JPH11219366A - 郵便サービス機能付き情報処理装置 - Google Patents

郵便サービス機能付き情報処理装置

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Publication number
JPH11219366A
JPH11219366A JP10021297A JP2129798A JPH11219366A JP H11219366 A JPH11219366 A JP H11219366A JP 10021297 A JP10021297 A JP 10021297A JP 2129798 A JP2129798 A JP 2129798A JP H11219366 A JPH11219366 A JP H11219366A
Authority
JP
Japan
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place name
roman
notation
postal code
place
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10021297A
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English (en)
Inventor
Masaki Suenaga
政樹 末長
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された地名または郵便番号に対応する漢
字地名,仮名地名,ローマ字地名,郵便番号および地名
の上下関係を求めること。 【解決手段】 郵便番号・住所データ部は、例えば図1
(a) に示すような地名レコードの複数個を記憶してい
る。地名レコードは一つの区域に1対1に対応してお
り、当該区域の漢字表記の地名,仮名表記の地名,ロー
マ字表記の地名,郵便番号及び地名の階層関係を示す。
例えば、「相生町」と言う漢字表記の地名が入力部から
入力されると、郵便番号サービス処理部は、郵便番号・
住所データ部の中から「相生町」と言う漢字表記の地名
を持つ地名レコードを探し出し、その階層関係を辿って
「相生町」が「会津若松市」に属していることを探し出
し、「会津若松市」の地名レコードの階層関係を辿って
「会津若松市」が「福島県」に属していることを探し出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、国際郵便で使用さ
れるローマ字表記の住所をも取り扱えるようになった郵
便サービス機能付き情報処理装置に関するものである。
本発明の郵便サービス機能付き情報処理装置によれば、
日本国内の住所情報を管理する利用者が外国向けに日本
国の住所をローマ字の住所に自動変換することを可能に
する。また、漢字や仮名を読めない人がローマ字で郵便
番号・住所データ部の郵便番号を検索ができるようにな
る。更に、外国から送られてくる郵便物などの住所をロ
ーマ字表記の住所名から漢字表記の住所名に自動変換す
ることが可能となる。
【0002】
【従来の技術】従来、住所や郵便番号を検索するシステ
ムは、漢字表記の住所データと,仮名表記の住所データ
と,郵便番号のデータとを内蔵する郵便番号・住所デー
タ部を有していたため、ローマ字表記の住所を検索する
ことは困難であった。また、ローマ字表記の住所データ
を内蔵しなくても郵便番号等の検索が可能であるが、ロ
ーマ字による検索システムは実現されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、日本国の住所
を外国向けにローマ字表記するには、利用者が手作業で
ローマ字表記の住所名を入力しなければならなかった。
また、ローマ字表記の住所名から漢字表記の住所名を検
索する場合でも、訓令式のローマ字表記に限られ、一般
的なローマ字表記では検索できなかった。住所や郵便番
号を検索する装置は、日本語,特に漢字を読める人を対
象に設計されているため、漢字を読めない人が日本の住
所や郵便番号を調べるのは困難であった。
【0004】本発明の第1の目的は、ローマ字表記の地
名や住所名を取り扱えるようになった郵便サービス機能
付き情報処理装置を提供することにある。本発明の第2
の目的は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字
表記の地名,郵便番号の何れかを入力すると、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名及び郵便
番号を得ることが出来るようになった郵便サービス機能
付き情報処理装置を提供することにある。本発明の第3
の目的は、ローマ字表記の地名や住所名も取り扱える郵
便サービス機能付き情報処理装置において、郵便番号や
地名などを記憶する郵便番号・住所データ部の大きさを
小さく出来るようにすることにある。本発明の第4の目
的は、正式な地名配置を持つローマ字表記の住所名を得
ることが出来るようになった郵便サービス機能付き情報
処理装置を提供することにある。
【0005】本発明の第5の目的は、ローマ字表記の地
名を持たない郵便サービス機能付き情報処理装置におい
て、入力されたローマ字表記の地名に対応する漢字表記
の地名や郵便番号等を得ることが出来るようにすること
にある。本発明の第5の目的は、ローマ字表記の地名に
最も良く似た地名を検索できるようになった郵便サービ
ス機能付き情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の郵便サービス機能付き情報処理装置
は、図1(a) に示すように、表示部や郵便サービス処理
部,入力部,郵便番号・住所データ部などを備えてい
る。郵便サービス処理部は、プロセッサとプログラムか
ら構成されていると考えて良い。郵便番号・住所データ
部は、図1(b) 又は図1(c) に示すような地名レコード
の複数個を記憶している。
【0007】図1(b) の地名レコードは、漢字表記の地
名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名,郵便番号及
び地名の階層関係を示す。階層関係とは例えば会津若松
市の中に相生町があり、会津若松市は福島県に含まれる
と言うようなことを示す。
【0008】図1(c) の地名レコードは、漢字表記の地
名,仮名表記の地名,仮名表記の地名からローマ字表記
の地名を作成するためのローマ字地名作成情報,郵便番
号および地名の階層関係を示す。
【0009】請求項1の郵便サービス機能付き情報処理
装置は、入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サ
ービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処
理装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名,郵便番
号及び地名の階層関係を示す地名レコードの複数個を記
憶し、郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部
の中から、入力部から入力された漢字表記の地名,仮名
表記の地名,ローマ字表記の地名又は郵便番号を持つ地
名レコードを探し出し、探し出された地名レコードが持
つ漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地
名,郵便番号及び地名の階層関係を取得することを特徴
とするものである。
【0010】請求項2の郵便サービス機能付き情報処理
装置は、入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サ
ービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処
理装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,仮名表記の地名からローマ字
表記の地名を作るためのローマ字地名作成情報,郵便番
号および地名の階層関係を示す地名レコードの複数個を
記憶し、郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ
部の中から、入力部から入力された漢字表記の地名,仮
名表記の地名または郵便番号を持つ地名レコードを探し
出し、探し出された地名レコードが持つ地名の階層関係
を取得すると共に、当該地名レコードの仮名表記の地名
をローマ字地名作成情報に基づいてローマ字表記の地名
に変換することを特徴とするものである。
【0011】請求項3の郵便サービス機能付き情報処理
装置は、入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サ
ービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処
理装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは
仮名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロ
ーマ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を
示す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理
部は、郵便番号・住所データ部の中から、入力部から入
力された地名又は郵便番号を持つ地名レコードを探し出
すと共に当該地名レコードと上下関係でつながっている
地名レコードを探し出し、探し出された複数の地名レコ
ードから得られた複数のローマ字表記の地名を小さな区
域の地名から大きな区域の地名の順序で並べることを特
徴とするものである。
【0012】請求項4の郵便サービス機能付き情報処理
装置は、入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サ
ービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処
理装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,仮名表記の地名からローマ字
表記の地名を作るためのローマ字地名作成情報,郵便番
号および地名の階層関係を示す地名レコードの複数個を
記憶し、郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ
部の中から、仮名表記の地名をローマ字作成情報に従っ
て変換したときのローマ字地名が入力部から入力された
ローマ字地名と一致する地名レコードを探し出すことを
特徴とするものである。
【0013】請求項5の郵便サービス機能付き情報処理
装置は、入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サ
ービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処
理装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記
の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは
仮名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロ
ーマ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を
示す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理
部は、郵便番号・住所データ部から取り出されたローマ
字表記の地名もしくは仮名表記の地名を変換して得られ
たローマ字表記の地名を音節単位に分割すると共に入力
部から入力されたローマ字表記の地名を音節単位に分割
し、音節数および音節の違いを参照して、入力されたロ
ーマ字地名と一致又は最も似ている地名を見つけ出すこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項1の郵便サービス機能付き情報処理
装置の作用について説明する。例えば、操作者が「会津
若松市」と言う漢字表記の地名を入力すると、郵便サー
ビス機能付き情報処理装置は、「Aizuwakama
tsu−shi」と言うローマ字表記の地名,会津若松
市の郵便番号「9650000」,「会津若松市」は
「福島県」に属していること,会津若松市の中に「相生
町」と言う地名があることなどを操作者に知らせる。
【0015】請求項2の郵便サービス機能付き情報処理
装置の作用について説明する。例えば、操作者が「会津
若松市」と言う漢字表記の地名を入力すると、郵便サー
ビス機能付き情報処理装置は、「会津若松市」と言う漢
字表記の地名を持つ地名レコードを見つけ出し、見つけ
出した地名レコードが持つ仮名表記の地名「あいづわか
まつ・し」及びローマ字地名作成情報に基づいて、「A
izuwakamatsu−shi」と言うローマ字表
記の地名を作り出し、操作者に提示する。
【0016】請求項3の郵便サービス機能付き情報処理
装置の作用について説明する。例えば、操作者が「96
50031」(福島県会津若松市相生町に対応)と言う
郵便番号を入力すると、郵便サービス機能付き情報処理
装置は、「9650031」と言う郵便番号を持つ地名
レコードを見つけ出し、この地名レコードから「Aio
imachi」と言うローマ字表記の地名を求め、階層
関係を参照して会津若松市の地名レコードを見つ出し、
会津若松市の地名レコードから「Aizuwakama
tu−shi」と言うローマ字表記の地名を求め、階層
関係を参照して福島県の地名レコードを見つ出し、福島
県の地名レコードから「FUKUSHIMA」と言うロ
ーマ字表記の地名を求める。そして、小さい区域の地名
から大きい区域の地名の順にローマ字表記の地名を並
べ、郵便番号と日本国の国名の英語表現を付加して、
「Aioimachi,Aizuwakamatu−s
hi,FUKUSHIMA 965−0031 JAP
AN」と言うローマ字表記の住所名を作成する。
【0017】請求項4の郵便サービス機能付き情報処理
装置の作用について説明する。操作者が例えば「Aio
imachi」を入力すると、郵便サービス機能付き情
報処理装置は、先頭が「あ」である仮名表記の地名を持
つ地名レコードの集まりの中から仮名表記の地名をロー
マ字表記の地名に変換したときに「Aioimach
i」になる地名レコードを見つけ出す。見つけ出した地
名レコードを参照して、入力されたローマ字表記の地名
に対応する漢字表記の地名や郵便番号などを得ることが
出来る。
【0018】請求項5の郵便サービス機能付き情報処理
装置の作用について説明する。操作者が例えば「Tom
itahayashi」と言うローマ字表記の地名を入
力すると、郵便サービス機能付き情報処理装置は、先頭
が「To」であるローマ字表記の地名を持つ地名レコー
ドの集合の中から、入力されたローマ字表記の地名に類
似する又は一致するローマ字表記の地名を持つ地名レコ
ードを探し出す。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明を実施するためのハ
ードウェア構成例を示す図である。同図において、1は
マイクロプロセッサ、2は入力装置、3は表示装置、4
は記憶装置、5は外部記憶装置、6は記憶媒体をそれぞ
れ示している。マイクロプロセッサ1は、記憶装置4の
中に存在するプログラムを実行する。入力装置2は、キ
ーボードやマウス,タッチ・パネルである。表示装置4
は、CRTや液晶パネル,プラズマ・ディスプレイであ
る。記憶装置4は、各種のデータやプログラムを記憶す
る。外部記憶装置5は、記憶媒体6のデータを読み取っ
たり、記憶媒体6にデータを書き込んだりするものであ
る。記憶媒体6は外部記憶装置5に装着される。記憶媒
体6は、磁気媒体や光磁気媒体,半導体メモリ・カート
リッジである。
【0020】図3は記憶装置内部の構成例を示す図であ
る。記憶装置4は、マイクロプロセッサが実行する命令
であるプログラム,状況によって書き換え可能な変数域
およびプログラムと同時に提供される郵便番号・住所デ
ータ部から成る。郵便番号・住所データ部は、書き換え
不能なメモリでも書き換え可能なメモリでも良いが、書
き換え不能なメモリの場合はデータの削除や追加,修正
は出来ない。
【0021】図4は記憶装置内部の他の構成例を示す図
である。外部記憶媒体6は、プログラムと同時に提供さ
れる郵便番号・住所データ部を記憶する。記憶装置4
は、マイクロプロセッサが実行する命令であるプログラ
ム,状況によって書き換え可能なメモリから成る変数域
及び外部記憶媒体のデータの一部を展開するファイル読
出領域から成る。データの全てを記憶装置4に展開する
必要がないので、半導体メモリの容量を小さく設計する
場合に有効な方法である。また、外部記憶媒体にデータ
を書き込み保存することで、データの削除や追加,修正
も可能である。
【0022】図5〜図8は郵便番号・住所データの格納
例を示す図である。各図に含まれるポインターは、各レ
コードの地名の下に続く地名の一覧が格納されている場
所を表す。また、図中の数字は、郵便番号を表す。地名
の中に含まれる中点「・」やハイフン「−」は、市,
郡,区,町,村の部分を切り離しても検索できようにす
るための符号であり、あってもなくても良い。また、市
郡区町村の部分を特殊な文字コードで表しても良い。各
図には明記されてないが、リストの終端を表すデータが
リストの最後にあるか,又はリストの数が各配列に含ま
れる。
【0023】図5のテーブルは、都道府県名を示す複数
の地名レコードを有している。各地名レコードは、漢字
表記の都道府県名,仮名表記の都道府県名,ローマ字表
記の都道府県名及びその下の地名が格納されている場所
を示すポインターを有している。例えば、北海道のレコ
ードは、「北海道」と言う文字列,「ほっかいどう」と
言う文字列,「HOKKAIDO」と言う文字列および
ポインター1を有している。ポインター1は、北海道に
存在する市および郡の名前が格納されている場所を示
す。
【0024】図6のテーブルは、北海道に存在する市お
よび郡の名前を示す複数の地名レコードを有している。
各地名レコードは、漢字表記の市又は郡の名前,仮名表
記の市又は郡の名前,ローマ字表記の市又は郡の名前,
市又は郡の郵便番号及びその下の地名が格納されている
場所を示すポインターを有している。例えば、札幌市の
地名レコードは、「札幌・市」と言う文字列,「さっぽ
ろ・し」と言う文字列,「Sapporo−shi」と
言う文字列,郵便番号なしを示す情報及びポインター4
を有している。ポインター4は、札幌市に存在する区の
名前が格納されている場所を示す。
【0025】図7のテーブルは、北海道札幌市に存在す
る区の名前を示す複数の地名レコードを有している。各
地名レコードは、漢字表記の区の名前,仮名表記の区の
名前,ローマ字表記の区の名前,郵便番号及びその下の
地名が格納されている場所を示すポインターを有してい
る。例えば、北区の地名レコードは、「北・区」と言う
文字列,「きた・く」と言う文字列,「Kita−k
u」と言う文字列,「0100000」と言う郵便番号
及びポインター8を有している。ポインター8は、北海
道札幌市北区に存在する町の名前が格納されている場所
を示す。
【0026】図8のテーブルは、北海道札幌市北区に存
在する町の名前を示す複数の地名レコードを有してい
る。各地名レコードは、漢字表記の町の名前,仮名表記
の町の名前,ローマ字表記の町の名前,郵便番号を示す
情報,ポインター情報を有している。例えば、あいの里
一条の地名レコードは、「あいの里一条」と言う文字
列,「あいのさといちじょう」という文字列,「Ain
osato−ichijo」と言う文字列,「0028
071」と言う郵便番号及び「次なし」を示す情報を有
している。
【0027】図9はローマ字変換補正情報の例を示す図
である。図5〜図8に示すように、地名レコードの中に
ローマ字表記の地名を含ませると、地名レコードが大き
くなる。図9のローマ字変換補正情報は仮名文字列を如
何にしてローマ字文字列に変換するかを示するものであ
る。図5〜図8に示す地名レコード中のローマ字文字列
をローマ字変換補正情報に置き換えることにより、レコ
ードの長さを短くすることが可能となる。なお、図9に
おける「01」,…,「04」は16進表示である。
【0028】無指定の場合は、0でも良いし、ローマ字
情報部分を持たない構造にも出来る。多くの地名は規則
的に生成できるので無指定となるが、全てを大文字で表
す場合や,慣例としてローマ字にするときに文字を省く
場合や,ハイフンを挿入する場合は、図の例のような符
号を利用して補正する。また、外来語などに起因するた
め仮名地名から単純にローマ字化できない場合や,慣例
として特別の言い方が有る場合は、ローマ字文字列を直
接指定する符号を利用する。
【0029】「01」のローマ字変換補正情報は、仮名
文字列をローマ字変換規則に従ってローマ字列に変換
し、変換の結果得られるローマ字列を構成するローマ字
を全て大文字にすべきことを表している。例えば、「0
1」のローマ字変換補正情報に従って「ほっかいどう」
と言う仮名文字列をローマ字列に変換すると、「HOK
KAIDOU」となる。
【0030】無指定(例えば、00)のローマ字変換補
正情報は、仮名文字列をローマ字変換規則に従ってロー
マ字文字列に変換し、変換の結果得られるローマ字列の
先頭のローマ字を大文字にし、残りのローマ字を小文字
にすべきことを表している。例えば、無指定のローマ字
変換補正情報に従って「さっぽろ・し」と言う仮名文字
列をローマ字列に変換すると、「Sapporo−sh
i」となる。
【0031】「02,N」のローマ字変換補正情報は、
仮名文字列をローマ字変換規則に従ってローマ字列に変
換し、変換の結果得られたローマ字列の先頭のローマ字
を大文字にすると共に、仮名文字列のN文字目の仮名文
字に対応するローマ字をローマ字列の中から削除すべき
ことを表している。例えば、「02,03,02,0
5」と言うローマ字変換補正情報に従って「ちゅうおう
・く」と言う仮名文字列をローマ字列に変換すると、
「Chuo−ku」となる。
【0032】「03,N」のローマ字変換補正情報は、
仮名文字列をローマ字変換規則に従ってローマ字列に変
換し、変換の結果得られたローマ字列の先頭を大文字に
すると共に、仮名文字列のN文字目の仮名文字に対応す
るローマ字と次のローマ字の間にハイフンを挿入すべき
ことを意味している。例えば、「03,05」と言うロ
ーマ字変換補正情報で「あいのさといちじょう」と言う
仮名文字列をローマ字列に変換すると、「Ainosa
to−ichijou」となる。
【0033】「04,文字列,終了コード」は、04が
現れてから終了コードが現れるまでの文字列をそのまま
使用うべきことを表している。例えば、「04,AOM
ORI,00」は、AOMORIと言うローマ字列をそ
のまま使用すべきこと表す。なお、終了コードは例えば
「00」で表される。
【0034】図10〜図18は、仮名とローマ字を相互
に変換するためのテーブルを示す。図19は、変換規則
を複数用意する場合のローマ字変換表を整合させるテー
ブルを示す。例えば、図19のローマ字変換規則1を選
択すると、図10,図12,図14,図16,図18の
ローマ字変換表を利用し、図19のローマ字変換規則2
を選択すると、図11,図13,図15,図17,図1
8のローマ字変換表を利用する。また、図19の項目6
はローマ字変換規則1,2に共通になっていて長音の処
理方法を示しているが、これは変換表などのテーブルを
利用しても、プログラムの条件分岐を利用して実現して
も良い。図19のローマ字変換規則1はヘボン式ローマ
字を表し、ローマ字変換規則2は訓令式(日本式)ロー
マ字を表している。変換規則を3種類以上用意しても良
い。
【0035】図20はローマ字変換規則選択画面の例を
示す図である。操作者がローマ字の表現方法として、ヘ
ボン式(英語式)ローマ字を選択すると、コンピュータ
は図10,図12,図14,図16,図18のローマ字
変換表を使用し、日本式ローマ字を選択すると、コンピ
ュータは図11,図13,図15,図17,図18のロ
ーマ字変換表を使用する。
【0036】図21はローマ字変換規則の適用例1を説
明する図である。図示の例は、図9の符号を使用して
「4文字目無視,先頭大文字」を指示する符号がある仮
名地名「なんよう・し」をローマ字に変換する過程を説
明するものである。
【0037】コンピュータは、仮名バッファとローマ字
バッファを持っている。最初の段階(第1段階)では、
仮名バッファには「なんよう−し」が格納され、ローマ
字バッファはクリアされている。第2段階では、「4文
字目無視」のローマ字変換補正情報を適用し、仮名バッ
ファに格納されている4文字目の文字「う」を削除す
る。第3段階では、仮名バッファに格納されている文字
列に対して撥音ローマ字変換表を適用する。そうする
と、ローマ字バッファの第2番目の文字格納域に
「n’」が格納され、第3番目の文字格納域に「yo」
が格納される。
【0038】第4段階では、仮名バッファに格納されて
いる文字列に対して、ローマ字変換表1を適用する。そ
うすると、ローマ字バッファの第1番目の文字格納域に
「na」が格納され、第6番目の文字格納域に「sh
i」が格納される。第5段階では、記号類の複写を行
う。そうすると、ローマ字バッファの第5番目の文字格
納域にハイフンが複写される。第6段階では、ローマ字
の連結処理を行う。そうすると、ローマ字バッファの内
容は「nan’yo−shi」となる。第7段階では、
指定されたローマ字変換補正情報に従って先頭文字を大
文字にする。そうすると、ローマ字バッファの内容は
「Nan’yo−shi」になる。
【0039】図22は特殊コード変換テーブルを示す図
である。特殊コード変換テーブルとは、仮名地名からロ
ーマ字を生成する場合に仮名地名に含まれる市区町村を
表す特殊文字コードをどのように変換すべきかを定義す
るテーブルである。「市」「区」「町」「村」が特殊コ
ードで表現されている場合、「町(ちょう)」と「町
(まち)」、「村(そん)」と「村(むら)」は区別で
きるコードにする。ローマ字日本語表現1とローマ字日
本語表現2は、図19のローマ字変換規則1とローマ字
変換規則2にそれぞれ対応する。また、市区町村の部分
だけを英語にできる情報も持っている。特殊コードは、
例えば1バイト構成である。
【0040】図23はローマ字変換規則の適用例2を説
明する図である。図示の例は、図9の符号を使用して、
「先頭大文字」が指示された符号がある仮名地名「さっ
ぽろ市」(「市」は特殊コード)をローマ字に変換する
過程を示すものである。ここでは、特殊コードを英語表
現に変換する例にもなっている。
【0041】最初の段階(第1段階)では、仮名バッフ
ァには「さっぽろ市」が格納され、ローマ字バッファは
クリアされている。第2段階では、仮名バッファに格納
されている文字に対して促音ローマ字変換表1を適用す
る。そうすると、ローマ字バッファの第2番目の文字格
納域に「ppo」が格納される。第3段階では、仮名バ
ッファに格納されている文字に対してローマ字変換表1
を適用する。そうすると、ローマ字バッファの第1番目
の文字格納域に「sa」が格納され、第4番目の文字格
納域に「ro」が格納される。
【0042】第4段階では、仮名バッファに格納されて
いる特殊コードに対して、特殊コード変換テーブル(英
語の例)を適用する。そうすると、ローマ字バッファの
第5番目の文字格納域に「city」が格納される。第
5段階では、ローマ字の連結を行う。そうすると、ロー
マ字バッファの内容は「sapporo city」と
なる。第6段階では、指定されたローマ字変換補正情報
に従って「先頭大文字」を適用する。そうすると、ロー
マ字バッファの内容は、「Sapporo city」
になる。
【0043】図24はプールとレコードとを持つ本発明
の郵便番号・住所データの例1を示す図である。地名1
件ごとに独立した1個の地名レコードを持ち、この地名
レコードには、漢字地名,仮名地名,ローマ字地名(圧
縮または非圧縮),郵便番号,下住所の数,下住所の情
報ポインターの配列が含まれる。都道府県の地名レコー
ドは、上地名の情報ポインターを持たない。末端の地名
レコードでは、下住所の数=0であり、下住所の情報ポ
インターの配列は持たない。
【0044】データには、このような地名レコードの外
に、仮名地名プールと,漢字地名プールと,郵便番号プ
ールと,ローマ字地名プールとがある。プールには検索
しやすい順序で地名や郵便番号が整然と並べられてい
て、その各地名や郵便番号と対になって、地名レコード
の1つのアドレスを指している。このため、各地名レコ
ードは、地名や郵便番号そのものの文字列を持つことは
なく、プール内のアドレスを指す。
【0045】また、同じ地名があれば、検索して次に見
つかるべき地名のレコードを次々に指し、最後に検索さ
れる地名レコードがプール内のアドレスを指す。また、
ローマ字地名を圧縮形式で持つ場合やローマ字地名に持
たない場合は、ローマ字地名プールは存在しない。
【0046】図25は、漢字住所表記の配置をローマ字
の住所表記の配置に変換する例を示す図である。なお、
図において、「福島県」と「会津若松・市」の間の縦棒
は、分離記号を示す。他の縦棒も同様である。図示の例
は、郵便番号965−0031が「福島県/会津若松市
/相生町/1234」と言う漢字住所を指すと言うこと
が判っている場合に、各地名部分をローマ字化して、順
序を変えて国際郵便向けのローマ字住所表記に変換する
例である。「/」も分離記号を示す。
【0047】第1段階では、「〒965−0031/福
島県/会津若松・市/相生町/1234」と言う文字列
が作業バッファに格納される。第2段階では、郵便番号
と番地・丁目情報とを分離する。そうすると、「〒96
5−0031」,「福島県/会津若松・市/相生町」,
「1234」と言う3個のブロックが得られる。第3段
階では、「福島県/会津若松・市/相生町」と言うブロ
ックをローマ字住所に変換する。そうすると、「FUK
USHIMA/Aizuwakamatsu−shi/
Aioicho」と言うローマ字住所ブロックが得られ
る。
【0048】第4段階では、番地・丁目ブロックを「F
UKUSHIMA/Aizuwakamatsu−sh
i/Aioicho」と言うローマ字住所ブロックの前
に配置し、一つのブロックとする。第5段階では、ロー
マ字住所をコンマを付加しながら逆の順序で配置する。
そうすると、「1234 Aioicho,Aizuw
akamatsu−shi,FUKUSHIMA」と言
うブロックが得られる。第6段階では、郵便番号の数字
とハイフンを続ける。そうすると、「1234Aioi
cho,Aizuwakamatsu−shi,FUK
USHIMA965−0031」と言うブロックが得ら
れる。第7段階では、日本国の国名を英語で付加する。
そうすると、「1234 Aioicho,Aizuw
akamatsu−shi,FUKUSHIMA 96
5−0031 JAPAN」と言うローマ字表記の住所
名が得られる。
【0049】図26は似ている地名を評価するための減
点テーブルの例を示す図である。この減点テーブルは、
表記法のゆれや操作者の誤解によって郵便番号・住所デ
ータの持つローマ字地名と異なる検索文字列が入力され
た場合に、似ている場合は減点して、総合的に最も減点
が少ないものを最も似ていると評価するための音節単位
の減点テーブルである。完全に一致する音節は減点しな
い。また、表記法のゆれの問題の場合も減点しない。ま
た、母音が異なる場合は本来は全く異なるのであるが、
日本語は母音が変化する場合があるので、減点の量を少
なめに設定してある。また、音節の長さが違えば違うほ
ど減点の量が多くなるように設定してある。
【0050】図27および図28は似ているローマ字地
名の判定方法を説明する図である。図示の例は、郵便番
号・住所データ部内のローマ字地名「Tondabay
ashi」を検索しようとして、操作者が「Tomit
ahayashi」と入力した場合、「Tondaba
yashi」と「Tomioka」のどちらに似ている
かを判断する処理の例である。
【0051】操作者の入力した地名「Tomitaha
yashi」は、次のようにして音節単位に分解され
る。まず、「Tomitahayashi」を構成する
文字を全て小文字にする。次いで、全て小文字に変えら
れた文字列を子音(子音)+母音で区切る。そうする
と、「to/mi/ta/ha/ya/shi」が得ら
れる。次いで、「to/mi/ta/ha/ya/sh
i」に対して、n+子音を分離する処理および同じ子音
の連続を分離する処理を行う。そうすると、音節単位に
分割された文字列「to/mi/ta/ha/ya/s
hi」が得られる。この場合の音節数は6である。
【0052】検索地名「Tondabayashi」
は、入力地名と同じ方法によって音節単位に分解され
る。まず、「Tondabayashi」を構成する文
字を全て小文字にする。次いで、全て小文字に変えられ
た文字列を子音(子音)+母音で区切る。そうすると、
「to/nda/ba/ya/shi」が得られる。次
いで、「to/nda/ba/ya/shi」に対し
て、n+子音を分離する処理を行う。そうすると、「t
o/n/da/ba/ya/shi」が得られる。次い
で、「to/n/da/ba/ya/shi」に対し
て、同じ子音の連続を分離する処理を行う。そうする
と、音節単位に分割された文字列「to/n/da/b
a/ya/shi」が得られる。この場合の音節数は6
である。
【0053】「to/mi/ta/ha/ya/sh
i」と「to/n/da/ba/ya/shi」とを比
較する。最初の音節(第1音節)は前者では「to」で
あり、後者でも「to」であるので、減点=0とされ
る。第2音節は前者では「mi」てあり、後者では
「n」であり、両者は全く相違しているので、減点=5
とされる。第3音節は前者では「ta」であり、後者で
は「da」であるので、減点=1とされる。第4音節は
前者では「ha」であり、後者では「ba」であるの
で、減点=1である。第5音節は前者では「ya」であ
り、後者でも「ya」であるので、減点=0である。第
6音節は前者では「shi」であり、後者でも「sh
i」であるので、減点=0である。音節の数は前者では
6であり、後者でも6であるので、減点=0である。従
って、減点の総数は−7点になる。
【0054】図28は似ているローマ字地名の判定方法
の他の例を示す図である。この例では、検索地名が「t
o/mi/o/ka」となっている。「to/mi/o
/ka」と「to/mi/ta/ha/ya/shi」
とを比較する。第1音節は前者では「to」であり、後
者でも「to」であるので、減点=0とされる。第2音
節は前者では「mi」であり、後者でも「mi」である
ので、減点=0とされる。第3音節は前者では「o」で
あり、後者では「ta」であるので、減点=5とされ
る。第4音節は前者では「ka」であり、後者では「h
a」であるので、減点=5とされる。第5音節は前者で
は存在しないので、減点=0とされる。第6音節は前者
では存在しないので、減点=0とされる。音節の数は前
者では4であり、後者では6であるので、減点=2とさ
れる。従って、減点の総数は、−12点となる。
【0055】図27の例では減点の総数=−7点であ
り、図28の例では減点の総数=−12点であるので、
「Tondabayashi」の方が「Tomiok
a」よりも、「Tomitahayashi」に似てい
ると判定される。
【0056】図29は地名検索の表示画面の例を示す図
である。例えば、和歌山県に「あり何とか」と言う地名
があったことまでは思い出せるが、その詳細な地名を思
い出せない場合がある。このような場合には、地名検索
の表示画面で「Ari?」を入力する。そうすると、装
置が「Ari」で始まる地名の一覧を表示する。
【0057】図30は先頭一致検索の例を示す図であ
る。先頭一致検索の場合には、操作者はローマ字列を入
力し、その後に「?」を付ける。操作者が地名検索の表
示画面で例えば「Ari?」を入力すると、コンピュー
タは「Ari?」から「?」を外し、先頭の文字を小文
字に変え、先頭が「ari」であるローマ字地名を検索
する先頭一致判定処理を開始する。先頭一致判定処理に
おいて、候補として「araiso」,「ariak
e」,「arisoumi」,「arita」,「aw
azu」が得られたと仮定すると、これらの候補が入力
地名「ari」と先頭一致するか否かの判定処理を行
い、合格とされたローマ字地名だけを画面に表示する。
なお、○は合格を表している。
【0058】図31は途中一致検索の例を示す図であ
る。途中一致検索の場合には、操作者はローマ字列を入
力し、その前と後に「?」を付ける。操作者が地名検索
の表示画面で例えば「?ari?」を入力すると、コン
ピュータは「?ari?」から「?」を外し、途中が
「ari」であるローマ字地名を検索する途中一致判定
処理を開始する。途中一致判定処理において、候補とし
て「arisoumi」,「arita」,「awaz
u」,「imari」,「kameari」,「nar
ita」,「naruto」が得られたと仮定すると、
これらの候補が入力地名「ari」と途中一致するか否
かの判定処理を行い、合格とされたローマ字地名だけを
画面に表示する。
【0059】図32は末尾一致検索の例を示す図であ
る。末尾一致検索の場合には、操作者はローマ字列を入
力し、その前に「?」を付ける。操作者が地名検索の表
示画面で例えば「?no」を入力すると、コンピュータ
は「?no」から「?」を外し、末尾が「no」である
ローマ字地名を検索する末尾一致判定処理を開始する。
末尾一致判定処理において、候補として「azamin
o」,「matsumoto」,「narashin
o」,「tsukimino」が得られたと仮定する
と、これらの候補が入力地名「no」と末尾一致するか
否かの判定処理を行い、合格とされたローマ字地名だけ
を画面に表示する。
【0060】図33は一連のローマ字住所を漢字住所に
変換する処理の例を示す図である。一連のローマ字住所
「1234 Aioicho,Aizuwakamat
su−shi,FUKUSHIMA」を数字やコンマの
位置などで複数の地名に分割する。そうすると、「12
34」,「Aioicho」,「Aizuwakama
tsu−shi」,「FUKUSHIMA」が得られ
る。次に、「1234」が検索ローマ字地名として存在
するか否かを調べ、発見できなければ無視する。次に、
「Aioicho」,「Aizuwakamatsu−
shi」,「FUKUSHIMA」の3つが上下関係で
連結されている地名レコードを探す。このときの「Ai
oicho」の持つ郵便番号が得られると共に、それぞ
れのローマ字地名に対応する漢字地名と仮名地名とが得
られる。この結果、「1234」,「相生町」,「会津
若松・市」,「福島県」と言うブロックの並びが得られ
る。次に、このブロックの並びの順序を逆に変える。そ
うすると、「福島県」,「会津若松・市」,「相生
町」,「1234」と言う漢字表記の住所が得られる。
【0061】図34および図35は一連の漢字住所をロ
ーマ字住所への変換を説明する図である。図示の例は、
一連の漢字住所「福島県会津若松市相生町1234」を
ローマ字住所に変換する例である。
【0062】先ず、「福」で郵便番号・住所データ部を
検索する。「福」と言う漢字地名は郵便番号・住所デー
タ部に発見されない。次に、「福島」で郵便番号・住所
データ部を検索する。「福島」と言う漢字地名は郵便番
号・住所データ部に発見される。次に、「福島」に「県
会津若松市〜」が続くかどうかを調べる。「福島」には
「県会津若松市〜」が続かない。
【0063】次に、「福島県」で郵便番号・住所データ
部を検索する。「福島県」は、郵便番号・住所データ部
の中に発見される。次に、「福島県会〜」が郵便番号・
住所データ部の中にあるか否かを調べる。「福島県会
〜」は、郵便番号・住所データ部の中に存在しない。次
に、「福島県」に「会」が続くか否かを調べる。「福島
県」には「会」は続かない。次に、「福島県」に「会
津」が続くか否かを調べる。「福島県」には「会津」は
続かない。次に、「福島県」に「会津若」が続くかを否
かを調べる。「福島県」には「会津若」は続かない。次
に、「福島県」に「会津若松」が続くか否かを調べる。
「福島県」には「会津若松」が続くが、「会津若松・
市」である。これは入力された漢字地名「会津若松市」
と一致する。
【0064】次に、「会津若松市相〜」が郵便番号・住
所データ部の中にあるか否かを調べる。「会津若松市相
〜」は郵便番号・住所データ部に存在しない。次に、
「会津若松・市」に「相」が続くか否かを調べる。「会
津若松・市」には「相」が続かない。次に、「会津若松
・市」に「相生」が続くか否かを調べる。「会津若松・
市」には「相生」は続かない。次に、「会津若松・市」
に「相生町」が続くか否かを調べる。「会津若松・市」
には「相生町」が続く。
【0065】次に、「相生町1〜」が郵便番号・住所デ
ータ部にあるか否かを調べる。「相生町1〜」は、郵便
番号・住所データ部に存在しない。次に、「相生町」に
「1」,「12」,「123」,「1234」が続くか
否かを調べる。「相生町」には「1」,「12」,「1
23」,「1234」は続かない。「1234」の存在
は、郵便番号の決定に影響しないことが判る。
【0066】次に、漢字地名を分離すると共に「相生
町」の地名レコードから郵便番号を得る。この結果、
「〒965−0031」,「福島県/会津若松・市/相
生町/1234」が得られる。次に、分離された漢字地
名のそれぞれに対応するローマ地名を求める。この結
果、「FUKUSHIMA」,「Aizuwakama
tsu−shi」,「Aioicho」,「1234」
が得られる。次に、ローマ字地名の並びの順序を逆にし
て、コンマで連結する。この結果、「1234 Aio
icho,Aizuwakamatsu−shi,FU
KUSHIMA」が得られる。次に、このローマ字列に
郵便番号を付加し、英語で日本国の国名を付加する。こ
の結果、「1234 Aioicho,Aizuwak
amatsu−shi,FUKUSHIMA 965−
0031 JAPAN」が得られる。
【0067】図36は住所録データを説明する図であ
る。記憶装置または外部記憶装置に住所録データを構成
する複数のレコードが格納されているが、住所録データ
のレコードは、図示のように表示される。住所録のレコ
ードの中には、最低でも漢字氏名,仮名氏名,住所が存
在する。その他に郵便番号や電話番号が格納されること
が多い。氏名は、姓と名が分離して格納されている。ロ
ーマ字氏名とローマ字住所が格納できるようにしても良
い。
【0068】図37は氏名のローマ字変換例を説明する
図である。この例は、「かんぶん/たろう」と言う仮名
氏名をローマ字氏名に変換する例である。先ず、地名の
ローマ字変換規則を適用して、「かんぶん/たろう」を
ローマ字に変換する。この結果、「Kanbun/Ta
rou」が得られる。次いで、ローマ字補正テーブル
(図38に示す)を参照して、「Kanbun/Tar
ou」を補正する。この結果、「Kambun/Tar
o」が得られる。次に、順序を逆にする。この結果、
「Taro/Kambun」が得られる。
【0069】図38はローマ字補正テーブルの例を示す
図である。このローマ字補正テーブルは、仮名氏名をロ
ーマ字変換規則に従ってローマ字氏名に変換した後、変
換の結果得られるローマ字氏名の中における特定のロー
マ字の組合せを慣例に従って更に補正するときに使用さ
れるテーブルである。図示の例は、代表的なものを示し
ている。
【0070】図39は住所録の氏名と漢字住所とのロー
マ字表記への変換を説明する図である。図示の例は、住
所録データとして、「新潟県長岡市寿3−2−1/漢文
/太郎」がある場合に、これをローマ字表記に変換する
例である。「かんぶん/たろう」は、図39に示される
ような過程を経て、「Taro Kambun」に変換
される。「新潟県長岡市寿3−2−1」は、図34,図
35に示されるような過程を経て、「3−2−1 Ko
tobuki,Nagaoka−shi,NIGATA
940−0015 JAPAN」に変換される。ロー
マ字表記宛先は、上記のようにして得られたローマ字氏
名と,ローマ字住所とを併合したものとなる。これで得
られたローマ字表記は、国際郵便でそのまま使用可能と
なる。
【0071】図40は地名の一覧表示画面の例を示す図
である。操作者は、この一覧表示画面を表示して、地名
の削除や修正,追加などを行う。一覧表示画面は、住所
表示域,OKボタン,削除ボタン,修正ボタン,追加ボ
タン及び取消ボタンを有している。図示の例では、住所
表示域には佐賀県唐津市に属する町名および郵便番号が
表示され、「〒847−0821 佐賀県 唐津市 町
田」がカーソルで指示されている。この状態の下で、修
正ボタンを押下し、OKボタンを押下すると、図41に
示すようなデータ修正画面が表示される。
【0072】図41はデータ修正画面の例を示す図であ
る。データ修正画面は、郵便番号表示域,漢字地名表示
域,仮名地名表示域,ローマ字表示域,OKボタン及び
取消ボタンを有している。図示の例では、郵便番号表示
域には「847−0821」が表示され、漢字地名表示
域には「町田」が表示され、仮名地名表示域には「まち
だ」が表示され、ローマ字表示域には「Machid
a」と表示されている。操作者は「まちだ」を「ちょう
だ」に変更したい場合には、仮名地名表示域の仮名文字
列を「ちょうだ」に変更し、「Machida」を「C
hoda」に変更したい場合には、ローマ字表示域の文
字列を「Choda」に変更し、OKボタンを押下す
る。
【0073】図42は地名データの修正方法1を説明す
る図である。図示の例は、1個の地名レコード内におけ
るローマ字地名と仮名地名の両方を修正した場合におけ
る地名レコード内部の変更の例を示す図である。なお、
郵便番号・住所データが図24に示すようなデータ構造
を持っていると仮定している。
【0074】図示の例では、「まちだ」を「ちょうだ」
に修正し、「Machida」を「Choda」に修正
した場合の例である。図42には2個のレコードが示さ
れているが、修正前のレコードは上側に示され、修正後
のレコードは下側に示される。実際には、仮名地名プー
ルに「ちょうだ」を挿入したり、ローマ字地名プールに
「Choda」を挿入したりする必要がある。また、仮
名地名プールの「まちだ」につながっているポインター
の並び,仮名地名プールの「ちょうだ」につながってい
るポインターの並び,ローマ字地名プールの「Mach
ida」になつがっているポインターの並び ローマ字
地名プールの「Choda」につながっているポインタ
ーの並びを変更する必要がある。
【0075】図43は地名の修正方法2を説明する図で
ある。この場合は、コンピュータが入力された仮名地名
を適切なローマ字地名に自動的に変換し、修正データと
して扱うことになる。図43は、操作者が「まちだ」を
「ちょうだ」に変更し、「Machida」を「Cho
da」に変更しなかった場合の例である。先ず、「ちょ
うだ」にローマ字変換規則を適用して、「ちょうだ」を
「Chouda」に変換する。次に、ローマ字補正テー
ブルを参照して「Chouda」を「「Choda」に
変更する。次に、修正前レコードの「まちだ」を「ちょ
うだ」に書き換えると同時に、「Machida」を
「Choda」に書き換える。図43に示される2個の
レコードのうち、上側のレコードは修正前レコードを示
し、下側のレコードは修正後レコードを示す。
【0076】図44はローマ字化符号(ローマ字変換補
正情報)を持つデータ形式のデータ修正方法を説明する
図である。図44は、ローマ字地名をローマ字列として
ではなく、圧縮情報の符号として持っているデータ形式
の場合にローマ字地名を修正する処理の例を示す。図示
の例では、「まちだ」を「ちょうだ」に変更すると共
に、「Machida」を「Choda」に変更してい
る。「ちょうだ」をローマ字に変換する際に無指定の変
換規則を使用すると、「ちょうだ」は「Chouda」
に変換される。「Chouda」と「Choda」を比
較すると、「u」が無視されたことが判る。即ち、無視
された場所が2文字目であるので、2文字目無視の符号
「02/02」を作り出す。図44には2個のレコード
が示されているが、上側のレコードが修正前レコードを
示し、下側のレコードが修正後のレコードを示す。
【0077】図45は住所データ削除の確認メッセージ
の例を示す図である。このメッセージ画面は、操作者が
指定した住所を削除して良いかどうかを確認するための
ものである。図40において、削除ボタンを押下し、O
Kボタンを押下すると、図示のようなメッセージが画面
に表示される。操作者がOKボタンを押下すると、郵便
番号・住所データ部から佐賀県唐津市町田に関する情報
が削除される。
【0078】図46は住所データ削除前の郵便番号・住
所データ内容(一部)を示す図、図47は住所データ削
除後の郵便番号・住所データ内容(一部)を示す図であ
る。なお、郵便番号・住所データが図24に示すような
データ構造を持つと仮定している。図46は、「佐賀県
唐津市町田」の地名を削除する前の郵便番号・住所デー
タの内部の状態を示す。図47は、図46のデータから
「佐賀県唐津市町田」の地名データを削除した後の郵便
番号・住所データ内部の状態を示す。レコードの集まり
の中に「ちょうだ」,「町田」,「Choda」が一つ
もなくなったら、仮名地名プールから「Choda」に
関する情報を削除し、漢字地名プールから「町田」に関
する情報を削除し、ローマ字地名プールから「Chod
a」に関する情報を削除する。
【0079】図48は「北海道札幌市北区」のデータを
削除する例を示す図である。なお、郵便番号・住所デー
タは、図5〜図8に示されるようなデータ構造を持つと
仮定している。図示の例は、図7のテーブルから「北
区」の地名データを削除した後の状態を示す。
【0080】図49は地名追加の入力画面の例を示す図
である。この画面は、郵便番号・住所データ部に操作者
が地名を新規に追加するためのものである。図示の例で
は、地名追加の入力画面は、郵便番号入力域,漢字地名
入力域,仮名地名入力域,ローマ字地名入力域,OKボ
タン及び取消ボタンを有している。また、この入力画面
には、操作者に対するメッセージも表示されている。
【0081】図50は、「佐賀県唐津市」の下に「町田
新町」を追加する場合のデータ内部を示す図である。な
お、郵便番号・住所データは図24に示すようなデータ
構造を持つと仮定している。図49の地名追加の入力画
面において、郵便番号入力域に「〒8470888」を
入力し、漢字地名入力域に「町田新町」を入力し、仮名
地名入力域に「ちょうだしんまち」を入力し、ローマ字
地名入力域に「Chodashinmachi」を入力
し、OKボタンを押下すると、図46のデータ内容が図
50に示すように変更される。図示の例では、「町田新
町」の1レコードが新たに作成され、そのアドレスが
「唐津市」のレコードの下ポインターの配列に加えられ
ている。
【0082】図51は「佐賀県唐津市町田」の下に「科
学技術研究所」を追加する場合のデータの内部を示す図
である。なお、郵便番号・住所データは図24に示すよ
うなデータ構造を持つと仮定している。「佐賀県 唐津
市 町田の下に追加する住所を入力してください。」と
言うメッセージが表示されている地名追加の入力画面
(図49を参照)において、操作者が郵便番号入力域に
「〒8470889」を入力し、漢字地名入力域に「科
学技術研究所」を入力し、仮名地名入力域に「かがくぎ
じゅつけんきゅうしょ」を入力し、ローマ字地名入力域
に「Kagakugijutsu−kenkyush
o」を入力し、OKボタンを押下すると、図46に示さ
れるデータが図51に示されるようなデータに変更され
る。図51においては、「佐賀県唐津市町田」に対応す
る地名レコードは、「下=1」と言う情報と,「科学技
術研究所」へのポインターを有している。「佐賀県唐津
市町田科学技術研究所」に対応する地名レコードは、
「科学技術研究所」と言う文字列を示す情報,「かがく
ぎじゅつけんきゅうしょ」と言う文字列を示す情報,
「〒8470889」と言う文字列を示す情報,「Ka
gakugijutsu−kenkyusho」と言う
文字列を示す情報,「上=町田のポインター」と言う情
報および「下=なし」と言う情報を有している。
【0083】図52は「札幌市」の下に「広島区」を追
加する場合のデータの内部を示す図である。尚、郵便番
号・住所データは、図5〜図8に示すようなデータ構造
を持っていると仮定している。「札幌市の下に追加する
住所を入力してください。」と言うメッセージが表示さ
れている地名追加の入力画面(図49を参照)におい
て、操作者が郵便番号入力域に「〒0600000」を
入力し、漢字地名入力域に「広島区」を入力し、仮名地
名入力域に「ひろしまく」を入力し、ローマ字地名入力
域に「Hroshima−ku」を入力し、OKボタン
を押下すると、図7に示されるデータが図52に示され
るようなデータに変更される。図52では、ポインター
4で示されるテーブルは広島区に対応するレコードを有
している。広島区に対応するレコードは、「広島・区」
と言う文字列と,「ひろしま・く」と言う文字列と、
「Hiroshima−ku」と言う文字列と,「06
00000」と言う文字列と、ポインターー50とを有
している。ポインター50で指される場所には、広島区
に属する町に関する情報が格納される。
【0084】図53は「広島区」の下に「神田」,「新
田」,「屯田」を追加した場合のデータ内部を示す図で
ある。なお、郵便番号・住所データは、図5〜図8に示
すようなデータ構造を持っていると仮定している。この
例は、図52の「広島区」のレコードが指すポインター
50の場所に新しく地名を3つ追加した例である。ポイ
ンター50で指されるテーブルは、「神田」に関するレ
コードと,「新田」に関するレコードと,「屯田」に関
するレコードと,終了コードとを有している。「神田」
に関するレコードは、「神田」と言う文字列,「Kan
da」と言う文字列,「0607501」と言う数字列
及び「次なし」と言う情報を有している。「新田」に関
するレコードは、「新田」と言う文字列,「しんでん」
と言う文字列,「Shinden」と言う文字列,「0
607502」と言う数字列及び「次なし」と言う情報
を有している。「屯田」に関するレコードは、「屯田」
と言う文字列,「とんでん」と言う文字列,「Tond
en」と言う文字列,「0607503」と言う数字列
及び「次なし」と言う情報を有している。
【0085】図54は地名追加の画面でローマ字表示を
自動作成する画面の例である。操作者が地名追加の画面
における仮名地名入力域に「ちょうだ」を入力すると、
コンピュータは、図55に示されるような処理を行っ
て、「ちょうだ」をもとに「Choda」を自動生成
し、これを地名追加の画面におけるローマ字入力域に表
示する。
【0086】図55は、ローマ字表記の地名を自動作成
する方法を説明する図である。操作者が地名追加の画面
における仮名地名入力域に「ちょうだ」を入力すると、
コンピュータは入力文字列「ちょうだ」に対して地名の
ローマ字変換規則を適用し、「ちょうだ」を「Chou
da」に変換する。次いで、ローマ字補正テーブル(図
38を参照)に基づいて、「Chouda」を「Cho
da」に変換する。
【0087】図56は地名の追加の画面でローマ字表記
の一覧を表示する画面の例を示す図である。操作者が地
名追加の画面における仮名地名入力域に「ちょうだ」を
入力すると、コンピュータは、図57に示されるような
処理を行って、「ちょうだ」をもとに「Choda」,
「Chouda」,「Tyouda」を自動生成し、こ
れらのローマ字列を地名追加の画面のリスト・ボックス
に表示する。操作者は、リスト・ボックスの中から所望
のローマ字列を選択する。図示の例は、「Choda」
が選択された例を示す。なお、リスト・ボックスの右側
にある△や▽はスクロール・ボタンである。
【0088】図57は地名のローマ字表記の一覧候補を
作成する方法を説明する図である。「ちょうだ」をヘボ
ン式変換規則に従って変換すると、「Chouda」が
得られる。「Chouda」をローマ字補正テーブルに
したがって補正すると、「Choda」が得られる。
「ちょうだ」を日本式の変換規則に従って変換すると、
「Tyouda」が得られる。
【0089】図58は地名表示を漢字,仮名,ローマ字
に順次切り換えて表示する画面の例を示す図である。図
示の例では、漢字地名表示画面には「〒847−083
1佐賀県 唐津市 千々賀」,「〒847−0821
佐賀県 唐津市 町田」,「〒847−0041 佐賀
県 唐津市 千代田町」,OKボタン,かな表示ボタ
ン,ローマ字ボタン及び取消ボタンが表示されている。
仮名地名表示画面には、「〒847−0831 サガケ
ン カラツシ チチカ」,「〒847−0821 サガ
ケン カラツシ チョウダ」,「〒847−0041
サガケン カラツシ チヨダマチ」,OKボタン,ロー
マ字ボタン,漢字表示ボタン及び取消ボタンが表示され
ている。ローマ字地名表示画面には、「〒847−08
31 Chichika,Karatsu city,
SAGA」,「〒847−0821 Choda,Ka
ratsu city,SAGA」,「〒847−00
41 Chiyodamachi,Karatsu c
ity,SAGA」,OKボタン,漢字表示ボタン,か
な字ボタン及び取消ボタンが表示されている。
【0090】漢字地名表示画面または仮名地名表示画面
においてローマ字ボタンを押下すると、ローマ字地名画
面に切り換えられる。仮名地名表示画面またはローマ字
地名画面において漢字表示ボタンを押下すると、漢字地
名表示画面に切り換えられる。ローマ字地名表示画面ま
たは漢字地名表示画面においてかな表示ボタンが押下さ
れると、仮名地名表示画面に切り換えられる。
【0091】図59〜図62は図5〜図8のローマ字地
名の格納形式で、圧縮のための符号(図9を参照)を利
用した場合のデータの内部情報の例を示す図である。図
59の北海道のレコードは、「ほっかいどう」と書かれ
た仮名地名フィールドを有しているが、「ほっかいど
う」を「04,”HOKKAIDO”,00」と言うロ
ーマ字変換補正情報に基づいてローマ字列に変換する
と、「HOKKAIDO」が得られる。このように、図
59のテーブルと図5のテーブルは実質的に同じ内容を
有している。
【0092】図60の札幌市のレコードは「さっぽろ・
し」と書かれた仮名地名フィールドを有しているが、
「さっぽろ・し」を無指定と言うローマ字変換補正情報
に基づいてローマ字列に変換すると、「Sapporo
−shi」が得られる。このように、図60のテーブル
と図6のテーブルは実質的に同じ内容を有している。
【0093】図61の中央区のレコードは「ちゅうおう
・く」と書かれた仮名地名フィールドを有しているが、
「ちゅうおう・く」を「02,03,02,05」のロ
ーマ字変換補正情報に基づいてローマ字列に変換する
と、「Chuo−ku」が得られる。このように、図6
1のテーブルと図7のテーブルは、実質的に同じ内容を
有している。
【0094】図62のあいの里一条のレコードは「あい
のさといちじょう」と書かれた仮名地名フィールドを有
しているが、「あいのさといちじょう」を「03,0
5,02,0A」のローマ字変換補正情報に基づいてロ
ーマ字列に変換すると、「Ainosato−ichi
jo」が得られる。このように、図62のテーブルと図
8のテーブルは、実質的に同じ内容を有している。
【0095】図63はプールとレコードを持つ本発明の
郵便番号・住所データの例2を示す図である。図63で
は、郵便番号・住所データ部はローマ字プールを有して
いない。仮名地名プールには、「あいづわかまつ/ポイ
ンター1/あおやま/ポインター2/ありた/ポインタ
ー3/…」が順番に並べられている。
【0096】ポインター1で指される会津若松市のレコ
ードの仮名地名フィールドには、仮名地名プールの「あ
いづわかまつ・し」を指すポインターまたは仮名地名と
して「あいづわかまつ・し」を持つ他の区域に対応する
レコードを指すポインターが記入されている。会津若松
市のレコードのローマ字地名フィールドには、「ローマ
字=無指定」の情報が記入されている。「あいづわかま
つ・し」を無指定のローマ字変換補正情報でローマ字列
に変換すると、「Aizuwakamatsu−sh
i」が得られる。このように、図63の会津若松市のレ
コードと図24の会津若松市のレコードは、実質的に同
じ内容を持っている。
【0097】ポインター4で指される福島県のレコード
の仮名地名フィールドには、仮名地名プールの「ふくし
まけん」を指すポインターが記入されている。福島県の
レコードのローマ字地名フィールドには、「04,“F
UKUSHIMA”,00」と言う情報が記入されてい
る。「ふくしまけん」を「04,“FUKUSHIM
A”,00」と言うローマ字変換補正情報に基づいてロ
ーマ字列に変換すると、「FUKUSHIMA」が得ら
れる。このように、図63の福島県のレコードと図24
の福島県のレコードは、実質的に同じ内容を持ってい
る。
【0098】ポインター5で指される相生町のレコード
の仮名地名フィールドには、仮名地名プールの「あいお
いまち」を指すポインターまたは仮名地名として「あい
おいまち」を持つ区域に対応するレコードを指すポイン
ターが記入されている。相生町のレコードのローマ字地
名フィールドには、「ローマ字=無指定」の情報が記入
されている。「あいおいまち」を無指定のローマ字変換
補正情報に基づいてローマ字列に変換すると、「Aio
imachi」が得られる。このように、図63の相生
町のレコードと図24の相生町のレコードは、実質的に
同じ内容を持っている。
【0099】図64は漢字表記,仮名表記の住所と郵便
番号のみのデータの例を示す図である。図64の郵便番
号・住所データは従来の郵便番号・住所データの構成を
示すものであって、この郵便番号・住所データは漢字地
名プールと,仮名地名プールと,郵便番号プールと,複
数の地名レコードとを有している。各地名レコードは、
漢字地名を示す情報,仮名地名を示す情報,郵便番号を
示す情報,上ポインター,下ポインターなどを有してい
る。
【0100】図65はローマ字情報を持たないデータを
利用して住所をローマ字に変換する方法を説明する図で
ある。漢字地名「相生町」または郵便番号「965−0
031」で郵便番号・住所データ部を検索すると、ポイ
ンター1で指される会津若松市のレコード,ポインター
4で指される福島県のレコード,ポインター5で指され
る相生町のレコードが得られる。
【0101】これらのレコードから、郵便番号「〒96
5−0031」および漢字表記の住所「福島県/会津若
松・市/相生町」が得られる。同様に、仮名表記の住所
「ふくしまけん/あいづわかまつ・し/あいおいちょ
う」が得られる。仮名表記の住所「ふくしまけん/あい
づわかまつ・し/あいおいちょう」にローマ字変換規則
を適用してローマ字列に変換すると、「Fukushi
maken/Aizuwakamatsu−shi/A
ioichou」が得られる。
【0102】変換の結果得られたローマ字列をローマ字
補正テーブルにしたがって補正すると、「Fukush
imaken/Aizuwakamatsu−shi/
Aioicho」が得られる。補正の結果得られたロー
マ字列「Fukushimaken/Aizuwaka
matsu−shi/Aioicho」を構成する地名
の順序を入れ換え、地名と地名の間にコンマを挿入する
と、「Aioicho,Aizuwakamatsu−
shi,Fukushimaken」が得られる。
【0103】このようにして得られたローマ字列に郵便
番号および日本国の国名の英語表現を付加すると、「A
ioicho,Aizuwakamatsu−shi,
Fukushimaken 965−0031 JAP
AN」が得られる。使用者は丁目か番地があれば、数字
とハイフンだけで入力する。入力された丁目・番地は
「Aioicho,Aizuwakamatsu−sh
i,Fukushimaken 965−0031 J
APAN」の先頭に配置され、ローマ字表記の住所「1
234 Aioicho,Aizuwakamatsu
−shi,Fukushimaken 965−003
1 JAPAN」が得られる。
【0104】図66と図67は地名または郵便番号を検
索するための処理フローの例1を示す図である。この処
理フローは、プログラムによって実現される。郵便番号
・住所データは図5〜図8のようなデータ構造をしてい
ると仮定している。
【0105】ステップS1では、操作者が地名(漢字表
記,仮名表記もしくはローマ字表記の)または郵便番号
を入力する。ステップS2では、コンピュータは、変数
Aを1にする。ステップS3,S4では、コンピュータ
は、入力された地名又は郵便番号が図5の都道府県一覧
に存在するか否かを調べ、YESの場合はステップS2
1に進み、NOの場合はステップS5に進む。
【0106】ステップS5では、コンピュータは、変数
Bを1にする。ステップS6では、コンピュータは、A
の値が図5の地名総数以下であるか否かを調べ、YES
の場合はステップS8に進み、NOの場合はステップS
7 に進む。ステップS7では、コンピュータは、候補な
しを表示する。ステップS8,S9では、コンピュータ
は、入力された地名又は郵便番号が図5のA番目の地名
のポインターが指すテーブルt{A}(例えば図6のテ
ーブル)の中に存在するか否かを調べ、YESの場合は
ステップS21に進み、NOの場合はステップS10に
進む。
【0107】ステップS10では、コンピュータは、変
数Cを1にする。ステップS11では、コンピュータ
は、Bの値がテーブルt{A}の地名総数以下であるか
否かを調べる。YESの場合はステップS13に進み、
NOの場合はステップS12に進む。ステップS12で
は、コンピュータは、変数AをA+1にする。次に、ス
テップS5に戻る。ステップS13では、コンピュータ
は、入力された地名又は郵便番号がテーブルt{A}に
おけるB番目の地名のポインターが指すテーブルt
{A,B}(例えば、図7のテーブル)の中に存在する
か否かを調べ、YESの場合はステップS21に進み、
NOの場合はステップS15に進む。
【0108】ステップS15では、コンピュータは、変
数Dを1にする。ステップS16では、コンピュータ
は、Cの値がテーブルt{A,B}の地名総数以下であ
るか否かを調べる。YESの場合はステップS18に進
み、NOの場合はステップS17に進む。ステップS1
7では、コンピュータは、変数BをB+1にし、ステッ
プS10に戻る。ステップS18,S19では、コンピ
ュータは、入力された地名又は郵便番号がテーブルt
{A,B}におけるC番目の地名のポインターが指すテ
ーブルt{A,B,C}(例えば、図8のテーブル)の
中に存在するか否かを調べる。YESの場合はステップ
S21に進み、NOの場合はステップS20に進む。
【0109】ステップS20では、コンピュータは、変
数CをC+1 にする。次にステップS15に戻る。ステ
ップS21では、コンピュータは、同一レコードから漢
字表記,仮名表記,ローマ字表記,郵便番号を取り出
す。
【0110】図5〜図8の郵便番号・住所データ及び図
66,67の処理フローを参照して、郵便番号「〒00
28071」に対応する地名を検索する処理を説明す
る。先ず、操作者が郵便番号「0028071」を入力
すると、コンピュータはA=1にする。次に、コンピュ
ータは、郵便番号「〒0028071」が図5のテーブ
ルに存在するか否かを調べる。この場合は、存在しない
ので、コンピュータは、B=1にする。
【0111】次に、コンピュータは、Aが図5の地名総
数以下であるか否かを調べる。この場合はAは1である
ので、Aは図5の地名総数以下である。コンピュータ
は、図5の1番目の地名(北海道)のレコードのポイン
ター1で指定されるテーブルの中に郵便番号「〒002
8071」があるか否かを調べる。この場合は、存在し
ないのでC=1にする。
【0112】次に、コンピュータは、Bが図6の地名総
数以下であるか否かを調べる。この場合はBは1である
ので、Bは図6の地名総数以下である。コンピュータ
は、図6の1番目のレコードのポインター4で指定され
るテーブルの中に郵便番号「〒0028071」がある
か否かを調べる。この場合には、存在しないので、D=
1にする。
【0113】次に、コンピュータは、Cが図7の地名総
数以下であるか否かを調べる。この場合はCは1である
ので、Cは図7の地名総数以下である。コンピュータ
は、図7の1番目のレコードのポインター7で指定され
るテーブルの中に郵便番号「〒0028071」がある
か否かを調べる。この場合は存在しないので、C=2に
する。
【0114】次に、コンピュータは、Cが図7の地名総
数以下であるか否かを調べる。この場合はC=2でああ
るので、図7の地名総数以下である。次に、コンピュー
タは、図7の2番目のレコードのポインター8で指定さ
れるテーブルの中に郵便番号「〒0028071」があ
るか否かを調べる。この場合は存在するので、「あいの
里一条」と言う漢字地名,「あいのさといちじょう」と
言う仮名地名,「Ainosato−ichijo」と
言うローマ字地名を得ることが出来る。また、A=1で
あるから都道府県名が「北海道」であることが判り、B
=1であるから市郡名が「札幌市」であることが判り、
C=2であるから、区名が「北区」であることが判る。
【0115】図68は地名または郵便番号を検索するた
めの処理フローの例2を示す図である。この処理フロー
はプログラムによって実現される。なお、郵便番号・住
所データは図24のようなデータ構造をしていると仮定
している。
【0116】ステップS1では、操作者は検索条件とし
てローマ字地名「Aizuwakamatsu」を入力
する。ステップS2では、コンピュータは、地名がアル
ファベット順に並べてあるローマ字地名プールで入力地
名を探す。ステップS3では、コンピュータは、検索の
結果、ポインター1を得る。ステップS4では、コンピ
ュータは、ポインター1が指す記憶場所を参照する。こ
の記憶場所には、漢字表記「会津若松・市」,仮名表記
「あいづわかまつ・し」,郵便番号「〒965000
0」,ローマ字地名「Aizuwakamatsu−s
hi」が格納されている。
【0117】ステップS5では、コンピュータは、会津
若松市のレコードの上ポインター4を参照し、会津若松
市が福島県に属していると言うことを知る。ステップS
6では、コンピュータは、会津若松市のレコードの下件
数100より、会津若松市の下に更に100個の地名が
続くと言う情報を得る。ステップS7では、コンピュー
タは、下ポインター5などから、会津若松市の下に「相
生町」などが続くと言う情報を得る。
【0118】図69は検索の結果得られた仮名地名から
ローマ字地名を得るための処理フローの例を示す図であ
る。この処理フローはプログラムによって実現される。
なお、郵便番号・住所データは、図59〜図62に示す
ようなデータ構造を有していると仮定する。
【0119】ステップS1では、操作者が漢字地名,仮
名地名,郵便番号のいずれかを入力する。ステップS2
では、コンピュータは、図66,図67の流れに従い、
住所情報部分を取り出す。ただし、ローマ字住所部分
は、図59〜図62の状態で格納されている。ステップ
S3では、コンピュータは、図21の変換規則の適用に
従い、ローマ字表記の住所を仮名住所から導き出す。
【0120】図59〜図62の郵便番号・住所データお
よび図69の処理フローを参照して、郵便番号「〒00
28071」に対応するローマ字地名を求める処理を説
明する。先ず、操作者が郵便番号「0028071」を
入力すると、コンピュータは「あいの里一条」のレコー
ドを見つけ出すと共に、「あいの里一条」の地名レコー
ドに上下関係で繋がれている「北区」の地名レコード,
「札幌市」の地名レコード,「北海道」の地名レコード
を見つけ出す。
【0121】例えば、「あいの里一条」の地名レコード
は、「あいのさといちじょう」と言う仮名表記の地名及
び「03,05,02,0A」と言うローマ字変換補正
情報を有している。「あいのさといちじょう」と言う仮
名地名を「03,05,02,0A」と言うローマ字変
換補正情報に従って変換すると、「Ainosato−
ichijo」が得られる。同様にして、「北区」,
「札幌市」,「北海道」のそれぞれに対応するローマ字
表記の地名「Kita−ku」,「Spporo−sh
i」,「HOKKAIDO」を得ることが出来る。
【0122】図70は漢字での表記の配置をローマ字で
の表記の配置に変換するための処理フローの例を示す図
である。この処理フローはプログラムによって実現され
る。郵便番号・住所データは、図5〜図8または図24
のようなデータ構造を有している。また、ローマ字表記
の地名の代わりに、ローマ字変換補正情報を持っていて
も良い。
【0123】図66〜図67または図68のような方法
でローマ字の地名の断片を検索しても、そのままでは住
所表示として使用できない。都道府県名から末端の地名
の順に表示する漢字表記の配置を,末端から都道府県名
の順に逆順に並べ替えることで、正式なローマ字表記の
住所に書き換えることが出来る。また、丁目や番地の数
字をローマ字住所の先頭においたり、ローマ字住所の最
後に国名を置くことで、より使用に耐える変換結果を作
り出すことが出来る。なお、漢字表記の住所の配置をロ
ーマ字の表記の住所の配置に変換する例は、図25に示
されている。
【0124】ステップS1では、コンピュータは、操作
者が入力した郵便番号または地名で郵便番号・住所デー
タ部を検索し、ローマ字地名および地名の上下関係を取
得する。ステップS2では、コンピュータは、表示装置
に郵便番号を表示すると共に、都道府県名,市町村名,
その下の地名の順に漢字表記の住所を表示する。ステッ
プS3では、操作者は地名の末尾に番地を入力するか、
又は地名の末尾に丁目,番,号の数字をハイフンで区切
って入力する(丁目などが漢字で入力されても良い)。
【0125】ステップS4では、コンピュータは、ステ
ップS3の処理が行われた後の漢字表記の住所の中に番
地・丁目などの漢字が含まれているか否かを調べる。Y
ESの場合はステップS5に進み、NOの場合はステッ
プS7に進む。ステップS5では、コンピュータは、数
字以外をハイフンに置き換える(番地,号,丁目,番の
み)。ステップS6では、コンピュータは、ハイフンで
置き換え出来ない文字があったか否かを調べる。YES
の場合はステップS3に進み、NOの場合はステップS
7に進む。
【0126】ステップS7では、コンピュータは、ロー
マ字表示文字列用のメモリ領域を用意する(変数A)。
ステップS8では、コンピュータは、番地又は,丁目の
数字とハイフンの文字列があれば、変数Aの先頭に複写
し、空白を末尾に付加する。ステップS9では、住所名
を構成する複数の地名の中の最も末端の地名のローマ字
表記の地名を変数Aの末尾に付加し、コンマと空白を更
に付加する。ステップS10では、都道府県名と末端の
地名との間の地名を末端に近いものから順にローマ字表
記で変数Aの末尾に、コンマと空白とをはさみつつ付加
していく。
【0127】ステップS11では、都道府県名を変数A
に付加し、空白を付加する。ステップS12では、郵便
番号の上位3桁を変数Aに付加し、ハイフンを付加し、
郵便番号の残りの桁を変数Aに付加する。ステップS1
3では、空白を付加し、国名の英語表記“JAPAN”
を変数Aに付加する。
【0128】図72はローマ字地名を持たない郵便番号
・住所データ部から入力されたローマ字地名に対応する
漢字地名及び郵便番号を求めるための処理フローの例を
示す図である。この処理フローは、プログラムによって
実現される。なお、郵便番号・住所データは図63のよ
うなデータ構造を有している。
【0129】図63のような郵便番号・住所データ部に
はローマ字地名の一覧が何処にも存在しないので、単純
にローマ字地名で検索することが出来ない。図72の処
理フローは、郵便番号・住所データが図63のようなデ
ータ構造である場合においても、入力されたローマ字地
名に対応する漢字地名や郵便番号などを求めるためのも
のである。
【0130】ステップS1では、操作者が検索するロー
マ字地名を入力する。ステップS2では、コンピュータ
は、ローマ字地名の先頭2〜3文字を取り出す。ステッ
プS3,S4では、コンピュータは、図10および図1
4の変換表の中に、取り出した先頭2〜3文字と一致す
るものがあるか否かを調べ、YESの場合はステップS
5 に進み、NOの場合は「候補なし」を表示する。ステ
ップS5では、コンピュータは、図10,図14で該当
する仮名文字を検索開始の仮名読みとする。
【0131】ステップS6では、コンピュータは、図6
3の仮名地名プールから、検索開始の仮名読みを先頭に
持つ仮名地名を一つ取り出す。ステップS7では、コン
ピュータは、仮名地名プールから最後の仮名地名が取り
出されているか否かを調べる。YESの場合は「候補な
し」とし、NOの場合はステップS8に進む。ステップ
S8では、コンピュータは、取り出した仮名地名の先頭
の仮名が変わったか否かを調べる。YESの場合は「候
補なし」とし、NOの場合はステップS9に進む。
【0132】ステップS9では、コンピュータは、図2
1の例に従い、取り出した仮名地名をローマ字に変換す
る。ステップS10,S11では、コンピュータは、入
力されたローマ字地名と変換の結果得られたローマ字地
名とを比較し、一致するか否かを調べ、YESの場合は
ステップS13に進み、NOの場合はステップS12に
進む。ステップS12では、仮名地名プールの検索ポイ
ンターを次に進め、ステップS6に戻る。ステップS1
3では、コンピュータは、仮名地名プールのポインター
が指すレコードを参照して、漢字表記の地名や郵便番号
などを求める。
【0133】図73および図74は郵便番号・住所デー
タ部から入力されたローマ字地名に似ている地名を求め
るための処理フローの例を示す図である。この処理フロ
ーはプログラムによって実現される。なお、郵便番号・
住所データは図63のようなデータ構造を有している。
【0134】地名の書き方が2つ以上あることがある。
仮名の場合でも2通り以上あることがあるが、ローマ字
にすると更に書き方が増える場合がある。そういう意味
で、ローマ字による地名検索では求めるものが見つから
ないことがある。ここでは、入力地名と各ローマ字デー
タとを音節単位で比較して、似ているものも候補として
取り出すことが出来るようにしている。余りにも似てい
ない音節は減点を多くし、濁音化の影響による可能性が
ある場合などは減点を低くして、減点の少ないものほど
似ている地名と判断する。実際は、或る特定の減点を境
界にして候補とするか,しないかを判別することにな
る。また、表記法の違いによるものは減点なしとした。
【0135】ステップS1では、操作者が検索するロー
マ字地名を入力する。ステップS2では、コンピュータ
は、ローマ字地名の先頭2〜3文字を取り出す。ステッ
プS3,S4では、コンピュータは、図10および図1
4の変換表の中に、取り出した先頭2〜3文字と一致す
るものがあるか否かを調べ、YESの場合はステップS
5 に進み、NOの場合は「候補なし」を表示する。ステ
ップS5では、コンピュータは、似ている地名のポイン
ターと点数を記憶する有限個の配列を用意して、内容を
クリアする。ステップS6では、コンピュータは、図1
0,図14で該当する仮名文字を検索開始の仮名読みと
する。
【0136】ステップS7では、コンピュータは、図6
3の仮名地名プールから、検索開始の仮名読みを先頭に
持つ仮名地名を一つ取り出す。ステップS8では、コン
ピュータは、仮名地名プールから最後の仮名地名が取り
出されているか否かを調べる。YESの場合はステップ
S10に進み、NOの場合はステップS9に進む。ステ
ップS9では、コンピュータは、取り出した仮名地名の
先頭の仮名が変わったか否かを調べる。YESの場合は
ステップS10に進み、NOの場合はステップS11に
進む。ステップS10では、コンピュータは、似ている
地名の配列の上位のものから優先的に該当地名とする。
【0137】ステップS11では、コンピュータは、図
21の例に従い、取り出した仮名地名をローマ字に変換
する。ステップS12,S13では、コンピュータは、
入力されたローマ字地名と変換したローマ字地名とを比
較し、一致するか否かを調べ、YESの場合はステップ
S21に進み、NOの場合はステップS14に進む。ス
テップS14では、コンピュータは、図27のように、
入力地名と検索結果の地名を全て小文字に変換する。ス
テップS15では、コンピュータは、両方の地名を、母
音aeiouを基準として音節毎に分ける。ステップS
16では、コンピュータは、両方の地名を、n+子音の
場所で分ける。
【0138】ステップS17では、コンピュータは減点
カウンターの値を0にする。ステップS18では、コン
ピュータは、2つの地名の音節の数の違い(数値)を減
点カウンターから減じる。ステップS19では、コンピ
ュータは、2つの地名の第1,第2,…の音節が異なる
なら、図26に従い、違いの種類に応じて減点カウンタ
ーから減じる。ステップS20では、コンピュータは、
似ている地名候補の配列中で、得られた地名の減点カウ
ンター値よりも小さい値があれば、そのデータよりも上
位に、得られた地名のポインターと点数を記憶し、より
点数の低い候補は下方に移動させる。次に、ステップS
7に戻る。ステップS21では、減点=0として似てい
る地名候補の配列の第1位に格納し、すでに格納されて
いるデータは下方に移動させる。次に、ステップS7に
戻る。
【0139】図75および図76は入力されたローマ字
列を一部に含むローマ字地名を検索するための処理フロ
ーを示す図である。この処理フローはプログラムによっ
て実現される。なお、郵便番号・住所データは図24の
ようなデータ構造を有している。
【0140】図75および図76は郵便番号・住所デー
タ部から、入力されたローマ字列を一部に持つローマ字
地名を求めるための処理フローの例を示す図である。入
力されたローマ字地名の一部を持つローマ字地名を提示
する機能は、日本の地名を覚えにくい外国人にとっては
有用な機能である。
【0141】ステップS1では、操作者が検索するロー
マ字地名を入力する。ステップS2,S3では、コンピ
ュータは、入力された地名に「?」が含まれるか否かを
調べ、YESの場合はステップS4に進み、NOの場合
はステップS7に進む。
【0142】ステップS4では、コンピュータは、先頭
も末尾も「?」かを調べ、YESの場合はステップS5
に進み、NOの場合はステップS8に進む。ステップS
5では、コンピュータは、検索する場所をローマ字地名
プールの先頭にする。ステップS6では、コンピュータ
は、図31のようにプールから取り出した地名の一部に
入力された地名が含まれるものだけを候補とする。ステ
ップS7では、コンピュータは、通常の検索を行う。
【0143】ステップS8では、コンピュータは、先頭
が「?」か否かを調べ、YESの場合はステップS9に
進み、NOの場合はステップS11に進む。ステップS
9では、コンピュータは、検索を開始する場所をローマ
字地名プールの先頭とする。ステップS10では、コン
ピュータは、図32のようにプールから取り出した地名
の末尾が入力された地名に一致するものだけを候補とす
る。
【0144】ステップS11では、コンピュータは、末
尾が「?」か否かを調べ、YESの場合はステップS1
2に進み、NOの場合はステップS14に進む。ステッ
プS12では、コンピュータは、入力された地名の先頭
が格納されている場所を検索開始の場所とする。ステッ
プS13では、コンピュータは、図30のようにプール
から取り出した地名の先頭が入力された地名に一致する
ものだけを候補とし、プールの検索で、先頭の文字が変
わったら検索を終了する。ステップS14では、コンピ
ュータは、検索不能を告げる(または、先頭と末尾に入
力した地名を含むものだけを候補とする処理にする)。
【0145】図77および78は入力されたローマ字表
記の住所に対応する郵便番号を求めるための処理フロー
の例を示す図である。この処理フローはプログラムによ
って実現される。郵便番号・住所データは、図24のよ
うなデータ構造を有している。また、一連のローマ字住
所の漢字住所への変換は、図33に示されている。
【0146】ローマ字表記された住所の郵便番号が判ら
ないとき、操作者は一連のローマ字住所をコンピュータ
に入力する。そうすると、コンピュータは、一連のロー
マ字表記の住所を地名の各部に分解し、地名の上下関係
を確かめて、郵便番号を操作者に提示する。
【0147】ステップS1では、番地・丁目の数字と末
端から都道府県名までのローマ字表記の地名を操作者が
コンピュータに入力するか、或いはコンピュータが住所
録データなどから取得する。ステップS2では、コンピ
ュータは、最初の(先頭に位置する)数字とハイフンか
ら成る文字列(数字のみから成る文字列も含む)を分離
する。ステップS3では、コンピュータは、残った地名
文字列をコンマを境界として分割する。
【0148】ステップS4,S5では、コンピュータ
は、数字とハイフンの文字列が郵便番号・住所データ部
の中に存在するか否かを調べ、YESの場合はステップ
S6に進み、NOの場合はステップS7 に進む。ステッ
プS6では、コンピュータは、末端の地名を数字とハイ
フンの文字列部分とする。次に、ステップS8に進む。
ステップS7では、コンピュータは、末端の地名を,数
字とハイフンとを取り除いた最初の地名部分とする。次
に、ステップS8に進む。
【0149】ステップS8では、コンピュータは、分割
した地名の最も右にある地名(例えば、図24のFUK
USHIMA)を検索する。この地名情報(図24の福
島県のレコード)をAとする。この地名情報から漢字表
記と仮名表記も得ることが出来る。ステップS9,S1
0では、コンピュータは、分割した地名の右から2番目
の地名(例えば、図24のAizuwakamatsu
−shi)がAの直下に存在するか否を検索する。YE
Sの場合はステップS11に進み、NOの場合はステッ
プS14に進む。存在する場合には、2番目の地名のレ
コードからの当該地名の漢字表記と仮名表記も得ること
が出来る。
【0150】ステップS11,S12では、コンピュー
タは、分割した地名が検索結果の地名の直下に存在する
かどうか、末端の地名(例えば、図24のAioima
chi)まで検索し、検索できたか否かを調べる。YE
Sの場合はステップS13に進み、NOの場合はステッ
プS14に進む。ステップS13では、コンピュータ
は、末端の住所データの持つ郵便番号を得る。同時に漢
字表記と仮名表記も得ることが出来る。ステップS14
では、コンピュータは、「候補なし」を表示する。
【0151】図79は入力されたローマ字表記の住所に
対応する漢字表記,仮名表記の住所を得るための処理フ
ローの例を示す図である。この処理フローはプログラム
によって実現される。
【0152】ステップS1では、図77,図78の方法
により、都道府県から末端の地名までのそれぞれのロー
マ字地名に対応する漢字表記と仮名表記を得ておく。ス
テップS2では、末端から都道府県名の順に得られた地
名を、都道府県名から末端の地名の順序に配置する(漢
字地名と仮名地名の両方で行う)。
【0153】図80〜図82は入力された一連の漢字表
記の住所に対応するローマ字表記の住所を得るための処
理フローの例を示す図である。この処理フローはプログ
ラムによって実現される。郵便番号・住所データは、図
24のようなデータ構造を有している。また、一連の漢
字住所のローマ字住所への変換は、図34および図35
に示されている。
【0154】漢字表記された住所は、例えば都道府県名
と市町村名の間に空白がないのが普通である。このよう
な連続した(一連の)漢字表記の住所を各地名部分に分
割し、それぞれのローマ字表記地名を求め、その順序を
逆にすることでローマ字表記の住所を得ること出来る。
【0155】図80〜図82の処理の概要を説明する。
都道府県等の高位の住所から始まる文字列の先頭を1文
字ずつ切り出して郵便番号・住所データ全体から検索す
る。見つかれば、次の部分から再び検索を始めるが、見
つからなければ検索する文字列を1文字増やす。また、
見つかったとしても、次の地名部分が上手くつながらな
いことがあり、この場合は、一つ前に見つかったと判断
した地名を取り消して、その地名に1文字追加した部分
で検索を再開する。この繰り返しでも繋がる地名を発見
できなければ、その住所は存在しないと判断する。郵便
番号・住所データ部に存在しない丁目や番地の情報が検
索地名に入っていても、問題がないように検索できる。
【0156】ステップS1では、都道府県名から末端の
地名もしくは丁目・番地の数字までの連続した漢字表記
または仮名表記の地名を操作者がコンピュータに入力す
る。或いは、コンピュータが住所録データなどから同様
なデータを取得する。ステップS2では、コンピュータ
は検索開始位置S=1,検索文字列長L=1,確定地名
階層D=0に初期設定する。
【0157】ステップS3,S4では、位置SからL文
字の地名をプール(漢字地名プール又は仮名地名プー
ル)から検索し、存在するか否かを調べる。YESの場
合はステップS10に進み、NOの場合はステップS5
に進む。ステップS5では、コンピュータは、S+Lが
入力文字列の長さ以上であるか否かを調べる。YESの
場合はステップS7に進み、NOの場合はステップS6
に進む。ステップS6では、コンピュータは、LをL+
1にする。次に、ステップS3に戻る。
【0158】ステップS7,S8では、コンピュータ
は、位置SからL文字までの文字列に含まれる文字が全
て数字とハイフンか否かを調べる。YESの場合はステ
ップS9とし、NOの場合は「候補なし」を表示する。
ステップS9では、コンピュータは、数字とハイフン部
分を丁目・番地情報として記憶する。次に、ステップS
22に進む。
【0159】ステップS10では、コンピュータは、確
定地名階層DをD+1とする。ステップS11では、コ
ンピュータは、D番目の確定地名情報として、検索で見
つかった地名のローマ字表記と,あれば郵便番号を記憶
する。また、この時のLとSの値を記憶する。ステップ
S12では、コンピュータは、D=1か否かを調べ、Y
ESの場合はステップS20に進み、NOの場合はステ
ップS13に進む。
【0160】ステップS13,S14では、コンピュー
タは、今回検索した地名がD−1番目の確定地名の直下
にあるかどうか調べ、YESの場合はステップS18に
進み、NOの場合はステップS15に進む。
【0161】ステップS15では、コンピュータは、今
回の検索結果の確定を取り止め、D−1番目の確定地名
と共に記憶したL,Sの値を戻す。ステップS16で
は、コンピュータは、DをD−2とすると共に、LをL
+1とする。ステップS17では、コンピュータは、D
−1番目の確定地名の記憶も取り消す。次に、ステップ
S3に戻る。
【0162】ステップS18では、コンピュータは、S
をS+Lとすると共に、Lを1にする。ステップS19
では、コンピュータは、Sが入力文字の長さ以上である
か否かを調べ、NOの場合はステップS3に戻り、YE
Sの場合はステップS22に進む。ステップS20で
は、コンピュータは、SをS+Lにすると共に、Lを1
にする。ステップS21では、コンピュータは、Sが入
力された文字列の長さ以上であるか否かを調べる。YE
Sの場合はステップS22に進み、NOの場合はステッ
プS3に戻る。
【0163】ステップS22では、コンピュータは、変
換結果文字列に丁目・番地情報があれば複写し、空白を
一つ付加する。ステップS23では、コンピュータは、
D番目の確定地名から1番目の確定地名への順序でロー
マ字地名を,コンマと空白を付加しつつ、変換結果文字
列の末尾に複写していく。
【0164】図83は国際郵便用のローマ字表記の住所
を求めるための処理フローを示す図である。この処理フ
ローはプログラムによって実現できる。図80〜図82
の方法で地名をローマ字化する処理で、末端の地名の郵
便番号も得られている。この郵便番号と日本国の国名の
英語表現をローマ字地名の最後に付加することで、より
正確な国際郵便用のローマ字表記の住所を作成できる。
【0165】ステップS1では、コンピュータは、図8
0〜図82の方法で末端の地名の郵便番号を得る。ステ
ップS2では、コンピュータは、変換結果文字列の末尾
に、空白と,得られた郵便番号を付加する。ステップS
3では、コンピュータは、変換結果文字列の末尾に空白
と“JAPAN”の文字列を付加する。
【0166】図84は住所録データの漢字表記の住所,
仮名表記の氏名をローマ字表記の住所,氏名に変換する
ための処理フローの例を示す図である。この処理フロー
は、プログラムによって実行される。
【0167】住所録データにおいて、氏名は姓と名に別
れている必要がある。住所部分は、図80〜82,図8
3の方法を用いて変換する。氏名は、ローマ字変換規則
と補正情報を適用して姓と名でそれぞれ変換する。姓と
名の順序を逆にするのが一般的であるが、逆にしないよ
うに設計しても構わない。図84の方法を使用すると、
操作者は住所録のデータを選択するだけで、自動的にロ
ーマ字表記の住所や氏名を得ることが出来る。
【0168】ステップS1では、コンピュータは、図3
6の住所録データから住所の文字列を得る。ステップS
2では、コンピュータは、図80〜82,図83の方法
を用いて、漢字表記の住所をローマ字表記の住所に変換
する。ステップS3では、コンピュータは、図36の住
所録データから仮名氏名を得る。
【0169】ステップS4では、コンピュータは、姓と
名に分けて、それぞれに図10,図12,図14,図1
6,図18の変換規則を適用して、ローマ字に変換す
る。ステップS5では、コンピュータは、図38を適用
して、姓と名のローマ字の該当部分を補正する。ステッ
プS6では、コンピュータは名,姓の順にローマ字氏名
を格納する。ステップS7では、コンピュータは、変換
後のローマ字氏名とローマ字住所を組み合わせて、宛先
とする。
【0170】図85はローマ字化情報を持っていない郵
便番号・住所データ部を用いて入力された住所または郵
便番号に対応するローマ字表記の住所を求めるための処
理フローの例を示す図である。この処理はプログラムに
よって実現される。
【0171】既知の方法で、漢字地名や仮名地名,郵便
番号で地名の検索を行う。検索の結果、都道府県名から
末端までの各地名の漢字表記と仮名表記と,末端の郵便
番号が得られる。次いで、各地名の仮名表記にローマ字
変換規則と補正規則を適用してローマ字化する。次い
で、各地名のローマ字表記の順序を逆に並べ、必要があ
れば操作者が丁目や番地の数字を入力する。入力された
数値はコンピュータがローマ字表記の住所の先頭に挿入
する。
【0172】ステップS1では、操作者は、検索のため
漢字表記住所か,仮名表記住所か,郵便番号を入力す
る。ステップS2では、コンピュータは、検索の結果、
都道府県名から末端までの住所と、郵便番号を得る。ス
テップS3では、コンピュータは、地名の各要素(都道
府県,市区町村,末端など)ごとに仮名表記住所を取り
出し、図10,図12,図14,図16,図18の規則
に従いローマ字に変換し、更に図38に従い補正する。
【0173】ステップS4では、コンピュータは、地名
の各要素のローマ字変換結果を末端の住所から順に並べ
替え、地名と地名の間にコンマと空白を挿入する。ステ
ップS5では、コンピュータは、ローマ字地名の末尾に
空白と郵便番号を付加する。ステップS6では、コンピ
ュータは、ローマ字地名の末尾に空白と“JAPAN”
を付加する。
【0174】ステップS7では、操作者は、丁目か番地
が必要なら入力する。ステップS8では、コンピュータ
は、丁目・番地が入力されたか否かを調べ、YESの場
合はステップS9に進み、NOの場合はステップS10
に進む。ステップS9では、コンピュータは、丁目・番
地の数字とハイフンをローマ字地名の先頭に挿入する。
ステップS10では、コンピュータは、上述のようにし
て得られたローマ字住所を変換結果とする。
【0175】図84の氏名のローマ字変換や図85の地
名のローマ字変換で使用する変換規則を複数用意して、
その一つを操作者が選択すると、ローマ字変換規則を指
定されたものに変更することが出来る。図86は選択さ
せるための処理フローの例を示し、図87は選択された
変換規則に従ってローマ字変換するための処理フローを
示す。
【0176】図86はローマ字変換規則を操作者に選択
させるための処理フローの例を示す図である。変換規則
は、氏名や地名をローマ字変換する際に使用される。ス
テップS1では、コンピュータは図20の画面を表示
し、操作者はローマ字への変換方法を指定する。ステッ
プS2では、コンピュータは、操作者の指定に従い、指
定内容を変数域に記憶しておく。
【0177】図87は選択されたローマ字変換規則を用
いて仮名文字列をローマ字列に変換するための処理フロ
ーの例を示す図である。ステップS1では、コンピュー
タは、ローマ字の表現方法の指定に従い、変換対象に対
して図19の変換規則1か変換規則2を適用する。ステ
ップS2では、コンピュータは、ローマ字の表現方法の
指定に従い、図22の特殊コードの変換テーブルローマ
字日本語表現1か2を変換対象に対して適用する。ステ
ップS3では、コンピュータは、母音に長音記号を付け
ることが出来ることを条件として、長音の表現方法の指
定に従い、長音記号の変換を行う。ステップS4では、
コンピュータは、ローマ字化された氏名又は地名に対し
て図38の補正を行う。ステップS5では、コンピュー
タは、ローマ字化された各地名の先頭を大文字に変え
る。ステップS6では、コンピュータは、市区町村の表
現方法が英語指定ならステップS2の変換を取り消し、
図22の英語表現で変換する。
【0178】図88〜図90はローマ字地名を非圧縮形
式で持つ郵便番号・住所データのレコードの一部を操作
者の指定に従って修正するための処理フローの例を示す
図である。この処理フローはプログラムによって実現さ
れる。
【0179】図88〜図90の処理フローの概要につい
て説明する。修正前のレコードをメモリに複写し、修正
部分をメモリ内で書き換えて、元のレコード位置に戻
す。元のレコード・サイズより大きい場合は、他の場所
に新設したり、他のレコードを後方にずらす。また、郵
便番号・住所データ部がプールを持つ形式の場合は、修
正前の漢字地名,仮名地名,ローマ字地名,郵便番号が
不要になったらプールから削除し、修正後の漢字地名,
仮名地名,ローマ字地名,郵便番号が今までに存在して
いなければ新たにプールに挿入する必要がある。更に、
操作者が仮名地名だけを修正してローマ字地名を修正し
なかった場合には、コンピュータが自動的にローマ字変
換規則を適用してローマ字地名も修正する。
【0180】ステップS1では、操作者がデータ編集機
能を選択する。ステップS2では、コンピュータは、図
40の画面表示を行う。ステップS3では、操作者は編
集する地名を選び、機能を選択する。ステップS4で
は、コンピュータは、選択された機能が修正か否かを調
べ、YESの場合はステップS7に進み、NOの場合は
ステップS5に進む。
【0181】ステップS5では、コンピュータは選択さ
れた機能が取消か否かを調べる。YESの場合はステッ
プS6に進み、NOの場合はステップS3に戻る。ステ
ップS6では、編集機能を終了する。ステップS7で
は、コンピュータは、図41の画面を表示する。ステッ
プS8では、操作者は修正したい部分に文字を入力し、
OKか取消を選択する。
【0182】ステップS9では、コンピュータは、取消
が選択されたか否かを調べる。YESの場合はステップ
S2に戻り、NOの場合はステップS10に進む。ステ
ップS10では、コンピュータは、修正前のデータ部分
をメモリにコピーする(領域Aとする)。ステップS1
1では、コンピュータは、修正ありフラグをオフにす
る。
【0183】ステップS12,S13では、コンピュー
タは、操作者が変更した部分が郵便番号か否かを調べ、
YESの場合はステップS14に進み、NOの場合はス
テップS16に進む。ステップS14では、コンピュー
タは、領域Aの郵便番号部分を変更する。ステップS1
5では、コンピュータは、修正ありフラグをオンする。
【0184】ステップS16では、コンピュータは、操
作者が漢字地名を変更したか否かを調べる。YESの場
合はステップS17に進み、NOの場合はステップS1
9に進む。ステップS17では、コンピュータは、領域
Aの漢字表記の地名部分を変更する。
【0185】ステップS18では、コンピュータは、修
正ありフラグをオンする。ステップS19では、コンピ
ュータは、操作者がローマ字地名を変更したか否かを調
べる。YESの場合はステップS20に進み、NOの場
合はステップS22に進む。ステップS20では、コン
ピュータは、領域Aのローマ字表記の地名部分を変更す
る。
【0186】ステップS21では、コンピュータは、修
正ありフラグをオンする。ステップS22では、コンピ
ュータは、操作者が仮名地名を変更したか否かを調べ
る。YESの場合はステップS23に進み、NOの場合
はステップS28に進む。ステップS23では、コンピ
ュータは、領域Aの仮名表記の地名部分を変更する。
【0187】ステップS24では、コンピュータは、修
正ありフラグをオンする。ステップS25では、コンピ
ュータは、操作者がローマ字地名を変更したか否かを調
べる。YESの場合はステップS28に進み、NOの場
合はステップS26に進む。ステップS26では、コン
ピュータは、仮名表記地名をもとに、ローマ字変換規則
と補正規則を適用して、ローマ字表記地名に変換する。
【0188】ステップS27では、コンピュータは、領
域Aのローマ字表記の地名部分を,仮名からローマ字に
変換した文字列に置き換える。ステップS28では、コ
ンピュータは、修正ありフラグがオンか否かを調べ、Y
ESの場合はステップS29に進み、NOの場合はステ
ップS2に戻る。ステップS29では、もとのデータを
領域Aのデータに置き換える。次にステップS2に戻
る。
【0189】図91〜図94はローマ字地名を圧縮符号
で持つ郵便番号・住所データのレコードの一部を操作者
の指定に従って修正するための処理フローを示す図であ
る。この処理フローは、プログラムによって実現され
る。なお、ローマ字化符号を持つデータの修正方法は図
44に説明されている。
【0190】図91〜図94の処理フローの概要を説明
する。この処理フローでは、ローマ字地名以外について
は図88〜図90と同じ方法を用いるが、ローマ字地名
の修正方法が図88〜図90と異なる。仮名地名と比較
しながら、ローマ字変換補正情報(図9を参照)が必要
ならローマ字変換補正情報を変数域に格納しておく。最
後に変数域に作られたローマ字変換補正情報は、漢字地
名,仮名地名,郵便番号と同時に郵便番号住所データに
書き込む。図88〜図90の処理と同様に、サイズが増
加する場合は、調節が必要である。また、操作者が仮名
地名をローマ字地名に変更しなかった場合には、コンピ
ュータが自動的にローマ字変換規則を適用して、そのロ
ーマ字からローマ字変換補正情報を作り出しても良い。
【0191】ステップS1では、操作者がデータ編集機
能を選択する。ステップS2では、コンピュータは、図
40の画面表示を行う。ステップS3では、操作者は編
集する地名を選び、機能を選択する。ステップS4で
は、コンピュータは、選択された機能が修正か否かを調
べ、YESの場合はステップS7に進み、NOの場合は
ステップS5に進む。
【0192】ステップS5では、コンピュータは、選択
された機能が取消か否かを調べる。YESの場合はステ
ップS6に進み、NOの場合はステップS3に戻る。ス
テップS7では、コンピュータは、図41の画面を表示
する。ステップS8では、操作者は修正したい部分に文
字を入力し、OKか取消を選択する。
【0193】ステップS9では、コンピュータは、取消
が選択されたか否かを調べる。YESの場合はステップ
S2に戻り、NOの場合はステップS10に進む。ステ
ップS10では、コンピュータは、修正前のデータ部分
をメモリにコピーする(領域Aとする)。ステップS1
1では、コンピュータは、修正ありフラグをオフにす
る。
【0194】ステップS12,S13では、コンピュー
タは、操作者が変更した部分が郵便番号か否かを調べ、
YESの場合はステップS14に進み、NOの場合はス
テップS16に進む。ステップS14では、コンピュー
タは、領域Aの郵便番号部分を変更する。ステップS1
5では、コンピュータは、修正ありフラグをオンする。
【0195】ステップS16では、コンピュータは、操
作者が漢字地名を変更したか否かを調べる。YESの場
合はステップS17に進み、NOの場合はステップS1
9に進む。ステップS17では、コンピュータは、領域
Aの漢字表記の地名部分を変更する。
【0196】ステップS18では、コンピュータは、修
正ありフラグをオンする。ステップS19では、コンピ
ュータは、操作者がローマ字地名を変更したか否かを調
べる。YESの場合はステップS20に進み、NOの場
合はステップS33に進む。ステップS20では、コン
ピュータは、ローマ字化符号B=なし(0など)を設定
する。ステップS21では、コンピュータは、ローマ字
化符号なしの条件で、仮名地名をローマ字に変換し、領
域Cに格納する。
【0197】ステップS22では、コンピュータは、領
域Cのローマ字列を母音aeiouを基準に分割する。
ステップS23では、コンピュータは、変更後のローマ
字地名を領域Dにコピーする。ステップS24では、コ
ンピュータは、領域Dのローマ字列を母音aeiouを
基準に分割する。ステップS25では、コンピュータ
は、領域Dのローマ字列が全て大文字ならば、Bに「全
て大文字」の符号を付加する。
【0198】ステップS26では、コンピュータは、領
域Cに区切り符号がなく,領域Dにだけハイフンがあれ
ば、領域Cの何文字目にあるかを調べてNに代入し、B
に「N文字目にハイフン付加」の符号を付加する。ステ
ップS27では、コンピュータは、領域Dが領域Cより
も短く且つ領域Cの仮名1文字分が領域Dに存在しない
条件を満たすものがあれば、何文字目に存在しないかを
Nに代入し、「N文字目無視」の符号をBに付加する。
【0199】ステップ28,29では、コンピュータ
は、上記の処理に該当せず、CとDとに異なる部分があ
るか否かを調べ、YESの場合はステップS30に進
み、NOの場合はステップS31に進む。ステップS3
0では、コンピュータは、Bをクリアして、「ローマ字
文字列指定」の符号を設定し、ローマ字地名の文字列全
体をBに付加する。ステップS31では、コンピュータ
は、領域Aのローマ字表記符号部分をBに変更する。ス
テップS32では、コンピュータは、修正ありフラグを
オンする。
【0200】ステップS33では、コンピュータは、仮
名地名が変更されているか否かを調べる。YESの場合
はステップS34に進み、NOの場合はステップS36
に進む。ステップS34では、コンピュータは、領域A
の仮名表記の地名部分を変更する。ステップS35で
は、コンピュータは、修正ありフラグをオンする。ステ
ップS36では、コンピュータは、修正ありフラグがオ
ンか否かを調べ、オンの場合はステップS37に進み、
NOの場合はステップS2に戻る。ステップS37で
は、コンピュータは、もとのデータを領域Aのデータに
置き換える。次に、ステップS2に戻る。
【0201】図95は操作者の指示に従って郵便番号・
住所データの中から地名を削除するための処理フローの
例1を示す図である。この処理フローは、プログラムに
よって実現される。なお、地名の削除の具体例について
は、図45〜図48に説明されている。
【0202】図95の処理フローの概要を説明する。地
名の上下関係を各レコードが持っている形式の郵便番号
・住所データの場合は、操作者が地名の削除を指示する
と、コンピュータは、該当地名の1レコードを郵便番号
・住所データから消去し、そのレコードが持っている下
地名の情報も全て削除し、更に上地名情報を参照してそ
の中から削除した地名のポインターを削除し、下件数を
一つ減らす。郵便番号・住所データがプールを持つ形式
なら、同じ地名や郵便番号が無くなるようであれば、プ
ールからも削除する。
【0203】ステップS1では、操作者がデータ編集機
能を選択する。ステップS2では、コンピュータは、図
40の画面表示を行う。ステップS3では、操作者は編
集する地名を選び、機能を選択する。ステップS4で
は、コンピュータは、選択された機能が削除か否かを調
べ、YESの場合はステップS7に進み、NOの場合は
ステップS5に進む。ステップS5では、コンピュータ
は、選択された機能が取消か否かを調べ、YESの場合
はステップS6に進み、NOの場合はステップS3に戻
る。ステップS6では、コンピュータは、編集機能を終
了する。
【0204】ステップS7では、コンピュータは、図4
5の画面を表示する。ステップS8では、操作者はOK
か取消を選択する。ステップS9では、コンピュータ
は、取消か否かを調べ、YESの場合はステップS2に
進み、NOの場合はステップS10に進む。
【0205】ステップS10では、コンピュータは、該
当地名の郵便番号,漢字地名,仮名地名,ローマ字地名
情報を削除する。ステップS11では、コンピュータ
は、該当地名が下情報を持っていたら、その下情報ポイ
ンターが指す情報を全て削除する。ステップS12で
は、コンピュータは、該当地名が上情報を持っていた
ら、その上情報が持つ下件数を1つ減らし、該当地名の
ポインターを消去する。
【0206】図96は操作者の指示に従って郵便番号・
住所データの中から地名を削除するための処理フローの
例2を示す図である。この処理フローは、プログラムに
よって実現される。
【0207】図96の処理フローの概要を説明する。同
階層の地名のテーブルを配列として持つ形式の郵便番号
・住所データの場合は、操作者が地名の削除を指示する
と、コンピュータは、該当地名を含むテーブルから該当
地名データを削除し、その地名が下地名を持っている場
合は、下地名のテーブルそのものを消去する。
【0208】ステップS1では、操作者がデータ編集機
能を選択する。ステップS2では、コンピュータは、図
40の画面表示を行う。ステップS3では、操作者は編
集する地名を選び、機能を選択する。ステップS4で
は、コンピュータは、選択された機能が削除か否かを調
べ、YESの場合はステップS7に進み、NOの場合は
ステップS5に進む。ステップS5では、コンピュータ
は、選択された機能が取消か否かを調べ、YESの場合
はステップS6に進み、NOの場合はステップS3に戻
る。ステップS6では、コンピュータは、編集機能を終
了する。
【0209】ステップS7では、コンピュータは、図4
5の画面を表示する。ステップS8では、操作者はOK
か取消を選択する。ステップS9では、コンピュータ
は、取消か否かを調べ、YESの場合はステップS2に
戻り、NOの場合はステップS10に進む。
【0210】ステップS10では、コンピュータは、該
当地名の郵便番号,漢字地名,仮名地名,ローマ字地名
情報を削除する。ステップS11では、コンピュータ
は、該当地名が下情報を持っていたら、その下情報ポイ
ンターが指す情報を全て削除する。
【0211】図97および図98は郵便番号・住所デー
タ部に地名レコードを追加するための処理フローの例1
を示す図である。この処理はプログラムによって実現さ
れる。郵便番号・住所データが複数の地名レコードを有
しており、各地名レコードが地名の上下関係を示す情報
を有していることを仮定している。この種の郵便番号・
住所データに対する地名追加は、図50,図51に例示
されている。
【0212】図97,図98の処理フローの概要を説明
する。操作者が地名の追加を指示すると、コンピュータ
は、新しい地名を格納する1レコードを新規に作成し、
その地名の上の地名のレコードを参照し、その下地名と
して新レコードのポインターを追加し、下地名件数を一
つ増やす。
【0213】ステップS1では、コンピュータは、図4
0の画面を表示する。ステップS2では、操作者は、地
名を追加する場所を選び、機能キーを入力する。ステッ
プS3では、コンピュータは、選ばれた機能が追加か否
かを調べる。YESの場合はステップS6に進み、NO
の場合はステップS4に進む。ステップS4では、コン
ピュータは、選ばれた機能が取消か否かを調べる。YE
Sの場合はステップS5に進み、NOの場合はステップ
S2に戻る。ステップS5では、コンピュータは、編集
処理を終了する。
【0214】ステップS6では、コンピュータは、図4
9の画面を表示する。ステップS7では、操作者は、追
加する地名の郵便番号を入力すると共に、追加する地名
の漢字表記,仮名表記およびローマ字表記を入力する。
ステップS8では、コンピュータは、取消ボタンが押下
されたか否かを調べ、YESの場合はステップS2に戻
り、NOの場合はステップS9に進む。
【0215】ステップS9では、コンピュータは、追加
する地名の上の地名のポインターを新しいレコードの上
ポインターとする。ステップS10では、コンピュータ
は、入力された住所のレコードを新規に作成し、アドレ
ス(ポインター)を得る。
【0216】ステップS11,S12では、コンピュー
タは、追加する地名の上の地名が既に下の地名を持って
いるか否かを調べ、YESの場合はステップS13に進
み、NOの場合はステップS16に進む。ステップS1
3では、コンピュータは、上の地名が持つ下件数を+1
する。ステップS14では、コンピュータは、上の地名
が持つ下住所のポインター列に、追加住所レコードのポ
インターを追加する。ステップS15では、コンピュー
タは、編集処理を終了する。
【0217】ステップS16では、コンピュータは、上
の住所の情報に、下件数=1を追加する。ステップS1
7では、コンピュータは、上の住所の情報に、下住所の
ポインターとして、新しいデータのポインターを書き込
む。ステップS18では、コンピュータは、編集処理を
終了する。
【0218】図99および図100は郵便番号・住所デ
ータに地名レコードを追加するための処理フローの例2
を示す図である。この処理は、プログラムによって実現
される。郵便番号・住所データが同階層の地名のテーブ
ルを配列として持っていると仮定している。この種の郵
便番号・住所データに対する地名追加は、図52,図5
3に例示されている。
【0219】図99および図100の処理フローの概要
を説明する。操作者が地名の追加を指示すると、コンピ
ュータは、追加する地名の階層に既に他の地名が存在す
る場合はその階層のテーブルにデータを追加し、追加す
る地名の階層に他の地名が未だ存在しない場合は新規に
地名一覧配列を確保し、その1番目のリストとして格納
する。
【0220】ステップS1では、コンピュータは、図4
0の画面を表示する。ステップS2では、操作者は地名
を追加する場所を選択し、機能キーを入力する。ステッ
プS3では、コンピュータは、選ばれた機能が追加か否
かを調べ、YESの場合はステップS6に進み、NOの
場合はステップS4に進む。ステップS4では、コンピ
ュータは、選ばれた機能が取消か否かを調べ、YESの
場合はステップS5に進み、NOの場合はステップS2
に戻る。ステップS5では、コンピュータは、編集処理
を終了する。
【0221】ステップS6では、コンピュータは、図4
9の画面を表示する。ステップS7では、操作者は、追
加する地名の郵便番号を入力すると共に、追加する地名
の漢字表記,仮名表記およびローマ字表記を入力する。
ステップS8では、コンピュータは、取消ボタンが押下
されたか否かを調べ、YESの場合はステップS2に戻
り、NOの場合はステップS9に進む。ステップS9,
S10では、コンピュータは、追加する地名の上地名が
既に下の地名を持っているか否かを調べ、YESの場合
はステップS11に進み、NOの場合はステップS14
に進む。
【0222】ステップS11では、コンピュータは、上
の地名が指すポインターの情報(配列)に追加地名デー
タを追加する。ステップS12では、コンピュータは、
追加した地名の下住所データ・ポインターを「無効」と
するか、「空のデータ」を指すようにする。ステップS
13では、コンピュータは、編集処理を終了する。ステ
ップS14では、コンピュータは、配列数=1の住所デ
ータ領域を確保し、その中に新しい住所データを格納す
る。
【0223】図101は地名追加の際に仮名地名からロ
ーマ字地名を自動作成するための処理フローの例を示す
図である。この処理はプログラムによって実現される。
追加地名のローマ字表記の自動作成は、図54,図55
に例示されている。
【0224】ステップS1では、操作者は住所の追加を
起動する画面から住所追加機能を選択する。ステップS
2では、コンピュータは、図54の画面を表示する。ス
テップS3では、操作者は、各欄に住所と郵便番号を入
力するか,又はOKを入力する。ステップS4では、コ
ンピュータは、OKの入力か否かを調べ、YESの場合
はステップS5に進み、NOの場合はステップS6に進
む。ステップS5では、コンピュータは、住所を新規に
追加する処理を行い、終了する。
【0225】ステップS6では、コンピュータは、郵便
番号の入力か否かを調べ、YESの場合はステップS3
に戻り、NOの場合はステップS7に進む。ステップS
7では、コンピュータは、漢字地名の入力か否かを調
べ、YESの場合はステップS2に戻り、NOの場合は
ステップS8に進む。ステップS8では、コンピュータ
は、ローマ字地名入力か否かを調べ、YESの場合はス
テップS2に戻り、NOの場合(操作者が仮名地名を入
力した場合)はステップS9に進む。
【0226】ステップS9では、コンピュータは、仮名
文字列にローマ字変換規則を適用して、ローマ字住所を
作成する。ステップS10では、コンピュータは、ロー
マ字住所を補正規則に従い補正する。ステップS11で
は、コンピュータは、ローマ字地名の文字入力バッファ
に、作成したローマ字地名を格納する。ステップS12
では、コンピュータは、作成したローマ字地名を図54
の画面に表示する。次にステップS3に戻る。
【0227】図102及び図103は仮名地名に対応す
る複数のローマ字地名候補を表示し、操作者に選択させ
るための処理フローの例を示す図である。追加地名に対
する複数のローマ字地名候補の自動作成は、図56,図
57に例示されている。
【0228】図102,図103の処理フローの概要を
説明する。コンピュータは追加地名に対する複数のロー
マ字表記の候補を画面に表示しておき、操作者は複数の
ローマ字表記の候補の中から所望のローマ字表記を選択
する。
【0229】ステップS1では、操作者は住所の追加を
起動する画面から住所追加機能を選択する。ステップS
2では、コンピュータはローマ字地名のリスト番号を1
にする。ステップS3では、コンピュータは、図56の
画面を表示する。ステップS4では、操作者は、各欄に
住所と郵便番号を入力するか,又はOKを入力する。ス
テップS5では、コンピュータは、OKの入力か否かを
調べ、YESの場合はステップS6に進み、NOの場合
はステップS7に進む。ステップS6では、コンピュー
タは、住所を新規に追加する処理を行い、終了する。選
択状態のリスト番号に対応する文字列が、ローマ字地名
とされる。
【0230】ステップS7では、コンピュータは、郵便
番号の入力か否かを調べる。YESの場合はステップS
4に戻り、NOの場合はステップS8に進む。ステップ
S8では、コンピュータは、漢字地名の入力か否かを調
べる。YESの場合はステップS4に戻り、NOの場合
はステップS9に進む。ステップS9では、コンピュー
タは、仮名地名の入力か,ローマ字地名の選択かを調べ
る。仮名地名の入力の場合はステップS10に進み、ロ
ーマ字地名の選択の場合はステップS12に進む。
【0231】ステップS10では、コンピュータは、仮
名地名をもとに複数のローマ字変換規則と補正規則を適
用し、図57のように複数のローマ字地名候補を作成
し、作成した候補をバッファに格納する。ステップS1
1では、コンピュータは、現在表示されているローマ字
表記のリスト番号に相当するローマ字地名を図56の画
面に表示する。
【0232】ステップS12では、コンピュータは複数
のローマ字地名の候補をリスト表示する。ステップS1
3では、操作者はその1つを選択する。ステップS14
では、選択されたリスト番号に相当するローマ字地名を
図56の画面に表示する。
【0233】図104は漢字表記の地名一覧,仮名表記
の地名一覧,ローマ字表記の地名一覧を切り換えて表示
するための処理フローを示す図である。この処理フロー
は、プログラムによって実現される。漢字表記の地名一
覧,仮名表記の地名一覧,ローマ字表記の地名一覧の切
替表示の例は、図58に示されている。
【0234】ステップS1では、コンピュータは、地名
の表示種別を漢字表記にする。ステップS2では、コン
ピュータは、地名の表示種別に従って漢字表記,仮名表
記,ローマ字表記の何れかで地名の一覧を表示する(図
58を参照)。ステップS3では、操作者は「漢字表
記」,「仮名表記」,「ローマ字表記」の何れかの指示
を行う。ステップS4では、コンピュータは、操作者の
指示に従い、地名の表示種別を変更する。次に、ステッ
プS2に戻る。
【0235】本発明の実施の形態は前述した通りである
が、本発明を次のような態様で実施することも出来る。 (1) 入力部と、郵便番号・住所データ部と、郵便サービ
ス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処理装
置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地
名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮名
表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのローマ
字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を示す
地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理部
は、郵便番号・住所データ部に存在するローマ字表記の
地名もしくは仮名表記の地名を変換して得られたローマ
字表記の地名の集合の中から、入力部から入力されたロ
ーマ字列を先頭に含む又は末尾に含む又は途中に含むロ
ーマ字地名を取り出すことを特徴とする郵便サービス機
能付き情報処理装置。
【0236】(2) 郵便番号・住所データ部と、郵便サー
ビス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処理
装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記の
地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮
名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロー
マ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を示
す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理部
は、末端から都道府県までを含むローマ字表記の住所名
を複数の地名に分解し、郵便番号・住所データ部の中か
ら、分解の結果得られた複数の地名を含み且つ地名の階
層関係を満足する地名レコードの集まりを求め、求めた
地名レコードの集まりを参照して、ローマ字表記の住所
に対する郵便番号を求めることを特徴とする郵便サービ
ス機能付き情報処理装置。
【0237】(3) 郵便番号・住所データ部と、郵便サー
ビス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処理
装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記の
地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮
名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロー
マ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を示
す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理部
は、末端から都道府県までを含むローマ字表記の住所名
を複数の地名に分解し、郵便番号・住所データ部の中か
ら、分解の結果得られた複数の地名を含み且つ地名の階
層関係を満足する地名レコードの集まりを求め、求めた
地名レコードの集まりを参照して、ローマ字表記の住所
名に対応する漢字表記の住所名又は仮名表記の住所名を
求めることを特徴とする郵便サービス機能付き情報処理
装置。
【0238】(4) 郵便番号・住所データ部と、郵便サー
ビス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処理
装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記の
地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮
名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロー
マ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を示
す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理部
は、郵便番号・住所データ部を参照して、末端から都道
府県までを含む漢字表記または仮名表記の住所名を構成
する複数の地名を含み且つ地名の階層関係を満足するロ
ーマ字表記の地名の集まりを求め、求めた複数のローマ
字表記の地名を小さい区域の地名から大きい区域の地名
の順に並べ、ローマ字表記の住所名を作成することを特
徴とする郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0239】(5) 郵便番号・住所データ部と、郵便サー
ビス処理部とを具備する郵便サービス機能付き情報処理
装置であって、郵便番号・住所データ部は、漢字表記の
地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮
名表記の地名からローマ字表記の地名を作るためのロー
マ字地名作成情報,郵便番号および地名の階層関係を示
す地名レコードの複数個を記憶し、郵便サービス処理部
は、郵便番号・住所データ部を参照して、末端から都道
府県までを含む漢字表記または仮名表記の住所名を構成
する複数の地名を含み且つ地名の階層関係を満足するロ
ーマ字表記の地名の集まりを求めると共に末端の地名の
郵便番号を求め、求めた複数のローマ字表記の地名を小
さい区域の地名から大きい区域の地名の順に並べ、その
後に求めた郵便番号と日本国の国名の英語表記を付加す
ることを特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装
置。
【0240】(6) 漢字表記の住所及び仮名表記の氏名を
記憶する住所録データ部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名もしくは仮名表記の地名からローマ字表記の地名を
作るためのローマ字地名作成情報,郵便番号および地名
の階層関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、郵便
サービス処理部は、郵便番号・住所データ部を参照し
て、住所録データ部の漢字表記の住所名をローマ字表記
の住所名に変換すると共に、ローマ字変換規則およびロ
ーマ字補正情報に従って、住所録データ部の仮名表記の
氏名をローマ字表記の氏名に変換することを特徴とする
郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0241】(7) 入力部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,郵便番号および
地名の階層関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、
郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部を参照
して、入力部から入力された漢字表記の地名,仮名表記
の地名又は郵便番号に対応する都道府県から末端までの
地名を含む仮名表記の住所名および郵便番号を求め、求
めた仮名表記の住所名を構成する複数の仮名表記の地名
のそれぞれをローマ字への変換規則に従ってローマ字表
記の地名に変換し、変換の結果得られた複数のローマ字
表記の地名を小さな区域の地名から大きい区域の地名の
順に配置し、その後に郵便番号を付加してローマ字表記
の住所名を作成することを特徴とする郵便サービス機能
付き情報処理装置。
【0242】(8) 表示部と、郵便サービス処理部とを具
備する郵便サービス機能付き情報処理装置であって、郵
便サービス処理部は、複数のローマ字への変換規則を示
すローマ字変換規則選択画面を表示し、操作者によって
選択された変換規則を記憶し、入力された仮名文字列を
選択された変換規則に従ってローマ字列に変換すること
を特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0243】(9) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名,郵便番号及び地名の階層関係を示す地名レコード
の複数個を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者がデ
ータ編集機能を選択した時には、区域の選択および編集
種別の選択のための一覧表示画面を表示し、操作者が一
覧表示画面上で区域を選択し編集種別として修正を選択
した時には、選択された区域に対応する地名レコードが
持つ現在の郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地名
及びローマ字表記の地名を示すデータ修正画面を表示
し、操作者が郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地
名又はローマ字表記の地名を修正した時には、データ修
正画面の該当する部分を修正し、操作者が修正の実行を
指示した時には、修正されたデータ修正画面に基づいて
選択された区域の地名レコードを修正することを特徴と
する郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0244】(10) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,仮名表記の地名
からローマ字表記の地名を作るためのローマ字地名作成
情報,郵便番号及び地名の階層関係を示す地名レコード
の複数個を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者がデ
ータ編集機能を選択した時には、区域の選択および編集
種別の選択のための一覧表示画面を表示し、操作者が一
覧表示画面上で区域を選択し編集種別として修正を選択
した時には、選択された区域に対応する地名レコードが
持つ現在の郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地名
及びローマ字表記の地名を示すデータ修正画面を表示
し、操作者が郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地
名又はローマ字表記の地名を修正した時には、データ修
正画面の該当する部分を修正し、操作者が修正の実行を
指示した時にローマ字地名が修正されている場合には、
データ修正画面上の仮名表記の地名とデータ修正画面上
のローマ字表記の地名とに基づいてローマ字地名作成情
報を作成し、作成されたローマ字地名作成情報でもって
選択された区域に対応する地名レコードのローマ字地名
作成情報部分を変更することを特徴とする郵便サービス
機能付き情報処理装置。
【0245】(11) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名もしくは仮名表記の地名からローマ字表記の地名を
作るためのローマ字地名作成情報,郵便番号および地名
の階層関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、郵便
サービス処理部は、操作者がデータ編集機能を選択した
時には、区域の選択および編集種別の選択のための一覧
表示画面を表示し、操作者が一覧表示画面上で区域を選
択し、編集種別として削除を選択した時には、削除確認
のための画面を表示し、操作者が削除の実行を指示した
時には、郵便番号・住所データ部の中から、選択された
区域の地名レコードを削除し、削除された地名レコード
に対応する区域の内部に存在する区域に対応する地名レ
コードを削除することを特徴とする郵便サービス機能付
き情報処理装置。
【0246】(12) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名,郵便番号及び地名の階層関係を示す地名レコード
の複数個を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者がデ
ータ編集機能を選択した時には、区域の選択および編集
種別の選択のための一覧表示画面を表示し、操作者が地
名を追加する区域を選択し、編集種別として追加を選択
した時には、追加される地名の郵便番号,漢字表記の地
名,仮名表記の地名およびローマ字表記の地名を入力す
るための地名追加の入力画面を表示し、操作者が郵便番
号,漢字表記の地名,仮名表記の地名およびローマ字表
記の地名を入力し、追加の実行を指示した時には、入力
された郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地名およ
びローマ字表記の地名を持つ地名レコードを作成し、郵
便番号・住所データ部に格納することを特徴とする郵便
サービス機能付き情報処理装置。
【0247】(13) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名,郵便番号及び地名の階層関係を示す地名レコード
の複数個を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者がデ
ータ編集機能を選択した時には、区域の選択および編集
種別の選択のための一覧表示画面を表示し、操作者が地
名を追加する区域を選択し、編集種別として追加を選択
した時には、追加される地名の郵便番号,漢字表記の地
名,仮名表記の地名およびローマ字表記の地名を入力す
るための地名追加の入力画面を表示し、操作者が仮名表
記の地名を入力した時には、入力された仮名表記の地名
に基づいてローマ字表記の地名を作成し、作成したロー
マ字表記の地名を地名追加の入力画面に表示することを
特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0248】(14) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、漢字表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の
地名,郵便番号及び地名の階層関係を示す地名レコード
の複数個を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者がデ
ータ編集機能を選択した時には、区域の選択および編集
種別の選択のための一覧表示画面を表示し、操作者が地
名を追加する区域を選択し、編集種別として追加を選択
した時には、追加される地名の郵便番号,漢字表記の地
名,仮名表記の地名およびローマ字表記の地名を入力す
るための地名追加の入力画面を表示し、操作者が仮名表
記の地名を入力した時には、入力された仮名表記の地名
に基づいて複数のローマ字表記の地名候補を作成し、作
成した複数のローマ字表記の地名候補を表示することを
特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0249】(15) 表示部と、郵便番号・住所データ部
と、郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能
付き情報処理装置であって、郵便番号・住所データ部
は、少なくとも漢字表記の地名,仮名表記の地名,郵便
番号および地名の階層関係を示す地名レコードの複数個
を記憶し、郵便サービス処理部は、操作者が漢字表記の
住所一覧の表示を指示した時には、郵便番号・住所デー
タ部の内容に基づいて漢字表記の住所一覧を作成し、作
成した漢字表記の住所一覧を表示し、操作者が仮名表記
の住所一覧の表示を指示した時には、郵便番号・住所デ
ータ部の内容に基づいて仮名表記の住所一覧を作成し、
作成した仮名表記の住所一覧を表示し、操作者がローマ
字表記の住所一覧の表示を指示した時には、郵便番号・
住所データ部の内容に基づいてローマ字表記の住所一覧
を作成し、作成したローマ字表記の住所一覧を表示する
ことを特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装置。
【0250】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜請求項5の発明によれば、下記のような効果を得る
ことが出来る。
【0251】請求項1の発明によれば、地名又はローマ
字表記の地名を入力すると、入力された地名や郵便番号
に対応する郵便番号,漢字表記の地名,仮名表記の地
名,ローマ字表記の地名及び当該地名に上下関係でつな
がれている地名を得ることが出来ると言う効果が得られ
る。請求項2の発明によれば、ローマ字表記の地名の代
わりに仮名表記の地名からローマ字表記の住所を作成す
るためのローマ字地名作成情報を使用しているので、郵
便番号・住所データ部の大きさを小さくすることが出来
ると言う効果が得られる。
【0252】請求項3の発明によれば、入力された漢字
表記の住所名に対応する国際郵便用のローマ字表記の住
所名を得ることが出来ると言う効果が得られる。請求項
4の発明によれば、郵便番号・住所データ部がローマ字
表記の地名そのものを持たなくても、入力されたローマ
字表記の地名に対応する漢字表記の地名や郵便番号を得
ることが出来ると言う効果が得られる。
【0253】請求項5の発明によれば、郵便番号・住所
データ部の中から入力されたローマ字表記の地名に似て
いるものを見つけ出すことが出来るので、種々の書き方
で地名をローマ字表記しても、希望する地名や郵便番号
を得ることが出来ると言う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の装置の基本構成の例を示す図である。
【図3】記憶装置内部の構成例を示す図である。
【図4】記憶装置内部の他の構成例を示す図である。
【図5】郵便番号・住所データの格納例(その1)を示
す図である。
【図6】郵便番号・住所データの格納例(その2)を示
す図である。
【図7】郵便番号・住所データの格納例(その3)を示
す図である。
【図8】郵便番号・住所データの格納例(その4)を示
す図である。
【図9】ローマ字変換補正情報の例を示す図である。
【図10】ローマ字変換表1を示す図である。
【図11】ローマ字変換表2を示す図である。
【図12】促音ローマ字変換表1を示す図である。
【図13】促音ローマ字変換表2を示す図である。
【図14】拗音ローマ字変換表1を示す図である。
【図15】拗音ローマ字変換表2を示す図である。
【図16】促音拗音ローマ字変換表1を示す図である。
【図17】促音拗音ローマ字変換表2を示す図である。
【図18】撥音ローマ字変換表を示す図である。
【図19】変換規則参照テーブルを示す図である。
【図20】ローマ字変換規則選択画面の例を示す図であ
る。
【図21】変換規則の適用例1を示す図である。
【図22】特殊コード変換テーブルの例を示す図であ
る。
【図23】変換規則の適用例2を示す図である。
【図24】プールとレコードとを持つ本発明の郵便番号
・住所データの例1を示す図である。
【図25】漢字の住所表記の配置をローマ字の住所表記
の配置に変換する例を示す図である。
【図26】似ている地名の評価のための減点テーブルの
例を示す図である。
【図27】似ているローマ字地名の判定方法の例を示す
図である。
【図28】似ているローマ字地名の判定方法の例(続
き)を示す図である。
【図29】地名検索の表示画面例を示す図である。
【図30】先頭一致検索の例を示す図である。
【図31】途中一致検索の例を示す図である。
【図32】末尾一致検索の例を示す図である。
【図33】一連のローマ字住所の漢字住所への変換の例
を示す図である。
【図34】一連の漢字住所のローマ字住所への変換の例
を示す図である。
【図35】一連の漢字住所のローマ字住所への変換の例
(続き)を示す図である。
【図36】住所録データの例を示す図である。
【図37】氏名のローマ字変換例を示す図である。
【図38】ローマ字補正テーブルの例を示す図である。
【図39】住所録の氏名と漢字住所とのローマ字表記へ
の変換の例を示す図である。
【図40】一覧表示画面の例を示す図である。
【図41】データ修正画面の例を示す図である。
【図42】地名データの修正方法1を示す図である。
【図43】地名データの修正方法2を示す図である。
【図44】ローマ字化符号を持つデータ形式の修正方法
を示す図である。
【図45】住所データ削除の確認メッセージの例を示す
図である。
【図46】住所データ削除前のデータ内容(一部)の例
を示す図である。
【図47】住所データ削除後のデータ内容(一部)の例
を示す図である。
【図48】「北海道札幌市北区」のデータを削除する例
を示す図である。
【図49】地名追加の入力画面の例を示す図である。
【図50】「佐賀県唐津市」の下に「町田新町」を追加
する場合のデータ内部を示す図である。
【図51】「佐賀県唐津市町田」の下に「科学技術研究
所」を追加する場合のデータ内部を示す図である。
【図52】「札幌市」の下に「広島区」を追加する場合
のデータ内部を示す図である。
【図53】追加された「広島区」の下に「神田」「新
田」「屯田」を追加した場合のデータ内部を示す図であ
る。
【図54】地名追加の画面でローマ字表記を自動作成
し、表示する画面の例を示す図である。
【図55】ローマ字表記を自動作成する方法を説明する
図である。
【図56】地名追加の画面でローマ字表記の一覧を表示
する画面の例を示す図である。
【図57】地名のローマ字表記の一覧候補を作成する方
法を説明する図である。
【図58】地名表示の漢字,かな,ローマ字を順次切り
換えて表示する画面の例を示す図である。
【図59】圧縮のための符号を利用した場合のデータの
内部情報の例(その1)を示す図である。
【図60】圧縮のための符号を利用した場合のデータの
内部情報の例(その2)を示す図である。
【図61】圧縮のための符号を利用した場合のデータの
内部情報の例(その3)を示す図である。
【図62】圧縮のための符号を利用した場合のデータの
内部情報の例(その4)を示す図である。
【図63】プールとレコードとを持つ本発明の郵便番号
・住所データの例2を示す図である。
【図64】漢字表記,仮名表記の住所と郵便番号のみの
データの例を示す図である。
【図65】ローマ字情報を持たないデータを利用して住
所をローマ字表記に変換する方法を説明する図である。
【図66】地名又は郵便番号を入力して漢字地名,仮名
地名,ローマ字地名及び郵便番号を求めるための処理フ
ローの例1を示す図である。
【図67】地名又は郵便番号を入力して漢字地名,仮名
地名,ローマ字地名及び郵便番号を求めるための処理フ
ローの例1(続き)を示す図である。
【図68】地名又は郵便番号を入力して漢字地名,仮名
地名,ローマ字地名及び郵便番号を求めるための処理フ
ローの例2を示す図である。
【図69】地名又は郵便番号を入力して仮名地名を求
め、求めた仮名地名を変換してローマ字地名を求めるた
めの処理フローの例を示す図である。
【図70】漢字表記の住所をローマ字表記の住所に変換
するための処理フローの例を示す図である。
【図71】漢字表記の住所をローマ字表記の住所に変換
するための処理フローの例(続き)を示す図である。
【図72】ローマ字地名を持たない郵便番号・住所デー
タ部から、入力されたローマ字地名に対応する漢字地名
及び郵便番号を求めるための処理フローの例を示す図で
ある。
【図73】郵便番号・住所データ部から入力されたロー
マ字地名に似ている地名を求めるための処理フローの例
を示す図である。
【図74】郵便番号・住所データ部から入力されたロー
マ字地名に似ている地名を求めるための処理フローの例
(続き)を示す図である。
【図75】郵便番号・住所データ部から入力されたロー
マ字列を一部に持つローマ字地名を求めるための処理フ
ローの例を示す図である。
【図76】郵便番号・住所データ部から入力されたロー
マ字列を一部に持つローマ字地名を求めるための処理フ
ローの例(続き)を示す図である。
【図77】入力されたローマ字表記の住所に対応する郵
便番号を求めるための処理フローの例を示す図である。
【図78】入力されたローマ字表記の住所に対応する郵
便番号を求めるための処理フローの例(続き)を示す図
である。
【図79】入力されたローマ字表記の住所に対応する漢
字表記,仮名表記の住所を得るための処理フローの例を
示す図である。
【図80】入力された一連の漢字表記の住所に対応する
ローマ字表記の住所を得るための処理フローの例を示す
図である。
【図81】入力された一連の漢字表記の住所に対応する
ローマ字表記の住所を得るための処理フローの例(続
き)を示す図である。
【図82】入力された一連の漢字表記の住所に対応する
ローマ字表記の住所を得るための処理フローの例(続
き)を示す図である。
【図83】国際郵便用のローマ字表記の住所を作成する
ための処理フローの例を示す図である。
【図84】住所録データの漢字表記の住所,仮名表記の
氏名をローマ字表記の住所,氏名に変換するための処理
フローの例を示す図である。
【図85】ローマ字化情報を持っていない郵便番号・住
所データ部を用いて入力された住所又は郵便番号に対応
するローマ字表記の住所を求めるための処理フローの例
を示す図である。
【図86】ローマ字変換規則を選択するための処理フロ
ーの例を示す図である。
【図87】選択されたローマ字変換規則を用いて仮名文
字列をローマ字列に変換するための処理フローの例を示
す図である。
【図88】ローマ字表記の地名を持つ郵便番号・住所デ
ータ部中の地名レコードを修正するための処理フローの
例を示す図である。
【図89】ローマ字表記の地名を持つ郵便番号・住所デ
ータ部中の地名レコードを修正するための処理フローの
例(続き)を示す図である。
【図90】ローマ字表記の地名を持つ郵便番号・住所デ
ータ部中の地名レコードを修正するための処理フローの
例(続き)を示す図である。
【図91】ローマ字地名を圧縮符号で持つ郵便番号・住
所データ部の中の地名レコードを修正するための処理フ
ローの例を示す図である。
【図92】ローマ字地名を圧縮符号で持つ郵便番号・住
所データ部の中の地名レコードを修正するための処理フ
ローの例(続き)を示す図である。
【図93】ローマ字地名を圧縮符号で持つ郵便番号・住
所データ部の中の地名レコードを修正するための処理フ
ローの例(続き)を示す図である。
【図94】ローマ字地名を圧縮符号で持つ郵便番号・住
所データ部の中の地名レコードを修正するための処理フ
ローの例(続き)を示す図である。
【図95】郵便番号・住所データ部の中の地名レコード
を削除するための処理フローの例1を示す図である。
【図96】郵便番号・住所データ部の中の地名レコード
を削除するための処理フローの例2を示す図である。
【図97】郵便番号・住所データ部に地名レコードを追
加するための処理フローの例1を示す図である。
【図98】郵便番号・住所データ部に地名レコードを追
加するための処理フローの例1(続き)を示す図であ
る。
【図99】郵便番号・住所データ部に地名レコードを追
加するための処理フローの例2を示す図である。
【図100】郵便番号・住所データ部に地名レコードを
追加するための処理フローの例2(続き)を示す図であ
る。
【図101】地名追加の際に仮名地名からローマ字地名
を自動作成するための処理フローの例を示す図である。
【図102】仮名地名に対応する複数のローマ字地名候
補を表示し、操作者に選択させるための処理フローの例
を示す図である。
【図103】仮名地名に対応する複数のローマ字地名候
補を表示し、操作者に選択させるための処理フローの例
(続き)を示す図である。
【図104】漢字表記の住所一覧,仮名表記の住所一
覧,ローマ字表記の住所一覧を切り換えて表示するため
の処理フローの例を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 入力装置 3 表示装置 4 記憶装置 5 外部記憶装置 6 記憶媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部と、郵便番号・住所データ部と、
    郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き
    情報処理装置であって、 郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地名,仮名表記
    の地名,ローマ字表記の地名,郵便番号及び地名の階層
    関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、 郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部の中か
    ら、入力部から入力された漢字表記の地名,仮名表記の
    地名,ローマ字表記の地名又は郵便番号を持つ地名レコ
    ードを探し出し、探し出された地名レコードが持つ漢字
    表記の地名,仮名表記の地名,ローマ字表記の地名,郵
    便番号及び地名の階層関係を取得することを特徴とする
    郵便サービス機能付き情報処理装置。
  2. 【請求項2】 入力部と、郵便番号・住所データ部と、
    郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き
    情報処理装置であって、 郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地名,仮名表記
    の地名,仮名表記の地名からローマ字表記の地名を作る
    ためのローマ字地名作成情報,郵便番号および地名の階
    層関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、 郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部の中か
    ら、入力部から入力された漢字表記の地名,仮名表記の
    地名または郵便番号を持つ地名レコードを探し出し、探
    し出された地名レコードが持つ地名の階層関係を取得す
    ると共に、当該地名レコードの仮名表記の地名をローマ
    字地名作成情報に基づいてローマ字表記の地名に変換す
    ることを特徴とする郵便サービス機能付き情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 入力部と、郵便番号・住所データ部と、
    郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き
    情報処理装置であって、 郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地名,仮名表記
    の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮名表記の地名か
    らローマ字表記の地名を作るためのローマ字地名作成情
    報,郵便番号および地名の階層関係を示す地名レコード
    の複数個を記憶し、 郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部の中か
    ら、入力部から入力された地名又は郵便番号を持つ地名
    レコードを探し出すと共に当該地名レコードと上下関係
    でつながっている地名レコードを探し出し、探し出され
    た複数の地名レコードから得られた複数のローマ字表記
    の地名を小さな区域の地名から大きな区域の地名の順序
    で並べることを特徴とする郵便サービス機能付き情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 入力部と、郵便番号・住所データ部と、
    郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き
    情報処理装置であって、 郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地名,仮名表記
    の地名,仮名表記の地名からローマ字表記の地名を作る
    ためのローマ字地名作成情報,郵便番号および地名の階
    層関係を示す地名レコードの複数個を記憶し、 郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部の中か
    ら、仮名表記の地名をローマ字作成情報に従って変換し
    たときのローマ字地名が入力部から入力されたローマ字
    地名と一致する地名レコードを探し出すことを特徴とす
    る郵便サービス機能付き情報処理装置。
  5. 【請求項5】 入力部と、郵便番号・住所データ部と、
    郵便サービス処理部とを具備する郵便サービス機能付き
    情報処理装置であって、 郵便番号・住所データ部は、漢字表記の地名,仮名表記
    の地名,ローマ字表記の地名もしくは仮名表記の地名か
    らローマ字表記の地名を作るためのローマ字地名作成情
    報,郵便番号および地名の階層関係を示す地名レコード
    の複数個を記憶し、 郵便サービス処理部は、郵便番号・住所データ部から取
    り出されたローマ字表記の地名もしくは仮名表記の地名
    を変換して得られたローマ字表記の地名を音節単位に分
    割すると共に入力部から入力されたローマ字表記の地名
    を音節単位に分割し、音節数および音節の違いを参照し
    て、入力されたローマ字地名と一致又は最も似ている地
    名を見つけ出すことを特徴とする郵便サービス機能付き
    情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340581A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェア
JP2019008552A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 アン マイケルAHN, Michael 国別に最適化した注文及び配送方法、並びにシステム
JP2020160744A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 富士フイルム株式会社 画像処理方法、プログラム、及び画像処理システム
US11373351B2 (en) 2019-03-26 2022-06-28 Fujifilm Corporation Image processing method, program, and image processing system

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