッ
ファメモリ15,16,17,18への各映像信号S
1,S2,S3,S4の書き込みは、水平走査線2本に
つき1本の割合で行われる。すなわち、垂直方向のデー
タ量を1/2に間引きしている。
【0033】一方、メモリ制御部10は、このようにし
て各バッファメモリ15,16,17,18に書き込ま
れた1水平走査線の映像信号S11,S21,S31,
S41を、2倍のクロックCKに基づいて1/2に圧縮
しながら読み出し、画像メモリ19に書き込んでいく。
この場合の各映像信号S11,S21,S31,S41
の読み出しは、最初にバッファメモリ15に書き込まれ
た映像信号S11とバッファメモリ16に書き込まれた
映像信号S21とを交互に読み出し、この後バッファメ
モリ17に書き込まれた映像信号S31とバッファメモ
リ18に書き込まれた映像信号S41とを交互に読み出
す。
【0034】その結果、この画像メモリ19に書き込ま
れた1画面分の画像データ(合成映像信号)を順次読み
出して各通信端末4,4,4,5に送信すると、各通信
端末4,4,4,5には、図9に示す4分割の状態で、
講師及び各会員の映像が同時に映し出されることにな
る。これにより、全体の雰囲気がつかめるとともに、実
際に教室でレッスンを受けているのと同じような緊張感
が得られるものである。
【0035】一方、レッスンが開始され、講師又は会員
の誰かが話をすると、その音声信号はセンタ装置1内の
音声信号検出部61によって検出され、その検出信号が
メモリ制御部10に入力される。メモリ制御部10は、
この検出信号に基づいて喋っている者の通信端末を判別
し、その通信端末から送信されてきている映像信号の分
割割合を拡大するように各映像信号S1,S2,S3,
S4の合成比率を変更する。本例では、図10に示すよ
うに、喋っている者(例えば講師)の映像を右側半分に
拡大して映し出し、残り3名の映像(各会員等)を左側
の画面の上下に3分割してそれぞれ映し出すようにして
いる。
【0036】このような合成映像信号の生成は、次のよ
うにして行われる。すなわち、バッファメモリ15への
映像信号S1の書き込みは、水平走査線ごとに行われ、
他のバッファメモリ16,17,18への各映像信号S
2,S3,S4の書き込みは、水平走査線3本につき1
本の割合で行われる。すなわち、垂直方向のデータ量を
1/3に間引きしている。
【0037】一方、メモリ制御部10は、このようにし
て各バッファメモリ15,16,17,18に書き込ま
れた1水平走査線の映像信号S11,S21,S31,
S41を、2倍のクロックCKに基づいて1/2に圧縮
しながら読み出し、画像メモリ19に書き込んでいく。
この場合の各映像信号S11,S21,S31,S41
の読み出しは、最初にバッファメモリ16に書き込まれ
た映像信号S21とバッファメモリ15に書き込まれた
映像信号S11とをこの順番で読み出し、次にバッファ
メモリ17に書き込まれた映像信号S31とバッファメ
モリ15に書き込まれた映像信号S11とをこの順番で
読み出し、次にバッファメモリ18に書き込まれた映像
信号S41とバッファメモリ15に書き込まれた映像信
号S11とをこの順番で読み出す。そして、バッファメ
モリ18に書き込まれた映像信号S41を読み出した後
は、再び最初に戻ってバッファメモリ16に書き込まれ
た映像信号S21とバッファメモリ15に書き込まれた
映像信号S11とをこの順番で読み出す。このような読
み出し処理を1フレーム分繰り返し行う。
【0038】その結果、この画像メモリ19に書き込ま
れた1画面分の画像データ(合成映像信号)を順次読み
出して各通信端末4,4,4,5に送信すると、各通信
端末4,4,4,5には、図10に示す4分割の状態
で、講師及び各会員の映像が同時に映し出されることに
なる。
【0039】メモリ制御部10では、音声信号検出部6
1によって各通信端末から送信されてくる音声信号を検
出するたびに、その音声信号とともに送信されてくる映
像信号の分割割合を拡大し、他の映像信号の分割割合を
縮小するような(図10に示す割合の)合成映像信号を
作成し、これを各通信端末4,4,4,5に送信する。
そのため、各通信端末4,4,4,5の表示装置45に
は、喋っている者が変わるたびに、その喋っている者の
映像が拡大されて映し出されることになり、レッスン中
の画面に変化を付けることができる。また、喋っている
者の映像を拡大することにより、今喋っている者が誰で
あるのかがすぐに分かって便利である。
【0040】なお、データベース6に格納されている学
習教材を表示する場合には、講師用通信端末5の操作に
よって教材データを選択し、これを各画面に表示させる
ことができる。この場合、講師や会員の分割映像は、そ
の送出を禁止する。また、喋っている者の映像を拡大す
る必要がない場合には、これを講師用通信端末5の操作
によって解除することができる。これにより、喋ってい
る者が誰であれ、常に4分割の画面が全通信端末4,
4,4,5の画面に表示されることになる。このような
操作は、講師用通信端末5のみで行えるようになってい
る。
【0041】なお、上記実施形態では、1画面を4分割
する場合について説明しているが、例えば1グループが
講師1人と会員2人の合計3名であった場合に、分割し
た1画面分が空白(若しくはブルーバック等)である
と、違和感のある画面となるため、この場合、メモリ制
御部10は最初から3分割画面(例えば左右に3分割し
た画面)となる合成映像信号を作成して各通信端末4,
4,5に送信するようにすればよい。
【0042】また、上記実施形態では、センタ装置1と
中継装置2とからなる多地点通信について説明している
が、その規模によっては中継装置2を省略し、センタ装
置1と各通信端末4,5とからなる通信システムとして
構成してもよい。
【0043】また、上記実施形態では、データベース6
をセンタ装置1に設けて一括管理するようにしている
が、例えば個人別学習履歴ファイル、レッスンファイ
ル、予約ファイルなどは、各中継装置2に分散させて管
理するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の通信システム
は、接続された各通信端末から送信されてくる映像信号
を1画面内で任意に分割して合成し、この合成映像信号
を各通信端末に送信するとともに、各通信端末は、送信
されてきた合成映像信号を表示装置の画面上に表示する
ことにより、接続された全通信端末の映像信号を1画面
上に分割して同時に表示するように構成している。これ
により、全体の雰囲気がつかめるとともに、実際に同じ
部屋で会話をしているのと同じような緊張感を持つこと
ができる。
【0045】また、本発明の請求項2記載の通信システ
ムは、任意の通信端末から送信されてくる音声信号に基
づいて、その通信端末から送信されてくる映像信号の分
割割合を拡大した合成映像信号を作成して各通信端末に
送信するように構成している。これにより、喋っている
者が変わるたびに、その喋っている者の映像が拡大され
て映し出されることになり、会話中の画面に変化を付け
ることができる。また、喋っている者の映像を拡大する
ことにより、今喋っている者が誰であるのかがすぐに分
かって便利である。
【0046】また、本発明の請求項3記載の通信システ
ムは、センタ装置と複数のアクセスポイントにそれぞれ
設置された中継装置とが通信回線を通じて双方向に接続
され、各通信端末は、センタ装置又は各中継装置のいず
れかに接続可能な構成としている。これにより、各通信
端末の使用者は最も近いアクセスポイントに設置された
中継装置に接続すればよいので、料金的にも安価に提供
でき、安心して利用できるシステムを構築することがで
きる。
【0047】また、本発明の請求項4記載の通信システ
ムは、センタ装置に、各通信端末を使用する会員の履歴
を管理する履歴ファイルを備え、通信端末から送信され
てくるID番号に基づき、学習履歴ファイルに格納され
ている履歴に従ってレベル分けを行うとともに、同じレ
ベルに属する一定人数の会員を1グループとしてまと
め、その1グループの会員から送信されてくる各映像信
号と、センタ装置に接続された通信端末から送信されて
くる講師の映像信号とを1画面内で任意に分割して合成
し、この合成映像信号を各通信端末に送信するように構
成している。これにより、そのグループ全体の雰囲気が
つかめるとともに、実際に教室でレッスンを受けている
のと同じような緊張感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの全体的な構成を示す概
略図である。
【図2】会員用通信端末の具体的構成を示すブロック図
である。
【図3】合成映像信号を生成する回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】個人別学習履歴ファイルの構成を示す図であ
る。
【図5】レッスンファイルの構成を示す図である。
【図6】予約ファイルの構成を示す図である。
【図7】レッスンスケジュールファイルの構成を示す図
である。
【図8】レッスンスケジュールの一覧を示す図である。
【図9】各通信端末に表示される分割画面例を示す図で
ある。
【図10】各通信端末に表示される分割画面例を示す図
である。
【符号の説明】
1 センタ装置 2 中継装置 3 通信回線 4 会員用通信端末 5 講師用通信端末 6 データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置とこのセンタ装置に接続され
    る複数の通信端末とからなり、前記センタ装置は、接続
    された複数の通信端末を相互に接続するシステムであっ
    て、 前記通信端末は、使用者が入力した情報を処理して前記
    通信回線に出力するとともに、前記通信回線から送信さ
    れてきた情報を処理する情報処理装置と、使用者を撮影
    した映像信号を前記通信回線に出力する撮像装置と、使
    用者が喋った言葉を音声信号として前記通信回線に出力
    するマイクと、前記通信回線から送信されてきた音声信
    号を出力するスピーカと、前記通信回線から送信されて
    きた映像信号を画面に表示する表示装置とを備え、 前記センタ装置は、接続された各通信端末から送信され
    てくる映像信号を1画面内で任意に分割して合成し、こ
    の合成映像信号を各通信端末に送信するとともに、各通
    信端末は、送信されてきた合成映像信号を前記表示装置
    の画面上に表示することにより、接続された全通信端末
    の映像信号を1画面上に分割して同時に表示することを
    特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記センタ装置は、任意の通信端末から
    送信されてくる音声信号に基づいて、その通信端末から
    送信されてくる映像信号の分割割合を拡大した合成映像
    信号を作成して各通信端末に送信することを特徴とする
    請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 センタ装置と複数のアクセスポイントに
    それぞれ設置された中継装置とが通信回線を通じて双方
    向に接続されるとともに、前記各通信端末は、前記セン
    タ装置又は前記各中継装置のいずれかに接続されること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記センタ装置は、前記各通信端末を使
    用する会員の履歴を管理する履歴ファイルを備え、前記
    通信端末から送信されてくるID番号に基づき、前記履
    歴ファイルに格納されている履歴に従ってレベル分けを
    行うとともに、同じレベルに属する一定人数の会員を1
    グループとしてまとめ、その1グループの会員から送信
    されてくる各映像信号と、前記センタ装置に接続された
    通信端末から送信されてくる講師の映像信号とを1画面
    内で任意に分割して合成し、この合成映像信号を各通信
    端末に送信することを特徴とする請求項1、2又は3の
    いずれかに記載の通信システム。
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