JPH112204A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JPH112204A
JPH112204A JP17116097A JP17116097A JPH112204A JP H112204 A JPH112204 A JP H112204A JP 17116097 A JP17116097 A JP 17116097A JP 17116097 A JP17116097 A JP 17116097A JP H112204 A JPH112204 A JP H112204A
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Kazumi Ooshima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御弁を下降位置に切換えるためのパイロッ
ト圧をシリンダの負荷圧から得ることができ、しかも、
その負荷圧が低い場合にも、制御弁のスプールをフルス
トロークさせるのに必要なパイロット圧を確保しうる油
圧制御装置を提供することである。 【解決手段】 下降位置切換用のパイロット圧制御手段
18bは、サブパイロット通路19だけでなく、メイン
パイロット通路6の圧力も制御して、下降位置切換用の
パイロット室17bにパイロット圧を発生させられる構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォークリフト
等に用いられる油圧制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギーロスを低減することのできる
油圧制御システムとしては、例えば、本願出願人が特願
平9−116438号として出願したものがある。図5
に示すように、ポンプPには、供給通路1を介して制御
弁2を接続している。そして、この制御弁2は、センタ
リングスプリング3によって保たれる中立位置で、中立
ポート4を介して供給通路1のポンプ吐出油を通過させ
ている。
【0003】供給通路1の上流側には、シーケンス弁5
を設けている。このシーケンス弁5は、供給通路1がタ
ンクTに連通しているときでも、ポンプPが駆動してい
れば、その上流側に圧力を発生させるものである。ま
た、供給通路1には、シーケンス弁5の上流側にメイン
パイロット通路6を接続し、このメインパイロット通路
6に減圧弁7を設けている。この減圧弁7は、シーケン
ス弁5の上流側の圧力を減圧して、メインパイロット通
路6の一次パイロット圧を一定に保つものである。
【0004】上記制御弁2は、単動式のシリンダSを制
御するもので、そのシリンダポート8をシリンダSのボ
トム側室9に接続している。そして、これらシリンダポ
ート8とボトム側室9との間には、バランスピストンタ
イプのポペット弁10を介在させている。このポペット
弁10は、通常は、スプリング11によってシリンダポ
ート8とボトム側室9とを遮断している。このとき、そ
の肩部12で、シリンダSの負荷圧を受けるとともに、
その負荷圧をオリフィス13を介して背圧室14に導い
ている。そして、その背圧室14を、負荷圧通路15を
介して制御弁2の負荷圧ポート16に接続している。
【0005】上記メインパイロット通路6は、制御弁2
の上昇位置切換用のパイロット室17aや、図示しない
他の制御弁のパイロット室に接続している。そして、メ
インパイロット通路6の一次パイロット圧を比例電磁弁
18aで制御して、二次パイロット圧を制御弁2のスプ
ールに作用させるようにしている。ただし、制御弁2の
下降位置切換用のパイロット室17bだけは、サブパイ
ロット通路19を介して制御弁2の中継ポート20に接
続している。このサブパイロット通路19には、一定流
量だけをパイロット室17bに供給する流量制御弁21
を設けている。そして、比例電磁弁18bが非励磁状態
にあれば、パイロット室17bはタンクに連通している
が、比例電磁弁18bを励磁していくと、パイロット室
17bがタンクから遮断されていき、パイロット室17
bにパイロット圧が発生することになる。
【0006】また、ポペット弁10の背圧室14と制御
弁2の負荷圧ポート16とを接続する負荷圧通路15に
は、ソレノイドバルブ23を介在させている。このソレ
ノイドバルブ23は、そのノーマル位置で、背圧室14
から負荷圧ポート16ヘの逆流を防止するチェック弁2
4を有し、そこでリークが発生するのを防止している。
そして、ソレノイド25を励磁すると、連通位置に切換
わって、背圧室14と負荷圧ポート16とを連通するこ
とになる。
【0007】ここで、制御弁2を切換えるための比例電
磁弁18a、18bのソレノイドは、具体的には図示し
ないが、オペレータ室の操作レバーに連係している。そ
して、オペレータが操作レバーを操作すると、その操作
方向及び操作量に応じていずれかのソレノイド18a、
18bが励磁される構成となっている。また、ソレノイ
ドバルブ23のソレノイド25は、上記操作レバーに電
気的に連係している。そして、オペレータが操作レバー
を下降方向に操作したとき、同時に励磁される構成とな
っている。
【0008】次に、この従来例の油圧制御システムの作
用を説明する。比例電磁弁18aのソレノイドを励磁す
ると、この比例電磁弁18aがメインパイロット通路6
の一次パイロット圧を制御して、二次パイロット圧をパ
イロット室17a側のスプールに作用させる。したがっ
て、制御弁2は、センタリングスプリング3に抗して、
図面右側の上昇位置に切換わることになる。この上昇位
置では、中立ポート4が遮断され、供給通路1のポンプ
吐出油は、パラレル通路26→ポンプポート27を介し
てシリンダポート8に導かれる。
【0009】このとき、負荷圧ポート16は閉じられて
いるので、オリフィス13には流れが発生せず、ポペッ
ト弁10の背圧室14にはシリンダSの負荷圧が導かれ
る。したがって、ポンプ吐出圧は、シリンダSの負荷圧
よりも高くなったときだけポペット弁10を開いて、シ
リンダSのボトム側室9に導かれることになる。このよ
うに、ポンプ吐出圧をシリンダSの負荷圧よりも高くし
てボトム側室9に導くので、負荷にかかわらず、シリン
ダSを上昇させることができる。
【0010】そして、シリンダSをある上昇位置に保持
したいときは、制御弁2を再び中立位置に復帰させれば
よい。この中立位置では、負荷圧ポート16が中継ポー
ト20に連通するものの、ソレノイドバルブ23がノー
マル位置にあり、チェック弁24が背圧室14から負荷
圧ポート16ヘの逆流を防止するので、背圧室14にシ
リンダSの負荷圧が導かれる。したがって、ポペット弁
10がシリンダポート8とボトム側室9とを遮すること
になり、ボトム側室9の作動油がシリンダポート8から
制御弁2内でリークすることがなく、負荷をしっかりと
保持することができる。しかも、上記背圧室14に接続
する負荷圧通路15も、ソレノイドバルブ23で遮断さ
れるので、ボトム側室9の作動油が負荷圧ポート15か
ら制御弁2内でリークすることがなく、負荷をしっかり
と保持することができる。
【0011】一方、比例電磁弁18bのソレノイドを励
磁しようとオペレータが操作レバーを下降方向に操作す
ると、同時にソレノイド25が励磁される。したがっ
て、ソレノイドバルブ23は連通位置に切換わり、背圧
室14の負荷圧が負荷圧ポート16に導かれる。そし
て、負荷圧ポート16は中継ポート20に連通している
ので、流量制御弁21を介して一定流量がパイロット室
17b側に供給される。このとき、それ以外の流量は、
絞り22を介してタンクポート28に戻されることにな
る。
【0012】このように、流量制御弁21から一定流量
が供給されるので、オペレータが操作レバーをそのまま
操作すれば、比例電磁弁18bが励磁され、パイロット
室17bにパイロット圧を発生させて、制御弁2のスプ
ールに作用させることができる。したがって、制御弁2
は、センタリングスプリング3に抗して、図面左側の下
降位置に切換わることになる。この下降位置では、負荷
圧ポート16が、絞り22を介してタンクポート28に
連通している。したがって、シリンダSのボトム側室9
の負荷圧が開弁圧に達すれば、ポペット弁10が開き、
このボトム側室9の作動油がシリンダポート8に戻され
る。そして、制御弁2では、シリンダポート8をタンク
ポート28に連通し、その開度に応じてタンクTに戻す
流量を制御して、シリンダSを自重により下降させるこ
とになる。
【0013】以上述べた油圧制御装置では、ポンプPが
駆動していなくとも、制御弁2を下降位置に切換えるこ
とができる。つまり、シリンダSを下降させるときは、
その自重で下降させるので、ポンプPが停止しているこ
とが多い。そのため、制御弁2を下降位置に切換えると
きにもメインパイロット通路6の一次パイロット圧を利
用する構成にすると、ポンプPを荷役用モータ等でわざ
わざ駆動させてこの一次パイロット圧を得なければなら
ず、エネルギーロスとなってしまう。それに対して、こ
の油圧制御装置では、制御弁2を下降位置に切換えるた
めのパイロット圧を、シリンダSの負荷圧から得ること
ができる。したがって、ポンプPをわざわざ駆動させる
必要もなく、エネルギーロスを低減させることができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の油圧制御
システムでは、制御弁2を下降位置に切換えるためのパ
イロット圧を、シリンダSの負荷圧から得る構成として
いる。ところが、シリンダSの負荷圧が低い場合、その
分パイロット室17bに発生するパイロット圧も低くな
ってしまう。そのため、パイロット圧不足となって、制
御弁2のスプールをフルストロークさせられないことが
あった。そして、制御弁2のスプールがフルストローク
できなければ、シリンダSの下降スピードを十分に確保
できなくなり、アクチュエータの操作性が悪くなってし
まう。この発明の目的は、制御弁を下降位置に切換える
ためのパイロット圧をシリンダの負荷圧から得ること
で、エネルギーロスを低減させることができ、しかも、
その負荷圧が低い場合にも、制御弁のスプールをフルス
トロークさせるのに必要なパイロット圧を確保しうる油
圧制御装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポンプと、
ポンプに接続する供給通路と、供給通路に接続する制御
弁と、制御弁に接続する単動式のシリンダと、制御弁の
スプールを臨ませた上昇位置切換用のパイロット室と、
制御弁のスプールを臨ませた下降位置切換用のパイロッ
ト室と、供給通路に接続したメインパイロット通路と、
ポンプが駆動しているとき、メインパイロット通路に一
定の圧力を発生させる圧力発生手段と、制御弁に設けた
負荷圧ポートと、制御弁とシリンダとの間を負荷圧ポー
トに接続する負荷圧通路と、負荷圧通路の負荷圧ポート
への流れを遮断したり、負荷圧通路を連通したりする負
荷圧通路切換手段と、制御弁が中立位置及び下降側位置
にあるとき、負荷圧ポートを上記下降位置切換用のパイ
ロット室に接続するサブパイロット通路と、このサブパ
イロット通路に設け、一定流量だけを下降位置切換用の
パイロット室に供給する流量制御弁とを備え、上記負荷
圧通路切換手段は、通常は遮断位置にあり、上記制御弁
を上昇位置に切換えるための操作をすると、上昇位置切
換用のパイロット圧制御手段がメインパイロット通路の
圧力を制御して、上昇位置切換用のパイロット室にパイ
ロット圧を発生させ、また、上記制御弁を下降位置に切
換えるための操作をすると、同時に負荷圧通路切換手段
が連通位置に切換わるとともに、下降位置切換用のパイ
ロット圧制御手段がサブパイロット通路の圧力を制御し
て、下降位置切換用のパイロット室にパイロット圧を発
生させる構成にした油圧制御装置油圧制御装置を前提と
する。
【0016】そして、第1の発明は、下降位置切換用の
パイロット圧制御手段は、サブパイロット通路だけでな
く、メインパイロット通路の圧力も制御して、下降位置
切換用のパイロット室にパイロット圧を発生させる構成
にした点に特徴を有する。第2の発明は、第1の発明に
おいて、下降位置切換用のパイロット室からメインパイ
ロット通路側への逆流を防止するチェック弁と、下降位
置切換用のパイロット室からサブパイロット通路側への
逆流を防止するチェック弁とを備えた点に特徴を有す
る。第3の発明は、第1、2の発明において、シリンダ
の負荷圧を検出する圧力センサを設け、制御弁を下降位
置に切換えるための操作をしたとき、その負荷圧が設定
圧より低ければ、ポンプを駆動させる構成にした点に特
徴を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜3に、この発明の油圧制御
装置の第1実施例を示す。ただし、以下では、上記従来
例との相違点を中心に説明するとともに、同一の構成要
素については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略
する。図1に示すように、パイロット室17bを、上記
従来例と同じくサブパイロット通路19を介して中継ポ
ート20に接続している。ただし、流量制御弁21には
チェック弁29を設け、中継ポート20からパイロット
室17b側ヘの流れのみを許容することにしている。
【0018】さらに、このパイロット室17bには、連
絡通路30を介してメインパイロット通路6を接続して
いる。そして、比例電磁弁18bがメインパイロット通
路6の一次パイロット圧を制御して、二次パイロット圧
をパイロット室17b側のスプールに作用させる構成に
している。ただし、連絡通路30にはチェック弁31を
設け、メインパイロット通路6からパイロット室17b
側ヘの流れのみを許容することにしている。
【0019】一方、シリンダSのボトム側室9とポペッ
ト弁10との間には、シリンダSの負荷圧を検出する圧
力センサ32を設けている。そして、オペレータが操作
レバーを下降方向に操作しているときに、シリンダSの
負荷圧が設定圧以下であれば、この圧力センサ32は図
示しない荷役用モータに指令を出して、ポンプPを駆動
させるようにしている。なお、この圧力センサ32の設
定圧は、シリンダSの負荷圧から得たパイロット圧によ
って、制御弁2のスプールをフルストロークさせられる
かどうかを基準として設定している。
【0020】次に、この第1実施例の油圧制御装置の作
用を説明する。ただし、制御弁2が中立位置にある場合
と、上昇位置に切換える場合とについては、上記従来例
と全く同じなので、以下では、制御弁2を下降位置に切
換える場合の作用について説明する。比例電磁弁18b
のソレノイドを励磁しようとオペレータが操作レバーを
下降方向に操作すると、同時にソレノイド25が励磁さ
れる。したがって、ソレノイドバルブ23は連通位置に
切換わり、背圧室14の負荷圧が負荷圧ポート16に導
かれる。そして、負荷圧ポート16が中継ポート20に
連通しているので、流量制御弁21を介して一定流量が
パイロット室17b側に供給される。このとき、それ以
外の流量は、絞り22を介してタンクポート28に戻さ
れることになる。
【0021】ここで、上記圧力センサ32はシリンダS
の負荷圧を検出し、その負荷圧が設定圧を超えていれ
ば、ポンプPをそのままの状態、例えば、停止していれ
ばそのまま停止させた状態に保つ。この場合、シリンダ
Sの負荷圧が、制御弁2のスプールをフルストロークさ
せるのに十分な圧力となっている。したがって、オペレ
ータが操作レバーをそのまま操作すれば、その操作量に
応じてパイロット室17bにパイロット圧が発生し、制
御弁2を図面左側の下降位置に切換えることができる。
そして、チェック弁31を設けたので、パイロット室1
7bのパイロット圧がメインパイロット通路6側へ逆流
するのを防止することができる。
【0022】それに対して、シリンダSの負荷圧が設定
圧以下であれば、制御弁2のスプールをフルストローク
させるだけのパイロット圧を発生させることができな
い。そこで、圧力センサ32は図示しない荷役用モータ
に指令を出して、ポンプPを駆動させる。この場合、ポ
ンプPが駆動するので、シーケンス弁5及び減圧弁7に
よってメインパイロット通路6に一次パイロット圧が発
生する。したがって、オペレータが操作レバーをそのま
ま操作すれば、その操作量に応じて比例電磁弁18bが
一次パイロット圧を制御して、二次パイロット圧をパイ
ロット室17b側のスプールに作用させることになり、
制御弁2を図面左側の下降位置に切換えることができ
る。そして、チェック弁29を設けたので、パイロット
室17bのパイロット圧がサブパイロット通路19側へ
逆流するのを防止することができる。
【0023】図2、3に、この第1実施例の油圧制御装
置の具体例を示す。ボディ33には、その両側にタンク
ポート28を形成している。そして、図面左側のタンク
ポート28の内側にシリンダポート8を位置させ、ま
た、図面右側のタンクポート28の内側に負荷圧ポート
16を位置させている。さらに、シリンダポート8の内
側にポンプポート27を形成するとともに、ボディ33
の中央付近には、供給通路1が連通する中立ポート4を
形成している。
【0024】また、ボディ33に形成したスプール孔3
4には、スプール35を摺動自在に組み込んでいる。そ
して、このスプール35の両端を、それぞれキャップ3
6a、36b内に臨ませている。上記キャップ36a内
にはスプリング室37を形成し、そこに設けたセンタリ
ングスプリング3のイニシャル荷重を、スプリングシー
ト38を介してスプール35の両方向に作用させてい
る。
【0025】このキャップ36a内にはパイロット室1
7aが形成されるが、このパイロット室17aの圧力
を、ボディ33内に組み込んだ比例電磁弁18aで制御
している。つまり、ボディ33の下端に、一次側ポート
39と二次側ポート40とを形成したスリーブ41を組
み込んでいる。そして、その一次側ポート39をメイン
パイロット通路6に接続し、また、二次側ポート40を
上記パイロット室17aに接続している。
【0026】このスリーブ41には、ソレノイド42a
に連係させたスプール43を摺動自在に組み込んでい
る。そして、ソレノイド42aが非励磁状態にあれば、
二次側ポート40をドレンポート44に連通させてい
る。それに対して、ソレノイド42aを励磁すれば、ス
プール43を図面右方向に移動させ、二次側ポート40
をドレンポート44から遮断するとともに一次側ポート
39に連通させる。したがって、このスプール43の移
動量に応じて、一次側ポート39の一次パイロット圧か
ら二次側ポート40の二次パイロット圧が生成され、そ
の二次パイロット圧がパイロット室17aに導かれる。
なお、パイロット室17aヘの二次パイロット圧の出入
りは、スプリング室37を介して行われるが、このスプ
リング室37に臨むスプール35の受圧面積は同じなの
で、その移動に影響を与えることはない。
【0027】上記シリンダポート8は、通路45を介し
て、シリンダSのボトム側室9に接続するアクチュエー
タポート46に連通している。この通路45の途中に
は、バランスピストンタイプのポペット弁10を組み込
んでいる。つまり、通路45にポペット47を組み込む
とともに、このポペット47の背面の背圧室14にスプ
リング11を設けて、その弾性力によって、ポペット4
7の先端をシート面48に着座させている。このとき、
ポペット47の肩部12が、通路45のうちアクチュエ
ータポート46側に臨むことになるが、その部分にオリ
フィス13を形成し、アクチュエータポート46を背圧
室14に連通させている。そして、この背圧室14を、
負荷圧通路15を介して上記負荷圧ポート16に連通さ
せている。
【0028】上記負荷圧通路15には、ケース49とソ
レノイド25とからなるソレノイドバルブ23を組み込
んでいる。ケース49内部では、具体的に図示しない
が、スプリングによってポペットをシート面に着座させ
ている。したがって、それがチェック弁24として機能
して、負荷圧ポート16から背圧室14側への流れを許
容し、逆方向への流れを防止している。そして、ソレノ
イド25を励磁したとき、このポペットがシート面から
離れて、背圧室14と負荷圧ポート16とを連通するよ
うにしている。
【0029】上記スプール35には、流量制御弁21を
組み込んでいる。図3に示すように、キャップ36b内
に形成されたパイロット室17bのスプール35端部に
は、軸方向孔50を形成している。そして、この軸方向
孔50にピストン51を摺動自在に組み込んだ状態で、
閉塞部材52で塞いでいる。このとき、ピストン51と
閉塞部材52との間にスプリング53を設け、その弾性
力をピストン51に作用させている。
【0030】スプール35には、負荷圧ポート16を軸
方向孔50に連通する第1連通孔54を形成している。
この第1連通孔54は、スプール35が図2に示す中立
位置、あるいは、下降位置である図面左方向に移動した
とき、負荷圧ポート16に連通した状態にあるが、スプ
ール35が上昇位置である図面右方向に移動したとき
に、負荷圧ポート16から遮断されていく。上記第1連
通孔54が負荷圧ポート16に連通した状態にあれば、
ピストン51の環状溝55部分には、負荷圧ポート16
の作動油が導かれる。そして、この作動油は、ピストン
51内の第1、2貫通孔57、58を通過して、それぞ
れピストン51の両端側に導かれる。
【0031】また、スプール35には、軸方向孔50を
常にパイロット室17bに連通する第2連通孔56を形
成している。さらに、スプール35の外周面には、第
1、2連通孔54、56に挟まれた位置に連通溝59を
形成している。この連通溝59は、スプール35が図2
に示す中立位置からラップ分だけ移動したとき、前述し
た絞り22としての絞り効果を発揮しながら負荷圧ポー
ト16をタンクポート28に連通し、スプール35が下
降位置である図面左方向にさらに移動したときにも、絞
り22としての絞り効果を発揮する。ただし、スプール
35が上昇位置である図面右方向に移動したとき、負荷
圧ポート16をタンクポート28から遮断することにな
る。
【0032】ここで、パイロット室17bの圧力を制御
する比例電磁弁18bについて説明する。図3に示すよ
うに、ボディ33の下端にはスリーブ61を組み込んで
いる。このスリーブ61には、パイロット室17bに連
通するポート60を形成している。また、このスリーブ
61には、チェック弁31を介してメインパイロット通
路6に接続するポート64を形成している。そして、こ
のスリーブ61に、ソレノイド42bに連係させたスプ
ール62を摺動自在に組み込んでいる。ソレノイド42
bが非励磁状態にあれば、ポート60をドレンポート6
3に連通させている。それに対して、ソレノイド42b
を励磁すれば、スプール62が図面左方向に移動して、
ポート60をドレンポート63から遮断していくととも
に、ポート64に連通させていくことになる。
【0033】以下では、シリンダSを下降させるときの
作用について説明する。シリンダSを下降させようと、
オペレータが図示しない操作レバーを下降方向に操作す
ると、同時にソレノイド25が励磁されるので、背圧室
14と負荷圧ポート16とが連通して、シリンダSの負
荷圧が第1連通孔54を介して軸方向孔50に導かれ
る。軸方向孔50に導かれた負荷圧は、第1、2貫通孔
57、58を介してピストン51の両端に導かれる。そ
して、第2貫通孔58から導かれた負荷圧は、第2連通
孔56を介してパイロット室17bに導かれる。ところ
が、パイロット室17bはポート60を介してドレンポ
ート63に連通しているので、第2貫通孔58側のピス
トン51の端部にはタンク圧が作用する。
【0034】したがって、ピストン51がスプリング5
3に抗して移動することになるが、負荷圧が低ければ、
その移動量は小さく、第1連通孔54と環状溝55との
開度は大きく保たれている。それに対して、負荷圧が高
ければ、ピストン51がスプリング53に抗して大きく
移動し、第1連通孔54と環状溝55との開度が小さく
なっていく。このように、ピストン51の両端の圧力差
に応じて第1連通孔54と環状溝55との開度を調節し
て、オリフィスとしての第2貫通孔58とスプリング5
3とで決められる一定流量だけがパイロット室17bに
導かれることになる。
【0035】ここで、シリンダSの負荷圧が設定圧を超
えていれば、制御弁2のスプール35をフルストローク
させるのに十分な圧力となっている。したがって、オペ
レータが操作レバーをそのまま操作すれば、比例電磁弁
18bのスプール62が図面左方向に移動して、ポート
60をドレンポート53から徐々に遮断し、パイロット
室17bにパイロット圧を発生させる。そして、そのパ
イロット圧がスプール35に作用するので、操作レバー
の操作量に応じて、スプール35を図面左方向に移動さ
せることができる。なお、比例電磁弁18bのスプール
62が大きく移動すると、ポート60がポート64に連
通する。ただし、図3には回路的に示しているが、チェ
ック弁31を設けたので、パイロット室17bのパイロ
ット圧がメインパイロット通路6側へ逆流することはな
い。
【0036】それに対して、シリンダSの負荷圧が設定
圧以下であれば、制御弁2のスプールをフルストローク
させるだけのパイロット圧を発生させることができな
い。そこで、圧力センサ32は図示しない荷役用モータ
に指令を出して、ポンプPを駆動させる。ポンプPが駆
動すれば、シーケンス弁5及び減圧弁7によって、メイ
ンパイロット通路6には一次パイロット圧が発生する。
したがって、ポート64に導かれたこの一次パイロット
圧はスプール62の移動量に応じて制御され、ポート6
0から二次パイロット圧としてパイロット室17bに導
かれる。そして、その二次パイロット圧がスプール35
に作用するので、操作レバーの操作量に応じて、スプー
ル35を図面左方向に移動させることができる。なお、
図3に回路的に示しているが、第2貫通孔58内にチェ
ック弁29を設けたので、パイロット室17bのパイロ
ット圧がサブパイロット通路19側へ逆流するのを防止
することができる。
【0037】以上述べた第1実施例の油圧制御システム
によれば、制御弁2を下降位置に切換えるときに、ポン
プ吐出圧からではなく、シリンダSの負荷圧からパイロ
ット圧を得る構成となっている。したがって、制御弁2
を下降位置に切換えるために、ポンプPをわざわざ駆動
させる必要がなく、エネルギーロスを低減することがで
きる。ただし、シリンダSの負荷圧が低いときには、圧
力センサ32でそれを検知し、ポンプPを駆動させるの
で、メインパイロット通路6には一次パイロット圧が発
生する。そして、その一次パイロット圧を制御して、二
次パイロット圧を制御弁2のスプールに作用させるの
で、スプールをフルストロークさせるのに必要なパイロ
ット圧を確保することができる。
【0038】図4に示す第2実施例は、ポペット弁10
をなくしたタイプの油圧制御装置である。ただし、それ
以外の構成については、第1実施例と同じなので、同一
の符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。こ
の第2実施例では、ポペット弁10をなくしている。そ
して、ソレノイドバルブ23を、そのノーマル位置でシ
リンダS側と負荷圧ポート16とを完全に遮断する構成
にしている。いま、負荷圧センサ32が設定圧以下の負
荷圧を検出したとき、ポンプPを駆動させてメインパイ
ロット通路6に一次パイロット圧を発生させるので、シ
リンダSの負荷圧からパイロット圧を得る必要がなくな
る。したがって、ソレノイド25を非励磁状態にして、
ソレノイドバルブ23をノーマル位置に復帰させてもか
まわない。そして、このノーマル位置では、ソレノイド
バルブ23がシリンダS側と負荷圧ポート16とを完全
に遮断するので、チェック弁29がなくても、パイロッ
ト室17bのパイロット圧がサブパイロット通路19側
に逆流するのを防止することができる。
【0039】なお、以上述べた第1、2実施例では、シ
ーケンス弁5及び減圧弁7が相まって、この発明でいう
圧力発生手段を構成している。また、ソレノイドバルブ
23が、この発明でいう負荷圧通路切換手段を構成して
いる。さらに、比例電磁弁18a、18bが、この発明
でいうパイロット圧制御手段を構成している。
【0040】
【発明の効果】第1の発明によれば、制御弁を下降位置
に切換えるときに、ポンプ吐出圧からではなく、シリン
ダの負荷圧からパイロット圧を得ることができるので、
制御弁を下降位置に切換えるために、ポンプPをわざわ
ざ駆動させる必要がなく、エネルギーロスを低減するこ
とができる。そして、シリンダの負荷圧から制御弁のス
プールをフルストロークさせるだけのパイロット圧を得
られないようなとき、ポンプを駆動させれば、メインパ
イロット通路の圧力からパイロット圧を得ることができ
る。したがって、スプールをフルストロークさせるのに
必要なパイロット圧を確保することができる。第2の発
明によれば、第1の発明において、シリンダの負荷圧か
ら得たパイロット圧とメインパイロット通路から得たパ
イロット圧とのうち、高圧を選択して下降位置切換用の
パイロット室に発生させることができ、そのパイロット
圧がメインパイロット通路あるいはサブパイロット通路
側に逆流するのを防止することができる。第3の発明に
よれば、シリンダの負荷圧を圧力センサで検出し、その
負荷圧が低いために、制御弁のスプールをフルストロー
クさせるだけのパイロット圧を得られないようなとき、
ポンプを駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の油圧制御装置を示す回
路図である。
【図2】図1に示した油圧制御装置の具体例を示した断
面図である。
【図3】図2に示した油圧制御装置のIII部分の拡大図
である。
【図4】この発明の第2実施例の油圧制御装置を示す回
路図である。
【図5】従来例の油圧制御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 供給通路 2 制御弁 5 シーケンス弁 6 メインパイロット通路 7 減圧弁 15 負荷圧通路 16 負荷圧ポート 17a、17b パイロット室 18a、18b 比例電磁弁 19 サブパイロット通路 21 流量制御弁 23 ソレノイドバルブ 29、31 チェック弁 32 圧力センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプと、ポンプに接続する供給通路
    と、供給通路に接続する制御弁と、制御弁に接続する単
    動式のシリンダと、制御弁のスプールを臨ませた上昇位
    置切換用のパイロット室と、制御弁のスプールを臨ませ
    た下降位置切換用のパイロット室と、供給通路に接続し
    たメインパイロット通路と、ポンプが駆動していると
    き、メインパイロット通路に一定の圧力を発生させる圧
    力発生手段と、制御弁に設けた負荷圧ポートと、制御弁
    とシリンダとの間を負荷圧ポートに接続する負荷圧通路
    と、負荷圧通路の負荷圧ポートへの流れを遮断したり、
    負荷圧通路を連通したりする負荷圧通路切換手段と、制
    御弁が中立位置及び下降側位置にあるとき、負荷圧ポー
    トを上記下降位置切換用のパイロット室に接続するサブ
    パイロット通路と、このサブパイロット通路に設け、一
    定流量だけを下降位置切換用のパイロット室に供給する
    流量制御弁とを備え、上記負荷圧通路切換手段は、通常
    は遮断位置にあり、上記制御弁を上昇位置に切換えるた
    めの操作をすると、上昇位置切換用のパイロット圧制御
    手段がメインパイロット通路の圧力を制御して、上昇位
    置切換用のパイロット室にパイロット圧を発生させ、ま
    た、上記制御弁を下降位置に切換えるための操作をする
    と、同時に負荷圧通路切換手段が連通位置に切換わると
    ともに、下降位置切換用のパイロット圧制御手段がサブ
    パイロット通路の圧力を制御して、下降位置切換用のパ
    イロット室にパイロット圧を発生させる構成にした油圧
    制御装置において、下降位置切換用のパイロット圧制御
    手段は、サブパイロット通路だけでなく、メインパイロ
    ット通路の圧力も制御して、下降位置切換用のパイロッ
    ト室にパイロット圧を発生させる構成にしたことを特徴
    とする油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 下降位置切換用のパイロット室からメイ
    ンパイロット通路側への逆流を防止するチェック弁と、
    下降位置切換用のパイロット室からサブパイロット通路
    側への逆流を防止するチェック弁とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 シリンダの負荷圧を検出する圧力センサ
    を設け、制御弁を下降位置に切換えるための操作をした
    とき、その負荷圧が設定圧より低ければ、ポンプを駆動
    させる構成にしたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の油圧制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015001249A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 カヤバ工業株式会社 油圧制御装置
JP2020093863A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社豊田自動織機 フォークリフトの油圧駆動装置

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