JPH11220269A - ネジ止め機構 - Google Patents

ネジ止め機構

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Publication number
JPH11220269A
JPH11220269A JP10033850A JP3385098A JPH11220269A JP H11220269 A JPH11220269 A JP H11220269A JP 10033850 A JP10033850 A JP 10033850A JP 3385098 A JP3385098 A JP 3385098A JP H11220269 A JPH11220269 A JP H11220269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw boss
screw
boss
convex
ribs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10033850A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Furukawa
等 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP10033850A priority Critical patent/JPH11220269A/ja
Publication of JPH11220269A publication Critical patent/JPH11220269A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、結合用ネジの回転トルクによる凸
側ネジボスのねじれを防止して、凸側ネジボスにクラッ
ク等が発生することを回避できるネジ止め機構を提供す
る。 【解決手段】 対となる一方のケース1の内壁面から内
側に突出した凸側ネジボス3を、他方のケース2の内壁
面から内側に突出した凹側ネジボス4に嵌合し、前記凹
側ネジボスの背面から挿入したネジ5を前記凸側ネジボ
スのネジ孔6に螺合させるネジ止め機構である。本発明
では、前記凸側ネジボスには、半径方向に突出した複数
のリブ10を形成し、前記凹側ネジボスには、前記複数
のリブに対応した複数の凹部11を形成する。これによ
り、前記凸側ネジボスの前記ネジの回転方向の強度を増
加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対となるケースを
対向させて固定する際に使用するケース内蔵のネジ止め
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(A)は、ゲーム機等の機器の対と
なる樹脂製ケース1,2を組み付けた状態の縦断面であ
る。この図に示すケース1,2は、一方のケース1の内
壁面から内側に突出した凸側ネジボス3を、他方のケー
ス2の内壁面から内側に突出した凹側ネジボス4に嵌合
し、この凹側ネジボス4の背面から挿入した結合用ネジ
5を凸側ネジボス3のネジ孔6に螺合させるネジ止め機
構を採用している。
【0003】凸側ネジボス3は円柱状に形成され、その
下端面形状は、図4(B)の底面図に示すように、円形
である。この凸側ネジボス3と対をなす凹側ネジボス4
は、凸側ネジボス3を嵌合するための円柱状の嵌合用凹
部7を有する。図4(C)は凹側ネジボス4の上端面形
状を示す平面図である。嵌合用凹部7の中心にはネジ5
を貫通させる透孔8が形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すネジ止め機
構は、凸側ネジボス3が円柱状であり、これを受ける凹
側ネジボス4の嵌合用凹部7も円柱状であるため、ネジ
5を螺合するとネジ5の回転トルクによって凸側ネジボ
ス3がネジ5の回転方向にねじられる。この結果、凸側
ネジボス3の機械的な強度が弱いと、凸側ネジボス3に
クラック等が発生する原因になる。一般に、ケース1,
2は樹脂素材で形成され、ネジボス3,4も同じ素材で
一体成形されるため、凸側ネジボス3の機械的強度が強
いとは言えない。
【0005】本発明は、結合用ネジの回転トルクによる
凸側ネジボスのねじれを防止して、凸側ネジボスにクラ
ック等が発生することを回避できるネジ止め機構を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、対
となる一方のケースの内壁面から内側に突出した凸側ネ
ジボスを、他方のケースの内壁面から内側に突出した凹
側ネジボスに嵌合し、前記凹側ネジボスの背面から挿入
したネジを前記凸側ネジボスのネジ孔に螺合させるネジ
止め機構であって、前記凸側ネジボスには、半径方向に
突出した複数のリブを形成し、前記凹側ネジボスには、
前記複数のリブに対応した複数の凹部を形成してなるネ
ジ止め機構で達成できる。
【0007】本発明の実施の形態によれば、前記リブお
よび凹部は、円周方向に90°ずつ離れて計4個ずつ形
成されているか、あるいは円周方向に180°ずつ離れ
て計2個ずつ形成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は本発明のネジ
止め機構の一実施形態を示す構成図で、(A)は縦断面
図、(B)は凸側ネジボス3の下端面図、(C)は凹側
ネジボス4の上端面図である。また、図2は凸側ネジボ
ス3単体を下端から見た斜視図である。本発明も基本的
には、対となる一方のケース1の内壁面から内側に突出
した凸側ネジボス3を、他方のケース2の内壁面から内
側に突出した凹側ネジボス4に嵌合し、前記凹側ネジボ
ス4の背面から挿入したネジ5を前記凸側ネジボス3の
ネジ孔6に螺合させるネジ止め機構である。
【0009】本発明は上記構成に加え、凸側ネジボス3
には、半径方向に突出した複数のリブ10を形成し、ま
た凹側ネジボス4には、前記複数のリブ10に対応した
複数の凹部11を形成してある。本例では、前記リブ1
0および凹部11は、円周方向に90°ずつ離れて計4
個ずつ形成されている。各リブ10は角型形状であり、
これに対応する凹部11も角型形状である。
【0010】凸側ネジボス3の本体は円柱状であるが、
この本体から半径方向に4個の回転防止用リブ10が突
出している。凹側ネジボス4の嵌合用凹部7は円柱状で
あるが、そこから更に半径方向に4個の回転防止用凹部
11が形成されている。そして、図1(A)に示すよう
に、凸側ネジボス3を凹側ネジボス4の嵌合用凹部7に
嵌合させたとき、凸側ネジボス3の4個の回転防止用リ
ブ10が凹側ネジボス4の4個の回転防止用凹部11に
それぞれ嵌合する。
【0011】この嵌合状態で、結合用ネジ5を凹側ネジ
ボス4の透孔8に挿入して凸側ネジボス3のネジ孔6に
螺合させると、ケース1,2を結合させることができ
る。この場合、ネジ5の回転によるトルクによって凸側
ネジボス3を同じ方向に回転させようとしても、凸側ネ
ジボス3はリブ10および凹部11を介して凹側ネジボ
ス4と機構的に結合しているので、凸側ネジボス3が単
体でネジ5の回転方向にねじれることはない。このた
め、ネジ5を強く螺合させても、凸側ネジボス3にクラ
ック等が発生することが防止される。
【0012】回転防止用のリブ10および凹部11は、
ネジ5の回転方向の強度増加機能だけでなく、ケース
1、2の組み付け時の案内機能もある。このリブ10お
よび凹部11の個数および形状は上述した例に限られな
い。例えば、図3(A)に示すようにリブ10の隅部に
Rを付けても良い。また、リブ10を図3(B)に示す
ように、円周方向に180°ずつ離れて2個だけ形成す
るようにしても良い。この場合、対応する凹部11も同
様の形状とする。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、対と
なるケースの組立時に、結合用ネジの回転トルクによる
凸側ネジボスのねじれを防止することができるので、凸
側ネジボスにクラック等が発生することのないネジ止め
機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネジ止め機構の一実施形態を示す構成
図である。
【図2】図1のネジ止め機構の要部斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す平面図である。
【図4】従来のネジ止め機構の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 一方のケース 2 他方のケース 3 凸側ネジボス 4 凹側ネジボス 5 結合用ネジ 6 ネジ孔 7 凸側ネジボス嵌合用凹部 8 ネジ貫通用透孔 10 回転防止用リブ 11 回転防止用凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対となる一方のケースの内壁面から内側
    に突出した凸側ネジボスを、他方のケースの内壁面から
    内側に突出した凹側ネジボスに嵌合し、前記凹側ネジボ
    スの背面から挿入したネジを前記凸側ネジボスのネジ孔
    に螺合させるネジ止め機構であって、 前記凸側ネジボスには、半径方向に突出した複数のリブ
    を形成し、 前記凹側ネジボスには、前記複数のリブに対応した複数
    の凹部を形成してなることを特徴とするネジ止め機構。
  2. 【請求項2】 前記リブおよび凹部は、円周方向に90
    °ずつ離れて計4個ずつ形成されていることを特徴とす
    る請求項1のネジ止め機構。
  3. 【請求項3】 前記リブおよび凹部は、円周方向に18
    0°ずつ離れて計2個ずつ形成されていることを特徴と
    する請求項1のネジ止め機構。
JP10033850A 1998-01-30 1998-01-30 ネジ止め機構 Pending JPH11220269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033850A JPH11220269A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ネジ止め機構

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JP10033850A JPH11220269A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ネジ止め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11220269A true JPH11220269A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12397990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10033850A Pending JPH11220269A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ネジ止め機構

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JP (1) JPH11220269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222905A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Kawamura Electric Inc アダプタパネルの取付構造
JP2010198047A (ja) * 2010-06-18 2010-09-09 Hochiki Corp 光受信機
JP2011242805A (ja) * 2011-08-22 2011-12-01 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

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