JPH11219303A - インサーキットエミュレータ - Google Patents
インサーキットエミュレータInfo
- Publication number
- JPH11219303A JPH11219303A JP10019313A JP1931398A JPH11219303A JP H11219303 A JPH11219303 A JP H11219303A JP 10019313 A JP10019313 A JP 10019313A JP 1931398 A JP1931398 A JP 1931398A JP H11219303 A JPH11219303 A JP H11219303A
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- JP
- Japan
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- serial
- parallel
- circuit
- trace
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマルチプロセッサシステムのインサー
キットエミュレータでは、トレーサーとプロセッサ間の
信号線は、内蔵されるプロセッサ各々に対して必要とな
るため、内蔵されるCPUが増加すると、それに伴っ
て、トレーサーに引き出す信号線が増加する。 【解決手段】 各々のCPUa7,CPUb8から出力
されるトレースデータ3,4を時分割でパラレル−シリ
アル変換するパラレル−シリアル変換回路6と、トレー
サー1に転送したシリアルのデータをシリアル−パラレ
ル変換するシリアル−パラレル変換回路2を備え、トレ
ーサーとプロセッサ間の信号線を削減できるようにし
た。また必要なトレースデータのみを選択してトレース
できる選択回路を備えることで、さらにトレーサーとプ
ロセッサ間のトレース信号線を削減することができる。
キットエミュレータでは、トレーサーとプロセッサ間の
信号線は、内蔵されるプロセッサ各々に対して必要とな
るため、内蔵されるCPUが増加すると、それに伴っ
て、トレーサーに引き出す信号線が増加する。 【解決手段】 各々のCPUa7,CPUb8から出力
されるトレースデータ3,4を時分割でパラレル−シリ
アル変換するパラレル−シリアル変換回路6と、トレー
サー1に転送したシリアルのデータをシリアル−パラレ
ル変換するシリアル−パラレル変換回路2を備え、トレ
ーサーとプロセッサ間の信号線を削減できるようにし
た。また必要なトレースデータのみを選択してトレース
できる選択回路を備えることで、さらにトレーサーとプ
ロセッサ間のトレース信号線を削減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセッサ
の応用装置の開発に用いるマルチプロセッサの開発支援
装置としてのインサーキットエミュレータに関するもの
である。
の応用装置の開発に用いるマルチプロセッサの開発支援
装置としてのインサーキットエミュレータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】インサーキットエミュレータはマイクロ
プロセッサの応用システムを開発するための開発支援装
置で、応用装置のマイクロプロセッサと入れ替えて、実
時間またはそれに近い速度で動作しながら、マイクロプ
ロセッサの動作を代行させるものである。
プロセッサの応用システムを開発するための開発支援装
置で、応用装置のマイクロプロセッサと入れ替えて、実
時間またはそれに近い速度で動作しながら、マイクロプ
ロセッサの動作を代行させるものである。
【0003】従来のマルチプロセッサシステムのインサ
ーキットエミュレータでは、トレーサーとプロセッサ間
の信号線が、内蔵されるプロセッサ各々に対して必要と
なる。(実開平2−73252号公報に記載された考案
であるインサーキットエミュレータで知られている。) 図4は、従来のマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図4
において、1はトレーサー、3はトレースデータa、4
はトレースデータb、7はCPUa、8はCPUb、9
はバス調停回路、10は共通バスである。
ーキットエミュレータでは、トレーサーとプロセッサ間
の信号線が、内蔵されるプロセッサ各々に対して必要と
なる。(実開平2−73252号公報に記載された考案
であるインサーキットエミュレータで知られている。) 図4は、従来のマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図4
において、1はトレーサー、3はトレースデータa、4
はトレースデータb、7はCPUa、8はCPUb、9
はバス調停回路、10は共通バスである。
【0004】従来のマルチプロセッサシステムのインサ
ーキットエミュレータは、トレースデータa3を出力す
るCPUa7と、トレースデータb4を出力するCPU
b8と、トレースデータa3とトレースデータb4をト
レースするトレーサー1と、CPUa7とCPUb8が
使用する共通バス10を調停するバス調停回路9から構
成される。
ーキットエミュレータは、トレースデータa3を出力す
るCPUa7と、トレースデータb4を出力するCPU
b8と、トレースデータa3とトレースデータb4をト
レースするトレーサー1と、CPUa7とCPUb8が
使用する共通バス10を調停するバス調停回路9から構
成される。
【0005】以下、図4の従来のマルチプロセッサシス
テムのインサーキットエミュレータについて説明する。
テムのインサーキットエミュレータについて説明する。
【0006】CPUa7とCPUb8はマルチプロセッ
サを構成する2つのプロセッサで、バス調停回路9に従
い、共通バス10を使用し、命令の実行を随時行なう。
この際、各々のプロセッサに対するプログラムの解析を
行なうために、CPUa7からトレースデータa3を、
CPUb8からトレースデータb4を各々別々の専用バ
スを用いてトレーサー1でモニターする。
サを構成する2つのプロセッサで、バス調停回路9に従
い、共通バス10を使用し、命令の実行を随時行なう。
この際、各々のプロセッサに対するプログラムの解析を
行なうために、CPUa7からトレースデータa3を、
CPUb8からトレースデータb4を各々別々の専用バ
スを用いてトレーサー1でモニターする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、音声、画像等の
リアルタイム性を必要とするシステムの要求がますます
高まっており、複数のCPU(もしくはDSP)を備え
たマルチプロセッサが増加する傾向にある。従来のマル
チプロセッサシステムのインサーキットエミュレータで
は、トレーサーとプロセッサ間の信号線は、内蔵される
プロセッサ各々に対して必要となるため、内蔵されるC
PU(もしくはDSP)が増加すると、それに伴って、
トレーサーに引き出す信号線が増加するという問題があ
った。
リアルタイム性を必要とするシステムの要求がますます
高まっており、複数のCPU(もしくはDSP)を備え
たマルチプロセッサが増加する傾向にある。従来のマル
チプロセッサシステムのインサーキットエミュレータで
は、トレーサーとプロセッサ間の信号線は、内蔵される
プロセッサ各々に対して必要となるため、内蔵されるC
PU(もしくはDSP)が増加すると、それに伴って、
トレーサーに引き出す信号線が増加するという問題があ
った。
【0008】本発明は上記問題点を解決するもので、マ
ルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレータ
において、トレーサーとプロセッサ間のトレース信号線
を内蔵しているプロセッサの数に関係なく、最もトレー
ス信号の多いプロセッサのトレース信号の数と同一にす
ることを目的とする。
ルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレータ
において、トレーサーとプロセッサ間のトレース信号線
を内蔵しているプロセッサの数に関係なく、最もトレー
ス信号の多いプロセッサのトレース信号の数と同一にす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のマルチプロセッサシステムのインサーキット
エミュレータは、各々のCPUから出力されるトレース
信号を時分割でパラレル−シリアル変換するパラレル−
シリアル変換回路と、トレーサーに転送したシリアルの
データをシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレ
ル変換回路を備えて構成されたものである。
に本発明のマルチプロセッサシステムのインサーキット
エミュレータは、各々のCPUから出力されるトレース
信号を時分割でパラレル−シリアル変換するパラレル−
シリアル変換回路と、トレーサーに転送したシリアルの
データをシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレ
ル変換回路を備えて構成されたものである。
【0010】本発明によれば、マルチプロセッサシステ
ムのインサーキットエミュレータは、内蔵されているプ
ロセッサの数に関係なく、トレーサーとプロセッサ間の
トレース信号線の本数を最もトレース信号の多いプロセ
ッサのトレース信号の数と同一にすることが可能とな
る。
ムのインサーキットエミュレータは、内蔵されているプ
ロセッサの数に関係なく、トレーサーとプロセッサ間の
トレース信号線の本数を最もトレース信号の多いプロセ
ッサのトレース信号の数と同一にすることが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施の形態につい
て図1から図3を参照しながら説明する。
て図1から図3を参照しながら説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図1
において、1はトレーサー、2はシリアル−パラレル変
換回路、3はトレースデータa、4はトレースデータ
b、5はトレースデータc、6はパラレル−シリアル変
換回路、7はCPUa、8はCPUb、9はバス調停回
路、10は共通バスである。
形態1におけるマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図1
において、1はトレーサー、2はシリアル−パラレル変
換回路、3はトレースデータa、4はトレースデータ
b、5はトレースデータc、6はパラレル−シリアル変
換回路、7はCPUa、8はCPUb、9はバス調停回
路、10は共通バスである。
【0013】本実施の形態におけるマルチプロセッサシ
ステムのインサーキットエミュレータは、トレースデー
タa3を出力するCPUa7と、トレースデータb4を
出力するCPUb8と、トレースデータa3とトレース
データb4をパラレル−シリアル変換するパラレル−シ
リアル変換回路6と、このパラレル−シリアル変換回路
6によりパラレル−シリアル変換されたトレースデータ
c5をシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル
変換回路2と、シリアル−パラレル変換されたデータを
トレースするトレーサー1と、CPUa7とCPUb8
が使用する共通バス10を調停するバス調停回路9から
構成される。
ステムのインサーキットエミュレータは、トレースデー
タa3を出力するCPUa7と、トレースデータb4を
出力するCPUb8と、トレースデータa3とトレース
データb4をパラレル−シリアル変換するパラレル−シ
リアル変換回路6と、このパラレル−シリアル変換回路
6によりパラレル−シリアル変換されたトレースデータ
c5をシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル
変換回路2と、シリアル−パラレル変換されたデータを
トレースするトレーサー1と、CPUa7とCPUb8
が使用する共通バス10を調停するバス調停回路9から
構成される。
【0014】以上のように構成された本実施の形態のマ
ルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレータ
の動作について説明する。
ルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレータ
の動作について説明する。
【0015】CPUa7とCPUb8はマルチプロセッ
サを構成する2つのプロセッサで、バス調停回路9に従
い、共通バス10を使用し、命令の実行を随時行なう。
この際、各々のプロセッサに対するプログラムの解析を
行なうために、まず、CPUa7から出力されるトレー
スデータa3と、CPUb8から出力されるトレースデ
ータb4をパラレル−シリアル変換回路6により、時分
割によりパラレル−シリアル変換する。そして、パラレ
ル−シリアル変換されたトレースデータc5をトレーサ
ー1に内蔵されるシリアル−パラレル変換回路2に転送
する。転送されたデータは、シリアル−パラレル変換回
路2により、時分割によりシリアル−パラレル変換す
る。シリアル−パラレル変換されたデータはトレーサー
1でモニターする。
サを構成する2つのプロセッサで、バス調停回路9に従
い、共通バス10を使用し、命令の実行を随時行なう。
この際、各々のプロセッサに対するプログラムの解析を
行なうために、まず、CPUa7から出力されるトレー
スデータa3と、CPUb8から出力されるトレースデ
ータb4をパラレル−シリアル変換回路6により、時分
割によりパラレル−シリアル変換する。そして、パラレ
ル−シリアル変換されたトレースデータc5をトレーサ
ー1に内蔵されるシリアル−パラレル変換回路2に転送
する。転送されたデータは、シリアル−パラレル変換回
路2により、時分割によりシリアル−パラレル変換す
る。シリアル−パラレル変換されたデータはトレーサー
1でモニターする。
【0016】このようにパラレル−シリアル変換回路と
シリアル−パラレル変換回路を内蔵することにより、ト
レーサーとプロセッサ間のトレース信号線は内蔵されて
いるプロセッサの数に関係なく、トレーサとプロセッサ
間のトレース信号線の本数を最もトレース信号の多いプ
ロセッサのトレース信号の数と同一にすることができ
る。
シリアル−パラレル変換回路を内蔵することにより、ト
レーサーとプロセッサ間のトレース信号線は内蔵されて
いるプロセッサの数に関係なく、トレーサとプロセッサ
間のトレース信号線の本数を最もトレース信号の多いプ
ロセッサのトレース信号の数と同一にすることができ
る。
【0017】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図2
において、前記実施の形態(図1)と同じ機能のブロッ
クは同じ符号を付し、その説明を省略する。ここで、1
1はトレースデータ選択回路である。
形態2におけるマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図である。図2
において、前記実施の形態(図1)と同じ機能のブロッ
クは同じ符号を付し、その説明を省略する。ここで、1
1はトレースデータ選択回路である。
【0018】本実施の形態におけるマルチプロセッサシ
ステムのインサーキットエミュレータは、トレースデー
タa3を出力するCPUa7と、トレースデータb4を
出力するCPUb8と、トレースデータa3とトレース
データb4の中から必要なトレースデータのみを選択で
きるトレースデータ選択回路11と、選択したトレース
データをパラレル−シリアル変換するパラレル−シリア
ル変換回路6と、パラレル−シリアル変換回路6により
パラレル−シリアル変換されたトレースデータc5をシ
リアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換回路
2と、シリアル−パラレル変換されたデータをトレース
するトレーサー1と、CPUa7とCPUb8が使用す
る共通バス10を調停するバス調停回路9から構成され
る。
ステムのインサーキットエミュレータは、トレースデー
タa3を出力するCPUa7と、トレースデータb4を
出力するCPUb8と、トレースデータa3とトレース
データb4の中から必要なトレースデータのみを選択で
きるトレースデータ選択回路11と、選択したトレース
データをパラレル−シリアル変換するパラレル−シリア
ル変換回路6と、パラレル−シリアル変換回路6により
パラレル−シリアル変換されたトレースデータc5をシ
リアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換回路
2と、シリアル−パラレル変換されたデータをトレース
するトレーサー1と、CPUa7とCPUb8が使用す
る共通バス10を調停するバス調停回路9から構成され
る。
【0019】以上のように構成された本実施の形態2の
マルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレー
タの動作について、前記実施の形態1のマルチプロセッ
サシステムのインサーキットエミュレータとの相違点の
み説明する。
マルチプロセッサシステムのインサーキットエミュレー
タの動作について、前記実施の形態1のマルチプロセッ
サシステムのインサーキットエミュレータとの相違点の
み説明する。
【0020】本実施の形態のマルチプロセッサシステム
のインサーキットエミュレータはトレースデータ選択回
路11を備えており、トレースデータa3とトレースデ
ータb4の中から、必要となるトレース信号のみをレジ
スタの設定によりプログラマブルに選択することができ
る。
のインサーキットエミュレータはトレースデータ選択回
路11を備えており、トレースデータa3とトレースデ
ータb4の中から、必要となるトレース信号のみをレジ
スタの設定によりプログラマブルに選択することができ
る。
【0021】以下トレースデータのパラレル−シリアル
変換およびシリアル−パラレル変換のタイミングチャー
トについて図面を参照しながら説明する。
変換およびシリアル−パラレル変換のタイミングチャー
トについて図面を参照しながら説明する。
【0022】図3は、本実施の形態におけるマルチプロ
セッサシステムのインサーキットエミュレータにおい
て、各々のCPU(CPUa,CPUb,CPUc)か
ら出力されるトレースデータのパラレル−シリアル変換
およびシリアル−パラレル変換のタイミングチャートを
示す図である。
セッサシステムのインサーキットエミュレータにおい
て、各々のCPU(CPUa,CPUb,CPUc)か
ら出力されるトレースデータのパラレル−シリアル変換
およびシリアル−パラレル変換のタイミングチャートを
示す図である。
【0023】図3において、(1)はCPUaから出力
されるトレースデータA、(2)はCPUbから出力さ
れるトレースデータB、(3)はCPUcから出力され
るトレースデータC、(4)はCPUの基準クロック、
(5)はCPUの基準クロックの6倍の周波数のクロッ
ク(基準クロックの周波数×CPUの数×2)、(6)
はパラレル−シリアル変換回路6によりパラレル−シリ
アル変換したトレースデータ、(7)はクロック(5)
より形成される制御信号a、(8)はクロック(5)よ
り形成される制御信号b、(9)はクロック(5)より
形成される制御信号c、(10)はパラレル−シリアル
変換されたトレースデータ(6)をシリアル−パラレル
変換回路2によりシリアル−パラレル変換したトレース
データ、(11)はトレースデータ(10)をCPUの
基準クロック(4)に同期させたデータである。
されるトレースデータA、(2)はCPUbから出力さ
れるトレースデータB、(3)はCPUcから出力され
るトレースデータC、(4)はCPUの基準クロック、
(5)はCPUの基準クロックの6倍の周波数のクロッ
ク(基準クロックの周波数×CPUの数×2)、(6)
はパラレル−シリアル変換回路6によりパラレル−シリ
アル変換したトレースデータ、(7)はクロック(5)
より形成される制御信号a、(8)はクロック(5)よ
り形成される制御信号b、(9)はクロック(5)より
形成される制御信号c、(10)はパラレル−シリアル
変換されたトレースデータ(6)をシリアル−パラレル
変換回路2によりシリアル−パラレル変換したトレース
データ、(11)はトレースデータ(10)をCPUの
基準クロック(4)に同期させたデータである。
【0024】CPUa,CPUb,CPUcの基準クロ
ック(4)に同期して出力されるトレースデータ
(1),(2),(3)はクロック(5)の立ち下がり
エッジに同期して、(6)のようにパラレル−シリアル
変換される。このデータがトレース側に転送されると、
各々のトレース信号は制御信号a(7),b(8),c
(9)のクロック立ち上がりエッジに同期して、(1
0)のようにシリアル−パラレル変換される。さらに
(10)のトレースデータはCPUの基準クロック
(4)の立ち下がりエッジに同期してデータ(11)が
形成される。
ック(4)に同期して出力されるトレースデータ
(1),(2),(3)はクロック(5)の立ち下がり
エッジに同期して、(6)のようにパラレル−シリアル
変換される。このデータがトレース側に転送されると、
各々のトレース信号は制御信号a(7),b(8),c
(9)のクロック立ち上がりエッジに同期して、(1
0)のようにシリアル−パラレル変換される。さらに
(10)のトレースデータはCPUの基準クロック
(4)の立ち下がりエッジに同期してデータ(11)が
形成される。
【0025】このように、各々のトレースデータを専用
のバスを用いてトレースするのと同様に、ほぼリアルタ
イムにトレースデータをトレースすることができる。以
上のように本実施の形態によれば、トレーサーとプロセ
ッサ間のトレース信号線は、内蔵されるプロセッサ各々
に対して必要なく、最もトレース信号の多いプロセッサ
のトレース信号の数と同一にすることができる。さらに
必要なトレースデータのみをトレースすることができる
ため、さらにトレーサーとプロセッサ間のトレース信号
線を削減することができる。
のバスを用いてトレースするのと同様に、ほぼリアルタ
イムにトレースデータをトレースすることができる。以
上のように本実施の形態によれば、トレーサーとプロセ
ッサ間のトレース信号線は、内蔵されるプロセッサ各々
に対して必要なく、最もトレース信号の多いプロセッサ
のトレース信号の数と同一にすることができる。さらに
必要なトレースデータのみをトレースすることができる
ため、さらにトレーサーとプロセッサ間のトレース信号
線を削減することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明はマルチプロ
セッサシステムのインサーキットエミュレータにパラレ
ル−シリアル変換回路と、シリアル−パラレル変換回路
を内蔵することにより、トレーサーとプロセッサ間のト
レース信号線の本数を削減することができるため、内蔵
されるプロセッサの数に関係なくトレーサーとプロセッ
サ間のトレース信号線を最もトレース信号の多いプロセ
ッサのトレース信号の数と同一にすることができる。ま
た、必要なトレースデータのみを選択してトレースする
ことが可能であるため、さらにトレーサーとプロセッサ
間のトレース信号線を削減することができる。
セッサシステムのインサーキットエミュレータにパラレ
ル−シリアル変換回路と、シリアル−パラレル変換回路
を内蔵することにより、トレーサーとプロセッサ間のト
レース信号線の本数を削減することができるため、内蔵
されるプロセッサの数に関係なくトレーサーとプロセッ
サ間のトレース信号線を最もトレース信号の多いプロセ
ッサのトレース信号の数と同一にすることができる。ま
た、必要なトレースデータのみを選択してトレースする
ことが可能であるため、さらにトレーサーとプロセッサ
間のトレース信号線を削減することができる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるマルチプロセッ
サシステムのインサーキットエミュレータの構成を示す
ブロック図
サシステムのインサーキットエミュレータの構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2におけるマルチプロセッ
サシステムのインサーキットエミュレータの構成を示す
ブロック図
サシステムのインサーキットエミュレータの構成を示す
ブロック図
【図3】本発明の実施の形態2におけるマルチプロセッ
サシステムのインサーキットエミュレータにおいて、C
PUから出力されるトレースデータのパラレル−シリア
ル変換及びシリアル−パラレル変換のタイミングチャー
ト
サシステムのインサーキットエミュレータにおいて、C
PUから出力されるトレースデータのパラレル−シリア
ル変換及びシリアル−パラレル変換のタイミングチャー
ト
【図4】従来のマルチプロセッサシステムのインサーキ
ットエミュレータの構成を示すブロック図
ットエミュレータの構成を示すブロック図
1 トレーサー 2 シリアル−パラレル変換回路 3 トレースデータa 4 トレースデータb 5 トレースデータc 6 パラレル−シリアル変換回路 7 CPUa 8 CPUb 9 バス調停回路 10 共通バス 11 トレースデータ選択回路
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のプロセッサと、バス調停回路と、
共通バスおよびトレーサーを含むマルチプロセッサシス
テムのインサーキットエミュレータにおいて、各々のプ
ロセッサからの出力もしくは入出力されるモニター信号
をパラレル−シリアル変換するためのパラレル−シリア
ル変換回路と、前記のパラレル−シリアル変換されたデ
ータをシリアル−パラレル変換するためのシリアル−パ
ラレル変換回路を備えることを特徴とするインサーキッ
トエミュレータ。 - 【請求項2】 複数のプロセッサと、バス調停回路と、
共通バスおよびトレーサーを含むマルチプロセッサシス
テムのインサーキットエミュレータにおいて、複数個の
パラレル−シリアル変換回路と、複数個のシリアル−パ
ラレル変換回路を備えることを特徴とする請求項1記載
のインサーキットエミュレータ。 - 【請求項3】 複数のプロセッサと、バス調停回路と、
共通バスおよびトレーサーを含むマルチプロセッサシス
テムのインサーキットエミュレータにおいて、各々のプ
ロセッサから出力されるモニター信号から、必要なトレ
ース信号のみプログラマブルに選択することが可能な選
択回路と、前記選択回路によって選択されたトレースデ
ータをパラレル−シリアル変換するためのパラレル−シ
リアル変換回路と、前記のパラレル−シリアル変換され
たデータをシリアル−パラレル変換するためのシリアル
−パラレル変換回路を備えることを特徴とするインサー
キットエミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019313A JPH11219303A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インサーキットエミュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019313A JPH11219303A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インサーキットエミュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219303A true JPH11219303A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11995934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019313A Pending JPH11219303A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インサーキットエミュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11219303A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003763B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-02-21 | Renesas Technology Corp. | Data processor |
JP2011081834A (ja) * | 2005-10-21 | 2011-04-21 | Renesas Electronics Corp | データ処理装置 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10019313A patent/JPH11219303A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003763B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-02-21 | Renesas Technology Corp. | Data processor |
US7996821B2 (en) | 2000-11-10 | 2011-08-09 | Renesas Electronics Corporation | Data processor |
JP2011081834A (ja) * | 2005-10-21 | 2011-04-21 | Renesas Electronics Corp | データ処理装置 |
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