JPH11220439A - 光ファイバ通信回線の同期切替方式 - Google Patents
光ファイバ通信回線の同期切替方式Info
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- JPH11220439A JPH11220439A JP10020051A JP2005198A JPH11220439A JP H11220439 A JPH11220439 A JP H11220439A JP 10020051 A JP10020051 A JP 10020051A JP 2005198 A JP2005198 A JP 2005198A JP H11220439 A JPH11220439 A JP H11220439A
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Abstract
の2地点の現用回線から新設回線への切替を通信用の専
用回線を使用せずに同期させて行う方式の提供。 【解決手段】 人工衛星9のGPS電波を利用して、2
つの切替装置6および7の動作開始時刻を同期させる。
Description
れた光ファイバケーブル網のケーブル張り替え時の回線
切替方式に関し、特に現用回線を新設回線に瞬時に切り
替える同期切替方式に関する。
を現用回線から新設回線に切り替えるとき、回線の切替
が使用者に与える影響をできるだけ小さくするため同期
切替を行う必要がある。このため、切替地点間に別途回
線切替のための2心光ファイバによる通話制御線を確保
し、この回線を使用して切替時期の制御を行っていた。
この専用回線を使用することにより、通信による時間誤
差が1kmあたり約5μsとなっていた。
ら新設回線へ切替を行う場合のシステムの構成を示すブ
ロック図を示す。この図において、1は現用光ファイ
バ、2は現用回線ケーブル、3は新設光ファイバ、4は
新設回線ケーブルである。また、5は光ファイバ切替シ
ステムであり、マスター側切替装置6とスレーブ側切替
装置7とが2心光ファイバケーブル8による通話制御線
によって接続されている。
装置12および前記切替器11の操作ターミナル13に
よって構成され、前記切替器11にはコネクタ切替部1
4を具備している。このコネクタ切替部14はJIS
(日本工業規格)C5981で規定されたF12型多心
光ファイバコネクタ(以下、コネクタと略称する)を短
時間で切り替えることができるようになっている。同様
に、スレーブ側切替装置7はコネクタ切替部24を具備
した切替器21、制御装置22および前記切替器21の
操作ターミナル23によって構成され、前記2心光ファ
イバケーブル8によって前記マスター側切替装置6の前
記制御装置12と前記スレーブ側切替装置7の前記制御
装置22とが接続されている。
テムによって現用光ファイバ1と新設光ファイバ3との
切替は、新設光ファイバの敷設状態を確認した後、2つ
の切替地点にマスター側切替装置6とスレーブ側切替装
置7とを設置し、これら両装置間に2心光ファイバケー
ブルによる通話制御線を確保し、切替部分の光ファイバ
の心線対照作業の終了後、コネクタ接続されている現用
回線側光ファイバのコネクタと新設回線側光ファイバの
コネクタとを切替器のコネクタ切替部にセットし、自動
コネクタクリップ取り外し作業等の後、マスター側切替
装置6とスレーブ側切替装置7とで同時に、現用回線側
のコネクタ接続を外し、新設回線側光ファイバのコネク
タへ高速で切替を行う、というような手順で行ってい
た。
よる光ファイバ切替システムでは、通信用に別途、2心
の光ファイバ回線を必要とした。通信用の光ファイバ回
線が確保できない場所では、このような光ファイバ切替
システムを使用することができないという問題があっ
た。また、切替を行う2地点間の通信によって同期をと
って切替を行っていたが光ファイバ回線の長さに比例し
て、マスター側切替装置と、スレーブ側切替装置間の切
替開始トリガ信号の伝達遅延が起こり得るから、極めて
離れた2地点間の切替では無視できない同期誤差が発生
するおそれがあった。また、マスター側切替装置の切替
開始信号によりスレーブ側切替装置の切替が始まる方式
であるため、切替開始時刻を任意に設定することができ
ないという問題もあり、これらの問題点の解決が課題と
なっていた。
ので、通信用の光ファイバ回線を確保する必要がなく、
この通信回線の伝送遅延による同期誤差の発生がなく、
切替開始時刻を任意に設定することができる光ファイバ
通信回線の同期切替方式を提供することを目的とする。
は、光ファイバ通信回線が2組のコネクタによって接続
された所定の2地点間の現用回線に、両端にコネクタを
取り付けた新設回線を併設し、これら2地点に配備した
2式の光ファイバ切替装置により光ファイバ通信回線を
前記現用回線から前記新設回線へ切り替える切替方式に
おいて、前記2組のコネクタによって接続された前記現
用回線の切替点のコネクタ部を切り離した後、前記新設
回線のコネクタと接続するコネクタ切替部と、該コネク
タ切替部を駆動する切替器と、人工衛星によるGPS電
波の受信を行うGPS受信機を搭載し、前記切替器を制
御する制御装置とを具備し、前記光ファイバ切替装置
は、前記GPS電波から得られた時間データによって、
前記光ファイバ切替装置の切替開始時刻を互いに同期さ
せることを特徴とする光ファイバ通信回線の同期切替方
式を提供する。
光ファイバ切替装置の前記制御装置のCPUが、前記G
PS受信機のシリアルラインから現在の時刻を得るとと
もに、前記GPS受信機からのパルス信号を割り込みで
受信することにより、より正確な時間を取得して同期ズ
レを生ずることなく前記切替器を制御することを特徴と
する請求項1に記載の光ファイバ通信回線の同期切替方
式を提供する。
いて図を参照しながら説明する。図1は、この発明の一
実施形態による光ファイバ通信回線の同期切替方式の構
成を示すブロック図である。この図において、符号1は
現用光ファイバ、2は現用回線ケーブル、3は新設光フ
ァイバ、4は新設回線ケーブルである。また、5は光フ
ァイバ切替システムであり、マスター側切替装置6とス
レーブ側切替装置7とが同期して動作し、光ファイバを
現用光ファイバ1から新設光ファイバ3への切替を行
う。
装置12および前記切替器11の操作ターミナル13に
よって構成され、前記切替器11にはコネクタ切替部1
4を具備している。このコネクタ切替部14はJIS
(日本工業規格)C5981で規定されたF12型多心
光ファイバコネクタを短時間で切り替えることができる
ようになっている。
切替部24を具備した切替器21、制御装置22および
前記切替器21の操作ターミナル23によって構成さ
れ、前記2心光ファイバケーブル8によって前記マスタ
ー側切替装置6の前記制御装置12と前記スレーブ側切
替装置7の前記制御装置22とが接続されている。
衛星9から発信されるGPS電波は前記マスター側切替
装置6の前記制御装置12および前記スレーブ側切替装
置7の前記制御装置22によって受信され、前記切替装
置11および21を同時に動作開始させて光ファイバの
切替を行う。その他、前記マスター側切替装置6と前記
スレーブ側切替装置7には、連絡用等を目的としてPH
S、携帯電話、トランシーバ等の通信媒体15および2
5が装備される。
の同期切替方式において、光ファイバを現用光ファイバ
1から新設光ファイバ3に切り替える手順について説明
する。まず、前記新設光ファイバ3の敷設状態を確認し
た後、切替を行う2地点にマスター側切替装置6とスレ
ーブ側切替装置7を設置する。前記マスター側切替装置
6において、ファイバ心線対照作業の終了後、前記現用
光ファイバ1のコネクタ接続部分と前記新設光ファイバ
3のコネクタとを切替器11のコネクタ切替部14にセ
ットし、コネクタ接続クリップを取り外す。前記スレー
ブ側切替装置7においても同様の作業を行う。
報や時間情報を得るGPSの時刻データを前記マスター
側切替装置6の制御装置12と、スレーブ側切替装置7
の制御装置22とで受信し、マスター側切替装置6の切
替器11とスレーブ側切替装置7の切替器21を同時に
動作開始させ、前記切替器11のコネクタ切替部14お
よび前記切替器21のコネクタ切替器24によって、現
用光ファイバ1のコネクタ接続を外し、新設光ファイバ
3のコネクタを接続する切替動作を、切替を行う2地点
で同時に行う。前記GPS情報の利用により、切替開始
時刻を指定することが可能となり、回線を使用している
ユーザへの工事時刻の通知が正確に行えるようになり、
切替工事の管理を円滑に行うことができる。
御装置12および前記スレーブ側切替装置7の前記制御
装置22の前記GPS電波の処理を行う部分の構成をブ
ロック図で示す。この図において、前記制御装置12お
よび22は、GPS受信機51と切替制御装置52のC
PU52とがシリアル信号伝送路54と、パルス信号伝
送路55とによって接続され、前記CPU53が制御さ
れる。
号伝送路54によって前記CPU52に4800bps
の速度でデータを送り、毎秒(±10μs)毎にパルス
信号を発生する出力を持っている。前記CPU53は前
記GPS受信機51のシリアルデータによって時刻を知
ることができ、前記パルス信号を割り込みで受信して、
より正確(±10μs)な時間データを得ることができ
る。なお、前記GPS受信機は1つの人工衛星の電波を
受信できれば動作可能である。
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
よれば、人工衛星によるGPS電波を利用することによ
り離れた2地点の切替装置の動作開始時刻の同期をとる
ようにしたので、切替装置の動作開始時刻の同期誤差が
発生せず、通信媒体、通信速度に関係なく切替装置間の
同期をとることができ、切替開始時刻を任意に設定する
ことができるという効果が得られ、ユーザに対するサー
ビス低下を低減することができる。
線の同期切替方式の構成を示すブロック図である。
波の処理を行う部分の構成をブロック図である。
構成を示すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバ通信回線が2組のコネクタに
よって接続された所定の2地点間の現用回線に、両端に
コネクタを取り付けた新設回線を併設し、これら2地点
に配備した2式の光ファイバ切替装置により光ファイバ
通信回線を前記現用回線から前記新設回線へ切り替える
切替方式において、 前記2組のコネクタによって接続された前記現用回線の
切替点のコネクタ部を切り離した後、前記新設回線のコ
ネクタと接続するコネクタ切替部と、 該コネクタ切替部を駆動する切替器と、 人工衛星によるGPS電波の受信を行うGPS受信機を
搭載し、前記切替器を制御する制御装置とを具備し、 前記光ファイバ切替装置は、前記GPS電波から得られ
た時間データによって、前記光ファイバ切替装置の切替
開始時刻を互いに同期させることを特徴とする光ファイ
バ通信回線の同期切替方式。 - 【請求項2】 前記2式の光ファイバ切替装置の前記制
御装置のCPUは、前記GPS受信機のシリアルライン
から現在の時刻を得るとともに、前記GPS受信機から
のパルス信号を割り込みで受信することにより、より正
確な時間を取得して同期ズレを生ずることなく前記切替
器を制御することを特徴とする請求項1に記載の光ファ
イバ通信回線の同期切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020051A JPH11220439A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 光ファイバ通信回線の同期切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020051A JPH11220439A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 光ファイバ通信回線の同期切替方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220439A true JPH11220439A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12016279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10020051A Pending JPH11220439A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 光ファイバ通信回線の同期切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103634064A (zh) * | 2012-08-27 | 2014-03-12 | 苏州金纳信息技术有限公司 | 基于卫星时基信号插入光纤通信实现装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63290022A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光線路の切替方法 |
JPS647826A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Fujikura Ltd | Switching method for optical line |
JPH05142286A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-06-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 事故点標定装置 |
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JP2002506591A (ja) * | 1997-06-26 | 2002-02-26 | エステー マイクロエレクトロニクス ナームローゼ ベンノートシャップ | Vdslシステムにおけるノードの同期をとるための装置 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10020051A patent/JPH11220439A/ja active Pending
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