JPH11219716A - 燃料セルのcoセンサー - Google Patents

燃料セルのcoセンサー

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JPH11219716A
JPH11219716A JP10297772A JP29777298A JPH11219716A JP H11219716 A JPH11219716 A JP H11219716A JP 10297772 A JP10297772 A JP 10297772A JP 29777298 A JP29777298 A JP 29777298A JP H11219716 A JPH11219716 A JP H11219716A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改質物の流れのCO濃度変動を迅速に実時間
で監視可能とする。 【解決手段】 PEM燃料セルスタックへのH2燃料の
流れにおけるCO汚染が、改質燃料流れと連通するPE
Mプローブからの電流及び/又は電圧の挙動パターンを
測定することによって監視される。パターン認識ソフト
ウェアは、PEMプローブからの電流及び電圧のパター
ンを、PEMプローブと類似し、且つ、H2燃料の流れ
におけるCO濃度の幅広い範囲に亘る制御条件下で作動
する基準セルから決定された電流及び電圧の内示出力と
比較するように使用することができる。COセンサー
は、PEMプローブと、CO濃度を監視するためにPE
Mプローブを放電させる電気放電回路と、プローブの陽
極触媒に吸収されたCOを電気化学的に酸化させるた
め、PEMプローブの陽極の陽極電位を少なくとも約
0.8V(RHE)まで断続的に上げる電気除去清掃回
路と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一酸化炭素(C
O)センサー及び改質燃料蒸気のCO濃度を制御するP
EM燃料セルへのCO濃度を監視する方法に関する。
【0002】なお、アメリカ合衆国政府は、合衆国エネ
ルギー省により授与された契約No.DE-AC02-90CH1043
5に従って本発明における権利を持っている。
【0003】
【従来技術】燃料セルは、多くの応用のためのパワー源
として提案されてきた。いわゆるPEM(陽子交換膜)
燃料セル[a.k.a.SPE(固体ポリマー電解質)燃料セ
ル]は、潜在的に高エネルギーを有する上に低重量であ
るので、自動車の応用(例えば電気自動車)に望まし
い。PEM燃料セルは、当該技術分野で周知であり、一
方の面に陽極、反対側の面に陰極を有する、薄い陽子伝
達性の固体ポリマー膜電極からなる「膜電極アセンブリ
(a.k.a.MEA)」を備えている。この膜電極アセンブ
リは、一対の電気伝導性の要素の間に挟まれており、こ
の要素は、陽極及び陰極のための電流収集器として機能
し、適切なチャンネル及び又は陽極及び陰極の各々の触
媒表面上の燃料セルのガス反応物を分配するための開口
をチャンネル間に備えている。反応物のためのチャンネ
ル/開口は、「流れチャンネル(flowchannel)」とし
てしばしば言及される。複数の個々のセルは、一般的に
は、一緒に束ねられてPEM燃料セルスタックを形成す
る。
【0004】PEM燃料セルは、典型的には、H2−O2
燃料セルであり、そこでは水素が陽極反応物(即ち、燃
料)であり、酸素が陰極反応物(即ち、強酸化性物質)
である。酸素は、純粋な形態(即ち、O2)又は空気
(即ちN2と混合されたO2)のいずれであってもよい。
個体ポリマー膜は、典型的には、例えばフッ素化合され
たスルホン酸などのイオン交換樹脂から作られている。
そのような樹脂の一つがイー・アイ・デュポン デネメ
オルス社(E.I.DuPont deNemeors &Co)によって販売さ
れている「NAFIONTM」である。そのような膜は、当該技
術分野で周知であり、米国特許5,272,017号及
び3,134,697号や、とりわけ、パワー源(Powe
r Sorces)誌の第29巻(1990)の367ページ乃
至387ページに述べられている。陽極及び陰極それ自
体は、典型的には、細かく分割された炭素粒子と、この
炭素粒子の内部及び外部で支持された非常に細かく分割
された触媒粒子と、炭素粒子及び触媒粒子と混ざり合っ
た導電性樹脂と、を含む。そのような膜電極アセンブリ
及び燃料セルが1993年12月21日に公表され、本
発明の代理人に指定された米国特許5,272,017
号に述べられている。
【0005】燃料セルで用いられる水素は、メタノール
又は他の有機物(例えば炭化水素)の改質物から抽出す
ることができる。不運にも、改質器から流出する改質物
は、望ましからぬほど高濃度の一酸化炭素を含み、この
一酸化炭素は燃料セルの陽極の触媒を不能にすることが
できるので、取り除かなければならない。例えば、メタ
ノールの改質プロセスでは、理論上、メタノールと水
(蒸気として)とが反応し、次の反応に従って水素と二
酸化炭素とを生成する。
【0006】CH3OH+H2O → CO2+3H2 この反応は、触媒塊を通して必要な熱エネルギーを提供
し、実際に、水素と二酸化炭素と一酸化炭素と水とを含
む改質ガスを与える化学反応内で種々雑多に達成され
る。このような改質器の一つがバンダーボルフ(Vander
borgh)に付与された米国特許第4,650,727号
に述べられている。一酸化炭素(即ち、1−3モル%)
は、改質器から流出するH2に富む改質物/流出物に含
まれており、陽極触媒に吸収されることによる陽極の不
能化を防止するため非常に低い非毒性(即ち陽極に対す
る)の濃度(約20ppmより小さい濃度)にまで除去
又は減じられなければならない。反応しない水は燃料ガ
スを湿らせ、MEAの乾燥を防止するのに役立つ。
【0007】メタノール改質器から流出する改質物/流
出物の一酸化炭素、即ちCOのレベルは、いわゆる「シ
フト(shift)」反応を用いることによって減じること
ができることが知られている。シフト反応では、水(即
ち蒸気)は、適切な触媒の存在において、その温度を低
下させ、その中の炭素に対する蒸気の比率を増加させる
ため改質器から流出するメタノール改質物/流出物に注
入される。炭素に対する蒸気の比率が高くなればなるほ
ど以下の理想的なシフト反応に従って改質物の一酸化炭
素含有量を低下させるのに役立つ。
【0008】CO+H2O→CO2+H2 このシフト反応でも生き残って改質器に残ってしまうC
Oがある。改質物の流率及び蒸気注入率に応じて、シフ
ト反応で残ったガスの一酸化炭素含有量は、0.5モル
%程度であり得る。残りのメタノールは、シフト反応に
おいて二酸化炭素と水素とに変換される。従って、シフ
ト反応流出物は、水素、二酸化炭素、水及びいくらかの
一酸化炭素を含んでいる。
【0009】シフト反応は、改質物のCO含有量を十分
に減少させる(即ち、約20ppmより低下させる)の
に十分ではない。従って、その燃料セルに供給する前
に、シフト反応装置から流出する水素に富む改質物の蒸
気から一酸化炭素を更に取り除くことが必要である。適
切なプロックス反応装置の中で有効に働く、いわゆる
「プロックス(PROX)」(即ち、優先酸化)反応によっ
て、シフト反応装置から流出するH2に富む改質物のC
O含有量が更に減少することが知られている。このプロ
ックス反応は、(1)断熱(即ち、触媒の温度がCOの
酸化中に上昇することが許される)又は(2)等温(即
ち、触媒の温度COの酸化中に実質的に一定に維持され
る)のいずれの反応もあり得る。プロックス反応装置
は、実質的な量のH2を消費/酸化することなくCOを
消費するため、調整された量の空気をシフト反応装置か
らの流出物の中に注入することによってCOの優先的な
酸化を促進するような温度で作用する触媒床を含んでい
る。このプロックス反応は以下の通りである。
【0010】CO+1/2 O2 → CO2 望ましくは、プロックス反応のため要求されるO2は、
改質物の中のCOと反応するために最小限要求される量
の約2倍となるであろう。O2の量が必要とされる最小
限の量の約2倍よりも実質的に少なくなるならば、CO
酸化が不充分にしか起こらないだろう。他方、O2の量
が必要とされる最小限の量の約2倍よりも大きくなるな
らば、H2の過剰な消費が結果として生じる。H2の消費
は、ガスの温度を上昇させ、次いで逆ガスシフト反応と
して知られているH2とCO2との反応によってCO2
形成を引き起こす。従って、プロックス反応で注入され
た空気量を注意深く制御することは、燃料セルへの改質
物供給の流れのCO含有量を制御する上で本質的に重要
である。このプロックスプロセスは、カリフォリニア、
ロングビーチで1988年10月23日乃至26日に開
催された1988年度燃料セルセミナーのプログラム及
び要約で公表された「低温度燃料セルのためのメタノー
ル燃料処理」と題された論文と、米国バンデンボルフ特
許そして他のものではとりわけ米国特許5,271,9
16号とに記載されている。
【0011】断熱又は等温のプロックス反応のいずれに
しても、制御された量のO2(即ち空気として)は、シ
フト反応装置から流出する改質物と混合され、この混合
物は、当該技術分野の熟練者に知られている適切なプロ
ックス触媒床を通過する。空気の入力率を制御するため
に、シフト反応装置及びプロックス反応装置のいずれか
から流出するガス中のCO濃度が測定され、これに基づ
いて、プロックス反応に必要とされるO2濃度が調整さ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でのところ、敏感で実時間のCOセンサーは利用可能で
なく、従って、CO濃度変動に対するシステムの反応
は、ゆっくりとしたものである。このことは、H2に富
む改質物の流れ率及びCO含有量が燃料セルシステムの
パワー需要の変動に応じて連続的に変動するような動的
システムにおいて特別に困難なこととなる。プロックス
反応装置に供給されるO2(例えば空気)の量は、シス
テムへの変動するパワー要求を受け入れるために実時間
に基づいて変動しなければならないので、改質物の流れ
におけるCOを連続的に監視し、これによって(1)プ
ロックス反応装置での酸素対一酸化炭素の濃度比率を適
切に維持し、及び/又は(2)それのCO含有量が受容
可能なレベル以内に低下するまで燃料セルから改質物の
流れをそらすための迅速に反応するセンサーに対する必
要が存在している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、小型のPEM燃料セルをプローブとして
用いている敏感なCOセンサーと、燃料セルシステムの
作動を制御するための手段としてPEM燃料セルへの改
質物供給の流れにおけるCO濃度を実時間で監視するた
めの方法を提供する。本発明によれば、このセンサー
は、センサーのCO感度を維持するため、そこから任意
のCOを取り除くことによって繰り返しリフレッシュさ
れる。COの除去は、後述するように、化学的又は電気
化学的に働くようにしてもよい。本発明は、システムの
作動開始の間にプロックス流出物のCOレベルが、陽極
触媒に害を与えることなくそのような流出物を燃料セル
に向けることができるほど十分に低くなるような時期を
決定する上で有効である。本発明は、プロックス反応装
置内でH2消費を最小化する一方でCO消費を最大化す
るように、プロックス反応装置から流出するH2ガスの
流れのCO濃度に応答してプロックス反応に供給される
2(即ち、空気として)の量を実時間制御する上で特
に有効である。改質物におけるCO濃度は燃料セルへの
改質燃料の流れ内の様々な位置で測定することができる
(例えば改質器、シフト又はプロックス反応の後)。
【0014】本発明の好ましい実施例によれば、PEM
プローブを含むCOセンサーと、その感度を維持し、H
2−O2のPEM燃料セルスタックへの改質燃料の流れの
CO含有量を実時間で制御することを提供するため、P
EMプローブを用いる方法を提供する。PEMプローブ
は、本質的に小型のPEM燃料セルであり、このセル
は、スタックのセルのように、陽子交換膜の各々反対側
にある表面にそれぞれ取り付けられた陽極及び陰極と、
スタックに水素を供給している水素供給マニフォールド
から水素を受け入れる、陽極と向き合った水素流れチャ
ンネルと、を有する。PEMプローブの陽極は、好まし
くは、スタックそれ自体と比較してCO感度を増大させ
るため、スタックのセルよりセル領域が小さく、触媒荷
重(即ちg/cm2)がより低い。非常に好ましくは、
PEMプローブの電極の表面領域は、スタックの電極の
表面領域の約10%より小さくなり、触媒荷重はスタッ
クセルの触媒荷重の約半分となる。さらに、本発明によ
れば、PEMプローブの感度は、燃料セルに供給される
改質ガスを監視する間にそこに吸収されるようになり得
るCOをプローブの陽極触媒から断続的に除去すること
によって、よりいっそう高められる。除去清掃の周期
は、実質的にCOの無い状態若しくはこれに近い状態、
即ち、短い間隔でその触媒上のCOの蓄積を検出すると
きにプローブが非常に効果的で敏感に反応する状態とな
るように触媒を維持するように定められる。この点に関
し、プローブは、汚染の初期の段階では、全く効果的で
敏感な反応を示すが、プローブがCOでますます汚染さ
れるようになるにつれてその効果は減じられる。COの
除去は、好ましくは、陽極の電位を十分に上げ[即ち、
反転可能な水素電極(RHE)に対して測定された少な
くとも0.8Vにまで]、燃料蒸気に存在している水と
の反応により触媒上でCOを電気化学的にCO2へ酸化
することによってその効果を発揮する。これは、後述す
るように、PEMプローブの反転偏倚(reverse biasin
g)又は短絡回路(short circuiting)により達成する
ことができる。その代わりに、プローブはO2(例えば
空気)を吹き流して化学的にCOを酸化させるようにし
てもよい。
【0015】好ましいCOセンサーは、吸収されたCO
を取り除くために、PEMプローブの断続的な電気化学
的な除去清掃を有効にする手段を含んでいる。一つの実
施例では、COセンサーは、陽極及び陰極を有する陽子
交換膜を含み、且つ、この陽極及び陰極が前記膜の各々
反対側にある第1及び第2の表面に各々取り付けられて
いるガス監視用PEMプローブと、前記陽極と係合する
第1の電流コレクターと、前記陰極と係合する第2の電
流コレクターと、これらの電流コレクターの間に接続可
能な電気放電回路であって、前記放電回路は、陽極のC
O汚染に伴うPEMプローブの出力降下を監視するため
に選択された第1の率でPEMプローブを放電するため
の値が定められた第1の電気抵抗を有する、前記電気放
電回路と、前記電流コレクターの間に接続可能な電気除
去清掃回路であって、前記除去清掃回路は前記第1の電
気抵抗より小さい第2の電気抵抗を有し、これによっ
て、前記第2の電気抵抗を通ってPEMプローブが放電
するときに陽極の電位が少なくとも0.8V(RHE)
まで上がって、陽極に吸収されたCOの電気化学的な酸
化が有効に作用するようにした、前記電気除去清掃回路
と、前記電流コレクターの間を電気的に直列接続され、
且つ、前記電流コレクターを前記放電回路及び前記除去
清掃回路に交互に且つ断続的に電気接続する電気スイッ
チと、を有する。この実施例では、センサーは、除去清
掃段階の間にPEMプローブへのH2の流れを遮断する
ための駆動弁も含むのが好ましい。さらに好ましくは、
前記放電回路と前記除去清掃回路との間をスイッチする
前記スイッチは、除去清掃サイクルの間にプローブへの
2の流れを停止すると同時にその流れを除去清掃回路
に接続し、放電サイクルの間ではその逆を行うためのH
2遮断弁の中に構築されるであろう。
【0016】他の非常に好ましい実施例では、COセン
サーは、陽極及び陰極を有する陽子交換膜を含み、且
つ、この陽極及び陰極が前記膜の各々反対側にある第1
及び第2の表面に各々取り付けられているガス監視用P
EMプローブと、前記陽極と係合する第1の電流コレク
ターと、前記陰極と係合する第2の電流コレクターと、
これらの電流コレクターの間に接続可能な電気放電回路
であって、前記放電回路は、陽極のCO汚染に伴うPE
Mプローブの出力降下を監視するために選択された率で
PEMプローブを放電するための値が定められた第1の
電気抵抗を有する、前記電気放電回路と、前記電流回路
の間に接続可能であり、且つ、陽極に吸収されたCOの
電気化学的な酸化を促すために陽極の電位を少なくとも
約0.8V(RHE)まで上げるのに十分な程度にPE
Mプローブに反転電気偏倚を印加する電圧源を含む電気
除去清掃回路と、前記電流コレクターの間を電気的に直
列接続され、且つ、これらの接続点を前記放電回路及び
前記除去清掃回路に交互に且つ断続的に電気接続する電
気スイッチと、を有する。この実施例は、H2の流れを
遮断する必要無しに最も迅速で最も制御しやすい陽極の
CO除去を可能にするように思われる。
【0017】本発明のプロセスによれば、PEMプロー
ブはその触媒上に蓄積されたCOを断続的に除去され
る。このような除去清掃の合間に、プローブの電流及び
/又は電圧の出力は、改質物(例えばプロックス流出
物)のCO濃度を決定するために監視され、参照標準値
と比較される。より詳しくは、本発明のプロセスは、以
下の通りとなる。
【0018】a. 陽極及び陰極を有する陽子交換膜を
含み、且つ、この陽極及び陰極が前記膜の各々反対側に
ある第1及び第2の表面に各々取り付けられている監視
用PEMプローブを含むCOセンサーであって、前記陽
極が触媒を含み、且つ、該触媒がその触媒によるCOの
吸収に伴う有害さの影響を受けやすく、このCO吸収の
初期段階における最高性能のレベルからそのような吸収
におけるより後段階での低下した性能のレベルまで触媒
の漸近的な劣化が必然的に起こるような、前記COセン
サーを提供し、 b. 複数の予め定められた時間間隔に亘って、燃料セ
ルに供給されるH2供給流れの一部分に前記陽極を接触
させ、 c. 前記陰極を酸素と接触させ、 d. 前記時間間隔の間、前記PEMプローブを放電さ
せ、 e. 前記放電の間に前記PEMプローブからの電気出
力を監視して前記供給流れのCO濃度の変動を示す挙動
パターンを有する出力信号を生成し、 f. 前記監視用PEMプローブに類似した基準用PE
Mプローブに基づいて、前記供給流れの既知のCO濃度
と相互に関連する複数の表示電気出力を決定し、 g. 読み取り可能なメモリに前記表示電気出力を格納
し、 h.前記監視用センサーからの出力信号を前記基準用P
EMプローブからの表示電気出力と比較して前記挙動パ
ターンと実質的に類似した表示電気出力を同定すること
により前記供給流れにおけるCO濃度を決定し、 i.前記時間間隔の合間に、周期的に前記触媒からCO
を除去して、前記触媒を実質的にその最高性能レベルに
維持する。
【0019】一旦、CO濃度が決定されたならば、この
システムに対しどのような調整が要求されているかに関
して決定を下すことができる。従って、例えば、一つの
シナリオでは、プロックス反応装置へのO2注入率は変
動してもよく、また他のシナリオでは、プロックス流出
物は、そのCO含有量が受容可能なレベル(即ち、およ
そ20ppm以下)の範囲以内に低下するまで、燃料セ
ルスタックから離れたところで送られてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、添付した図面と関連付
けながら以下で述べる本発明の実施形態の説明に基づい
て思慮されるとき、より良く理解されるであろう。
【0021】簡単に言えば、本発明のセンサーは、好ま
しくは、内部のガスをテストするため燃料セルスタック
への水素燃料供給マニフォールドに接続されたPEMプ
ローブに接続された一定負荷を通過する電流及び該抵抗
にかかる電圧を監視している。電圧検出装置は、予め定
められた時間間隔に亘って一定負荷にかかる電圧揺らぎ
を検知し、前記間隔に亘る電圧揺らぎの挙動パターンを
表す電圧信号を出力する。電流検出装置は、予め定めら
れた時間間隔に亘って一定負荷を通過する電流揺らぎを
検知し、前記間隔に亘る電流揺らぎの挙動パターンを表
す電圧信号を出力する。第1のデータプロセッサは、デ
ータ取得ユニットとして機能し、従来の技術を用いて電
流及び電圧信号を標本化し、該信号をノイズ信号を遮断
するように調整し、それらをディジタルデータの流れに
変換する。適切なメモリ装置は、改質物のCO濃度に類
似したガス中の様々な温度及び圧力における既知のCO
濃度に関連する、内示の電圧及び電流出力を格納する。
この点に関し、内示の出力は、PEMプローブに類似
し、PEMプローブ(例えば、PEMプローブに接続さ
れた負荷としてそこを横切る同じ抵抗を持つ)に類似し
た態様で放電する基準セルから経験的に予め生成された
ものである。この基準セルは異なるCO濃度に対応する
内示の電流及び/又は電圧出力のライブラリを発展させ
るため、H2供給流れにおける幅広い範囲の既知のCO
濃度に亘って作動する。最終的に、第2のデータプロセ
ッサ(例えばパーソナルコンピュータ)がディジタルデ
ータの流れを受信し、与えられた時間間隔に亘るPEM
プローブからの電圧及び電流の揺らぎの挙動パターンの
曲線をプロットし、これらの電圧及び電流の挙動パター
ンを基準セルから決定された内示の電圧及び電流の出力
と比較し、比較された挙動パターンと実質的に同様の内
示出力の少なくとも一つを候補として掲げるか、さもな
ければ同定する。好ましくは、比較の方法論及び内示出
力は、本発明の代理人に指定され、エム・メルツァーの
名前で1997年、2月28日に出願された米国特許出
願の米国シリアル番号08/807,559号に記載さ
れており、これを参照することによって本明細書に組み
入れられるように意図される。その代わりに、全挙動パ
ターン及び内示出力をプロットするより、挙動パターン
と内示出力との間の省略された関係を使用することがで
きる。例えば、開始時及び終了時の電圧が、時間の予め
定められた増分と、時間と共に線形に変化するように仮
定されたこの増分に亘って変化する電圧との始めと終わ
りに対して決定される。
【0022】H2の流れにおける既知のCO濃度に対応
する基準セルの内示電圧は、同じ仕方で決定される。次
に、2つの曲線のスロープが比較される。いずれの出来
事においても、PEMプローブの出力パターンと基準セ
ルからの内示の出力との間の実質的な一致は、水素供給
の流れにおける実時間のCO濃度を示しており、次に、
このことは、改質器の調整、シフト反応及び/又はプロ
ックス反応のトリガーに用いられ、燃料セルスタックへ
のH2供給の流れのCO濃度を減少させ、又は、必要と
あらば、燃料セルスタックから離して改質物の流れをそ
らせる。
【0023】より詳細に、図1は、陽子伝導性樹脂膜8
を有するMEA6を各々含む個々の燃料セル4のスタッ
ク2を示し、この膜は、膜の一方の表面上の陽極10と
膜の他方側の表面上の陰極12との間に挟まれている。
陰極の流れチャンネル16は、酸素が豊富なガス(即
ち、好ましくは空気)を陰極12に接触した状態で流す
ために陰極12に隣接して形成されている。同様に、陽
極の流れチャンネル14が、水素燃料を陽極10に接触
した状態で流すために陽極10に隣接して形成されてい
る。膜8は、好ましくはPEM燃料セル技術分野で周知
であるように例えばNAFIONTMなどのフッ素置換さ
れたスルホン酸ポリマーを含んでいる。各々の個々のセ
ル4は、両極性プレート18によってスタック中の次の
セル4から分離されており、このプレートは、導電性の
プレート(例えば金属、炭素など)であって、ある一つ
のセルから次のセルへ、直接的に直列に電流を導電する
一方でいくつかのセルのある一つを次のセルから分離し
ている。終端のプレート24及び26は、スタック2の
端部をなし、スタック2の端部セル28及び30に対し
それぞれ陰極及び陽極の流れチャンネルを画定してい
る。酸素供給マニフォールド32は、いくつかの陰極流
れチャンネルに空気を供給する。同様に水素供給マニフ
ォールド34は、いくつかの陽極流れチャンネル14に
水素燃料を供給する。水素排気マニフォールド36は、
スタックからの放電のためにいくつかの陽極流れチャン
ネル14から陽極排気ガスを収集する。同様に、陰極排
気ガスマニフォールド38は、陰極流れチャンネル16
から排気ガスを収集する。
【0024】スタックの能力は、陽極触媒の一酸化炭素
の悪影響により低下する。このような悪影響は、水素の
供給流れに過剰(即ち、約20ppmより多い)のCO
が存在するときの潜在的な問題であり、これは当該技術
分野の熟練した技術者に知られている非効率的なメタノ
ール/炭化水素の改質、シフト及び/又はプロックス反
応から生じ得る。従って、H2燃料流れにおける過剰の
COの存在が明白であるとき、この問題を正し、好まし
くはその元から正すための努力がなされなければならな
い。この目的のために、本発明は、マニフォールド34
の中の改質燃料の流れにおけるCO濃度を検知する敏感
で応答の速い一酸化炭素センサー(COセンサー)40
と、該センサーを作動させる方法と、を提供する。CO
センサー40は、だめになっているが、サイズ及び可能
ならば触媒荷重を除いてスタック2のセル4に類似した
小さな(即ち小型(mini))PEM燃料セルであるプロ
ーブ41(後述するPEMプローブ)を含んでいる。マ
ニフォールド34の中の燃料の流れを監視している間、
PEM燃料プローブ41は、その時間における挙動パタ
ーンが改質燃料の流れのCO濃度に依存する電気信号を
出力するような仕方で放電される。この出力信号の挙動
パターンは、様々な温度及び圧力におけるH2中のCO
の既知の濃度と相関しているガス監視用PEMプローブ
と同一の基準PEMプローブからのある一定の内示出力
と比較される。従来からのパターン認識技術は、PEM
プローブ41の出力を基準セルの内示出力と信頼性を持
って比較する上で好ましい。しかしながら、洗練度の低
い内示出力(例えば電圧下降曲線のおおよそのスロー
プ)も使用することができる。PEMプローブ41の電
気的能力を監視し、それを基準PEMプローブにより提
供された既知のCO濃度条件の下で予想される能力と比
較することは、スタック2を構成する燃料セル4への改
質物供給の流れにおけるCO濃度に関する直接的な情報
を提供する。この情報に基づいて、CO濃度を受容可能
なレベルの範囲内にするため必要とされる修正を改質
器、シフト又はプロックス反応に施すことができる。そ
の代わりに、燃料の流れは、それの持つCO含有量が受
容可能なレベルの範囲内に修正されるまで燃料セルスタ
ックからそらせることができる。プロックス反応を制御
するために、(1)CO濃度がプロックス反応装置への
所与のO2注入率において測定され、(2)O2注入率が
増大されてCO濃度が再び決定され、(3)CO濃度が
低下したならば、非常に少量のO2を注入し、CO濃度
が上昇したならば、非常に大量のO2を注入する。この
プロセスは最適な状態が達成されるまで、様々なO2
入率において繰り返される。
【0025】スタック2を構成するセルと同様に、PE
Mプローブ41は、陽子交換膜50(図2及び図3を見
よ)の各々反対側の表面上に陽極42及び陰極44を有
する。従来の伝導拡散部43及び45は、それぞれ陽極
42及び陰極44に接触する。そのような材料は炭素
紙、細かいワイヤメッシュ、燒結された多孔質金属(例
えば、チタニウム又はニオビウム)からなる。PEMプ
ローブ41は、ハウジング54の中に陽極流れチャンネ
ル46を含んでおり、このチャンネルは、適切な流れ通
路(例えば入り口59及び/又は導管48)を介して水
素供給のマニフォールド34並びに出口51及び導管5
3を介して水素排気マニフォールド36と連通してい
る。陰極44は、PEMプローブのハウジング54の開
口52を介して周囲の空気に曝される。周囲の空気の作
用は、PEMプローブの温度を外部の冷却無しに低く保
ち、PEMプローブのCO感度を上昇させる。孔のあけ
られた金属電流コレクター49は、炭素紙45と接触
し、そのターミナル47に電流を伝達させる。このター
ミナルはスロット55を通ってハウジング54から出て
いる。好ましくは、PEMプローブ41は、スタックセ
ル4より低い触媒荷重を持ち、低いCO濃度に対するそ
の感度を上昇させる。さらに好ましくは、スタックセル
4は、PEMプローブ41の陽極42及び陰極44の表
面領域よりも遥かに大きい(例えば10倍程度の)表面
領域を備えた陽極10及び陰極12を有する。この小さ
な領域は、より低い触媒荷重と連結され、高められたC
O濃度感度を持つPEMプローブを提供する。例とし
て、約100平方インチ(in2)の電極領域を備えた個
々のセル4を持つH2−O2PEM燃料セルスタック2
は、約1平方インチ乃至2平方インチでスタックセル4
の約1/2の触媒過重(即ち、g/cm2)の電極領域
を有するPEMプローブ41を用いて効果的に監視され
得る。導管48及び53は、望みとあらば、除去清掃の
間に、H2マニフォールド34及び36からプローブ4
1を隔離させるための弁57及び57’を含むようにし
てもよい。導管48及び53は、PEMプローブ41を
通る除去清掃用空気の流れを制御するために連係する弁
63及び64を各々備えた空気入口59及び出口61も
含むようにしてもよい(即ち、空気による除去清掃の実
施例が使用されたとき)。
【0026】その小さなサイズ及び/又は低い触媒荷重
のため、PEMプローブの陽極触媒は、それが監視して
いる燃料セルスタックよりも速い率で触媒がこわされ
る。従って、PEMプローブの電気出力の下降率は、ス
タックの下降率よりも大きく、スタックへのH2燃料の
流れにおけるCO濃度のより明白なインディケータを提
供する。しかしながら、PEMプローブは、それがより
多くの触媒がこわされるようになったとき、CO濃度変
動に対する感度が漸次低下するようになる。この点に関
し、触媒の最高性能のレベルは、その中に吸収されたC
Oが実質的に存在しないか又はほとんど無いような状態
において発揮され、実質的な量のCOが触媒に吸収され
るとき最も劣化した性能レベルとなる。本発明によれ
ば、PEMプローブの感度は、PEMプローブの陽極触
媒からその中に吸収される可能性のあるCOを断続的に
取り除くことによって、その最高性能のレベル近傍に維
持される。好ましくは、この除去清掃は、COを水の存
在の中でCO2に電気化学的に酸化させるに十分なレベ
ルにまで陽極電位を上げることによって達成される。典
型的には、これは、反転可能な水素電極(RHE)に対
して測定されたとき、少なくとも0.8Vまで陽極電位
を上げることを要求し、(1)PEMプローブを低抵抗
の負荷を介して放電させるようにPEMプローブを周期
的に短絡するか、或いは、(2)さらに好ましくは、補
充電源の手段によりPEMプローブを周期的に反転偏倚
することによって達成され得る。その代わりに、CO除
去清掃は、陽極触媒を酸素(例えば空気)で押し流し、
化学的にCOを酸化させることによって実行されてもよ
い。PEMプローブのCO感度は、PEMプローブ41
に至る供給ライン48に挿入された熱交換器(図示せ
ず)の手段によってH2の流れを冷却することによって
増大されるようにしてもよい。約20℃乃至90℃まで
冷却することは、プローブの感度を鈍らせる過剰水を液
化するのに役立つ。
【0027】最も好ましい除去清掃の技術は、PEMプ
ローブを反転偏倚することである。この技術は、PEM
プローブへのガスの流れを遮断すること無しに最も容易
に制御され、且つ、能力を発揮するように見えるからで
ある。この目的のために、COセンサー40(図1を見
よ)は、PEMプローブ41と、除去清掃回路Pにおけ
る電圧源79(例えばコンデンサ、或いは、バッテリー
などの電流装置若しくはスタック2の1又はそれ以上の
セル4への接続)と、駆動化されたスイッチ80と、放
電回路Dと、を含んで形成される。好ましくは、スイッ
チ80は、放電回路Dの負荷Lを通過する放電モード
と、除去清掃回路Pにおける反転偏倚モードとの間にP
EMプローブを周期的にスイッチするタイマー即ちクロ
ックに連結される。除去清掃回路Pは、小さい抵抗(例
えば約0.5オーム)も含んでおり、回路Dと回路Pと
の間をスイッチするときの高電流の急増を防止してい
る。より詳しくは、PEMプローブ41は、放電回路D
(図1を見よ)における一定負荷Lに連結される。電圧
検出器65(例えば電圧計)は、電流検出器67(例え
ば電流計)が放電回路Dに流れる電流を検出する間に負
荷Lにかかる電圧を検出する。PEMプローブ41は、
典型的に、約0.4〜0.9ボルトで約0.1〜1.0
アンペア/cm2の電流密度の閉回路電圧で作動する。
電圧検出回路65は当該技術分野において周知で信号5
8を出力する機能を有するような任意の装置とすること
ができる。他方、電流検出器67は、(1)当該技術分
野において周知で信号60を出力する機能を有するよう
な別個の装置か、或いは、(2)そこからの電流がオー
ムの法則を用いて自動的に計算することができる電圧検
出器65のいずれかとすることができる。電圧検出器6
5及び電流検出器67のそれぞれの出力信号58及び6
0は、従来の高速度のアナログ−ディジタルコンバータ
62(即ちデータ取得ユニット)に入力され、そこで、
これらの信号がノイズを消去するために調整されてディ
ジタルデータの流れ64及び66が生成される。パター
ン認識技術で役立つこのような高速度コンバータで好ま
しいものは、ジェネリック・インストルメンツ アンド
システムズ・コーポペレーション(GenIASTM
によって販売されているSCU−4データ取得システム
である。このシステムは、入力されたデータを読み取っ
て、必要となる全ての計算を実時間で行うことができる
からである。
【0028】本発明の他の実施例によれば、PEMプロ
ーブは、H2を取り除かれて本質的に短絡され、即ちC
Oの酸化電位(即ち0.8V RHE)まで陽極電位を
上げるように比較的低抵抗を通して放電される。この目
的のために、COセンサーは、図4に示されるように、
上述したのと同様のPEMプローブ82と、負荷86を
通って放電する通常の放電回路84と、短絡している除
去清掃回路88と、駆動化されたスイッチ90と、除去
清掃の間にH2を遮断するための駆動弁91と、を含ん
で形成される。駆動スイッチ90及び駆動弁91は、好
ましくは、(1)放電回路84の負荷86を介する通常
のCO監視用放電モードと、(2)除去清掃用回路88
内にPEMプローブを短絡することにより達成される急
放電モードと、の間でPEMプローブを周期的にスイッ
チするタイマー即ちクロックに連結される。更に好まし
くは、H2遮断弁91とスイッチ90とは、水素遮断及
び放電回路と除去清掃回路との間のスイッチングが同時
に達成されるように、同じ構造/装置に一体化される。
【0029】反転偏倚の実施例を用いるとき、陽極触媒
は白金のブロックを含むのが好ましく、拡散層は反転極
性反応に耐えるために多孔質金属を含むのが好ましい。
他の実施例では、炭素に耐える白金触媒と、炭素/グラ
ファイト拡散層とを用いてもよい。
【0030】PEMプローブの電流及び電流は両者と
も、約100ミリ秒から約10,000ミリ秒まで変動
することができる特定の放電間隔の間で一定周期(例え
ば、10ミリ秒乃至100ミリ秒毎)毎にサンプリング
されるのが好ましい。その結果生成される信号58及び
60はコンバーター62によって調整され、平均電圧及
び電流は、その時間間隔に亘ってプロットされる。これ
らのプロットは、その時間間隔に亘る電圧及び電流の出
力に対する挙動パターンを表している。これらの挙動パ
ターンはデータプロセッサ68へのデータの流れ64及
び66として入力され、そこで、それらはメモリ70に
蓄えられている予め定められた基準電流及び/又は電圧
の内示出力と比較される。例えば燃料/空気の流れの温
度及び圧力(即ち、図示しないセンサーから取られた)
などのスタックの作動条件(スタック操作)も、データ
プロセッサ68に入力され、適切な内示の電圧及び/又
は電流がセンサー40から出力されて与えられた電圧/
電流の挙動に対するライブラリ70から選択されること
を保証する。基準電圧及び電流の内示出力は、(1)P
EMプローブ41に類似し、(2)COセンサー40の
一定負荷Lと同じ値を有する一定負荷を通って放電さ
れ、(3)H2供給の流れにおける一酸化炭素濃度の幅
広い濃度に亘って作動される基準セルから様々な温度及
び圧力において経験的に決定される。そのような内示出
力の大きなライブラリはメモリ70に蓄えられ、PEM
プローブ41により生成される電圧及び電流の挙動パタ
ーンとの比較のために利用可能となる。PEMプローブ
41の電圧挙動パターン及び電流挙動パターンは、PE
Mプローブの電流の挙動パターンに最も近い基準電流及
び/又は電圧の特徴パターンの少なくとも一つが同定さ
れ、及び/又は、PEMプローブの電圧の挙動パターン
に最も近い基準電圧の特徴パターンの一つが同定される
まで、メモリ70上のファイルの多数の基準電圧及び電
流の内示出力の各々と比較される。一旦、基準内示出力
と挙動パターンとの間の「一致」が判定されると、H2
供給流れにおけるCO濃度が決定され、必要時には該濃
度に基づいて調整を行うことができる。挙動パターンと
内示出力との間の完全な一致は必要ではない。どちらか
といえば、内示出力が、それが比較された挙動パターン
と実質的に類似であるならば、適切な一致が見出され
る。「実質的な類似」とは、ある一定のパターン認識の
許容誤差の範囲内に収まるような類似の度合いをいい、
この許容誤差は、スタックの設計者又はオペレータが後
述されるパターン認識ソフトウェアに含ませることがで
きるものである。これらの許容誤差は、類似度及びパタ
ーンが同一でなかったとしても、「一致」とすることを
可能とする。
【0031】データプロセッサ68は、読み取り専用メ
モリ(ROM)と、読み書きランダムアクセスメモリ
(RAM)と、電気的にプログラム可能な読み取り専用
メモリ(EPROM)と、PEM41により生成された
電圧及び電流のパターンと比較するための予め定められ
た基準電流及び電圧の特徴パターンのライブラリを格納
するメモリと、ADコンバータ62並びにプロックス制
御部72のインターフェースを制御する入力/出力部な
どを備えている。このプロックス制御部72は制御可能
なインジェクタ76に制御信号74の手段によりプロッ
クス反応装置への空気注入率を制御する。ディジタルコ
ンピュータの読み取り専用メモリ(ROM)は、基本的
な入力/出力部の要求を満たすのに必要となる命令を蓄
えている。電気的にプログラム可能な読み取り専用メモ
リ(EPROM)は、データプロセッサ自身の内部制
御、データ操作及び通信アルゴリズムの要求を満たすの
に必要となる命令を蓄えている。プロセッサ68は、任
意の適当な通信ネットワークプロトコルの手段によりA
Dコンバータ62及びプロックス制御部72と、当該技
術分野で知られている多くのものと通信する。ウィンド
ウズver3.1又はウィンドウズ95で走り、16メガ
バイトのRAMを備えた標準的なCPU486又はペン
テュアムでACB530バスコントロールボードを装備
したコンピュータが、この目的のために適切である。プ
ロセッサ68の機能を実行するための特有のプログラム
は、当該技術分野の標準的な技術者により従来の情報処
理言語を用いて達成され得る。
【0032】PEMプローブ41からの完全な電圧及び
/又は電流のパターン、或いは、縮約されたパターン
(即ち、下降曲線のおおよその傾斜)のいずれも用いる
ことができ、この縮約パターンは、(1)放電サイクル
の開始時に読み取られた電流及び/又は電圧と、(2)
放電サイクルの終了時に読み取られた電流及び/又は電
圧と、によって特徴付けられる。好ましくは、完全なパ
ターンが使用され、これは市販されているパターン認識
プログラムを使用して認識することができる。パターン
認識プログラムは、当該技術分野で知られており、中で
も、例えば(1)海洋生物をそれらの音声パターンから
同定し、(2)センサーによる測定から身体のホルモン
変化を同定し、(3)振動パターンを用いたツールで破
損箇所を同定し、(4)地上の乗り物(land vehicle)
をそれらの音響及び震動の特徴パターンから同定し、
(5)厚さの測定から材料の磨耗パターンを同定し、
(6)マイクロ波及び遠赤外線(IR)を用いて保護領
域への侵入者を同定し、(7)ショック及び音響パター
ンから自動車の侵入を同定し、(8)音響パターンから
欠点のあるパワーシート(power seat)のアセンブリを
同定したりする多くの応用に使用されている。本発明の
CO濃度監視技術のための好ましいパターン認識ソフト
ウェアは、本質的にアナログパターン認識ソフトウェア
であり、これは、特定化された時間間隔に亘って取られ
た電流及び電圧の測定に基づいて、定義された誤差許容
範囲以内の基準電流及び電圧の内示出力と比較され得る
電圧及び電流の挙動パターンを生成することができる。
このような比較から、スタックへのH2供給流れにおけ
る一酸化炭素濃度を決定することができ、この決定に基
づいて、改質器、シフト及び/又はプロックス反応に対
し必要な調整を行うことができる。このようなパターン
認識ソフトウェアで好ましいものは、上記のGenIASTM
から市販されている、「Failure/Wear PredictorTM(FW
P)TM」という名前で販売されている。このFWPTMソフ
トウェアは、GENMATCHTMソフトウェア(GenIAS
TMでも販売されている)の中に埋め込まれており、これ
は、任意数のパターンの特徴を同時に測定でき、その単
一の特徴(例えばピーク)というよりもパターンのいく
つかの特徴をアドレスするため3つの異なる許容誤差を
含んでいる。このソフトウェアは、制御された条件下で
作動される基準セルから前もって生成された基準となる
特徴パターン(即ち、内示出力)に基づくテンプレート
の照合プロセスからなる。幅広い動的範囲(例えば、ナ
ノ秒から分までの周期に亘って生じたマイクロボルトか
らボルトまでの範囲)に亘る入力信号が振幅(Y軸)で
は丁度600無次元単位で時間(X軸)では2000無
次元単位に正規化されるという点で振幅に感度があるの
でなければ時間に感度があるのでもない。この信号の引
き続く正規化では、「角度総和(anglesum)」として知
られている積算されたスロープが、信号の輪郭をトラバ
ースしている間に正規化入力データの2000ポイント
の各々に対して計算される。この角度総和は、入力デー
タの曲線が正のスロープに沿って増加するときには角度
総和の大きさが増加し、その曲線が負のスロープに沿っ
て減少するときには角度総和の大きさが減少するという
ような仕方で入力データ曲線の蓄積されたスロープに比
例する。このパターン認識プロセスは、基準の特徴パタ
ーンで定義されたような、定義された許容誤差の範囲内
にある角度総和の値を利用する。この点に関し、すべて
の基準内示出力は、一連の間隔フレームを含んでおり、
その間隔フレームでは、角度総和の値と許容誤差とが各
々の間隔フレームを特徴付けるために使用される。もし
基準特徴パターンからの間隔フレームがPEMプローブ
からの挙動パターンと類似して「一致」(即ち、すべて
の許容誤差を考慮して)するならば、「一致」が宣言さ
れ、同定が完了する。このプログラムは、その認識プロ
セスのために2つの間隔フレーム型式を用いている。い
わゆる「キー(key)」フレーム及び「標準(standa
rd)]フレームである。このキーフレームは、PEMプ
ローブからの挙動パターンへの基準内示出力の位相調整
並びにこの認識プロセスにより第1段階で通過する識別
を可能にする。次に、標準フレームは、残りの認識プロ
セスのために使用される。キーフレームは、唯一性のた
めに選択され、基準内示出力を介したサーチ/比較の時
間を極小化し、並びに、同定されるデータに基準フレー
ムを位相整列させるために機能する。従って、キーフレ
ームは、挙動パターンの基準特徴により要求される初期
特徴を含むか否かをソフトウェアが迅速に確認すること
を可能にする。もしキーフレームの特徴がPEMプロー
ブのパターンに見出されるならば、完全な比較が残りの
標準フレームを用いて開始される。標準フレームとは、
その定義によれば、キーフレーム以外のすべての間隔フ
レームをいう。基準となるキーフレームの特徴を含むP
EMプローブの挙動パターンにとって、それは2つの基
準を満足させなければならない。第1に、基準内示出力
の角度総和の値が同じ間隔フレーム内でPEMプローブ
のパターンにおいて対応する角度総和の値に一致しなけ
ればならない。第2に、分離した2つの間隔フレーム
(多くのデータポイントだけ離れた)が基準内示出力の
それと同じでなければならない。従って、2つの基準
は、間隔フレームと、一致を決定するそれらの分離と、
の両方である。
【0033】基準出力テンプレートは、一連の信号フレ
ームからなり、これらの信号フレームにはX軸及びY軸
の両方の許容誤差が割り当てられる。各々の内示出力
は、2000区画程度に分割されることができ、これら
の区画の各々は、信号の極大値と極小値とによって画定
される。区画境界の間にある信号の振るまいは、振幅変
化、振幅変化の平均率及び振幅変化の瞬間率によって補
間される。許容誤差は、各々の区画に対して、3つの領
域に割り当てることができる。即ち、いわゆる「角度総
和の許容誤差」、「ビット許容誤差」及び「マスキング
(masking)の許容誤差」である。ビット許容誤差は、
照合プロセスが角度総和の一致をサーチする範囲内で、
特定化された基準間隔フレームの開始点及び終了点を超
える多数の要素(点)を同定する。例えば、データ要素
65及び135における各々の開始点及び終了点と、5
のビット許容誤差とを持つ基準間隔フレームを考えなさ
い。次に、この照合プロセスは、基準となる間隔フレー
ムの角度総和との照合を試みようとするとき、(60,
130),(61,131),(62,132),(6
3,133),(64,134),(65,135),
(66,136),(67,137),(68,13
8),(69,139)及び(70,140)の開始点
及び終了点を持つ信号パターンにおける角度総和の値に
着目するであろう。もしビット許容誤差=0ならば、こ
のデータで対応する間隔フレームの角度総和は、基準パ
ターンにおいて対応する間隔フレームの角度総和と直接
に比較される。角度総和の許容誤差は、比較される角度
総和の値の変動に対して許容範囲を提供する。この許容
誤差は、基準内示出力における間隔フレームと、PEM
プローブのデータセットにおいて対応する間隔フレーム
との間の角度総和の値における許容可能な誤差を示して
いる。角度総和の値=100、ビット許容誤差=0、及
び角度総和許容誤差=5を備えた、開始点65、終了点
135である基準間隔フレームを考えなさい。この間隔
フレームは、65で始まり135で終わる信号データの
間隔フレームの角度総和が95以上で105以下の範囲
内であるならば、一致するであろう。マスキング許容誤
差は、存在し得、且つ、なおまだ認識を提供することが
できる一致していない間隔フレームの数を条件として要
求する。例えば、30の間隔フレームと5に等しいマス
キング許容誤差とを備えた基準パターンを考えなさい。
もし信号データのセットにおいて対応する間隔フレーム
と一致していると見出された基準間隔フレームの数が、
25以上であるならば、一致しているとみなされる。も
しこれ以外の値ならば、基準内示出力はPEMプローブ
の挙動パターンに一致していないとみなされる。
【0034】この照合プロセスの間に、ソフトウェア
は、基準内示出力のセグメント(テンプレート)をX軸
に沿ってビット許容誤差により設定された制限の範囲内
で行きつ戻りつする。このソフトウェアは、選択された
上限及び下限の許容限界の間の角度総和を有するPEM
プローブの挙動パターンからのデータセグメントとの一
致を探し出す。次に、本質的には、この照合プロセスは
以下の通りとなる。(1)特定幅の電圧及び/又は電流
のデータがPEMプローブから抽出される。(2)この
データは600ポイントの角度総和及び2000ポイン
トの要素構造に正規化される。(3)基準内示出力のテ
ンプレートは、PEMプローブからのデータセットと照
合される。(4)あるキー間隔フレームとの一致が見出
されたとき、テンプレート及びPEMプローブのデータ
セットは位相が固定され、各々のデータセットは、X軸
に沿って位相を注意深くサーチされながら角度総和の一
致が判定される。(5)マスキング許容誤差によって特
定されたデータセグメントの数が一致したならば、PE
Mプローブのデータセットがテンプレートに一致するか
が考慮される。そのような一致があるならば、H2の供
給流れにおけるCO濃度が決定される。
【0035】プロセッサ68は、比較のプロセスを実行
するようにプログラムされている。即ち、データ取得ユ
ニット62からのディジタル化された電圧及び電流の値
がプロセッサ68に供給され、該プロセッサは予め定め
られた時間の増分に亘るI=f(t)及び/又はV=f
(t)としてその挙動パターンを演算する。次に、これ
らの挙動パターンは、メモリ70に蓄えられた基準内示
出力と比較される。もし(上述したように)挙動パター
ンと基準内示出力とが実質的に一致したならば、修正作
用(即ち、空気注入率の調整)を施すためにプロックス
制御モジュール72への制御信号78が出力される。
【0036】本発明はその特有の実施例に関して開示さ
れたが、本発明は、これに限定されとを意図したもので
はなく、請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、両極性のPEM燃料セルスタッ
ク及びそのための好ましいCOセンサーの概略図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係るPEMプローブの破断
された斜視図である。
【図3】図2のPEMプローブの断面図である。
【図4】本発明に係るCOセンサーの他の実施例を概略
的に描いた図である。
【符号の説明】
2 PEM燃料セルのスタック 4 スタックの各々のセル 6 膜電極アセンブリ 8 陽子交換膜 10 陽子交換膜の表面の一方側に取りつけられた陽
極 12 陽子交換膜の表面の他方側に取り付けられた陰
極 14 陽極側の流れチャンネル 16 陰極側の流れチャンネル 32 酸素供給マニフォールド 34 水素供給マニフォールド 36 水素排気マニフォールド 38 陰極排気ガスマニフォールド 40 COセンサー 41 PEMプローブ 42 PEMプローブの陽子交換膜の表面の一方側に
取りつけられた陽極 44 PEMプローブの陽子交換膜の表面の他方側に
取りつけられた陰極 43 伝導拡散部 45 伝導拡散部 47 ターミナル 48 導管 49 孔のあけられた金属電流コレクター(PEMプ
ローブの陽極と係合する第1の電流コレクター) 50 PEMプローブの陽子交換膜 51 出口 52 開口 53 導管 54 PEMプローブのハウジング 55 スロット 57 弁 57’ 弁 58 信号 59 空気入口 60 信号 61 出口 62 データ取得ユニット 63 弁 64 弁 65 電圧検出器 66 データの流れ 67 電流検出器 68 データプロセッサ 70 基準内示出力を蓄えるメモリ 72 プロックス制御モジュール 76 インジェクタ 79 電圧源 80 放電回路Dの放電モードと、除去清掃回路Pに
おける反転偏倚モードとの間のスイッチングを行うスイ
ッチ 82 本発明の他の実施例に係るPEMプローブ 84 放電回路 86 放電回路の負荷 88 除去清掃用回路 90 放電回路と除去清掃回路との間のスイッチング
を行うスイッチ 91 H2遮断弁91
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598148430 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシ ティ・オブ・カリフォルニア アメリカ合衆国カリフォルニア州94612, オークランド,レイクサイド・ドライブ 300,トゥエンティファースト・フロア (72)発明者 スティーヴン・アンドレアス・グロット アメリカ合衆国ニューヨーク州14467,ヘ ンリエッタ,クロヴァー・ストリート 3899 (72)発明者 マーク・アレクサンダー・メルツアー アメリカ合衆国ニューヨーク州14534,ピ ッツフォード,オウクシャー・ウェイ 160 (72)発明者 スタンリー・グトウスキ アメリカ合衆国ニューヨーク州14534,ピ ッツフォード,バーンコウト・ウェイ 8

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一酸化炭素センサーであって、 陽極及び陰極を有する陽子交換膜を含み、且つ、この陽
    極及び陰極が前記膜の各々反対側にある第1及び第2の
    表面に各々取り付けられているガス監視用PEMプロー
    ブと、 前記陽極と係合する第1の電流コレクターと、 前記陰極と係合する第2の電流コレクターと、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気放電回路であって、前記放電回路は、前記陽極のCO
    汚染に伴う前記PEMプローブの出力降下を監視するた
    めに選択された第1の率で前記PEMプローブを放電す
    るための値が定められた第1の電気抵抗を有する、前記
    電気放電回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気除去清掃回路であって、前記除去清掃回路は前記第1
    の電気抵抗より小さい第2の電気抵抗を有し、これによ
    って、前記第2の電気抵抗を通ってPEMプローブが放
    電するときに前記陽極の電位が少なくとも0.8V(R
    HE)まで上がって、前記陽極に吸収されたCOの電気
    化学的な酸化が有効に作用するようにした、前記電気除
    去清掃回路と、 前記電流コレクターの間を電気的に直列接続され、且
    つ、前記電流コレクターを前記放電回路及び前記除去清
    掃回路に交互に且つ断続的に電気接続する電気スイッチ
    と、 を有する、前記一酸化炭素センサー。
  2. 【請求項2】 予め定められた時間間隔で前記電流コレ
    クターの前記交互の接続を実行する前記スイッチに作動
    的に接続されたタイマーを更に有する、請求項1に記載
    の一酸化炭素センサー。
  3. 【請求項3】 前記電流コレクターの前記交互の接続を
    周期的に実行する前記スイッチに作動的に接続されたタ
    イマーを更に有する、請求項2に記載の一酸化炭素セン
    サー。
  4. 【請求項4】 ガスが前記陽極に監視されることを可能
    にする通路と、前記スイッチが前記電流コレクターを前
    記除去清掃回路に接続するとき、前記陽極への前記ガス
    の流れを制限するため、前記通路に作動的に連係された
    弁と、有する請求項1に記載の一酸化炭素センサー。
  5. 【請求項5】 一酸化炭素センサーであって、 陽極及び陰極を有する陽子交換膜を含み、且つ、この陽
    極及び陰極が前記膜の各々反対側にある第1及び第2の
    表面に各々取り付けられているガス監視用PEMプロー
    ブと、 前記陽極と係合する第1の電流コレクターと、 前記陰極と係合する第2の電流コレクターと、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気放電回路であって、前記放電回路は、前記陽極のCO
    汚染に伴う前記PEMプローブの出力降下を監視するた
    めに選択された率で前記PEMプローブを放電するため
    の値が定められた第1の電気抵抗を有する、前記電気放
    電回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気除去清掃回路であって、前記除去清掃回路は前記陽極
    に吸収されたCOの電気化学的な酸化を促すため、前記
    陽極の電位を少なくとも0.8V(RHE)まで上げる
    ことを可能にする電位を有する電圧電源を有する、前記
    電気除去清掃回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間を電気的に直列
    接続され、且つ、前記電流コレクターとの接点を前記放
    電回路及び前記除去清掃回路に断続的且つ交互に電気接
    続するように構成された電気スイッチと、 を有する、前記一酸化炭素センサー。
  6. 【請求項6】 前記電圧電源は蓄電装置である、請求項
    5に記載の一酸化炭素センサー。
  7. 【請求項7】 前記蓄電装置は電流装置である、請求項
    6に記載の一酸化炭素センサー。
  8. 【請求項8】 前記電圧電源はコンデンサである、請求
    項6に記載の一酸化炭素センサー。
  9. 【請求項9】 前記電流コネクターとの接点の前記交互
    の接続を周期的に実行するため前記スイッチに作動的に
    接続されたタイマーを含む、請求項5に記載の一酸化炭
    素センサー。
  10. 【請求項10】 (a)H2−O2のPEM燃料セルのス
    タックであって、各々のセルは、主として、その膜上で
    各々反対側にある第1及び第2の表面に各々取り付けら
    れた陽極及び陰極を有する陽子交換膜と、前記陽極に接
    触した状態で水素が流れるように前記陽極に隣接して形
    成された第1の流れチャンネルと、前記陰極に接触した
    状態で耐酸素ガスが流れるように前記陰極に隣接して形
    成された第2の流れチャンネルと、を有する、前記PE
    M燃料セルのスタックと、(b) 前記セルに酸素を供
    給する酸素供給マニフォールドと、(c) 前記セルに
    水素を供給する水素供給マニフォールドと、 を有する燃料セルシステムにおいて、 前記水素供給マニフォールドにおけるCO濃度を検出す
    るため前記水素供給マニフォールドと連通している一酸
    化炭素センサーを更に有し、 前記一酸化炭素センサーは、 陽極及び陰極を有する陽子交換膜を含むガス監視用PE
    Mプローブであって、この陽極及び陰極が前記膜の各々
    反対側にある第1及び第2の表面に各々取り付けられ、
    前記PEMプローブの前記陽極が前記水素供給マニフォ
    ールドから供給された前記水素に曝されるようになって
    いる、前記ガス監視用PEMプローブと、 前記PEMプローブの陽極に係合する第1の電流コレク
    ターと、 前記PEMプローブの陰極に係合する第2の電流コレク
    ターと、 前記陽極のCO汚染に伴う前記PEMプローブの出力降
    下を監視するために選択された率で前記PEMプローブ
    を放電するための値が定められた第1の電気抵抗を有す
    る電気放電回路と、 前記陽極に吸収されたCOの電気化学的な酸化を促すの
    に十分なほど前記PEMプローブの前記陽極の電位を上
    げるように構成された電気除去清掃回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間を電気的に直列
    接続され、且つ、前記電流コレクターとの接点を前記放
    電回路及び前記除去清掃回路に交互に接続するように構
    成された電気スイッチと、 を有することを特徴とする、前記燃料セルシステム。
  11. 【請求項11】 一酸化炭素センサーであって、 陽極及び陰極を有する陽子交換膜を含み、且つ、この陽
    極及び陰極が前記膜の各々反対側にある第1及び第2の
    表面に各々取り付けられているガス監視用PEMプロー
    ブと、 前記陽極と係合する第1の電流コレクターと、 前記陰極と係合する第2の電流コレクターと、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気放電回路であって、前記放電回路は、前記陽極のCO
    汚染に伴う前記PEMプローブの出力降下を監視するた
    めに選択された第1の率で前記PEMプローブを放電す
    るための値が定められた第1の電気抵抗を有する、前記
    電気放電回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間に接続可能な電
    気除去清掃回路であって、前記陽極に吸収されたCOの
    電気化学的な酸化を促すため、前記陽極の電位を少なく
    とも0.8V(RHE)まで上げるように構成された、
    前記電気除去清掃回路と、 前記第1及び第2の電流コレクターの間を電気的に直列
    接続され、且つ、前記第1及び第2の電流コレクターを
    前記放電回路及び前記除去清掃回路に交互に電気接続す
    るように構成された電気スイッチと、 を有する、前記一酸化炭素センサー。
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